春香「千早ちゃんの一本背負い…すごく綺麗……」(74)


ー765プロ事務所ー

春香「おはようございまーす」

千早「………」

春香「どうかしたの千早ちゃん?」

千早「来ないで」

春香「え?」

千早「それ以上近づかれたら私……」


ガチャ

やよい「おはようございまーす」ルンルン

千早「高槻さん!来ちゃ駄目ぇー!」

やよい「千早さん?どうしたんですかぁ?ハイ、ターッ……」

千早「そぉい!」

フワッ……

ビターン!!


春香「やよいぃぃぃいいい!!」

やよい「うっうー……」ピクッピクッ

千早「あぁ!だから来ないでって言ったのに!」


春香「いったいどういうことなの千早ちゃん!?」

千早「私にも分からないわ…朝起きたら一本背負いがしたくてたまらなくなってたの……」

春香「一本背負い!?」


春香「それって…柔道のだよね……?」

千早「えぇ…」

春香「(これはとんでもないことに……)」

千早「あぁ!こうしてる間にも投げたくてウズウズするの!静まれ…私の右腕っ……!」


…………

P「つまり、今の千早は一本背負いがしたくてたまらなくなってるわけか……」

春香「そうなんですよ……」

響「自分、信じられないぞ!」

貴音「面妖な……」

伊織「そんなバカなことあるわけ無いじゃない!!ちょっと千早!!」

春香「近づいちゃ駄目!伊織!」

伊織「え?」

そぉい!

フワッ……

ビターン!


春香「伊織ぃぃぃいいい!!」

伊織「………」ピクッピクッ

千早「あぁ…水瀬さん…ごめんなさい……」

P「どうやら本当みたいだな……みんな!千早から距離をとるんだ!」


真「とんでもないことになってきましたね……」

P「そうだな……」

真「しかも相当な切れ味ですよ、あれ」

千早「あぁ!投げたい投げたいよぉ!」

真「『そ』って言った瞬間に身体が浮いて、『い』を言う前に身体が地面についてる……」

千早「もう…我慢できない……」

真「あんな一本背負い見たことない……」

P「(なんか語り始めた……)」


P「千早!何か止める方法は無いのか?」

千早「分からないけど、満足いくまで投げたら止まる気がします」

P「なんだって……」

「どうやら自分の出番みたいだな!」


P「響!?」

響「自分、ダンスやってるから防げるはずだぞ!」

P「ダンス万能説か……」

響「さあ、千早!来るさー!」

千早「そぉい!」

フワッ…

ビターン!


響「別に何とも無いぞ?」

千早「な……?」

真「すごい!さすが響だぁ!」

美希「美希も響みたいなアイドルになりたいの!」

P「みんな!これからは響をお手本にするんだぞ!」

全員「響!響!響!」ワッショイワッショイ


…………

春香「……響、笑いながら気絶してるね」

雪歩「気持ち悪いですぅ……」

P「みんな、響のことは忘れるんだ……」

響「………ニヤニヤ」ピクッピクッ


P「これと言って対策も見つからないな…打つ手無しか……」

千早「投げさせて!投げさせてよぉ!」

P「一応縛っておいたけど、この調子じゃいつまで保つか……」

小鳥「ちょっと!プロデューサーさん!」


小鳥「縄で縛るなんて、千早ちゃんが可哀想じゃ無いですか!」

P「小鳥さん……」

小鳥「千早ちゃん?今、解いてあげるからね?」

千早「うぅ…小鳥ぃ……」

スルスルスル……


………そぉい!!


P「……尻からいったな」

真「尻からいきましたね……」

P「俺、アレ思い出しちゃった…マリオの…」

真「あ、僕も思ってたんですよ…敵キャラの……」

P・真「「ドッスン……」」


真「まずいですよ…どんどん切れ味も増していっている……」ゴクッ

千早「そぉい!そぉい!」

P「事務所のものを投げ始めた…早く止めないとまずいぞ……」

「あらあら。千早ちゃん、おいたはダメよぉ?」


真「そうか!あずささんなら!」

P「どういうことだ真!?」

真「あずささんなら豊満なクッションで地面に叩きつけられる衝撃を防げるはずですよ!」

P「おお!なるほど!お願いします!あずささん!」

あずさ「ふふっ…分かりましたプロデューサーさん」


あずさ「さぁ、千早ちゃん?お遊びは終わりよ?」プルン

千早「………」

あずさ「さあ、どうぞ?」プルンプルン

千早「クッ………」


……そおおおおおおおおおおおおおおおい!


ビッターン!!!!!


真「今日の中で1番の切れ味でしたね……」

P「コンプレックスがモチベーションか…また成長したな、千早……」

真「プロデューサー!?」

P「しかし、本格的に詰んできたな……」

「私が止めて見せます!」


春香「私が説得してみせます!」

真「そうか、千早と最も親しい春香なら…!」

P「真」

真「はい?」

P「もうそういうのいいから」

真「(´・ω・`)」ショボーン


春香「千早ちゃん?」

千早「春香ぁ……」

春香「もう大丈夫だよ?」

千早「うぅ……」

春香「千早ちゃんも怖かったんだよね?」


春香「いきなりこんなことになって、戸惑ってるんだよね?」

千早「春香ぁ……」

春香「私は分かってるよ?」

千早「春香っ!」

春香「おいで!千早ちゃん!」

千早「春香ーっ!」

そぉい!


千早「!?」

春香「千早ちゃんの一本背負い…凄く綺麗……」

千早「!?!?」

春香「でも、それだけじゃダメ……」


春香「私に勝ちたい?千早ちゃん……」

千早「春香……」

春香「おいで?千早ちゃん……?」

千早「春香ぁぁぁあああ!!」


ー完ー


画像見て勢いで書いただけなんだからね!内容なんて最初からないんだからね!

とりあえずはるちはってジャスティスですよね。

>>57から

ビターン!

春香「………」ピクッピクッ

P「春香……」

真「まあ、お約束ですよね」

P「いや、はるちは的に考えて間違ってるだろ……」

真「なんですかそれ…」


P「今の流れなら自分の身体の変化に戸惑っている千早を、春香の母性で包み込む……で、終わるべきだろjk」

真「jkって……」


P「なぜ、春香と千早は話しているだけで神々しく見えるのか……」

P「答えは、はるちはだから……」

P「その一言で済むんだよ……」

真「その四文字にはどんな意味が…?」

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