男「オレと幼馴染の楽しい一日」 (58)

   オレと幼馴染の家は、隣合わせだ。



男(つまり、常に死と隣り合わせだということだ)

男(ちなみにオレは今、睡眠状態にある)

男(にもかかわらず、オレはこのように起きているかのように思考ができている)

男(なぜか?)

男(答えは簡単、睡眠状態でも意識は起床時と同レベルでなければ──)

男(幼馴染に命を奪われてしまうからだ)

男(もし一瞬でも無意識になってしまえば、あの女は確実にそのスキを突くであろう)

面白かったよ!乙!

ラノベか

   幼馴染は、毎日オレを家まで起こしに来る。



幼馴染「…………」スッ…

便宜上『スッ…』と表現しているが、全くの無音である。

幼馴染「永眠(おやすみ)なさいッ!!!」

バオッ!!!

挨拶と同時に、ベッドで横たわる男の顔面めがけ、つま先での全力蹴り。

命中すれば、幼馴染のつま先が男の右頬から左頬を串刺しにするであろう。

バババッ!

蹴りは外れた。

男「なかなかのスピードだ……お速(はよ)う」チャキッ

幼馴染「チィッ……なかなかの反応速度ね。お速(はよ)う」ザッ…

なんか始まったぞ

ようこそ!ここは黙祷スレです。

普段アナタ達はこのようなスレタイに釣られ、えっちな投稿を見てシコシコと励んでいることでしょう。
快楽の果てに精液をティッシュにぶちまける、それはとてつもない快楽を与えてくれることでしょう。

しかし、忘れてはいけません。その精液のなかにも、命が宿っていることを・・・

自分達の快楽の代償として数え切れないほどの命が散っているということを・・・

そんな命に祈りを捧げましょう・・・HKUT26Hhnならば26秒間、SEISHI6W9hkなら6+9で15秒祈りましょう。

我が子種達に祈りを・・・ザーメン・・・



あれま

   幼馴染は、毎日オレのために包丁を振るってくれる。



よく研がれた──日本刀以上の切れ味を誇る一品である。

幼馴染「シィッ!!!」シャッ

ビュアッ!

最短距離で心臓を突いてきた。

男「ぬッ!」バッ

ビュアオッ! ビュオッ! ビュバババッ!

ヒザ、太もも、アキレス腱と、立て続けに刃が襲う。

男(下半身を狙ってる……? なるほど……先に機動力を奪うつもりかッ!)

起きぬけの悲しさか、男は大きく読み違えてしまった。

   オレと幼馴染はよく笑い合う。



幼馴染の狙いは下半身──と決めつけた次の瞬間!

ザンッ!

男「ぐう……ッ!」ブシュウゥゥゥ…

幼馴染「い~い感触だわァ……」ニィ…

男「や、やるじゃないか……ッ」ニィ…

男の頸動脈は、完全に切断されていた。

これには男も苦笑い。

しかし、男はまるで焦っていない。

男(机の上にある木工用ボンドで──首を接着ッ!)ベタッ…

男「止血……完了」ニィ…

幼馴染「コイツ、味なマネを……ッ」

もう深夜だしな…

   オレは毎日、幼馴染へのパイタッチを欠かさない。



男「つおりゃあああッ!」

ドムッ! ドンッ! ズドッ!

幼馴染の乳房に、正拳突き三連打。

幼馴染「…………ッ」ミシミシ…

幼馴染の顔に汗が浮かぶ。胸骨に亀裂が入ったのだ。

幼馴染「こ、この……エッチ……ッ!」ミシミシ…

むろん、このエッチは『ハードパンチャー(Hard puncher)』の『H』である。

男「男ってのは、みんなエッチなんだよォッ!」

ズドンッ!

   オレの想いは、幼馴染のハートを直撃した。



想いとは、殺意。

砕けた胸骨が、四撃目にて幼馴染の心臓に突き刺さったのだ。

幼馴染「──ガハァッ!」ゲボォッ

ビチャチャッ……

心臓に甚大なダメージを受け、血を吐き出す幼馴染。

男(や、やったッ!)グッ

男(幼馴染を仕留めた……ッ! 快挙ッ! 悲願達成……ッ!)ニタァ…

ハードパンチャーワロタ

   たとえ心が傷ついても、幼馴染の立ち直りは早い。



しかし、数瞬後──幼馴染はもう立ち直っていた。

幼馴染「ナイスな攻撃だったわァ……おかげで目が覚めちゃった」ニコッ

男「!?」

男(コイツ……もう回復している!?)

男(砕けた胸骨も、傷ついたハズの心臓も……ッ)

男(一週間前の幼馴染だったら、今ので仕留めていたハズなのに……ッ!)

男(成長してやがる……!)

幼馴染「女の子ってのはね、少し傷心(※)したぐらいじゃへこたれないのよ!」



※心臓に直接ダメージを受けること。

0

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    /     \   ,、   '.    \  \.| {===┐「 ̄ ./   /:!  ん.     :     /   '.
   ./      |  i '.   、      ヽ.  | `ア{ ̄o_ノ ̄ ./ / :!  作        /     '.
、_,′       :|  |   \  \      ` L../ /7___  〈/    |  .ろ    !、_/      '.
  .′         {  {.     \  ヽ     r'ニ f二二.._      !  :   j            :
  i         ヽ ヽ    ` ー'      /´ハ マ ノ〉 }      '.  :   /              i

どうでもいいが俺が同時役してた病気みたいなSS思い出した

傷心ワロタ

   オレも幼馴染も、運動をすれば腹が減る。



幼馴染「…………」グゥ~…

男「…………」グゥ~…

グギュルルルルルル……!

グオオォォォォォォォ……!

ギュルルルルァァァァァ……!

二人の腹の音は、専門家の間では魔獣の咆哮とも評されている。

幼馴染「ね、ご飯にしない?」

男「いいよ」

腹が減っては戦はできぬ。休戦である。

ただし燃費が悪いわけではない。

二人とも、絶食状態でおよそ5000時間の連続運動が可能である。

早めに寝ようね

   オレの両親は、二人とも海外に行っている。



むろん、武者修行のためだ。

父「キサマがこの州でナンバーワンといわれるマーシャルアーツの使い手だな?」

父「手合わせ願おうかッ!」

米国人「かまいまセーン!」

父「妻よ、キサマは立会をやれ」

父「むろん、オレが死んだら亡骸はナイアガラへと捨ててかまわん!」

母「もちろんよ、アナタ。だって、弱い人に私の夫である資格なんてないもの」

米国人「HAHAHA、ユーたちこそジャパニーズサムライネ!」

今日もどこかで、海外の猛者と死闘を繰り広げているのであろう……。

   オレたち二人は、笑顔で朝食をとる。



男「うめェェェェェッ!」ガツガツ…

男「うめェよォォォォォッ!」ボリボリ…

幼馴染「美味しいわァァァァァッ!」ガツガツ…

幼馴染「美味しすぎるわァァァァァッ!」ボリボリ…

ステンレス製の皿に大量に盛られた、生肉と生野菜と生卵。

これを皿ごと平らげる。

生である理由は簡単だ。

調理するのが面倒だからだ。

   オレと幼馴染は、一緒に学校に通う。



幼馴染「じゃ、競走しよ」

男「いいよ」

ギャウッ!!!

家から学校までの距離──およそ100km。

二人はこれを、およそ10分で走破する。

ズドドドドドドドドドドドッ!!!

男「お、あそこに友人がいる」

幼馴染「ホントだわ!」

   友人は、オレたちにしょっちゅうちょっかいを出してくる。



男「お速(はよ)う」

幼馴染「お速(はよ)う!」

友人「二人並んで登校とは、お熱いねェ~……」

友人「彼女ナシの身としては、ヤキモチを焼いちゃうぜ」

友人「シャアッ!」シュババッ

男と幼馴染それぞれに、亜音速で投げつけられるナイフ。

ババッ!

友人「かわしたか……いい反応だァ~……」

   友人は、オレたちにしょっちゅう世話を焼いてくる。



友人「だったら……二人とも焼いちゃうよ……?」チャポン…

友人の右手にはポリタンク。左手にはライター。

ポリタンクの中身は──極めて引火しやすいように改良されたガソリン。

友人「人間のウェルダンってのも、オツなもんだろ?」

友人「そうっ、らァッ!」ブンッ

友人がポリタンクの中身を二人にブチまけようとする。

男(まずい……ッ!)

幼馴染(ここで炎を喰らったら、制服が燃えて全裸で登校することになっちゃう!)

友人もキチガイパターンか

   オレと幼馴染は、息がピッタリだ。



呼吸(いき)を合わせ、友人に突っ込む。

男「セイィッ!」

バシィッ!

男がポリタンクを蹴り上げたことで、友人は中のガソリンをモロに浴びた。

友人「OH~……」ビショビショ…

さらに、幼馴染が友人のライターを奪い、火をつけ──友人に投げつける。

ボオワァァァァァッ!!!

男「オ~、燃えてる、燃えてる」

幼馴染「さ、行きましょ。遅刻しちゃうわ」

ドギュンッ!!!

   友人はよくダジャレをいう。



業火に包まれ、一人残された友人は──

プスプスプスプス……

友人「……プハァッ、ゲホゲホッ。あっちィ~……学ランが燃えちまった」

友人「ポケットに入れていた餅が、いい具合に焼けてやがる……」モゾ…

友人「うまい」モグモグ…

友人「これがホントのヤキモチってかァ……?」

友人「アハハハハハハハハハハッ!」

友人「アハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」

友人「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」

友人「さて、今日も全裸で登校すっかァ……」ムクッ

支援

   学校では、担任の先生が温かい目でオレたち生徒を見守ってくれている。



担任「ソコノ二人、私語ヲシテイマシタネ」

担任「体罰ヲ実行シマス」

ビッ! ジュワァッ!!!

生徒A「ぐぎゃあああああっ!」ボシュッ…

生徒B「あづいぃぃぃぃぃっ!」ボシュッ…

担任の両眼から放たれる熱線の摂氏──実に6500℃。

男と幼馴染の二人でも、これを浴びれば無事には済まない。

男(先生、今日も絶好調だな)

幼馴染(やるゥ~)

担任wwww

   昼食はもちろん、開け放たれている屋上でとる。



男「でさァ~……」

友人「マジかよ?」

幼馴染「面白~い!」

男と幼馴染、全裸の友人の三人でランチを楽しむ。

屋上の高さ──約500メートル。

柵もなければ、注意書きもない。しかも床の摩擦は小さく、やけに滑る。

「落とし合え」といわんばかりの構造である。

男「あ~食った食った、さてやるか」スッ

幼馴染「そうね」スッ

明日はやいし寝るか

   オレと幼馴染は食後の運動を欠かさない。



男「シェイィィィィィッ!」ビュアッ

バシィッ!

男のローキックが、幼馴染の左膝を砕いた。

幼馴染「あうっ!」ガクッ

さらに首相撲に持ち込み、幼馴染の顔面にヒザを叩き込む。

男「セイッ! セイッ! セイッ!」

ゴッ! ガッ! メキィッ!

しかし──

ズンッ……!

幼馴染が弁当を食する際に使用した割り箸が──男の太ももに刺さっていた。

男「…………ッ!」

これはひどい

   オレは幼馴染と恋に落ちた。



幼馴染「スキありィッ!」ババッ

幼馴染「シィィッ!」

ドゴォッ! ザクッ! ベチィッ! バキィッ! ゴッ!

幼馴染の猛反撃。

男の全身に鋭い打撃が突き刺さる。

男(まずい……こうなると幼馴染は手がつけられないッ! 反撃不可ッ!)

男(戦場を移し、流れを変えなければ!)ダッ

男は戦場を移すべく、幼馴染を捕えるとそのまま屋上から飛び降りた。

友人「ついでに俺も落ちるかァ……」ピョンッ

※一文目の『恋』が『故意』の誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。

   昼食後、オレたち三人は寝そべる。



屋上の下にある地面は、金剛石(ダイヤ)よりも硬く、ゴムより壊れにくい。

材質は、謎である。

男「うぐ……ッ」ピクピク…

男は横たわった姿勢で落ちたため、全身の骨に亀裂が入っていたが無事であった。

幼馴染「あがが……ッ」グググッ…

幼馴染は足から落ちたため、両足がぐにゃりと曲がっていたが無事であった。

友人「く、首が……ッ」ビクビクッ

友人は頭から落ちたため、首の骨が折れていたがもちろん無事であった。

   放課後、幼馴染は部活に入っているのでオレと一緒には帰らない。



幼馴染は文学部所属である。

図書室で、熱心に読書をこなしている。

幼馴染「へぇ~、この部位に打撃を与えると、嘔吐させられるんだ」

幼馴染「ちょっとやってみていい?」

女友人「うん、いいよ」

幼馴染「チェリャァッ!!!」シュッ

ズンッ……!

女友人「ゲハァッ!!!」

女友人「ゲボォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!」ゴロゴロ

幼馴染「すっごぉ~い! のたうち回ってる!」

国語教師「胃液(ガストリックジュース)まみれの図書室……実にいい光景ね」ニコッ

これ後で読み返して恥ずかしくなるタイプのやつだ

   オレと友人は、帰り道にあるゲームセンターに寄るのを日課にしている。



ワアァァァァァ……!

「やれーっ!」 「ブッ殺せーっ!」 「血を見せろーっ!」

ボクサー「ふむ、若いのにいいツラ構えだ」ザッ

男「来い……」ザッ

究極の試合(ゲーム)──素手の人間同士のぶつかり合い。

この闘技場(ゲームセンター)では、殺人すらも許容される。

友人「頑張れーっ!」

全裸で応援する友人。

もちろん羞恥心はあるが、服を着るおっくうさと比較すればどうということはない。

実況『デスゲーム──試合開始(スタート)ッ!』

   オレはたまにウソをつく。



男「ボクサーか……なら、拳でお相手しよう!」スッ

ボクサー「潔いな……」スッ

男「ハイヤァァァッ!!!」

ズドンッ!

男の蹴りが、ボクサーの股間にめり込んでいた。

白目をむき、崩れ落ちるボクサー。

ボクサー「あがぁ……っ!」ドザァッ…

カンカンカンカンカン……!

ゴングが鳴る。

男の圧勝であった。

   オレはしょっちゅう悪い人間にからまれる。



女ボス「ふざけるんじゃないわよ!」

女ボス「こんな試合(ゲーム)、納得できないわ」

女ボス「私、あのボクサーに大金を賭けていたのよ……大金をね」

女ボス「お前たち、あの卑怯者を殺してしまうのよ!」

マフィアA「ヘイ、ボス!」ジャキッ

マフィアB「ハチの巣にしてやりますぜ!」ジャキッ

マフィアC「キルユー!」ズシッ

機関銃やショットガン、バズーカ砲といった武器で、武装したマフィアたち。

男「ちっ……ゾロゾロ出てきやがって」

友人「ど、どうする!? だって俺、全裸なんだぜ!?」

   このゲームセンターでは、ケンカが日常茶飯事である。



ドゴォォォンッ! ズガァンッ! ドォォォンッ!

ガガガガガガガガガガ……!

闘技場(ゲームセンター)は、瞬く間に戦場となった。

男と友人は襲いかかる弾丸を無数に浴びたが、どうにか無事であった。

男「大丈夫か!?」

友人「かろうじて乳首だけは守ってるぜ!」

男(クソッ……数が多すぎる!)

男(逃げようにも、出口は封鎖されているし……)

男(友人は自分の乳首を守るので精一杯だ……)

男(もう一人……オレと同じぐらいの力量を持った奴がいれば)

男(この窮地を切り抜けられるんだが……)

   オレたちは目で見ずとも、お互いのことが分かる。



バキィッ! ドゴォッ! グシャッ!

「うげぇっ!」 「ぎゃふっ!」 「ピギャアッ!」

あらぬ方向からの攻撃で、マフィアたちが倒されていく。

女ボス「な、なんなの!? 私の部下が次々と……!」

男(この極めて残虐な打撃リズム、打撃音、まちがいない!)

男(──幼馴染だ!)

幼馴染「なにやってんのよ、だらしない!」ザンッ

男「幼馴染、来てくれたのか!」

   幼馴染はツンデレである。



男「部活もあっただろうに、よく来てくれたな」

幼馴染「か、勘違いしないでよねっ……アンタを倒すのはこの私なんだから!」

幼馴染「それに──」

マフィアA「死ねっ!」シュッ

幼馴染「甘いッ!」パシッ

マフィアのナイフを華麗にさばくと、幼馴染が拳を放つ。

ドズッ……!

マフィアA「ウゲェ~~~~~~~~~~~ッ!」ビチャビチャ…

幼馴染「本で読んだ急所を、試してみたかっただけなんだからっ!」

男「この……ツンデレ女め!」

ツンとデレ──攻めと守り。格闘技の基本にして原点である。

ゆえにツンデレに分類される女性は、皆格闘技の達人と結論づけることができる。

   オレと幼馴染は、祭りが大好きだ。



男「マフィアども全員……血祭りにあげるぞ!」

幼馴染「うんっ!」

ドゴォッ! ベキィッ! ガスッ! ドガァッ! ボグッ!

ボキィッ! ミチィッ! ドリュッ! ズボアッ! ガゴンッ!

ギャアアァァァァァ……!



女ボス「ひぃぃ……なんでこんなことに……」ガタガタ…

友人「しゃぶれよ」ブラン…

女ボス「イヤァァァァァッ!!!」

友人と女ボスは後に大恋愛の末、結婚することになるが、それはまた別の話……。

結婚すんなwww

   友人と別れたオレと幼馴染は、手を繋いで一緒に帰る。



幼馴染「ね、手つなごっか」スッ…

男「そだな」

ギュウウゥゥゥゥゥ……!

ミシミシ……!

ギュムゥゥゥゥゥゥ……!

むろん、握力対決のためだ。二人の手が軋む。

もし力を抜けば、たちまち骨ごと手を握り潰されるであろう。

男(コイツ……ッ! また握力あげやがったな……ッ!)ミシミシ…

幼馴染(トレーニングは怠っていないようね……ッ!)ギシギシ…

緊張と興奮で、みるみる脂汗まみれになる両者の手。

   夜、オレと幼馴染は二人で宿題をやる。



男「この計算は、こうじゃないか?」

幼馴染「えぇ~? こうでしょ?」

男「いや、こうだッ!」シュッ

不意を突き、男が目突きを放つ。

ドボォッ!

しかし、カウンターの中段蹴りが、男の腹に突き刺さっていた。

男「ぬぅ……ッ!」

幼馴染「どうしたの?」

男(今の蹴りでズボンの中に出た……宿便ッ!)

   夜も深まり、オレと幼馴染はベッドの上でいいムードになる。



幼馴染「ね、しよっか」

男「いいよ」

微笑みあう二人。

幼馴染「とったァァァッ! 腕ひしぎ逆十字ッ!」ギュッ…

男「なんのッ!」バババッ

男「チョークスリーパーッ!」ギュゥ…

幼馴染「くぅ……ッ!」

幼馴染「これしき!」バババッ

幼馴染「アキレス腱固め!」ギュゥ…

男「OH~~~~~~~~~~~~~ッ!」ミリミリ…

ベッドの上で、数時間に渡って濃密に絡み合う二人。

なんなんだよお前ら

しえ

   最後はもちろん、抱き合う。



互いのアバラ、背骨、内臓が圧縮され、悲鳴を上げる。

ギュムゥゥゥゥゥ……!

メキメキメキメキ……! ミシミシミシミシ……!

男(幼馴染の肉体って、こんなに柔らかいんだなぁ……)

幼馴染(男の体……また一段とたくましくなったみたい!)

男&幼馴染(だからこそ──)

男&幼馴染(潰す価値があるッ!)ギュウウ…

メリメリメリメリメリ……!

センスが溢れ出てるな

   そして、オレたちは──



幼馴染「ハァ、ハァ、ハァ……」

男「ゼェ、ゼェ、ゼェ……」

幼馴染「そろそろ家に帰るわね」

幼馴染「私たちに安息なんてないから、“おやすみ”なんていわないわよ」

男「分かってるよ。お前、それを毎日いってるもんな」

幼馴染「あと、これも毎日いってるけど……私、アンタのこと大好きよ」

男「オレもお前のこと、大好きだよ」





                       男「オレと幼馴染の楽しい一日」 完

いったいなんだったのか・・・

乙!勢いがあってよかった

ちゃんと愛し合っててよかった
乙!

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