勇者「俺と魔王の結婚式だと!?」(121)

神父「それでは誓いのチッスを」

勇者「……」パチッ

魔王「……」パチッ

勇者「ん?」

魔王「え?」

神父「ほれ、はよチッスせんかい」

勇者「なんだ?どこだここ?」

魔王「なぜ私はこんなところに……?」

神父「ほれほれ、新郎勇者よ、新婦の魔王にチッスせよ」

勇者「はぁ?魔王?」

魔王「勇者とキス!?///」

新婦「御主らの結婚式だろう。ほれほれっ、口と口を合わせて、こうブチュッっとな」

勇者「俺と魔王の結婚式だと!?」

王様「さっさとキスしろー」

側近「魔王様がんばってー」

ワイワイ

勇者「って!魔王!?」ズササササッ

勇者「てめぇ……ここで仕留めて……ん?剣……がない……」スカッ

魔王「勇者だと!?これは貴様の仕業か!?な、なんだこのヒラヒラした格好は……」

魔王「ええい!動きにくい!うっとうしい!」ビリビリビリッ

側近「ちょっ、魔王様せっかくのウェディングドレスを……」

王様「ひょー。色っぽいわい」

勇者「なんなんだこれは。魔王」

魔王「それはこっちの台詞だ。こんなまやかしで誤魔化されないぞ、私は」

何がおもしろいのか

勇者「んだと、こら」バチバチ

魔王「やるか!?」バチバチ

勇者「ああ、素手でも仕留めて……」

魔王「くくくっ、馬鹿め。このような場所、お前には不利だろうに」

勇者「何!?」

魔王「ふふふっ」ダッ

グイッ

王様「え?」

魔王「勇者!動くな!こいつを殺すぞ」グッ

王様「ちょっ!」

勇者「王様!」

ホモ増えたよね

重要な過程を省いてしまった感が否めぬ

濃厚なホモスレ

書き貯めてる時にむなしくなったりしないのかな

魔王と馴れ合うSSの何が面白いのかわからんわ

魔王「ははははは、一国の王が人質では手出しできまし」

勇者「さすが魔王……汚い……」

魔王「さあ、その命私に差し出すがいい」

勇者「くぅ……」

勇者「ん?こいつは……?」ニヤリ

勇者「ふっ、このモフモフした生物は……」グイッ

魔王「どうした!勇者!」

勇者「魔王!こっちを見ろ!」

魔王「なっ!」

勇者「王様を離せ!さもないと……こいつがどうなっても知らんぞ!」ガシッ

ケルベロス「わふ?」「がう?」「わんわんお!」

魔王「チャッピー!!」

頑張って完結させるんだ

勇者「なんでここに魔獣や魔族がいるか知らないが……ふっ……どうしてやろうか」

魔王「チャッピーを……チャッピーだけは解放してくれ!」

勇者「チャッピーってどれだよ」

魔王「一番かわいいやつだ」

勇者「わかんねーよ!」

魔王「3つめのだ、早く解放しろ!」

勇者「お前か?」

ケルベロス「……」「……」「わんわんお!」

勇者「ちなみに他の2匹は何て名前なんだよ」

魔王「知らん!名前などない!」

ケルベロス「わふっ!?」「がうっ!?」「わんわんお!」

勇者「お前ら……」

魔王「早くしないとこいつを……」ガシッ

王様「あわわわわ……」

ふむ、続けたまえ

魔王「こうして……」サッ

王様「あっ、わしの王冠……」

勇者「貴様!まさか王様唯一のチャームポイントを……」

魔王「こうして……」グニャア

王様「ちょっ!」

魔王「こうだ!」ポーイ

勇者「王様ー!」

魔王「くくくっ、どうだ」

勇者「よくも……王冠がなければ王様はただのおっさんじゃないか……くっ……酷い……」

おっさん「お前が一番酷いこといってるぞ……」

土曜の朝にふさわしい流れぽいな

勇者「……」メラッ

魔王「ははは、ショックで言葉も出ないか」

勇者「ならば俺も……」

魔王「は?」

勇者「これを……」スッ

魔王「そ、それは骨っこ!?」

勇者「こうして……」スッ

勇者「こうしてやる!!」

魔王「や、やめ……」

勇者「ほーら!お食べ」

ケルベロス「わふ!」「がう!」「わんわんお!」ガツガツッ

勇者「よーしよしよしよし!」ナデナデナデ

支援

魔王「おい!チャッピーやめろ!」

勇者「ははは、よしよしよしよし」ナデナデ

ケルベロス「わふわふっ」ベロベロ

ケルベロス「がうっ!」ベロンベロン

ケルベロス「わんわんお!」ペロペロ

勇者「ははは、かわいいやつよ」ペロペロ

ケルベロス「わふっ」「がうっ」「わんわんお!」ガジガジ

おっさん「勇者、お前齧られてるぞ」

側近「血だらけです」

勇者「ははは、太郎、次郎、チャッピー。俺が可愛がってやるぞぉ」

魔王「貴様ー!」

グシャア

王冠「」

勇者「なっ、王様に何をする!」

おっさん「いや、王様わしなんだけど」

眼鏡が本体

勇者「くっ……王様……あんたの無念は俺が晴らしてやる……」

おっさん「いや、生きてるから!わし!」

勇者「ん?よく見りゃ教会に魔族の幹部まで勢ぞろいじゃないか」

勇者「っということは……魔王城がら空きか!?」

魔王「ちょっ!」

勇者「ふっ、行くぜ!太郎!次郎!チャッピー!」グッ

ケルベロス「わふっ!」「がうっ!「わんわんおっ!」

魔王「こら!私のチャッピーに乗るな!」

勇者「はぁぁぁ……爆裂魔法!」ドゴーン

神父「ちょっと!壁に穴を開けるなどなんと罪深い……新婦に穴をあけるのが新郎の役目でしょう!」

勇者「うるせえ!神父はお前だろ!」

勇者「行くぜ!」

ダダッダダッ

魔王「ま、待てー!」

カオス

おもろい

側近「どうします?王様……いえ、おっさん」

おっさん「いや、王様だよ?」

側近「見た目があまりにもショボかったので、つい……王様、なんか失敗しちゃったみたいですね」

おっさん「ああ……せっかくの計画が……」

側近「魔王様と勇者を眠らせて、催眠中に結婚させてしまう計画でしたのに……」

おっさん「催眠が甘かったか……」

側近「裏で魔族と人間の友好はもう結ばれていますのにね……」

おっさん「ああ……まったく勇者はいつまでも魔王を倒す倒すと……」

側近「ええ、うちの魔王様もです……」

側近「二人が結婚しちゃえば平和になりますのにねー」

おっさん「まったくだ……はぁ……どうしたものか……」

魔王「チャッピー……子犬の頃から育ててきたのに……」ガックリ

魔王「あの程度で懐いて……」

魔王「おのれ勇者……許さない……許さないぞ……」ググッ

魔王「それに魔王城で何をする気だ……ま、まさか私の家を……」

魔王「急がないと……」バサァ

側近「あ、あの魔王様?結婚式は……」

おっさん「勇者もああ見えてなかなかいいところあるぞ?ちょっと考えてみても……」

魔王「貴様も一緒に来い!人質だ!」ガシッ

おっさん「へ?」

魔王「いくぞ!」バサッバサッ

側近「ちょっと!魔王様ー!王様はこっちですよー」

王冠「」

これはいい

支援

「おっ、勇者!結婚おめでとう!」

「これで平和になるなー!」

「魔王っていっても結構いい女じゃねーか。この幸せ者!」

ワイワイ

勇者「な……なんだこれ?」

ケルベロス「わふっ?」「がうっ?」「わんわんお?」

勇者「俺の聞き違いに違いない……」

「結婚おめでとー!」

「新婦どこだよー」

「ははは!早速夫婦喧嘩か?」

勇者「なんだこれ?」

        .∧__,,∧
       ( ´・ω・)   
.    シュッ  >、/⌒ヽ  
  ───ミ''-‐y' / i_

        `⌒ー′ | |::| 
      \\  \ | |::|
         ④   \=::|. 
              \ 
                \

俺「わんわんお!」

―――魔王城

勇者「おかしい……誰もが俺と魔王が結婚していると思っている……」

ケルベロス「わふっ?」「がうっ?」「わんわんお?」ペロペロ

勇者「そういえば飯食ってる最終に眠くなってそれから記憶が無い……」

ケルベロス「わふっ?」「がうっ?」「わんわんお?」ペロペロ

勇者「俺を混乱させる作戦か?」

ケルベロス「わふっ?」「がうっ?」「わんわんお?」ペロペロ

勇者「とにかく……魔王を倒す……それが俺の使命だったはずだ……」

ケルベロス「わふっ?」「がうっ?」「わんわんお?」ペロペロ

勇者「あー!もう!かわいいなぁ!お前らは!」

勇者「よしよしよしよし!」ナデナデ

ケルベロス「わふっわふっ!」「がうっがうっ!」「わんわんお!わんわんお!」

門番「ん?勇者じゃねーか?」

勇者「むっ……」

門番「おーい!結婚したんだってな!このこのっ!」ツンツンッ

勇者「……」ビキビキッ

門番「俺も魔王様狙ってたってのによー」ツンツンッ

門番「おっ、さっそくチャッピーに気に入られたのか」

門番「魔王様も猫っかわいがりしてたからなー。お前相性いいよ」

勇者「魔族がため口きいてんじゃねえ」ガシッ

門番「ちょっ……頭離して……」ギリギリ

ワッフルせざるを得ない

勇者「殺すぞ、こら」

ギリギリギリッ

門番「つ、つぶれる……つぶれますから……」

門番「す、すんませんっした……手……離して……」

勇者「ふんっ」スッ

門番「ふぅ……死ぬかと思った……」

勇者「なんで俺と魔王が結婚したことになってるんだ」

門番「え?なんでってほらっ、この新聞」スッ

勇者「なっ……一面にデカデカと……」

門番「何かあったんですか……」

勇者「……」ワナワナ

門番「どうしたんです?」

勇者「魔王の部屋はどこだ?」

門番「え?え……あー、なるほど」ニヤリッ

門番「今夜が初夜っすかー。へへへー、このエッチ!」ツンッ

勇者「ふんぬーっ!」ボゴォ

ガラガラガラッ

門番「」

魔王「追いついた!」バサッバサッ

勇者「ちっ……早いな」

魔王「なっ……貴様門番に何をした!?」

勇者「ちょっと眠ってもらっただけだ」

魔王「おのれ……」ゴゴゴゴゴゴッ

勇者「おっ、やるか?ここで決着つけるか?」

魔王「ああ!ここが貴様の墓場だ!」バサァ

おっさん「あ、あのわし危ないんで離してくれない?」

勇者「行け!太郎!火炎ブレスだ!」

ケルベロス「わふぅ!」ゴゴゴゥ

おっさん「ちょっ!聞けよ!あちー!」

魔王「くっ……その程度……この盾があれば……」バッ

おっさん「盾じゃないよ!?」

勇者「次郎!氷結ブレスだ!」

ケルベロス「がうっ!!」ドヒュー

おっさん「寒い!」

勇者「とどめだ!チャッピー!」

ケルベロス「わんわんお!」ペロペロペロペロ

勇者「ああ、お前はかわいいなぁ」ペロペロペロペロ

魔王「NOOOOOOOOOOOOO!チャッピーに何をするー!」

勇者「ははは、そこで泣いているといい」ダッ

勇者「いくぜ!太郎!次郎!チャッピー!」

ケルベロス「わふっ」「がうっ」「わんわんお!」ダダッダダッ

魔王「チャッピーが……汚されてしまった……」ガックリッ

おっさん「あれそんなに可愛いか?」

魔王「私のチャッピーをアレとか言うな」グイッ

おっさん「ぐぅ……くっ、くるし……」

魔王「チャッピーは小さい頃から私の癒しだったのだ……つらい時も苦しいときも一緒だった……」

おっさん「じゃあ他の2匹も可愛がってやっては……」

魔王「可愛くないからやだ」ツーン

おっさん「これじゃあの犬が勇者についていくのも分かるわ……」

魔王「そ、そうだ!勇者は!?」キョロキョロ

おっさん「もう城の中にいってしまったぞ?」

支援

勇者「ここが魔王の部屋か……」

勇者「さぞかし禍々しいところなんだろうな」

ケルベロス「わふっ」「がうっ」「わんわんお!」フリフリッ

勇者「そんなにしっぽを振って……お前も怖いか」ナデナデ

勇者「悪の巣窟……この俺がつぶしてやる」

勇者「いくぜ!」

ガチャッ

勇者「むっ……これは……」

勇者「なんだ……この可愛らしい……女の子の部屋?」

勇者「どういうことだ??」

ケルベロス「わんわんお?」

勇者「ここがあいつの部屋で間違いないよな?」

勇者「???」

ケルベロス「わふわふっ!」ダダッ

勇者「あ、おい、暴れるな」

ケルベロス「がうがうっ」バタバタッ

ケルベロス「わんわんお!わんわんお!」ドタドタ

わっふる

ガタガタッ

勇者「ちょっ、待てって」

ケルベロス「わんわんお!わんわんお!」カプカプ

勇者「タンス開けんなって、おい」

ケルベロス「わふっ!わふわふっ!」ガシャーン

勇者「ん?なんだこれ、俺の写真?なんでこんなもんがここに……」

ケルベロス「がうっ!」ドタドタ

勇者「ちょっ……」

ヒラヒラッ

勇者「ん?これは……ブラジャーに……パン……」

魔王「勇者あああああああああああ!」バタンッ

魔王「はぁ……はぁ……私のチャッピーを……チャッピーを……」

勇者「あ、いや、これは……だな」

魔王「何を……している……勇者……」

はよ

支援

勇者「あー、これはだな……」

魔王「私の下着で何を……///」

勇者「えっと……」

勇者「っていうかお前がこんなヒラヒラした可愛いもんつけんの?」

勇者「魔王がこんなんつけるとか、似合わねー。はははは……は?」

魔王「うっ……」ウルウル

勇者「お、おい……」

魔王「酷い……」ポタポタ

勇者「えー」

魔王「ううっ……」ダッ

タッタッタ

おっさん「ないわー、今のはないわー」ヒョコッ

側近「ですねー、女の子にあれはないですねー」ヒョコッ

ケルベロス「わんわんお!」

シエンタ

早さが足りない

ピオリム!ピオリム!

はよはよ

おっさん「側近、追いついたか」

側近「ええ、心配でしたから」

おっさん「まったく勇者と来たらまったくデリカシーの欠片もないやつですまん」

側近「本当ですね。あれほどとは思いませんでした」

おっさん「酷いやつだ」

側近「酷い人です」

勇者「ドアから頭だけ出して何やってんだ、あんたら……」

おっさん「泣かせた」

勇者「うっ……」

側近「女の子を泣かせた……」

勇者「女たってあいつは魔王……」

側近「さいてーねー」

おっさん「ねーっ」

はよ!

しねよ
えー加減こういうの飽きた
んまぁ、暇だし見てやらんこともないけど

>>58
多少ワロタ

いんたーせぷと

おせーよカス

勇者「なんなんだよ、ほんと!」

側近「魔王様も女の子なんですよ」

勇者「だっ、だからなんだ」

おっさん「泣き顔……可愛かっただろう?」

勇者「何言ってやがる!///」

側近「あー、照れた照れた」

おっさん「うい奴じゃのう」

勇者「うっさい!」

側近「女の子泣かせてそのままにしておく気ですかー?」

おっさん「責任とれー」

勇者「責任とかわけわかんねーよ!どうしろってんだ!」

側近「そんなの追っかけるしかないですよねーっ」

おっさん「ねーっ」

はよう

しぇーん

はよ

魔王「酷い酷い……」

魔王「私だって好きでいつも真っ黒な格好や偉そうな話し方してるんじゃないのに……」ポイッ

ポチャーン

魔王「外では魔王らしくしてるだけじゃあないかぁ……ううっ」

魔王「それをあんな私の部屋荒らして……私の……見て……」

魔王「それでそんなの似合わないって……」

魔王「でも……私の……見てたってことは興味はあったのかな……」

魔王「だ、だったらどうしよう///」ドキドキ

ザッ

勇者「魔王!」

魔王「!?」ドキッ

おっさん「よしいけー」

側近「がんばれー」

おっさん「さっさと押し倒して子供つくってしまえー」

側近「そうですよー、それが世界の平和のためですー」

ケルベロス「わふっ」「がうっ」「わんわんおっ!」

勇者「外野うっさい!」

魔王が無駄に可愛いぞ畜生

紫煙

側近「おっさん……これを……」スッ

おっさん「これは……?」

側近「魔王様の部屋から拝借してきたんです……」

おっさん「お、おお……立派な王冠だ……」

側近「付けてみてください///給料の3か月分です」ポッ

おっさん「装……着!」シャキーン

王様「ぴったりだ……」キラキラッ

側近「素敵っ!」キラキラッ

王様「っとこんな感じで行け!勇者!」

勇者「だからうるせえって!」

この遅さは致命的

はよはよ、

ぱよぱよ

魔王「な、何しに来た!」グシグシッ

側近「魔王様あんなに目をはらして……かわいい!」

王様「それ行け!勇者!」

勇者「魔王……」ジー

魔王「な、なんだ……」ドキドキ

勇者「俺……お前のこと……」

魔王「!?」

王様「おお!」

側近「これは……」

勇者「俺はお前を倒す!」グッ

魔王「こ、この……」

側近「ああー、また女の子に恥かかせて……」

王様「へたれ勇者ー」

勇者「それが俺の運命だからだ!」

魔王「そ、そんなこと……分かってるもん!」

勇者「もん?」

側近「もん?」

王様「もん?」

ケルベロス「わふっ?」

ベッドに押し「倒す」だろ?おい

魔王「そ、そんなことはわかっておるわ!それよりチャッピーを返せ!」

勇者「ああ、こんな糞犬返してやるよ!」ゲシッ

ケルベロス「わふっ!?」「がうっ!?」「わんわんおっ!?」

勇者「ほれっ、さっさとあっちいけ!」

ケルベロス「きゃうんきゃうんっ!」「がうがうっ!」「わんわんお!」グルグル フリフリ

勇者「近づくな!しっぽ振っても無駄だ」

ケルベロス「わんわんおー!」ペロペロ

勇者「駄目だ、ほらっ、帰れ」

トコトコ

ケルベロス「わふぅ」クルッ

勇者「こっちみんな」

ケルベロス「がうっ!」タッ

魔王「チャッピー!」ギュッ

ケルベロス「わふっ」「がうっ」「わんわんおっ」

勇者「ちゃんと他のやつにも名前つけてやれよ」

魔王「ああ……」

側近「太郎、次郎とかつけた人に言われたくないですよね?」

王様「ねーっ」

勇者「そこお願いだから黙ってろよ」

勇者「まぁ、なんだ。色々周りにかき回されちまったけどよ」

勇者「初心に戻って決着つけちまおうぜ」ゴゴゴゴゴゴ

魔王「ふっ……」

魔王「ふははははは、いいだろう!それでこそ勇者だ」

魔王「行くぞ!ジュヌヴィエーヴ!エリザベス!チャッピー!」

ケルベロス「わふっ!」「がうっ!」「わんわんお!?」

側近「なんか偉い名前付けましたね」

王様「チャッピーだけ格下な感じになってしまったな」

勇者「はぁぁ……」ゴゴゴゴゴゴ

勇者「魔王……言霊って知っているか?」

魔王「ん?魔力を言葉にこめて放つものだろう?死の呪詛なんかもその類だが……まさか!?」

勇者「はぁぁ……食らえ!」ゴゴゴゴゴゴ

勇者『俺はお前が嫌いだ!』ゴゥ

魔王「ぐはぁ!」グサッ

おい、勇者死ねよ

なんで王様はこんなやつを勇者に選んだのじゃ・・・・・

勇者『この貧乳!』ゴゥ

魔王「がっ……」グサグサッ

勇者『貧乳のくせにあのエロい下着はなんだよ!』

魔王「うぐぅ……」グサグサグサッ

勇者『似合う似合わない以前の問題だろうが!』

魔王「……」ビクッビクッ

側近「も、もうやめてあげて!魔王様のライフは0よ!」

王様「言霊でなんつーことを言うんだ、あいつは……」

ケルベロス「わんわんお?」

魔王「まだだ……まだ終らない……」フラフラッ

勇者「まだ立つか……」

魔王「今度は……私の番だ……///」

側近「魔王様がんばってー」

魔王「すーっ……はーっ……」

勇者「くっ、来るか!?」

魔王『わ、私は……』

魔王『私は勇者のことがそんなに嫌いではないぞ!///』

勇者「ぐはっ……」ズキューン

ワロタ

ドS勇者とドM魔王か
相性が良いじゃないか

しゅ

魔王『下着を見られて恥ずかしかったし、似合わないって言われて悲しかったんだ』ゴゥ

勇者「おうふっ」ズキッ

魔王『それに……泣き顔を見られたことも恥ずかしかった』ゴゥ

勇者「ぬおっ」ズキズキッ

魔王『でも……嫌いに……ならないで欲しい……』ゴゥ

勇者「……///」ズキズキズキッ

王様「効いてる効いてる」

側近「魔王様もうちょっとですよー」

魔王『だから……でも……』

魔王『べ、別にお前と結婚したいわけじゃないんだからな!///』

勇者「ぐはっ///」バタッ

側近「仕留めましたよ!魔王様の言霊で!」

王様「おお!」

魔王可愛い

絵が欲しいな
漫画にしてくれ

>>92
あ、そういうのはいいです

四円

>>92
お前はなにもわかってない

SSスレは想像することで成り立つのに安易に絵とか言うやつなんなの?

>>98
そうなのか
すまんかった

―――教会

神父「えー、改めて勇者と魔王の結婚式をとり行う」

魔王「……勇者///」チラッ

勇者「あー、もう、かわいいな!チクショウ!」

魔王「チャッピーより……可愛い?///」

勇者「ああ、チャッピーより可愛いよ!」

ケルベロス「わふっ」「がうっ」ガブガブッ

勇者「いてぇ!こいつら噛みやがった!」

ケルベロス「わんわんおっ!」ハッハッハッ ペロペロ

勇者「お前は相変わらず馬鹿でかわいいなぁ」ペロペロ

ケルベロス「わんわんおっ!」

魔王「ちょっと勇者!」

勇者「あー、はいはい」

神父「では近いのベロチューを」

勇者「おい」

王様「どうした勇者、ベロ入れろ。ベロ」

側近「いっちゃってください!」

勇者「神父の変更を希望する!」

はよ!

却下

神父「ほれほらっ、どうしたさっさとベロチューせんか」

神父「みんな待っておるぞ。ぶちゅーっとな」

神父「もう濃密な感じでぶちゅーと、ほれほれっ」

神父「どうした?やらないのか?じゃあ私がやっちゃよ?ええのか?それでええのんか?」

神父「では……んーっ」

勇者「うおりゃあああ!」ドガッ

神父「」バタッ

勇者「あぶねぇ……まじでやろうとしやがった……」

魔王「……勇者ぁ」

勇者「ああ、もう分かったよ!」

勇者「魔王!これでお前は俺のもんだ!」

魔王「は……はいっ///んっ……」チュッ

―――エピローグ 魔王城

魔王「勇者の馬鹿!もう知らない!」

勇者「なんだってんだよ、今度は!」

魔王「今日も側近ばかりと仲良くしてた!」

勇者「いいだろ、別に。仲良くなったんだから」

魔王「もっと私を見てよ!」

勇者「あーもううるさいうるさい!」

魔王「でてけー!」ポイポイッ

勇者「ちょっ、物投げるな……って何投げようとしてんだ!」

ケルベロス「わふっ?」「がうっ?」「わんわんおっ?」

魔王「この……ばかー!」ブンッ

勇者「ケルベロス投げんな!おっと……」ギュッ

ケルベロス「わんわんおっ」

勇者「セーフ」

魔王「もう……もう人間なんて滅ぼしてやるーーーー!」

側近「はぁ……また痴話喧嘩ですか……」

えんだああああああああああああ

いやぁぁぁああ

―――王国

王様「はぁ……なんだ?まだ家追い出させたのか?」

勇者「王様……人類は危機にあります……」クッ

王様「痴話喧嘩に人類巻き込むなよ」

勇者「相手はあの魔王です……このままでは……」

王様「あのさぁ……」

勇者「でも安心してください!俺とこいつが絶対に倒して見せますから!」

ケルベロス「わふっ!」「がうっ!」「わんわんおっ!わんわんおっ!」フリフリ

王様「帰って謝ってくればいいだろ?」

勇者「ふっ、見ていろ……人間の底力をみせてやるぞ……」

王様「いや、ほんともう迷惑なんて帰ってくんない?」

勇者「俺たちの冒険はこれからだ!」


おしまい

いい終わり方だ

乙乙

かわいいなあ

素晴らしかった

乙ー

面白かった

乙乙良かった

観てて楽しいSSだった

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