苗木「美味しそうな飴玉だな」ペロッ 不二咲「待って苗木君!」 (6)

不二咲「その飴をなめたら大変なことになるよ!」

苗木「え、もう食べちゃったけど」

不二咲「なんだって!?」

苗木「別になんともない味だけどなあ」ムアア

不二咲「うぐう!ごめん苗木君、ちょっと息止めてて…」

苗木「え?一体どんな飴なの?」

不二咲「その飴は口臭を毒ガスにする飴だよ」マスクソウチャク

苗木「な、何だって!?」

不二咲「毒ガスと言っても少し吸うだけなら気分が悪くなる程度だけどね。長時間吸ってたら命に関わるけど」

苗木「なんでそんなものを作ったんだよ!」

不二咲「コロシアイ学園生活で閉じ込められて暇でつい出来心で…」

苗木「どうするんだよ…これじゃあ霧切さんとも舞園さんとも楽しくお話できないじゃないか!」

不二咲「じゃあ苗木君もこのマスクつけて。内側に解毒剤をフィルターしてあるから毒性はほぼなくなるよ」スッ

苗木「わかったよ…」ソウチャク

不二咲「効き目は丸1日続くから何とか被害を出さないでね!」

苗木「うん…」

苗木「全く弱ったなー」

舞園「おはよう苗木君!」

苗木「やあ舞園さん」

舞園「あら、どうしたんですがマスクなんかつけて?」

苗木「ちょ、ちょっとね…」

舞園「何か隠し事をしていますね?」

苗木「え、そんな…」

舞園「私、エスパーですから」ニッコリ

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