二次嫁「まだ寝てるんですか……」俺「あー……」 (181)

二次嫁「早く起きてくださいよ……」

俺「うーん……」

二次嫁「昼間っから寝っぱなし……」

二次嫁「こうなったら>>5をして起こしてやりましょう」

二次嫁「これなら確実に起きるでしょう」

PCのモニタを割る

二次嫁「元はといえばこのPCが俺を昼間まで起こさせたんですよね……」

二次嫁「ならば……やっちゃいますか!」

二次嫁「俺ー!聞こえてますかー!」

俺「んー……」

二次嫁「もしも、10秒以内に起きなければ私がパソコンのモニターを割ります!」

俺「あー……」

二次嫁「わーりーまーすーよー!割りますったら割ります!はい!カウントダウン開始!」

俺「あーん……」

二次嫁「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1……」

俺「うーん……」ゴロンッ

二次嫁「ゼロォッ!」グシャァッ

バリィィィン

俺「あああああああああああああ!?」ガバッ

俺「くぁwせdrftgyふじこlp!」バタバタ

二次嫁「グッドモーニング♪随分元気そうですね♪」

俺「元気そうですねじゃねぇよ!なんだよこれはああああああ!」

二次嫁「えー、私キチンと言ったんですけどねー」

俺「俺は聞いてなかったぞ!おい!」

二次嫁「えー、でも聞かなかったほうが悪いですしー」

二次嫁「昼間までパソコンやってるのも悪いですし-?」

俺「俺のビスタちゃん………」

二次嫁「ま、今までパソコンやりすぎってこともありましたし」

二次嫁「キチンと反省してください」

俺「うぅ……俺のビスタ……」

二次嫁「ところで今何時くらいだと思います?」

俺「じ、10時くらい………」

二次嫁「うん!大体合ってますね!で、ご飯は?」

俺「昨日の夜から何も……」

二次嫁「はい、じゃあ今から作ってあげまーす」

二次嫁「卵かけでいいですよね?あ、卵ありませんでしたね」タッタッタッ

俺「まぁ、新しいの買えばいいか……」

俺(あーあ、パソコン壊れちゃったな)

俺(どうすりゃいいんだろう……)

俺(パソコンなくっちゃあ何も出来ないしなぁ……)

二次嫁「はい、どうぞ」ダンッ

俺「えっと……これは……」

二次嫁「白米ですよ、食べて食べて」

二次嫁「ちなみにおかずは一切ありませんからね」

俺「い、いただきます……」モチャッ

二次嫁「ほら!昨日出したゴミキチンと片付ける!」ゲシゲシ

俺「うっ……」

二次嫁「なんですかこのティッシュの量は!何してたんですか!」

二次嫁「これ全部袋にまとめて!いいですね?」パサッ

俺「ヒ、ヒャイッ!」

二次嫁「……チンタラやってないでもっと素早く!」

俺「はぁい!」サッサッサッサッ

二次嫁「まったくもう……」ハァ……

二次嫁「……疲れるなー……」

二次嫁「俺、ちゃんと自分の部屋の掃除終わったら散歩行きませんか?」

俺「散歩?」

二次嫁「>>17とかに、久しぶりに行きませんか?」

俺「あーうん……いいよ……」

二次嫁「あぁ、あとスマートフォンも解約しておきましたから」

俺「……はあああああああああああああああああああああああ!?」

俺「おいちょっと!どういうことだよ!」

二次嫁「キチンと前に忠告してましたからね、私は……」

現実

二次嫁「ほら、着きましたよ……っと!」

俺「うぅ……現実かぁ……」

二次嫁「たまには現実に行かないと、ね?」

二次嫁「ここで時間潰してても無駄なだけですよ?」

二次嫁「しかも結局やるのはパソコンですし……」

二次嫁「最初こそは私を物珍しそうに見てましたけど後からは私を物扱いですからね」

二次嫁「私も、ウンザリしてたところなんですよ」

二次嫁「現実で心洗ってきなさい」

俺「二次嫁……でも、俺は……」

二次嫁「キチンと心を洗ってからこちらにきてくださいね?」

二次嫁「でなければ?いいですね……」

パサッ

俺「……離婚届……?」

二次嫁「もしもまたここに来た時にそんなダラダラした性格だったら」

二次嫁「その時は離婚させていただきますからね」

二次嫁「私は一切冗談を言っていませんからね?」

二次嫁「そもそも貴方が望んで私を嫁にしたんでしょう?」

二次嫁「婚姻届も何も無しに突然結婚されたらひとたまりもありませんよ」

二次嫁「会ったこともないのに結婚してましたから私が好きでしょうがない人だと思ってたら」

二次嫁「昼間までパソコンやるだけの男だったとはね」

二次嫁「電気ばっかり盗んでいって、私の食料まで盗んでいって」

二次嫁「利益を生み出さずに私に寄生するなんて夫のすることですか?」

俺「で、でも……嫁として愛してる気持ちは本当で……」

二次嫁「そんな愛、全く感じないんですが」

二次嫁「例え愛があったとしてもですよ……」

二次嫁「愛だけで世の中うまくいくと思ってんじゃねぇぞ?」ズイッ

二次嫁「とにかく腐った根性なおしてからコッチ来い、いいな?」

俺「は、ハイ!」

二次嫁「……ふー……やっと言いたいこと言えましたよ……」

二次嫁「こんなお嫁さん嫌ですよね?」

俺「い、いや、それでも二次嫁の事は好きだよ……」

二次嫁「……私に相手したのってたった一週間きりですよね」

俺「ウッ……」

二次嫁「……ったく、手間がかかるんですから……」

二次嫁「隠してたんですけど、気になる男がいるんですよねこの世界に」

俺「……」

二次嫁「そっちの方が性格もいいし、顔もなかなかのものですから」

二次嫁「ぶっちゃけ早く離婚したいもんなんですがねー」

俺「……行ってきます」

二次嫁「はいはーい、いってらっしゃーい」

俺「ハッ……!」ガバッ

俺「……夢かぁ……」

俺「6時半……まだ早いな、二度寝するか?」

俺「……二次嫁のためにも頑張らないとな……」

俺「よっしゃ!部屋の掃除でもしてみるか!」

俺「全くしてなかったからなー」

俺「うーん、ホコリが溜まってる溜まってる」

俺「俺の積もりに積もったプライドみたいに溜まってるわ」

二次嫁「……お、虹男さん!」

虹男「あ、二次嫁さん!また会いましたね!」

二次嫁「昨日、家の居候が出て行きましたよー!」

虹男「あぁ、あの腐った人間?お世辞にも良い人とは言えなかったからねー」

虹男「良かったじゃん!」

二次嫁「えぇ!私も朝から本当スッキリしてまして……」

虹男「それじゃ、折角だしどっか行く?」

二次嫁「いいですね、買い物でもしましょうか」

虹男「おー、んじゃどこに行く?」

二次嫁「えーっと………………」

虹男「うん………あー……あそこね……」

俺「ふー、時間かかったなー」

俺「やっと終わったよ……あー、いい汗かいた」

俺「んじゃ、ゴミをまとめてっと……」ガサガサ

俺「……久しぶりに散歩でもするかな」

俺「でも着ていく服もないしなー」

俺「仕方ないな、部屋着で買いに行くか」

俺「といっても電車乗らなきゃだしなー……まぁいっか」

クスクス……ゲラゲラ……

俺「………」テクテク

パシャアッ……キャハハハハッ………

俺(学生だらけじゃねぇかよ……)

俺(……早く電車乗って降りよ……)

ポンポンッ

DQN「ちょっとそこのおっさんwwww」

DQN2「それパジャマだよねwwww」

俺「……これしか着る服がないんだよ」

DQN「え、あぁ……そっすか……」

DQN2「あ、うっす……」

俺(……なんだ、意外に話通じる奴もいるんだな)

俺(カツアゲでもされるのかと)

しま◯ら

ゴフッ……プクク……

俺(……視線が痛い)

俺(とっとと服買って帰らないと……)

店員「さ、さぜぇーっにwwwwグフフッwwwwプガッwwww」

店員「ご、ごはっwwwwし、失礼しましたwwwwごひゃくwwww」

俺「……」スッ チャラッ

店員「ごじゃーすwwwwゴフッwwww」

俺「……」コツコツ

ウィーン

ギャハハハハハハハハッ!

俺「何が悪いんだよ……」

ガチャッ

母「あ、あんたどうしたのー!外なんて行っちゃって!」

俺「着る服ないから買ってきたんだよ」

母「あんた、部屋の外すら出たこと無かったのに……」

俺「シャワー浴びたいんだけどいい?」

母「ええべええべ!入りな!」

俺(シャワーなんていつぶりだろうな……)

俺「よし、後でこの服きてどっか行くか」

二次嫁「今日はありがとうございました!」

虹男「あー、うん!いいですよ別に!こちらこそありがとうございました!」

二次嫁「その、虹男さん……」ドキドキ

虹男「どうしたんですか?」

二次嫁「あの、虹男さんの事……」

虹男「ほぅら、言ってみて!」ニコニコ

二次嫁「……やっぱなんでもないです!」

虹男「んー、そっか、残念!」

虹男「じゃ、明日は待ち合わせとかしない?」

二次嫁「え、いいんですか?」

虹男「もちろん!二次嫁ちゃん結構可愛いしね!」

二次嫁「は、はい///」

虹男「……後は家に帰って寝るだけか……」

虹男「いや、まだやり残したことがあるか」

虹男「ふー……」カチッカチッカチッ

From 虹男

Sub 別れよう

本文

ごめん

二次嫁「そういえばあの人今何してるんでしょうかね」

二次嫁「まぁあの人のことでしょうからパソコンでも見てるんでしょう」

二次嫁「あー、気持ちが楽ー……」

二次嫁「解放されたって感じ……」



俺「そろそろ寝るか……」

俺「あー……久しぶりにこんなに疲れたなぁ………」

俺「こういうのが意義のある生活っていうのかな……」

俺「……ん」

俺「野原……っと、公園か……」

俺「ってことは、来ちまったのか……」

俺「現実は駅だしな、ここからだと遠いんだよな」

俺「更に二次嫁の家の前を通らざるを得ないから二次嫁に見つかる可能性も……」

俺「まぁ今回のは事故ってことで見逃してもらうか、見つかったときは」

俺「さーてと、歩こ歩こ」



二次嫁「……寝付けない」

二次嫁「虹男さんの事考えるとドキドキしちゃう……」

二次嫁「……てか!全く、私らしくない悩みですねー」

二次嫁「なんであんなに出来た方なんでしょうね、虹男さん!」

二次嫁「うーん、気分転換!」テクテク

ガラッ

二次嫁「あー!気持ちいー!」

二次嫁「深夜の空気は一味違いますね!」

二次嫁「んー……もうちょっといましょうか」

二次嫁「深夜のベランダって素敵!」ゴロンッ

ガサガサ……

二次嫁「……ん?」

二次嫁「何か蠢いている……不審者の予感!」

二次嫁「ちょっとカメラ!カメラ持ってこないと!」

タッタッタッタッ

ダダダダダダッ

俺(あ、あっぶねー……)

俺(なんでこんな時に限ってベランダにいるんだよぉ……)

俺(草むらが手入れされてなくてよかったー……)


二次嫁「どこだどこだー!不審者ー!」

二次嫁「およ?……いない……」

俺「はー、やっと駅に着いた……」

二次女「……なんで、なんでなんでなんで!」

俺(……どうしたんだろう)

二次女「なんでいきなり別れようなんて……」ヒッグ

俺(失恋か……俺も実際しかけてるから分かるなー)

二次女「虹男ぉ……」

俺(……え?)

俺(こいつ、なんて言った……?)

次元線、現実行きー、ドアが閉まります

俺(あ、ヤベッ!)ダッ

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

俺(……虹男……虹男……)

俺(どうも引っかかるような……)

俺(思いだせ………確か、どっかで……)

俺(うぅ……)

俺(駄目だ……確かに引っかかるのに……)


二次嫁『あー、◯◯……□……』

俺『……』カタカタ……

二次嫁『◯◯……×△……』

俺『……』カタカタ……カタカタ……

俺「……!」ガバッ

俺「………」ハァ……ハァ……

俺「……!虹男!虹男!虹男!虹男!」

俺「くそっ!」ボカッ

俺「……6時半か、一応部屋の掃除しとくかな」

俺「毎日しとかないと汚いしな」

俺「ったくー、ゴキブリ出なかったのが本当幸運だよなー」

カサカサ……

俺「あああああああああああああああ!?」

俺「一匹みたら三十匹……一匹みたら三十匹……!」

俺「し、しねぇぇぇぇ!」

バシンッ

俺「……あ、素手……」

アアアアアアアアアアアアアアア!

ジャアアアアアアア

母「どうしたのー?朝から騒いでー」

俺「いやああああああ!おおおおおおおああああ!」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

母「何したん?あんた……」

俺「ゴキブリ殺しちゃったんだよぉ!」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

母「そんくらいやっときゃ大丈夫だって!ほら!剥ける剥ける!」

俺「風呂はいるぅ!」

母「………どうせ死体はほったらかしなんだろう?」

母「やってやるよ……よいしょっと……」

俺「あー、ひどい目にあったー」

母「……俺ちゃん!なんだいこの部屋!」

母「すごいキレイやないけ!」

俺「あー、掃除したからなー!」

母「お前も大した奴になったなー!」

俺(まぁこれが基本なんだと思うけど……)

俺(俺ってクズだったんだなぁ……)

プルルルルル……

二次嫁『もしもし?◯◯……△×□△××……』

俺『……zzz』

俺『……あん?』


俺「………!」

俺「……まただ……やっぱ何か思い出したんだけどなー……」

俺「やっぱ何か……引っかかる……」

俺「虹男って奴の事考えねぇとなぁ……」

俺「ちょっとシンキングタイムといきますか……」

チュンチュン……

俺「あー、鳥の鳴き声いいわー」

俺「俺が聞くのってカラスくらいだったもんなー」

俺「あー、でもパソコンやってた時聞こえたことあるなー」

俺「もう鳥のなく時間かって思ったりしたっけ」

俺「嫌な気持ちだったけど今じゃ清々しいなぁ!」

俺「……さーて、駅の学生共の会話でも盗み聞きしてくるかな」

ガヤガヤ……ガヤガヤ……

俺「あー、学生がいっぱい」

モシモシー?K?ウチウチー

俺「あ、ギャルだ」

三番線、ドアが閉まります、ご注意ください

俺「ふー……なんか買って食うかな

俺(……虹男の話が出たのは駅なんだよなぁ……)

俺(……んで、女が確か、あんな感じの場所かな?で、メールを見て泣いていた……)

俺(んー……んで、なんか二次嫁の事を思い出すんだよなぁ、虹男って聞くと……)

トントンッ

DQN「おうwwwwお前この前のおっさんwww?」

DQN2「服買ったのwww?良かったじゃんwwww」

俺「あぁ、お前らか、どうだ?一口いるか?」

DQN「おっwwwwいいねぇwwwwんじゃ肉もらうわwwww」

俺「おいおい、やめろよ、肉は俺が食うんだよ」

DQN2「おっさん今日はどこ行くの?」

俺「ん、今日はたまたま駅に来ただけ」

DQN2「さみしっwwww俺らとゲーセンでも行かねwwww?」

俺「こら、学校いけよ」

DQN「うぇーいwwwwwDQN2何言っちゃってんのお前wwww」

DQN「怒られるに決まってんだろwwww」

DQN2「さっせんしたwwwww」

俺「……あぁ、うん……」

DQN「wwwwww悩みあるなら聞くよ?」

俺「は?」

DQN「いやいやwwwおっさんすっげぇ悩んでたしさっきwwww」

俺「んじゃあ、お前らのこと信じていいの?」

DQN「大丈夫大丈夫wwwww俺らこう見えても結構学校じゃ真面目だしwwww」

DQN2「もしかして恋愛とかの悩みだったりする~wwwww?」

俺「……信じるも信じないもお前らの勝手だぞ?いいな」

俺「信じないなら信じないって言ってくれよ」

DQN「うぇいうぇいwwww言ってみろってwwww」

俺「………………つーことだよ」

DQN「っぶwwwwwwおっさん頭大丈夫かwwwww?」

DQN2「ていうか社会のゴミじゃねぇかよwwww本当だったらそうなるのも当たり前だわwwwww」

俺「信じなければそれでいいよ、うん」

DQN「まぁ、仮に本当だとすると、ねwwwwwお前虹男って名前引っかかるんだろwwww」

俺「うん……」

DQN「そwwwwれwwwwどう考えてもwwwwwwww」

俺「……?」

DQN2「おっさん察し悪いねwwwwwwww」

DQN「虹男ってのは二次嫁って子の浮気相手だよwwwwwwww」

DQN2「普通こう考えないかwwwww?引っかかるって事は絶対誰かから聞いたことだってwwww」

DQN「ほら、自分が気付いてないうちに二次嫁って子が口に出してたとかwwwwww」

俺「……………あー……」

DQN「ちょっとおもしろいから俺今日学校サボるわwwww」

DQN2「俺も俺もwwwwちょっと置いておけないなぁwwwww」

俺(確かにそう言われてみると……)

二次嫁『もしもし……虹男……◯◯◯◯◯……』

俺(……しっくりくるぞ………)

俺(できればもう少し……)

俺(……くぅ、思い出せない)

DQN「でさwwwwその世界ってどうやって行くんだよwwww」

DQN2「俺らにも行かせてくれよwwwwwずりぃよおっさん一人でwwww」

俺「あ、あぁ……じゃあさ、夜の8時、ここに来てくんない?」

DQN「んだよwww今すぐじゃ無理なのかよwwww」

DQN2「早くしねぇと寝取られるぞwwwwwww」

俺「……!」

俺「…………そ、そうか」

二次嫁『もしもし……虹男……寝』

俺(そうだ確かこんな事……寝……寝……)

二次嫁『もしもし……虹男……寝ましたよ、アイツなら……』

俺(……そ、そうだ!確か……こんな感じで……)

二次嫁『えぇ……もうウンザリです……ん、家に来い?』

二次嫁『居候を追い出した後に、時間があけば……はぁ……』

二次嫁『……その時は楽しい時間過ごさせてやる……』

俺(あ、ちょっとヤバイわこれ)

俺「ちょっと不良の学生君」

DQN「うっすwwwwま、俺DQNって名前なんすけどねwww」

DQN2「俺はDQN2っすwwwwよろしくwwww」

俺「とりあえず、早急にその世界に行く方法を教えてやる」

DQN「おうwwww」

俺「とりあえずお前ら、俺の家に来てくれ」

二次嫁『隠してたんですけど、気になる男がいるんですよねこの世界に』

二次嫁『もしもし……虹男……寝ましたよ、アイツなら……』

俺(昨日の段階ではまだ家にいたな……!)

二次女『なんでいきなり別れようなんて……』ヒッグ

二次女『虹男ぉ……』

俺(頼むぞ、間に合ってくれ………)

DQN「おっさんまだー?」

DQN2「どこらへんっすかー」

俺「こっちだ!もう近く!」

ガチャッ

母「あら!俺!お帰りー!」

俺「ただいま」

母「ちょ、ちょっと何よこの不良達!」

DQN「こんにちは!すみません、こんな髪型ですが親に無理やりセットされたもんで……」

DQN2「どうか許してくれませんかね、この方と大事な話があるんです」

母「……許可する」

DQN「うっし!」

俺「いいか!ここで横になれ」

DQN「ここで横になるだけっすか?」

俺「えっとだな……その後は」

俺「電車の踏切音を考えろ、んで電車が近づいてくるのを想像してろ」

俺「人身事故みたいなのあるだろ?飛び込んだ時に電車の顔を見るような感じだ」

俺「ぶつかったらまたぶつかる前から想像して、とにかくループさせとけ!いいな!」

DQN「こんなんでいいんすか?」

俺「俺の部屋以外じゃ無理なんだよ!不思議な力があるんだよ俺の部屋には」

DQN2「不思議の力って何wwwwwwっw」

俺「んじゃ、くれぐれも寝落ちするなよ」

DQN「うーっすwwww」

DQN2「うぃーwwww」

俺「………」

カンカンカン……


俺「……!」ガバッ

DQN「……ウオッ!」ガバッ

DQN2「……うぇあ?」ムクッ

俺「……皆いるな……」

DQN「ところで質問あるんすけどー」

俺「……どうした?」

DQN「帰る時どうすればいいんっすかwwww?」

俺「……駅で次元線に乗れば着くよ」

DQN2「んだよそれwwwwwまぁいいや、覚えとくwwww」

DQN「とりあえず案内してくれよwwwww」

俺「ん、あぁ」

俺「こっちが二次嫁の家だな……」

俺「多分あいつもう虹男のところ言ってるから誰もいないと思う」

俺「そ、し、て……」チャラッ

DQN「うぇーいwwwww合鍵ってやつーwwwwww?」

俺「一応作っといて良かったよ……まさかこんな事に役立つなんてな」

DQN「ちょっと関係あるかもしんねぇけどwwww」

俺「ん?どうした、DQN」

DQN「俺、浮気とかすっげぇ嫌いなんスよwwwwww」

DQN「虹男って奴見つけたらどうするかわかんねぇけどいいすかwwww?」

俺「……あぁ、存分にやってくれ、お前らは電車に乗って逃げればいいんだし」

DQN2「じゃ、案内してちょーwwww」

二次嫁宅


ガチャッ

DQN「おー、キレイ」

DQN2「まさに女の部屋って奴っすねwwww」

俺「……さて、これはこれは……」

◯月×日

□□タワー

DQN「良かったじゃんwwwカレンダーに書いてあってwwww」

俺「多分これ約束したの昨日だよな?」

俺(……すっげぇ楽しみなんだな)

DQN2「で、□□タワーってどこよwwwww」

俺「ちょっと電車にのるけどいいか?」

DQN「あぁ、構わないっすよwwwwww」

俺「……今は正午か」

DQN「もしかしたら男の方すでにムラムラしちゃっててなwwww」

DQN2「おいおいwwwwそんな事あったら俺マジでそいつのこと殺すよwwwww?」

ガタンゴトン……

俺「いいか?俺は正面の入り口で待機しとく」

DQN「あ、うぃっす!」

俺「DQN、お前は南の入口、DQN2はタワーの中で探してくれ」

DQN2「うぃーwwww」

DQN「そんくらい余裕っすよwwww」

次は□□タワー前、□□タワー前

俺「ん、着いたか」

DQN「できれば気付かれないようにさwwww」

DQN「よっとwwww」

俺「ちょ、なんだこれ」

DQN「いいだろ?ウィッグだよウィッグwwwwかつらみたいなもんwwww」

DQN2「おまけにサングラスとかどうかしらwwww?」

DQN「ちょwwww最高wwww」

DQN「まぁこれで変装しとけよwwwww」

俺「……ありがとな」

俺「お前らみたいな奴はゴミしかいないと思ってたよ」

DQN「そこらへんのゴミとは一緒にしないでくだちゃいwww」

2時

俺「……」フー

俺「……!」ビクッ

俺「人違いか……」


DQN1「ふぉーwwwwwいいなwwww可愛い子ばっかじゃんwww」

DQN1「最高だなここwwwwwまぁ俺は向こうの方がいいけどwwwww」


DQN2「うぃーっすwwwwwさぜーっすwwwww」

DQN2「いねーなーwwww」

5時

俺「……暗くなってきたな……」

俺「……!」

二次嫁「で、この後どうするんです?」

虹男「あぁ、あっちのレストランに行こうか、△レストランね」

俺「……」タッタッタッタッ

DQN1「お、どしたんすか?」

俺「見つけた、次に行くのは△レストラン」

DQN1「あぁ、駅の近くにありましたねwwwwじゃあDQN2よびますわwww」

DQN「先行っててくださいwwwww」

俺「……」タッタッタッタッ


プルルルルル……

DQN「うーっすwwww」

DQN2「うぇーいwwwwみつけたん?」

DQN「次の場所は△レストランだってよwwww」

DQN2「はぁwwwwどこだよそれwwww」

DQN「駅の近くにあったやつだよwwwwまぁとりあえず南入口来いよwwwww」

DQN2「うっすwwwww」

△レストラン前

DQN(うーっすwwwww)

俺(おう、お前ら)

DQN2(で、どの子っすかwwwww)

俺(あれ、あの青い髪の)

DQN(おぉwwwwいいじゃんwwwww)

DQN2(つーか俺ら何も二次嫁さんの特徴知らされてなかったよな?)

DQN(もし南入口から出てたらどうしてたんだよマジでwwwww)

俺(……すまなかった)

DQN(まぁいいやwwwww結果良ければ全て良しwwwww)

DQN2(ここにかたまるのもまずいから俺ちょっと向こういってるわwwww)

虹男「……どうだい?」

二次嫁「うん!美味しいです!」

カランカラン……

店員「いらっしゃいませー」

虹男「そうだな……このワインとかどうかな?」

二次嫁「ん、随分と高そうな物ですね……」

虹男「飲んでみない?」

二次嫁「じゃ、お言葉に甘えてー」

虹男「……」チョロチョロ

虹男「おや、変な客がきたね」

二次嫁「へ?」クルッ

虹男「……」サラサラ

DQN「……」スタスタ

虹男「さ、飲んでごらん」スッ

二次嫁「は、はい!」スッ

ガシャーン

DQN「おっと痛ってぇwwwww」

虹男「なっ!」

二次嫁「あちゃー!すみません!」

DQN「いやいやwwwいいんすよwww俺がちょっとよろけちゃったからwwww」

虹男「………」チッ

虹男「で、どうしてくれるんだ?これは」

DQN「えっと、とりあえず店員でも呼べばいいんじゃないんすかね?」

虹男「……弁償してもらおうか」

DQN「んじゃ大体5万円くらいかなwwwwほいwwww」ポンッ

虹男「え、あぁ……」

DQN「文句ないっすよねwwww」

虹男「あぁ……」

DQN「しかしマイグラスとはねーwwwwwまさか持ち歩く人がいたとはwwww」

虹男「あまり店のグラスは使いたくなくて……」

DQN「ま、いいやwwww俺ちょっと気まずいし出ますwwwww」

DQN(おっさん、アイツ惚れ薬みたいなのワインに混ぜようとしてましたよwww)

俺(惚れ薬……すげぇなこの世界)

DQN(まぁ俺が防いでおきましたけどwwwww)

俺(まぁ、普通に食事してるみたいだな)

DQN(あ、やべぇよwwww出るよwwww)

俺(おっと!それはまずい……コッチ来い!)

DQN(うーっすwwww)

二次嫁「で、どこなんですか?」

虹男「え?どこって?」

虹男「あぁ……そうだね、もうこんな時間か」

虹男「来なよ、**マンションだよ」

二次嫁「ほえー、**マンションに住んでるんですかー、金持ちですねー」

虹男「それほどでもないよ……じゃあ、ついてきて……」

DQM(おいwwwwやべぇよwwwwコッチ来るwwww)

俺(**マンションかよ、ちょ、マジでバレるぞ)

俺(逃げる場所ちょっと考えてりゃ良かったな……)

俺(あぁもうwwwこっちくるwwww)

俺(終わったwwwww)

DQN(何で俺達の真似してんすかwwww)

俺(だってwwwwこれwwww完璧にwwww見える範囲wwww)

俺(バwwwwwレwwwwルwwwwのwwww確wwwww定)


虹男「ここを真っ直ぐ行ってー……」

二次嫁「ふむふむ……」

DQN2「あいよー!ちょっとそこのお姉さんたちー!」

二次嫁「へ?」

DQN2「ちょっとそこのカラオケ寄って行かない?安くしとくよー!」

二次嫁「あー、でもそういうのは……」

DQN2「いいじゃんいいじゃん、ね?」テクテク

虹男「ちょっといいかな?悪いけど私たちは自宅へ向かうところなんです」

DQN2「ヒューヒューwwww熱いねーwwww」テクテク

DQN2「でもさ、ちょっとくらいでもいいから、ね?安くしますからwwww」

虹男「やめてください、これ以上続けると訴えますよ?」

DQN2「それを言われたらたまらんwwwwじゃあそろそろ諦めるとしますかwwww」テクテク

虹男「ったく……勧誘ってのはどうしてこうもしつこいんだろうな……」

二次嫁「ま、稼ぐのに必死なんでしょう、でもそういう姿も嫌いじゃないですよ私」

虹男「ふーん……」

DQN2「……」タッタッタッタッ

DQN2(ウッヒャヒャヒャwwwwヒャヒャwwww危なかったっすねwwww)

俺(心臓に悪かった……)

DQN1(もうマジで終わりかと思ったよwwwwwすげぇなお前wwww)

DQN2(演劇とか向いちゃってるかなwwwww?)

俺(とにかく一安心だ………)

俺(よし、このまま尾行するぞ)

**マンション

虹男「ほら……ここの10階さ」

DQN(おいちょっとwwwwこのマンション誰でも入れるぞwwwwクソ無防備wwww)

DQN2(まぁラッキーじゃねぇかよwwwwんでこの後どうすんの?」

DQN(それを今考えるんだよwwwww)

俺(ありがとうな、お前ら、ここまで……本当に……)

DQN(そういうの言うのは終わってからにしましょwwww)

DQN2(俺達は今でもアイツのこと殴りてぇんスからwwww)

俺(……あぁ)

**マンション……10階

虹男「さぁ……こっちだよ……」ガチャッ

二次嫁「おぉ!マンションなのに広い!」スタスタ……


ウィーン……

ウィーン……

チーン!

DQN(その名も、ゴリ押し作戦wwww!)

DQN2(結局ゴリ押しかよwwwww)

俺(とりあえずそのゴリ押し作戦とやら実行してくれ……)

俺(俺達は横で待ちぶせしてるからな)

DQN(うーっすwwwww)


ピンポーン

虹男「……おや?ちょっと待っててくれ」

DQN「あのーすみませんwwwwアンタのことつけてきたんすけどwwww」

虹男「……あなたでしたか、何の用ですか?」

DQN「いえーwwwwあのーwwww服汚れたんスよwwwwさっきのでwwww」

虹男「はぁ………」

DQN「だからwwwwwちょっと弁償してほしいんすよwwwww」

虹男「………失せろ」

DQN「頼むからwwwwwほらwwwwそこのビッチもなんか言っちゃってよwwww」

二次嫁「ビ、ビッチ!?」

虹男「おい!お前今二次嫁のことなんて言った!」ガチャッ

DQN「はいはいはいはーいwwwwどーもどーもwwww」バキッ

虹男「ぐべあっ!」ドサッ

DQN2「うーんwwww遂にクズの巣に到着しましたかwwww」スタスタ

俺「……」スタスタ

二次嫁「お、俺!?」

俺「……アイツの携帯はどこにある?」

二次嫁「……」チョイチョイッ

俺「……そっちか」

DQN「おうおうおうおうwwwwお前何浮気ばっかしちゃってんのwwww」

DQN2「ゴミクズは死ねばいいと思いますwwww」

虹男「てめぇら!なんなんだ!やめろ!おい!離せ!」

虹男「あ、てめぇまさか!この前二次嫁から聞いたぞ!」

虹男「クソ居候野郎じゃねぇか!嫉妬か!?二次嫁はもうお前のことなんて捨てたんだよ!諦めろ!」

DQN「はいはいwwwwお口チャック」ググッ

虹男「ン゛ー!ン゛ー!」

DQN2「滑稽wwwwほらほらwww何か言い返してくだちゃいよwwww」

俺「……くそっ、暗証番号か」

虹男(………ヘッ)

虹男(ザマァ見ろ……俺が浮気したっていう証拠はどこにもねぇんだよ……)

虹男(結局お前は二次嫁に嫌われたままおしまいなんだよ……)

DQN「えーwwww暗証番号かかってるのーwwwww」

二次嫁「……8725」

虹男「……!?」

二次嫁「ごめんなさい、暗証番号解除してるところこっそり覗いちゃった」

二次嫁「私は、なんとなく俺が正しいって信じてる……」

二次嫁「だって嫁にしてくれたくらいだしねっ!」

DQN「うぇぇぇぇぇぇぇぇいwwwwwwww」

DQN2「ひゅうううひゅううううwwwwwいいじゃんいいじゃんwwwww」

俺「8725……っとでた!」

俺「……ブフッ!こいつメール全部残してるぞwwwwww」

DQN「ちょwwwwすっげぇ気になるんだけどwwwww」

俺「とりあえずそいつしめてくれ」

DQN2「ちょっと痛いけど我慢しててねwwwww?」

コキッ

虹男「……」ブクブクブク


俺「……おぉ……アドレスまで全て残ってるぞ……」

DQN2「ちょwwwwみせてみせてwwwww」

DQN「おぉうwwww」

二次嫁「嫌ッ……最低……」

DQN「とりあえずさ、俺はもうこの世界に来ることはないと思うんよwwww」

DQN「だからさwwwwこいつもう殺しとこうぜwwww」

俺「……二次嫁、一緒に帰ろう」

二次嫁「……はい………」

DQN「なんだよwwwwww二人でラブラブすんのwwwww?」

DQN2「まぁいいけどよwwwwwとりあえずお仕置きしたらそっち行くわwwww」

二次嫁「……あの……俺さん……」

俺「……」

パァンッ

二次嫁「痛ッ!」

俺「……俺を追い出したのは別にいい」

俺「けどよ、なんだこれは?」

俺「浮気者に騙されてついていって……」

俺「お前も飽きられたら捨てられる運命だったんだぞ?」

二次嫁「……」

俺「俺から見ると」

俺「DQNの言うとおり、ビッチだと思うよお前は」

俺「俺は、二次嫁のために変わろうって頑張ったけどさ……」

俺「こういう姿見てると、ちょっと失望しちゃったかなって感じ……」

俺「だからさ、離婚しよう」

二次嫁「えっ……」

俺「今は、だよ」

俺「今は離婚しておこうってこと」

俺「まさか今度は俺の事好きになったってわけじゃないよな?」

二次嫁「……」

俺「……ただのビッチじゃねぇかよ」

二次嫁「……変わってみせますよ」

二次嫁「あなたがそこまで変わったように私も変わってみせます」

俺「……そう言ってくれると嬉しいよ」

DQN「おーいwwww」ツンツンッ

虹男「……ハッ!」

DQN「これ何か分かりますかwwwww?」バチッバチバチッ

DQN2「分かるよねwwwww」

虹男「ヒ、ヒィッ!」ダッ

DQN2「よっとwwww」ドカッ

虹男「アヒャアアア!」

ジョロロロロロロ……

DQN「うっわ漏らしたwwwww」

DQN2「よしwww海連れてくぞ海wwwww」

DQN「海どこwwwww」

二次嫁宅


俺「懐かしいな……」

二次嫁「懐かしいと言っても二日前じゃないですか……」

俺「そうだな……二日前か……」

コンコンッ

俺「お?」

二次嫁「仲間たちですか?」

DQN「うーっすwwwwとりあえず二次嫁ちゃんwwww楽しかったよwwww」

DQN2「束の間の時間をありがとうwwwww」

俺「ん、どうした?お前ら……」

DQN「**マンションの近くの海に放り投げといたwwwww」

DQN2「そろそろ警察きちゃうよwwwww」

俺「マジか、じゃあはやく駅行かねぇとな」

俺「じゃ、また会えたら」

二次嫁「……はい!」ニコッ




DQN「おいおいwwwwやべぇwwwww」

DQN2「警察がwwwww」

俺「大丈夫、突っ切れ!」ダッ

DQN「確証もなしに何いってんだかwwwww」ダダダダダダ

DQN2「でもお前すでに走ってねwwwwww」ダダダダダダ

警察「あ、こら!お前ら!待てェ!」ダッ

次元線、現実行きー、まもなく扉が閉まります

俺「いっせーの!」

DQN「よいしょーwwwww」ダッ

ガチャッ

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

DQN「……んんんんんうぇえええええええええいwwwwwwwww」

DQN2「やったじゃんwwwwwwwwwおっさんwwwwwwwww」

俺「あぁ……お前ら……ありがとうな……こんな一人のおっさんのために……」

DQN「おぉwwwwww?涙きちゃうwwwwww?きちゃうwwwwwww?」

俺「全部お前らのおかげだよ……ありがとな……」ホロッ

DQN2「うぇええええええええいwwwwww涙キタアアアアアアアアアアwwwwww」

DQN「ハッピイエンドオオオオオオオオwwwwwwwww」


ガタンゴトン……ガタンゴトン……ガタンゴトン……

バッ

俺「……ふぅ……終わったぁ……」

DQN「それじゃwww俺達はそろそろ学校ってwwwwwもう夜じゃないかーいwwwww」

DQN2「一応現実の世界とリンクしてるのなwwwww」

俺「ん、あぁ、そうだな……」

俺(そういえば俺ずっと向こうにこもってたっけ……)

俺(……よく持ったな、俺の体)

DQN「じゃ、帰らせてもらうわwwwww」

DQN2「幸せに暮らせよーwwwwww」

俺「……おぅ!風邪引くなよー!」

DQN・DQN2「うぃぃぃぃぃぃwwwwww」

母「あら、もう帰っちゃうの?夜中にパーティーしてってもいいのよ?」

DQN「……マジで?」

母「いいのよいいのよ、今日くらい」

母「パーっと騒いじゃって!苦情は私が処理しとくから!」

DQN2「んじゃ、おっさんと二次嫁ちゃんの復縁でも祝っちゃう?」

DQN「うひゃwwwwwやろうぜwwwwwww」


ガチャッ

DQN「よっすwwwwwパーティーやるぞwwwww」

DQN2「うぃーwwwwじゃあ中心行ってーwwww」

俺「ちょ、お前ら、なんだよwwwwやめろwwww」

DQN「おめでとーwwwwwwwwwww!」パチパチパチパチ

DQN2「おうプレーヤーあんじゃんwwwwwwww!」

俺(まぁ、悪くないのかな……)

俺(流石に近所迷惑だろう……これ……)

DQN2「俺家からCD持ってくるwwwww」ダッ

翌日 正午

DQN「じゃ、俺達帰りますわ」

DQN2「これ、俺達の連絡先書いてるから連絡してねwwwww」

俺「あぁ、ありがとう」

DQN「たまには惚気話聞かせてくれよぉwwwwww」

DQN2「俺達待ってるからなwwwwwww」

俺「……フフッ、わかったよ」

DQN「じゃwwww」

DQN・DQN2「ありっしたーwwwwww」

俺「気をつけろよー!」

虹男「……」プクプク……

虹男「……」……ゴホッゴホッ

虹男「……」……エウッエウッ……

虹男「ハァ……くそ……あいつら………」

虹男「二次嫁も許さねぇぞ……くそったれ……」

「その……虹男さんですか?」

虹男「……あぁ?……そうですが……」

警察「警察の者ですがー、あなたの部屋を取り調べしてたらとある物がでてきまして……」

虹男「……そうだ!おれはそいつらにやられたんだよ!」

警察「いえ、その……あなたが失踪したということで調査してたところ」

警察「この携帯の画像の中にもあるんですが……」カチッ

警察「他の女性の方たちからも聞き込みした結果……」

警察「監禁罪、強姦罪、その他諸々で逮捕させて頂きます」

二年後……

俺「うっわ……なんだこれ……」

俺「『俺達二人共東大の医学部受かりましたーwwww』って」

俺「おそろしいな、あいつら……」

ガチャッ

「あーはじめてきたー」

二次嫁「私からこっち来るのは初めてですね」

俺「……!」ガタッ

二次嫁「……とりあえず言いたいことたくさんあると思いますよ?」

二次嫁「まぁー、成長しましたよ、私」

二次嫁「男にゃもう騙されない鋼鉄の心を作り上げました!」

二次嫁「そしてー……来ちゃいました!」

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