セレナ「カルム君のベッド!くんか!くんか!」(13)

ポケモンXYネタ
キャラ崩壊注意
丸投げ注意

【カルム宅】
セレナ「ママさんこんにちは」

カルムママ「あらセレナちゃんいらっしゃい。今日も来たのね」

セレナ「はい。おば様、今日もきれいですね」

カルムママ「あらーセレナちゃんには適わないわよ」

セレナ「そんなことありません」

カルムママ「多分カルムは今日も帰ってこないと思うけど、上で待つ?」

セレナ「はい、お言葉に甘えさせていただきます」


【2F】

セレナ「ダイブボール!!」

セレナは 天井高く 舞い上がった! ▼

セレナ「カルム君のベッド!!」ボフッ

セレナ「くんか! くんか!!」

セレナの かぎわける! かぎわける! ▼


カルムママ「あらあら。今日も激しいわね~」

セレナ「はあ……ねえケツマロ」

ゲッコウガ「なんスか」

セレナ「どうすればカルム君にこの想いを伝えられると思う?」

ゲッコウガ「知らないッスよ。直接コクっちゃえばいいじゃないスか」

セレナ「からてチョップ!」
ゲッコウガ「ばうわ!」

セレナ「ポケモンには、人間の乙女心が分からないのね」

セレナ「そりゃあ私だって、面と向かってカルム君と話したり遊んだりペロペロしたりしたいわよ」

セレナ「でもね。本当に愛しい人を前にすると、足がすくんで胸が大爆発しそうになっちゃうのよ」

セレナ「分かる? 全ての技がかなしばりで縛られるこの気持ち」

ゲッコウガ「だからといって変態行動を正当化する言い訳にはなんないでしょうよ」

セレナ「はっけい!」
ゲッコウガ「ばうわ!!」

セレナ「明日もまたカルム君ち行ーこおーっと」

ゲッコウガ「どうしようもねえトレーナー」

セレナ「ケツマロ! ハイドロポンプ!」

ゲッコウガ「ブーー」

ティエルノ「ごぼごぼ」

ティエルノとの 勝負に勝った! ▼

セレナ「おまもりこばん&おこづかいパワ~」

セレナは賞金として ティエルノの有り金を巻き上げた! ▼

セレナ「これで新しいお洋服買える!」

ティエルノ「イェイ! 相変わらず容赦ないねぇ」

セレナ「ところでダ(ンシングデ)ブちん。カルム君って最近どこうろついてるか知ってる?」

ティエルノ「ヘイ! プラターヌ博士のところで見かけた気がするねえ。ガニ!」

セレナ「ミアレシティかー。ちょうどお金も貯まったし行ってみよっと」

セレナ「じゃあねダブちん! またお金が足りなくなったらよろしく!」

ティエルノ「ダンスのためなら構わないからねえシザリガ!」クルクルクル

ゲッコウガ「このトレーナー会うたびにどんどん痩せていってる気がする」

【プラターヌ研究所】

セレナ「博士~」

プラターヌ「うっ。セレナ君か」

セレナ「トレーナーを捕まえられるボールの開発まだですか~」

プラターヌ「む、無茶言わないでくれよ」

セレナ「じゃあトレーナーに変身できるメタモン種は」

プラターヌ「む、無茶言わないでくれよ」

セレナ「じゃあすごいほれぐすりも?」

プラターヌ「もうそれ僕の分野じゃないよね」

セレナ「セレナしょんぼり。あそーだ、ここにカルム君来ませんでしたか?」

プラターヌ「ああ、彼ならさっき図鑑を見せに来てくれたよ。今はカフェにいるんじゃないかな」

セレナ「ありがとうございます!」

プラターヌ「折角だから君も図鑑見せてってくれよ」

セレナ「はーい」

プラターヌ「ふむふむ…………え? 全部埋まってる……」

【ミアレカフェ・入口】

セレナ「外で寝ているメェークルにイタズラしてたら3時間も経っちゃった」

ゲッコウガ「鬼畜暇人」

セレナ「のどかわいた。ちょっとここのカフェで一休みしよーっと」

セレナ「ってちょっとストップまわしげり!」

ゲッコウガ「ぐえ! 何なんスか」

セレナ「中にカルム君がいたらどうするの! 私おかしくなっちゃう」

セレナ「ちょっとケツマロ、中見てきなさい」

ゲッコウガ「はあ」

カランカラン

マスター「いらっしゃいませ」

ゲッコウガ「どうも」

マスター「ご注文はいかがなさいますか」

ゲッコウガ「あ、人を探してるんで大丈夫ス。お構いなく」

ゲッコウガ(いい雰囲気の店だな。今度飲みに来よう)

セレナ「ふう。働いたあとの一杯は格別ね」

ゲッコウガ「うまし」ちゅー

トロバ「あっセレナさん」

セレナ「あっトロバーン! こんなところで何してるの?」

トロバ「ブーバーの進化系みたいに呼ばないで下さい!」

トロバ「ええ、ちょっと博士にポケモン図鑑を見せに来たんです」

トロバ「何と言ってもこの最新兵器、ポケトレを手に入れましたからね。これから捗りますよ!」

セレナ「ふーん」ちうー

トロバ「ふっふ、もうこれまでの僕とは違うんです。なんでしたら勝負してみます?」

セレナ「いいよ! 私が勝ったらこれ全部おごってね! ゆけっケツマロ!」

ゲッコウガ「ちうー……えっ!?」

トロバ「ちょっちょっ違いますよポケモン勝負で勝てるわけないじゃないですか!」

トロバ「僕はあくまでポケモン図鑑の捕まえた数でですね競おうと思ってですね」

セレナ「はい図鑑! 見終わったらお会計よろしく」

トロバ「ふむふむ……え? 全部埋まってる……」

マスター「お会計こんだけになります」

トロバ「ポケモン勝負で負けた方が損害少なかった!」

カラン カラン

セレナ「結局カルム君いなかったね」

ゲッコウガ「他のカフェに行ったんじゃないスかね」

セレナ「誰と!?」

ゲッコウガ「えっ誰とって誰とですかい」

セレナ「どの娘とどのカフェでどういう風にダブルストローやってるかってきいてるの!」

ゲッコウガ「いやいやまだそうと決まったわけじゃ」

セレナ「カルム君に手を出そうなんて私ゆるせない」

セレナ「へいタクシー!」

運転手「へい嬢ちゃん! どこまで乗ってく?」

セレナ「タダ乗りするからポケモン勝負よ!」

セレナ「ゆけっケツマロ!!」

ゲッコウガ「そんな無茶な!」


運転手「ひぃー」ブロロロロ…

セレナ「結局どのカフェにもいなかったね」

ゲッコウガ「こんな客ばっかだったらあのタクシー会社潰れるんじゃなかろうか」

サナ「あっセレナだ!」

セレナ「サナちゃん!」

サナ「こんなところで何してるの?」

セレナ「カルム君を探してたんだけど、この辺で見なかった?」

サナ「うん、さっき会って、ちょっと話してたよ」

セレナ「サ ナ ち ゃ ん !」

サナ「さっき木の実の様子見に行くって、飛んでいっちゃった」

セレナ「サナちゃん! 私、負けないからね!」

セレナ「さぁ行くわよケツマロ! 背中に乗るからとんぼがえりよ!!」

ゲッコウガ「えっ、例えじゃなくてポケ技のとんぼがえり!?」

サナ「またねー♪」

サナ(私もカルムくんちのドアの張り込みに戻ろっと)

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