れんげ「都会には必ず二郎ラーメンがあるってきいたのん」 (29)

 

夏美「そんなれんちゃんに朗報! 兄ちゃんがラーメン屋してくれるって」

れんげ「本当なの?」

卓「……」コク

小鞠「二郎系ってなんだろう」

蛍「私も聞いたことないですね。マイナーなんでしょうか……」

れんげ「来たのん」

卓「……」イラッシャイ

夏美「いらっしゃい、れんちょん」

小鞠「蛍もいっしょに来たのね」

蛍「はい、よろしくお願いします…………この暖簾、東京で見たことありますね」

れんげ「メニューは…………少ない……」

小鞠「実際の二郎系も少ないんだって」

夏美「ラーメン一丁!!」

卓「……」ニンニクイレマスカ?

夏美「全マシマシ!」

れんげ「え……一体なんなのん?」

小鞠「ニンニクだけじゃなくて、ニンニク・アブラ・カラメの順で増やすことができるんだって」

れんげ「わけわからないのん……」

蛍「ラーメン一丁」

卓「……」ニンニクイレマスカ?

蛍「チョモランマ」

小鞠「常連だったでしょ……」

れんげ「うちもラーメンにするのん」

卓「……」ニンニクイレマスカ?

れんげ「えーと…………チョモランマで。せっかくだからたくさん食べたいのん」

小鞠「私はぶたラーメンお願いします」

卓「……」ニンニクイレマスカ?

小鞠「えーと……ニンニクだけで」

卓「……」オマチ

夏海「なに…………この量……………………」

れんげ「見ただけで吐きそうなのん………………」

小鞠「食べきれない量を頼むからよ」

蛍「ハフッハフッ…………ズズズ…………」

夏海「頑張らないと食べきれないや…………」ザクザク

レンゲ「もやしがこぼれそうなのん…………」

蛍「……ですよ~」

れんげ「くっせw」

………………

夏海「やっと麺が見えた…………」

れんげ「さっきからもやしばっかり…………麺がのびちゃうのん…………」

小鞠「私は麺がやっと半分……」

蛍「ごちそうさんっした!」フセドン

卓「……」アリアトッシタ

小鞠「ふう…………やっと完食、ごちそうさま」

卓「……」アリアトッシタ

蛍「こまちゃん先輩、完食おめでとうございます」

小鞠「ふふ……まあね……うっぷ………………しばらくラーメンは見たくないわ」

夏海「私ももうちょっと…………」

れんげ「さっきからもやししか食べられないのん…………」

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