あかり「ホームシック……?」(134)

ちなつ「あの美術の先生ってけっこう美人ですよね」

京子「……ちなつちゃんってやっぱりガチなんだ」

ちなつ「な、なんですかその目は!?」

京子「嬉しいよちなつちゃん、一緒に幸せになろうね……」ギュッ

ちなつ「ちょ、ちょっと何するんですか!」

あかり「結衣ちゃん、ほんと2人とも仲がいいんだね~」

結衣「ふふ、なんだかんだ言って相性がいいのかもな」

ちなつ「笑ってないで助けて下さいよ結衣せんぱ~い!」

京子「大丈夫、私がちなつちゃんを養うから……」スリスリ

え?あかりは?

よくみて

結衣「はいはい、ちなつちゃんを困らせないの」ガシッ

京子「あーん……くふふ、結衣も私に妬いてるのかぁ」

結衣「……なに言ってるんだか」

ちなつ「そうですよ、お2人がくっ付くのだけは許せません」

京子「いやーモテモテで困るなぁ私……」クネクネ

ちなつ「なんで私が京子先輩に好意持ってる感じになってるんですか!」

京子「でも2人とも平等に愛してあげるからね」ギュッー

ちなつ「ひっ、ひぃぃぃぃぃ……」

結衣「か、勝手に私も入れるなよ……」

結衣「とにかく離せ、京子」グイッ

京子「もう照れ屋なんだから、それじゃちなちゅをいただきますか!」

ちなつ「ご、5秒だけですからね」

結衣「……ふぅ」

あかり「ふふ、なんだかんだで言い寄られてても悪い気はしてなさそうだよね」

結衣「ん、ちなつちゃんが?」

あかり「そうそう、京子ちゃんに抱き着かれたりとかされても」

あかり「本気で嫌がってる感じはしないもん」

結衣「そうだね、だいぶ馴染んできたよホント」

続けて

京子「ちなつちゃん、あなたは本当に可愛い……」ギュッ

ちなつ「こ、この人は……!」

ちなつ「私に可愛いって言っていいのは、結衣先輩とあかりちゃんだけです!」

結衣「……ふふ」

あかり「……?」

あかり「結衣ちゃん、なにかいいことでもあったの?」

あかり「ぇへへ、なんだか結衣ちゃん嬉しそうだから……」

結衣「そ、そうかな……」

うえへへ

結衣「嬉しいというか、なんというか」

結衣「うーん……」ポリポリ

あかり「ふふふ、言い辛かったら別に無理しなくてもいいよぉ」

結衣「あかり、ちょっと側に来てくれる?」

あかり「うんうん、それじゃ隣に座るね」

あかり「よっと……」

結衣「あまり大きい声では恥ずかしくて言えないんだけど」

結衣「あの……その……」

結衣「……ごらく部で過ごす時間が本当に楽しくて」

あかり「ふーん……」ニコニコ

結衣「……あ、いまバカにしただろ」

あかり「バカになんかしてないよぉ~」

あかり「ぇへへ、あかりもここで過ごすのが大好きだもん!」

結衣「そっか……」

結衣「京子がみんなを楽しませて、ちなつちゃんの美味しいお茶を飲んで」

あかり「うんうん」

結衣「ふふ、それでさあかりがいつもみんなをニコニコ見守ってて」

結衣「……それがなんか幸せというか」

あかり「……」ニコニコ

穏やかな雰囲気がいいな

あかり「結衣ちゃんは可愛いなぁ……」

結衣「……絶対馬鹿にしてる」

結衣「やめやめ、なんかむず痒いなこんな話」

結衣「こんなの京子に聞かれたら一生バカにされる――」

京子「……」グスッ

ちなつ「結衣せんぱ~い……」

京子「みんな考えるのは同じなんだね、結衣」

京子「私もごらく部が大好きだよ、ほんと作った甲斐があった……!」

結衣「あー恥ずかしい……」

~帰り道~

ちなつ「先輩方、さようなら~」

京子「ちなちゅ、あかりばいばーい!」

あかり「京子ちゃん結衣ちゃん、またねー」

結衣「あ……」

結衣「ばいばい、2人とも」ニコッ

あかり「……結衣ちゃん?」

ちなつ「あかりちゃーん、早くしないと置いていくよ」

あかり「う、うん……」

あかり「うーん……」

ちなつ「どうしたのあかりちゃん、そんなにうんうん唸って」

あかり「あ、えっとね、あかりの思い違いだといいんだけど」

ちなつ「うん……」

あかり「結衣ちゃんが別れ際にとっても寂しそうな顔をしてて……」

あかり「本当に捨てられた子犬みたいに悲しそうで」

ちなつ「えっ、結衣先輩が!?」

あかり「……それがみょうに引っかかっちゃって」

ちなつ「ふむふむ……」

ぐへへ

あかり「結衣ちゃんのあんな顔見たのは初めてだったから」

あかり「あかり心配だよぉ……」

ちなつ「うふふ……」

ちなつ「やーんもう、結衣先輩ったら素直じゃないんだから!」

ちなつ「寂しいから行かないでちなつ……」

ちなつ「はい、私はどこへも行きませんよ結衣先輩!」

ちなつ「うふ、うふふ……」

あかり「大丈夫かなぁ……」

~結衣ちゃん家~

ガチャッ

結衣「……ただいま」

結衣「誰もいないんだからおかえりなんてないよね……」グスッ

結衣「ごらく部の時間が楽しいから余計に辛いなぁ」

結衣「……京子は同人の〆切があるらしいし」

結衣「さすがの京子にもそこまで迷惑かけられないよ」

結衣「でも寂しい……」グスッ

いいよ

そもそもなんで一人暮らししてるんだっけ

人生経験とかなんとか
大家が親戚だからなんとか許してもらってる

結衣「……いただきます」

結衣「あむっ……」

結衣「……」グスッ

結衣「こら京子、アイスはご飯のあとだろ」

結衣「結衣のケチーって、それが普通なの」

結衣「ふふ、ちなつちゃんは本当に美味しそうに食べるね」

結衣「ま、毎日私の手料理食べたいって……」

結衣「……あ、あかりお口にケチャップ付いてるよ」

結衣「ほんとおっちょこちょいなんだから……」

結衣「うっ、ひっく……」グスッ

結衣「ダメだこんなことで泣いちゃ……」クシクシ

結衣「……はぁ」

結衣「認めたくはないけど、これがホームシックなのかな」

結衣「1人で食べて美味しいワケないよ……」

結衣「ごちそうさま」

結衣「もう止めようかな、1人で暮らすの」

結衣「でもワガママ言って許してもらったんだし……」

結衣「はぁ、お風呂入ろう……」

おおう……

結衣「ん、すっきりした」

結衣「あれ、お風呂から上がったらもう8時か……」

結衣「……」

結衣「誰かに電話してみようかな」

結衣「……京子はダメだな、忙しそうだし」

結衣「ちなつちゃんにもあまり迷惑はかけられないな」

結衣「となると綾乃、千歳か」

結衣「うーん……」

当然のあかりスルー

あかりちゃんは普段は9時に寝るいい子だからね


     )
  @⌒⌒@
  </(人人))>
  レリ ゚д゚ノリ まだ起きてるよぉ……

   ( つ旦O
  と_)_)

辛気臭い空気のスレにブレイドが

( 0w0)<ウェーイ♪

中1の時って9時に寝てたっけ

<我が家の生後3か月のチワワです

<名前はチクワで名づけました、心なしか気に入ってるようです

あかり「お姉ちゃん、このわんわん可愛いね~」

あかね「そ、そうね……」ナデナデ

あかね「その名前はどうかと思うけど」

あかり「でもどうしてペットなんか飼うのかなぁ」

あかり「最後は必ず別れがあって辛いと思うけど……」

あかね「うーん……」

ちくわぶはいないのか

アカシックレコードかと思った

あかね「それでも1人でいる人はだいぶ寂しさが紛れるものよ」

あかね「あかりの言うように、いつか別れは来ると思うけど……」

あかね「きっとそれ以上にかけがえのないものをくれるの」

あかね「お姉ちゃんもペット飼ったことないから分からないけど……」

あかり「そうなんだぁ、1人暮らしの人……」

あかね「それじゃあ私はお風呂入ってくるわね、あかり」

あかり「はーい、ちょっと熱いから気を付けてね」

そういえば独り暮らしの理由原作でも出てないな

ブブブブブブブ……

あかり「あれ、電話が鳴ってるなんて珍しいなぁ」

あかり『はいもしもし、あかりだよぉ』

結衣『ぷっ、携帯電話出るときはあまり名前は言わないほうがいいよ』

あかり『ぇへへ、結衣ちゃんが電話してくるなんて珍しいね』

結衣『そ、そうかな……』

あかり『ふふ、それでなにか用事でもあるの?』

結衣『いや、用事という用事はこれといってないんだけど』

結衣『その……』

結衣『あ、あかりはまだ起きてるかなぁと思って』

あかり『さすがのあかりでもまだ起きてるよぉ』

結衣『でももう8時半だよ?』

あかり『むむ……さすがに子ども扱いしすぎ』

あかり『あかりはまだ眠たくなんか……ふぁ~』

結衣『ぷっ、ふふふふ』

あかり『い、いまバカにしたでしょ結衣ちゃん!』

結衣『してないしてない、あかりは可愛いなと思って』

あかり『ぇへへ、そうかなぁ~』

あかり『それで本当に用事はないの?』

結衣『うん、ちょっとあかりの声が聞きたくなって』

あかり『ふーん……結衣ちゃん』

あかり『ほんとは1人暮らしが寂しいんじゃないの?』

結衣『なっ!?』

結衣『そ、そんなワケないだろ、寂しいとか私のキャラじゃないし』

あかり『ほんとかなぁ~?』

結衣『……変なところで鋭い、あかりは』

結衣『ほ、ほんとに寂しいとかはないから』

あかり『……』

結衣『あ、えっと、最近ペット欲しいなぁなんて思ったり思わなかったり……』

あかり『ふーん、例えば?』

結衣『うん、犬なんか可愛いくていいね』

結衣『ふふ、家の扉を開けた瞬間にがばっと飛びかかってきたり』

結衣『……あ、言っておくけど寂しいとかじゃないから』

あかり『素直じゃないなぁ結衣ちゃんは……』

しえ

あかりわんわんはよ

結衣『それでね、綾乃のギャグが最高に面白いんだ』

結衣『だってさ、罰金とバッキンガム宮殿をかけたんだよ!』

結衣『ぷっ、ははははは……』

あかり『……』

結衣『あ……もう10時か』

結衣『あかり、ゴメンねこんなに遅くまで』

あかり『むにゃっ、そんなことないよぉ……』

あかり『結衣ちゃんとお話しできて楽しかったし』

結衣『……そっか、ありがとね』

結衣『それじゃまた明日学校でね』

ピッ

あかり「ほんと結衣ちゃんってば素直じゃないんだから」

あかり「寂しいよあかり……で、いいのにね~」

あかり「こうなったらあかりがひと肌脱いじゃおうかな!」

あかり「ふふふ、結衣ちゃんもきっと喜ぶよぉ」

あかり「段ボールあったかな……」

あかり「ふぁ~……ま、いいや」

あかり「おやすみなさ~い」

まーたあかりわんわんか

また結あかですかーやったー

はい。支援

>>45
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <ガシッ




|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'




| ミ  ピャッ!
|

~放課後~

結衣「京子、今日ももちろん部活あるよね」

京子「あーそれがさ……」

京子「どうもあかりが都合悪いみたいで、ちなつちゃんも風邪らしいんだ」

結衣「……あ、そうなんだ」

京子「それで私も同人の〆切がギリギリだからさ……」

結衣「分かった、今日は休みってことだね」

京子「……ゴメンね、結衣」

結衣「なに言ってるんだ、それより夜更かしして体壊すなよ」ナデナデ

京子「……えへへ、うんっ!」

結衣「……はぁ」

結衣「強がってはみたものの、唯一のオアシスがないなんて」

結衣「耐えられるかな、私」

結衣「……」グスッ

結衣「あれ、私の部屋の前に段ボールが――」

あかり「あ、きたきた」

あかり「結衣ちゃん結衣ちゃん、お帰りなさいだわん」

あかり「野良あかりわんわんだよぉ、拾ってほしいな……」

あかり「ぇへへ、結衣ちゃ~ん!」

天使や・・・

結衣「いらねぇよ! 帰れゴミが!!!

しえん

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
 

| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ
 

| ミ  ピャッ!
|    ④

あか結は正義
即興か

なんか結衣あか書いてるのいつも同じ人の気がしてきた④

貴重な結あかを諦めてなるものか

落させないよぉ

結あか結あか

まだか

追いついた


しえ

バンバン

あかりんかわいいよあかりん

まだ待つんだ・・・

結あかはいいなぁ

>>57
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <ガシッ




|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'




| ミ  ピャッ!
|    


さあ

なんでいいとこで止めるかなあ

戻ってくると信じています

ho

まだ終わらんよ

ほしゅ

ほっほっほ

ho

すごい保守だ……

まだ諦めんよ

寝るまでは保守る

アッカリーン

・・・あっかり~ん・・・

結衣「な、なんだ? 子犬……?」

あかり「あかりが結衣ちゃんのペットになれば、結衣ちゃんももう寂しくないよね! えへへ」

結衣「一体誰がこんな……ていうか何で私の部屋の前にピンポイントで置くんだ」

あかり「結衣ちゃん? 顔色悪いけどどうしたの、大丈夫?」

結衣「あーもうそんなにワンワン鳴くな、近所迷惑だろ」

結衣「仕方ない……とりあえず家の中に入れるか」

あかり「え? わっ、結衣ちゃん力持ち! じゃなくて、急に持ち上げないで、降ろしてよぉ!」

あかり「って、あれ? 結衣ちゃんなんだか大きくなった?」

結衣「めちゃくちゃ尻尾振ってる……。人懐っこいなあ、捨て犬なのかなあ」

あかり「あ、あれ? なんであかり尻尾があるの? あれ?」

あかり「あ、あかりわんわんになっちゃったよぉー!」


ゆるゆりの擬獣化はありきたりか
終了

こないださくにゃこあったしな

パジャマと同化とかあったぞ

さくにゃこは良かった

にゃーにゃー拾えにゃー

なんだかんだでさくひまが人気だな

も!

わんわん拾えわん!

保守ばっか

はよ

コミックLO販売禁止に成功した深田わかばさんが「ゆるゆり」攻撃開始

えぐる

もう十分寝たでしょ
はよ

最後の保守

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