唯「2010年のあまり15話」 (10)

唯「ういっ! ういー!!」


男「……うるせえなぁ」

唯「離して! 早くどいてよバカぁー!!」

男「オラア!!」ズンッ

唯「げはぁっ!?」

男「そろそろ黙らせとこう……ふんっ!」ボコォ

唯「うげッッ……!!」

男「ハッ!」ボゴオゥ

唯「う゛う゛う゛ぅぅうっぅ……!!」

男「へへへへへ」

ズン……! ズズン……!

憂「な、何この揺れ……?」

精子6億「おっと、外でも始まったみたいだな」

憂「えっ……?」

精子7億「わからない? これだよこれ!」ズンッ

憂「がっは……!!」

精子8億「俺達とか遺伝子レヴェルで腹パンが好きだからさ!」ドスッ

憂「っぎ!!」

精子10億「おいおい、後で抑えるの変わってくれよ?」

精子7億「わかってるってwwww」

憂「お……ねえちゃんに乱暴しないで……うぐ」

精子8億「そんなこと言われてもなあ」ボゴォオ

憂「うっっ……! あ……は……ぉえ!」

唯「げほ……う゛……うい……」

男「まーだういうい言ってんのか」ドムドム

唯「きゃあ゛! あ゛ぉッ……!」

男「ふっひひ!」

?「唯先輩から離れろ!!」ゴシャアアア!!

男「ぶべらっっぅ!!!?」ドサッ

唯「げはっ、あ、う……」

?「大丈夫ですか唯先輩!」

唯「は……ぁ、す、にゃん……」

梓「こんなひどい事するなんて……!」

唯「う……! げほげほ!」

梓「唯先輩しっかり!」

唯「わ、たしはだいじょぶ……それ、より憂が心配だよ……」

梓「憂は……中ですね?」

唯「うん」

梓「わかりました。私が行ってきます」

唯「ありがとうあずにゃん……気を付けてね」

梓「はいっ!」

精子9億「うるあー!」ベコッ

憂「っっっ!? お……お……ぶ!」

精子9億「おっと、みぞおちに入ってしまったか」

精子10億「そういえば揺れが無くなったな。外はもう終わったのか?」

精子8億「俺達もそろそろ卵子ちゃんに会いに行こうぜ」

精子7億「だな。まあやる事はここと変わらねえけどなwwwww」

梓「だああああ!!!!」ドゴン!!!!

精子10億「ぶはっ!?」ドサ

梓「憂! 大丈夫!?」

憂「あ……う……ぅん。ありがとう梓ちゃん」

梓「なんて数を相手にしてたの憂は……これを一人でなんて」

精子6億「またなんか来たぞ」

梓「唯先輩はもう大丈夫だよ」

憂「ありがとう、後は」

梓「こいつらだけだね」

精子7億「おいおい早く卵子ちゃんに会わせてくれよお~」

憂「よくも……」

梓「唯先輩を……」

憂梓「絶対に許さない!!」

唯「ん……あ、来る!」

ドサドサ!

憂「う……」

梓「あ゛は……」

唯「憂! あずにゃん!!」

憂「おねえちゃん……私達やったよ」

梓「精子は全て倒しました……」

唯「二人ともこんなにボロボロになって……ごめんね、ありがとう」

憂「梓ちゃんにはいくらお礼を言っても足りないよ」

梓「そんなのいいよ……うっげほげほ!」

唯「あずにゃん!」

梓「わ、私もお腹に結構もらっちゃいましいた……ハハ」

梓「でも何とかなりました」

唯「ありがとう……ありがとう……」

憂「でもみんなべとべとだね」

梓「確かに」

唯「帰ったらみんなでお風呂入ろうか」

憂「そうだね」

梓「え、一緒に?」

唯「もちろんだよ! あずにゃんの事綺麗にしてあげるね」

梓「あ、う……ありがとうございます」


END

nanzokore

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