【安価】キース「王を決める」【2スレ目】(683)

【安価】キース「王を決める」
【安価】キース「王を決める」 - SSまとめ速報
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の続きです

キース「2スレ目になったので、改めてこのスレの趣旨を説明する!」

キース「トーナメント形式で行われるゲームを10個こなし、最も優勝回数が多い者、王を決定するのだ!」

キース「王となった者、またそれぞれのゲームでの優勝者には、褒美に敗者への命令権が与えられる」

キース「その褒美とは、敗者に対する命令権だ。公序良俗に反しない限り何を命令しても良い」

キース「ただしエロは許可する!」

キース「そして、このゲームの参加者は以下の通りだ」


<参加者>
ミカサ ライナー ベルトルト アニ エレン ジャン マルコ
コニー サシャ クリスタ アルミン ユミル ミーナ カルラ

キース「続いて現在の状況を説明する!」

キース「前スレでちょうど7ゲーム目までが終了し、このスレから8ゲーム目を始める」

キース「7ゲーム目までの優勝回数は、カルラとミカサが2回、エレンとサシャとベルトルトが1回だ」

キース「残り3ゲームなので、まだ0回の者はこれから行う全てのゲームで優勝する必要がある」

キース「ただし、10ゲーム全てが終了しても優勝回遊が同数になる場合もあるので、その時は追加でゲームを行う」

キース「そして、一応今までの7ゲームの内容と優勝者をの名前を下に記しておく」


第1ゲーム ジャンケン   ミカサ
第2ゲーム ビーチフラッグ カルラ
第3ゲーム モンゴル相撲  エレン
第4ゲーム 早食い競争   カルラ
第5ゲーム 障害物競争   ミカサ
第6ゲーム お料理対決   サシャ
第7ゲーム 野球拳     ベルトルト

キース「今から行う第8のゲームは……借り物競走だ!」

エレン「お、今回は普通のゲームだな」

アルミン「さっきの野球拳が異色だったんだよ」

ジャン「教官がやりたかっただけだろうな。入れ込みようが違った」

キース「この借り物競走では特別なことは何もない! コースの途中にある紙に書かれた品物を借りてくる!」

キース「そしてその品物を持ってゴールすれば勝ちという、至ってシンプルな借り物競走だ!」

キース「さっそくシード権を得る選手を安価で決める! 参加者が14人なので、毎回2人のシード権選手が出るのだ」

キース「その2人は……>>6>>7だ!」

カルラ

ミーナ

キース「その2人は……カルラとミーナだ!」

ミーナ「やった。5ゲームぶりに一回戦突破!」

カルラ「ここ3ゲームいいところなしだから頑張りたいね」

キース「……ご指摘があったので、参加者の服装についても説明する」

キース「優勝者の命令により、10ゲーム全て終了するまでアルミンはセーラー服、ジャン、ユミル、ライナー、アニの四人ははっぱ隊の格好をすることになっている」

キース「他の者は普段の訓練服だ! カルラも特別に訓練服だ!」

アルミン「言わなくていいだろ」

ユミル「わざわざ私たちを辱めるようなこと言いやがって」

キース「うるさい! この命令を覆したければ更なる優勝者の命令で上書きする他ない!」

キース「続いてトーナメント表を見ろ!」

カルラ(シード)

ジャン
マルコ

アルミン
コニー

サシャ
ライナー


ミーナ(シード)

ベルトルト
アニ

エレン
クリスタ

ユミル
ミカサ

キース「先ほどの野球拳とは違い、1対1の対決に戻るので注意するように」

キース「勝敗については、一回戦と二回戦では安価の秒数が偶数か奇数かで、準決勝と決勝では勝者の名前を指定して貰う」

キース「さらに、借り物競走で課題となる品物についても安価で決定する」

キース「その品物は物でも人でも構わない。ただし、人を借りる場合は進撃のキャラ、人間限定でお願いする」

キース「競技者以外の参加者でもいいし、この場にいない者でもいいが、審判のキースは不可とする。」

キース「また、○○が持っている××というように、特定の人が持っている物を指定して貰っても構わない」

キース「例えば、エルヴィンが持っているヅラ、という形だ」

キース「最後に、グロスカな品物(死体や排泄物など)だった場合、一つ下にするのでご了承願いたい」

キース「課題によっては今までで一番カオスになるかも知れんが、よろしく頼む!」

キース「ルール説明が終わったところで、さっそく一回戦前半の試合を行う!」

キース「ジャン対マルコ、アルミン対コニー、サシャ対ライナー」

キース「品物に人を関わらせる場合は、この6人と私キース以外の進撃人間キャラで頼む!」

ジャン「優勝してはっぱ隊の格好をやめさせる」
マルコ「ミカサのことは後回しになるね」

アルミン「僕も一回戦落ちが続いてるし、頑張らないと!」
コニー「決勝行っても負けてばっかだから今度こそ優勝だ!」

サシャ「原始人としか思えないような格好のライナーには負けません」
ライナー「けっこう傷つくな……」

キース「それでは一回戦前半……スタートだ!」


勝者
ジャン対マルコ >>14

アルミン対コニー >>15

サシャ対ライナー >>16

偶数奇数です

ほい

かあ

どうなる

<ジャン対マルコ>

ジャン「この借り物競走、走力よりどんな課題を引くかで全てが決まる!」

マルコ「コースの途中にテーブルが……紙は全部十枚あるんだね」

ジャン「悩んでも意味ねぇしな。直感だ!」

マルコ「僕はこれにしよう」


ジャンの課題 >>19

マルコの課題 >>20

ミカサの処女

ライナーのパンツ(葉っぱは残す

>>21
すみません、一回戦前半組であるジャン、マルコ、アルミン、コニー、サシャ、ライナーは課題に関わらせることはできません
同時進行しており、サシャ対ライナーが公平でなくなるので

再安価 >>22

アニの涙

ジャン「はぁあああああああっ!?!?」

マルコ「うるさいな、大声出さないでくれ」

ジャン「いやいやいや! こんなの借り物でも何でもないだろ! 一度貰ったら返せねぇよ!」

ジャン「だが勝つためには挑戦するしかねぇ……頼み込む!」

ジャン(それにもし承諾してくれたら……最高だ!)

ジャン「ミカサぁあああっ!」

ミカサ「な、なに?」

クリスタ「もしかしてミカサの持ち物が課題だったの?」

ジャン「そうだ……ミカサ! オレにお前の処女をくれ!」

ミカサ「」

ミカサ「じ、ジャン……いったい何を」

ジャン「本当なんだ! これがオレへの課題だ! この紙を見てくれ!」

ベルトルト「本当だ……まさかこんな課題が出されるなんて」

ミーナ「こわー」

ジャン「頼むミカサ! オレは何としても勝ちたいんだ! だからオレにお前の処女をくれぇ!」

ミカサ「……」

クリスタ(ミカサ、どうするんだろう)

ミカサ「>>26

貴方は試合に勝つために私の処女を奪いたい
私はエレンに処女を捧げるために貴方から処女を守りたい
相反する行動理由を持った二人が対峙した時、取るべき行動一つ
勝負でしょ?
(言い終わると同時にジャンの視界から消えて攻撃をしかける

ミカサ「貴方は試合に勝つために私の処女を奪いたい
    私はエレンに処女を捧げるために貴方から処女を守りたい
    相反する行動理由を持った二人が対峙した時、取るべき行動一つ
    勝負でしょ?」

ジャン「は……!?(ミカサが消えた!?)」

クリスタ「ジャン! 後ろ!」

ジャン「うし、ろ……っ!?」

ミカサ「――しっ!」

ジャン「ぐほあっ!?」

ミカサ「ふう……クリスタ、今の言葉はジャンに対する助言になってしまう。あまりしない方が良い」

クリスタ「う、うん、ごめん……」

奇数偶数で勝ち負け決めるの、奇数だとどっち?

ジャン「ぐ、ぐぅ……」

ミカサ「あなたに処女を渡すわけにはいかない。私の処女はエレンのものだから」

ジャン「が……がくっ」

ベルトルト「容赦ないね、ミカサ」

エレン「そんなことより何でミカサの処女がオレのものなんだよ」

ミカサ「私たちが初めて出会った時からそれは決まっている」

エレン「勝手に決めんな」

>>28
表記された順に偶数奇数なので
偶数ならジャン、アルミン、サシャ
奇数ならマルコ、コニー、ライナーの勝ちです
次からは分かりやすく書きます

マルコ「災難だな、ジャン。僕も容易とはいえないけど、彼ほどじゃない」

マルコ「……アニ、君に頼みがある」

アニ「なに? まさかあんたも私の処女とか言うつもり?」

マルコ「いや違う。僕が欲しいのは君の涙だ。この容器に入れるよう指示があった」

アニ「はあ……処女じゃなくて助かったけど、急に涙を流せと言われてもね」

マルコ「だよね……あ、じゃあこれをして涙を流そう」

アニ「なに?」

マルコ「>>32

僕と一緒に泣いた赤鬼を読んで

マルコ「僕と一緒に泣いた赤鬼を読んで」

アニ「本? そんなので泣けるのかな」

マルコ「いいからいいから。ちょうど僕が持ってるからさ」

アニ「仕方ないね……」

……

アニ「……ひ、ひっく……うぅ」

マルコ(こんな簡単に泣くだなんて……涙取り放題)

アニ「な、なんであんなに優しいひっく、青鬼がっ……赤鬼から離れないといけないの……ぐすん」

マルコ(あ、一から読み返し始めた。でも涙は十分だし、僕はもういいよね)

マルコ「ありがとう、アニ」

アニ「あおおにぃ~」


勝者 マルコ

<アルミン対コニー>

アルミン「簡単な課題を頼むよ……!」

コニー「どれにするかな……これだ!」



アルミンの課題 >>35

コニーの課題 >>36

ジャン、マルコ、アルミン、コニー、サシャ、ライナー、キースは関わらせられません

カルラさんのおパンツ

クリスタのおしっこ

アルミン「お、おパ……!?」

コニー「お、おし……!?」

アルコニ「……」

アルミン「い、いや大丈夫だ! カルラさんなら貸してくれるはず! これがアニやユミルが相手ならやばかっただろうけど」

コニー「この白いカップに入れてスポイトで吸い上げるのか。おしっこした人の名前と日付を書いたシールも張ると」

アルコニ「……よし」

アルミン「カルラさ―ん!」

コニー「クリスター!」

カルラ「私の持ち物が課題? 大抵の物なら貸してあげられるよ」

アルミン「はい。その大抵の物に含まれないかもしれないけど、お願いします!」

アルミン「カルラさんの……おパンツを貸してください!」

カルラ「……」

アルミン(やっぱり駄目か……?)

カルラ「仕方ないね。ちょっと待ってて、今脱ぐから」

アルミン「い、今ここで!?」

カルラ「だって今は穿いてるの以外に持ってないし。家に取りに戻るわけにもいかないでしょ」

アルミン「そ、そうですね」

カルラ「……はい。おばさんのパンツを課題にするなんて何を考えてるんだろうね」

アルミン「本当ですよ……ありがとうございます」

カルラ「……貸すのはいいけど、匂い嗅いだりはしないようにね」

アルミン「し、しませんよ」

カルラ「あはは。ほら行きな」

アルミン「はい!(助かった……やっぱり大きくなると羞恥心がなくなってくるのかな?)」

アルミン「それはともかく、あとはゴールまで走るだけだ。そう言えばコニーは……?」

クリスタ「絶対ムリー!」

コニー「頼むって! お前のおしっこが課題なんだよ!」

クリスタ「お、女の子におしっこ貸してくれだなんて……セクハラだよ!」

コニー「そんなことオレだって分かってるっての! 何もここでしろとは言ってねぇ!」

コニー「トイレに行って、この容器の中に入れてくれるだけでいいんだ!」

クリスタ「でもそれをコニーに渡すんでしょ!? そんなの恥ずかしいよ!」

コニー「検尿と変わらねぇだろ! ただそれを回収するのがオレってだけだ!」

クリスタ「で、でも……」

ユミル「おいコニー、そこまでにしておけ」

コニー「邪魔すんなよ、このままじゃ負けちまう!」

ユミル「もう遅い。ゴールを見てみろ」

コニー「は?」

アルミン「……ゴォール! 一回戦突破だぁ!」

ユミル「な?」

コニー「……はあ、遅かったか」

クリスタ「た、助かったぁ」


勝者 コニー

<サシャ対ライナー>

サシャ「私の課題、食べ物だと嬉しいですね!」

ライナー「借りて来るんだから食べたら意味ないだろ」

サシャ「分かってます! だからゴールした後に美味しくいただきます!」

ライナー「そ、そうか」


サシャの課題 >>46

ライナーの課題 >>47

ジャン、マルコ、アルミン、コニー、サシャ、ライナー、キースは関わらせられません

ユミルの作ったゲロマズ冷奴

アニの好きな人

サシャ「い、以前のゲームを利用してくるとは……!」

サシャ「でも確かあのゲロマズ冷奴はゲーム後に処分されたはず……これは詰みかねませんよ」

サシャ「……そうだ! もう一度ユミルに作って貰いましょう!」

ライナー「おいおい、アニの好きな人って……誰だ?」

ライナー(格闘術の訓練を一緒にやったことのあるエレンか、それともベルトルトで相思相愛か……)

ライナー(いやいや、アルミンやジャン、コニーという可能性だってある)

ライナー(それどころか訓練兵でないかもしれん……キース教官とか)

ライナー「ええい! 悩んでいても答えは出ん! 直接聞くしかない!」

サシャ「ユミル! お願いがあります!」

ユミル「あ? まさか私の私物が課題か?」

サシャ「私物ではなくユミルの料理です! お料理対決の時にあなたが作ったあのゲロマズい冷奴が課題なんです!」

サシャ「だからここでもう一度作ってください!」

ユミル「冷奴がゲロマズになるなんてあの時限りの奇跡だと思うが」

サシャ「大丈夫です! はっぱ隊の格好をしているあなたになら作れます!」

ユミル「そのことはいいだろ! 作ってやらねぇぞ!」

サシャ「す、すみません! お願いしますから!」

ユミル「ったく」

ライナー「アニ!」

アニ「マルコの次はライナー? 私感動しててそれどころじゃないんだけど」

ライナー「そう言わずに頼む。お前にしかできないことだ」

アニ「……分かった。それで何? 涙の次は汗とか?」

ライナー「いや、非常に答えにくいことだとは思うんだが……」

アニ「答えにくい?」

ライナー「ああ。オレの課題は……アニ、お前の好きな人だ」

アニ「は?」

アニ「……どういうこと?」

ライナー「つまりお前が好きな人を借りてゴールしなければならん。だが俺はそいつが誰なのか知らない」

ライナー「だから直接本人に聞きに来たんだ」

アニ「……」

ライナー「絶対に口外はしない! 俺の課題がなんだったのかも誰にも言わん! だから頼む!」

アニ「……」


アニは答えるか否か >>52

答えるならその相手の名前 >>54
(進撃キャラ限定、百合はなしの方向で)

答える

エレン

アニ「……エレン」

ライナー「……!」

アニ「……言ったよ。これでいいでしょ」

ライナー「あ、ああ。助かった、礼を言う」

ライナー(少し頬を赤らめながらとは、本気のようだな……残念だ、ベルトルト)

ライナー「……おいエレン、俺と一緒に来てくれ」

エレン「は? お前アニの方に行ってたじゃねぇか。オレは関係ないだろ」

ライナー「いやある。俺が間違えていたんだ。俺の課題はエレン、お前だ」

エレン「ふうん……? まあいいけど」

ライナー「よし、急いでゴールに行くぞ!」

ユミル「できたぞサシャ。ゲロマズかどうかは知らねぇけど」

サシャ「食べてみますね。ぱくっ……ううぅっ!?」

ユミル「お?」

サシャ「す、素晴らしいゲロマズさです! あなたは冷奴をゲロマズく作る達人です!」

ユミル「嬉しくねぇよ……ん? おいサシャ、ライナーがエレンを連れていくぞ」

サシャ「しまった、急がなければ! ありがとうございますユミル!」

ユミル「ああ……なんで冷奴がこんなに不味くなるんだろうな……?」

サシャ「ぬおおおっ! 負けませんよライナー!」

エレン「おい、サシャも課題を手に入れてきたみたいだぞ」

ライナー「くっ……やはりお前を抱えながら走っていては速度が出ない……!」

エレン「課題の品物を“持って”ゴールしなければならないんだもんな……」

サシャ「こんな所で課題による差が出るとは……いけます!」

ライナー「くそっ……!」

サシャ「ゴールでーす!」


勝者 サシャ

キース「一回戦前半は全て終了! マルコ、アルミン、サシャが勝ち抜けだー!」

アルミン「よし、久しぶりに一回戦突破だ!」

コニー「やっぱクリスタのおしっこなんて課題に無理があったよな」

アルミン「クリスタのおしっこ!? もしかして借りたのか!?」

コニー「いや、断られてる間にお前がゴールしたからできなかった」

アルミン「ほっ(本当に恐ろしい課題が出されるな……)」

マルコ「ジャン、大丈夫か?」

ジャン「全然大丈夫じゃねぇ……後頭部が痛ぇ」

マルコ「君の課題はミカサの処女だっけ? まあ、エレン以外には無理だよね」

ライナー「すまんアニ、わざわざ教えて貰ったのに負けてしまった」

アニ「……別に。口外しなければそれでいい」

ライナー「そうか……」

ベルトルト「二人とも、何の話?」

ライナー「い、いや何でもない。お前は次の試合アニとだったな」

ベルトルト「うん、これで三度目かな。負けてばっかりだからそろそろ勝ちたいんだ」

ライナー「……頑張れよベルトルト、いろいろとな」

ベルトルト「いろいろと?」

キース「それでは一回戦後半を開始する!」

キース「ベルトルト対アニ、エレン対クリスタ、ユミル対ミカサだ!」

ベルトルト「よろしくね、アニ」
アニ「うん(借り物競走じゃはっぱ隊の恨みを晴らせそうにない)」

エレン「どんな課題なんだろうな」
クリスタ(私のおしっこなんて課題があったんだし、もし変なのだったらどうしよう)

ユミル「ミカサが相手か。またきつそうだな」
ミカサ「エレン関係の課題が出されないのが非常に残念」

キース「それでは一回戦後半……スタート!」


勝者
ベルトルト対アニ >>65

エレン対クリスタ >>66

ユミル対ミカサ >>67

偶数ならベルトルト、エレン、ユミル
奇数ならアニ、クリスタ、ミカサ
の勝ちです

ほい

へい

てい

<ベルトルト対アニ>

ベルトルト「野球拳からの勢いを維持できれば十分に勝機はある……簡単な課題こい!」

アニ「変なやつだけは勘弁してよ」


ベルトルトの課題 >>70

アニの課題 >>71

ベルトルト、アニ、エレン、クリスタ、ユミル、ミカサ、キースを関わらせることはできません

ライナーの精液

エレンのパンツ(ミカサが障害物競走で拾ったヤツから借りてください)

今日はここまでにします
第9ゲームの案があれば書いて貰えると嬉しいです

ありがとうございました

たくさんの意見ありがとうございます
今の第8ゲームが終わった後に、挙げられた中から3つくらいに絞って、また意見をいただくことにします
挙げられた中からと書きましたが、案があればいつでも書いて貰って構いません

始めます

書き忘れました

>>44の勝者がコニーになってますが、アルミンです

ベルトルト「まともな課題はないのか! こんなのどうしろっていうんだ!」

ベルトルト(ライナーの精液って……頼み込んで自慰でもして貰うしかない)

ベルトルト(けどこんな状況で自慰してくれと言ってもすぐできるとは思えない……)

ベルトルト(アニの課題の如何によっては負ける! 彼女の課題は一体……)

アニ「え、エレンのぱ、ぱぱ、パンツ!?」

ベルトルト「エレンのパンツ!?」

アニ「き、聞き耳立ててないで自分の課題を借りに行きな!」

ベルトルト「ご、ごめん!(エレンのパンツが課題って……僕のならすぐ貸してあげるのに)」

アニ「……どうしよう」

アニ(何でよりによってあいつのなの……貸してくれなんて恥ずかしくて頼めない)

アニ(そもそもあいつも今クリスタと競走してるんだから、頼みに行ったら邪魔になる)

アニ(でも私だって勝ちたい。優勝してこの変態の極みのような格好から抜け出したい)

アニ(どうすれば……そうだ!)

アニ(第5ゲーム障害物競走決勝戦の第一障害……それはエレンの私物だったはず!)

アニ(服やズボンもあったから、もしかしたらパンツもあったかもしれない)

アニ(けれど、あの私物は全てミカサが回収したはず。あれらをどこに仕舞ったのか……)

アニ(ミカサは今ユミルと競走中か……頼みに行くことはできない)

アニ(……あいつなら知ってるかも)

ベルトルト「頼むライナー! 君の精液が必要なんだ! そのあたりで自慰をしてくれ!」

ライナー(また気持ちの悪い課題を……)

ベルトルト「野球拳で勢いに乗っている僕なら、この課題さえ通過できれば必ず優勝できるはずだ!」

ベルトルト「だから頼む! 自慰をしてくれ!」

ライナー「……ベルトルト、俺は忘れていないぞ」

ベルトルト「なにを?」

ライナー「お前が俺をはっぱ隊に入隊させたことだ!」

ベルトルト「うっ……それは」

ライナー「大方アニのはっぱ隊姿を見たくて俺を巻き込んだんだろうが」

ベルトルト(ば、ばれてる)

ライナー「……だが、俺たちは仲間だ。できる限り協力してやりたいとも思っている」

ライナー「故に交換条件だ! 俺が今から自慰するためのおかずを持ってこい!」

ベルトルト「わ、分かった! いますぐ調達してくる!」

ライナー「早くしないとアニに負けるぞ」

……

ベルトルト「持ってきたよ! これなら興奮して貰えるはずだ!」


ベルトルトが持ってきた物は? >>89

ミーナから無理やりはぎ取ったパンツ

ライナー「女もののパンツ? 誰のだ?」

ベルトルト「ミーナだ。無理やりはぎ取ってきた」

ライナー「……お前……いや、何でもない」

ベルトルト「さあ! これならいけるだろう!? 早く自慰してこの容器に精液を入れてきてくれ!」

ライナー「あ、ああ、分かった(ミーナの方を見れん……)」

……

ミーナ「ベルトルトに襲われたぁー! へんたいぃーっ!」

アニ「アルミン!」

アルミン「アニの課題は僕が持ってる物?」

アニ「違う。私の課題はこれ」

アルミン「え、エレンのパンツ!? それなのにどうして僕の所に来るの?」

アニ「エレンも今は競技中で持って来て貰うことはできない。だから……」

アルミン「……なるほど、ミカサがエレンの私物をどこに仕舞ったか、僕なら知っていると思ったんだね」

アニ「そう。もし知っているなら教えてくれる?」

アルミン「確かに僕は知っている……けれど、あれはもうミカサの物だから無断で教えるわけには」

アニ「……なら対価を出そう。あんたが知らないクリスタの秘密を一つ教えてあげる」

アルミン「クリスタの!?」

アニ「これでどう?」

アルミン「……分かった、教えるよ。だからアニも早く!」

アニ「いいよ(クリスタを利用する形になって悪いけど、こいつなら吹聴もしないだろうし大丈夫だろう)」

アニ「クリスタの秘密、それは……>>94

野球拳で皆の前で裸にされた時に恥ずかしかったけどそれ以上に興奮してあそこが濡れちゃったんだってさ

アニ「クリスタの秘密、それは……野球拳で皆の前で裸にされた時に恥ずかしかったけどそれ以上に興奮してあそこが濡れちゃったんだってさ」

アルミン「ほ、本当に!? あのクリスタが!?」

アニ「本当。さっきの休憩時間中に話した」

アルミン「そ、そうなんだ(皆に裸を見られて興奮するだなんて……そういうのが好みなのか……これはまた夜の素材が一つ)」

アニ「次はあんたの番。エレンの私物の在り処を教えて」

アルミン「うん、ありがとうアニ! ついて来てくれ!」

アニ(嬉しそうにしちゃって……真っ赤な嘘なんだけどね)

……

ライナー「ふぅ……待たせたなベルトルト。終わったぞ」

ベルトルト「ああ……すまないライナー。こっちも終わってしまった」

ライナー「何がだ?」

ベルトルト「……たった今、アニはゴールしてしまったよ」

ライナー「なに? なら俺はただ自慰をしただけってことに……」

ベルトルト「君はまだいい方だ。僕なんて勝つためにミーナのパンツを無理やりはぎ取る変態になったんだよ……」

ライナー「それはお前のせいだろうが。もともと自分が持っているエロ本とかでも良かっただろ」

ベルトルト「借り物勝負は時間との戦いだ。そんな悠長なことしていられなかった……」

ベルトルト「でも冷静になって考えてみれば、自ら変態に堕ちるだなんて僕は愚かだった」

ライナー「後で謝っておけ」


勝者 アニ

<エレン対クリスタ>

エレン「さて、どんな課題が来るか」

クリスタ「……これにしよう!」


エレンの課題 >>100

クリスタの課題 >>101

ベルトルト、アニ、エレン、クリスタ、ユミル、ミカサ、キースを関わらせることはできません

サシャの人生半分

全裸のライナー

エレン「サシャの人生半分って、なんだそれ? 寿命? 生命力?」

エレン「む、もう一枚紙がくっついてる。ここに書かれてることを言えってか?」

エレン「『俺の人生半分やるからお前の人生半分くれ』……よく分からんがとにかく承諾して貰えればいいんだよな」

クリスタ「また変なのきた……嫌だ、全裸の男の人を持ってゴールなんてしたくない」

クリスタ「どうしよう……でもやらなきゃ負けるだけだし、ゴール直前までは服を着て貰って、ゴールの時だけ脱いで貰おう!」

クリスタ「でも承諾してくれるかな……でも今もは全裸一歩手前みたいなものだし、案外いけるかも」

エレン「サシャー」

クリスタ「ライナー」

サシャ「なんですか? 今までの傾向からするに嫌な予感しかしませんが」

エレン「これが嫌かどうかはオレも分からねぇんだけど、指示通りに言うからな」

サシャ「指示?」

エレン「――俺の人生半分やるからお前の人生半分くれ」

サシャ「は?」

エレン「サシャにこう言えって紙に書いてあってさ」

サシャ「え、えぇ!? そ、それってつまり、そ、そそそういうことでしょうか!?」

エレン「その反応、お前は人生半分って何のことなのか分かるのか?」

サシャ「い、いやぁー、そのぉー、えーとぉ……」

サシャ(これって間違いなくあれですよね!? ぷ、ぷ……)

エレン「オレにはよく分からなくてさ、これ言ってサシャに承諾して貰えばいいのかなって」

サシャ(どうして分からないんですか! 何となくでも察しはつくでしょうに!)

サシャ(周りに人がいなくて良かった。カルラさんとかに聞かれていたらややこしくなりそうだし)

サシャ(特にミカサ……競技中で本当によかった)

エレン「おいサシャ、意味が分かるなら早く答えてくれ。オレにお前の人生半分くれるのかどうなのか」

サシャ「ひゃっ! あ、すみません……えーと」

サシャ(それにしても人生で初めてされたプロポーズがこんな形でとは……まあゲームですけど)

サシャ(でもエレンは意味を分かっていないみたいだし、彼からの言葉なら……いいですよね?)

サシャ「い、いいですよ……私の人生半分、エレンにあげます」

エレン「おおっ! 本当かサシャ! ありがとな!」

サシャ「い、いえいえ! さきほど慰めて貰ったお礼です! 協力くらいしますよ!」

エレン「そうか。でもゴールする時は借り物を持っていかないと駄目なんだよな……人生半分って持ちようがないだろ」

サシャ「……で、でしたら、私を持っていけばいいんじゃないですか?」

エレン「え?」

サシャ「人生半分は私の所有物なわけですから、私ごと持っていけば問題ないはずです」

エレン「あ、なるほどな。いい考えだ」

サシャ「でしょう? さあ走りましょう。対戦相手はクリスタでしたよね?」

エレン「ああ……よいしょっと」

サシャ「え、ええっ!? な、なんで抱えあげるんですか!?」

エレン「だからサシャを“持って”行かないと駄目なんだよ。物でも人でも競技者が借り物を“持つ”んだ」

エレン「前半戦でライナーの課題がオレだったんだが、その時もこうしたしさ」

サシャ「そ、そうなんですか」

エレン「だからこのまま行くぞ。この抱き方で問題ないだろ?」

サシャ「は、はい……大丈夫です」

エレン「よし、急がないとな」

サシャ(……どうしてまたお姫様だっこなんですか。抱きかかえて走るならもっといいやり方があるはずなのに)

サシャ(本当に人生半分の意味分かってないんでしょうね……?)

サシャ(……でも、これはちょっと得した気分です。ふふ)

クリスタ「ライナー! あなたの全裸を貸して欲しいの!」

ライナー「よしきた! 今すぐ脱ぐから待っていてくれ!」

クリスタ「えぇっ!? どうして躊躇なく脱ごうとするの!?」

ライナー「そういう課題なんだろう? クリスタになら全力で協力してやりたいからな!」

クリスタ「そ、その気持ちは嬉しいけど、今は脱がなくていいから!」

ライナー「なに? ならばいつ脱ぐ?」

クリスタ「ゴールの直前でいいから! 脱ぐのはゴールの瞬間だけでいいの!」

ライナー「そうか? お前がそう言うならそれで構わんが、俺はいつでも大丈夫だからな」

クリスタ「う、うん……ありがとう……」

クリスタ「お、重いぃ」

ライナー「やはり95kgある男を抱えるのは無理じゃないか?」

クリスタ「だ、大丈夫! これも訓練だと思えば……!」

ライナー「だが全く進んでいないぞ(必死にがんばるクリスタも可愛らしいな)」

クリスタ「う、うぅーん……」

ライナー「……あ、今エレンがサシャを抱えてゴールしたぞ」

クリスタ「えぇー、また一回戦落ちか……」

ライナー(ち、これで脱ぐ必要がなくなってしまった。エレンの奴め……)

クリスタ(でもライナーの裸を抱えることにならなくて良かったかも)


勝者 エレン

<ユミル対ミカサ>

ユミル「さて、私への課題は何かな?」

ミカサ「エレン関係が駄目ならせめてアルミン関係の何かを……!」


ユミルの課題 >>112

ミカサの課題 >>113

ベルトルト、アニ、エレン、クリスタ、ユミル、ミカサ、キースを関わらせることはできません

童貞の男子

ジャンの童貞

ユミル「あっぶねぇ……! 男子の童貞だったらやばいところだった」

ユミル「童貞の男子って……参加者の男子って全員そうだろ、多分」

ユミル「ゴールまで抱えていかないといけないから、でかい奴は除外するとして……コニーかアルミンだな」

ミカサ「……」

ミカサ「……これは、なに。私に対する嫌がらせ?」

ミカサ「ありえない……ジャンの童貞だなんて。これは私に勝たせる気がない課題だ」

ミカサ「……無理。諦めよう」

ユミル「よおコニー、ちょっといいか」

コニー「オレの持ち物か?」

ユミル「持ち物というかだな……やっぱり、一応確認はするべきだよな」

コニー「何ぶつぶつ言ってんだよ。早く課題を言えよ」

ユミル「ああ、私の課題は童貞の男子だ。お前、もちろん童貞だよな?」

コニー「いや、違うぞ?」

ユミル「は!?」

コニー「誰が童貞だって? 馬鹿にすんなよ。オレだって経験くらいある」

ユミル「マジかよ……その、童貞卒業した相手を聞いていいか?」

コニー「>>119

はあ、冗談だよな?
前に酔っ払って俺を襲ってきたのお前じゃねえか

コニー「はあ、冗談だよな?
    前に酔っ払って俺を襲ってきたのお前じゃねえか」

ユミル「……なに?」

コニー「一年くらい前に教官に隠れて皆で飲み会したことがあったろ」

ユミル「あ、ああ。そういやあったな。あの時は調子乗って飲み過ぎて……途中から記憶が途切れてるんだが」

コニー「忘れてんのかよ、ひでぇな。飲み会の途中で用足しに行ったら、何故か男子用の厠にお前がいてそのまま……」

コニー「オレの童貞を食っちまったんだろうが!」

ユミル「……マジで?」

コニー「マジだっつの! 酔ってたとは言え人を襲っておいて忘れるとか馬鹿かよ! いや酔ってる分余計に性質悪いぞ!」

ユミル「……は、ははは……そ、そうだったのか……じ、じゃあお前を借りるわけにはいかないなぁ」

コニー「おう、だから他の男にしろ。オレは童貞じゃねぇってことを覚えておけ」

ユミル「……あるみーん」

アルミン「うわっ! どうしたんだユミル? 酷い顔になってるけど」

ユミル「お前は童貞だよな……? 飲み会の時に誰かに襲われて卒業したりしてねぇよな……?」

アルミン「き、急に何言ってるんだ!? そんなことあるわけないだろ、童貞だよ!」

ユミル「なら私について来い! 私の借り物はお前だあっ!」

アルミン「何なんだよそのテンション! 頭おかしくなったのか!?」

ユミル「どうやらそうみたいだあっはっは!」

アルミン「いったい何があったんだ……」


勝者 ユミル

キース「一回戦後半終了ー! 勝者はアニ、エレン、ユミルの三人だ!」

アニ「勝手に借りてごめん。これ、返すよ」

ミカサ「エレンのパンツ……まあ、返してくれるのならいい」

アニ「あんたが一回戦落ちするとは思ってなかったけど、そんなに難しい課題だったの?」

ミカサ「聞かないで。思い出したくもない」

アニ「どうやら相当なものだったみたいだね」

エレン「なあサシャ、人生半分の意味を教えてくれよ」

サシャ「エレンは知らなくて大丈夫です! こういうのは自分で気付くものなんです!」

エレン「なんだよそれ。すごく気になるんだが」

サシャ「あ、ミカサやカルラさんには絶対聞いては駄目ですからね!?」

エレン「お、おう?」

アルミン「ユミル、何か悩みがあるなら聞くよ」

ユミル「いや、放っておいてくれ。今日一番のショックでどうにかなりそうなんだ……」

アルミン「すぐに二回戦が始まるけど、大丈夫なんだろうか」

ユミル(覚えてないうちに処女じゃなくなってたのか、私……)

キース「続いて二回戦に行くぞ! トーナメント表はこれだ!」



カルラ
マルコ

アルミン
サシャ


ミーナ
アニ

エレン
ユミル

キース「それでは二回戦前半、カルラ対マルコ、アルミン対サシャ!」

カルラ「どんな課題が来るか楽しみだね」
マルコ「一回戦のお題を見返してみると、アニの涙はかなりマシだったみたいだ」

アルミン「ユミルのことが気になるけど、試合に集中しないと」
サシャ「今度はゲロマズではなく激ウマ料理をお願いします!」

キース「それでは……スタート!」


勝者
カルラ対マルコ >>126

アルミン対サシャ >>127

偶数ならカルラ、アルミン
奇数ならマルコ、サシャ
の勝ちです

えい

うりゃ

<カルラ対マルコ>

カルラ「さて、鬼が出るか蛇が出るか」

マルコ「もう一度簡単な課題こい!」


カルラの課題 >>129

マルコの課題 >>130

カルラ、マルコ、アルミン、サシャ、キースを関わらせることはできません

クリスティーナ(クリスタのペンネーム)の秘密のポエム集

ユミルのはっぱを二枚

カルラ「クリスティーナって……クリスタちゃんのことか。ポエムなんて書いてるんだね」

カルラ「可愛らしいけど、秘密のって書いてあるから簡単に貸してくれるかな?」

カルラ「……ちょっと可哀想だけど、あの手でいこう」

マルコ「ゆ、ユミルの葉っぱ二枚!? まずいぞ……肌色パンツを穿いてるから一枚は股間のを貰えればいいだろうけど……」

マルコ「もう一枚は胸を隠してる葉っぱのどちらかになる……必ず片方は剥き出しに」

マルコ「なんだか落ち込んでいるようだったし、貸してくれるとは思えない」

マルコ「はぁ、でも頼むしかないよな」

カルラ「クリスタちゃん」

クリスタ「はい、私の持ち物ですか?」

カルラ「そう。ちょっと言い辛いんだけど、あなたが秘密で書いてるポエム集を貸して欲しいの」

クリスタ「へ!? わ、私ポエムなんて書いてませんよ!?」

カルラ「本当に?」

クリスタ「本当です本当です! そんな恥ずかしいもの書いてるわけないじゃないですか!」

カルラ「ふーん……嘘は駄目よ、クリスティーナちゃん?」

クリスタ「ど、どうしてその名前を……!?」

カルラ「この紙に書いてあるの。クリスティーナ(クリスタのペンネーム)って」

クリスタ「ち、ちがっ……そんなの嘘です! 課題を設定した人が間違えて」

カルラ「へえ、じゃあ課題に添付されていたポエム集の一部を大声で読んでも問題ないかな」

クリスタ「は……!?」

カルラ「あなたのじゃないなら、関係ないでしょ?」

クリスタ「……」

カルラ「じゃあ最初の一文から……」

クリスタ「ま、待ってください!」

カルラ「ん?」

クリスタ「……わ、私です」

クリスタ「……課題の通りクリスティーナは私のペンネームで……私はポエムを毎日書いています」

カルラ「そうなんだね。じゃあそのポエム集、貸してくれる?」

クリスタ「はい、すぐに持ってきます!」

……

クリスタ「はあ、はあ……持ってきました!」

カルラ「ありがとうね。そして、ごめんね」

クリスタ「へ?」

カルラ「ポエムの一部が添付されてるなんて嘘。普通に頼んでも貸してくれないと思ったから、ちょっと意地悪したの」

クリスタ「」

カルラ「中身は絶対読まないから! ありがとうね!」

マルコ「……ユミル、いいかな」

ユミル「マルコか……なんだよ」

マルコ「その、落ち込んでいるところに悪いんだけど、僕の課題は君が持っているものなんだ」

ユミル「そうか……さっさと言え」

マルコ「うん、君が身につけている葉っぱを二枚、貸して欲しいんだ」

マルコ「一枚は股間のでいいんだけど、もう一枚はその、胸のやつを……少しの間でいいんだ」

ユミル「……」

マルコ(相当な落ち込みようだな……貸してくれなさそうだ)

ユミル「……いいぞ」

マルコ「本当に!?」

ユミル「ああ……今の私にとっては、胸が見えるくらいなんでもない」

マルコ「胸が見えるくらいって……」

ユミル「ほら、持ってけ」

マルコ「うわっ、そんな急に!?」

ユミル「いいからさっさと持って行け……」

マルコ「う、うん。すぐ返しにくるからね!」

ユミル「……はぁ」

カルラ「あと少しでゴールだね」

マルコ「まずい……カルラさんの方が早かったのか! ユミルは貸してくれないだろうと思って仕掛けるのが遅かったから……」

カルラ「久しぶりの準決勝進出……貰った!」

マルコ「くそ……」


勝者 カルラ

<アルミン対サシャ>

アルミン「一回戦はカルラさんが相手で助かったけど……何度も続けて楽な課題とは思えない」

サシャ「頼みます! 美味しい料理を!」


アルミンの課題 >>139

サシャの課題 >>140

カルラ、マルコ、アルミン、サシャ、キースを関わらせることはできません

ユミルの処女

エレンの牛丼

アルミン「ユミルの処女って……無理だろ。殺される未来しか見えない」

アルミン「一回戦のジャンのように、殴られても文句言えない課題だ……」

アルミン「……いや、今の落ち込んでいるユミルが相手なら、その隙につけ込めばなんとかなる、かな?」

アルミン「でも処女を貰うってことはつまりそういうわけで、こんな形で童貞卒業するのか……」

アルミン「はぁ……頼むだけ頼んでみよう」

サシャ「おおおっ! 確かエレンの牛丼は最高の評価を貰っていたはず! やりました!」

サシャ「エレンなら了承してくれるでしょうし、これはいけます!」

サシャ(そ、それにエレンの手料理が食べられるのは……嬉しいです)

サシャ「エレン! 私のために牛丼を作ってください!」

エレン「牛丼?」

サシャ「はい! それが今回の課題です! お料理対決で作った牛丼をもう一度お願いします!」

エレン「いいぞ。牛丼なら時間もかからないし、すぐに作り始める」

サシャ「ありがとうございます!」

……

エレン「できた! ミカサに1000000点と言われた牛丼だぞ!」

サシャ「おおー! 美味しそうです! いただきます!」

エレン「いや、食うのはゴールしてからにしろよ」

サシャ「では食べながらゴールします! ありがとうございました!」

ユミル「はぁ……」

アルミン「ユミル、頼みがあるんだ……うわっ!?」

ユミル「今度はお前か……」

アルミン「ど、どうして胸の葉っぱを付けていないんだ!? 丸見えじゃないか!」

ユミル「マルコの課題だ。葉っぱを二枚欲しいと言ってきたからくれてやった」

アルミン「そ、そうなんだ」

ユミル「で、お前の課題は?」

アルミン(普段のユミルなら胸を見せるなんて絶対拒否するはず。なのにマルコに貸したということは……)

アルミン(僕の課題も了承してくれるかもしれない!)

アルミン「その、怒らないで聞いて欲しいんだけど……僕の課題は、君の処女なんだ」

ユミル「……」

アルミン「こんなお願い無理なのは分かってる! でももしユミルが承諾してくれるなら……」

アルミン「君の処女を、僕にくれないか?」

ユミル「……悪い」

アルミン(やっぱり無理か。そりゃそうだよな……じゃあどんな手でいくか)

ユミル「私、処女じゃないんだよ」

アルミン「え?」

ユミル「だから、私はもう処女じゃないんだ。だから貸すことはできない」

アルミン「そ、そうだったのか……」

ユミル「ああ、お前には悪いが、この試合は諦めてくれ」

アルミン「う、うん。それじゃどうやっても無理だね。ごめん、こんなことお願いして」

ユミル「気にするな……はぁ」

アルミン(ユミルが処女じゃなかったとは……すごく落ち込んでいることと関係があるのかな?)

アルミン「……あ、サシャがゴールする。二回戦で負けか……」


勝者 サシャ

キース「二回戦前半終了! カルラとサシャがに二回戦に進出!」

サシャ「この牛丼最高です! もぐもぐもぐっ!」

エレン「そんな美味そうに食って貰えると作った甲斐があったな」

サシャ「ありがとうございます! 大好きです!」

エレン「へ? 大好き?」

サシャ「あっ……も、もちろんこの牛丼のことがですよ!」

エレン「ああ、そうだよな」

サシャ「あ、あはは(あ、危なかった……)」

カルラ「はい、ありがとうね」

クリスタ「中身読んでないですよね?」

カルラ「もちろん(嘘、ちょっとだけ見ちゃった)」

マルコ「ユミル、負けちゃったけど貸してくれてありがとう」

ユミル「ああ……」

マルコ(どうしてこんなに落ち込んでいるんだ……気になるなぁ)

アルミン(やっぱり処女のことと関係が……)

キース「続けて後半戦だ! ミーナ対アニ、エレン対ユミル!」

ミーナ「ベルトルトの変態ぃー」
アニ「あいつに何かされたの?」

エレン「ユミル大丈夫か? アルミンが心配してたぞ」
ユミル「ああ……平気だよ」

キース「それではスタート!」


勝者
ミーナ対アニ >>151

エレン対ユミル >>152

偶数ならミーナ、エレン
奇数ならアニ、ユミル
の勝ちです

りゃ

ふう

<ミーナ対アニ>

ミーナ「ベルトルトに仕返しできる課題が来て欲しい!」

アニ「本当に何されたんだろう……」

ミーナ「神よ! 私に味方を!」

アニ「勝負よりそっちに意識がいってない?」


ミーナの課題 >>154

アニの課題 >>155

ミーナ、アニ、エレン、ユミル、キースを関わらせることはできません

ベルトルトの前髪

ライナー特選☆男子訓練兵のイケナイ☆写真集シガンシナ区編(エレン、アルミンなどシガンシナ区出身の訓練兵のきわどい盗撮写真集だよ)

ミーナ「よっしゃ来たあーっ!!!」

ミーナ「神は私に味方した……! 私のパンツを無理やりはぎ取った変態ベルトルトには相応の罰を受けて貰う!」

ミーナ「くくくくくくくっ……!」

アニ「……なにこれ」

アニ(ライナー特選☆男子訓練兵のイケナイ☆写真集シガンシナ区編……)

アニ「あいつ、こんなの持ってたの……」

アニ(シガンシナ区っていうとエレンの故郷だったはず……あいつも載っているかもしれない)

アニ(あ、括弧書きで記してある……ほう、きわどい写真集ねぇ)

アニ「ライナー……蹴り殺す」

ミーナ「ベールトルト!」

ベルトルト「あ、ミーナ。もしかしなくても僕の私物だよね?」

ミーナ「そう! あなたの前髪をかりたいの!」

ベルトルト「前髪? ああよかった。もっと変な課題かと身構えてしまったよ」

ミーナ「じゃあ、いいの?」

ベルトルト「それくらいお安い御用さ。どうぞ」

ミーナ「ありがとう! じゃあ私が切るね! ちょうどいいもの持ってるから!」

ベルトルト「ハサミなんて持ってたんだ。用意がいいね」

ミーナ「なに言ってるの? バリカンに決まってるでしょ!」

ベルトルト「……は?」

ミーナ「じゃあいくよー!」

ベルトルト「ちょっ……待ってくれ! どうしてバリカンなんだ!? そんなものでやられたら!」

ミーナ「ええ! もちろん前髪の部分だけ坊主ね!」

ベルトルト「駄目だ駄目だ! 坊主なんて嫌だ!」

ミーナ「男らしくないわよ。さっき快く了承してくれたじゃない」

ベルトルト「バリカンでやられるなんて思わないだろ普通!」

ミーナ「え? でも最初に言ったよ、『あなたの前髪を刈りたいの』って」

ベルトルト「……あ」

ミーナ「はーい全ての疑問が解かれたのでいきまーす」

ベルトルト「やめてくれぇえええええっ!!!」

ミーナ「じょりじょりじょりー」

ベルトルト「うわあああああああ!」

ミーナ「じょりじょりじょりー」

ベルトルト「ちょっ! ストップストップ! 前髪はもう終わっただろ!?」

ミーナ「やっぱり前髪だけ坊主って変だから、このまま全部いっちゃおうよ」

ベルトルト「いやだぁあああああああああああっ!!!」

アニ「ベルトルトの悲鳴が聞こえる……なにされてるんだろう」

アニ「ま、それより今は借り物競走。ライナー、ちょっといい?」

ライナー「また俺か? 今度はなんだ?」

アニ「出せ」

ライナー「は?」

アニ「いいから出せ。大人しく出せば蹴るのは勘弁してあげる」

ライナー「いや待て。何が課題なのか言って貰わないことには」

アニ「……死ね」

ライナー「!?!?!?」

……

アニ「……じゃ、これは借りていくから。いや、処分するから」

ライナー「……はい」

アニ「今度こういうのが発覚したら、容赦なく殺すから」

ライナー「……はい」

アニ「さて、ミーナはまだ終わってないみたい。ベルトルトの悲鳴がまだ聞こえる」

アニ「やっぱり勝負よりそっちの方が大事だったんだね」


勝者 アニ

<エレン対ユミル>

エレン「ユミルのことは気になるけど、これも勝負だ! 手加減はしない!」

ユミル「もう何だっていい……」


エレンの課題 >>164

ユミルの課題 >>165

ミーナ、アニ、エレン、ユミル、キースを関わらせることはできません

サシャのアクアシティお台場パッツァ

クリスタのぬくもり

エレン「サシャのアクアシティお台場パッツァ? 人生半分以上に意味が分からん」

エレン「ん? 紙がもう一枚あるぞ……『サシャのアクアパッツァだよ、馬鹿野郎!』」

エレン「えーと、つまりサシャにアクアパッツァを作って貰えばいいのか?」

エレン「それならいけそうだな!」

ユミル「……あぁ、ありがとう」

ユミル「クリスタのぬくもり……今の私をこれ以上に癒してくれる課題があるだろうか」

ユミル「いや……ない」

ユミル「くりすたぁあああああああっ!!!」

エレン「サシャ、またお前に頼みたいんだけど」

サシャ「は、はいどうぞ!(人生半部以上の課題を要求されたらどうしよう……)」

エレン「さっきオレがお前に牛丼を作ったのと逆でさ、今度はサシャのアクアパッツァが課題なんだ」

サシャ「へ?」

エレン「これを手早く作るのは大変だろうけど、頼まれてくれないか」

サシャ「……は、はい! もちろんいいですよ! 腕によりをかけて前回を超えるアクアパッツァを作ってみせます!」

エレン「おお、頼もしいな!」

サシャ(今度はエレンに私の手料理を食べて貰える……がんばる!)

……

サシャ「できました! サシャ特製のアクアパッツァです!」

エレン「早かったな! ありがとう! それじゃオレはゴールに」

サシャ「待ってください!」

エレン「ん?」

サシャ「そ、その、ここで食べてくれませんか? 一口だけでもいいですから」

エレン「んー……競走だから本当はそんな余裕ないんだけど、一口だけならいいか」

エレン「もぐもぐ……おおおっ! めちゃくちゃ美味い!」

サシャ「ほ、本当ですか?」

エレン「もちろんだ! お料理対決優勝の腕前はさすがだな! 最高だぞ!」

サシャ「あ、ありがとうございます! 嬉しいです!」

エレン「礼を言うのはこっちだ。ゴールした後でしっかり味わわせて貰うから!」

サシャ「はい! 頑張ってくださいね!」

エレン「ああ!」

サシャ「……あんなに嬉しそうに食べてくれるだなんて」

サシャ(なんだか、胸がドキドキします……)

ユミル「クリスタ! 私を抱きしめてくれ!」

クリスタ「き、急にどうしたの?」

ユミル「私の課題はお前のぬくもりだ! これは抱きしめて貰うことで実現する!」

クリスタ「う、うん。いいけど、どうしてそんなに必死に」

ユミル「いいから早く! 私にはもうこれしかないんだ!」

クリスタ「わ、分かった。じゃあ、いいよ」

ユミル「クリスタぁああ!」

クリスタ「ち、ちょっと強いって! 本当にどうしちゃったの?」

ユミル「いいから、このままでいさせてくれ……」

……

クリスタ「……ねえユミル。もういいんじゃない?」

ユミル「まだだ。まだ私は癒されていない」

クリスタ「癒されるって、課題は私のぬくもりでしょ? それなら少し抱き合うくらいでいいんじゃ」

ユミル「駄目だ。私が温もりを十分に感じなければ課題を借りたことにならない」

クリスタ「そうなの?」

ユミル「そうだ」

クリスタ「私は構わないけど……勝負に負けちゃうよ?」

ユミル「負けてもいい。お前のぬくもりを感じる方が大事だ」

クリスタ「ユミル……」


勝者 エレン

キース「二回戦後半終了! 勝者はアニとエレン!」

ベルトルト「うぅ……本当に丸坊主にするなんて……」

ミーナ「あははははははははっ! 坊主のベルトルト最高!」

ベルトルト「うぅぅ……(やっぱりあの事怒ってるんだろうな。どうしてあんな事してしまったんだろう)」

ミーナ「あははははははははっ! ねえどう思うアニ!? コニーと兄弟みたいじゃない!?」

アニ「……くくっ」

ベルトルト「アニまで……」

ミーナ「あははははははははっ!」

ライナー(俺もお前も災難だな、ベルトルト……)

エレン「サシャ! このアクアパッツァ本当に美味い! また作ってくれよ!」

サシャ「も、もちろん! 食べたくなったら言ってください! いつでも作りますから!」

エレン「もぐもぐもぐもぐ!」

クリスタ「ねぇ、まだ必要なの? 勝負終わっちゃったよ?」

ユミル「まだだ」

キース「これでベスト4が出揃った! 準決勝進出者はカルラ、サシャ、アニ、エレンだ! 表を見ろ!」


カルラ
サシャ

アニ
エレン

カルラ「これで三度目くらいだっけ、サシャちゃんと戦うの」
サシャ「ビーチフラッグに早食い競争での敗北……今度は負けません!」

アニ「よろしく」
エレン「ああ、アニとの試合って協力してた障害物競争以来だっけ」

キース「女性が四人中三人か! 何故この形で野球拳の準決勝を行えなかったのか!」

ジャン「もう野球拳の話はいいだろ」

マルコ「どれだけ未練あるんだ」

キース「それでは準決勝……スタート!」


勝者
カルラ対サシャ >>177

アニ対エレン >>178

偶数ならカルラ、アニ
奇数ならアニ、エレン
の勝ちです

サシャ

エレン

すみません

偶数ならカルラ、アニ
奇数ならサシャ、エレン
の勝ち

です

<カルラ対サシャ>

カルラ「クリスタちゃんの時のように上手く行けばいいけど」

サシャ(今度はエレンも競技中ですから、彼の手料理は食べられませんね)


カルラの課題 >>182

サシャの課題 >>183

カルラ、サシャ、アニ、エレン、キースを関わらせることはできません

アルミンの大事な本

超大型巨人と鎧の巨人の中の人

ごめんなさい
最初のルール説明で準決勝は勝者の名前を指定すると書いていました
やり直します安価してくれた人ごめんなさい

勝者
カルラ対サシャ >>184

アニ対エレン >>185

勝者の名前を書いてください

ジャンの葉っぱとパンツ

ぐだってしまい申し訳ありません

カルラ対サシャの勝者はサシャ
アニ対エレンの勝者はエレン

カルラの課題はアルミンの大事な本
サシャの課題は超大型巨人と鎧の巨人の中の人

で大丈夫ですよね


今日はここまでにします
明日で借り物競走は終わると思うので、第9ゲームはその時に決めます
まだゲームの案があったり、挙げられた中で希望するゲームがあれば書いてくれると嬉しいです

ありがとうございました

カルラ対サシャの勝者はサシャ
アニ対エレンの勝者はエレン
は変えず課題だけ変えます
安価してくれた人すみません


カルラの課題 >>193

サシャの課題 >>194

カルラ、サシャ、アニ、エレン、キースを関わらせることはできません

アルミンがクリスタに書いたけど結局出せずにしまっているラブレター

倉庫の芋

カルラ「へえ、アルミンってクリスタちゃんのことが好きなんだ……確かに可愛いよね」

カルラ「でも思春期の男の子にとって恋愛はデリケートなことだし、貸してくれるかな?」

カルラ「にしてもこの課題……いろんな人たちの秘密が暴露され続けてるね」

カルラ「クリスタちゃんのポエムも確かにあったし、このラブレターも本当なんだろうね」

サシャ「……遂にこの時がきた」

サシャ「合法的に倉庫の芋を食べることができる時が!」

サシャ「よぉおおし! 待っててくださいよ芋おおっ!」

カルラ「アルミン、あんたが持ってるものを貸して欲しいんだけど」

アルミン「構いませんよ。一回戦でパンツなんてものを快く貸してくれたんですから」

カルラ「嬉しいね。じゃあ……あんたがクリスタちゃんに書いたけど結局出せずにしまっているラブレターをよろしく」

アルミン「な、何故それを!?」

カルラ「何故って、それがお題だから」

アルミン「こんな形で僕の恋心と恥ずかしさの塊が露呈するだなんて!」

カルラ「大丈夫大丈夫。クリスタちゃんにはもちろん、他の人にも絶対言わないから」

アルミン「お、お願いしますよ」

……

アルミン「も、持ってきました」

カルラ「おやおや、ハートのシールなんて貼っちゃって、可愛いじゃないか」

アルミン「ら、ラブレターはそういうものでしょ!」

カルラ「読んでいい?」

アルミン「絶! 対! 駄目です! カルラさんといえどもそれは許せません!」

カルラ「冗談だよ。そんな野暮なことしないって」

アルミン「もお、からかうのは勘弁してください」

カルラ「あはは。でも、あんたの気持ちがクリスタちゃんに届くといいね」

アルミン「それに越したことはないですけど、ライバルが多くて」

カルラ「可愛いもんね、クリスタちゃん」

アルミン「はい。それはもう天使や女神と見間違うほどに」

カルラ「好きなのは外見だけ?」

アルミン「まさか! その性格や言動も含めて天使なんです!」

カルラ「なるほど。今日だけの印象でも、確かにいい子そうだものね」

アルミン「そうでしょう! ……あ。カルラさん、借り物競走は?」

カルラ「それならあんたがラブレターを取りに行ってる間に、サシャちゃんが先にゴールしちゃったよ」

アルミン「えぇーっ!?」


勝者 サシャ

<アニ対エレン>

アニ「優勝してこの格好から脱却する……こんな所で負けられない!」

エレン「やる気だな、アニ。けどオレだってここで勝たないと王への道が遠のく!」

アニエレ「簡単な課題来い!」


アニの課題 >>201

エレンの課題 >>202

カルラ、サシャ、アニ、エレン、キースを関わらせることはできません

絶望の表情を浮かべているベルトルト

嬉し涙を流しているミカサ

アニ「なにそれ。絶望の表情を浮かべているって……難しいこと言うね」

アニ「……いや、さっきミーナに丸坊主にされてかなり精神的にダメージを受けたみたいだから、いけるかも」

アニ「でもどうしようかな。何をすれば絶望してくれるだろう……」

エレン「嬉し涙? そんなのそうそう出るもんじゃねぇだろ」

エレン「オレだってミカサの嬉し涙を見たことなんて数えるほどしかないし」

エレン「でもそんなこと言っても仕方ないよな。課題なんだし、優勝するためにはやるしかない!」

エレン「最高の嬉し涙を流させてみせる!」

アニ「ベルトルト、いい?」

ベルトルト「……なんだい」

アニ(かなり落ち込んでる。さっきミーナと一緒に笑ったのが悪かったかな)

アニ(けど追い打ちをかけるなら今しかない。きっとあと一押しでいけるはず)

アニ(それに……このはっぱ隊姿をさせられた仕返しをするチャンスでもあるね)

ベルトルト「僕の持ち物が課題なんだろう? でも残念ながら髪の毛は無理だ。全て刈られてしまったから……」

アニ「髪なんかじゃない。私が欲しいのは、絶望しているあんただ」

ベルトルト「……は?」


アニの行動は? >>205

言葉でも行為でもどちらでもいいです

野球拳で優勝したときはあんたのこと凄いヤツだと思ったよ
あのプレッシャーのかかる戦いで勝ち残ったんだ…あのときのあんたは輝いて見えた…




それなのに、その優勝で得た命令権で女をはっぱ隊に入れたり、挙句の果てにミーナのパンツを無理やり奪うだなんてね
あんたがそんな変態だとは思わなかったよ、ホント……最高に気持ち悪い…

アニ「野球拳で優勝したときはあんたのこと凄いヤツだと思ったよ
   あのプレッシャーのかかる戦いで勝ち残ったんだ…あのときのあんたは輝いて見えた…」

ベルトルト「あ、アニ……」

アニ「それなのに、その優勝で得た命令権で女をはっぱ隊に入れたり、挙句の果てにミーナのパンツを無理やり奪うだなんてね
   あんたがそんな変態だとは思わなかったよ、」

ベルトルト「う、うぅ」

アニ「ホント……最高に気持ち悪い…」 」

ベルトルト「……う、うわぁあああああああああっ!!!」

アニ「わっ!」

ベルトルト「ごめんなさいごめんなさい優勝して浮かれていたんだ君のエロい姿が見たかっただけんなんだ勝利に目が眩んでで変態になっただけなんだぁあああ!!!」

アニ(こんなにダメージがあるなんて、ちょっとやり過ぎたかな)

アニ(でもこれくらいしないと絶望には至らないだろうし、勝利のためには仕方いこと)

ベルトルト「うぁあああああああごめんなさいぃいいいいいいいっ!!!」

アニ「……こんな状態のベルトルトを持っていくのは大変そう。ただでさえ体格差がすごいってのに」

ベルトルト「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

アニ「はあ、骨が折れそう(後で謝ってケアしてあげないと)」

エレン「ミカサ! 嬉し涙を流して欲しい!」

ミカサ「……嬉し涙?」

エレン「ああ、嬉し涙を流しているお前が今回の課題なんだ」

ミカサ「なるほど」

エレン「急には無理だと思うから、お前が嬉しくなることをしてやるよ」

ミカサ「本当に!? それならすぐ流すことができる!」

エレン「そんな簡単なのか? そっちの方がオレも助かるけど」

ミカサ「エレンに勝たせるためには短時間でできることでないといけない……そう、>>212!」

ここに偶然私の指にピッタリな指輪がある
まずエレンには『これ…俺が一生懸命貯めた貯めた金が買ったんだ。お前の指に合うといいんだけどな』といいながらこの指輪を私の指にはめてもらう。
そしたら私が手で口を抑えながら『嬉しい…』という。
そして次にエレンが『よかった。凄くキレイだ。』と言う
さらにその後に『ミカサ…この指輪に誓ってくれないか?これから先、何があろうとも必ず俺と供に生き続けいくと』と続けてほしい
そうすれば私は泣く。必ず泣く。ボロボロ泣く

ミカサ「ここに偶然私の指にピッタリな指輪がある
    まずエレンには『これ…俺が一生懸命貯めた貯めた金が買ったんだ。お前の指に合うといいんだけどな』といいながらこの指輪を私の指にはめてもらう。
    そしたら私が手で口を抑えながら『嬉しい…』という。
    そして次にエレンが『よかった。凄くキレイだ。』と言う
    さらにその後に『ミカサ…この指輪に誓ってくれないか?これから先、何があろうとも必ず俺と供に生き続けいくと』と続けてほしい
    そうすれば私は泣く。必ず泣く。ボロボロ泣く」

エレン「お、おう……すらすらと言葉が出てくるな。偶然指輪があるってのもよく分からんが」

ミカサ「そんなことはどうでもいい。さあエレン、早く。このままでは勝負に負ける」

エレン「そこまで詳細に何をやるか分かっていて泣けるもんなのか? まあいいけどさ」

エレン「じゃあ……いくぞ」

ミカサ「うん」

エレン「これ…俺が一生懸命貯めた貯めた金が買ったんだ。お前の指に合うといいんだけどな」

ミカサ(……そう、優しく左手を取られ、ゆっくりと指輪がはめられていく)

ミカサ(輪が通る感覚が指先から付け根に向かうにつれて、胸の高鳴りがどんどん大きくなって)

ミカサ(そして……ついに指輪がはまる。ぴったりと)

ミカサ「嬉しい…」

エレン「よかった。凄くキレイだ。」

ミカサ(たった一言、でも心のこもった一言に、胸からたくさんの感情が溢れだす)

エレン「ミカサ…この指輪に誓ってくれないか?これから先、何があろうとも必ず俺と供に生き続けいくと」

ミカサ「――はい!」

ミカサ(あぁ……幸せ)

ミカサ「うっ……うっぅ、く……」

エレン「おいおい、本気でボロボロ泣いてるじゃねぇか。そんなに嬉しかったのか?」

ミカサ「ぅ、うん……さあ、早く私を連れて行って」

エレン「そうだな……よいしょっと」

ミカサ(あぁ、お姫様だっこまで……嬉し涙どころか、死んでしまいそう……)

エレン「行くぞミカサ!」

ミカサ「うん!」

ミカサ(二人で行きましょう……結婚という名のゴールに)

エレン「お、アニの奴はベルトルトか。でもなかなか抱えられてない」

アニ「ぬ、ぬぐ……重い」

ベルトルト「本当にごめんねごめんねごめんね……もうあんなことしないと誓うから許してくれ許してくれ許してくれ」

アニ「それにうるさい」

エレン「お先」

アニ「あ……!」

ミカサ「お先」

アニ「み、ミカサ? なんなのそのドヤ顔」


勝者 エレン

キース「ついに準決勝も終了だ! 決勝戦で借り物競走最強の座を争うのはサシャとエレン!」

サシャ「さあ、この美味しそうな芋を早速いただきましょう!」

キース「倉庫に返してこい」

サシャ「なっ!?」

キース「借り物競走なのだから、借りた品物は返さないといかんな」

サシャ「そ、そんな……!」

キース「さっさと返してこい! 決勝戦が遅れるだろうが!」

サシャ「は、はいぃぃいい!」

アニ「ほら、もう許してあげるから。泣き止みな」

ベルトルト「ほ、本当の本当に本当?」

アニ「本当だって。ミーナももういいでしょ?」

ミーナ「う、うん。ここまで悲しませるつもりはなかったから……ごめん」

ベルトルト「あ、ありがとうぅぅうううっ!」

ミーナ「きゃあ! 抱きついてこないでよ!」

アニ「また変態になってるよ、あんた」

ミカサ「今日は人生最高の日。もう王になどなる必要はない。だって私は、いいえ私たちはゴールインしたのだから」

カルラ「あんた、ミカサに何したの?」

エレン「よく分かんねぇ。あいつがこうしろって言ったことをしただけだ」

キース「この波乱に満ちた借り物競走も決勝まで来た! サシャ対エレン!」

サシャ「負けませんよ!」

エレン「それはこっちの台詞だ!」

アルミン「どちらが勝っても現在2ポイントのミカサとカルラさんに並ぶ」

クリスタ「二人ともゲームでの成績いいから、どっちが勝つか予想できないね」

キース「それでは決勝戦……スタート!」


勝者
サシャ対エレン >>222>>224で多い方

勝者の名前を書いてください

エレン

エレン

348

<サシャ対エレン>

サシャ「今度も食べ物をお願いします! 食べ物のためなら私は最大限の力を発揮できる!」

エレン「直感しかない……これだ!」


サシャの課題 >>226

エレンの課題 >>227

サシャ、エレン、キースを関わらせることはできません

アニのはっぱ三枚

全裸でギンギンに勃起したライナー

サシャ「こ、これは……つまりアニをパンツ以外裸にするということですか」

サシャ「難しそうですね。胸を晒すことになるわけですし」

サシャ「それに裸になる辛さは私が一番分かっているので頼みにくいというのもあります」

サシャ「何かいい手はないものでしょうか……」

エレン「……最後の最後で最悪なのがきた」

エレン「はあぁ……やるしかないよな」

サシャ「あのぉ、アニ」

アニ「また私? 今度はなに?」

サシャ「非常に頼みにくいのですが……あなたがつけている葉っぱを全て貸してください!」

アニ「……無理」

サシャ「そこをなんとか! 裸の辛さは十分過ぎるほど分かっています! ですが、そこを何とか!」

アニ「いや」

サシャ「お願いします!」

アニ「やだ」

サシャ「お願いしますって! 明日の朝食でおかず一品差し上げますから!」

アニ「あんたじゃないんだから、その程度で釣られるわけないでしょ。あと一品ってのがせこい」

サシャ「で、では……全部! 全部あげますから!」

アニ「だから食べ物なんかじゃ釣られないって。裸の羞恥心と天秤にかけるんだから」

サシャ「じ、じゃあ……えーと、えーと」

アニ「言っておくけど、何出されたって貸すつもりはないから」

サシャ「そ、そんなぁ。それじゃ優勝できません」

アニ「私には関係ない」

アニ(それに、私としてはあんたよりエレンに勝って欲しいからね)

アニ(どんな課題か知らないけど、がんばりなよ)

エレン「ライナー、今すぐ全裸でギンギンに勃起する準備を始めてくれ」

ライナー「ぶふっ!? そ、それがお前の課題か!?」

エレン「ああ、最後にこんなものを引いてしまうとはな」

ライナー「なんでオレに借りに来るのはこんなのばかりなんだ……」

エレン「知らねぇよ。全裸になるのはゴールの時だけでいいからさ、頼む」

ライナー「そう言われてもな。すぐに勃起なんぞできるわけ」

エレン「嘘吐け。お前が自分の性的興奮度を自在に操れることくらい知ってる。勃起くらい簡単だろ?」

ライナー「な、何故それを……!?」

エレン「それは……見てしまったからだ、お前がおかずなしで勃起しては萎えさせ、勃起しては萎えさせるという気持ち悪い練習をしている場面を」

ライナー「み、見られていたのか……!」

エレン「本当に最悪だったよ。夢かとも思ったが三日間連続でやってたからな、きっと毎日やってるんだろう?」

ライナー「うぐっ」

エレン「それでも普段のお前は頼りがいがあってオレたちの兄貴分だ。心のうちに留めるつもりだった」

エレン「だが、オレはこのゲームで優勝したい。そして王になりたい。必ずだ」

エレン「だから……もしお前が勃起させてくれないなら、皆にこの情報を暴露する」

ライナー「な、何て事を考えている!」

エレン「このゲーム大会でお前の性癖はかなり露出したからな、皆信じてくれると思うぞ」

ライナー「ぬぅ……」

エレン「オレだって脅すような真似はしたくない。頼む、勃起させてくれライナー」

ライナー「……わ、分かった。ゴールの瞬間だけ、そうしよう」

エレン「助かる。今度なにか礼をさせてくれ」

ライナー「ああ……(俺はこの競技でどれだけ心の傷を負うのか……)」

エレン「よし、順調にいったな。サシャの方は……?」

サシャ「お願いします! 朝食全部に秘蔵のおやつも付けますから!」

アニ「さんざん考えた挙句出てくるのは結局食べ物? だから無理だって」

サシャ「最高級のイチゴ大福ですよぉー?」

アニ「イチゴ大福、嫌いだから」

エレン「……よっしゃああっ!」


優勝者 エレン

キース「決まったあ! 第8ゲーム借り物競走の優勝者は……エレン!」

アルミン「おめでとうエレン! これで二度目の優勝だね!」

ミカサ「おめでとう!(さすが私の夫)」

エレン「ああ! 久々の優勝ですごく嬉しい!」

サシャ「もぉ、アニのせいで負けちゃいましたよぉ」

アニ「私のせいじゃない。半裸なんて無理に決まってるでしょ」

アニ(エレン、おめでとう)

キース「さてエレン、貴様には1ポイント入ると同時に敗者への命令権が与えられる」

エレン「はい!」

キース「もう一度言うが、公序良俗に反しない限り何をしてもいい。ただしエロは許可する」

キース「さあ、命令は?」

エレン「>>238

よし、じゃあベルトルトには悪いけどはっぱ隊解散で
ちょっと面白かったけどそろそろ可哀想になってきたからな
特にユミルなんてゲームに支障が出るほど凹んでたし

エレン「よし、じゃあベルトルトには悪いけどはっぱ隊解散で
    ちょっと面白かったけどそろそろ可哀想になってきたからな
    特にユミルなんてゲームに支障が出るほど凹んでたし」

ジャンユミライアニ「!」

エレン「やっぱり10ゲーム目まではきついよな。それにオレも万全な状態のお前たちと勝負したいし」

ジャン「え、エレン……お前」

ユミル(私が落ち込んでいたのははっぱ隊が原因じゃないんだが……なんだよ、いいところあるじゃねぇか)

ライナー「エレン、助かった! さっき言っていた礼はこれでいい!」

アニ「……ありがと」

エレン「気にするな!」

カルラ「なかなかいい子に育ってるね、私の息子は」

アルミン「カルラさんと同じで自分のために命令権を使っていない……純粋に王になりたいんだ」

ミカサ「さすが私の夫」

サシャ「へ?」

ミカサ「なに?」

サシャ「い、いえ、空耳のようです!(空耳、ですよね?)」

ベルトルト「皆ごめん。僕がどれだけ浮かれていたかよく分かった。頭を丸めて反省するよ」

ジャン「ぶふっ! 既に丸まってるじゃねぇか!」

ライナー「もう終わったことだ、気にするな。アニもそれでいいだろう?」

アニ「ああ」

キース「さて! 良い雰囲気になったところで第8ゲームは終了だ! かなり過酷なゲームだったと思うが、よく成し遂げた!」

キース「このゲームで身体的、精神的に傷を負ったものも多いだろう」

ユミル(はっぱ隊は終わったけど、非処女であることが発覚した……はぁ)

キース「あらゆる手段を用いなければこなすことのできない課題も多かっただろう」

キース「だが! 借りることが不可能な課題は存在しない! 敗北した者は努力が足りなかったということを忘れるな!」

ユミル(何でここに来て説教なんだよ。良い雰囲気なんだからさっさと次行こうぜ……ん?)

キース「優勝したエレンは課題に全力で取り組む姿勢と遂行する能力が素晴らしかったと評価できる!」

キース「全員エレンを見習い、次からのゲームも全力で取り組むように!」

ユミル(借りることが不可能な課題は、存在しない……?)

ユミル(ちょっと待て。確かあの時、あいつは私に……おいおいおいおい)

キース「それでは第9ゲームに行くぞ! キース「第9ゲームは――」

ユミル「ちょっと待ったぁああああっ!」

キース「む?」

ユミル「次のゲームに行く前に確認することがある! さっき借りることが不可能な課題は存在しないと言ったよな!?」

キース「確かに言ったが、それがどうした?」

ユミル「よし! アルミン!」

アルミン「な、なに?」

ユミル「二回戦でのお前の課題が何だったか言ってみろ!」

アルミン「二回戦? ああ、確かその時はユミルの処女が課題だったはず」

ユミル「そうだ! お前の課題は私の処女! そして教官が言った借りることが不可能な課題は存在しないという言葉……」

ユミル「つまり……私は処女ってことじゃねぇか!」

ユミル以外「はあ?」

クリスタ「ど、どうしちゃったのユミル? 急に何を」

ユミル「コニぃいいいいいっ!!!」

コニー「お、おお?」

ユミル「てめぇが言ったあの言葉は嘘か! 何が飲み会の時に私に襲われただ! ふざけんじゃねぇぞ!」

クリスタ「ユミルがコニーを襲った!?」

ユミル「だからそれは嘘だ! さっき説明しただろ! どういうことだコニー!」

コニー「い、いやっ、けどそれは確かだぞ! 確かに男子用厠で酔っぱらったお前に」

ユミル「そもそもそれがおかしいんだよ! いくら酔ってるとは言え男子用の厠に入るか! 男子用と女子用の場所は離れてるだろうが!」

コニー「え、えぇー?」

ユミル「てめぇだって酔ってたんだから誰かと間違えたんじゃねぇのか!? それともただの夢かなんかだろ!」

コニー「そんなことねぇはずだけど……あれえ?」

アルミン「ああ、なるほど。ユミルが借り物競走の間ずっと落ち込んでいた理由はそういうわけか」

マルコ「僕も合点がいったよ」

エレン「はっぱ隊じゃなかったのか」

ユミル「しっかり思い出せ! 男子用厠にいたんだから男子の誰かとやったんじゃねぇのか!?」

コニー「か、勘弁してくれよ! そんなの最悪じゃねぇか!」

ユミル「知るか! てめぇのせいで私がどれだけへこんだと思ってやがる! 適当なこと言いやがって!」

ベルトルト「……なんかすごいことになってきた」

ジャン「つーか男同士でやったとかそんな話を大声ですんな」

クリスタ「ユミル、もういいじゃない。あなたが処女だってことは分かったんだから」

ユミル「……しかしだな」

クリスタ「コニーも本当にそう思い込んでたみたいだし、悪気があったわけじゃない。許してあげようよ」

ユミル「……ちっ。クリスタに免じて、この辺で勘弁してやる。感謝しとけよ」

コニー「お、おう……なんか、悪かったな」

ユミル「ふん」

コニー「じゃあオレの初めての相手は誰なんだろ……?」

キース「……どうやら、騒ぎは一段落したようだな。では、第9ゲームに行く前に……」

キース「飲み会とはどういうことか、説明して貰おうか」

13人「」

カルラ「あらあら」

……

キース「さあ! 隠れて酒を飲むなどという馬鹿共には王が決まった後に厳罰を与えるとして、改めて第9ゲームに進むぞ!」

エレン「……めちゃくちゃ怖かったな」

アルミン「うん、あんなに怒る教官は久しぶりかも」

ミーナ「厳罰って何されるんだろう……怖い」

マルコ「すぐに罰せられないところがまた恐ろしい。きっとどんな罰にするか考えるつもりなんだろう」

ジャン「やべえ、死ぬかも」

ユミル「コニーのアホが変なこと言わなきゃこんなことには」

コニー「それよりオレの童貞卒業相手が誰だったかの方が気になる」

ベルトルト「女であることを願うしかないね」

キース「現在のポイントはカルラ、ミカサ、エレンの三人が2、続いてサシャとベルトルトの二人が1」

キース「残り二ゲーム、この五人以外の者は二回連続で優勝を取り、同点に持ち込むしかない。死ぬ気でやれ!」

キース「それでは第9ゲームを発表する! それは……」


・紙風船を頭にのせてそれを割り合う
・褒め合戦
・カラオケ対決(チーム戦の予定)
のうちのどれか

>>251>>255で最も多かったゲームにします
同数なら決選投票を行います

褒め合戦

カラオケ

キース「それでは第9ゲームを発表する! それは……褒め合戦だ!」

14人「褒め合戦?」

キース「そうだ! 1対1で向き合い、ひたすら相手のことを褒め倒す!」

キース「相手の言葉に照れてしまい、“///”と赤くなってしまったら敗北だ!」

ジャン「かなり変化球なゲームがきたな。というかゲームかこれ?」

マルコ「身体能力でも食への拘りでもない……いかに皆の特徴を捉えているか、そして的確な褒め言葉が出せるかが肝になるね」

カルラ「ほとんどの子と今日初めて会った私には不利だね」

アニ「“///”ってのは何?」

ミーナ「照れた証拠みたいなものでしょ。それが出ちゃったら負けを認めるしかないっていう」

エレン「オレは苦手な気がする。そんなすらすらと言える気がしない」

ミカサ「私も。アルミンは得意かも」

アルミン「そうかなぁ……すらすら言えるだけが全てじゃないと思う。一言一言に気持ちが入っていたら大丈夫だよ」

ユミル「クリスタの良いところならいくらでも言えるんだが」

クリスタ「でもユミルには普段から言われ慣れてるから、そう簡単には照れないよ」

コニー「なんか難しそう……」

ライナー(このゲーム、組み合わせによっては何が起こるか分からんぞ)

ライナー(もし好きな相手と当たった場合、簡単に負ける可能性がある……!)

ベルトルト(アニの良いところ……いっぱいあるなぁ)

キース「各自思うところはあるだろうが、次にシード権を得る者を決めるぞ!」

キース「それは……>>259>>260だ!」

逆mcバトルか

ユミル

キース「それは……ユミルとアルミンだ!」

ユミル「お、シードか。そろそろ二回戦は突破したいな。はっぱ隊も終わって処女だってことも分かったし」

アルミン「一回戦の勝負を観察できるのはいいかも……いや、良いところを出し尽くされると逆に不利か」

キース「さて、続いてトーナメント表だ!」

ユミル(シード)

カルラ
エレン

ミーナ
ライナー

ジャン
ベルトルト


アルミン(シード)

アニ
クリスタ

サシャ
ミカサ

マルコ
コニー

キース「今回のゲームも1対1のオーソドックスなトーナメント戦だ!」

キース「勝敗は第8ゲームと同じように、一回戦と二回戦は偶数奇数で、準決勝と決勝は勝者の名前を指定して貰う!」

キース「他に特筆すべきことはあまりないが、各人の褒め言葉は安価で指定することが多くなると思われる!」

キース「試合数が多くなると>>1一人のボキャブラリーでは限界があるので、よろしくお願いする!」

キース「それでは一回戦前半、カルラ対エレン、ミーナ対ライナー、ジャン対ベルトルト!」

カルラ「エレンと勝負するのはこれが初めてだっけ?」
エレン「母さんとか……面と向かって褒めるのは恥ずかしいな」

ミーナ(このゲーム大会で変態であることが露呈したけど、それ以外は良いところ一杯あるよね、ライナーって)
ライナー(ミーナか、照れさせるのは難しいかも)

ジャン「できればミカサと戦いたかった」
ベルトルト「僕もアニと……」

キース「準備はいいか!? 各人存分に褒めあえ! 一回戦前半……始め!」


勝者
カルラ対エレン >>266

ミーナ対ライナー >>267

ジャン対ベルトルト >>268

偶数ならカルラ、ミーナ、ジャン
奇数ならエレン、ライナー、ベルトルト
の勝ちです

どうなる

ほい

ほりゃさ

<カルラ対エレン>

エレン(母さんの良いところ……そりゃたくさんある)

エレン(なんたって実の母親だ。父さんを除けばオレが一番知っているはず)

エレン(でもそれを真正面から言葉にするってのは……言われるより言う方が恥ずかしいだろ、これ)

エレン(先攻後攻はなく言える奴から言っていいルール。早く言わないと)

カルラ「悩んでるね、エレン。確かに母親を褒めるなんて恥ずかしい年頃だろうしね」

カルラ「でも私に抵抗はない。息子を褒めるなんて、簡単なことさ……いくよ」

カルラ「>>270


ちゃんと褒めてください
一度落としてから上げるとかならOKです

立派になったね。

カルラ「立派になったね。」

エレン「え……」

カルラ「今日一日だけでも十分に分かるよ、あんたがどれだけ成長したか」

カルラ「一番はやっぱり自分のことだけじゃなく、皆のこともちゃんと考えてるってこと」

カルラ「アルミンに日頃の感謝の気持ちを込めてマッサージしてあげたり、はっぱ隊の皆を助けてあげたり」

カルラ「敗者を自分の好きにできる命令権をこんな風に使うなんて、なかなかできることじゃない」

カルラ「それに今までのゲームで二度の優勝、二度の準優勝……総合すれば今一番の成績のはず」

カルラ「この成績こそ、あんたが肉体的にも精神的にもしっかり成長してる証拠さ」

カルラ「だから……本当に、立派になったね、エレン」

エレン「母さん……」

カルラ「……まあ、料理まで上手になってるとは思わなかったけどね」

エレン「……」

カルラ「エレン?(どうかな?)」

エレン「……やばい、嬉し過ぎて感動する。照れるどころじゃねぇよ」

カルラ「あら、褒め過ぎちゃった?」

エレン「ありがとう母さん。オレがここまで成長できたのも、ミカサやアルミン、そして皆のおかげだ」

エレン「そしてオレはこのゲーム大会で王になる! そのためにも恥ずかしいなんて言ってられない!」

エレン「今度はオレの番だ!」

エレン「>>275

ksk

あの時、反発ばっかしててごめん。ほんとは、母さんがだいすきだったのに。
俺にとって1番大切な人だ。

エレン「あの時、反発ばっかしててごめん。ほんとは、母さんがだいすきだったのに。
    俺にとって1番大切な人だ。」

カルラ「エレン……」

エレン「母さんと会えるのは今日だけなんだろうってことは薄々分かってる。もうゲーム大会も終盤だし、言わせて欲しい」

エレン「また母さんと会えて本当に嬉しい! 大好きだ!」

カルラ「……大好きって言ってくれるの、初めてだね」

エレン「ああ、心ではずっと思ってたけど、口に出すのは恥ずかしくて……」

カルラ「分かるよ。普通は親子で大好きだなんて言わないもんさ」

カルラ「でも、だからこそ……言葉にしてくれて本当に嬉しい」

エレン「母さん……」

カルラ「私もエレンが大好きだよ」

エレン「……か、母さぁああんっ!」

キース「……何だ、この展開は。本来はもっと照れたりする場面を楽しむゲームだったはずだ」

キース「親子での試合になったのが理由か……感動してしまうな」

キース「しかし、これでは決着がつかん。どちらも照れていない」

カルラ「私の負けでいいよ」

エレン「母さん?」

カルラ「息子とこんな時間を過ごさせて貰えたんだ。十分過ぎるよ」

カルラ「だからエレン……絶対に王になりな!」

エレン「……分かった! 応援しててくれよな!」

キース「ふむ。本来なら棄権は認めていないが、特別に認めよう」

キース「カルラ対エレンはエレンの勝利!」


勝者 エレン

今日はここまでにします

褒める台詞を安価で指定するのはちょっと難しくなりそうなので、勝敗以外はできるだけ自分でやります

ありがとうございました

いろいろ考えた結果、二試合か三試合に一度くらいは安価を取ろうと思います
その際は台詞丸々ではなく、どういうところを褒めるかを指定して貰うことになると思います

<ミーナ対ライナー>

ライナー(褒めること自体は簡単だ。問題はそれで照れさせることができるかどうか)

ライナー(だが悩んでいても仕方がない。とにかく先手を取って……)

ミーナ「ライナー素敵! 抱いて!」

ライナー「は……?」

ミーナ「お願い抱いて!」

ライナー「な、なにを言って」

ミーナ「今までずっと隠してきたけどもう我慢できない! この機会にぶっちゃけるわ!」

ミーナ「実は私……あなたのことが好きなの!」

ミーナ「訓練兵団に入って初めてあなたを見た時からいいなって思っていたの。格好良くて男らしくて頼りがいがありそうって」

ミーナ「それは的中した。訓練成績はあのミカサに次いで極めて優秀で、常に周りから慕われている兄貴分で……」

ミーナ「どんどん惹かれていったわ」

ライナー(ま、まさかミーナが俺のことをそんな風に思っていたとは……)

ミーナ「そして今日、野球拳であなたの裸を目の当たりにして限界を迎えた……もう抑えられない!」

ミーナ「体が疼いてどうしようもないの。だから……お願い」

ライナー(頬を染めて上目遣いでこちらを見上げてくるとは……やばい)

ミーナ「私を抱いて……ね?」

ライナー「お、おう……任せろ///」

キース「ライナーが照れたので、ライナー対ミーナはライナーの勝利!」

ライナー「あ、しまった」

ミーナ「……ふ、ちょろ過ぎよライナー」

ライナー「なっ……今のは嘘か!?」

ミーナ「もちろん。裸を見たからって皆がいるところで興奮するなんてただの変態じゃない」

ライナー「さ、策士め……!」

ミーナ「悪いわね。でもこっちだって勝つために恥を忍んで演技したんだから」

ライナー「俺はかなり傷ついたぞ……」


勝者 ミーナ

<ジャン対ベルトルト>

ジャン「えーとそうだな、何て言えばいいのか……」

ジャン「お前、普段はあまり目立つこともないし積極性に欠けると言えばそうなんだけどよ」

ジャン「だがしっかり良いところもあると思うぜ。例えばオレじゃどうしようもないほど成績いいしよ」

ジャン「その性格だって優しいとかそういう風に言えるだろ? 他にも寝相の悪さは本当にすごくて面白いし」

ジャン「それからだな……あー」

ジャン(あーくそ、褒めるとか柄じゃねぇんだよ。こんなんで照れるわけねぇよな)

ベルトルト「ジャン、ありがとう。でもそれじゃ照れないよ、僕は」

ジャン(だよな……)

ベルトルト「次は僕の番だね」

ジャン(ど、どうくる? オレはそう簡単に照れるような性格じゃねぇぞ)

ベルトルト「ジャンって実は格好いい……以前にそう言っていたよ、ミカサが」

ジャン「な、なにぃ!?」

ベルトルト「僕もそれに賛成だな。態度が悪いこともあるけど、やるべきことはしっかりやってるよね」

ベルトルト「そういうところが魅力的に見えるって……ミカサが」

ジャン「ま、マジかよ!」

ベルトルト「大マジさ。いつも相手にしないのは恥ずかしいからだって」

ジャン(おいおいおいおい……それが本当ならやばいぞ!)

ベルトルト「だからもっと積極的にアタックしたらどうかな? きっとミカサも振り向いてくれるよ」

ジャン「そ、そうかぁ?(上手く事を運べば近い将来あんなことやこんなことを……)」

ベルトルト「もちろん。すでに君の魅力には気付いてるんだから、あと一押しかもしれないね」

ベルトルト「訓練でがんばっているところや男らしいところを見せれば、ミカサだけでなく色んな女性が君の虜だ」

ジャン「よせよ! 照れるじゃねぇか///」

ベルトルト「はい、僕の勝ち」

ジャン「……おい、まかさ」

ベルトルト「もちろんミカサについての話は全て嘘だ。兵士になるならミカサのこと一つで浮かれないようにした方がいいと思う」

ジャン「う、うるせえ! 期待させやがって!」


勝者 ベルトルト

キース「一回戦前半終了! 勝者はエレン、ミーナ、ベルトルトだ!」

カルラ「もう思い残すことはほとんどないね」

エレン「そんなこと言うなよ! 残りの時間を有意義に使ってもっと思い出作ろうぜ!」

カルラ「ふふ、そうだね」

ライナー「春が来たと思ったんだがなぁ……」

ミーナ「このゲームちょっと得意かも。本音だろうと嘘だろうと相手を照れさせれば勝ちなんだから」

ベルトルト「そうだね、相手の弱点を突くのも重要だ」

ミカサ「捏造はやめて欲しい」

ジャン「現実になればなぁ……」

キース「続いて一回戦後半、アニ対クリスタ、サシャ対ミカサ、マルコ対コニー!」

アニ(他人の良いところ……思い付くけどそれをちゃんと言葉で伝えられるか)
クリスタ「前半戦を見るとこういうゲームも面白そうだなぁ」

サシャ「ふむふむ、ミカサの良いところですか」
ミカサ「……食への拘り、とか?」

マルコ「コニーに照れさせるのは難しそうだ」
コニー「思い付いた順に全部言ってくか!」

キース「それでは……スタート!」


勝者
アニ対クリスタ >>291

サシャ対ミカサ >>292

マルコ対コニー >>293

偶数ならアニ、サシャ、マルコ
奇数ならクリスタ、ミカサ、コニー
の勝ちです

ほれ

へい

うら

<アニ対クリスタ>

クリスタ「アニってね、本当は可愛いと思うの」

アニ「へえ?」

クリスタ「気付いてる人はほとんどいないかもしれないけど、しっかり見れば絶対可愛いと思うはず!」

クリスタ「だからアニも皆とたくさん接するべきだよ! 無口で無愛想なところを直せば分かってくれる人は多いと思うな!」

アニ「……ま、そう褒めて貰えて嬉しくないとは言わないよ」

アニ「けど、私よりもずっと可愛い顔してるあんたにそう言われると、少し嫌味に聞こえるね」

クリスタ「そ、そんなつもりじゃ」

アニ「分かってる。でも発言には気をつけるべきだね。しっかり見ればとかも、逆に言えばしっかり見ないと可愛いとは思わないわけでしょ?」

クリスタ「う、うぅ」

アニ「いや、いじわる言って悪いね。要するにあんたのその言葉じゃ私は照れないってこと」

クリスタ「そっかぁ……」

アニ「次は私。あんたは普段から可愛いなんて言われ慣れてるだろうから、そうだね……」

クリスタ「そんなことないんだけど・・…」

アニ「あ。あれにしよう」


アニはクリスタのどういうところを褒める? >>297

104期のアイドルであること

アニ「実はあんた、104期の訓練兵の間では、密かにアイドル扱いされてるよ」

クリスタ「あ、アイドル!?」

アニ「そう。男子はその可愛さだけでほとんどの奴が堕ちてるし、女子にも人気がある」

クリスタ「女の子にも?」

アニ「あんたの普段の行動に感銘を受ける奴がいるんだ。容姿ではなく優しさに惹かれてるんだね」

アニ「困ってる人を助けたり、甲斐甲斐しく馬の世話をしたり、その馬にも好かれてるみたいだしね」

クリスタ「皆、そんな風に思ってくれてるんだ……」

アニ「……でも、アイドル扱いの意味分かってる?」

クリスタ「へ?」

アニ「それだけ多くの人にアイドル的な人気があるってことは、あることを考える奴も多いだろうね」

クリスタ「あること?」

アニ「女子はともかく男子の奴らは……アイドルのように可愛くて優しいあんたを想って、毎晩過ごしているわけ」

クリスタ「男の子が夜を過ごす……はっ」

アニ「ここまで言えば分かるでしょ? そう、あんたを夜の素材として使ってる奴も多いだろうね」

クリスタ「――っ///」

アニ「やっぱりこういう話には弱かったか。顔真っ赤だよ」

クリスタ「こ、こんな話するなんて……恥ずかしいよ///」

アニ「私の勝ち」


勝者 アニ

<サシャ対ミカサ>

サシャ「ミカサ! ミカサはすごく成績が良くて強いですね!」

ミカサ「……ベストを尽くしているだけ」

サシャ「ぬ……立体機動も対人格闘術も他にもたくさん一番で素晴らしいです!」

ミカサ「……それだけ努力している」

サシャ「ぬぬ……すごく優秀だって教官も褒めること多いですよ!」

ミカサ「……教官の賞賛ははっきり言ってどうでもいい」

サシャ「ぬぬぬ……ふ、腹筋もすごいですよね!」

ミカサ「……それは褒めてるの? 貶してるの?」

サシャ「もちろん褒めてますよ!」

ミカサ「もう終わり? では私から。褒めるというよりも聞きたい事がある」

サシャ「なんですか?」

ミカサ「……エレンのこと、どう思っているの?」

サシャ「はえっ!?」

ミカサ「お料理対決の命令権でエレンにお姫様だっこをして貰っていたでしょ」

ミカサ「それについては少し不審に思っただけだった。理由もただ私が羨ましいというだけで、それも本当に聞こえたから」

ミカサ「けれどここ数ゲーム、第7ゲームからのあなたは明らかにおかしい」

ミカサ「エレンの事をちらちら見ているし、話している時も表情が柔らかい。普段よりも」

サシャ「そ、そ、そうですか?」

ミカサ「自分で気付いていないの? ということは無意識にエレンに気が向いているということ」

ミカサ「それを私に指摘された今、もう一度考えてみて……エレンのことを、どう思っているか」

サシャ「ぅ……」

サシャ(まさか察しているとは。さすがミカサ、エレンのこととなると凄まじい)

サシャ(確かにミカサの言う通り、彼に何度か視線を向けたし、話していると自然に楽しくなる)

サシャ(ですが、エレンのことをどう思っているか、か……ど、どうなのでしょう……)

ミカサ「どうなの? もしかしてエレンのことが好」

サシャ「ち、違いますよっ///」

サシャ「……あ、照れちゃいました!」

ミカサ「ますます怪しい」


勝者 ミカサ

<マルコ対コニー>

マルコ「コニー! 前から思っていたけど君は天才だ!」

コニー「ああ、改めて言われるまでもねぇ」

マルコ「ぐっ……自分で当たり前と思っているから照れないのか」

コニー「つーかモンゴル相撲の時お前が言ったんだろ。オレはバカのふりをしているだけだって」

マルコ「あ、そう言えば」

コニー「だから今更なんだよ、そんなことは」

マルコ「そうか……うーん、他にコニーが照れそうなことと言えば」

コニー「遅いぜ! オレに考える時間を与えてしまったお前の負けだ!」

マルコ「し、しまった」

コニー「マルコって……良い奴だよな!」

マルコ「……」

コニー「……」

マルコ「……」

コニー「……」

マルコ「……いやぁ、それほどでも///」

コニー「よっしゃああああっ!」


勝者 コニー

キース「一回戦後半も終了! 勝者はアニ、ミカサ、コニーの三人!」

クリスタ「ねぇアニ、さっきの話は本当なの? 男の子が私の……」

アニ「そりゃ現場を見たわけじゃないけど、少し考えれば分かるでしょ」

クリスタ「そ、そうだよね、男の子だもんね」

アニ(ライナーに聞けば一発だけど、さすがに名前は出さないでおこう)

ミカサ「怪しい……」

サシャ「怪しくないです怪しくないです!」

サシャ(全く褒められてないのに違う形で照れてしまった……不覚です)

ジャン「マルコ、お前弱過ぎだ」

マルコ「あ、あはは」

キース「続いて第二回戦! トーナメント表はこれだ!」


ユミル
エレン

ミーナ
ベルトルト


アルミン
アニ

ミカサ
コニー

キース「二回戦前半は、ユミル対エレン、ミーナ対ベルトルト!」

ユミル「はっぱ隊のことで借りができたけど、それと勝負は話が別だぞ」
エレン「当たり前だ。手加減して欲しくて命令したわけじゃないからな」

ミーナ「ここを勝てば初めての準決勝進出!」
ベルトルト「ミーナか……今度はどう攻めるかな」

キース「それでは……スタート!」


勝者
ユミル対エレン >>312

ミーナ対ベルトルト >>313

偶数ならユミル、ミーナ
奇数ならエレン、ベルトルト
の勝ちです

ユミルさまー

ミーナ

<ユミル対エレン>

ユミル(エレンねぇ……悪い奴ではないんだろうが、良いところと言われるとな)

ユミル(それにさっきのカルラさんとの試合でかなり褒められてたしな……難しいぞ)

ユミル(まあ母親相手と同期相手じゃこいつの心境も違うだろうが)

エレン「ぬぬ……」

ユミル(こいつもまだ悩んでるか。こういうの得意じゃなさそうだしな)

ユミル(じゃ、私から言ってみるか)


ユミルはエレンをどういうところを褒める? >>316

なんだかんだ言いながらミカサを大切にしてること

ユミル「お前ってさ、なんだかんだ言いながらミカサを大切にしてるよな」

エレン「へ?」

ユミル「普段は邪険にして鬱陶しそうにしているが、要所では大事に扱ってるだろ」

ユミル「しっかり気遣ってやってるというかさ……そういうところ、いいんじゃないか?」

エレン「……うーん」

ユミル(効果薄いなぁ)

エレン「……そりゃそうだろ、家族だからな。大切にするのは当たり前だ」

ユミル(それをミカサに直接言ってやれば喜ぶと思うんだが。鈍感野郎め)

エレン「よし、オレも言いたい事決まったぞ」

ユミル「かかってこいよ、お前程度の語彙力で私が照れるわけないがな」

エレン「ビーチフラッグでの水着姿、可愛かったぞ!」

ユミル「……はあ? なに言ってんだお前」

エレン「それに一人だけ全身に巻くタイプのパレオだったのも印象的で良かった!」

ユミル「おいおい、それはなんかの冗談か?」

エレン「冗談なんかじゃない本当だぞ! オレの正直な気持ちだ!」

ユミル(……確かにこいつはミーナのようにすらすら嘘や演技ができる奴じゃないな。ということは、本当なわけだ)

エレン「アルミンが言ってたんだ。語彙力が全てじゃない、一言一言に気持ちを込めることが大事だって」

エレン「だからオレは全力で言うぞ。何度でも!」

ユミル「な、何度でも?」

エレン「ああ! 水着姿可愛かった! 最高だった! 可愛かった! 最高だった! 可愛かった! 最高だった!」

10分後

エレン「本当に可愛かったぞ、ユミルの水着姿! 本当だぞ!」

ユミル「……もういい加減にしろぉ!///」

エレン「おっ、今照れたよな!?」

ユミル「ああ照れたっつの! 10分間全力で可愛い言い続けられたら照れもするだろ! お前の本気度が伝わるからな!」

ユミル「それにこの勝負他の奴らにも見られてるんだぞ! 違う意味でも照れるわ!」

エレン「ならオレの勝ちだな!」

ユミル「くそ……まさか力押しでくるとは」


勝者 エレン

<ミーナ対ベルトルト>

ミーナ(今度はどんな嘘で責めようかな……いや、本当のことでもいいんだけど)

ミーナ(でもベルトルトとそこまで話したこともないし、本当のことだと難しいんだよね)

ミーナ(今度も色仕掛けで……ライナーとの試合見られたかな)

ベルトルト「ミーナ」

ミーナ「な、なに?(しまった、先手を取られた)」

ベルトルト「好きだ。僕と付き合って欲しい」

ミーナ「は?」

ベルトルト「そして、僕のフーバーと付き合って欲しい」

ミーナ「は、はあっ!?///」

ベルトルト「……自分がやられると弱いんだね、ミーナは」

ミーナ「うわ、ずるい! 告白されるの初めてだからちょっと戸惑っただけよ! ほんの一瞬だけ!」

ベルトルト「でもしっかり“///”が付いてたからね。照れた証拠だ」

ミーナ「くぅ……告白と下ネタの二段構えとは、考えたわね」

ベルトルト「意外とミーナも下の話は弱いかなと思って」

ミーナ「女子同士だと平気だけど、男子相手だとね……ベルトルトの方が上手だったわね」


勝者 ベルトルト

キース「前半戦はそこまで! 準決勝進出したのはエレンとベルトルト!」

ユミル「まさかお前が女の容姿や衣服について褒めるとは思わなかった」

エレン「母さんが女子と戦うことになればそうしろって」

エレン(本当は野球拳での全裸が一番良かったんだが、これ言ったら殺されそうだしな)

ユミル「ち、また二回戦で負けか」

ミーナ「私もー。このままだと一度も準決勝いけないまま終わっちゃう」

ベルトルト「このゲームの僕は調子がいいぞ。野球拳の時のようにいけるかもしれない」

エレン「初の二連覇も見えてきたな!」

キース「続いて後半戦! アルミン対アニ、ミカサ対コニー!」

アルミン(アニはそう簡単に照れそうにないよな)
アニ(……男子だからエロい話は通じなさそうだね)

ミカサ「二回戦目にして難敵との戦い……モンゴル相撲での雪辱を晴らす!」
コニー「今度も思い付いたまま言ってみよう!」

キース「それでは……スタート!」


勝者
アルミン対アニ >>324

ミカサ対コニー >>325

偶数ならアルミン、ミカサ
奇数ならアニ、コニー
の勝ちです

ほい

せりゃ

<アルミン対アニ>

アルミン「アニってさ、実は優しいよね」

アニ(クリスタのように外見ではなく、性格を責めてきたか……)

アルミン「僕は知ってるよ。君がエレンの格闘術の訓練に付き合ってあげていることを」

アニ(あいつの名前を出すとは、こいつ……)

アルミン「アニは嫌々ながらもしっかり付き合ってくれて、そのおかげで格闘技術が向上したって、エレンは言っていた」

アニ(……ふぅん)

アルミン「それに迷惑かけてることは分かってるけど、これからも一緒に訓練して欲しいって」

アルミン「……そう言って、アニにすごく感謝していたんだ」

アニ「……」

アルミン(どうだ? 全て本当のことだ、嘘は言っていない)

アルミン(嫌々ながらも付き合ってあげているということは、少なくともエレンに対して悪い印象は抱いていない)

アルミン(アニが他によく接している男子もいないし、これを攻めればいけると踏んでいたんだけど)

アニ「……そりゃどうも。でも、残念だったね」

アルミン「なっ……」

アニ「そういうことはさ、他人のあんたからよりも、本人から聞きたいものなんだよ」

アニ「あいつも普段そういうことは口にしないから、尚更ね」

アニ「だから、そんなことじゃ私は照れたりしない」

アルミン「くっ……(やはり簡単にはいかないか……!)」

アニ「そして、あんたの弱点は分かっている」

アルミン「なんだって?」

アニ「クリスタがさ……あんたのこと、格好良いってさ」

アルミン「なっ」

アニ「身長も高くなくて体力はないけれど、頭が良くて何か考え込んでいる真剣な表情が格好良かったって」

アルミン「く、クリスタが僕のことを……///」

アニ(弱……ジャン対ベルトルトの時もそうだったけど、好きな女の話にはころっと騙されるんだね、男って)


勝者 アニ

<ミカサ対コニー>

コニー「ミカサってすごく成績いいよな!」

ミカサ「……ベストを尽くしているだけ」

コニー「立体機動も上手いし対人格闘でもエレンより強いだろ!? すげえよ!」

ミカサ「……それだけ努力している」

コニー「キース教官がお前を褒めてるところを見たことある! あのキース教官がだぜ!?」

ミカサ「……教官の賞賛ははっきり言ってどうでもいい」

コニー「それから腹き」

ミカサ「……それはもういい」

コニー「くそー、全然照れねぇな」

ミカサ「サシャの時と全く同じ流れ。闇雲に褒めても私が照れることはない」

ミカサ「けれどあなたを照れさせることも難しい。そう考えた私は、最終兵を用意している」

コニー「最終兵器?」

ミカサ「これが何か分かる?」

コニー「そ、その白い布は……!」

ミカサ「そう……アルミンのパンツ。つまりアルミンパンツ!」

コニー「……どきっ///」


勝者 ミカサ

キース「二回戦後半も終了! 勝ったのはアニとミカサ!」

アニ「ごめん。さっきのクリスタの話、嘘だから」

アルミン「そ、そんなひどいよ……あれ、なんだかスカートの中がスースーするような」

ミカサ「ごめんなさい。あなたのパンツ、無断で借りていた」

アルミン「ええっ!? いつ!? どうやって!?」

ミカサ「それは知らなくていい。でもそのおかげでコニーに勝てた。ありがとう」

アルミン「嬉しくないよ……」

コニー「……はっ。何だ、一瞬意識が飛んでいたような……あれ、いつの間にか負けてる!?」

ミカサ(……兵器の使用はどうやら黙認されたみたい。よかった)

キース「これでベスト4が決まった! エレン、ベルトルト、アニ、ミカサの四人だ!」

キース「やはりエレンとミカサが強い! この二人の決勝戦となるのか!? それともベルトルトとアニがそれを阻止するのか!?」

キース「エレン対ベルトルト、アニ対ミカサ! 準備を始めろ!」

エレン「一言一言全力でいく」
ベルトルト「エレンか……今までで一番の強敵かもしれない」

アニ「二度目の準決勝……今度こそ決勝に」
ミカサ「させない。決勝にいって優勝するのは私」

キース「それでは……スタート!」


勝者
エレン対ベルトルト >>334

アニ対ミカサ >>335

準決勝なので勝者の名前を書いてください

エレン

アニ

<エレン対ベルトルト>

エレン「ベルトルト! オレはお前のことを大事な仲間だと思っている!」

ベルトルト(開始早々仕掛けてくるとは……!)

エレン「皆の兄貴分であるライナーと一緒にいるせいで気付かない奴もいるけど、お前も成績優秀で頼りになる奴だ!」

ベルトルト(それにこの戦法……まさか)

エレン「立体機動も上手いし何でも確実にこなすよな! 立体機動と言えば最初の適性検査の時にアドバイスしようとしてくれたな!」

ベルトルト(ユミルにやった戦法と同じ。いや、戦法というより思い付いたことをただただ全力言っているだけだ)

ベルトルト(君らしいな、エレン……嬉しいよ、すごく)

エレン「まだまだあるぞ! ちゃんと聞いてろよベルトルト!」

30分後

エレン「はあ、はあ、はあ……まだ足りないみたいだな。それならもう一度」

ベルトルト「……いや、もう十分だ」

エレン「なに?」

ベルトルト「僕の負けでいい。カルラさんの棄権も認めて貰えたんだ、僕も大丈夫だろう」

エレン「棄権!? お前はまだ全然しゃべってないぞ」

ベルトルト「そうだけど……こんな僕に対して30分も褒めてくれる君になら、負けてもいいかなって」

エレン「なんだよそれ。お前も優勝したいんじゃなかったのか」

ベルトルト「うん、でもいいんだ。満足してしまったんだよ、エレンの言葉で」

エレン「優勝しなくてもいいと思えるほどに?」

ベルトルト「ああ、その通りだ」


勝者 エレン

<アニ対ミカサ>

ミカサ(アニが照れること……思い付かない。そもそもアニは感情を顔に出すことが少ない)

ミカサ(弱点と思えることもないし、どうすれば)

アニ(ミカサは強い。肉体的にも精神的にも、私たちの中で一番だろう)

アニ(だから照れないように感情を抑制することも上手なはず)

アニ(……でも、一つだけある。ジャンやアルミンのように、好意を向けている相手の事なら、こいつも動揺するかもしれない)

アニ(つまり……エレンのこと)


アニはエレンのことでどう攻める? >>339

ミカサがしている指輪について突っ込んでいく

アニ(気になっているのは、ミカサが左手の薬指にはめている指輪)

アニ(何の意味もなくはめるとは思えない。そしてミカサがはめるような相手は一人しかいない)

アニ「……その指輪、どうしたの?」

ミカサ「指輪? ああ、これは私とエレンの愛の結晶」

アニ「愛って……」

ミカサ「借り物競走の時に、エレンは私に言ってくれた」

ミカサ「『これ…俺が一生懸命貯めた貯めた金が買ったんだ。お前の指に合うといいんだけどな』
    『よかった。凄くキレイだ。』
    『ミカサ…この指輪に誓ってくれないか?これから先、何があろうとも必ず俺と供に生き続けいくと』と」

ミカサ「その時貰ったのがこの指輪。私の指にぴったり当てはまるの」

アニ「か、借り物競走の時にそんなことを……!?」

ミカサ「そう、そして私はもちろんその申し出を承諾した」

ミカサ「つまり……エレンと私は夫婦になった」

アニ「……」

アニ(言葉が出ない……でも、ミカサの言ってることが本当なら)

アニ(……私の恋は、終わったってことだね)

アニ(誰にも告げず秘め続けるつもりだったけど、それでよかったのかもしれない。ああ、ライナーには知られちゃったか)

アニ(それに想いを告げたところで叶わないのは目に見えていたし、そもそも私にそんなことをしている余裕などない)

アニ(……でも、やっぱりちょっと辛いかな)

アニ(失恋って、こんな気持ちなんだね……)

ミカサ「あの時のエレンはきりっとしていていつもより格好良かった」

ミカサ「私を喜ばせるために全力になってくれて……あぁ、思い出すだけで幸せな気分が溢れてくる」

アニ(もういいから。追い打ちをかけるようなこと言わないで)

ミカサ「ふふふふふ///」

キース「ミカサ、照れたので敗北だ! 勝者アニ!」

ミカサ「あ」

アニ「……全然嬉しくない」


勝者 アニ

キース「準決勝終了! 決勝に駒を進めたのはエレンとアニ!」

エレン「よし、二連覇は目の前だ!」

アルミン「見てなかったけどミカサは負けたみたいだし、今王に一番近づいてるのはエレンだよ」

カルラ「応援してるよ」

ミカサ「負けたけど構わない。エレンさえ優勝してくれれば」

アニ「……こんな気持ちで決勝にいくなんてね。しかも相手はあいつか」

アニ「はぁ……気が重い」

ベルトルト「ミカサとの試合で何かあったの? 話していた内容は聞こえなかったんだけど」

ライナー「初めての決勝戦だというのに」

アニ「放っておいて。私だけの問題だから」

キース「それでは第9ゲーム褒め合戦の決勝戦を始める! エレン対アニ!」

キース「エレンが優勝すれば王へ大きく近づく! アニが優勝すればまだ王への道は残っている!」

キース「どちらも負けるわけにはいかない戦いだ! 存分に褒め合え!」

エレン「アニ? どうかしたのか?」

アニ「……別に」

キース「それでは決勝戦……スタート!」


勝者
エレン対アニ >>345>>347で多い方

勝者の名前を書いてください

アニ

アニ

今日はここまでにします
褒め合戦が見たいという要望が多かったのに、かなり難しく一戦一戦が薄くなってしまいすみません
そのためあまり進みませんでした

明日第10ゲームが始まるので、案があれば書いて貰えると嬉しいです
今までに挙げられた中からでも構いません

ありがとうございました

たくさんの意見ありがとうございます
カラオケという要望が多いですが、決定する前に自分が考えたこと書きます

もし10ゲーム終わっても同数で王が決まらない場合は延長戦を行いますが、それにカラオケが使えそうなんです
延長戦は王候補の人(今だと2ポイントのミカサ、カルラ、エレン)をそれぞれリーダーとしたチーム戦で
コンマで決めた個人の得点を合計して最も高かったチームのリーダーが王になる、という形です

ですが延長戦が行われない場合もありますし、他にチーム戦で面白くなるゲームがあるかもしれません
あまり悩まずに10ゲーム目がカラオケでいいとも思っています

何度も申し訳ありませんが、意見があればお願いします

ありがとうございます
10ゲーム目はカラオケ以外で複数の希望があったボウリングか肝試しにします
これは第9ゲームが終わった後に安価で決めます

もし延長戦が行われなかった場合は番外編としてチーム対抗カラオケをやることにします

始めます

<エレン対アニ>

エレン「よし、この試合も全力で」

アニ「いや、先手は私が貰う。ま、褒めるのとは少し違うけどね」

アニ「……おめでとう」

エレン「は?」

アニ「私には全くもって関係ないことだけど、一応祝福してあげる」

エレン「……何を?」

アニ「何をって、めでたいことがあったんでしょ、借り物競走の時に」

エレン「借り物競走……ああ、優勝できたことか! ありがとな!」

アニ「違う。馬鹿なの? 優勝なんかとは比較にならないくらいにめでたいことがあったでしょ」

エレン「優勝以上にめでたいことなんかあったっけ?」

アニ(……なにこいつ。こいつにとってプロポーズは大した事じゃないってこと?)

アニ(それだけミカサとの仲が確立されていたってことか……それが自然と思えるほどに)

アニ(なんか考えれば考えるほど辛くなってきた。なんでこんなこと言ってるんだろう。もういいや)

アニ「あったでしょ。ミカサに聞いたよ、プロポーズしたって」

エレン「……んんん?」

アルミン「ええっ!?」

サシャ「はいぃっ!?」

カルラ「あら」

ミカサ「ふふん」

アニ「見なよ、ミカサのドヤ顔と左手の指輪を。それが証拠でしょ」

アニ「他にもあんたがミカサに
   『これ…俺が一生懸命貯めた貯めた金が買ったんだ。お前の指に合うといいんだけどな』
   『よかった。凄くキレイだ。』
   『ミカサ…この指輪に誓ってくれないか?これから先、何があろうとも必ず俺と供に生き続けいくと』
   って言ったってことも聞いた」

アニ(なんで一言一句覚えてるんだろ……)

エレン「……いや、なに勘違いしてんだ」

アニ「勘違い?」

エレン「あれは借り物競走の課題をこなすためにやっただけだ」

エレン「嬉し涙を流しているミカサってのが課題でさ、嬉しくなることを本人に聞いたらプロポーズ紛いのことをやってくれって」

エレン「お前が言ったオレの台詞も指輪も全部あいつが考えたことだぞ」

アニ「……」

アルミン「……おい」

サシャ「……ほっ」

カルラ「あらあら」

ミカサ「……ふふん」

エレン「なんでそこでドヤ顔なんだよ。適当なこと言うなよな」

ミカサ「適当ではない。確かに全て私が考えたシナリオではあるけれど、近い将来確実に起こることを少し早めただけにすぎない」

エレン「勝手に決めんな。自分の将来は自分で考えて自分で決める」

ミカサ(……そうか、エレンにとってはまだ早過ぎて恥ずかしいのだろう)

アニ「……じゃあつまり、あんたにプロポーズしたっていう意識はないわけだね?」

エレン「当たり前だろ。なんでこんな話になってんだよ」

アニ「そう……そうなんだ」

エレン「分かったら決勝戦始めるぞ。まだ全然進んでない……ん?」

アニ(……我ながら単純な女だ。真実は違ったと分かるだけで、こんなにも……)

エレン(アニの奴、笑ってる?)

アニ(……こんなにも、心が軽い)

エレン(アニが笑うことなんてめったにないから、新鮮だ。それに……)

アニ「仕切り直しだ。こっちも全力でいくよ、エレン」

エレン(すごく綺麗な顔してて、なんか……いいな)

エレン「……///」

キース「エレンが照れた! よってこの決勝戦、アニの勝利!」

アニ「はあ?」

エレン「し、しまったあ!」

アニ「……まだ何も褒めてないんだけど、どこに照れる要素があったの?」

エレン「い、いや、何て言うか……何でもない! オレの負けだ!」

アニ「……まあ、教官の判断は絶対だし、あんたも照れたのを認めてるなら、仕方ないか」

アニ「なんか変な感じだけど」


優勝者 アニ

キース「決まったな。第9ゲーム褒め合戦の優勝者は……アニだ!」

ライナー「やったな!」

ベルトルト「これでアニが王になる道が残されたね」

アニ「何も褒めてないしただ勘違いしただけだから、不完全燃焼なんだけど……」

アニ(……ま、胸のつっかえは取れたから、良しとしよう)

エレン「あーくそ。不意打ちであんな強烈なやつが来るとは」

アルミン「それよりびっくりしたのはプロポーズの件だよ。聞いた時は何事かと思った」

カルラ「息子の成長だけじゃなく、晴れ姿も見れるかと思ったんだけどね」

エレン「ミカサ、これからは本当かのように思われる言い方するなよ」

ミカサ「うん(すでに決まっていることなのだから、ゆっくりとその時を待とう)」

キース「さてアニ、貴様には1ポイント入ると同時に敗者への命令権が与えられる」

アニ「はい」

キース「もう一度言うが、公序良俗に反しない限り何をしてもいい。ただしエロは許可する」

キース「さあ、命令は?」

アニ「>>373

そうだね、特にしてほしいこともないけど
私も誰かにプロポーズでもしてもらおうかな。

エレン、あんたなら一度ミカサにやってるんだから余裕だろ?

アニ「そうだね、特にしてほしいこともないけど
   私も誰かにプロポーズでもしてもらおうかな。」

ミーナ「ほうほうほう」

ベルトルト(アニがそんな乙女な命令を……!)

ライナー(お前の期待は分かるぞベルトルト、だがその相手は十中八九……)

アニ「エレン、あんたなら一度ミカサにやってるんだから余裕だろ?」

ベルトルト「がーん」

ミカサ「なっ!?」

サシャ「……む」

エレン「え、またオレが命令の対象なのか?」

アニ「そう。さっきの決勝戦はつまらなかったからね。意味も分からず勝手に照れたあんたに頼むよ」

エレン「まあ、そういうことなら(女ってのはそんなにプロポーズされたいもんなのか?)」

アニ「ほら、早く」

エレン「お、おう。えーと、台詞はオレが考えるのか?」

アニ「当たり前でしょ。あと、本当にプロポーズするつもりでやること。心がこもってなかったらやり直しだから」

エレン「難しいこと言うなよ……じゃあ、そうだなぁ」

アルミン「ミカサ、これは命令だから! そんなにアニを睨まないで!」

ミカサ「……でも」

アルミン「それにエレンからミカサへのプロポーズは近い将来確実に起こることなんだろ? だったら気にする必要ないよ!」

ミカサ「……でも、命令とはいえ、本心ではないとはいえ、こんなことを許していいのだろうか」

エレン「……よし、いくぞ?(皆から見られてるってのは緊張するな……)」

アニ「ああ」

エレン「……アニ、オレはお前のことを愛している」

エレン「だから、オレと結婚してくれ! そしてオレと一緒に生きていこう!」

アニ「……」

エレン「……こんな感じで、どうだ?」

アニ「……65点かな」

エレン「65ぉ!? 厳しいなおい」

アニ「勢いだけはあるけど、言葉が普通すぎる。まだミカサが言わせた台詞の方がマシ」

エレン「無茶言うなよ。オレがこういうの得意じゃないことくらい分かるだろ」

アニ「でも」

エレン「……でも?」

アニ「本気で心を込めてくれたのは伝わったから、これで許してあげる」

エレン「あ、ああ、そうなのか? だったら良かったけど」

アニ「ありがとね。はい、これで命令はお終い」

エレン「おう……(変な奴……)」

ミカサ「もう終わった!? 悪夢の時間は終わった!?」

アルミン「終わったよ。だからもう目を瞑らなくていいし耳も塞がなくていい」

カルラ「これは複雑だねぇ、いろいろと」

ベルトルト「はぁ……」

ライナー「落ち込むな。エレンを選んだ理由は言っていただろう、決勝戦がつまらなかったかだと」

ベルトルト「うん……」

アニ「……ふ」

ミーナ「うわー65点とか言いながら嬉しそうにしちゃって。本当は100点満点だったんじゃない?」

クリスタ「私はああいうストレートなプロポーズもいいと思うけどな」

ユミル「おいおい、お前までプロポーズして欲しいってか? お姫様だっこに続いて」

クリスタ「そうだ、結局誰にもお姫様だっこして貰えてない」

ユミル「だからお姫様だっこもプロポーズも私が」

クリスタ「だから男の人にね」

サシャ「むむむむ」

キース「さて! これで残すゲームも1つとなった! 現在のポイント獲得数を言うぞ!」

キース「カルラ、ミカサ、エレンが2ポイント! サシャ、ベルトルト、アニが1ポイントだ!」

キース「つまり次のゲームで2ポイントの者が優勝すれば王に!」

キース「1ポイントの者が優勝すれば2ポイントの三人に並び、四人で延長戦!」

キース「0ポイントの者が優勝すれば2ポイントの三人で延長戦!」

キース「ここで0ポイントの8人は王の可能性が潰えた! しかし、第10ゲームで優勝すれば命令権を獲得できる!」

キース「やる気を下げることなく第10ゲームに進め!」

キース「それでは第10ゲームの内容を発表する!」

キース「第10ゲームは……これだ!」


・ボウリング
・肝試し
のどちらか

>>383>>384で多い方

>>385>>387
です

肝試し

肝試し

キース「第10ゲームは……肝試しだ!」

ジャン「肝試しって、どんどん対決ゲームから遠のいていくな」

マルコ「肝試しって勝敗決められるのか?」

キース「ルール説明の前に場所を移動させる! ふん!」

エレン「おお!? 目の前に巨大な森が!」

コニー「それにいつの間にか夜になってんぞ!?」

アルミン「明かりはなく、月の光だけが僕たちを照らしている」

ライナー「これも教官がやったのか? あの人はどうなっているんだ」

キース「次はシード権を得る者を決める!」

キース「シード権を得る者は……>>389>>390だ!」

アルミン

こにい

キース「シード権を得る者は……アルミンとこにいだ!」

コニー「こにいじゃなくてコニーな!」

アルミン「これで四回目のシード……なのに全然チャンスをものにできてないなぁ」

キース「続いてトーナメント表だ!」

アルミン(シード)

クリスタ
ミーナ

アニ
サシャ

マルコ
ベルトルト


コニー(シード)

ユミル
エレン

ミカサ
ジャン

ライナー
カルラ

キース「それではルール説明だ! 今回は少々特別な進め方をするのでよく聞いておけ!」

キース「表で隣り合っている者同士がペアとなり、この森の中心にあるカードを取ってまたここへ帰ってくる!」

キース「複数のペアが同時に出発し、先にカードを持って帰ってきたペアが次の戦いに進めるのだ!」

キース「一回戦では6ペア中4ペアが二回戦進出、二回戦では5ペア中3ペアが準決勝進出、準決勝では3ペア中1ペアが決勝進出!」

キース「そして決勝戦では勝敗のルールが変わり、ペアの者同士の戦いとなる!」

キース「カードを取りに行くのではなく勝負がつくまで延々と森の中をさまよって貰う!」

キース「そして各所に仕掛けられた細工に対し、先に恐怖し大声を三回出してしまったら敗北だ! 恐怖しなければ優勝だ!」

キース「もちろん細工は準決勝までにも存在する! 恐怖心を制御し、勝利を狙え!」

キース「また、ペアの組み合わせは毎回変更するので覚えておくように!」

キース「さらに、最後の10ゲーム目なので特別に、勝敗は一回戦から決勝戦まで全て勝者の名前をしてして貰う!」

キース「さっそく一回戦前半を始める! クリスタ&ミーナ対アニ&サシャ対マルコ&ベルトルト!」

キース「準決勝に進めるのはこの3ペアのうち2ペアだ!」

キース「それぞれ別の場所からスタートするが、カードまでの距離は全く同じだ! 安心していい」

クリスタ「よ、よろしくねミーナ」
ミーナ「どんな細工があるんだろう……暗闇だけでも怖いのに」

アニ「持ち物はこの小さな懐中電灯一つか」
サシャ「せめて一人に一つ持たせて欲しいです」

マルコ「男同士だから有利、かな?」
ベルトルト「そうだろうか。恐怖心に男も女もないと思うよ」

キース「それでは第10ゲーム肝試し、一回戦前半……スタート!」


勝利ペア >>397>>398

Aペア:クリスタ&ミーナ
Bペア:アニ&サシャ
Cペア:マルコ&ベルトルト

勝利するペアのアルファベットを書いてください

ミカサさん準

A

<クリスタ&ミーナ対アニ&サシャ対マルコ&ベルトルト>

[Aペア:クリスタ&ミーナ]

クリスタ「うわぁ、本当に暗いね」

ミーナ「懐中電灯は私が持ってていいよね?」

クリスタ「うん」

ミーナ「よし、行こうクリスタ!」

クリスタ「ま、待って! 手を繋いでミーナ!」

ミーナ「あ、そっか。ごめんごめん。私も緊張してるみたい」

クリスタ「絶対離さないでね!」

ミーナ「う、うん(懐中電灯とクリスタで両手塞がっちゃった……)」

クリスタ「カードまでどれくらいの距離があるのかな」

ミーナ「どうだろう。かなり大きな森だし、3ペアが別々の場所からスタートしても距離が同じなんだから」

クリスタ「ほぼ森の中心ってことだよね」

ミーナ「多分……それにしてもこの懐中電灯、灯り弱過ぎでしょ」

クリスタ「気休めにしかならないね……ひっ!?」

ミーナ「ど、どどどうしたの!?」

クリスタ「さっきあの木の下を黒い影が走って行ったような気が!」

ミーナ「し、小動物でしょきっと! 怖くない怖くない! 先に進もう!」

クリスタ「う、うん!(今でも十分怖いのにこの先細工があるなんて……帰りたいよぉ)」


……

クリスタ「い、今どれくらい進んだんだろう」

ミーナ「分からない。もうスタートの光も見えなくなっちゃったし、かなり進んだのは確かだけど」

クリスタ「まだ細工は一つも見てないよね?」

ミーナ「うん、細工があるなら分かりやす脅かされると思うから、まだよ」

クリスタ「このまま何もなければいいのに……」

ミーナ「それは無理でしょ。あ、そこを左に曲がるよ」

クリスタ「うん……!?!?!?」

ミーナ「クリスタ? ……!?!?!?」


どんな細工? >>404

アニ、サシャ、マルコ、ベルトルトの生首(蝋人形)をブラさげたなまはげが
「ミツケタ…!コレデ…クビ…ソロウ…!」といいながら追いかけてくる

なまはげ「ミツケタ…!」

クリスタ「……ぁ……ぁ……」

ミーナ「な……ぁ……」

なまはげ「コレデ…」

クリスタ「ぅ、ぁ……(こ、声が出ない……なにあれ)」

ミーナ「……っ、ぁ(あ、赤い顔に角があって……鬼?)」

なまはげ「クビ…」

クリスタ(く、くび? クビってなに……?)

ミーナ(あ、あいつ、何か持ってない……?)

アニ、サシャ、マルコ、ベルトルトの生首「……」

なまはげ「ソロウ…!」

クリミー「ぎゃあああああああああああああああああっっっ!!!!!」

クリスタ「なにあれなにあれなにあれ!? くくくく首持ってるぅうううっ!!!」

ミーナ「殺されるぅううううううっ!!!」

なまはげ「クビ…ソロウ…!」

クリスタ「こっち来たぁああっ!?」

ミーナ「逃げろぉおおおおおおおおっ!!!」

なまはげ「クビ…ソロウ…!」

クリミー「ぎゃあああああああああああああああああっっっ!!!!!!」

……

ミーナ「はあっはあっはあっ! く、クリスタ! ストップストップ!」

クリスタ「と、止まったら殺されちゃうよぉ!」

ミーナ「もう来てないって! いつの間にか撒いちゃってるよ!」

クリスタ「ほ、本当に!?」

ミーナ「本当だから早く止まって! ストップ!」

クリスタ「……はぁ……本当だ……」

ミーナ「はあ、はあ……結構速いわね、クリスタって。本気になるとすごい」

クリスタ「あ、あはは。恐怖から逃げたくて夢中だったから」

ミーナ「かなり走ったわね。適当に走っちゃったけど、はぐれなくて良かった」

クリスタ「うん。でもコースアウトしちゃったかも」

ミーナ「そっか。正規のコース見つけるのに時間かかりそうね。これは負けかな」

クリスタ「あ! ねえミーナ、あれ!」

ミーナ「ん? ……あ、なんかあそこだけ木が密集してなくて隙間ができてる」

クリスタ「もしかして……カードかもしれないよ!?」

ミーナ「そうかも。行ってみよう!」

クリスタ「……木がない空間に小さな台?」

ミーナ「あ、台に何か置いてある。これって……カードじゃない!?」

クリスタ「本当だ! 懐中電灯の明かりを当てると分かるね! キース教官の顔が書いてある!」

ミーナ「闇雲に走ってたけどカードのある場所に来ちゃったのね。ラッキー!」

クリスタ「カードは何十枚も置いてあるから、他のペアがもう持って行ったかどうか分からないね」

ミーナ「でもあとは帰るだけよ! 急ぎましょう!」

クリスタ「うん!」

[Bペア:アニ&サシャ]

サシャ「い、今何か聞こえませんでしたか!? 悲鳴のような声が!」

アニ「ん、確かに聞こえたような。他のペアでしょ、きっと」

サシャ「アニ……平気なんですか? あんな悲鳴を上げるような仕掛けがあるんですよ?」

アニ「平気とは言わないけど、まだその仕掛けに遭ってないし、だったら今はただ暗いだけの森でしょ」

サシャ「それはそうですけど」

アニ「なら怖がってるよりさっさと先に進んでカード取ってくる方がいい」

サシャ「確かに……こんなアニが泣き叫ぶところも見てみたいですけどね」

アニ「何か言った?」

サシャ「いえ何でも!」

……

サシャ「……あのぉ、アニ?」

アニ「なに」

サシャ「さっきからずーと気になっていることがあるんですけど」

アニ「だからなに」

サシャ「……私たちの後ろから何か付いて来てないですか」

アニ「……」

サシャ「数十メートル後方の位置をずっと保ちつつ、付いて来てるような」

アニ「……どうしてそれを早く言わないの」

サシャ「いやあ、勘違いだったらどうしようかと」

アニ「勘違いだった場合より本当に尾行されてる方が危険でしょ」

サシャ「ど、どうします?」

アニ「正体を確かめる。光を当ててね」

サシャ「本気ですか!? 相手は距離を保っているんですからこのままにしておく方が」

アニ「カードを取って折り返したらそいつと鉢合わせるかもしれない。危険は今のうちに排除する」

サシャ「そ、そうですね。分かりました」

アニ「じゃあいくよ……正体を表しな!」

サシャ「!?」


どんな細工? >>413

エレンが立っている
それが「駆逐してやる、駆逐してやる」と呟きながら顔が寄生獣のあいつらみたいに変形し二人を捕食しようとおいかけてくる

エレン「……」

サシャ「え、エレン? どうしてここに」

アニ「……」

エレン「……し……る、く……て……」

サシャ「何かぶつぶつ言ってますよ。聞こえませんし、エレンの所に行きましょう」

アニ「いや、待ちな」

サシャ「はい?」

アニ「よく考えてみれば分かるでしょ。一回戦後半組であるエレンがここにいるはずがない」

エレン「くち…し……る、……くして……」

アニ「おそらくは……教官が用意した細工!」

エレン「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

サシャ「おわぁああああっ!? ちょっ、何ですかあれ!?」

アニ「エレンの顔がぱっくりと割れて……変形していく……」

エレン「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

サシャ「に、逃げましょう! 何ですかあの怪物!? 気持ち悪いです!」

アニ「……」

サシャ「アニ!? 何ぼーっとしてるんですか! 食べられちゃいますよ!」

エレン「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

アニ「――しっ!」

エレン「くちくっ!?」

サシャ「こ、股間に全力でキックを……!?」

アニ「弱……見かけ倒しだね」

エレン「くち、くぅ……」

アニ「駆逐駆逐うるさい。本物のあいつの方が10倍は強いよ、あんたより」

エレン(偽)「く……ち、くっ」

サシャ「……動かなくなりましたね」

アニ「さ、行くよ」

サシャ「は、はい……アニ、頼もし過ぎます」

[Cペア:マルコ&ベルトルト]

マルコ「キース教官が書かれたカードを取って折り返してきたけど……」

ベルトルト「ああ、何もないね。拍子抜けするほどに」

マルコ「教官は準決勝までにも細工はあると言っていたけど、一回戦だからコースによってはないとか?」

ベルトルト「確かに一つくらいは有利になるペアもあるかもしれない」

マルコ「このまま何事もなくゴールできればいいな」

ベルトルト「この暗闇も最初こそ怖かったけど、さすがに慣れるしね」

マルコ「普通に歩いているなら女の子よりも僕たちの方が早いだろうから、ビリってことはないだろう」

ベルトルト「そうだね。……っ!」

マルコ「ベルトルト? 急に止まってどうしたんだ?」

ベルトルト「僕たちの前に、何かいる」

マルコ「え?」

ベルトルト「ゆっくりと近づいて来ている。おそらく教官が仕掛けた細工だろう」

マルコ「そう簡単にはゴールさせてはくれないか……どうする?」

ベルトルト「逃げる……いや、どうしよう。マルコは?」

マルコ「うーん……相手は一人だろう? だったら二人で強引に突破しよう。あとはただひたすら走る」

ベルトルト「分かった。それでいこう」

マルコ「いくよ!」

なまはげ「……」

ベルトルト「お、鬼……!?」

マルコ「速度を緩めず体当たりしよう!」

なまはげ「コレデ…クビ…ソロウ…!」

ベルトルト「クビ? クビって首のことか? ……!?」

マルコ「ベルトルト!? 止まっちゃ駄目だ!」

ベルトルト「……ぁ、あ……」

アニの生首「……」

ベルトルト「……あにぃいいいいいいいっ!?!?」

なまはげ「コレデ…クビ…ソロウ…!」

ベルトルト「アニ! アニ! アニ! アニ!」

マルコ「落ち着けベルトルト! あれはどう見ても偽物だ! 教官の仕掛けに決まっている!」

ベルトルト「でもアニが!」

マルコ「だから偽物だって! それより鬼が来てるから逃げるか突破しないと!」

ベルトルト「でもアニが! アニが!」

マルコ「偽物だって言ってるだろ!?」

ベルトルト「アニがぁあああああっ!?」

マルコ「いい加減にしろぉー!」

……

マルコ「はあ、はあ……酷い目に遭ったけど、これでゴールだね」

ベルトルト「ごめん、取り乱しちゃって」

マルコ「本当だよ。偽物だって百回くらい言った気がする。それで鬼から逃れるのに時間がかかった」

ベルトルト「だいぶ遅れているよね。何位だろう……」

キース「遅いぞ貴様ら! ダントツでビリだ! 男同士のペアで何をやっていた!?」

マルコ「び、ビリ!?」

ベルトルト「これで王になれなくなってしまった……」


勝利ペア アニ&サシャ、クリスタ&ミーナ

順位
1位:アニ&サシャ
2位:クリスタ&ミーナ
3位:マルコ&ベルトルト

キース「一回戦前半終了! アニ&サシャとクリスタ&ミーナが勝ち抜け! 男ペアのマルコ&ベルトルトは情けない限りだ!」

クリスタ「帰りは何もなくてよかったね」

ミーナ「うん。でもこれも勝てば勝つほど怖い目に遭う回数が増えるゲームね」

クリスタ「あ」

サシャ「アニのおかげで1位通過です! ありがとうございます!」

アニ「別に。二回戦からはペアじゃなくなる可能性の方が高いし、ね」

マルコ「結局10ゲームやってベスト4以上にいけたのは一度だけか……」

ベルトルト「ごめん。僕のせいで」

マルコ「いや、仕方ないよ(でも鬼は他にも首を持っていたのに、ベルトルトはアニにだけ反応していたよな……)」

キース「続いて一回戦後半を始める! ユミル&エレン、ミカサ&ジャン、ライナー&カルラ!」

キース「二回戦に進めるのは同じく3ペアのうち2ペアだ!」

ユミル「お前とペアか。クリスタとだったらなぁ」
エレン「前半組の様子を見てると、結構怖そうだな」

ミカサ「……」
ジャン「よ、よろしくなミカサ!(ミカサと肝試し……最高だぜ!)」

ライナー(エレンの母さんとか。母は強し、とよく言うよな)
カルラ「頼もしそうな男の子がペアで嬉しいね」

キース「それでは一回戦後半……スタート!」


勝利ペア >>425>>426

Aペア:ユミル&エレン
Bペア:ミカサ&ジャン
Cペア:ライナー&カルラ

勝利するペアのアルファベットを書いてください

B

<ユミル&エレン対ミカサ&ジャン対ライナー&カルラ>

[Aペア:ユミル&エレン]

ユミル「ほら、さっさと終わらせようぜ」

エレン「ああ……」

ユミル「もっと速く歩けよ。ぱぱっと一回戦突破して、二回戦でクリスタとペアになる」

エレン「おう……」

ユミル「ずんずん進め。灯りはもっと前の方を照らせ。前がよく見えないからな」

エレン「……なあ、ユミル」

ユミル「うん? 無駄口叩いてる暇があったら足を動かせ」

エレン「早く行きたいのは山々なんだが……お前がオレの服引っ張ってるせいでなかなか進まないんだよ」

ユミル「……何が言いたい?」

エレン「だからさ、ゆっくりとしか歩こうとしないお前に服引っ張られて進めないんだよ」

ユミル「……別に私はゆっくりと歩こうなんて思ってないぞ。むしろ速く歩きたいってずっと言ってるだろ」

エレン「でも実際にはゆっくりってことは、そういうことなんだろ?」

ユミル「……ど、どういうことだよ」

エレン「簡単に言うと、怖くてなかなか歩けないんだろ、ってこと」

ユミル「こ、こここ怖くなんかねぇよ!」

エレン「ふうん。だったらオレの服から手を離して前を歩いてくれ。これで速く進めるな」

ユミル「こういう時は男が先に歩くもんだろうが」

エレン「分かった。オレが先を歩くから、服から手を離してくれ。これでオレも速く進めるから」

ユミル「こういう時は相方の服掴むもんだろうが」

エレン「だったらゆっくりしか歩けないな」

ユミル「そこを何とか速く歩けって言ってんだろうが」

エレン「それは無理だ……だから、オレが一人で行ってくるよ」

ユミル「は?」

エレン「それなら速く進めるし、男のオレが先を歩くことになる。ああ、服掴みたいなら脱いでいくから」

エレン「どうだ? それでいいだろ?」

ユミル「わ、私を一人にするってのか?」

エレン「怖くないなら平気だろ。それとも、怖いのか?」

ユミル「こ、ここ怖いわけねぇって言ってるだろ!」

エレン「……うわっ、向こうから呻き声のような音が聞こえてくる!」

ユミル「ひぃっ!? だ、誰が呻いてんだよぉ」

エレン「まあ、嘘だけどな」

ユミル「嘘!? て、てめぇこんな無駄なことしてる時間は」

エレン「……うわっ、今度は向こうに火の玉が!」

ユミル「ひ、火の玉!? そんなのあるわけないだろぉ」

エレン「これも嘘だ」

ユミル「お、おい……いー加減に」

エレン「……うわっ、ユミルの後ろに黒くて大きい影が!」

ユミル「ひゃあっ!? は、早く追い払ってくれぇ」

エレン「当然嘘だ」

ユミル「て、てめぇなぁ……こんな事して何が楽しいんだよ」

エレン「お前がなかなか素直にならないからだ。このままじゃ負けちまう」

ユミル「す、素直ってなんだ。わ、私はいつも素直で正直だぞ?」

エレン「最後自信持ててないじゃねぇか……まあいいや、行くぞ」

ユミル「き、急に走ったりするなよ!? 明かりでもっと前まで照らしておけよ!?」

エレン「はいはい(まさかユミルが肝試し苦手だったとは……これは最下位だな)」

[Bペア:ミカサ&ジャン]

ジャン「ミカサ! 一人でどんどん先に行くなよ! これはペアでクリアするゲームだぞ!」

ミカサ「あなたは付いてくるだけでいい。邪魔をする仕掛けや細工は全て私が葬り去る」

ジャン(た、確かに赤い鬼やよく分からん触手野郎も強引に薙ぎ倒しているが)

ジャン(いくらミカサでも少しは怖がったりするかと思っていたが……当てが外れた)

ミカサ(このままじゃ嬉しいハプニングどころか隣で歩くこともできやしねぇ……)

ミカサ「ジャン、早く!」

ジャン「お、おう!」

ジャン(やっぱ優勝して命令するしかねぇか……はぁ)

[Cペア:ライナー&カルラ]

ライナー「おいおい……! これで赤鬼倒すの三匹目だぞ……!」

カルラ「どうにもハズレのコースを選んじゃったみたい?」

ライナー「ベルトルトとマルコは帰りの一匹だけだと聞いていたが、ここまで差があるとは……!」

カルラ「肝試しというより化物退治みたいになってるね」

ライナー「そうですね。次々襲って来るんで怖がる暇もない、というのが正直なところですが」

ライナー(それにこの人も全く怖がっていない。赤鬼はエレンやミカサの生首もどきを持っているというのに)

カルラ「全部あなたに倒して貰って悪いね。何の役にも立ててなくて」

ライナー「いえ、当たり前のことです。仕掛けは全て俺がなんとかしますから」

カルラ「頼もしいじゃない。なら任せようかな」

ライナー「はい。先を急ぎましょう。赤鬼に手間取ってかなり時間を消費しました」

カルラ「そうしたいけど、あなたの方がきついんじゃない? 時間より体力を消費してるでしょ」

ライナー「……いえ、大丈夫です」

カルラ「本当に? 嘘は駄目だよ?」

ライナー「本当です。行きましょう」

カルラ「……」

ライナー(……嘘は駄目、か。嘘だらけの俺には耳が痛いな)

ライナー(大会でこの人と勝負したり深く関わることはなかったが……良い人だ)

ライナー(エレンはこの人から多くのことを受け継いでいるのが良く分かる。容姿も性格も精神も)

ライナー(二度の優勝で得た命令権を家族や対戦相手だったサシャのために使ったこともそう)

ライナー(エレンが他人のために命令を使ったのと同じだ)

ライナー(母親の鏡……は言い過ぎか?)

ライナー(だが、こんな良い人を……俺は、俺たちは)

ライナー(今この人がこうやって生きているのは本当に奇跡的なことで、いずれ消えてしまう幻だ)

ライナー(この人自身もエレンも気付いているように、大会が終われば消えてしまうのだろう)

ライナー(だから、今この時だけでも、心から楽しいと思えるような時間を過ごして貰いたい)

ライナー(……この人の死因を作った俺なんかが思っていいことではない、な)

ライナー(だが、今の俺は訓練兵、兵士だ。兵士ならば兵士としての務めと責任を果たさなければならない)

ライナー(赤鬼のような化け物から一般人の主婦を守ることは、兵士として責任だ)

ライナー(故に俺がこの人を守り、ゲームを楽しんで貰うことは、間違っちゃいない)

カルラ「……あ! また赤鬼! また生首ぶら下げてるよ!」

ライナー「任せてください! ボコボコにしてやります!」

カルラ「がんばりな!」

ライナー(はは……本当に、糞野郎だな、俺は)

……

カルラ「……ふう。やっとゴールに戻って来たけど、全部何体の鬼と出会ったかな?」

ライナー「はあ、はあ、はあ……覚えていません。確実に二桁はいっているでしょうが」

カルラ「大丈夫かい? 肩で息してるよ」

ライナー「こんなの少し休めばすぐ回復しますよ。毎日鍛えてますから」

カルラ「それもそうか。訓練中とはいえ兵士だもんね、あんたたち」

ライナー「はい。その訓練兵の中でも成績いいんですよ、俺は」

キース「……遅かったな、ライナー」

ライナー「教官……! 遅かった、ということは」

キース「ああ、最下位だ」

ライナー「そうですか……」

カルラ「あらあら」

ライナー「すみません。俺がもう少し早く化け物を倒していれば、次の試合にも出れたでしょうに」

カルラ「気にしない気にしない。十分楽しかったよ、私は」

ライナー「そ、そうですか……?」

カルラ「もちろん。あんたみたいな強くて頼もしい兵士に守られて、肝試しというのも悪くなかった」

カルラ「ありがとうね、ライナーくん」

ライナー「……はい!」

ライナー(……糞みたいな俺でも、この人を守り楽しい時を過ごして貰うことくらいは、できたようだな)


勝利チーム ユミル&エレン ミカサ&ジャン

順位
1位:ミカサ&ジャン
2位:ユミル&エレン
3位:ライナー&カルラ

キース「後半戦も終了! 勝ったのはミカサ&ジャンとユミル&エレン!」

ジャン「ダントツで一位だったな……アニとサシャの記録を軽々と抜いたぞ」

ミカサ「当然」

エレン「まさか二位で通過できるなんて。母さんとライナーよっぽど遅かったんだな」

エレン「一つも仕掛けのない簡単なコースを選べたのが良かったのみたいだ」

ユミル「二回戦あんのかよぉ……」

ユミル(クリスタと一緒になりたいけど怖すぎた! これに仕掛けが追加されたらどうなるか分からねぇ!)

ユミル(つーかエレンの奴に弱みを見せることになるとは……くそ)

ベルトルト「ライナー、負けたのになんだかいい顔してるよ」

ライナー「そうか? ……まあ、そうかもな」

キース「続いて二回戦を始める!」

キース「最初に言ったように10人で5ペアを作ることになるが、一回戦の時とは違うペアになるので注意するように!」

キース「トーナメント表改めペア表は……これだ!」


アニ
アルミン

ジャン
ミーナ

ミカサ
コニー

サシャ
ユミル

エレン
クリスタ

キース「アニ&アルミン、ジャン&ミーナ、ミカサ&コニー、サシャ&ユミル、エレン&クリスタの5ペアだ!」

キース「この5ペアで一斉に二回戦を開始し、上位3ペアが準決勝進出となる!」

アニ「あんた、怖いの苦手? 得意?」
アルミン「得意な人はあまりいないと思うけどなぁ」

ジャン「一回戦でかなり怖がってたろ」
ミーナ「当たり前じゃない! 今度はジャンが頼りなんだからがんばってよ!」

ミカサ「コニー、あなたもジャンのように私についてくるだけで」
コニー「楽しそうだな肝試し!」

サシャ「一回戦はどうでした? 私は怖かったですがアニがいてくれて助かりました」
ユミル「はっ、余裕に決まってるだろ(芋女とかよ……やばいな)」

エレン「実はユミルの奴すごく怖がりでさ」
クリスタ「へえ、意外だなぁ」

キース「それでは二回戦……スタート!」


勝利チーム >>448>>449>>450

Aペア:アニ&アルミン
Bペア:ジャン&ミーナ
Cペア:ミカサ&コニー
Dペア:サシャ&ユミル
Eペア:エレン&クリスタ

勝利するペアのアルファベットを書いてください

E

D

A

ここまでにします
ライナーとカルラの組み合わせなので少し真面目な話になりましたが、もうこういうのは書きません

明日(というより今日)は14~15時頃に始めます
ありがとうございました

[Aペア:アニ&アルミン]

アルミン「ね、ねぇ、一回戦はどんな感じだったの?」

アニ「ああ、あんたはシードだったね。どんな感じと聞かれても、普通としか」

アルミン「その普通さ加減を聞きたいんだけど」

アニ「だから今みたい暗い森の中を進んで、カードを取って戻るだけ」

アルミン「でも細工があるんだろ? その細工が普通のものとは思えない」

アニ「あいつ……エレンの姿をした化け物に襲われたくらいかな」

アルミン「化け物って……」

アニ「体を変形させて頭がぱっくり割れて……そう、ちょうどあんな感じ」

アルミン「は?」

エレン(偽)「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

アニ「ほら、駆逐駆逐うるさくて敵わない」

アルミン「うわぁああっ!? な、なんでそんな平静なんだよ! 同期の格好した化け物なのに!」

アニ「気色悪い化け物だから同期かどうかなんて関係ない。ただの仕掛けってだけでしょ」

アルミン「そ、それはそうだけど……」

エレン(偽)「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

アルミン「こ、こっちに向かってくる!」

アニ「あいつはただの見かけ倒しで弱いから、あんたでもどうにかできるんじゃない?」

アルミン「は?」

アニ「あいつの退治、任せたから」

アルミン「ええっ!? 僕が!?」

アニ「こういうのは男の役割でしょ。まさか女の私を戦わせるつもり?」

アルミン「そ、それは……いやでも二人で挑んだ方が勝率はずっと上がるはずで」

アニ「私なら一撃で倒すことができる。あんたがピンチになったら助けてあげる」

アルミン「だったら最初からアニが戦ってくれよ!」

アニ「だからそれはあんたが男としてできる限りのことをやってから」

エレン(偽)「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

アニ「もう目の前まで来てる。細工はこいつ一つとは限らないんだから、早くしないと……ねっ!」

アルミン「うわあっ! お、押さないでよ!」

エレン(偽)「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

アルミン「ちょ……変形し過ぎてエレンの面影なくなってるじゃないか! ただの化け物だよ!」

アニ「だったら何の躊躇もなく倒せるね。ふぁいとー」

アルミン「応援に気持ちがこもってない……くそっ、僕も兵士なんだ……やってやる!」

エレン(偽)「駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる、駆逐してやる」

アルミン「うおぉおおおっ!」

アニ「ふぁいとーおー」

アニ(たまにはアルミンにも見せ場を作ってやらないと、ね)

[Bペア:ジャン&ミーナ]

ミーナ「ち、ちょっと! もう少しゆっくり歩いてよ!」

ジャン「それじゃ負けちまうだろうが。オレは今度こそ優勝するんだよ」

ミーナ「優勝も大事だけど肝試しで怖がってる女の子を守ることも大事でしょ!?」

ジャン「分からんでもないが二度目だろ? 少しは慣れろよ」

ミーナ「無理無理無理。暗闇は人間に根源的な恐怖をもたらすんだから、慣れるなんて無理!」

ジャン「ったく、そんなことでビビってんならやめちまえ」

ミーナ「途中で赤い顔した鬼とか出て来るんだから! 油断してたらあんたもビビるわよ!」

ジャン「ああ、その鬼とやらは一回戦でペアになったミカサがボコボコにしてたから、あんま怖い感じがしねぇ」

ミーナ「ミカサがって……ジャンがじゃなくてミカサに戦わせてたの?」

ジャン「……本当ならオレが格好良くミカサを守りながら進むつもりだったんだが」

ミーナ「ミカサが強過ぎてその必要がなかった?」

ジャン「その通りだ。どんどん先に進んで細工をなぎ倒していくから、オレの出る幕なんざ一つもなかった」

ミーナ「それはそれで悲しいわね」

ジャン「だろ?」

ミーナ「……だったらミカサの代わりに私を守ればいいじゃない!」

ジャン「あ?」

ミーナ「おあつらえ向きにめちゃくちゃ怖がってる女子がペアなんだよ? 男を見せるチャンスでしょ!」

ジャン「その怖がってる女子がミカサじゃなかったら何の意味もねぇんだが」

ミーナ「ひどーい! 私をミカサと思えないって言うの!?」

ジャン「当たり前だろうが。お前のどこにミカサと思える要素があるんだよ」

ミーナ「え? えーと……黒髪」

ジャン「アホめ。黒髪だけでいいなら人類の何割がミカサになると思ってやがる」

ミーナ「えー薄情者ー……うひゃあっ!?」

ジャン「ど、どうした!?」

ミーナ「いいい今あそこの茂みで何かが動いて……」

ジャン「か、風だろ風! つーかなに抱きついてんだよ!」

ミーナ「仕方ないでしょ!? 怖い時は何かにしがみ付きたくなるものなのよ!」

ジャン「ならもう離れろ! 茂みには何もいないみたいだからよ!」

ミーナ「ほ、本当……?」

ジャン「本当だって。明かりで照らしても何もいねぇよ」

ミーナ「……ふう」

ジャン「ふうはこっちの台詞だっつの。いきなり抱きつきやがって……」

ミーナ「……おやおやぁ?」

ジャン「な、なんだよ?」

ミーナ「ジャンってば、もしかして女の子に抱きつかれてドキッとしたとか?」

ジャン「は、はあ? そんなわけあるか。オレがミカサ以外の女に」

ミーナ「じゃあもう一回! ほれほれー!」

ジャン「ば、バカやめろ! からかうんじゃねぇぞ!」

ミーナ「あははっ、おもしろーい! 暗くてよく分からないけど真っ赤になってるでしょ!?」

ジャン「なってねぇ!」

ミーナ「本当にぃー?」

ジャン「本当だっての! さっさと進むぞアホ!」

[Cペア:ミカサ&コニー]

ミカサ「コニー、私が前を歩くからあなたは何もせずついて来」

コニー「おおっ! 真っ暗でいい雰囲気だな! 行こうぜミカサ!」

ミカサ「ま、待って! あなたが前を歩いては」

コニー「これはワクワクするな! どんな仕掛けが襲ってくるか楽しみだ!」

ミカサ「私の話を聞いている!?」

コニー「お? こっちの道はなんだか面白そうだ! 化け物とか出てきそうじゃねぇか?」

ミカサ「そっちはコースから外れてしまう! 冒険より勝利を優先して!」

コニー「いやいや、もしかしたら近道になるかもしれねぇじゃねぇか。大丈夫だって!」

ミカサ「……その自信はどこから来るの?」

コニー「もちろん天才の勘だ!」

ミカサ「……」

[Dペア:サシャ&ユミル]

サシャ「二回目とはいえやっぱり怖いですね……」

ユミル「そ、そうか? 私はそうでもないがな」

サシャ「……頑なに私より前を歩こうとしませんよね」

ユミル「き、気のせいだろ。たまたまお前が前を歩いてるだけだ」

サシャ「なんか怪しいですが……確かユミルは一回戦で一つも仕掛けに遭わなかったんでしたっけ?」

ユミル「ああ、火の玉とか黒い影なんて見なかった」

サシャ「火の玉? 黒い影?」

ユミル「何でもない。全て嘘だったからな」

サシャ「……というとことは、あなたはまだこの肝試しの本当の恐ろしさを分かっていませんね」

ユミル「ど、どういうことだ?」

サシャ「ユミルが遭わなかった仕掛けが本当にすごいんです。どういうのかというと」

ユミル「言わなくていい! わざわざ恐怖を煽るような真似はやめろ!」

サシャ「今話しておいた方がこの先仕掛けと遭遇した時に慌てなくて済むと思いますよ」

ユミル「また仕掛けに遭わないかもしれないだろ?」

サシャ「難しいと思いますけどね。二回戦ですから」

ユミル「実は私はくじ運が強いんだ。だから大丈夫だ」

サシャ「初めて聞きましたけど……私も仕掛けがない方がありがたいですから、そうであることを願いますが」

サシャ(やっぱり怖いんじゃないでしょうか……)

ユミル「サシャ、懐中電灯の明かりを下げ過ぎだ。もっと前まで照らしてくれ」

サシャ「あ、はい。足元しか明かりが当たってなかったですね。では正面に……」

ユミル「これで目の前がよく見え……!?!?!?」

サシャ「!?」


どんな仕掛け? >>466

ミケの生き霊

ミケの生き霊「……」

サシャ「ひ、人……!? でも、何かおかしいような……」

ユミル「す、透けてないか……? あの大男……」

ミケの生き霊「……」

サシャ「こ、こっちに向かってきますよ! 逃げましょうユミル!」

ユミル「……もしかして、幽霊?」

サシャ「ユミル? 早く逃げましょう! 何されるか分かりません!」

ユミル「……わ、悪い……足が、動かねぇ……」

サシャ「ええっ!?」

ミケの生き霊「……」

ユミル(め、目の前まで来た……な、何するつもりだ)

サシャ「ユミルに手を出したら許しませんよ!」

ミケの生き霊「……スンスン」

ユミル「は……?」

サシャ「に、匂いを嗅いでいる……?」

ミケの生き霊「……こいつに取り憑こう」

ユミル「と、とと、取り憑く……!?」

サシャ「ゆ、幽霊に取り憑かれたらどうなるか分かりません! 最悪死ぬかも!」

ユミル「……ひ、ひゃあぁああっ!」

サシャ「ユミル! 体動いてますよ! 今なら逃げられます!」

ユミル「取り憑かれてたまるかぁーっ!」

サシャ「そうです! そのまま前に走り続けて! カードの場所まで全力で!」

ユミル「クリスタぁああああああっ!」

ミケの生き霊「……残念だ、取り憑けなかった」

[Eペア:エレン&クリスタ]

エレン「……ずっとそんな感じでさ、本人は否定してたけどあれは間違いなく怖がってたな」

クリスタ「ユミルって怖がりだったんだ。初めて知ったなぁ」

エレン「意外だよな。普段からは考えられねぇ」

クリスタ「女の子らしいところ発見だね!」

エレン「この大会でいろいろ気付いたな。野球拳で普通に恥ずかしがるところとか」

クリスタ「誰だって裸は恥ずかしいと思うけど」

エレン「いや、ユミルなら周りの目なんて気にしないのかと」

クリスタ「それと全裸は違うよ」

エレン「まあ、そっか」

クリスタ「……」

エレン「……」

クリスタ「……ねえ、何か話そうよ。会話が止まっちゃったよ」

エレン「ん? ああ、そうだな」

クリスタ「せっかく会話に集中して怖さを紛らわせてたんだがから、何か話そう!」

エレン「それでスタートしてからずっと話しかけてきてたのか」

クリスタ「そう! 何でもいいから話題を見つけようよ!」

エレン「うーん、そうだなぁ……クリスタ、止まれ」

クリスタ「どうしたの?」

エレン「少し前に何かいるぞ」

クリスタ「ひっ! し、仕掛けかな……?」

エレン「だろうな。オレは一回戦では仕掛けにかからなかったから、これが初めてだ」

クリスタ「私の時はすごく怖い鬼で生首持ってて……思い出すだけでも震えが」

エレン「よし、懐中電灯で照らして正体を見る。逃げるか戦うかはそれから決めよう。いいか?」

クリスタ「う、うん……」

エレン「どんな仕掛けだろうと負けるか! 突破してやる!」

クリスタ「……!?」


どんな仕掛け? >>474

上半身が裸の女で下半身が巨大な蜘蛛になっている化け物
そいつが無数の蜘蛛を従えている

蜘蛛の化け物「ククククククク」

クリスタ「……」

エレン「……」

蜘蛛の化け物「クケケケケケケッ!」

蜘蛛の大群「クケケケケケケケケケケケケケッ!」

クリスタ「いやぁああああああああっ!!!」

エレン「お、おい! 急に走り出すなよ! まだ戦うか逃げるか決めてないだろ!?」

クリスタ「こんなのと戦えるわけないよーっ!」

エレン「そりゃどうだけど、どこ行くんだよ!」

クリスタ「蜘蛛大嫌いーっ!!!」

クリスタ「……はあ、はあ、もう大丈夫かな……?」

エレン「はっ、はっ……追いついた……走るの速いなクリスタ。見失わないように追いかけるの大変だったぞ」

クリスタ「ご、ごめん。そういえば一回戦でも同じ感じだったような」

エレン「あんな化け物がいるとはな……あれは倒すのは難しそうだ」

クリスタ「倒さなくてもいいんだって。蜘蛛もたくさんいたし、立ち向かうなんて絶対無理!」

エレン「でも倒さないことには先に進めそうになかったし、どうするんだよ」

クリスタ「あ、それは大丈夫。私が恐怖で闇雲に走ると、カードがある場所に着くから。ほら」

エレン「……本当だ。どうなってんだ、この森」

クリスタ「キース教官の顔が書いてあるカードゲット!」

エレン「なんか釈然としないけど、まあいいか」

……

アルミン「……はあ、ようやくゴールだ」

アニ「結局仕掛けはあのエレンの怪物だけだったか。ぬるいね」

アルミン「なんとか倒せてよかったよ」

アニ「危ないところもあったけど、私の手を借りずにやり遂げたしね」

アルミン「はは、アニの言う通り弱かったし。恐怖に負けずちゃんと向き合えたから、かな」

アニ「……ふ」

キース「早かったな! 見事1位だ!」

アルミン「やった! これで準決勝進出だ!」

アニ「ミカサのペアが1位と思ってたんだけど……」

……

エレン「帰りはあの蜘蛛の化け物に会わなかったな」

クリスタ「もしかしたら他のチームの所に行ったのかもね」

エレン「これでゴールだけど、準決勝いけるといいんだが……」

キース「よく帰って来た! 貴様らは2位で準決勝進出だ!」

エレン「おお!」

クリスタ「5ゲームぶりに準決勝だ! がんばらなくちゃ!」

サシャ「……はあ、はあ、ようやく着きましたぁ」

ユミル「取り憑かれそうになった時は死ぬかと思った……」

クリスタ「ユミル、サシャ!」

ユミル「クリスタ!? お前らも今着いたのか!?」

クリスタ「うん。私たちが2位だから二人は3位だね」

サシャ「ということは勝ち抜けですね! やりました!」

ユミル「はは……」

エレン「なんだ、勝ったのに嬉しそうじゃないな、ユミル」

ユミル「へ!? そ、そんなことねぇぞ?」

ユミル(次もまたあんな思いしなきゃいけないのかよ……)

……

ジャン「これでゴール、っと」

ミーナ「何位かな?」

キース「残念だが、貴様らは4位だ」

ミーナ「あちゃー」

ジャン「あちゃーじゃねぇよ! お前のせいだぞ!」

ミーナ「何で私のせいなわけ? まさか怖がってなかなか進めなかったからとか言わないでしょうね?」

ジャン「それはもういい。ただ関係ないところでオレに抱きついてくるをやめろ!」

ミーナ「えーだって楽しかったんだもん」

ジャン「だからそれのせいで遅れたんだよバカ!」

……

コニー「おい、ゴールだぞ!」

ミカサ「ようやくゴール……あなたが好き勝手に進むからだいぶ時間が経ってしまった」

コニー「どれくらい?」

ミカサ「一時間くらい」

コニー「あーそんなにか」

キース「……分かっていると思うが、ダントツでビリだ」

コニー「はははっ! でも楽しかったよなミカサ!」

ミカサ「楽しかったのはあなただけ……はぁ」


勝利ペア エレン&クリスタ サシャ&ユミル アニ&アルミン

順位
1位:アニ&アルミン
2位:エレン&クリスタ
3位:サシャ&ユミル
4位:ジャン&ミーナ
5位:ミカサ&コニー

キース「これで二回戦は終了! 準決勝進出ペアは、アニ&アルミン、エレン&クリスタ、サシャ&ユミルだ!」

キース「この六名で準決勝を始める! もちろんペアは変わるぞ! ペア表を見ろ!」


サシャ
ユミル


アニ
クリスタ

アルミン
エレン

キース「サシャ&ユミル、アニ&クリスタ、アルミン&エレン!」

キース「この3ペア中決勝に進めるのは1ペアだ!」

サシャ「またユミルとですね」
ユミル「ランダムとはいえ、これでクリスタと組める可能性は潰えたのか……」

アニ「怖がりだけど逃げる時は足速いんだって?」
クリスタ「そ、そうみたい。アニは仕掛けと戦っちゃうの?」

アルミン「二人で決勝に行こう!」
エレン「ああ! アルミンとなら余裕だな!

キース「それでは準決勝……スタートだ!」


勝利ペア >>488

Aペア:サシャ&ユミル
Bペア:アニ&クリスタ
Cペア:アルミン&エレン

勝利するペアのアルファベットを書いてください

くっ最後ぐらいペアも安価できめたかったぜ

A

>>487
それは思い付きませんでした
もう勝敗が決まってしまいましたねすみません

基本的に安価は絶対ですが……
もしペア決めからやり直したいという要望が多く、反対が少ないならそれでもいいと思います

なので安価で多数決をします
やり直しに賛成か反対か

>>493>>495までで

ペア決めたいな

もうそのままでいいしゃん

さんせぇーい

ではやり直します
>>484からの話はなしにします

>>494
すみません
一応最後のゲームなので、なるべく多くの人の要望に応えたいと考えました

キース「これで二回戦は終了! 準決勝進出ペアは、アニ&アルミン、エレン&クリスタ、サシャ&ユミルだ!」

キース「この六名で準決勝を始める! もちろんペアは変わるぞ!」

キース「そして最後のペアは安価で決める! 混乱を避けるため一人ずつ指定していくのお願いする!」


アルミンとペアになる人 >>499

こっちこそ要望を押し付けてすまんな。

キース「一つ目のペアはアルミン&ユミル! 続いて二つ目のペアだ!」


エレンとペアになる人 >>504

アニ、サシャ、クリスタの中で

サシャ

キース「二つ目のペアはエレン&サシャ! これで自動的に三つ目のペアはアニ&クリスタになる!」

キース「この3ペア中決勝に進めるのは1ペアだ!」


アルミン「よろしくね、ユミル」
ユミル(クリスタと組めない上にもう一度肝試し……やめたい)

エレン「一緒に決勝に進もうぜ!」
サシャ「はい!」

アニ「怖がりだけど逃げる時は足速いんだって?」
クリスタ「そ、そうみたい。アニは仕掛けと戦っちゃうの?」

キース「それでは準決勝……スタートだ!」


勝利ペア >>509

Aペア:アルミン&ユミル
Bペア:エレン&サシャ
Cペア:アニ&クリスタ

勝利するペアのアルファベットを書いてください

<アルミン&ユミル対エレン&サシャ対アニ&クリスタ>

[Aペア:アルミン&ユミル]

アルミン「他のペアはアニやエレンがいて強そうだから、僕たちはなるべく早く進もう!」

ユミル「あ、ああ……」

アルミン「ユミル? どうしたの?」

ユミル「……あのさ」

アルミン「うん」

ユミル「……もうやめていいか?」

アルミン「は?」

ユミル「いろいろ考えてみたんだが、もう無理だ。リタイアしよう」

アルミン「だ、駄目だよ! せっかく準決勝まで来たんだから! ユミルは初めてだろう?」

ユミル「準決勝の喜びより肝試しの恐怖の方が勝ってしまってな」

アルミン(そう言えばエレンがユミルは怖がりだって言ってたっけ……もう隠せないほどなのか)

ユミル「あの幽霊で限界を迎えた。またあれに遭うかもしれないと思うと……ひぃぃ」

アルミン「……仕方ないな。そこまで怖がっているならどの道勝ち抜けないだろうし、リタイアしようか」

ユミル「悪いな、助かる」

キース(天の声)「それはならん! リタイアは認めん!」

アルミン「キース教官の声!?」

ユミル「ど、どこから話しているんだ!?」

キース(天の声)「そんなことはどうでもいい! とにかくリタイアは認めん! しっかりカードを取って戻って来い!」

アルミン「……だってさ」

ユミル「はぁ……どこからともなく教官の声が聞こえる方が怖ぇよ」

アルミン「仕掛けの一種、なのかな?」

ユミル「はあぁぁ……」

[Bペア:エレン&サシャ]

エレン「……オレが今までに組んだ中で、サシャが一番怖がってないな」

サシャ「そうですか?」

エレン「ああ。一回戦のユミルは平静を装ってたけど内心すげぇビビってた」

エレン「オレが火の玉見つけたとか黒い影が後ろにいるとか言ったら、悲鳴上げてたんだぞ。あのユミルが」

サシャ(なるほど、二回戦でユミルが言っていたのはこの事ですか)

エレン「二回戦でペアになったクリスタは、ずっと会話に集中してないと怖いんだってさ」

エレン「途中で蜘蛛の化け物に出会ったんだけど、一目散に逃げていって、それがまた速いんだ」

サシャ(これはミーナも言っていましたね。恐怖から全力で走るクリスタは速いと)

サシャ「では私はどんな感じですか?」

エレン「んー、怖がってはいるんだろうけど、その二人に比べると普通かな」

サシャ「三回目ですしね。エレンはどうですか? 平気そうに見えますが」

エレン「そうだな。どんな仕掛けがあるのかだけは気になるけど、暗闇程度じゃそんなに」

サシャ「なかなか頼もしい発言ですね……なら仕掛けが襲ってきた時は守って貰えますか?」

エレン「もちろんだ。こういう時は男が何とかしないとな。本当は仕掛けに遭わないことが一番なんだが」

サシャ「ですよね……っ!?!?!?」

エレン「!?」


どんな仕掛け? >>516

裸のライナーが襲ってくるあと女ども

ライナー(裸)「うおおおおおおおおおおおっ!!!」

エレン「ら、ライナー!?」

サシャ「ど、どど、どうして裸なんですかぁ!?」

エレン「本物なのか!? それとも偽物か!?」

ライナー(裸)「すまんんんんんんっ! 俺は本物だぁあああああっ!」

エレン「本物かよ!」

サシャ「それよりどうして全裸なんですか!?」

ライナー「体が勝手に動いているんだぁあああああっ! 逃げろぉおおおおおっ!」

訂正です

× ライナー「体が勝手に動いているんだぁあああああっ! 逃げろぉおおおおおっ!」

○ ライナー(裸)「体が勝手に動いているんだぁあああああっ! 逃げろぉおおおおおっ!」

サシャ「ど、どうしますか!? とりあえず肘入れますか!? 理由はありますよ!」

エレン「いや、いくら裸で襲って来てるとはいえ、本物相手にそれはまずい!」

ライナー(裸)「逃げてくれ! 俺の意志ではどうしようもないんだ!」

サシャ「じゃあどうするんですか!?」

エレン「……ライナー!」

ライナー(裸)「なにをしている!? 逃げろって言ってるだろ!」

エレン「がんばれ! お前の意志の力はそんなもんじゃない! 戒めを振りほどけ!」

ライナー(裸)「何度もやろうとしている! だができないんだよ!」

エレン「そうか……なら暴露するぞ! 借り物競走で判明したあれを!」

ライナー(裸)「!?」

エレン「いいのか!? それが嫌なら止まれ!」

ライナー(裸)(借り物競走でエレンに知られたこと……あれか!)

ライナー(裸)(俺が毎晩おかずなしで勃起しては萎えさせ、勃起しては萎えさせる練習をしていること!)

ライナー(裸)(それだけは駄目だ! ばらされてたまるか!)

ライナー(裸)(だが……止められない!)

サシャ「え、エレン! ライナー止まりませんよ!」

エレン「サシャ、オレの後ろに隠れてろ。あいつが止まらない場合はオレが何とかする」

サシャ「で、ですが」

エレン「いいから早く!」

サシャ「は、はい!」

エレン「ライナー! 信じてるぞ!」

ライナー(裸)「エレン……う、うぉおおおおおおおおおおっ!!!」

……

ライナー(裸)「……」

サシャ「……と、止まった?」

エレン「信じてたぜ、ライナー」

ライナー(裸)「……本気を出せばなんとかなるものだな、人間って奴は」

エレン「ああ、さすがオレたちの兄貴分だ」

サシャ「……感動的な話はいいですから、その全裸を何とかしてください」

ライナー(裸)「……はい」

[Cペア:アニ&クリスタ]

蜘蛛の化け物「ククククククク」

蜘蛛の大群「クケケケケケケッ!」

クリスタ「また出たぁああああああああっ!」

アニ「待ちな」

クリスタ「うわっ!? 離してアニ! 私蜘蛛は苦手なの!」

アニ「私が倒す」

クリスタ「む、無茶だよ、あんな化け物!」

アニ「周りの蜘蛛はただの蜘蛛。踏み潰せば問題ない。あの親玉の化け物女も顔面ければなんとかなる、はず」

クリスタ「はずって……そんな危険な賭けはやめて素直に逃げようよ!」

アニ「一回蹴ってみて駄目だったらその時逃げるから」

クリスタ「何で試してみるの!? アニって戦闘狂だったの!?」

アニ「違う。遠回りするよりあいつを倒してコース通り行く方が確実でしょ」

アニ「これは準決勝で勝てるのは1ペアだけなんだから、そうしないと勝てないと思う」

クリスタ「だからって……食べられちゃうかもしれないよ!?」

アニ「大丈夫。負けるつもりはないから」

クリスタ「アニー!?」

……

蜘蛛の化け物「クク……ク、ケ」

アニ「ふん」

クリスタ「うわぁ……アニ強い」

アニ「こいつが弱いだけ。今までに遭った化け物と同じで、見かけ倒しの雑魚だったよ」

クリスタ「ほ、本当に?」

アニ「これは肝試しなんだから戦闘力を測ることが目的じゃない。こういった化け物に対して逃げずに立ち向かえるかどうかが目的」

アニ「教官も言ってたでしょ。恐怖心を制御し、勝利を狙えって」

クリスタ「あ……」

アニ「分かったら行くよ。これでコース通り進める」

クリスタ「うん……すごいなぁ」

……

キース「よくぞ帰って来た! 文句無しで1位だ! 決勝戦進出!」

エレン「よっしゃあああっ!」

サシャ「やりましたねエレン!」

エレン「ああ! ライナーを超えたらあとの仕掛けは余裕だったな!」

サシャ「エレンの格好した化け物も戦ってみれば弱かったですしね。私でも勝てました」

アニ「……ち。遅かったか」

クリスタ「残念ー」

エレン「僅差だったな。決勝戦にはオレたちがいく」

クリスタ「エレンすごいなぁ。三連続で決勝進出だね」

アニ「……ま、がんばりな」

……

ユミル「終わったぁ……ゴールだあっ!」

アルミン「はぁ……仕掛けに出会うたびにユミルが固まっちゃうからなかなか進まなかったね」

ユミル「し、仕方ないだろ。またあの幽霊に取り憑かれそうになったんだぞ」

アルミン「確かにあれは怖かった。匂い嗅がれたしね」

ユミル「最悪だったな……で、順位は」

キース「無論ビリだ」

ユミル「ほっ」

アルミン「ユミルにとっては勝てなくて良かったんだろうね……」


勝利ペア エレン&サシャ

順位
1位:エレン&サシャ
2位:アニ&クリスタ
3位:アルミン&ユミル

キース「これにて準決勝も終了! 決勝戦に進んだのエレンとサシャ!」

キース「始めに言ったように、決勝戦ではカードを取ってくるのではなく、勝敗が決まるまでペアで森の中をさまよって貰う!」

キース「そして恐怖に耐え切れず、先に大声で叫んでしまった者が敗北となる!」

キース「逆に恐怖に耐え切り、叫ぶことなくゲームを終えた者が優勝者となるのだ!」

キース「それではエレンとサシャは準備をしろ!」

エレン「ここで優勝して、王になる!」

サシャ「エレン相手だと厳しい戦いになりそうですね」

ミカサ「エレンがんばって!」

カルラ「王になる姿を見せておくれ!」

ジャン「サシャ! 死に急ぎ野郎が王になるのは我慢ならねぇからお前を応援してやる!」

マルコ「そんな動機で応援されても嬉しくないと思うよ」

ユミル「クリスタぁ」

クリスタ「もう、抱きつかないでってば」

ベルトルト「ライナー、準決勝の時いなくなってなかった?」

ライナー「聞かないでくれ。だが、俺は意志の力で戒めを打ち破ったとだけ言っておこう」

ベルトルト「はあ?」

キース「それでは第10ゲーム肝試し決勝戦、エレン対サシャ!」

キース「スタートだ!」


勝者
エレン対サシャ >>531>>533で多い方

勝者の名前を書いてください

サシャ

サシャ

↑上の人連続してるけど…?

<エレン対サシャ>

エレン「恐怖で叫ぶ、か……今までの肝試しも驚きはしたけど、叫ぶことはなかったな」

サシャ「最後ですからほとんどの人が叫ぶような仕掛けが待っているのでは?」

エレン「そうかもな……でも王になるために絶対叫ばないぞ!」

サシャ(延長戦に持ち込むためには私も我慢しなければ……無理な気がします)

エレン「……」

サシャ「……」

エレン(これで最後だと思うと緊張するなぁ。サシャも同じなのか話しかけてこないし)

サシャ(我慢です我慢、我慢我慢我慢!)

>>534
普通は連投って駄目なんでしたっけ

やり直してもいいのですが、ここ最近の流れを見ていると延長戦を望んでくれる方が多いので
サシャが勝つ気がしていましたし、自分も延長戦のことをすでに考えていました

ですのでこのまま行きます
ご指摘ありがとうございます

……

エレン「……」

サシャ「……」

エレン(もう20分以上歩いてるけど、まだ何もないな)

サシャ(なんなんですか。あれですか、溜めに溜めてから絶妙のタイミングで驚かすつもりですか)

エレン(確かにいつ何が来るか分からない緊張感はなかなかだな。進めばゴールがあった今までとは違う)

サシャ(終わりがないというのが一つの緊張と恐怖に繋がっているわけですね……)

エレン「……」

サシャ「……ふ」

エレン「……?」

サシャ「……ふ、ふ、ふえっくしょんっ!」

エレン「っっ!?」

サシャ「ぅうー」

エレン「さ、サシャ! やめてくれよ! 心臓に悪い!」

サシャ「あはは、すみません。どうしても我慢できなくて」

エレン「危うく叫ぶところだった。こんな形で敗北なんて嫌だからな」

サシャ「そ、そうですね。まだ一つも仕掛けに遭っていないですし」

エレン「くしゃみのおかげで緊張が解けちまったよ。ほら、先行こうぜ」

サシャ「はい……ん?」

エレン「サシャ……っ!?!?!?」

サシャ「!?!?!?」


二人を驚かせた仕掛けとは? >>539

かわいいリスがいると思ったら、いきなり小林ゆう画伯の描いたエンドカードが実体化したような化け物にへんしんする

リス「……」

サシャ「……リス、ですね」

エレン「……リス、だな」

エレサシャ「……はぁぁ」

サシャ「仕掛けかと思ってびっくりしちゃいました」

エレン「こんなに可愛らしいのにな」

リス「……」

サシャ「和みますねぇ」

エレン「ああ、癒されるな」

リス「……きゅっ」

エレサシャ「ん?」

『サシャと芋』「きゅうううううううううううううっ!!!!!」

エレサシャ「!?!?!?!?!?」

『サシャと芋』「きゅうううううううううううううっ!!!!!」

エレン「ば、化け物に変身したぁああああああああ!?!?!?」

サシャ「……」

キース(天の声)「エレンアウト! 化け物に変身するリスに驚いたので敗北だ!」

エレン「いやいやいや! なんだよこれは!?」

キース(天の声)「化け物に変身するリスだ! 二度も言わせるな!」

キース(天の声)「よってこの第10ゲーム肝試しの優勝者は……サシャ!」

エレン「た、確かにオレは大声出したけどサシャは!? まさか耐え切ったのか!?」

サシャ「……ぁ……ぁ」

エレン「……あ、驚き過ぎて声出てないだけだ、これ」


優勝者 サシャ

キース「これで第10ゲームは終了だ! 優勝者はサシャ!」

サシャ「やりました!」

エレン「恐怖心を制御するというゲームだったはずなんだが……」

アルミン「仕方ないよ。大声出したら負けっていうルールでもあったからね」

エレン「あーくそ、王まであと一歩だったのにな」

ミカサ「残念……」

カルラ「惜しかったね。三回連続決勝にいくだけでも十分にすごいんだけど」

キース「さてサシャ、貴様には1ポイント入ると同時に敗者への命令権が与えられる」

キース「もう一度言うが、公序良俗に反しない限り何をしてもいい。ただしエロは許可する」

サシャ「その説明もう十回くらい言ってませんか」

キース「さあ、命令は?」

サシャ「>>546

肉を100キログラムください

サシャ「肉を100キログラムください」

キース「よかろう……ふんっ!」

サシャ「おおおっ! 本当に目の前に大量の肉が! 食べていいですか!?」

キース「無論だ。貴様の命令で得た肉なのだからな」

サシャ「ありがとうございます! いただきまーす!」

ユミル「あいつらしい命令だな」

マルコ「誰も損をしない平和な命令ではあるけどね」

キース「誰も損をしない? それは違うな」

ミーナ「どういうことですか?」

キース「この100キログラムの肉はな、今後貴様らの食事で出されるはずだったものだ」

サシャ以外「は?」

キース「何度も言っているはずだ。“敗者への”命令権だと。つまり命令される対象は貴様ら敗者たちである」

キース「サシャは特定の者を指定しなかったので、平等に貴様ら全員を対象にした」

キース「カルラからは肉を徴収することはできないので、残りの12人……一人につき約8.3キログラム」

キース「つまり、8、3キログラム分の肉を食べることができなくなった、ということだ。普段の朝食や昼食、夕食でな」

12人「はああああああっ!?」

カルラ「あらあら」

ジャン「つ、つまりあれか? 今後肉を使った食事が出たとしても……サシャ以外は肉なし?」

アルミン「肉ジャガが……ただのジャガに?」

ライナー「ステーキだと……添えてある野菜とソースだけ?」

アニ「ずいぶんと質素な食事だね」

12人「……」

サシャ「最高ですこのお肉!」

12人「サシャぁああああああああああっ!!!」

サシャ「美味しいーっ!」

キース「延長戦で行われるゲームは……カラオケ対決だ!」

キース「そしてこのカラオケ対決は、王候補の4人をリーダーとしたチーム戦で行う!」

キース「今までのようなトーナメント戦ではないので注意するように!」

キース「参加者を4つの4人チームに分け、それぞれが曲を披露する!」

キース「その曲のタイトルは安価で指定し、曲の点数も安価の秒数で決める!」

キース「下一桁が0~9で数が大きいほど上手いと評価されるのだ! 1~3は下手、4~6は普通、7~9は上手い、0はジャイアンだ!」

キース「チーム4人の個人得点を合計し、その合計点が最も高いチームが優勝となる!」

キース「そして、その優勝したチームリーダーが、この大会の王だ!」

キース「また、最低評価の0を叩き出した者には、お料理対決と同じように罰ゲームが待っているので覚悟しておけ!」

キース「さらに4人チームが4つなので、現在の参加者では2人足りていない!」

キース「よって、この延長戦だけ特別にもう二人参加者を用意する! それも安価で決めるのでよろしく頼む!」

エレン「カラオケ対決でチーム戦か」

カルラ「個人の得点の合計で争うから、一人だけ上手でもあまり意味がないわけだ」

サシャ「つまり上手い人とチームにならなければ王にはなれないんですね」

ライナー「ベルトルト、歌はどうだ?」

ベルトルト「うーん……普通じゃないかな」

ミカサ「私……得意!」

ジャン「マジか!? ミカサの美声で歌を聴けるとは最高だ!」

ユミル「おいおい、もう罰ゲームはいいじゃねぇか」

アニ「はっぱ隊の悪夢は思い出したくないね……というかジャイアンって何?」

クリスタ「そういえば10ゲーム終わったけど、アルミンはセーラー服のままなの?」

アルミン「うっ……あまり聞いて欲しくないことを」

マルコ「ミカサの命令は、“王が決まるまで”そのままでいて欲しい、だったからね」

コニー「アルミンのセーラー服……何か気になるなぁ」

キース「よし! それでは追加の二人を呼ぶぞ!」

キース「追加される二人は……>>553>>554だ!」


進撃のキャラ、人間限定でお願いします

ハンジ

ペトラさん

キース「追加される二人は……ハンジちペトラさんだ!」

ハンジ「私は調査兵団で分隊長をやってるハンジ・ゾエ。よろしく」

ペトラ「同じく調査兵団所属のペトラ・ラルです。みんな、よろしくね」

エレン「調査兵団!? しかも分隊長って……!」

アルミン「すごい人が来たね」

ハンジ「ただ歌を歌うだけでいいんでしょ? 楽しそうだし、お安い御用だよ」

ペトラ「あまり自信はないけど、少しでも力になれたらと思って」

キース「この延長戦の間のみだが、しっかり協力し王を目指して欲しい!」

キース「16人そろったところでチーム分けをする!」

キース「これも全てランダムだ! それではチーム表を見ろ!」


エレンチーム
 エレン(リーダー)
 ベルトルト
 ペトラ
 ジャン

ミカサチーム
 ミカサ(リーダー)
 ハンジ
 アニ
 コニー

サシャチーム
 サシャ(リーダー)
 ユミル
 クリスタ
 ライナー

カルラチーム
 カルラ(リーダー)
 ミーナ
 マルコ
 アルミン

せんせー質問です。デュエットはアリでしょうかー

ペトラ「あなたがエレンね。あなたを勝たせるためにがんばるから」

エレン「ありがとうございます! オレ、実は調査兵団を志望していて! お会いできて光栄です!」

ペトラ「本当に!?」

エレン「はい! 巨人どもを全て駆逐するために!」

ベルトルト「調査兵団所属の人と会えて興奮してるな、エレン」

ジャン「ちっ、エレンのチームかよ。やる気でねぇな」

ベルトルト「そう言わずにがんばろう。もし0点だと罰ゲームだよ」

ジャン「……それだけは勘弁だ」

>>558
4人チームなので、二人がソロ、もう二人でデュエット
計3曲の合計点で争うという形になりますが、それでいいですか?

ハンジ「初めまして。君がリーダーで王候補のミカサだね」

ミカサ「はい。よろしくお願いします」

ハンジ「キース教官から聞いてるよ。訓練成績がものすごく優秀だって」

ミカサ「い、いえ、それほどでも」

コニー「調査兵団の分隊長か……すごいのか?」

アニ「そりゃすごいでしょ。死亡率が高い調査兵団で何年も生き残ってるんじゃない?」

コニー「へえ……というかあの人、女? それとも男?」

アニ「……さあ」

ユミル「ようやく同じチームだなクリスタ!」

ライナー「オレも同じチームだぞクリスタ!」

クリスタ「う、うん。サシャを王にするために頑張らないと」

ユミル「まあ、ほどほどにな」

サシャ「ほどほどではなく全力でお願いします!」

ライナー「分かっている。同じチームになった以上、やれるだけのことはやるさ」

サシャ「ありがとうございます!」

クリスタ「皆の歌がどんな感じなのか気になるなぁ」

カルラ「最後に皆でカラオケか……最高の思い出になりそうだね」

アルミン「絶対王にしてみせます! 皆、がんばろう!」

ミーナ「もちろん! 私の歌声で皆を虜にしちゃうかもよ?」

マルコ「だったら歌手にでもなればいいんじゃないかな」

ミーナ「そんな職業ないから! 私たちの年齢だと訓練兵になるしかないから!」

アルミン「歌なんてあまり歌わないし、どうなるか予想がつかないな」

マルコ「罰ゲームだけは嫌だ」

カルラ「……皆、楽しそうで何よりだね」

キース「さて、ルールの追加と変更があるのでよく聞くように!」

キース「1チームにつき1曲、デュエットで歌って貰う! つまり4人中2人がソロ、もう2人でデュエットを歌うことになる!」

キース「その3曲の合計点で王の座を争って貰うことになった! 分かったな!?」

キース「それでは各チーム2人ずつ選抜し、デュエットする者を安価で決めろ!」


エレンチームでデュエットするのは? >>566
エレン、ペトラ、ジャン、ベルトルトの中から二人選んで名前を書いてください

ミカサチームでデュエットするのは? >>567
ミカサ、ハンジ、アニ、コニーの中から二人選んで名前を書いてください

サシャチームでデュエットするのは? >>568
サシャ、ユミル、クリスタ、ライナーの中から二人選んで名前を書いてください

カルラチームでデュエットするのは? >>569
カルラ、ミーナ、マルコ、アルミンの中から二人選んで名前を書いてください

ベルトルト、ペトラ

ミカサ、アニ

クリスタ、ライナー

マルコ、ミーナ

ペトラ「あなたとデュエットね。よろしく!」

ベルトルト「は、はい(デュエットなんて初めてだ……緊張する)」

アニ「あんた自分で歌上手いって言ってたけど、デュエットの経験は?」

ミカサ「ない。けれどアニが頑張ってくれれば大丈夫なはず」

クリスタ「がんばろうね!」

ライナー「ああ!(神よ、ありがとう)」

ミーナ「ふふ、私の美声に夢中になって歌うの忘れないでね」

マルコ「その自信はどこから……」

キース「それでは延長戦、カラオケ対決を始める!」

キース「まずはソロの曲を歌う一人目! 前に出て準備をしろ!」

ジャン「ま、リーダーが最初に歌うのもあれだしな。オレからだな」

コニー「オレがトップバッターでかましてくるぜ!」

ユミル「ち、なんでクリスタの相手がライナーなんだよ。一気にやる気失せる」

カルラ「最初に歌おうかな。早くに終わって後は皆の歌いっぷりを楽しみたいしね」

キース「最初の4人にはこちらが用意した課題曲を歌って貰う!」

キース「その曲とは……>>573だ!」


現実に存在する曲のタイトルを書いてください
歌詞はこちらで検索して調べます

ぱんださんようちえん

キース「その曲とは……ぱんださんようちえん、だ!」

ジャン「ぱ、ぱんださんようちえん……!?」

コニー「なんだそれ。ぱんだ? ようちえん?」

キース「歌詞カードはこちらで用意したし、そのテレビに流れる映像にも歌詞は出る!」

キース「聞いたことのない曲であっても臨機応変に対処し、存分に歌声を披露しろ!」

ユミル「何だよこの歌詞……人間襲うよ?って」

カルラ「可愛らしい曲かと思ったら、もしかしてそんなことない?」

キース「それではジャン、コニー、ユミル、カルラによる、ぱんださんようちえん、だ!」


ジャンの点数 >>576

コニーの点数 >>577

ユミルの点数 >>578

カルラの点数 >>579

ほい

さて

うりゃ

せいさ

ジャン「ぱんださん♪ぱんださん♪つおいぞつおいぞぱんださん♪」

ジャン「ぱんださん♪ぱんださん♪ふかふかふかふかぱんださん♪」

ジャン(何だよこの歌ぁー!)

エレン「あははははっ! 似合わねぇぞジャン! あははははっ!」

ベルトルト「く、くくっ……しかも下手」

ペトラ「ふ、ふふふっ……顔と歌詞と音痴さが全然合ってない」

ジャン(笑うんじゃねぇーっ! ちくしょおっ!)

ジャン「ぱんださん♪ぱんださん♪うとうとうとうとぱんださん♪」

ジャン「ぱんださん♪ぱんださん♪えんそくえんそくぱんださん♪」

訂正です

×ジャン「ぱんださん♪ぱんださん♪えんそくえんそくぱんださん♪」

○ジャン「ぱんださん♪ぱんださん♪えんそくえんそくどうぶつえん♪」

コニー「でもぱんださんは人間襲うよ?♪」

コニー「いやほんとほんと人死ぬし♪」

コニー(何かこの曲面白いな! 楽しくなってきたぜ!)

ミカサ「コニー……予想外に上手」

ハンジ「本人もノリノリで楽しんでるね。だから聞いてるこちらも心地よい」

コニー「まじでぱんださん人間襲うよ?♪」

コニー「くまのなかまだからね♪」

ユミル「ゆけぇ♪ゆけぇ♪ぱんださん♪ごろごろごろごろぱんださん♪」

ユミル「ゆけぇ♪ゆけぇ♪ぱんださん♪にゃーにゃーにゃーにゃーぱんださん♪」

ユミル(恥ずかしいぃ! 何だよこの歌! そして私ド下手だなおい!)

サシャ「うわぁああっ! 耳! 耳が割れそうです!」

クリスタ「下手過ぎだよユミル!」

ライナー「おい! ユミルの周囲にある物にヒビが入っていくぞ!」

ユミル(もう知るかぁー! 開き直って最後まで全力で歌ってやる!)

カルラ「ぱんださん♪ぱんださん♪いるかないるかなぱんださん♪」

カルラ「ぱんださん♪ぱんださん♪しろいぞくろいぞぱんださん♪」

カルラ(曲自体は楽しいけど……)

アルミン「カルラさん……すごく下手だ」

マルコ「ま、まあ本人は楽しそうだし」

ミーナ「そうね。いい思い出にはなると思う……私たちにとっては違うけど」

カルラ「ぱんださん♪ぱんださん♪なでなでなでなでぱんださん♪」

カルラ「ぱんださん♪ぱんださん♪はんそくはんそくようちえん♪」

ジャン「ぱんださんはにゃーにゃーなんてなかないもん♪」

……

コニー「いやほんとほんと聞いたことあるし♪」

……

ユミル「ぱんださんはみんなにゃーにゃーなくよ♪」

……

カルラ「ねこのなかまだからね♪」

……

ジャン 1点
コニー 8点
ユミル 0点
カルラ 1点

キース「一曲目終了! 実に上手い下手が別れた曲だったな!」

ジャン「二度と歌いたくねぇ……」

ユミル「私も……」

コニー「オレはすごく楽しかったぞ!」

カルラ「私も。音痴だったけどね」

キース「さて! ここで残念な報せがある! この4人の中で最低の0ポイントを取った者がいる!」

ユミル「ぎくっ」

キース「ユミルだ! 貴様には罰ゲームを受けて貰うぞ!」

ユミル「あんな恥ずかしい歌歌わされた挙句に罰ゲームかよ!」

クリスタ「ユミル、あれは擁護のしようがないくらい下手だよ」

サシャ「同感です。凶器です」

ライナー「大人しく罰を受けろ」

ユミル「私の味方は誰もいないのか……」

キース「罰ゲームの内容は安価で決める!」

キース「ユミルへの罰ゲーム、それは……>>590!」

他の連中が歌っている間、大声で合いの手を入れつつオタ芸をする

キース「それは……他の連中が歌っている間、大声で合いの手を入れつつオタ芸をする、だ!」

ユミル「はあ? オタ芸? 何だそれ」

キース「ここに見本の動画がある。これを見てその通りにやれ」

……

ユミル「……何だよこれ、キモイ」

クリスタ「でも皆ノリノリで勢いがあって楽しそうだよ?」

サシャ「ユミルにはこれをやって貰う、と」

ライナー「法被着るか?」

ユミル「着るわけねぇだろ! ああくそっ、分かった分かったやってやるよ! はっぱ隊よりマシだ!」

キース「現在の得点はエレンチームが1点、ミカサチームが8点、サシャチームが0点、カルラチームが1点となっている!」

キース「続いて歌うのは、デュエットをする8人だ! 準備をしろ!」

ペトラ「私たちががんばって逆転してくるから!」

エレン「不甲斐ないジャンの代わりにお願いします!」

ジャン「ちっ」

ベルトルト(緊張するな……)

ミカサ「コニー、素晴らしかった。今のところ断トツで1位」

アニ「このまま他のチームを大きく突き放そう」

ハンジ「がんばってねー」

コニー「あの曲気に入ったかも……また歌おう」

サシャ「二人ともお願いしますね! ジャイアンだけは勘弁してくださいね!」

クリスタ「大丈夫だよ、きっと。ユミルはオタ芸をよろしくね」

ユミル「はいはい」

ライナー(クリスタとデュエット……ふふふ)

ミーナ「ついに私の出番ね! マルコ、しっかりついて来てね!」

マルコ「ああ(本当に上手なんだろうか……)」

アルミン「カルラさんのためにも頑張ってくれ!」

カルラ「それもあるけど、二人ともしっかり楽しむんだよ」

キース「このデュエットでもこちらが用意した曲を歌って貰う!」

キース「その曲とは……>>596だ!」


現実に存在する曲のタイトルを書いてください
歌詞はこちらで検索して調べます

relations

キース「その曲とは……relations、だ!」

ペトラ「どんな歌?」

ベルトルト「歌詞を読むと……三角関係の歌でしょうか」

ミカサ「三角……」

アニ「関係……」

クリスタ「どんな曲でもいいから早く歌おう! ワクワクしてきちゃった!」

ライナー(オレはお前と歌えてドキドキしているぞ)

ミーナ「私の独壇場ね!」

マルコ「デュエットなんだから独壇場じゃ駄目だろ。さっきはついて来いと言ってたろうに」

キース「それでは、ペトラ&ベルトルト、ミカサ&アニ、クリスタ&ライナー、ミーナ&マルコによる、relations、だ!」


ペトラ&ベルトルトの点数 >>599

ミカサ&アニの点数 >>600

クリスタ&ライナーの点数 >>601

ミーナ&マルコの点数 >>602

うん

ほい

味噌

うりゃ

今日はここまでにします

明日で延長戦も終わり王も決まりますが、おそらく300レスほど、1ゲームできるくらい余りますね
第二大会さらに10ゲームというのは無理ですが、あと1ゲームならできます

ですので、もし番外編としてもう1ゲームやってもいいならやろうと思います
意見を聞かせてください

日曜日も今日と同じく14時ごろから始めます
ありがとうございました

なんかゲームをやるなら楽しませてもらうよー

>>1ですがもう1ゲームはやらないことにします
蛇足になりそうな気がしてきたので
>>605さんすみません

ペトラ「夜のショーウインドーに♪アナタの後ろ姿を見た♪」

ベルトルト「人波がスチルのように♪私も不意に立ち停まるの♪」

ペトベル「瞳に焼き付いたのは♪」

ベルトルト「アナタとアノコの笑顔♪」

エレン「おおおおおっ! ペトラさんもベルトルトもめちゃくちゃ上手い! ジャンとは大違いだ!」

ジャン「最後は余計だ! だが本当に上手いな……少し興奮してきたぞ」

ペトラ「切なく苦しいけれど♪」

ペトベル「聞くだけならば簡単じゃない♪」

ペトラ(楽しい! ペアの子も上手だし、このカラオケ対決に参加して良かった!)

ベルトルト(僕ってこんなに歌が上手だったのか……もっと自信を持とう!)

ミカアニ「『べつに』なんて言わないで♪『ちがう』って言って♪」

アニ「言い分けなんか聞きたくないわ♪胸が張り裂けそうで♪」

ハンジ「おー二人ともいいね! コニーにも負けてないよ!」

コニー「いえーい!」

ミカアニ「私のことが好きなら♪」

アニ(嫉妬する女の歌、か……私には関係ない話だね)

ミカサ「アノコを忘れて♪どこか遠くへ連れて行って♪」

ミカサ(私たちの前に『アノコ』のような存在が現れるはずがない……)

クリスタ「夜の♪」

ライナー「駐車場で♪」

クリスタ「アナタは♪」

ライナー「何も♪」

クリライ「言わないまま♪」

サシャ「ひゅーっ! 息ぴったりですね二人とも! ほら、ユミルもオタ芸で応援を!」

ユミル「はい! はい! はい! はい!(何だよこのロマンスとかいう動き……)」

ライナー「ラジオから♪」

クリスタ「流れるメロデイ♪」

ライナー「私は♪」

クリスタ「今日を♪」

クリライ「振り返るの♪」

クリスタ(すごく楽しいな! 男の人と一緒に歌うのって初めてだし、なんだか新鮮!)

ライナー(クリスタが上手いからか、俺まで伸び伸びと気持ちよく歌えているな)

クリライ「あの海あの街角は♪」

クリスタ「思い出に残りそうで♪」

ライナー「この恋が遊びならば♪」

クリライ「割り切れるのに簡単じゃない♪」

ユミル「はい! はい! はい!」

サシャ「ひゅーっひゅーっ!」

ミーマル「『じゃあね』なんて言わないで♪『またね』って言って♪」

ミーナ「私のモノにならなくていい♪そばに居るだけでいい♪」

ミーナ(自由に歌うのって最高に気持ちいい! マルコもちゃんと付いて来てくれてるし!)

アルミン「二人ともこんなに上手いだなんて……すごいよ!」

カルラ「いい声と表情だね……体全身で楽しんでるのが伝わってくる」

ミーマル「アノコにもしも飽きたら♪」

マルコ「すぐに呼び出して♪壊れるくらいに抱きしめて♪」

マルコ(ミーナの自信は本物だった……でもデュエットなんだし、僕ももっと頑張らないと!)

ペトラ「『ゴメン・・・』なんて言わないで♪『またね』って言って♪」

……

アニ「私のモノにならなくていい♪そばに居るだけでいい♪」

……

クリライ「アノコにもしも飽きたら♪すぐに呼び出して♪」

……

ミーマル「壊れるくらいに♪」

……

ベルトルト「抱きしめて♪」

……

ミカサ「壊れるくらいに愛して♪」

……


ペトラ&ベルトルト 9点
ミカサ&アニ    8点
クリスタ&ライナー 9点
ミーナ&マルコ   9点

キース「二曲目終了! どのペアも素晴らしい歌だった! ハイレベルな対決になったな!」

ペトラ「ありがとう。楽しかったよ」

ベルトルト「こちらこそ、ありがとうございます。こんなに歌うことが楽しいと思ったのは初めてです」

ミカサ「アニ、この曲の感想は?」

アニ「私には関係ない……かな」

クリスタ「ユミルの合いの手よかったよ! オタ芸も楽しそうだった!」

ライナー「確かにあれのおかげで盛り上がったな」

ミーナ「ふう! 今までのゲーム成績が悪くて溜まった鬱憤を晴らせたわ」

マルコ「僕も嫌なこととか吹き飛んだな」

キース「現在の得点はエレンチームが10点、ミカサチームが16点、サシャチームが9点、カルラチームが10点となっている!」

キース「最も王に近いのはミカサチームだが、他の3チームにもまだ逆転の可能性がある!」

キース「それでは延長戦最後の一曲、最後の一人は準備をしろ!」

エレン「よっしゃあっ! がんばってくれた皆の分まで、最高の歌を披露してみせる!」

ペトラ「エレン、がんばって!」

ベルトルト「応援しているよ。ほら、ジャンも」

ジャン「……ま、気張ってこいや」

ハンジ「チームでのトリか……少し緊張するね」

ミカサ「大きくリードしているので、伸び伸びと歌ってくだされば大丈夫です」

コニー「この調子なら絶対王になれるぜ!」

アニ「4点以上で王確実……いけそうだね」

サシャ「今のところ最下位ですが、最後まで諦めませんよ!」

クリスタ「その意気だよサシャ!」

ユミル「またオタ芸で応援してやる。がんばれよ」

ライナー「もしかしてオタ芸を楽しんでないか」

アルミン「それじゃあ、いってきます」

カルラ「最後まで存分に楽しんでね」

ミーナ「いけいけアルミン! 逆転優勝だー!」

マルコ「大トリだね、がんばって!」

キース「最後の4人には課題曲ではなく自分で曲を選んで歌って貰う! 最も自信のある曲で挑め!」

キース「そして同時にその歌の点数も決定する! これで勝敗が決するのだ!」


エレンの曲と点数 >>617

ハンジの曲と点数 >>618

サシャの曲と点数 >>619

アルミンの曲と点数 >>620

現実に存在する曲のタイトルを書いてください
歌詞はこちらで検索して調べます

みかんのうた

ジョジョ~その血の運命~
78点

美術館で会った人だろ

ペチャパイ

エレン「オレが歌う曲は……みかんのうた、だ!」

ジャン「みかんのうたぁ?」

エレン「ああ、愛媛ってところのみかんはすごいぞって感じの歌かな?」

ペトラ「エレンはみかんが好きなの?」

エレン「もちろん大好きです!」

キース「それでは、エレンによる、みかんのうた、だ!」

エレン「みかんは色々あるけれど♪愛媛のみかんは一つだけ♪」

エレン「愛媛のみかんを食べるなら♪農家の愛を噛みしめろ♪」

ジャン「な、なんだこの曲……みかんの歌って言うからもっと可愛らしい感じのを予想していたが」

ベルトルト「こんなに激しい曲だったんだね」

ペトラ「でもエレン上手だよ!」

エレン「皮を捨てる奴がいる♪皮を捨ててはいけないぜ♪」

エレン「風呂に入れてあったまれば♪ポカポカ♪」

ミカサ「激しい感情を込めて歌うエレン……格好いい」

エレン「心が和めば世界は一つ♪世界にはばたけ愛媛のみかん♪」

アニ「これだけ熱量のある歌なのにみかんっていうのが面白い、のかな?」

エレン「みかんみかんみかん♪みかんみかんみかん♪みかんみかんみかん♪みかーん♪」

ハンジ「止めにみかん連呼かー。なかなかいいね!」

コニー「みかんみかんみかーん!」

クリスタ「ほらユミル! みかんって言いながらオタ芸!」

ユミル「みかんみかんみかん! みかんみかんみかん! みかんみかんみかん!」

ライナー「……俺も一緒にやってみよう……みかんみかんみかん!」

サシャ「みかん食べたくなってきました!」

エレン「みかんみかんみかん♪みかんみかんみかん♪みかんみかんみかん♪みかーん♪」

エレン(この曲で……オレが王だ!)


エレン 9点

キース「歌詞と曲の雰囲気のギャップがいい味を出していたな!」

キース「続いてミカサチーム、ハンジの曲だ!」

ハンジ「私が歌うのは……ジョジョ~その血の運命~!」

コニー「ジョジョ?」

ハンジ「とても格好いい曲なんだ。テンション上がると思うよ」

アニ「エレンが予想以上に上手かったからね。ここでいい点数出さないと危ないかも」

ミカサ「大丈夫。ハンジさんなら4点以上は出してくれるはず」

キース「それでは、ハンジによる、ジョジョ~その血の運命~、だ!」

ハンジ「ジョジョ…ッ!♪ジョジョ…ッ!♪ジョジョ…ッ!♪」

コニー「な、なんだこのイントロは……!」

ハンジ「空ッ!♪こぼれ落ちた二つの星が♪光と闇の水面吸い込まれてゆく♪引き合うように重なる波紋♪」

アニ「上手……! エレンほどではないけど、十分に高得点が狙える!」

ミカサ「今までとは違う、熱い曲……ハンジさんにも熱が入ってる」

ハンジ「誇りの道を行く者に太陽の導きを♪野望の果てを目指す者に生贄を♪」

ユミル「行くぞお前ら! ちゃんと動き合わせろよ! せーの!」

ユミクリライサシャ「はい! はい! はい! はい!」

ハンジ(いいねー! みんなノリノリじゃないか!)

ハンジ「ジョジョ…ッ!♪ジョジョ…ッ!♪ジョジョ…ッ!♪ジョジョ…ッ!♪ジョジョ…ッ!♪」

ハンジ「震えるほど心 え尽きるほど熱く♪その手から放て鼓動体漲る勇気で♪」

カルラ「一言一言に全力を込めて歌ってるね……!」

アルミン「なんだか、こっちまで胸が熱くなってくる……!」

マルコ「ぼ、僕もだ!」

ミーナ「私も歌いたくなってきた!」

ハンジ「迷い無き覚悟に『喝采』をッ!♪」

ハンジ「~その血の運命~♪ジョオォォオジョォオオオオオオッッッ!!!♪」

ハンジ(歌いきったあっ! もう最高!)


ハンジ 7点

キース「熱い心がこもったいい歌だった! 特に最後の言葉が一番だったな!」

キース「続いてはサシャチームから、リーダーサシャ!」

サシャ「お二人とも上手かったですが、負けませんよ!」

サシャ「私の曲は……美術館で会った人だろ、です!」

ライナー「なかなか個性的なタイトルだな」

クリスタ「オタ芸ってやってみると楽しいね!」

ユミル「だろ? 次も三人で応援してやるから、がんばれよサシャ!」

サシャ「はい!」

キース「それでは、サシャによる、美術館で会った人だろ、だ!」

ハンジの点数は8点でした

サシャ「美術館で会った人だろ♪そうさあんたまちがいないさ♪」

サシャ「美術館で会った人だろ♪そうさあんたまちがいないさ♪」

クリスタ「サシャも上手い!」

ライナー「前に曲のように激しい曲ではなく、面白いメロディだな」

ユミル「感想もいいけどオタ芸だ! せーの!」

ユミクリライ「はい! はい! はい! はい」

サシャ(なんだか曲とオタ芸が合ってない気がしますが、楽しいので何でもありです!)

サシャ「きれいな額をゆびさして♪子供が泣いてると言ってただろ♪」

サシャ「美術館で会った人だろ♪そうさあんたまちがいないさ」

サシャ「なのにどうして街で会うと♪いつも知らんぷり♪」

カルラ「一度会っただけであとは無視されてるんだねぇ」

アルミン「なにか気に入らない事でもしたんでしょうか」

サシャ「あんたと仲よくしたいから♪美術館に♪美術館に♪美術館に♪」

エレン「美術館に?」

ペトラ「美術館に?」

ジャン「美術館に?」

サシャ「火をつけるよ♪」

ベルトルト「ええーっ!?」


サシャ 8点

キース「最後が衝撃的な歌詞だったな! 病院に行ってはどうだろうか!」

キース「それではこのカラオケ対決の大トリ! カルラチームから、アルミン!」

アルミン「はい! このゲーム大会最後の曲は……ペチャパイ、です!」

マルコ「ペチャ、パイ?」

ミーナ「タイトルからは最後に相応しい曲だとはとても……」

アルミン「大丈夫! いい曲だから!」

カルラ「本当に最後の最後だからね、目一杯楽しみな!」

キース「それでは、アルミンによる、ペチャパイ、だ!」

アルミン「ペペペ・・・♪」

アルミン「ペチャパイ、この小さな胸で♪ペチャパイ、愛が育ってる♪」

アルミン「ペチャパイ、きっとこれから♪ペチャパイ、輝きだすよ♪」

マルコ「初めからペチャパイを連呼……これはすごい曲だ!」

ミーナ「でも確かにいい感じの歌詞じゃない?」

カルラ「それにアルミンも上手だね」

アルミン「『また明日、バイバイ』友達に手を振って独り♪」

アルミン「帰り道でこけた、ただそれだけだったのに♪」

アルミン「子供みたいに何故か、大声で泣きたくなったよ♪」

アルミン(全力で歌ってカルラさんを王に……そして、皆を楽しませるんだ!)

アルミン「大好きなあなたを、今ここで抱きしめたい♪」

アルミン「最後に魅力的な彼女になりたいよ♪絶対に後悔させないわ♪」

アニ「なるほど、ペチャパイ女性が恋する男性への歌だね」

ミカサ「ペチャパイをコンプレックスにすることなく前向きなところがいい」

アルミン「ペペペ・・・♪」

アルミン「ペチャパイ、この小さな胸で♪ペチャパイ、守ってあげる♪」

アルミン「ペチャパイ、私のあだ名♪ペチャパイ、寄せて上げてた♪」

エレン「このペチャパイって、何度も聞いていると癖になって来るな」

ペトラ「いいリズムで、口ずさんじゃいそうになっちゃうね」

……

アルミン「胸が人より軽い分だけ、誰よりも早く走り出せるわ♪」

アルミン「夢が逃げちゃう前に急いで、運命の一歩を踏み出そう♪」

ユミル「もう一度あれが来るぞ! これが最後だ!」

クリスタ「皆で一緒に歌おう!」

アルミン「ペペペ・・・♪」

エレン「ペチャパイ!」

アルミン「とても強く♪」

ペトラ「ペチャパイ!」

アルミン「愛してあげる♪」

ジャン「ペチャパイ!」

アルミン「仰向け苦しくない♪」

ベルトルト「ペチャパイ!」

アルミン「肩がこらない♪」

ミカサ「ペチャパイ!」

アルミン「ノーブラでもバレない♪」

アニ「ペチャパイ!」

アルミン「カバン食い込まない♪」

コニー「ペチャパイ!」

アルミン「お風呂溢れない♪」

ハンジ「ペチャパイ!」

アルミン「汗疹出来難い♪」

ユミクリライサシャ「ペチャパイ! はい! はい! はい! はい!」

アルミン「この小さな胸で♪」

マルコ「ペチャパイ!」

アルミン「夢が育ってる♪」

ミーナ「ペチャパイ!」

アルミン「この小さな胸は♪」

カルラ「ペチャパイ!」

アルミン「あなた専用♪」

全員「ひゅーひゅーひゅーっ!!!」


アルミン 8点

キース「終ー了ーっ! 最後に全員が一つになれた素晴らしい歌だった!」

キース「これにてカラオケ対決も終了! 全員よくがんばった!」

キース「それでは、さっそく結果発表に移る! 3曲の合計点が最も高かったチームのリーダーが王だ!」

キース「エレンチーム……19点!」

キース「ミカサチーム……23点!」

キース「サシャチーム……17点!」

キース「カルラチーム……18点!」

キース「よって! このカラオケ対決の勝利チームは、ミカサチーム!」

キース「そして、このゲーム大会の王となったのは……ミカサ・アッカーマン!!!」

全員「おおおおおおおおおおおっ!!!」

ミカサ「やった!!!」

コニー「うおおおおっ! すげえ興奮する!」

アニ「おめでとう、ミカサ」

ハンジ「このチームは皆上手だったからね」

エレン「完敗だな。でも楽しめたからよかった!」

ジャン「ミカサが優勝か。こりゃめでたい!」

ペトラ「こんなに楽しい大会なら最初から参加したかったなー」

ベルトルト「でも11ゲームの中でこのカラオケ対決が一番平和だったんだよな……」

ユミル「ふう、かなり体力使ったけど悪くなかったな」

クリスタ「うん! オタ芸ってもっといろいろあるんででしょ? やってみたい!」

ライナー「クリスタがオタの道に……喜ばしいことではないな」

サシャ「そう言いつつライナーもしっかり楽しんでましたよね」

ミーナ「最後の曲は本当に最高だったよアルミン!」

マルコ「ああ、フィナーレに相応しかった!」

カルラ「素晴らしい思い出になったよ。ありがとう」

アルミン「はい!」

キース「おめでとう、ミカサ。お前が王だ。誰にも異論はないだろう」

ミカサ「はい! ありがとうございます!」

キース「そして、王になった貴様には敗者への命令権が3つ与えられる」

ミカサ「3つも!?」

キース「そうだ。分かっていると思うが、公序良俗に反しない限り何をしてもいい。ただしエロは許可する」

キース「さあ、1つ目の命令は?」

ミカサ「>>642

エレン私を愛して

ミカサ「エレン私を愛して」

ジャン「ぬがぁあああっ!」

マルコ「ジャン、大体予想できてただろ?」

アルミン「これはまた直球な……勝負に出たのか」

アニ「……」

ミカサ「さあ、早く」

エレン「え、えーと……愛してって言われてもな、気持ちの問題を命令されても」

エレン(それに家族としてはとっくに愛してるんだが……そういうことではないっぽいよな)

ミカサ「では具体的な行動に起こして欲しい」

エレン「行動って、何をすればいいんだよ……?」

ミカサ「>>647


これは1つ目の命令に含まれます

女の口から言わせるつもり?(可愛くはじらないがら

ミカサ「お、女の口から言わせるつもり?」

エレン「ええっ!?」

ジャン「ぐほあっ!」

マルコ「ジャン! 辛いのは分かるがこんなところで死んじゃ駄目だ!」

ジャン「ち、違うぜマルコ……恥じらいつつもじもじするミカサが可愛過ぎて吐血しただけだ……ぐふっ」

アルミン(エレン、さすがにここまで言われたら分かるよね……?)

エレン(えーと、やっぱあれか? 愛してって言葉と今のミカサの感じを合わせると……そういうことなんだよ、な?)

エレン(め、命令だし、やるしかないのか……>>650を!)


エレンが考えた具体的な行動を書いてください

そこは紅蓮の弓矢だろ…

エレン「分かったぞミカサ! 一緒に紅蓮の弓矢を歌おう!」

ミカサ「……は?」

エレン以外「は?」

ミカサ「……な、何を言っているの?」

エレン「さっきのカラオケ対決でオレとデュエットしたかったんだろ?」

エレン「回りくどいことせずにデュエットしたいって言えばいいのに。いくらでもしてやるぞ」

ミカサ「……」

カルラ「話が繋がってないね……うちの息子は成長したけど、どこかおかしいみたいだ」

エレン「ほら、まだカラオケセット使えるしさ、一緒に歌おうぜ!」

ミカサ「……うん」

アルミン「あ、流された」

エレン「Sie sind das Essen und Wie sind die Jäger.!♪」

ミカサ「踏まれた花の名前も知らずに♪地に堕ちた鳥は風を待ちわびる♪」

エレン「祈ったところで何も変わらない♪今を変えるのは戦う覚悟だ♪」

ミカサ「屍踏み越えて♪」

エレン「進む♪意思を♪」

ミカサ「嗤う♪豚よ♪」

エレン「家畜の安寧♪」

ミカサ「虚偽の繁栄♪」

エレミカ「死せる餓狼の自由を♪」

エレン「囚われた屈辱は♪反撃の嚆矢だ♪」

ミカサ「城壁のその彼方♪獲物を屠る♪」

エレン「Jäger!!!♪」

ミカサ「迸る衝動に♪その身を灼きながら♪」

エレン「黄昏に緋を穿つ♪」

エレミカ「紅蓮の弓矢!!!♪」

エレン「最高だったなミカサ!」

ミカサ「うん、楽しかった(思い通りにはいかなかったけど、デュエットできたからいいことにしよう)」

キース「さて、これで1つ目の命令は終了でいいな!?」

ミカサ「はい!」

キース「では続いて2つ目の命令権を使え! もう一度言うが、公序良俗に反しない限り何をしてもいい。ただしエロは許可する」

キース「さあ、命令は?」

ミカサ「>>655

結婚して

ミカサ「結婚して」

ミカサ以外「!?」

アルミン(こ、今度こそ避けようのない命令だ! 命令で結婚して嬉しいかどうかはともかく、本気なんだ!)

ミカサ(完璧な命令……これに対しては『はい』と答えるしかない!)

ミカサ「さあ、エレ」

エレン「ミカサすごいな。ここにいる全員と結婚するつもりなのか!」

ミカサ「……は?」

エレン以外「は?」

ミカサ「え、エレン? 何を言っているの?」

エレン「え? 第10ゲームでのサシャの命令で、特定の人物を指定しなかった時は全員が対象になるって話だっただろ?」

エレン「だからお前はキース教官を除く15人と結婚するんだろ?」

ミカサ「……」

アルミン「なんでこんな時だけ頭が回るんだよぉおおおおおっ!?」

ジャン「オレは大歓迎だぜ!」

サシャ「女性同士で結婚ってできましたっけ?」

ユミル「できるに決まってるだろ。なあクリスタ?」

クリスタ「法で同性同士の結婚は認められていないはずだよ。だから命令で無理やりってことじゃないの?」

ミカサ「……」

キース「どうするミカサ。この命令を続けるか? 続けないなら命令権を一つ無駄にすることになるが」

ミカサ「……やめます」

エレン「やっぱミカサでも15人とは無理だよなぁ」

アルミン「そういうことじゃないんだけどね……」

キース「ふむ、ではこれが3つ目。最後の命令だ」

キース「もう何度目になるか分からんが、公序良俗に反しない限り何をしてもいい。ただしエロは許可する」

キース「さあ、命令は?」

ミカサ「>>660

すいません。命令する前に一ついいですか?
命令を増やすことは可能ですか?

>>660
それをありすると際限なく増やすことができるで不可でお願いします

というわけで再安価します

>>664

エレン、ぎゅって抱きしめてほしい
なでなでしてほしい
よく頑張ったなって褒めてほしい


あと、エレンさえよければ…ご褒美に、キスをくれると嬉しい…//

ミカサ「エレン」

エレン「お、またオレか」

アルミン(そりゃそうだろ……)

ミカサ「ぎゅって抱きしめてほしい
    なでなでしてほしい
    よく頑張ったなって褒めてほしい」

ミカサ「あと、エレンさえよければ…ご褒美に、キスをくれると嬉しい…//」

エレン「……分かった」

ミカサ「ほ、本当に?」

エレン「ああ。命令だし、それに命令でなくても頑張ったミカサにはご褒美をやらないとな」

エレン「じゃあまずは……抱きしめるからだな」

ミカサ「ひゃっ……!」

エレン「これくらいの強さでいいか?」

ミカサ「で、できればもっと強くして欲しい」

エレン「了解」

ミカサ「んっ……」

ミカサ(あぁ、こんなに力強く……エレンの体温や匂いが間近で感じられる)

エレン(ミカサの体、あったかいな……)

エレン「次は……撫でて褒める、だったよな」

ミカサ「うん……お願い」

エレン「……よく、頑張ったな。すごいぞミカサ」

ミカサ「ん、ありがとう……んん……」

エレン「お前の髪、サラサラで撫でてると気持ちよくなってくる」

ミカサ「本当……?」

エレン「本当だぞ。普段訓練してるのに、ちゃんとケアしてるんだな」

ミカサ「エレンに触れて貰うための大事な髪だから、それは当然」

エレン「オレのために、か……ありがとな」

ミカサ「うん」

ミカサ「……エレン、そろそろ」

エレン「分かってる、ご褒美だろ? 皆が見てるけど、それでもいいのか?」

ミカサ「構わない。エレンとの大事な時間に、周りの目など気にならない」

エレン「そっか。じゃあ……いくぞ」

ミカサ「……はい」

エレン「――ん」

ミカサ「ぅ、んっ……」

エレン「ん……ふ、ぅ……」

ミカサ「……んぅ」

ミカサ(これが本当の、幸せ……)

エレン「……はっ……これで、満足か?」

ミカサ「……うん」

エレン「よし! 本当におめでとう! お前が王だ!」

ミカサ「ありがとう、エレン!」

キース「……うむ。どうやら上手くまとまったようだな」

アルミン「最初の二つの命令の時はどうなるかと思ったけど……」

カルラ「終わりよければ全てよし、ってやつかな」

マルコ「ジャン、もう目と耳を開けても大丈夫だよ」

ジャン「……」

コニー「ぎゃははっ! 耳も塞いでるからマルコの声も聞こえてねぇぞ!」

サシャ「エレンとのキス……ミカサ、すごく嬉しそうでしたね」

アニ「ああ……」

ベルトルト「……」

ライナー(アニやベルトルトはいろいろ複雑だろうな)

クリスタ「うわぁ、人がキスしてるところなんて初めて見た」

ユミル「お料理対決の罰ゲームでエレンとミカサがしてるとこ見ただろ」

ミーナ「そういえばあったわね。あの時はムードの欠片もなかったけど」

ハンジ「若さゆえの初々しさだなぁ」

ペトラ「そんな年寄り染みたこと言って、ハンジさんもまだまだお若いじゃないですか」

サシャ「エレンとのキス……ミカサ、すごく嬉しそうでしたね」

アニ「ああ……」

ベルトルト「……」

ライナー(アニやベルトルトはいろいろ複雑だろうな)

クリスタ「うわぁ、人がキスしてるところなんて初めて見た」

ユミル「お料理対決の罰ゲームでエレンとミカサがしてるとこ見ただろ」

ミーナ「そういえばあったわね。あの時はムードの欠片もなかったけど」

ハンジ「若さゆえの初々しさだなぁ」

ペトラ「そんな年寄り染みたこと言って、ハンジさんもまだまだお若いじゃないですか」

キース「さて! これでこの大会も全て終了だ! 11ものゲームをよくぞやり遂げた! 本当にご苦労だったな!」

キース「特別に明日の訓練は休みとするので、各自しっかりと今日の疲れを取るように!」

キース「それでは……解散!」

16人「はい!」

キース「と、言いたいところだが、その前にやることがあったな」

16人「?」

キース「カルラ、ハンジ、ペトラを除く13人! 貴様らには厳罰を受けて貰う!」

13人「!!!」

ペトラ「厳罰?」

カルラ「どうやらあの子たち、内緒でお酒を飲んだみたいなの。それの罰なんだって」

ハンジ「あははっ! 最後の最後に、災難だね」

エレン「忘れてなかったか……」

アルミン「いい雰囲気のまま終わりたかったなぁ」

ミカサ「はぁ……」

キース「貴様らへの厳罰、それは……>>675だ!」

ハンジ分隊長の人体実験の被検体となること

キース「ハンジ分隊長の人体実験の被検体となること、だ!」

13人「」

ハンジ「あれ、いいの?」

ペトラ「え、本当にしてるんですか!?」

13人「……マジで?」

キース「大マジだ!」

ハンジ「それじゃあ皆、残念だけど明日の休暇は取り消しってことで!」

ハンジ「ああ、大丈夫大丈夫。明後日の訓練には間に合うから……多分」

13人「うわぁああああああああああっっっ!!!」

ハンジ「逃がさないよ! ペトラ、キース教官、皆を捕まえるの手伝って!」

キース「よかろう! 全知全能である私から逃げ切れると思うなよ!」

ペトラ「私は遠慮します」

13人「殺されるぅうううううううっっっ!!!」

ハンジ「おっと! こんな事もあろうかと、その先には巨大な落とし穴が用意してあるよ!」

13人「ぎゃああああああああああっ!?!?!?」

キース「私が作った落とし穴だ! 立体機動装置もなしに這い上がることは叶わんぞ!」

ペトラ「あはは……あれ?」

ペトラ「そういえば、エレンのお母さんはどこに……?」

ペトラ「さっきまで隣にいたはずなんだけど……?」

カルラ(……)

カルラ(……いつの間にか、体が消えちゃってるね。これが幽霊ってことかな)

カルラ(私が生きていられるのは安価の力。この大会が終わりその力が終了することで、私は再び天に向かう)

カルラ(あと少しで体だけじゃなく思考も消え去って、何も考えられなくなるんだろうね)

カルラ(でも、たった一日だけの生だったけれど、とても楽しかった)

カルラ(ジャンケン、ビーチフラッグ、モンゴル相撲、早食い競争、障害物競走、お料理対決、野球拳、借り物競走、褒め合戦、肝試し、カラオケ対決)

カルラ(全部、全部楽しかったよ。それも全て、一緒に頑張ってくれた皆のおかげ)

カルラ(とてもいい子に成長した息子や家族、その友達のおかげだよ)

カルラ(ミカサ、アルミン、友達の皆……そして、大好きなエレン)

カルラ(さようなら……そして)

カルラ(ありがとう)



おわり

これで終わりです
読んでくれた方、参加してくれた方、ありがとうございました

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