ありす「」ぺらっぺらっ

凛「おはよう……何見てるのありす？」

ありす「あ、これですか？さっき出てきたアルバムですよ」

凛「アルバムってまさか」

ありす「はい、トライアドプリムスの結成前からPさんが撮影しているやつです」

凛「　　」

凛「今どこまで見た？」

ありす「凛さんが事務所に来た頃まで」

凛「遅かったか…」

ありす「？」

凛「信じられないかも知れないけどね、私たちその頃はまだ仲良しこよしじゃ無かったんだよ」

ありす「えっ！？じゃあどうして今の関係に？」

凛「どうしても聞きたい？」

ありす「聞きたいです」

凛「ちょうど2年前の話……」

凛「」カチカチ

奈緒「」ペラ…ペラ…

加蓮「」ピコピコ

千早「プロデューサー」

P「なんだ千早」

千早「ケータイいじり、マンガ読み、ゲーム熱中、この３人を私が指導するんですよね」

P「そうだな…」

千早「はぁ～～～～～」

P「ため息長っ！？」

千早「アナタ達自己紹介ぐらいしたらどうかしら」

凛「渋谷凛…よろしく」

奈緒「神谷奈緒だよ」

加蓮「加蓮、北条加蓮ね」

千早「……私は知っていると思うけど如月」

凛「千早でしょ、それくらい知ってるし…そこの２人と一緒にしないで」

奈緒「はぁ！？あたしだってそれくらい知ってるっつーの」

加蓮「馬鹿にしないでよ貧乳！」

千早「」ﾌﾞﾁｯ

72「」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

凛奈緒加蓮(もう二度と胸の話題は止めよう…)

～～～
千早「はいっ今日のレッスンは以上！」

ﾊﾞﾀﾝｯ!

凛「あ～疲れた」

奈緒「あの人ヤバいよ…マジで」

加蓮「んっんっ」

凛「アンタ何飲んでるの？」

加蓮「風邪薬みたいなもん、私の身体弱いから」

奈緒「そんなんでアイドルなんて出来るのかよ」

加蓮「大丈夫だよ、薬さえ飲んでいれば平気だから」

凛奈緒(それってつまりは飲んでなきゃ駄目ってことじゃん)

加蓮「じゃ…私は帰るからお疲れさま」

凛「はいはいお疲れさま」

奈緒「お疲れ～」

======
凛「初めはそんな感じかな」

ありす「へ～今とはぜんぜん違う感じです」

凛「まぁね、あの時は互いに…」

加蓮「何やってるの凛？」

凛「あ、加蓮お疲れ」

加蓮「お疲れさま…それってアルバム？」

ありす「北条さん」

加蓮「ん？何」

ありす「だめですよ無理したら」

加蓮「は？……凛何吹き込んだの？」

凛「いや、加蓮ってあの頃薬飲んでたじゃない」

加蓮「あ～それで…大丈夫、今はもう平気だから」

凛「そう言えばさ、ちょうどあの頃1度倒れたよね？」

ありす「え？倒れたんですか？」

凛「そうレッスンの時…」

すいません、書き忘れてました
そうです舞台は765プロです

千早「はいお疲れさま」

奈緒「お疲れ～～」

凛「疲れて動けないよ…」

加蓮「あの千早さん！私もう少し残っていいですか？」

千早「えぇ大丈夫よ」


10分後…

加蓮「」フラフラ

ﾊﾞｯ

凛「加蓮、危ないっ！」

奈緒「大丈夫か…凛、加蓮」

凛「大丈夫、奈緒……」

加蓮「奈緒…凛…あ…ごめん勝手に名前で…」

凛「私もつい…」

奈緒「とっさの反応だな」

３人「「「はははっ」」」


千早「……もう少しね」