上条「あら、美琴ちゃんじゃない」 (17)


上条「また自販機からジュース吐き出させてるの?
   やめたほうが良いわよ?」

御坂「ん?……いいのよ、この自販機は私の一万飲み込んだんだから
   別にバチは当たらないでしょ」

上条「それでも、やめたほうがいいとおもうなぁ
   美琴ちゃんみたいなカワイイ女の子なら特に」

御坂「…………」

御坂「ねぇ…アンタ熱でもあるの?」

上条「熱? 熱なんてないわよ?
   見ての通りアタシはピンピンしてるけど」

御坂「…………」

御坂「絶対熱あるでしょ。 病院いってないなら行きましょ
   私も着いていってあげるから」

上条「だから熱なんてないわよ」

御坂「あるわよ、おかしいもん」

上条「本当にないわよ。アタシってば風とか余り引かないタイプだし
   それにおかしいって何よ。いつものアタシじゃない」







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387638230


御坂(ヤバイわね。早く病院に連れて行かないと)

御坂「ほら早く!」

上条「……美琴ちゃん、今日変よ? どうしたの?
   何か悩みでもあるならアタシに相談しなさいよ。力になるわ」

御坂「……っ…いいから早く病院!!」

上条「やめて!! 乙女は乱暴嫌いよ!!
   本当にやめて!!」

御坂「…………」

上条「離して。 やめて」


上条「やめて」



御坂「おまえがやめろやああああああああああああああああああああああああああああああああああ
    ああああああああああああああああぁああああああああっぁぁぁあぁぁ!!!!!」





上条「きゃあ!!」ドタッ

御坂「やめろおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉおぉぉおおおおおおおおお!!!!」

上条「ぐすっ……美琴ちゃ……ぁん…どうしぢゃったのぉぉ……」シクシク

御坂「泣くんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇっぇええええええええええええ!!!!!」

上条「うぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええ」シクシク

御坂「うるせぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇええ!!!!!!」
   だまれぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええ!!!!!!」

上条「ぐすっ…っ……ぅ……ぱぱぁあ…まぁまぁぁあ…っ… 
   美琴ちゃんがいじ…っ…べるよぉぉぉぉぉぉおおおお…」

上条「うう……美琴ちゃん……おかしくなっちゃったよぉぉぉぉぉ……っ」

御坂「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
   ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


上条「きゃぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっぁぁぁああああああああああ!!!!!」


御坂「女言葉やめろやぁぁぁぁあぁぁあああぁあああああああああああああああああああああああああああ
   あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

御坂「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」



 


上条「ふぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええ」ゴウキュウ

御坂「もういやぁっぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!!」ダダダダッ


――――――――――――――――――――――――――――――――



学び舎の園 御坂の部屋


御坂「はぁ……はぁ……なんなのよホントに……」

御坂「どうしちゃったの…アイツ…」

御坂「昨日会ったときは普通だったのに……」

御坂「まさか能力者の仕業!?」

御坂「いや、それはないか……アイツにはあの右手があるし」

御坂「じゃあ、誰かの変装とか?」

御坂「……うん。それだ。絶対にそうだ。それしかないわ」

御坂「もう忘れよう。あれは変装なんだから……そうよ、そう…」

御坂「……何かメッチャ疲れた…まだお昼だけど少し寝よう…」

御坂「はぁ……」ボフッ

『やめて!! 乙女は乱暴嫌いよ!!
 本当にやめて!!』

御坂「……」ウプッ

御坂「……食蜂の能力がうらやましいわ」
   







――――――――――――――――――――――――――――――――

自販機広場


御坂「結局、夜も眠れなかった……」ゲッソリ

御坂「変装した奴は本当に性質悪いわ。知り合いのああいうのは
   精神的に大ダメージだわ」

御坂「今度見かけたらジャッジメントに突き出してやる」

御坂「あ……」

御坂(アイツが来た!! ……今度こそ本物のアイツよね?)

御坂(……一応、念のために先に声掛けて様子をみよう)

御坂「おーーい、ちょっとーーーーー!!」

上条「御坂さん、こんにちわ」ニコッ

御坂「なっ……」///

御坂(アイツの笑顔がいつもより眩しい!?)

上条「突然ですいませんが、これから『御坂さん』ではなく
   『美琴』と呼ばせていただいてもよろしいでしょうか」

御坂「ななななっなんでっ!!」///

上条「そんなことは決まっているじゃありませんか」

上条「美しく聡明である淑女と仲良くなりたいと思うのは
   男性なら当然のことです」

上条「私はあなたともっと仲良くなりたいのです。
   ゆえに名前で呼ばせていただきたいと思います」ニコッ


御坂「えええ、えっと……そのぉ……」///

上条「嫌でした絶対に言いませんが」

御坂「嫌じゃない!!!!!」

上条「そうですか。では呼ばせていただきます」

上条『美琴さん』ニコッ ピカッ


もう寝ます。次からは書き貯めします。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom