コナン「安価で起きた事件を安価で推理する」(250)

コナン「夏休みを利用して、少年探偵団でまたキャンプか……」

阿笠「まあいいじゃろう。家の中でじっとしているよりは」

元太「そうだぜコナン! 外に出ねえとすぐに太っちまうぞって母ちゃんも言ってたぞ!」

光彦「いや、とりあえず元太君は自分の心配をしてくださいよ。もう手遅れですけど」

歩美「楽しみだねー、キャンプ場!」

灰原「調べたけど、>>5で有名なキャンプ場らしいわよ」

海釣り

歩美「海釣りで有名ってことは……近くに海があるんだ!」

光彦「それで博士、僕たちに水着も用意しておくように言ってたんですね!」

元太「でも、海があるならそう言ってくれればいいのによー」

阿笠「スマンスマン、ちょっと驚かせたくてのォ……お、見えてきたようじゃ」



 キャンプ場

コナン「キャンプ場っていうか、まるで海水浴場だな……」

灰原「潮風が気持ちいいわね……」

阿笠「ん? あそこにいるのは……>>18さんじゃないか?」

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ベジータ

元太「おっ! 本当だ! ベジータだ!」

ベジータ「く、くそったれー! 何故一匹も釣れん!」

コナン「何普通に釣りエンジョイしてんだあの人……」

光彦「ベジータさーん!」

ベジータ「ん? 何だお前たちは?」

阿笠「いやあ、夏休みを利用してここにキャンプをしに来たんですが……ベジータさんは釣りですかな?」

ベジータ「ああ……しかし一向に釣れん……どうなっているんだ……」

歩美「あ、ひょっとして、>>31のせいじゃないかな?」

コナン君のアヘ顔ダブルピース

歩美「ほら、こんなところにコナン君のアヘ顔ダブルピースがプリントされた紙が!」

コナン「おい誰だこんな悪質なコラ画像作って放置した奴は」

ベジータ「そうか! この吐き気を催すような画像がプリントされた紙のせいで、魚共が寄ってこなかったのか……!」

コナン「ねえ泣いていい? 俺泣いていい?」

ベジータ「ええい、忌々しいプリントめ! こうしてくれる!」バッ

光彦「あっ! ベジータさんがコナン君のアヘ顔ダブルピースがプリントされた紙を持ったまま空高く飛んで―ー」


ベジータ「ファイナルフラァァァァァアアアアアッシュ!!」


 カッ――!


ベジータ「ふん、汚い花火だ」

コナン「ごめん本気で泣きたい」

ベジータ「忌々しい紙を木端微塵にしたら腹が減った……しかし魚はまだ釣っていないしな……」

歩美「じゃあ、歩美たちと一緒にお昼ご飯食べない?」

ベジータ「何ぃ?」

光彦「これから、カレーを作るんで……」

元太「材料なら山ほど用意したから遠慮なんてしなくていーぜ?」

ベジータ「ほう……俺様の舌に合うカレーが作れるというのか?」

阿笠「そうじゃのう……普通のカレーでは満足いかんかもしれんのう……」

灰原「何か隠し味とか入れてみる?」

歩美「あ、じゃあ>>50入れてみようよ!」

タリウム

光彦「できましたよ、ベジータさん!」

ベジータ「ほう……中々美味そうな香りじゃないか……」

ベジータ「もぐもぐ……」

ベジータ「……む? 何か妙な物が……ぐっ!?」

ベジータ「ぐ、ぁ、おごっ、かはぁっ!」

 バタ

光彦「ベジータさん? ベジータさん!?」


光彦「し、死んでる!」

歩美「そんな!? 一体どうして!? ベジータさんのカレーの器にだけタリウムを混入させただけなのに!?」

コナン「落ち着けみんな! 死因がわからない以上、迂闊に触るわけにはいかない!」

阿笠「す、すぐに警察を呼んでくる!」

コナン「博士、頼む! 俺たちはその間、現場保存のために>>84だ!」

ガオガイガー

鬼ごっこ

コナン「ガガガッ! ガガガ! ガオガイガー!」

灰原「ガガガッ! ガガガガ! ガオガイガー!」

元太「怒れ! 鋼のサイボゥォグ……」

光彦「赤いぃ! たてがみ 金の腕ぇぇぇえええ……」

歩美「光輝く、Gストーン 地球の希望 守るたーめー……」

歩美「今こそたーちーがれぇぇぇぇえええ!」

 以下歩美ちゃんが熱唱



目暮「通報があってやってきたが……また君たちか……」

コナン「あはは……」

高木「警部! 搬送された死体から、タリウムが検出されたそうです」

目暮「どうやら、死因はタリウムによる中毒死のようだな……」

高木「それと、被害者のベジータさんが>>115を持っていたそうです……」

ブルマのみずぎ

目暮「ブルマ……つまりは被害者の妻の水着か……」

高木「被害者の奥さんも、ここに来ているのでしょうか……」

目暮「……待て、どうしてこの女性用の水着が被害者の奥さんのものだと?」

高木「ああ、それは>>132

においでわかる

高木「匂いでわかりますよ」

目暮「匂い?」

高木「ええ、だってブルマさんの匂いなら僕最近毎晩……あっ」

目暮「おい高木ちょっと署に戻って貰おう。千葉君に連れられてな」



目暮「さて……千葉君に高木君を任せて……」

目暮「ついでにブルマさんがこのキャンプ場に来ているのかどうかも千葉君に確認させて……」

目暮「さて、次に君たちの話を聞くとしようか」

阿笠「ま、まさか目暮警部、ワシらを疑っておるのか?」

目暮「まあ、阿笠さんたちが犯人とは思えませんが……捜査に私情は挟めないもので……」

目暮「確か、カレーを食べた直後、ベジータさんが死亡したそうですが……」

歩美「でも、歩美たちもベジータさんと同じカレーを食べて、なんともないよ?」

目暮「ふむ……つまり、タリウムはカレーの大皿ではなく、>>149に混入された可能性が高いな……」

>>144ミス 大皿→大鍋

安価↓

麻呂

目暮「麻呂……ようするに画像も貼らずに云々のAAのことだが」

コナン「どうしてAAにタリウムが混入されていると思うの?」

目暮「実はな、君たちの通報の直後にもう一つ通報があって、その事件の内容も耳にしたんだ……」

目暮「スレタイが『近所のJSのエロ画像晒す』」

目暮「本文が『>>5が』」

目暮「案の定スレは麻呂のAAで一杯になり、画像を求める声が飛び交った……声というか文字だが」

目暮「そしてある人物が画像を張ったが……その画像の正体がこれだ」

阿笠「こ、これは!」



歩美「コナン君のアヘ顔ダブルピースのコラ画像!」

目暮「そんなスレッドが某大型掲示板に大量に乱立……」

目暮「画像を見た人々はそのおぞましい画像に吐き気を催し、悶え苦しみ、倒れて行った……」

コナン「泣きたい。割とマジで」

目暮「そして先程この近辺の聞き込み調査で情報が入ったのだ……」

目暮「事件が起こる数時間前、このキャンプ場付近で『コナン君のアヘ顔ダブルピース』という発言を聞いたという情報が……」

目暮「この声がベジータさんのものであれば、おそらくスマホで掲示板を閲覧中にスレを発見し画像を確認」

目暮「『コナン君のアヘ顔ダブルピース』という単語を叫び、苦しみと苛立ちからスマホの画面に接触……」

目暮「苦しみのあまり顔面をつけたかもしれない……口をつけたかもしれない……」

目暮「もしスマホの画面に、誰かがタリウムを塗っていたら……」

目暮「唇にタリウムが付着し……」

目暮「カレーを食べると同時に毒が唇から口へ、そして体内へ入る!」

目暮「そう! 麻呂のAAが描かれたスマホの画面にタリウムが付着していた可能性がある!」

コナン(やべえ推理の方向全然間違ってるのに何か筋が通ってるような気がしてきた)

灰原(でも致死量とかそこら辺考えてないわこの人……)

目暮「すぐに鑑識に被害者のスマホを調べさせるとしよう」



目暮「タリウムの痕跡なかった(´・ω・`)」

コナン(まああのとき『コナン君のアヘ顔ダブルピース』って言ったの歩美ちゃんだし)

灰原(ベジータさんあのとき初めて紙に気付いたみたいだし)

コナン「それにしても、じゃあ一体毒はどこからベジータさんの体に混入したっていうんだ……?」

コナン「俺たちはカレーを作っただけ……」

コナン「強いて言えば歩美ちゃんがタリウムをベジータさんの皿に混入させただけだ……」

コナン「くそっ! このまま犯人がわからないまま事件は迷宮入りしちまうのかよ!?」

歩美「落ち着いてコナン君!」

元太「まだ証拠が足りないのかもしれないぜ!」

光彦「もっと証拠をかき集めましょう! 何かよくわかんない推理ができあがるかもしれません!」

コナン「そうだな……よし……>>186を調べてみよう!」

コナン自身の発言

ベジータさんの皿

コナン「ベジータさんの皿を調べてみよう!」

目暮「どういうことだねコナン君? カレーにはタリウムは無いんじゃないのか?」

コナン「確かにそうだけど……ベジータさんが接触したカレーだし、何か証拠があるかも……」

元太「ここに転がってる皿がベジータが使ってた皿だぜ!」

コナン「おい、指紋を付けたりするなよ!」

元太「大丈夫だって、ほら、この布を使って持ってるからよ」

目暮「おいおい、それは証拠品である被害者の奥さんの水着だぞ!」

元太「あ、いけね」

光彦「ちょっと、元太君しっかりしてくださいよ」

元太「悪い悪いwwwww」



目暮「これは……!」

コナン「どうしたの目暮警部!?」

目暮「被害者のカレーの皿から……>>202が検出された!」

この場にいない人物(再安価)の指紋

高木の髪の毛

コナン「高木刑事の髪の毛!?」

目暮「ああ……あとタリウムも」

目暮「それと、千葉君から連絡が入ったが、ブルマさんはキャンプ場に来ていないらしい……」

目暮「しかし、何故カレーに、先程来たばかりの高木君の髪の毛が……」

コナン(……待てよ?)

コナン(高木刑事とブルマさんの関係……)

コナン(何故かブルマさんの水着を持っていたベジータさん……)

コナン(そして、先程の元太の行動……)


コナン(……そうか! そういうことだったのか!)


推理タイム入ります
しばらく安価無し

目暮「仕方がない……証拠品を署に届けて、詳しく調査を……」

コナン(阿笠声)「その必要はないんじゃないかのぅ」

目暮「えっ?」

阿笠「えっ?」

コナン(阿笠声)「何故なら、ここまで集まった情報の時点で……」

コナン(阿笠声)「この事件の謎は解決するのですからな……!」

目暮「そ、それは本当ですか阿笠さん!」

阿笠「あ、いや、その……」

阿笠(小声)「だから、いきなりワシの声を使うのはやめてくれと言っておるじゃろう」

コナン(小声)「悪い……とにかく、いつも通り探偵役頼むぜ、博士!」

コナン(阿笠声)「まず、ベジータさんのカレーの皿に混入していたタリウム……そして高木刑事の髪……」

コナン(阿笠声)「先程来たばかりの高木刑事の髪がカレーに入るなど、まずありえん……」

目暮「確かに……明らかにおかしい……」

コナン(阿笠声)「じゃが、高木刑事の髪がカレーの皿に入るチャンスが、一度だけあった」

目暮「な、何ぃ!? 一体、どのタイミングで!?」

コナン(阿笠声)「さっき、元太君がブルマさんの水着を使い、指紋を付けないように皿を持ったじゃろう?」

コナン(阿笠声)「もし、水着に高木刑事の髪が付着していたら……?」

目暮「何を言っているんですか阿笠さん!」

目暮「どうして水着に髪の毛がつくんですか。まさか頭に被ったわけじゃあるまいし……」

コナン(阿笠声)「そう……高木刑事は水着を頭に被ったんじゃよ」

目暮「な……!?」

コナン(阿笠声)「高木刑事は水着の匂いでブルマさんのものだとわかるほど、ブルマさんと肉体的関係を持っていたと思われる……」

コナン(阿笠声)「長い事肉体関係を持ち続けると、普通のセックスでは物足りなくなる……」

コナン(阿笠声)「水着を被るなどの変態プレイをしていた可能性もゼロではない……!」

目暮「つ、つまり、その変態プレイに使われた水着が……」

コナン(阿笠声)「そう……被害者の持っていた水着だったというわけじゃ」

目暮「なるほど……水着からカレーの皿に髪の毛が移ったわけか……」

コナン(阿笠声)「すると……こうも考えられる」

コナン(阿笠声)「髪の毛と同じように、タリウムも水着からカレーの皿へ移ったのではないか……と」

目暮「な……では、タリウムは水着に付着していたと!?」

コナン(阿笠声)「その通りじゃ。元太君が皿を持ったとき、初めてタリウムが皿へ混入された……」

コナン(阿笠声)「じゃから、ワシらはなんともなく、被害者の皿にだけタリウムが入っていたんじゃ」

目暮「……む? となると……タリウムは被害者の死後、カレーの皿に入ったわけだから……」

目暮「結局、被害者はどこからタリウムを摂取したというのだね?」

コナン(阿笠声)「さっき言ったじゃろう? タリウムは最初は水着に付着していたと……」

目暮「しかし、水着に付着したタリウムをどうやって被害者に……ま、まさか!」

コナン(阿笠声)「そう……」


コナン(阿笠声)「ベジータさんは、妻の水着をペロペロする変態性癖の持ち主だったんじゃよ!」


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    ト、  ヽ.   ノ u,イl.    ヾ! v  ヾ__ v イ‐' ヾl   ヾ_  v ./'    ト、  、__丿u ,イ ト、
   ,.| : \  `ニ´ / ; ト、    ト.、u L_ フ , ' |.    ト、u ヾー `> /.|.   ,| ::\     / ; / \
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コナン(阿笠声)「状況を整理すると、こうなる」

コナン(阿笠声)「ベジータさんは妻の水着をペロペロしながら釣りを楽しんでいた……」

コナン(阿笠声)「しかし、水着にはタリウムが付着していたため……」

コナン(阿笠声)「そのときに被害者の唇周辺にタリウムがべったりと付着する……」

コナン(阿笠声)「その後、カレーを食べたことにより、唇についていたタリウムが口内、体内へ侵入……」

コナン(阿笠声)「中毒死し、水着がカレー皿に触れたことでカレー皿からタリウムが検出された……高木刑事の髪の毛と共に……」

目暮「……で、結局、犯人は?」

コナン(阿笠声)「わからんか? この証拠品――水着には、三人の人間が大きく関わっている」

コナン(阿笠声)「ベジータさん、ブルマさん、高木刑事……」

コナン(阿笠声)「高木刑事が犯人ならば、水着を発見した際に証拠を隠滅するべく隠すはず……しかし高木刑事は証拠として提出した……」

コナン(阿笠声)「ベジータさんは被害者……」

コナン(阿笠声)「そもそも、被害者の性癖を熟知しており、水着に最も多く触れることのできる人物と言えば……」

目暮「被害者の奥さんのブルマさん……!」

 こうしてブルマさんは逮捕され、事件は解決した。

 ブルマさんは私は無実だと叫び続けながら獄中へ、

 高木刑事はブルマさんの逮捕を知って自殺した。


 おわり

途中でバレたけど侵入して安価で行動云々やってた奴です
久しぶりにパターン変えてやってみたけどお前ら本当に容赦ないな
何かもう書いてて自分でよくわかんなくなった死にたい

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