千早(B92)「私はおっぱいが大きいだけの女じゃありません!」 (108)

はい

P「胸の大きさが真逆になるスイッチ?」

小鳥「はい、らしいですよ」

P「なんだこの怪しげなスイッチは……」

小鳥「社長が買って来たものですからねぇー。私は知りません」

P「押してみたい……ような気もする」

小鳥「辞めて下さいよ、私の胸が小さくなったらどうするんですか?」

P「事務員だから別にいいじゃないですか。写真集出すわけじゃあるまいし」

小鳥「婚期ですよ!こ・ん・き!胸が小さくなって、今よりモテなくなったらどうするんですかー」

P「ど、どうするって……」

小鳥「結婚して下さいよ!胸が小さくなったら結婚!それくらい責任取ってくれるなら押してくれて構いません」

P「ははは……結婚って。胸ってそんなに大事ですか?」

小鳥「そりゃもう。女にとっては顔と同じくらい大事ですよ」

P「俺も身長が縮むとかなったら嫌だなー」

小鳥「1hydeになったプロデューサーさんとか美希ちゃんもハニーハニーって言わなくなるかもしれません」

P「それはそれで寂しいですね。よし、このスイッチは隠しましょう」

小鳥「そうですね。押さない方がいいですよ」

P「悪用厳禁のシールつきで置いときますね」ペタペタ

P「これでよしっと。さーて仕事仕事っと」

小鳥「私も買い出しに行かないと。プリンターのインクが切れてしまって」

P「途中まで車で送りますよ」



ギィィィィィ、バタン


千早「……」ヌゥ

千早「聞いてしまった」

誰がSS書いていいっつった?

千早「胸の大きさが真逆になるスイッチね……、これを押せば私の胸が大きくなったりするのかしら?」

千早「大きい人は小さく、小さい人は大きく?そんな感じかしらね」

千早「……」ジーー

千早「……」ジロジロ

千早「うーん、正直怖い」


バタン

あずさ「あらあら、千早ちゃん一人かしら~」

千早「あ、あずささん!?」ドキッ

>>27
申し訳ありませんでした

あずさ「ふぅ~、今日は秋だと言うのに暑いわね」パタパタ

千早「……」

あずさ「プロデューサーさんも居ない事だし、上着脱いじゃおっと」


プルルンッ



千早「くっ……」

あずさ「明日からのスケジュールを確認しに来たのよ~」

千早「あぁ、そうなんですか。ボードに書いてありますよ」

あずさ「メモして帰りましょう。千早ちゃん、読み上げて貰えないかしら?」

あずさ「ボードの字が小さくてよく見えないのよ~」

千早「いいですよ。明日はヤン雀のグラビア」

あずさ「はいはい」カキカキ

千早「明後日はヤン魔我のグラビア。……明後日はヤング動物グラビア」

あずさ「はいはい」カキカキ

千早「一日休んで、次がサーズデーの袋とじ?グラビア?」

あずさ「今週は写真撮影のお仕事ばっかりなのね~、しっかりお肌の調子を整えておかないと」

千早(またコンビニの書籍コーナーがあずささんで埋め尽くされるのかしら)

あずさ「千早ちゃんは今週何してるの?」

千早「ボイトレとNMKのお父さんと一緒のアシスタントです」

あずさ「そうなの~、また今週もプロデューサーさん借りていいかしら?」

千早「えっ…いや…、それは…プロデューサーが決める事ですから…」

千早(グラビア撮影の日はやけにニコニコした顔で帰って来ると思ったら……)

千早「ふん!どうぞご勝手に」

あずさ「助かるわ~、グラビアの撮影って男の人多くて緊張するの」

千早「胸が見えたりする事もあるんですよね?」

あずさ「え、えぇ///プロデューサーさんがしっかりガードしてくれるから、私は今の所大丈夫だけど」

千早「へー、私は水着着てオッパイポロリなんて生まれてこの方ありませんけどね」

あずさ「千早ちゃんは成長期だから」アセアセ



あずさ「プロデューサーさんに胸、見られたのは恥ずかしかった///責任取って貰わないと」

千早「!?」

あずさ「事故みたいな物だったけど……」

千早(こ、このおぉぉぉぉぉぉぉ!あざとい!あざといのよ!)

あずさ「プロデューサーさん、肩が凝ったって言ったら肩もみしてくれるし、ホント助かるのよ~」



千早「あずささん!ここにスイッチがあります!」

あずさ「あら~なんのスイッチかしら?」

千早「私が望む永遠が手に入るスイッチです」

あずさ「なんのこと?」

千早「このスイッチを押せば、あずささんの体重が2キロ近くは軽くなると思いますよ」

あずさ「すごいわ!2キロも落ちるなんて!?」

千早「はい、2キロ痩せるには相当な努力が必要ですね」

あずさ「そうなのよ~、お酒もお菓子も我慢して運動しないと」

千早「このスイッチを押して下さい。簡単に痩せられるはずです」

あずさ「うんうん。押しちゃう押しちゃう」ポチポチポチポチ



千早(やった!押した!あずささんが押した!)



ゴゴゴゴゴゴ

別の場所


響「貴音、どうしたさー?」

貴音「とても……面妖な気配がします。世界が…世界が…、大きく変わるような」

千早「……」

あずさ「……あら?体が軽くなったような」

千早「……体が重い」



千早「とぅ!」


千早は垂直ジャンプをした


プルン!プルプルッ!プルルルルーン!!!!!

千早「おおっ…、これが……、これが……地球の重力」ジーン

あずさ「やっ…やだ!やだやだ!私の胸が…無くなってる!?」ガグガクブルブル

千早「ポップ、ステップ、ジャンプ!」プルルーン



一時間後

小鳥「ここにあったスイッチ押したの誰ですか!?」ウルウル

あずさ「私です」ショボーン

P「えらいこっちゃ…、えらいこっちゃ…」




春香「事務所に来てみたら、大の大人が三人も泣いて居た」

千早「おーーーーっはよーーー!春香」プルルン

春香「千早ちゃん、今日はテンション高いね」

千早「そう↑でもない↑わよ↑」

春香「後さ……、その胸、パット詰め込み過ぎじゃない?」

千早「パットオオオォォォォぉ?この私がぁ?」

春香「だってシャツがかなり膨らんでるし……、そこまで詰めるとバレバレでカッコ悪いよ」


千早「アッハハハハハハハハ!ハハッッ!カッコ悪いわね!確かに、詰め物なんかの巨乳じゃカッコ悪いわよねぇ!!!!!」ヌギッ

春香「千早ちゃん何を!?」



ドタップーーーン!

千早「ふっ……、私は生まれ変わったのよ」

春香「千早ちゃんに胸がある!そ、それも私よりもかなり大きい」カタカタ

千早「スーパー千早とでも言うべきかしら?アルティメット千早?」ブツブツ


ガチャ、バタバタ

真「あ、ありのまま起こった事を話しますよ!?雪歩に胸を揉まれてたらいつの間にか膨らんで……」

雪歩「私はちんちんくりんになっちゃいましたー」ウワァァァァン



響「うがー!胸が…胸が!」

貴音「大変面妖ではございますが、胸が縮んで」

P「えぇーい、小鳥さん!メジャーです、みんなメジャーで測って下さい」

小鳥「合点承知!」

P「では、胸の大きい順から並んでくれ。これはセクハラではない」

小鳥「現状把握のためにね。ごめんなさいね」



P「先頭は…やはりお前か。千早」

千早「えぇ、そのようですね」ファサ



千早>>真>>やよい>>亜美真美>>伊織>>春香>>雪歩>>貴音>>響>>美希>>あずさ



あずさ「……」ドヨーン

小鳥「私もAカップだし、律子さんもAカップですから気を落とさないで下さい」ポンポン

真「へへっ、やーりぃー!」ポヨーン

千早「真とはいいライバルになれそうだわ」ボイーン



P「結局、胸のサイズが変わってないのは春香だけか……」

春香「そうみたいですねー」

小鳥「春香ちゃんの仕事は変わらなくていいわね」

律子「問題は……」



あずさ「……死にたい」

美希「……絶望なの」

雪歩「……真ちゃんより小さくなるなんて」

響「む、胸がなくても何くるないさー(震え声)」

貴音「私は特に気にしてません」

真「見てよ千早!腹筋したら、膝に胸が当たるんだ!」ムニッ

千早「私もよ。感謝の腹筋100回よ」ムニムニ

真「どっちが早く出来るか競争だ!」



小鳥「結局、貴音ちゃんと響ちゃんはダメージ少ないと思うんですよ」

P「そうですね。貴音は尻。響は動物好き。胸がなくても仕事はさほど減らない気が」

響「うがーグラビアだってたまにやってたんだぞ!」

春香「隠れ巨乳って評判だったもんね」

P「問題は、あずささん、美希、雪歩か……」

あずさ「芸能界引退ですかね……」ズーン

美希「普通の可愛いだけの女の子になったの」ガクッ

雪歩「私は貧相で貧乳になっちゃいました」ドヨーン

P「雪歩はいいんじゃないか?元々、露出も大してしてないだろ」

小鳥「雪歩ちゃん!男装しよう、男装!AKBでもそんな子居たし」

雪歩「宝塚は好きですぅ~、頑張ります~」



P「美希は男性受け良かったけど、女性受けを狙った活動にして行こう」

小鳥「女性ファッション誌とか出ればいいのよ」

美希「う、うん。女の子が憧れるモデルになるの」

P「あずささんは……」

小鳥「うーん。完全に今までの仕事を捨てないと駄目ですね」

律子「あずささんって演歌とかすごい上手いんですよ。歌唱力の潜在能力は千早にも負けません」

P「アイドルって言うより女優だな。あずささんは雑誌よりもドラマに出て貰いましょう」

あずさ「やれるだけやります」



P「グラビアアイドルみたいな仕事も多くなるけど、これから頑張ってくれよ?二人とも」

千早・真「はい!!!!!」

小鳥「スイッチが原因ならもう一度押してみましょうか?」

P「そうですね……」



真「セイヤッ!」バシィィィン

千早「ハッ!」ガシィッッッ



バキッ!

真「う、うわー、組手してたらスイッチに僕の蹴りが当たっちゃったよー(棒)」

千早「胸が大きくて避けられなかったわーごめんなさーい(棒)」

P「……」

一年後

春香「えー、すーぱーそに子の実写化ですか?」

P「そうそう。ドラマにするんだって。765プロでぜひってさ」

小鳥「そに子ちゃんって胸が大きくて、ヘッドホンつけてる子ですよね」

P「そうです。ずばりアイツしか居ないでしょうって話になって」



千早「ふーふふーん。ふんふん」シャカシャカ



P「ちはやー、ドラマの主役やるか?」

千早「はい。どんな役ですか?」

P「中学・高校と一貫教育の学校を卒業後、大学入学。
グラビアモデルやゲームキャラの仕事をする傍ら、『第一宇宙速度』のボーカル&ギタリスト担当のミュージシャンとして活動を行う。
ファンからは「そに子」「そに子ちゃん」、メンバーからは「ニコちゃん」と呼ばれているとされている」

千早「ボーカル&ギタリスト担当のミュージシャンですか」

真「胸が大きいだけなら僕でも出来そうなのに。でも、僕より千早の方が断然歌が上手いから」

P「そうだな。千早がぴったりだろう」

千早「わかりました。やらせていただきます」

春香「プロデューサーさん、私の仕事は?私の~」

P「ホースでカレーうどんでも喰ってろ!」

千早の家


ガチャ

千早「ふぅ……、今日も疲れたわ」

P「よっ。上がらせて貰ってるぞ」

千早「プロデューサー!?」

P「二人っきりの時はその呼び方は辞めてくれ」

千早「すいません、つい癖で」



千早「Pさん、肩が凝ったので揉んでくれませんか?」

P「任せとけ」ギュギュ

P「お客さん、凝ってますねー」モミモミ

千早「最近忙しかったので」

P「昔は肩が凝ったなんて言わなかったじゃないか」モミモミ

千早「昔は昔。今は今です」

P(おっ、谷間見えた……。ラッキー)

千早「胸の視線、気付いてますからね?」ジトーーー

P「す、すまん。つい胸の谷間に目が行ってしまって……」モミモミ

千早「男の人はいつも私の胸ばかり見ますね」ハァ



千早「そう言えばあずささんって最近事務所に来てないですけど、どうしたんですか?」

P「一ヶ月一万円生活の収録やってるよ」モミモミ

千早「へぇー」

P「胸は無くなったけど、どんな仕事もニコニコ笑顔でこなすからテレビ局的にも使いやすいんだと」ギュギュ

千早「それはそれは…良かった」

P「千早、今幸せ?」ダキッ

千早「はい、欲しい物が全て手に入りましたから。私は幸せです」



終わり

スレタイは回収出来なかった。
次の人、宜しくお願いします。

雪歩はDカップだったような気がするけど、気のせいだったかな?

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