さやか「最近まどかの様子がおかしい」(246)

マミ「い、いきなり家に来たともったら……どうしたの?」

さやか「ですから!まどかの様子がおかしいんですって!」

さやか「最近一緒に帰ろうって言っても、用事があるからってすぐに一人で帰っちゃうし!」

さやか「その用事の事聞いてもニッコリ笑って」

さやか「『てぃひひっ!内緒~っ』」

さやか「って言って、教えてくれないし!」

さやか「良く駄菓子を学校に持ってきて嬉しそうに食べてるし!」

さやか「どうしたのそれって聞いても、また」

さやか「『内緒!あ、さやかちゃんも食べる?』」

さやか「って言って教えてくれないで、そのお菓子くれるし!」

さやか「あ!それは美味しかったですよ!?」

マミ「そ、そう……」

さやか「それの他にも」

マミ「わ、解ったから落ち着いて!」

さやか「いいえ!これが落ち着いていられますか!」

さやか「あたしの親友の様子がおかしいんですよ!?」

さやか「これで落ち着いていられるのはキュウべえ位ですよ!」

QB「僕、褒められてる?」

マミ「……多分違うと思うわ」

さやか「聞いてます!?」

マミ「え、ええ。聞いてるわ」

さやか「それならいいです!で、まどかったらそのあと皆にそのお菓子を皆に配り始めるし!」

さやか「あの引っ込み思案のまどかがですよ!?信じられます!?」

さやか「それで……」

QB「僕には今のさやかの様子が信じられないよ」ヒソヒソ

マミ「ええ……私もよ」ヒソヒソ

さやか「だから聞いてます!?」

マミ「き、聞いてる。聞いてるわ」

マミ「ええと。それで鹿目さんの様子がおかしいのよね?」

さやか「はい!まどかが……」

マミ「わ、解ったから。様子がおかしいのは解ったから」

マミ「んん……それで美樹さんは私にそれを話してどうして欲しいの?」

さやか「協力して欲しいんです!」

マミ「……協力?」

さやか「はい!」

さやか「まどかがあたしに隠れて何をやってるかつきとめるのを手伝ってほしいんです!」

マミ「……あの、ね?美樹さん」

マミ「鹿目さんだって秘密の一つや二つあるだろうし、それを無理に暴くのはかんし」

さやか「マミさん!!」

マミ「は、はい?」

さやか「まどか……今まであたしに内緒ごとなんかしたことなかったんです!」

さやか「どうしたの?なにかあったの?って聞くと時には嬉しそうに」

さやか「『あのねっ今日はねっ』ってニコニコ笑いながら教えてくれてましたし!」

さやか「時には悲しそうに『うん……あのね……』って教えてくれたんです!」

さやか「今まで教えてくれなかった事なんかなかったんです……それなのに」

さやか「それなのに……」

マミ「み、美樹さん?」

さやか「それなのにどうして!!」ドン!

マミ QB 「!」ビク

さやか「それなのに……どうしてなの……まどか……」

QB「……重症だね」

マミ「ええ……」

さやか「心配なんです……まどかが」

さやか「キュウべえみたいな変な奴に騙されてるんじゃないかって……」

さやか「変な事吹き込まれてるんじゃないかって……」

QB「どうして僕の名前を出すんだい?それに変な奴って」

マミ「……うーん……」

QB「マミも僕を見て首を傾げないでくれよ」

マミ「……そんなに心配?鹿目さんのこと」

さやか「はい……」

マミ「……」ハァ

マミ「解ったわ。手伝いましょう」

さやか「っ! マミさん……!」

マミ「確かに、キュウべえみたいなの変なのに騙されたら大変だものね」

QB「……」

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

さやか「マミさん……!ありがとうございます!」

マミ「ふふ。……でも鹿目さんが騙されてるとか、そういう事じゃなかったらすぐに止めるからね?」

さやか「それでもいいです!ありがとうございます!」

マミ「……それで、私は何をすればいいの?」

さやか「あ、はい。私と一緒にまどかの尾行です」

マミ「……へ?」

さやか「ですから、まどかの尾行です」

マミ「……」

さやか「聞いても教えてくれないなら、やっぱり現場を押さえるしかないと思うんですよ!」

さやか「ですから尾行です!」

マミ「も、もっと穏やかな……」

さやか「ないです!」

マミ「……そ、そう……」

>>11
さっき誰か書いてたじゃん

さやか「それじゃあ決行は明日の放課後で!」

さやか「マミさんご協力さんきゅーです!」

さやか「それじゃあまた明日に!」

マミ「み、美樹さん!?まっ」

ガチャ、バタン

マミ「あ……」

QB「……行っちゃったね」

マミ「ええ……」

マミ「……ねえ、キュウべえ」

QB「なんだい?」

マミ「尾行なら、私、協力する必要ないんじゃ……」

QB「ないね」

マミ「……」

>>13
どこにありますか?


翌日 放課後

さやか「まどかぁ!一緒に帰ろうじぇー!」ぎゅっ

まどか「わっ!てぃひひっ!もう、抱きつかないでよー」

さやか「夫は嫁に抱きついてもいい事になってるんだよ?知らないのかまどかー」

まどか「もう、さやかちゃんたらっ」

まどか「あ、一緒に帰ることだけど、ごめんね。今日もまた用事あるんだ」

さやか「またかよー最近まどか付き合い悪いぞー」

まどか「てぃひひっ!ごめんね。あ、でもその代わりに……」ごそごそ

まどか「食うかい?」スッ

さやか「なにそれ?」

まどか「ロッキー。いらない?」

さやか「んむ」パクッ

まどか「てぃひひっ」

さやか「なーんかさやかちゃん餌付けされてるみたいだわ!」

まどか「てぃひひっ!よいしょ……と」スルリ

さやか「あー」

まどか「ごめんね。帰るのはまた今度でいい?」

さやか「仕方ないなぁ……わかったよ」

まどか「ありがと。それじゃ、また明日ね」

さやか「あいよー」

まどか「うん。じゃあね。さやかちゃん」

さやか「また明日ー」

タッタッタッ

さやか「……」

さやか「っふ」ニヤリ

さやか(その内緒ごとも今日でお終いだぞーまどか。ふっふっふっ……)

ほむら「……」スタスタ

さやか「ん?」

さやか(そう言えば転校生。いっつもまどかが帰ったら後に帰るよなー……)

さやか(……たまたまかな。まぁいいや)

さやか(それより今は作戦の決行!)

さやか(待ってろよぉまどかぁ……)

さやか「ふっふっふっ……」

さやか「ぬわーっはっはっは!!」


仁美「……どうしたんでしょう。美樹さん」

クラスメイト「いつものことでしょ」

仁美「……それもそうですわね」

仁美はさやかさんて呼ばないか?

廊下

マミ「ホントにやらなきゃいけないのかしらね……気が向かないわ」

QB「ならやらなきゃいいんじゃないのかい?無理してやることなんかないんじゃないのかい?」

マミ「うーん……でも、約束したから。それは守らなくちゃ」

QB「やっぱり人間は合理的じゃないね。わけがわからないよ」

マミ「ふふ。そう言わないで。それが良いところでもあるんだから」

QB「ふーん」

マミ「ふふ。……あ」

QB「待ってるみたいだね。……あ、手振ってるね」

マミ「ええ。それじゃ行きましょうか」

マミ「美樹さーん!」

>>23
マミさんとキャラが似てるからミスったと言い訳しておく

……すんません

さやか「あ、マミさんっ!ちわっす……ってキュウべえもいるんだ」

マミ「ふふ。ちわっす」

キュウべえ「ちわっす」

さやか「……なんかキュウべえがちわっすって言うと腹立つな」

キュウべえ「別に言ったって良いじゃないか。駄目なのかい?」

さやか「いいけどさぁ……」

マミ「ふふ。それで?鹿目さんは?」

さやか「あ、えと、あそこです」


まどか「~♪」


マミ「なんだか嬉しそうね」

さやか「ええ……けしからんですよ」


マミ「え?」

さやか「あんなに嬉しそうにするなんてめったにみられないのに」

さやか「けしからんですよ!全く!」

マミ「そ、そう……」

QB「あ、道曲がるよ」

さやか「おっとと!行きましょうマミさん!キュウべえ!」

マミ「あ、ええ!」

タッ

――――

マミ「結構遠くまで行くのね……」

さやか「こんな遠くまでまどかを呼び寄せるなんて……何考えてるのよ相手は!」

マミ「まぁまぁ」

QB「マズイな……このままいくと風見野だ」

さやか「風見野ぉ?隣町じゃん!」

さやか「たっくもう……まどかこんな遠くまで来ることないのに!」

さやか「ねぇマミさん?」

マミ「……」

さやか「……マミさん?どうしたんですか?ぼーっとして」

マミ「……あ、いえ。なんでもないわ」

マミ「行きましょう」

さやか「あ、はい……」

街外れの公園 藪の中

QB「まどかの目的地はここみたいだね。ベンチに座った」

さやか「こんな街外れまで……遠くに来過ぎだっての!」

マミ「ええ……」

さやか「マミさん?まどかはそっちじゃないっすよ?」

マミ「あ、うん。そうね……」

さやか「? 変なマミさん」

QB「さやかに言われたらお終いだね」

さやか「うっさい!」

QB「いたた!怒ったからって耳毛を引っ張らないでおくれよ!」

QB「……ん?あれは……」

さやか「え?なになに?」

マミ「……」

公園 ベンチ

まどか「あ、杏子ちゃん!」

杏子「……また来たのか。会う約束もしてないのに」

まどか「でも、来てくれた」

杏子「……うっせ」

まどか「あ、そうだ」ごそごそ

杏子「ん?」

まどか「食うかい?」スッ

杏子「お前なぁ……真似すんなよ」

まどか「……いらない?」

杏子「んむ」パク

まどか「あ……てぃひひっ!」

杏子「っち」モグモグ

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

杏子「てかあんたも良く来るねぇ……」

杏子「アタシなんかと話して楽しいか?」

杏子「大して面白い話も出来ないし、あんたと話も合わないだろ」

まどか「全然そんなことないよっ!」

まどか「杏子ちゃんの話、すっごく面白いし、聞いたことない話しばっかりだからワクワクするよ!」

杏子「……変な奴」

まどか「てぃひひっ。ごめん」

杏子「……ふん」

まどか「……でもね」

杏子「……ん?」

まどか「私の話の方がつまんないかなーって、思うんだ」

まどか「杏子ちゃんみたいに面白い事言えないし」

まどか「ワクワクするような話もなくて、学校の事ばっかり」

まどか「だから杏子ちゃん退屈なんじゃないかなーって」

杏子「……んなことねーよ」ポン

まどか「わっ」

杏子「学校行ってないアタシからしたらあんたの話は新鮮な事ばっかりだし」

杏子「あんたの話は十分面白い」

杏子「だから、んなこと気にしなくていいんだよ」

まどか「……そう?」

杏子「そうだ……よっと!」ワシャワシャ

まどか「か、髪めちゃくちゃにしないでっ」

杏子「おりゃおりゃ」

まどか「や、やめてよぉっ」

杏子「あははっ」

まどか「もー……」

杏子「悪い悪い……で?今日は何話してくれるんだ?」

まどか「……話さない」

杏子「あ?」

まどか「意地悪した杏子ちゃんなんかに話さない!」

杏子「はっ……ナマ言ってんじゃねーぞこら!」ワシャワシャ

まどか「わっ!や、止めてってばぁっ!」

杏子「嫌だったらとっとと話せよっ」

まどか「てぃひひっ!やだーっ!」

杏子 まどか <ギャーギャー

藪の中

さやか「おのれぇええ!こんちくしょう目がぁああ!」

さやか「まどかの髪をあたしの許可なく触るなんて……許さん!許さんぞオオ!!」

さやか「文句言ってやる。今行くぞまどかぁああ!!」スク

マミ「待って」ギュッ

さやか「な、何でですか!このままじゃまどかがあいつに……」

マミ「……彼女は……良い子よ。だから鹿目さんの心配もしなくていいわ」

さやか「……マミさんあいつの事知ってるんですか?」

マミ「……」

さやか「マミさん?」

QB「ねぇ」

さやか「なんだよ、今急がし」

QB「さやか、マミ。彼女は知ってるかい?」

マミ「……え?」


ほむら「ギギギ……!」


さやか「……」

マミ「……」

QB「ねえ」

さやマミ(なんかいる……)

QB「ねえってば」

ほむら「まどか!まどか!まどかぁあ!」

ほむら「いじられてる貴女も可愛いわ!」

ほむら「でもこの気持ちは何?胸が苦しい!」

ほむら「はっ!これが噂の寝取られ……」

「あのー……」

ほむら「許してまどか。こんなことに心を奪われる私を!」

「ええと……暁美さーん?」

ほむら「でもこれはあなたを愛するが故!愛するが故なの!」

「おおーい」

ほむら「たった一人の友達にこんな気持ちを持つ卑しい私を許して!まどか!」

「聞けっての」ペシ

ほむら「あだっ!な、な……」

さやか「おっす」

マミ「こ、こんにちは」

QB「ちわっす」

ほむら「に……」

さやか「……」

マミ「……」

ほむら「……」

QB「なんで黙ってるんだい?」

さやか「……」

マミ「……」

ほむら「」

QB「おーい」

ほむら「き」

ほむら「奇遇ね。こんなところで」ファサ

さやか「あんた、何してたの?」

ほむら「散歩よ」

さやか「こんな街の外れの公園に蹲って?」

ほむら「ええ。ちょっと歩き疲れてしまってね」

ほむら「ちょっとここで休憩してたのよ」

さやか「はぁはぁ言ってたのも疲れたから?」

ほむら「ええ。そうよ」

QB「魔法少女の君が疲れるのかい?それは変な話だね」

ほむら「な、イン」

マミ「……」おろおろ

ほむら「……キュウべえ。いたのね」

QB「さやかに一緒に来るように頼まれたからね」

ほむら「そう……まどかの契約の為ではないのね」

QB「それも目的の一つでもあるけど」

ほむら「そんなこと、私が許さないわ」

QB「君の是非を聞いても意味がない。決めるのはまどかだ」

ほむら「あなたが近づかなければその選択肢は彼女に与えられない」

ほむら「絶対にさせないわ……キュウべえ」

ほむら(良い具合にシリアスだわ……これで何とか……)

さやか「良い具合にシリアスだけど、なんでまどかをやらしい目で見てたの?」

ほむら(駄目でした)

まどか「? なんかうるさいような……」

杏子「そうか?」

まどか「気のせいかな……?」

―――

さやか「で、結局ミステリアスなオーラを放つ転校生さんは、まどかのストーカーでした。と」

ほむら「そ、それは違うわ!私はただ、キュウべえからまどかを守ろうと」

さやか「じゃなんで鼻息荒くまどかを見てたの?」

ほむら「……」

さやか「言えないってことはやましい気持ちがあるんでしょ?やっぱりストーカーじゃん」

QB「すけべ」

ほむら イラッ

さやか「あのさ、まどかが魅力的なのは解るよ?ノーマルのあたしから見てもまどかは可愛いと思うしね」

さやか「それでもやっていいことと悪いことがあるでしょ?ほむら君」

ほむら「……ほむら?」

さやか「んあ?あんたの名前ほむらでしょ?違ってた?」

ほむら「いえ、合って、るわ」

さやか「ならほむら君で良いじゃん。うん」

寝る
ギャグ難しい…
素直にまど杏でシリアス書いとけばよかった

ありゃ、落ちてると思ったのに落ちてなかった

それでは続きをば。生温かい目で見守ってくださいまし

さやか「まぁまどかをつけ回すほむら君にはあたしの鉄槌を受けて貰わなくてはなんないんだけどねー」

ほむら「な、なんであなたがっ」

さやか「だってあたしのまどかにあたしの許可なく付きまとってるんだよ?」

さやか「魂魄百万回生まれ変わってもこの恨み晴らすからなレベルですよ!」

マミ「ま、まぁまぁ。その位にしましょう?美樹さん」

マミ「暁美さんもただ見てただけで、何もしていないんでしょう?」

ほむら「ええ!それは確かよ!」

ほむら「まどかは愛でるもの。困らせるなんてあり得ないわ!」

さやか「ホントに?」

ほむら「神に誓うわ!」

さやか「まどかのパンツ欲しい?」

ほむら「欲しい!!! ……あ」

さやか「……」ほむら「……」マミ「……」

QB「言っておくけど僕はいらないからね」

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
次の話は誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

QB「それより、まどかと杏子、見なくて良いのかい?」

さやか「あ、そうだったそうだった」

さやか「今は常時的な低い危険性より、目の前の瞬間的な大事ですよ!」

ほむら「危険性って言わないでちょうだい!」

さやか「だってそうじゃん」

ほむら「私はそんなんじゃ」

QB「すけべ」

ほむら「く、っくくくぅ……」イラッ

マミ「あははは、は……」

マミ「……」

ベンチ

まどか「―――でねっ!それから……」

まどか「あっ、もうこんな時間……」

杏子「……そろそろお開きだな」

まどか「ご、ごめんね。また私ばっかり話しちゃった」

杏子「いいさ。アタシ口下手だから、話すの苦手だし」

杏子「あんたの話聞いてる方が楽だしな」

まどか「そう……?」

杏子「そうだよ。だから、いちいち気にすんな」ポン

まどか「……うん。てぃひひ」

まどか「……」

まどか「……また、明日会えるかな?

杏子「さぁな」

杏子「……てか、ここまで来るのめんどくさいだろ?いい加減来るのやめたらどうだ?」

まどか「全然だよっ!私は、全然っ」

杏子「……はっ、ホントに変な奴だよ、あんたは」ワシャワシャ

まどか「そうかな……」

杏子「そうだよ」

まどか「……」

杏子「……送るよ。途中まで」

まどか「い、いいよ。いつも悪いよ」

杏子「……なんかあったらアタシの所為みたいで目覚めが悪いんだよ」

杏子「つか、アタシがやりたいからやってんの。あんたにどうこう言われる筋合いはない」

まどか「……ありがと」

杏子「……うっせ。行くぞ」

まどか「うんっ!」

まどか「ね」

杏子「ん?」

まどか「杏子ちゃん。やっぱり優しいよね」

杏子「……お前な」

まどか「てぃひひっ」

杏子「……調子狂う……やっぱお前は変なやつだよ」

まどか「あー!ひどいよー!」

杏子「ははっ、お返しだよ」

まどか「もー!」

杏子「ほら、きりきり歩けっての」ワシャワシャ

まどか「だ、だから頭くしゃくしゃするのやめてってばっ」

杏子「あははっ!」

少し離れた場所

ほむら「ギギギ……!!」

さやか「ぐぬぬ……!!」

マミ「あはは、は……」

マミ「……」

マミ「あの二人、ただ仲が良いってだけみたいだし、もう尾行は良いんじゃないから?」

さやか「いーえ!まだです!」

さやか「あいつがまどかの前で猫かぶってるだけで」

さやか「まどかがふと隙見せたところで、ぐわーってやられちゃうかもしれないんですよ?」

さやか「まどかの貞操の危機です!放っておけませんよ!」

マミ「貞操の危機ってどういう事なの……」

マミ「まぁそれはともかく……猫かぶってるとかは無いと思うわ」

ほむら「……」

さやか「どうしてそう言える……というか、マミさん」

マミ「え?」

さやか「さっき聞きそびれたけど、あいつの事知ってるんですか?」

マミ「……」

さやか「マミさん?」

QB「マミと杏子は知り合いだからね」

さやか「へ?ていうかキュウべえもあいつの事知ってるの?」

QB「うん。あの子、佐倉杏子は」

QB「僕と契約した魔法少女だからね」

さやか「あいつも……そうなんだ」

QB「うん。それでね。マミと杏子は」

マミ「キュウべえ」

QB「うん?」

マミ「止めて」

QB「昔の事じゃないか。今更……」

マミ「……お願い」

QB「解ったよ。マミがそこまで言うなら止める事にするよ」

マミ「……うん」

QB「事実は事実でしかないって言うのに、人間はそこに感情を持ち込み、物事の進行を停滞させる」

QB「やっぱり非合理的だね」

マミ「……」


さやか「マミさん。あいつのこと嫌いなのかな……」

ほむら「さぁね。でも巴マミ、佐倉杏子の二人には与り知らぬ、複雑な事情がある事は確かね」

ほむら「私たちが口を挟むべき事じゃないわ」

さやか「……そうなのかな……」

ほむら「ええ」

マミ「あ、ごめんねっ二人とも。話し込んじゃってて」

さやか「いえ、大丈夫ですっ」

ほむら「構わないわ」

マミ「ありがとね。……それで、二人の事なんだけど」

マミ「キュウべえの言った通り、私と佐倉さんは知り合いなの」

マミ「その内面も知ってる……つもり」

マミ「美樹さんの心配する事には……ならないと思うわ。だから……」

マミ「もう鹿目さんの尾行は止めにしない?」

さやか「……」

ほむら「……そうね」

マミ「……!」

ほむら「知り合いが言うのなら、それは確かなんでしょう」

ほむら「だったら、止めた方が心労も溜めることなく、時間も有意義に使えるわ」

ほむら「そうなら止めた方が賢明ね」

マミ「そう、ね。その通りね」

ほむら「ええ。その方がよほど建設的」

ほむら「私は止めないけど」

マミ「え?」

ほむら「私はもともとまどかをまも……愛でる為に見ていたもの」

ほむら「目的が違う。あなたたちが止めても私が止める道理はないわ」

さやか「ほむらはこのまままどかのストーカーを続ける、と」

ほむら「そっ! ……そうよ……」

QB「君の名前はすけべぇ!」

ほむら「いい加減殺すわよ」

マミ「ま、まぁまぁ……」

さやか「だったらあたしも止めないかなー」

マミ「ど、どうして?大丈夫だって、えと、暁美、さん?」

ほむら「ええ。暁美ほむら、よ」

マミ「……も、そう言ってるし、何も危ない事なんか……」

さやか「いや、危ない人なら目の前にいるじゃないですか」

マミ「へ?」

さやか「……」ジー

ほむら「……何よ」

マミ「あー……」

ほむら「何よ!」

QB「……」

ほむら「お、お前まで……」

QB「僕と契約して性犯罪者になってよ!」

ほむら「」ブチッ

マミ「あ、暁美さんは……大丈夫なんじゃないかしら?」

マミ「ちょっと危ない気がするけど、事に及ぶことは無いと思うし」

マミ「だからもう……」

さやか「いいえ!そのちょっとも見逃せないんです!」

さやか「一瞬の油断が命取りっていう名言もあるぐらいですからね」

さやか「油断は出来ないんですよ!」

マミ「そ、そう……」

マミ「……」

マミ「あのね……悪いんだけど」

マミ「私は降りさせて貰うわ」

さやか「……」

マミ「察していると思うけど、私と佐倉さん、あまり良い関係とは言えないの」

さやか「だから……」

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

訂正

さやか「だから……」×

マミ「だから……」○

訂正

さやか「だから……」×

さやか「だから?」○

さやか「……駄目です!」

マミ「え……」

さやか「手伝うなら最後まで!」

さやか「ほむらがまどかを諦めるまで、佐倉って奴がまどかから離れるまで手伝ってください!」

マミ「そ、そんな勝手な……」

さやか「そこを何とか!お願いします!」

さやか「可愛い後輩の為を思って……ね?」

ほむら「自分で可愛いとか言っちゃうのね」

QB「わけがわからないよ」

さやか「うっさい!……てかほむら、キュウべえを苛めるのは止めたの?」

ほむら「ええ。無駄だからね」

QB「全くだよ」

さやか「……?まぁいいや」

さやか「マミさん……お願いします!」

マミ「……」

ほむら「……美樹さやか、あなたが何言ってるのか解ってるの?」

さやか「もちろん。解ってるよ」

ほむら「だったら……」

さやか「それでも、だよ」

ほむら「貴女……!」

さやか「お願いします!マミさん!」

マミ「私……」

ほむら「最近私の様子がおかしい」

QB「……ん、杏子とまどかが立ち止ったね」

QB「お見送りはお終いなのかな」

さやか「本当?そしたらあの佐倉って奴が居なくなったら、偶然を装ってまどかに突撃しようっと」

マミ「あ、あの美樹、さん?」

さやか「まぁまぁまぁまぁ!その答えはまどかに突撃した後で!」

さやか「はやく帰んないかなーあいつ」

マミ「美樹さん……」

ほむら「……」

ちょっと離席

―――

まどか「今日もありがとね。杏子ちゃん」

杏子「いいさ。てか、あたしが好きでやってんだからいちいちお礼なんかしなくていいっての」

まどか「てぃひひ。やっぱり優しい」

杏子「っち」

まどか「それでも、ありがと」

杏子「……ん」

まどか「それじゃ、また明日ね」

杏子「……」タッ

まどか「あ、行っちゃった……」

まどか「……」

まどか「でも、またいつもの場所にいてくれるよね……杏子ちゃん」

さやか「お、行った行った」

さやか「それじゃあお二方、まどかの元へ向かいますぞー!」

マミ「ええ……」

ほむら「わ、私も?」

さやか「当然!はいゴー!」ギュッ

ほむら「ちょ、ちょっと!」

さやか「おおーい!まどかー!」


まどか「えっ!?さ、さやかちゃん?それにマミさんも。あ、暁美さんも……」

さやか「おお愛しの嫁よー偶然だねぇ!こんなところで!」

さやか「これは運命が引きよせてくれたとしか思えないなぁ!」

ほむマミ(なんて白々しい……)

まどか「う、うん……そ、そうだねっ!えへへ……」

マミ「……こんばんわ。鹿目さん」

ほむら「……こんばんわ」

まどか「あ、こ、こんばんわ」ペコ

さやか「ところでまどか」

まどか「な、なに?」

さやか「さっき一緒にいた、ポニーテールの女の子って誰?」

ほむら(知ってるくせに……)

まどか「えっ!あ、え、あの……」

さやか「まどか?」

まどか(ど、どうしよ……杏子ちゃんに『アタシの事は人に言うな』って言われてるし……)

まどか(ど、どうしよう……)

まどか「えと……あの……」

さやか(誤魔化そうとしてるなー)

マミ(嘘考えてるのね……)

ほむら(嘘突こうとしてるおろおろまどか可愛い!!)

まどか「道に……そう!道に迷った所を助けてもらったの!」

さやか「いつもの用事みたいだったけど、それでも迷ったの?」

まどか「ぅ……そ、そうだよ。い、いつもと違う道で帰ろうって思って、それで……」

さやか「そこで偶然さっきの人に助けてもらったと」

まどか「う、うん……」

さやか「ふーん……」じー

まどか「……」ソワソワ オロオロ

ほむら(可愛い)

さやか「……なるほどねー!大変だったね。まどか!」

まどか「うん……えへへ……」ホッ

さやか「でも迷ったなら、あたしに連絡してくれれば良かったのに!」

まどか「さ、さやかちゃんに?」

さやか「うん。愛しい嫁の為なら何処へでも駆けつける」

さやか「それが夫の役目ってもんでしょ?」

まどか「えへへ……」

まどか「あ、そう言えば、さやかちゃん」

さやか「うん?」

まどか「なんでマミさんと暁美さんと一緒にいるの?」

マミほむ「!」

さやか「ああ、さっきまであたしたち喫茶店行ってたんだ」

さやか「魔法少女の会、みたいな感じで」

さやか「あたしは魔法少女じゃないけどねー」

さやか「ね、マミさん!ほむら!」

ほむら「え、ええ……」

マミ「そう、よ。ふふ、ふ」

まどか「そうなんだ。私も行きたかったなぁ……」

さやか「また今度やろうって話になってるから、次はまどかも誘うよ!」

まどか「いいの?ありがとう」

さやか「あ、その日はちゃんと空けとけよー?」

さやか「用事で駄目になったなんて言ったら、お仕置きしちゃいますからねっ」

まどか「う、うん……」

犬の散歩+飯食いいってきま

ただいま戻りました

それでは続きをば

さやか「よっしゃ!それじゃまどか、一緒に帰ろうかっ!」ギュッ

まどか「わっ!もう、またぁ!」

さやか「良いではないか良いではないか!ぬっふっふっふ!」

まどか「もう……てぃひひっ」

ほむら「……」むっすー

まどか「あ、そ、そうだ。暁、美さん?」

ほむら「な、なにかしら?」

まどか「さっき思わず聞きそびれちゃったけど、暁美さんもマミさんと一緒で……魔法少女なの?」

ほむら「……ええ。そうよ」

まどか「そうなんだっ。実は私もね、魔法少女になれるんだっ」

ほむら「……」

ほむら「……そう、なりたいの?」

まどか「うーん……マミさんと会ったころはなりたかったんだけどね」

まどか「今は……あんまりなりたくないんだ」

ほむら「……そうなの?」

QB「そうなんだよね……最近いくら誘っても、契約してくれないし困ってるんだ」

QB「どうだいまどか?今から契約は」

まどか「てぃひひ、ごめんね。それはちょっと嫌かな」

QB「そうか……残念だよ」

ほむら「……」

ほむら「どうして……嫌になったの?」

まどか「えと、契約することにすっごく反対する人がいてね」

まどか「その人の話を聞いている内に嫌になっちゃったの」

ほむら「……」

ほむら「そう……賢明ね」

まどか「暁美さんも反対なの?」

ほむら「ええ。……なってもいい事なんか一つもないもの」

まどか「そっか……やっぱりそうなんだね」

さやか「で、突然なんだけど、まどか」

まどか「え、なに?」

さやか「その人って誰?あたしたちの知り合い?」

まどか「あ」

さやか「……」

まどか「……」

マミ(やっちゃたわね……)

ほむら(おバカなまどかも可愛いわ……)

まどか「……あ、そ、そういえば、私!ママにお使い頼まれてたんだ!」

まどか「だ、だから、先帰るね!」ダッ

さやか「あ、ちょ、まどかまってっ!」タッ

マミ「あ、み、美樹さんっ!」

さやか「あ、マミさん『また』明日!」

さやか「ほむらもねっ!じゃあねー!」タッ

さやか「まどかー待ってったらぁっ!」


ほむら「……行っちゃったわね」

マミ「ええ……」

ほむら「アレ、多分明日も貴女を手伝わせるつもりね」

マミ「……」

ほむら「どうするの?」

マミ「……」

マミ「今日は……帰るわ」

ほむら「……そう」

ほむら「優柔不断は身を滅ぼすわよ」

マミ「……」

ほむら「私も行くわ。仕事があるもの」

QB「す」

ほむら「……」

QB「……」

QB「すけべぇっ!」ダッ

ほむら ダッ

ぎにゃあぁああああ……


マミ「……行かなくてもいいのよね」

マミ「美樹さんが勝手にやってる事なんだから……」

マミ「でも……」

マミ「……」

マミ「……佐倉さん……」

翌日 放課後

さやか「まどかっ!一緒に帰ろう!」

まどか「あ、ご、ごめんね。また用事……」

さやか「またぁ?最近多くない?」

まどか「う、うん……ごめんね」

さやか「いやぁ、いいけどさぁ……」

さやか「またどういう用事か教えてくれないんでしょ?」

まどか「うん。ごめんね……」

さやか「むー……最近嫁の付き合いが悪くてさやかちゃんは心配してるんだよ?」

さやか「悪い男に騙されてるんじゃないかって気が気で……おーいおい……」

まどか「てぃひひ……それはないから。大丈夫」

さやか「そう?何かあったらすぐに言うんだよ?」

さやか「すぐにあたしが駆け付けるから!」

まどか「てぃひひっ、ありがと、さやかちゃん」

さやか「貴女の為なら、何処へでも」キリ

まどか「もー、やめてってば、てぃひひっ」

さやか「にゃはははっ!」

まどか「あ、また代わりといってはなんだけど……」ゴソゴソ

まどか「くうかい?」スッ

さやか「さんきゅ」モグモグ

まどか「てぃひひ、それじゃあさやかちゃん。また明日ね」

さやか「おうよー」

さやか(もうすぐ会う事になるけどねー)

ほむら「……」ススス

ガッシ

ほむら「……」

さやか「……」

さやか ニカッ

ほむら「……」

ほむら「はぁ……」

廊下

マミ「……なんで私美樹さんの所に向かってるんだろう……」

マミ「約束もしてないのになぁ……」

QB「嫌だったら行かなきゃ良いじゃないか」

マミ「そう、なんだけどね」

QB「ならどうして?」

マミ「……わかんない」

QB「解らないのに向かってるのかい?」

マミ「……」

QB「意識に映らない、暗澹たる目的の為に行動する。それは人間が良くやる行動だけど」

QB「僕にはその行動が全く理解できないよ」

マミ「そうね……私にもわからないわ」

QB「やっぱり変だ。君たちは」

マミ「ふふ、本当ね」

マミ「……あ」

QB「さやかと……ほむらまでいるね」

マミ「ええ……ふふ。暁美さん嫌な顔してる」

マミ「多分、美樹さんに連れてこられたのね」

QB「ふーん……御苦労さまだね。あのすけべは」

マミ「スケベって……それ、女の子に行っちゃ駄目な言葉よ?」

QB「でも、君たちの定めた性犯罪を犯す人間は、スケベって言うんだろう?」

マミ「性犯罪……はしてないわよ。性犯罪は」

QB「でもそれに触れそうな事はしてるだろう?」

マミ「……まぁ」

QB「じゃあやっぱりほむらはスケベじゃないか」

マミ「……うーん……」

QB「暁美ほむらはすけべ!」

マミ「わ、わかったから、もう言わない方が良いわよ?」

QB「なんでだい?僕は事実を言っているだけじゃないか」

QB「事実は事実。それに怒ったって事実は変わらない」

QB「それを騒ぎ立てるなんてどうかしてるよ」

マミ「解ったから、も、もうやめましょ、暁美さんが凄い顔でこっち見てる」

QB「事実を言って何が悪いんだい?」

QB「暁美ほむらはスケベ!スケベなんだ!」

QB「だから」

むんず

QB「ん?」

ほむら「……」

QB「ちわっす。すけべ」

ほむら「ええ。こんにちは」ニコッ

QB「すけべ。どうして僕の頭を鷲掴みにしてるんだい?痛いじゃないか」

ほむら「何故だか解る?」

QB「解らないな。僕が君に何かしたわけでも無いし」

QB「いたいいたい。頭に爪が食い込んでる!止めておくれよ!」

ほむら「止めて欲しい?」

QB「ああ、なるべく早くが良いね」

ほむら「そうそれじゃ今すぐ放してあげるからね?」ニコ

QB「それはありがたい。はや」

ブンッ!

ほむら「放してやったわよ」

マミ「さよなら……キュウべぇ」


ぎゅっぷ!!


ほむら「行きましょう」

マミ「ええ……」


さやか「……来てくれたんですね。マミさん」

さやか「ありがとうございます」ペコ

マミ「いえ……」

さやか「ほむらもね」

ほむら「……ふん」

さやか「それじゃあ皆さん!まどかの尾行二日目!開始しましょうか!」

マミ「美樹さん声、声大きいっ」

ほむら「……はぁ……」

さやか「それじゃあしゅっぱーつっ!」

マミ「は、恥ずかしい……」

ほむら「勘弁してよ……もう……」

スタスタ

公園 藪の中


さやか「はい到着!」

ほむら「ねぇ、美樹さやか……」

さやか「さやか!」

ほむら「……え?」

さやか「フルネームで呼ぶのって呼び辛くない?」

ほむら「だから……名前で呼べと?」

さやか「いえっす!」

ほむら「でも私たちそんなに……」

さやか「ん?」

ほむら「……わかったわよ」

ほむら「……」

ほむら「…………さやか」

さやか「うむ、何かな?」

ほむら「……」

ほむら「あ、あのね。もうちょっと観察にマシなとこって無いの?」

さやか「無い!」

ほむら「そう……」

マミ「あはは……」

マミ「まぁ場所はともかく……美樹さん」

さやか「ん、なんですか?」

マミ「鹿目さんから佐倉さんを、あと暁美さん?も引き離す手伝いをしろって言ったけど……」

マミ「何かその為の作戦みたいなものはあるの?」

さやか「ありますよ」

マミ「え?本当?」

さやか「ええ。ですから安心してください!」

マミ「え、ええ……」

マミ(安心できないのは私だけ……?)

ほむら(安心できないわ……)

さやか「あ、来たよ」

さやか「皆、静かにね」

マミ「ええ……」

ほむら「貴女にだけはそのセリフ、言われたくないわ……」

そしてさやかの考える作戦を考えていない>>1であった。

風呂入るついでにかんがえてきま

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