咲「また夢精しちゃったよ……」(494)

咲「最近は髭剃りも時間が掛かるから、朝は時間無いのに……」アセアセ

咲「よっと」ヌチョ

咲「あぁ……パジャマせっかく洗ったのになぁ……」

咲「……」シャー シャー

咲「痛っ……」

咲(私のひげって太いのかな……? つっかかりが多い気がするよ……)シャー シャー

咲「ふぅ」カタッ

咲「……よし」


父「咲ー」


咲(あ、お父さんが呼んでる)

咲「なにー?」タッタッタッタッタ

父「お姉ちゃんがテレビに出てるぞ」

咲「え? 本当?」

咲「あ、本当だ!」

父「記者会見だな」


   パシャパシャパシャ

   記者「宮永選手には、妹がいらっしゃるという情報があるのですが、そちらの方は……?」

   照「妹はいません」


咲「!」

父「!」


   パシャパシャパシャ

   記者「しかし、目撃情報が……」

   照「いませんってば」


咲「なにが間違って妹がいるなんていう情報が……」

父「咲の見た目が女の子っぽいからじゃないかな? 名前も女の子っぽいし……」

咲「そっか……」

――通学路――

咲「ふんふ~ん」トコトコ

咲「あ!」

咲「原村さーん!」タッタッタッタッタ

和「!」

和「宮永さん」

咲「おはよう~」

和「おはようございます」

咲「一緒に学校行こう」

和「は、はい」

咲(そ、そういえば、昨日も寝る前は原村さんの事考えてたなぁ……)トコトコ

和「……」トコトコ

咲(そういう日の次の日は決まって夢精しちゃう……)チラッ

和「……」チラッ

咲・和「……」カァッ

和「男子は今、体育でなにをやってるんですか?」

咲「今は小体育館で卓球やってるよー。女子は?」

和「大体育館で薙刀をやってますよ」

咲「へぇーすごいね! 原村さん、道着と薙刀似合いそうだね。見に行きたがる男子いっぱいいると思うよ!」

和「宮永さんこそ、前に校庭で女子がソフトボールで男子がサッカーをやってた時は、女子のみんなの視線を釘づけにしてましたよ」

咲「中性的な顔が最近の流行りだってだけだよそれは~。一次的なものだよ」

和「そ、そうですか? 私はすごく素敵だとゴニョゴニョゴニョ」

咲「それに引き換え、和ちゃんはすごく普遍性のある美人だよね!」

和「……!」ドキッ

野獣先輩宮永照説
・私に妹はいない→ホモは嘘つき
・ほらほらほらほら→得意の連続ホーラ
・王者の風格
・なー、今日練習きつかったねー→王者白糸台の練習は過酷
・個↑個↓→個人戦2連覇
・照魔鏡→浣腸時後ろにある鏡
・これもうわかんねえな→ドラが来なくて困惑してる
・枕がでかい

咲は野獣先輩の弟だった・・・?

咲「あ、京ちゃん、おはよう」

和「おはようございます」

京太郎「おぉ、今日も二人で登校かい! これ見て、がっかりする男子も女子もいっぱいいるんだからな~」

咲「ちょ、ちょっと京ちゃん、なに言ってるの!」カァッ

和「そ、そうですよ! たまたま通学路が同じで……」カァッ

京太郎「なんか腹立つから、今日の体育の卓球で咲の所ぼっこぼこにしてやるからな!」

咲「おぉ、良いよ~? こっちだって、結構強いからねー!」

京太郎「負けた方は昼にパン一つ奢りな!」

咲「受けて立つよ!」

和「全く……男の子って馬鹿ですね」

ヤバイ なんかすごく良い

咲「さぁ!」パコン

京太郎「おりゃあ!」パコン

咲「さぁ!」パコン

咲「あっ……(球が……浮いちゃった……)」

京太郎「よーし……」

京太郎「スマッシュ!」パコン!

咲「きゃっ! (バウンドして……顔に……!)」

咲「!」ペチッ

京太郎「よっしゃあ!」

咲「痛いよ~!」

京太郎「ふふふ。得点出来た上に、その綺麗なお顔に当てる事も出来るなんてな!」

咲「この~!」プンスカ


周りの男子「あいつら仲良いよな~」

周りの男子「中学からの親友らしいからな」

京太郎「おりゃあ!」パコン (意味深)

教師「礼!」

男子達「ありがとうございましたー」



京太郎「よし、行こうぜ!」

咲「仕方ないな~」

京太郎「とか言って、咲も見たいんだろ?」

咲「そ、そ、そんな事無いよ~」

京太郎「嘘つけ~」

咲「ほ、本当だよ~!」

京太郎「まぁ良いや。とりあえず、急いで着替えるぞ」ダッツ

咲「う、うん!」ダッ

ハギ京以外でも咲でBLカップリングがあったんだね!
きゅふふふふふ!


・・・・あれ?

――更衣室――

京太郎「よし」

咲「着替え完了!」

京太郎「まだ時間的に間に合うはずだ」ワクワク

咲「うん」

京太郎「よし、行くぞ~!」ダッ

咲「な、なにあからさまにワクワクしてるの~?」ダッ

京太郎「とか言って、咲も顔がにやついてるぞ~?」タッタッタッタッタ

咲「え? え? 嘘?」アセアセ

京太郎「適当に言ったけど、図星だったみたいだな~!」タッタッタッタッタ

咲「そ、そんな事ないよ~!」タッタッタッタッタ


――大体育館入り口――

そーーー

京太郎「まだいるだろ?」

咲「うん、いるね」

咲「あ、いた! 原村さん!」

京太郎「え? どこどこ?」

咲「あの一番端だよ!」

京太郎「おぉ!」

京太郎「や、やっぱり……道着姿……か……可愛い……」ポケーッ

咲「……」ジーッ

京太郎「おいおい、なんだかんだ咲もガン見してんじゃん!」

咲「ち、違うよ! 薙刀なんか見るの初めてだからゴニョゴニョゴニョ」

京太郎「本当か~?」

咲「本当だよ!」

京太郎「それにしても、和の道着姿可愛過ぎるだろ……見てるだけでご飯3杯いけるわ……」ポケーッ

咲(いや、5杯はいけるよ……)ポケーッ

咲「胸にかけて、胸に!!」

咲(可愛いなぁ~……)ポケーッ

京太郎(可愛いなぁ~……)ポケーッ


「われ、こんな所でなにしてるんじゃ!」


咲・京太郎「「!」」

まこ「全く……」

咲・京太郎「「ま、まこさん!」」

まこ「女子の体育覗くなんて……」

咲・京太郎「「あっ……」」アセアセ


まこ「わしも呼ばんかい!」


咲・京太郎「「」」

まこ「どれどれ? お? あれ和じゃな! 可愛えぇの~!」

わかめは男になることによって救われた

咲「そんな事言ってると彼女さんに怒られちゃいますよ!」

京太郎「そうですよ! 部長、絶対怒ると恐いでしょう~!」

まこ「あいつはそんなやわな女じゃないけぇ。こうやって他の女子見てるくらいなら……」ジーッ

まこ「あ! やば!」サッ

咲・京太郎「「?」」

まこ「ばれたけぇ、逃げるわ」ダッ

咲・京太郎「「えぇ!?」」

咲・京太郎「「……」」クルッ

咲・京太郎「「あ!」」


和「……」ジトーッ


咲・京太郎「「……」」アセアセ

和「こんな所でなにやってるんですか?」ジトーッ

咲「あ、いや、その……女子が薙刀やってるって事を話したら、京ちゃんが見に行きたいって……」アセアセ

京太郎「お、俺かよ? 絶対、咲も、その気でわざわざ俺にその情報を言ったんだろ?」アセアセ

咲「ち、違うよ! なんの気もなしに、ただ言っただけだよ!」アセアセ

京太郎「嘘つけ~! むしろ、俺はあえてノッてやったんだぞ~?」アセアセ

和「……」薙刀シャキン

咲・京太郎「ひぃ~!」

和「これから女の子がみんなこの入り口から出ます。邪魔なので、消えて下さい」ツン

咲・京太郎「……は、はい……」

和「早く!」薙刀シャキン!

咲・京太郎「ひぇ~!!」バタバタバタバタ

和「……全く。どこの学園コメディーですか」

ホントにどこの学園コメディだよ

京太郎「でも、間近で和の道着姿見れるなんて……」タッタッタッタ

咲(可愛かったなぁ……)タッタッタッタッタ

京太郎「もうあれだけでご飯5杯はいけるわ」タッタッタッタッタ

咲(10杯はいけるよ……)タッタッタッタッタ


――購買――

京太郎「ふぅ」スタッ

咲「ふぅ」スタッ

京太郎「よし。咲、頼んだぞ」

咲「あれ、本当だったの~……?」

京太郎「当たり前だろ? 今の時間なら選び放題だしな!」

咲「もう、仕方ないな~……」ムスーッ

京太郎「えぇーっと……じゃあ、このカツサンドで!」

咲(250円……きついよぉ……)

――教室――

京太郎「いや~人の金で買ったパンってなんでこんなに美味いんだろうな~」パクパク

咲「……」ムスーッ

京太郎「いや~それにしても、相変わらず可愛いなぁ~」スマフォ ポチポチ

咲「? なに見てるの?」

京太郎「風越の福路さんの写真だよ! 風越の知り合いに送ってもらってね~」デレデレ

咲「今さっきまで原村さんにデレデレしてたくせに……軽い男だね~……」ジトーッ

京太郎「あっちはあっち、こっちはこっちさ」

咲「ふぅん (原村さんからすぐ気がそれてくれるのは良いけど……)」

京太郎「いや~この綺麗な形のおっぱい揉みた…」
咲「やめて」

京太郎「全く咲は潔癖だな~……」

咲「同性同士だからってそういう話するのは嫌なの」

――授業中――


京太郎「ぐがーぐがー」zzZ

教師「……」

咲「京ちゃん、京ちゃん、起きなよ」コソコソ

京太郎「ぐがーぐがー」zzZ

教師「おい、須賀!」

咲(あちゃー……)

京太郎「!」パチッ

京太郎「は、はい! (やばい……マジ寝してた……)」

教師「この問題を解いてみろ!」

京太郎「えっ……」アセアセ

京太郎(そ、わかんないってそんな……)アセアセ

京太郎「さ、咲、ノート見せてくれ……」コソコソ

咲「……」フンッ

京太郎「さ、咲ってば」アセアセ

咲「私、何度も起こしたもんね」ツン

京太郎「……」

教師「おい須賀!」

京太郎(くっ……)

京太郎「(仕方ない……適当に……)X=5/√2です!」

教師「せ、正解だ……」

京太郎「! (マジかよ……!)」

咲(麻雀はダメダメなくせに、授業中の運だけは良いんだよね)チッ

――放課後――


京太郎「んでさ、和の道着姿見ちゃったわけだよ~。しかもすげぇ近くで!」

男1「良いなぁー! 写真撮ってこいよ~!」

京太郎「それはさすがに無理だろ~」

男2「お前は部活でも毎日会えるわけだろ? 羨まし過ぎだろ~」

京太郎「へへ」

男1「宮永もだよ! しかも、一緒に登下校したりしてるらしいじゃん!」

咲「ま、まぁね。えへへ」

男2「はいはい、美男美女カップル美男美女カップル」

咲「そ、そういうんじゃないってば!」

京太郎「でも明らかに鼻の下伸ばして道着姿の和を見てたぞこいつ~」

咲「そ、そんな事ないってば!」カァッ

男1「そんな可愛い顔して、家に帰ったらおかずにしてんだろ~?」

咲「やめてって!」

男2「で、でた~w男のくせにやたら下ネタに潔癖奴~www」

咲「もう……」ムスッ

男1「お前らはそこでくっついてりゃあ良いってのにさ!」

男2「そうそう。ホモホモしてれば良いじゃん!」

京太郎「バーカ! 仮にホモでこいつは選ばねぇよ!」

咲「なっ……こ、こっちの台詞だよ!」プイッ

男1「痴話喧嘩~!」

男2「きゃはははははは」

京太郎「じゃあそろそろ部活行くか」スッ

咲「う、うん」スッ

男1「お、じゃあどうにか隙を見て、和ちゃんの生写真頼むぜ~」

男2「まこっさんにも頼んでるんだけど、同じ部活内に彼女がいるからさすがに無理じゃ! って言われちってね~」

京太郎「まぁ俺も頑張りたいんだけど……」

咲「……」ギロッ

京太郎「こいつがなー……」

男1「ったく、宮永はどっちに嫉妬してんだか!」ケラケラ

男2「わかったもんじゃねぇな!」ケラケラ

咲「嫉妬とかじゃなくて、盗撮はダメだからだよ!」

咲「……」トコトコ

京太郎「……」トコトコ

咲「……」ムスッ

京太郎「……」

咲「……」

京太郎「あのさ」

咲「な、なに」ツン

京太郎「いや、仮にホモでも選ばないって言ったけど、それは別に怒る事じゃねぇだろ……?」

咲「……」

京太郎「もちろん、友達としてなら、お前以上はいないっていうかその……」

咲「……」ドキッ

京太郎「な? 別にお前自体を否定したわけじゃないぞ?」

咲「そ、それなら良いけど」

やっぱりホモじゃないか(歓喜)

>>114
いいゾー コレ

クロちゃ「やめるのれす!ぼくらり!(^q^)」

>>121
やーめーろー

ガチャッ

咲・京太郎「「こんにちわ~」」


まこ「すまん、本当にすまん!」土下座

久「……」ムスッ


咲・京太郎「「……!」」


まこ「そうじゃ、あいつらじゃ! あいつらがなんか覗いてたから、注意したんじゃ!」

久「生徒会の後輩から聞いた話とは違うわね?」

まこ「ほ、ほんまじゃって!」


咲・京太郎「「……」」スッ


キー バタン


咲「ちょっと時間空けてからまた来た方が良さそうだね」

京太郎「そうだな……」

和「あっ……」トコトコ

優希「あ、咲ちゃん、京太郎!」トコトコ

京太郎「おぉ、和と優希」

和「……」プイッ

京太郎(まだちょっと怒ってる……可愛いなぁ……)

咲(顔赤らめちゃって……可愛いー……)

優希「ドアの前でなにしてるんだじぇ~?」

京太郎「今ちょっと、部室の中で部長とまこさんがカップル喧嘩しててな」

咲「だから、時間空けてからまた来た方が良いかなって」

優希「またまこさん、女の子絡みの事で部長怒らせたのかじょ~?」

和(ま、まさか……)

咲「とりあえず4人で、お外でも行こっか」

京太郎「そうだな」

咲「お外に来たけど……」

京太郎「どうするかー……」

和「とりあえず、ベンチにでも座って時間潰してましょうか」

優希「眠いからちょっと寝たいじぇ~」

咲「じゃあ、とりあえずベンチがある所に……」トコトコ

咲「二人掛けのベンチが二つあるね (は、原村さんと座りたい……)」

京太郎「ど、どうするかー(和と座りたい、和と座りたい)」

和(下心のある男の子とは、こんな密着するベンチに座りたくないですね)

優希「眠いから……さっさとグッショで組み合わせ決めるじょ~!」

咲・京太郎・和「「!」」

咲(そ、そんな、運に委ねるなんて……)

京太郎(でも、それ以外に無いっちゃないけど……)

和(……仕方ありませんね)

優希「じゃあいくじょ~!」スッ

咲・京太郎・和「「……」」スッ


優希「グーッショ!」

>>140 以下から

①咲京 和優
②咲和 京優
③咲優 京和

1

ちょっと~~ ホモ多すぎんよ~~

咲「……」

京太郎「……」


和(少し宮永さんと一緒に座ってみたかった気がしないではないですが……とりあえず、優希で良かったです)

優希「わ~い! のどちゃん、一緒に座るじぇ~!」

和「はい」スッ


咲「じゃ、じゃあ、座ろっか(こ、これじゃ……)」スッ

京太郎「あ、あぁ(教室にいる時と変わらないじゃないか……)」スッ


優希「ちょっと眠いから寝ても良いじぇ~?」

和「えぇ。良いですよ」


咲(それにしても……)ドキドキ

京太郎(近いな……)ドキドキ


優希「わ~い! のどちゃんのふかふかおっぱいで寝るじぇ~!」ムニュッ

和「ちょ、ちょっと優希」

このタコスは女?

>>144はい

優希「こんなふかふか枕は初めてだじぇ~!」ムニュムニュ

和「全く……」


咲(ゆ、優希ちゃん……)ジーッ

京太郎(う、羨まし過ぎだろ……)ジーッ


優希「でも本当、昨日の夜寝るの遅かったから、眠くて仕方無いんだじぇ~……」クシクシ

和「眠っても大丈夫ですってば」ポンポン

優希「うーん……和お母さん最高だじぇ~……」ムニュムニュ

和「……」ナデナデ


咲(あ、あそこは楽園だろうなー……)ポケーッ

京太郎(ゆゆゆゆ優希め……)ポケーッ

咲(それに引き換え……)チラッ

京太郎(こっちは……)チラッ

咲・京太郎「「はぁー……」」ガクッ

ごめん眠過ぎてもう……

優希「んー……」スースー

和「……」ナデナデ


咲「……」

京太郎「……」

咲「あ、あのさ」

京太郎「ん?」

咲「な、なんか不思議だよね」

京太郎「なにがだよ?」

咲「女の子同士ってああやってくっついてても、そんなにおかしくないじゃん?」

京太郎「そうだな」

咲「でも男の子同士だと、おかしいよね?」

京太郎「まぁ、そうだな」

咲「な、なんなんだろうね、この違いって」

京太郎「……さぁな」

おかしくないよ

優希「……」スースー

和「……」ギュッ

優希「んっ……」スースー

和「……」ナデナデ


咲「な、なんかさ」

京太郎「うん?」

咲「不思議っていうかさ」

京太郎「うん?」

咲「納得……出来ないよね」

京太郎「納得できない?」

咲「うん。突き止めたいっていうかさ」

京太郎「突き止めたい?」

咲「うん。なにが違うんだろう、どこが違うんだろうって」

京太郎「でも……突き止めるって言ったって……一体どうやって……」

咲「そんなの……」スッ

京太郎「……?」


咲「実際に……」ギュッ

京太郎「!」


咲「やってみるしかないよ」ギューッ

京太郎「……!」

京太郎「さ、咲……!?」

咲「……」ギューッ

京太郎(こ……これは……)ドキドキ

咲「……」ギューッ

京太郎(い、一体……どうすれば……)ドキドキドキドキ


和「……!?」

和(あ、あの二人……なんであんなにくっついて……)

優希「んー……」スースー

和(ま、まぁ……こっちも人の事言えませんが……)ギュッ

優希「のどちゃん……遊ぼー……ムニャムニャ」スースー

和(ふふ。一体なんの夢を見てるんでしょうか)ナデナデ

コナクテヨカッタワー

京太郎「さ、咲ってば……」アセアセ

咲「……」ギューッ

京太郎「お、おい!」

咲「……」パッ

京太郎「!?」


咲「なーんてね」


京太郎「は、はぁ?」

咲「びっくりした? 冗談だよー」

京太郎「な、なんなんだよ……」

咲「でも実際にやってみて、なんとなくわかったよ」

京太郎「わかった?」

咲「やっぱり男の子と女の子は違うんだよ。……上手く言い表せないけどね」

京太郎「それって結局わかってないって言うんだよ……」


咲「あはは。それもそうだね!」ニコッ


京太郎「……!」


咲「?」

京太郎「……」

京太郎「……」

咲「どうしたの? 京ちゃん」

京太郎(さ、咲って……)

京太郎(もちろん……顔が綺麗なのは知ってたけど……)

咲「京ちゃん~?」

京太郎(近くでしっかり見ると……)

咲「京ちゃん!」

咲(そ……そこらの女の子より……よっぽど可愛いじゃねぇか……)

咲「京ちゃんってば!」

京太郎「……」

咲「……?」


京太郎「……」ギュッ

咲「!」

あぁ眠くて名前間違えてるごめん

カンちゃん「BLに走る京ちゃんが見れるなら・・・身をささげてもいいかな」

美少年と化した咲くんと京ちゃんの絡みいいゾ~コレ

和「……」ナデナデ

優希「のどちゃんは麻雀も強いんだじぇ~……ムニャムニャ」スースー

和(ふふ。夢の中で、一体誰に説明してるんでしょうか)ナデナデ

優希「可愛いし……ムニャムニャ」スースー

和「……」カァッ

優希「私の……自慢の友達だじぇ~……ムニャムニャ」スースー

和(優希……)

和「……」ギュッ

優希「んっ……」スースー

和「……」ジーッ

和(優希こそ、近くで見るとこんなに可愛いじゃないですか)ナデナデ

優希「のどちゃん……大好きだじぇ~……ムニャムニャ」スースー

和「……」ギューッ

咲くんと京ちゃんの絡みもいいんですけど咲くんと和の絡みもやってくれるんでしょうね?(威圧)

咲「きょ、京ちゃん……?」アセアセ

京太郎「……」ギューッ

咲「きょ、京ちゃんってば!」アセアセ

京太郎「! (はっ……いかんいかん……!)」パッ

咲「い、いきなりどうしたの~!?」アセアセ

京太郎「し、仕返しに決まってんだろ? (あ、あまりにも顔が可愛くてつい……)」

咲「仕返し?」

京太郎「そうだよ。咲はさっき、こういう事をしてきたんだぞー? (理性がふっとんだぜ……)」

咲「ま、まぁ……そう言われてみればそうだけど……」モジモジ

京太郎「やられた事はやり返した! これでおあいこだな!」

咲「う、うん……」

優希「……あ」パチッ

和「!」

優希「えへへ。本当にガチ寝してたじぇ~……」テレテレ

和「よく寝てましたよ」ナデナデ

優希「のどちゃんベッドが快適過ぎるんだじぇ~……」ムニュムニュ

和「寝言もたくさん言ってましたが、一体どんな夢を見てたんですか?」ナデナデ

優希「ん~……よく覚えてないけど、中学の頃の夢を見てたじぇ~。のどちゃんと出会った頃の……」ムニュムニュ

和「そうですか」ナデナデ

優希「すっごく懐かしかったじぇ~」ムニュムニュ

和「……」


和「優希」ギュッ


優希「……!」

和「ずっと一緒ですよ」ギューッ

優希「あ、当たり前だじぇ~……!」カァッ

限界だじぇ~・・・

そうだった髭生えてるんだった

すいません起きました

咲「あ、あのね」

京太郎「ん?」

咲「も、もう一つわかった事があったんだけどね」

京太郎「……もう一つ?」

咲「うん」

京太郎「な、なんだよ?」

咲「……やっぱり、男の子と女の子は、違うんだね」

京太郎「? さっきと同じじゃんか」

咲「さっきのとは違う意味でさ」

京太郎「違う?」

咲「京ちゃんに抱きついてみて、それでその後に京ちゃんに抱きつかれて、わかったんだけどさ」

京太郎「な、なんだよ?」

咲「やっぱり京ちゃんの言う通りだったよ」

京太郎「お、俺の言う通り?」

だ、大丈夫です

優希「のどちゃ~ん」ムニュムニュ

和「……」ナデナデ

優希「なんか夢の中でも言った気がするけど……」ムニュムニュ

和「なんですか?」ナデナデ

優希「やっぱ、のどちゃんは私の一番の友だちだじぇ~」ムニュムニュ

和「(ふふ。寝言では“自慢”と言ってましたが)ありがとう。私も優希が、一番のお友達ですよ」ナデナデ

優希「わ~い」ムニュムニュ

和(そう、一番の)ナデナデ

優希「このふかふかベッドは誰にも渡さないじぇ~!」ムニュムニュ

和(一番の、お友達ですね)ナデナデ

咲「京ちゃんは、私の一番の友だちだよ」

京太郎「!」

咲「それはやっぱり、京ちゃんの言う通りで」

京太郎「……」ドキドキ

咲「それは絶対の絶対の確定事項で」

京太郎「……」ドキドキ

咲「それはね、踏まえた上でね、」

京太郎「あ、あぁ」

咲「やっぱりね」

京太郎「やっぱり?」


咲「やっぱり男の子が恋愛をするのは、女の子なんだよね」


京太郎「!」

京太郎「ふっ」

京太郎「ふふふふふ」

京太郎「はっはっはっはっはっはっは」

咲「……? きょ、京ちゃん?」

京太郎「なに当たり前の事言ってんだよ?」

咲「!」

京太郎「気持悪いな全く……」

咲「ご、ごめん」

京太郎「なんで俺に抱きついてそれに気が付くんだよ」

咲「そ、そうだよね……」

京太郎「抱きついてみて、やっぱり違う! ってか? そりゃあ違うだろ!」

咲「そ、そりゃあ違うよね。あはは」

京太郎「なんて馬鹿なやり取りだよ、全く……」

咲「そ、そうだね。私達、馬鹿だねぇ。あはは」

京太郎「……ふぅ」

咲「……ふぅ」

京太郎「……」チラッ

咲「……?」

京太郎「それで……」

咲「そ、それで?」

京太郎「……なにと違ったんだよ?」

咲「……え?」

京太郎「違うって事は、正解側があるって事だろ?」

咲「えっ……」

京太郎「なにと比べて、違ったんだよ」

咲「……」

京太郎「その正解側、つまり咲が本当に……」

咲「!」

京太郎「好きなのは……」


咲「わ、わ、私が本当に好きなのは……」

京太郎「いや、言わなくても良いよ」


咲「えっ……」

京太郎「わかってるから」

咲「わ、わかってる?」

京太郎「俺だって、全く同じ事を思ってた所だ」

和(この一番の友達に……)

優希「……な、なんか向こうの二人、仲良さそうだじぇ~……」ジトーッ

和(前々からずっと相談を受けていたというのに、なんのサポートらしいサポートもしてこられませんでしたが)

優希「京太郎と咲ちゃんは男の子同士なんだから、焼き餅焼くのはおかしいけど~……」ムスッ

和(これからは、この子の恋の道、しっかりサポートしてあげなくてはいけませんね)

優希「なんか悔しいじぇ~……」ムスムスッ

和「じゃあ……」パッ

優希「じゃあ……?」


和「奪い取って来たらどうですか?」ニコッ


優希「! のどちゃん隊長の出撃許可が降りたじぇ~!」ダッ

咲「同じって……じゃあまさか……」アセアセ

京太郎「ん?」

咲「京ちゃん、わ、私のこ、恋敵に……」アセアセアセアセ

京太郎「お、同じってそこまで同じじゃないよ。……男が恋するのは、やっぱ女なんだって所までだよ」

咲「あ、そういう事か……。」

京太郎「確かに和は可愛いけど、俺はいわば、ただのファンだ。誰かさんの邪魔をする気は全くないよ」

咲「そ、そっか。……じゃ、じゃあ……(前々からなんとなく気づいてたけど……)」

京太郎「だから」

咲「まさか……(やっぱり京ちゃん……)」

京太郎「あぁ。俺はやっぱり……」


優希「京太郎~!」ピョーン


咲・京太郎「「!」」

優希「眠いからおんぶするじぇ!」ダキッ

京太郎「おいおい……寝てたんじゃないのか?」

咲「……」

優希「のどちゃんにそんなに迷惑掛けられないじぇ。だから、今度は京太郎の背中ベッドで寝るじぇ!」

京太郎「……ったく。仕方ないな。よっ……と」ヒョイ

優希「ふぅ~……やっぱりここも落ち着くじぇ~……」ギューッ

京太郎「じゃあちょっとこのまま二人で散歩でも行くか!」

咲「!」

優希「お! 良いじぇ~! 京太郎号出発だじぇ~!」

京太郎「……」チラッ

咲「……!」

京太郎「じゃあ、しばらく行って来るな」ニヤッ

咲「う、うん」

ありゃノンケ路線じゃない方が良かったか……

咲「…………」

和「…………」

咲(ど、どうしよう……いきなり残されちゃって……)アセアセ

和(全く……優希ったら……)アセアセ

咲(で、でも……せっかくのチャンス……!)

咲「ふぅ」

咲(……よし)

咲「……」クルッ

咲「は、原村さん……!」

和「!」

和「は、はい。な、なんでしょうか……?」

咲「あのさ」

和「……」

咲「私も、そっちのベンチに座って良い?」

和「!」

和「……」

咲「あの、嫌ならその……良いんだけど……」

和「……」

和「い、良いですよ」

咲「!」

和「だいたい、私達が一人ずつ別々のベンチを占領してるせいで、少なからず座れない人が出るわけですから、こ、このままじゃ迷惑です」

咲「そ、そっか」

和「はい」

咲「じゃ、じゃあ……」

和「は、早く、来るなら来て下さい」カァッ

咲「!」

咲「う、うん、じゃあ行くね」スッ

咲「……」

和「……」

咲(す、すっごく近い……は、恥ずかしくて話せないよ……)テレテレ

和(か、顔が動かせません……)テレテレ

咲「……」

和「……」

咲(でも、これだけ近くにいてずっと無言はおかしいよね……)

和(な、なにかお話しなくては……)

咲・和「「……」」ゴクッ


咲・和「「あ、あの」」


咲・和「「!」」


咲・和「「……」」カァッ

和「み、宮永さんからどうぞ」

咲「い、いやいや、原村さんから良いよ」

和「そ、そうですか。では……」

咲「……」

和「さ、さっき、やたら京太郎君との距離が近かったようですが、なにをしてたんですか……?」

咲「!」

和「ふ、普通の距離感ではなかったように見えたのですが……」

咲「た、ただのじゃれあいだよ! 友達同士でする、ただのじゃれ合いだよ!」

和「そ、そうですか」

咲「っていうか……は、原村さん達こそ!」

和「!」

咲「す、すごくくっついていたような……」

和「た、ただのじゃれ合いですよ! お友達同士でする、ただのじゃれ合いですよ!」

咲「そ、そっか」

和「あ、当たり前じゃないですか。他に、なにがあるっていうんです?」

咲「そ、そうだよね」

和「まぁ、私も同じような内容の質問をしてしまったんですけど……」

咲「あ、当たり前だよね。いくら距離が近くったって、同性同士なら、ただのじゃれ合い以外のはずがないよね……!」

和「はい。当たり前です」


咲・和「「……」」


咲「お、男の子が恋するのは……」

和「お、女の子が恋するのは……」


咲「お、女の子だもんね」
和「お、男の子ですから」


咲・和「「……」」チラッ


咲・和「「……」」カァッ

ゲイ+レズがホモなの?

>>291
ホモはホモセクシャルで
homoは「同一の」とかの意味で
ホモセクシャルは「同性愛」を指すが、主に男性なんだな

違いは知らん

おとさせねーよwwwwwwwwwww

     ∧:_:_:!>''"! l !_ . ハ_」_i:.|ハ: : : : : |. :{´i ̄:.「~¨`ヽ: : : :.}: : :.:`ヽ| 
     /        .!. : : :!; <{: | i:.| |: : : : : |: : 八: : | |: : ハ: : : ': : : : : :.:| 
.    /     { . :´: :! xく:|ヽ! iヘ:「ヽ! 八: : : :.:|ヽ:「 \| |:.:/ |: :./ : : :': : : .| 
   /  ,  .∧ : : : i: :|ヽ| ,」⊥jL ヽ  \: :.|ヽァテ¬=ミ、 |ハ'. : :./. : : : | 
  ,'. :イイ: : : :. : : {ヽ|,.ァ7'"⌒ヽ`ヽ   ヽ|  ん'.:::::::ハ`Y /: : :/ : : : : :| 
  ,''´ | |: : : ∧: :Y 〃 ん'.::::::::ハ         { {::::::::::::i:} }}': :/ヘ: : : : : :.|
    { |: : : : : \! {{ { {:::::::::::i::}         Vヽ.__,ノリ ノ/|/  } : : :.∧|
       |: : : : : : ! \ .Vゝ--' ノ        ゝ--- '     /. : :./ ノ 
       |: : /{: :八 个 > '~´     ,        :.:.:::::   ;  /.: : :/ 
       |: / ヽ: :.:iヽハ   ::.:.::               /_,ノィ: :/ 
       |/ i\ \| ゝ:  _,..、、,、,.、、,..,          /: :./ ノ:/
       i‐- `.',:'''´:゙:.:゙´:: :.,: ,: ,.:. . ,.、丶       .イイ/  /
        ̄  ̄ ゙'‐..: ;..;;.;_ ::. :.,':.、.: .:, 、'ノ     .イ:./ ノ′
               {/  ヽ{≧ト .. __     ´ |/
                   ヽi           |_
                      ,|          ノ.::\
                       /.:|         /.:::::::::::\

            ,,, -='':::::::::::::::::::::::::::::::``:- .、
           ,;彡::::::::::::::::::::::::::::::ミ;:::::::::::::::::::::::::゙:: .、
        /::::::::::::::::::::::::::_;;;,z:''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙:: ,
       /:::::::::::::::::::::;:: ''"/::::::::/:::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     //   :::::;/  / /l::::::: l:::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::゙,

    / /:::::::::::::;/    ″l:ハ::::::|:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
.   /  ,:::::::::::; '/"゙ヽ      ゙   \i     l ::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
  /  j::::::::;イ/,;=、ヽ     -─‐-、゙::::..  |     ::::::::::::::::::::i
  l   l::::::/:i'l /):::}!       ー___  ゙i::::::: l::::::::::::..   :::::::::::::l
     i::::/::::! {:::。/    ,ィチ" ̄ミ、. l::::::!:::::::::::::::i:::::::...   ″    
     l::/:::::! ゙-"        ;_):::::::::゙ハ l:::/:::::::::::::::l:::::::::::::::::../
     | !::::; "' ,       {:::::::c;/ノ }/:::::::::::::::/::::::::::::::::::/
.    ヽ`Y             ` ‐ " /:::::::::::::::::/::::::::::::::::::/
.      {   、_     "" , .::'::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/
.       ‘、    ` ー   /:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/
.          \       /,l:::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::::::/
.          ヽ     !; {::::::/:::::::::::::::::/:::::::::::::::::Y
           iー―┐¬、!::|::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::l
            /i:::::::::::|   ゙、|:::::::::::::::::l|::::::::::::::::::::{
          /' }:::::::::::l     |:::::::::::::::::|ヘ:::::::::::::::::::ヽ
       /'   /::i:::::::::|   /::::::::::::::::::l.:.ハ:::::::::::::::::::::}
      /,´  /:::/:::/j   /:::::::::::::::::从.:.:.:ゝ、:::::::::::::リ
      '、 /::::// ,ノ_/:::;;;;;;;;;;;;;;ノノ;;;ヽ.:.:..:.ヽ:::::::/
       /.:.//>─" ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}/

>>320
やっつけ

     ∧:_:_:!>''"! l !_ . ハ_」_i:.|ハ: : : : : |. :{´i ̄:.「~¨`ヽ: : : :.}: : :.:`ヽ| 
     /        .!. : : :!; <{: | i:.| |: : : : : |: : 八: : | |: : ハ: : : ': : : : : :.:| 
.    /     { . :´: :! xく:|ヽ! iヘ:「ヽ! 八: : : :.:|ヽ:「 \| |:.:/ |: :./ : : :': : : .| 
   /  ,  .∧ : : : i: :|ヽ| ,」⊥jL ヽ  \: :.|ヽァテ¬=ミ、 |ハ'. : :./. : : : | 
  ,'. :イイ: : : :. : : {ヽ|,.ァ7'"⌒ヽ`ヽ   ヽ|  ん'.:::::::ハ`Y /: : :/ : : : : :| 
  ,''´ | |: : : ∧: :Y 〃 ん'.::::::::ハ         { {::::::::::::i:} }}': :/ヘ: : : : : :.|
    { |: : : : : \! {{ { {:::::::::::i::}         Vヽ.__,ノリ ノ/|/  } : : :.∧|
       |: : : : : : ! \ .Vゝ--' ノ        ゝ--- '     /. : :./ ノ 
       |: : /{: :八 个 > '~´     ,        :.:.:::::   ;  /.: : :/ 
       |: / ヽ: :.:iヽハ   ::.:.::               /_,ノィ: :/ 
       |/ i\ \| ゝ:・・・・・・・・・・・・・.,・・・・・・・・・・・・・・・・・/: :./ ノ:/
       i‐- `.',:'''´:゙:.:゙´:: :.,: ,: ,.:. . ,.、丶・・・・・・ ・・・  .イイ/  /
        ̄  ̄ ゙'‐..: ;..;;.;_ ::. :.,':.、.: .:, 、'ノ・・・・・・・.イ:./ ノ′

               {/  ヽ{≧ト・・.. ・_・・・・・・・´ |/
                   ヽi           |_
                      ,|          ノ.::\
                       /.:|         /.:::::::::::\

すいません落ちてました

優希「う~ん……」

京太郎「なんだ? 不満か?」

優希「不満じゃないけど……」

京太郎「なんだよ?」

優希「京太郎は、のどちゃんと違ってごつごつしてて痛いじぇ~」

京太郎「当たり前だろ?」ドヤッ

優希「な、なにドヤ顔してるじぇ~」

京太郎「だって、これが……」

優希「これが……?」


京太郎「男の背中だからな!」ドヤッ

優希「……」ドキッ


京太郎「? なに顔赤らめてんだ?」

優希「あ、いや……恥ずかしい台詞吐くからだじぇ~……」ドキドキ

咲「…………」

和「…………」

咲(ま、また気まずい感じになっちゃったよ……)

和(や、やっぱりちょっと距離が近過ぎます……)

咲(でも……頑張れ、咲! 親友が作ってくれたチャンスなんだから……)

和(でも……せっかくだから……)

咲(普通の話をしながら、徐々に仲を深めるための糸口を探していこう)

和(やっぱり宮永さんと……お話したいです)シュン

咲「!」

咲(原村さん、沈黙が続き過ぎて、ここに居づらそうになっちゃってるな……急がなきゃ)

咲(……よし)

咲「は、原村さんはさ」

和「は、はい……?」

咲「え、えぇっと……(あ……ちょっと見切り発車だったかな。切り出しくらいは決めとけば良かった……)」

和「な、なんでしょうか?」

咲「あの……(なんだろう、なんだろう年頃の女の子の食いつきそうな無難な話は……)」

和「はい?」

咲「えぇっと……(あ、そうだ。やっぱり……年頃の女の子といったら……)」

和「はい?」

咲(よーし)

咲「原村さんはさ、好きな人いる?」

和「」

咲(あ、私馬鹿だ。直球過ぎるよ……)

和「え……あ……な、なに……」アセアセ

咲(あぁ……どうしよう……年頃の女の子=恋愛っていう安易な関連付けで、そのまま話題提供しちゃったけど……)

和「い、いきなり、なんなんですか……!」カァッ

咲(でもそれって、事の核心だよね……)

和「……」プイッ

咲(あぁ……原村さん……)

和(全く……一体どういうつもりで……)ツン

咲(……もうここまで来たら、突っ走るしかないね)

咲「ふぅ」

和「……」


咲「私はいるよ」


和「!」

和「なっ……」

咲「私は、好きな人いるんだ」ニコッ

和「……」

咲「好きな人がいるとね、とっても毎日が楽しいんだよ」

和「……」

咲「本当に、すっごく毎日が…」

和「……」クルッ

咲「……?」

和「わ……」

咲「?」


和「わ、私だっていますよ!」


咲「!」

優希「んー……ムニャムニャ」スースー

京太郎(お、本当に寝ちゃいやがったか)

優希「京太郎~……ムニャムニャ」スースー

京太郎(こ、こいつは寝言が激しいらしいからな……)

優希「京太郎~……お願いだから……ムニャムニャ」スースー

京太郎(こ、こいつまさか、寝言で事の核心を口走ったりしないだろうな……?)アセアセ

優希「お願いだから……ムニャムニャ」スースー

京太郎(そ、それは、嬉しいような……がっかりなような……)アセアセ

優希「京太郎~……ムニャムニャ」スースー

京太郎「……」ゴクッ


優希「タコス買ってきて欲しいじぇ~……ムニャムニャ」スースー

京太郎「」


優希「早くしないと死んじゃうじぇ~……ムニャムニャ」スースー

京太郎「くっ……」木ドン

咲「…………」ドキドキドキドキ

和「…………」ドキドキドキドキ

咲(は、原村さんの言ってるのが……)

和「……」

咲(誰の事なのかは、もちろんわからないけど……)

和「……」

咲(……もう良いよ。振られたって良いよ。男らしく、今日はここのまま、最後まで突っ走ろう)

和「……」

咲「……」クルッ

和「……」クルッ

咲・和「「!」」カァッ

咲「あっ……(いざ向かい合うと……言葉が出無い……)」

和「じゃ、じゃあ……」

咲「(原村さんの方から……)じゃ、じゃあ……?」

和「その好きな人の好きな所を、お互いに言い合いましょうか」

京太郎「……ふぅ。さすがにずっと歩いてたら疲れたな……」トコトコ

優希「早くタコス食べないと死んじゃうじぇ~……ゴニョゴニョ」スースー

京太郎「しかもごちゃごちゃ寝言がうるさい女の子を背負った状態だからな……」トコトコ

優希「京太郎遅いじぇ~……! ゴニョゴニ」スースー

京太郎「あそこのベンチに座るか」トコトコ

優希「どこでなにやってるじぇ~……! ゴニョゴニョ」スースー

京太郎「ふぅ」

京太郎「……」

京太郎「あれ……でもこんまんまじゃ座れないな」

京太郎「仕方ない。起こさないように……」

京太郎「まず手をほどいて……」スッ

京太郎「そのまま落とさないように……体の前の方に……」グッ

優希「んっ……ゴニョゴニョ」スースー

京太郎「あぁ、ごめんごめん。……ってなに謝ってんだ俺は」

京太郎「それで、これでこのまま座って……」スッ

京太郎「膝の上に乗せて……抱えて……」

京太郎「よっ……っと」

京太郎「……ふぅ。よし、これで良いかな」

京太郎「……」

京太郎「…………」

京太郎(これ、よく考えてみれば、すごい状態だな……)カァッ

優希「……」スースー

京太郎「……」カァッ /////

咲「す、好きな所……?」

和「は、はい」

咲「好きな所かぁ(でもこれなら……少しずつ、思いを伝えられるかも……)」

和「女の子はそういう話、大好きなんですよ」

咲「そうなんだ」

和「はい」

咲「じゃあ、どっちから言ってく?」

和「み、宮永さんからお願いします」

咲「うん。じゃあ、私から言うね」

和「は、はい」

咲「私の好きな人はね」

和「は、はい」

咲「まずね……とにかく可愛いんだよ。本当に。すっごく可愛いんだよ」

和「! ……そ、そうなんですか」

咲「うん。多分、今ここでどれだけ言っても、1割も伝わらないくらい」

和「……」

咲「どれだけ見ていても飽きないというか」

和「……」

咲「見てるだけで心の底から癒されるというか…」
和「わ、私の好きな人もです!」

咲「!」

和「……」カァッ

咲「か、可愛いの?」

和「はい。私の好きな人も、かっこいいというより、可愛いんです! すごく可愛いんです!」

京太郎「うっ…………」ドキドキ

優希「……」スースー

京太郎(ね、寝顔を覗き込むくらい……べ、別に良いよな……?)

優希「……」スースー

京太郎(だいたいこっちはベッド代わりに使われてるんだし……)

優希「……」スースー

京太郎「……」ゴクッ

京太郎(……よ、よし)

京太郎「……」スススス

優希「……」スースー

京太郎「……」ススッ

優希「……」スースー

京太郎「!」

京太郎「……」ドキドキドキドキドキ

京太郎(ま、間近でじっと見ると……)ドキドキドキドキ

優希「……」スースー

京太郎(こ、こんなに……)ドキドキドキドキ

優希「……」スースー

京太郎(こ、こんなに可愛かったのか……)ドキドキドキドキ

優希「……」スースー

京太郎(お、俺の……)ドキドキドキドキ

優希「……」スースー


京太郎(お、俺の……好きな女の子は……!)


優希「京太郎~……やっと買ってきたかじぇ~……ゴニョゴニョ」ゴロン

京太郎「!」

優希「ありがとうだじぇ~……ゴニョゴニョ」スースー

京太郎「……」ドキドキドキドキ

咲「そ、そっか。原村さんの好きな人も、可愛いんだ」

和「はい」

咲「……で、でもね(こ、このまま一気に……)」

和「で、でも?」

咲「こんな事言ったら失礼かもしれないけど……(私が言ってるのが、原村さんの事だってのがわかるような感じに持っていかなきゃ……)」

和「……?」


咲「私の好きな人の方が、きっと可愛いよ」

和「!」


咲「いや、絶対に…」
和「そんな事ありません!」

咲「!」

和「私の好きな人の方が絶対に可愛いです!」

咲「で、でも私の好きな人は、この学校で一番可愛いんだもん!」

和「!」

咲(校内で有名になるほど可愛い女の子って言ったら、原村さんくらいだから……)目ギュッ

和「なっ……」

咲(こ、これで……伝わったはず……!)カァッ

和「だ、だったら……」

咲「……」ドキドキドキドキ

和「わ、私の好きな人は、南信で一番可愛いです!」

咲「!? (あ、あれ? 対抗してきた!?)」

和「私の好きな人の勝ちですね!」フフン

咲「なっ……」

咲(な、なんか負けたくないよ……!)

咲「じゃ、じゃあ……私の好きな人は……」

和「なんですか?」

咲「な、長野県で一番可愛いよ! わ、わけあって全国的に知名度ある人だから、じょ、冗談抜きでさ……! (あっ……)」

和「そ、そうですか」

咲(さ、さすがにここまで言っちゃったら……伝わっちゃったかな……)目ギュッ

和「で、では……」

咲「……」ドキドキドキドキ

和「私の好きな人は、中部地方で一番可愛いです!」

咲「」

京太郎「……」ドキドキドキドキ

優希「……」スースー

京太郎(な、撫でるくらい……良いよな?)

優希「……」スースー

京太郎(こ、こうやって親が子供抱えてる時って……大抵撫でてるもんな)

優希「……」スースー

京太郎(べ……別におかしい行為じゃないよな?)

優希「……」スースー

京太郎(……よし)

京太郎「……」スッ

優希「……」スースー

京太郎「……」ナデナデ

京太郎「……」

京太郎(……なにかの枷が外れたようだ)


京太郎「……」ナデナデナデナデナデナデ

「あれ? 京太郎じゃん」

京太郎「!」

男1「なにしてんだ? こんな所で」

京太郎「お、おぉ(ま、まずい……)」

男2「あれ? お前、子どもいたの?」

京太郎「あ、いや、同じ麻雀部の……(や、厄介な奴らに見つかっちまったな……)」

男1「あれあれ? よく見ればすげぇ可愛いじゃん」

男2「京太郎、お前、こんな所でそんな可愛い子と密着してなにやってんだよ!」

京太郎「いや、その……(こ、ここは……ここからどかす意味でも、咲を援護する意味でも……)」

男1「おいおい、説明してくれよ~」ニヤニヤ

男2「こそこそと~水臭ぇなぁおい」ニヤニヤ

京太郎「……ふぅ」

京太郎「なぁなぁ、そんな事よりさ」

男1・2「「ん?」」

京太郎「実は今、この道をずっと行った先にあるベンチにさ……」

咲(……よし。本当に、もうこのまま、一気に行こう)胸ポンポン

和「……?」

咲「じゃ、じゃあ……」

和「なんですか?」

咲「私の好きな人は、東日本で一番可愛いよ!」

和「そうですか」

咲(これで……)

和「となれば、もちろん……」

咲(やっぱり、あぁ来るよね)

和「私の好きな人は日本で一可愛いですよ!」フフン

咲(……よし。これで)

和「全く……始めからこれを言うべきでしたよ」

咲(私が、最後の一手を取れるね)

咲「じゃあ……」

和「……じゃあ?」

咲「ふぅ」ドキドキ

咲(咲、ガンバ……!)胸ポンポン

咲「私の、好きな人はね」

和「す、好きな人は?」

咲「いや、しっかり言うね、もう」

和「え?」

咲「私の好きな人、つまり」キリッ

和「……!」


咲「原村和さんはね、世界で一番可愛いんだよ!」


和「!!」

咲(もう、これで、後悔ないよ)目ギュッ

和「……」

咲(言いたい事は言ったよ。振られても良いよ)

和「……」

咲(もうどうなっても……)ドキドキドキドキ

咲「……」ドキドキドキドキ

和「……」

咲「……」ドキドキドキドキ


和「……良いんですか?」


咲「!」

咲「……い、良い?」

和「はい。……良いんですか?」

咲「い、良いって……なにが……?」

和「このままじゃ、咲さんの負けですよ?」

咲「ま、負け?」

和「はい」

咲「どういう……」

和「だって、私の好きな人は」

咲「……」


和「私の好きな宮永咲さんは、宇宙で一番可愛いですから」


咲「!」

咲「……………………」ドキドキドキドキ

和「……………………」ドキドキドキドキ

咲(か、かれこれこの沈黙状態で……)

和(もう10分くらい……)

咲「……」チラッ

和「……」チラッ


咲・和「「……」」カァッ //////


咲(し、死ぬほど嬉しいんだけど……)ドキドキドキドキ

和(いざこうなると……ど、どうしたら良いのか……)ドキドキドキドキ

咲「……」チラッ

和「……」チラッ

咲・和「「……」」カァッ //////


咲(心臓がおかしくなって死んじゃうよもう……)ドキドキドキドキ

和「……」

咲(は、原村さんも明らかに困ってる……)

和(……全く。男の子くせに)プイッ

咲「あっ……」

咲(ど、どうしたら……)ドキドキドキドキ


「おいおい、あそこにカップルいるぞ~!」

「うわ、本当だ!」


咲・和「「!?」」


男1「あれ? やたら距離近くね?」

男2「キスとかするんじゃね?」


咲(あ、あいつら……)カァッ

和(全く……なんなんですかあの見るからに馬鹿そうな男の子達は……)

男1・2「「キース! キース!」」手拍子パンパンパンパン

咲「なっ……」

和「……」プイッ

咲「あっ……」

男1・2「「キース! キース!」」手拍子パンパンパンパン

咲「あぁ……(ど、どうしたら……)」アセアセ

和「……」


男1(早くしろ馬鹿。京太郎に言われて……)アイサイン 手拍子パンパンパンパン

男2(……煽りに来てやったんだよ、馬鹿)アイサイン 手拍子パンパンパンパン


咲「!」

男1・2「「キース! キース!」」手拍子パンパンパンパン

咲「……ふぅ(……よし)」

咲(サンキュー、馬鹿野郎ども!)チラッ

男1・2「「!」」

咲「……」クルッ

咲「ちょっとこっち向いてよ、原村さん」

和「……!」

咲「ね。こっち向いてって」グイッ

和「え……あ……」アセアセ カァッ /////

咲「いくよ」スッ

和「……!」目ギュッ


咲「……」チュッ

和「んっ……」


男1「えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

男2「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

パッ

咲「……ふぅ」

和「……」ドキドキドキドキ

咲「い、いきなりごめんね」

和「……いえ」カァッ /////

咲「と、突然過ぎたよね」

和「ちゃ、ちゃんと告白し合った正式なカップルなんですから、別に……ゴニョゴニョ」カァッ

咲「そ、そっか。良かったよ」

和「……そ、それより」

咲「……?」


男1「えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

男2「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


和「……あれをどうにかしてくれませんか? (しかも同じ所繰り返してるだけで……)」

咲「あ、あはは(あの後はよく聞き取れないから仕方ないよね)」

京太郎の知り合いなら咲とも知り合いの可能性高いな

>>450ごめんえらい前だけど>>102-110の辺りに出てくる連中と同一って事でお願い

京太郎(あいつら上手くやってるかな……)ナデナデ

優希「うーん……」パチッ

京太郎「!」

優希「あ、のどちゃん、ごめんだじぇ~……(また寝ちゃってたみたいだじぇ……)」

京太郎「のどちゃんはもう疲れましたよー」ポンポン

優希「え!? きょ、京太郎!?」

京太郎「俺の背中で寝たんだろうが……」

優希「え、でも、こ、こんな状態に……(京太郎に膝の上で後ろから抱えられてる……?)」アセアセ

京太郎「あー重かったぜー……」

優希「ご、ごめん、す、すぐ降りるじぇ」スッ

京太郎「……」


京太郎「逃がさねーよ」ギュ

優希「!」

優希「きょ、京太郎……?」

京太郎(あー……勢いで言っちまった……)

優希「な、なにしてるじぇ……」

京太郎(もうこのまま、どうにでもなっちまえ……)

優希「……」

京太郎(毒を食らわばなんとやらだ)

優希「……」

京太郎「逃がさないからな~」ギュッ

京太郎(さぁ俺を罵れ、どうとでも言ってくれ)

優希「……」


優希「じゃあこのまま、ずっとここにいるじぇ」ギュッ

京太郎「!」

京太郎「ゆ、優希……?」

優希「逃がさないって自分で言っておいて、掴まった側がそれに甘んじたら戸惑うってどういう事だじぇ?」

京太郎「あっ……」

優希「京太郎の膝の上は、私の新しい特等席にするじぇ!」

京太郎「なっ……」

京太郎「と、特等席だと……?」

優希「……い、嫌ならやめるじぇ」グスッ

京太郎「い、嫌じゃねぇよ!」

優希「ほ、本当?」

京太郎「当たり前だろ? お、お前はこんなごつごつした所で良いのかよ?」チラッ

優希「あ、当たり前だじぇ」チラッ

京太郎・優希「「……」」


京太郎「……す、好きな人なんだから」

優希「……す、好きな人なんだから」

京太郎・優希「「!」」


ザッ ザッ

男1「えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

男2「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


京太郎「! (あ、あいつら……)」

咲「そ、そろそろ、部室に戻ろっか」

和「そ、そうですね」

咲「……」スッ

和「……」スッ

咲「あ、あのさ」

和「手ですか?」

咲「あっ……」

和「つなぎましょ」スッ

咲「う、うん……!」スッ


ギュッ


咲・和「……」トコトコ

京太郎「そろそろ部室戻るか。さすがに喧嘩終わってるだろ」

優希「あ、すっかり忘れてたじぇ~!」

京太郎「じゃあ、行くか」スッ

優希「……」

京太郎「……? 行かないのか?」

優希「な、なんか色々あって疲れたから、おんぶして欲しいじぇ」

京太郎「……ったく」

優希「……」カァッ

京太郎「よっ……と」スッ

優希「やったじぇ~!」テレテレ

京太郎「……」トコトコ

優希「遅いじぇ~! もっと急ぐじぇ~!」

京太郎「はーいはい(俺たちは、付き合ってもそこまで変わらねぇな)」トコトコ

京太郎(でも……向こうはどんなもんかな……くくく)トコトコ

京太郎「……ん? (あれは……)」トコトコ


京太郎・優希「あ」

咲・和「「あ!」」


咲・和「「あっ……アセアセ」」手パッ


京太郎(やっぱり……初々しいな)ニヤニヤ

優希(わ、私の知らない所で一体なにが……!?)アセアセ

咲・和「「……」」カァッ /////

――その日の夜――

咲「……」ドキドキドキドキ

咲(な、なんか、家に帰って来てからやっと実感わいてきたけど……)

咲「……」ドキドキドキドキ

咲(か、彼女出来ちゃったよ……。しかも、ずっと大好きだった人……)

咲「……」ドキドキドキドキ

咲(ゆ、夢じゃなかったんだよね……? 今から寝て見る方が夢だもんね……?)ほっぺパンパン

咲「……」ドキドキドキドキ

咲(でも、今日は色々あって本当に疲れちゃったよー……)グダーッ

咲(原村さん……じゃなくて、和ちゃんの事考えながら寝よう……)モンモンモンモン


――翌朝――

咲「あー……」

咲「また夢精しちゃったよ……」ヌチョーン


お前らそんなに百合が嫌いか?

>>476
いや、嫌い所かむしろ普段は百合しか書かないから色々どうして良いかわからなかったよ……

薔薇は本当に一切知識も引き出しも無いから自分には無理だ
もし書いてくれる人いるなら適当な所から分岐させて書いてくれ

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