咲「ゴキブリ殲滅作戦?」 (53)

ID:K9wJZJE90
の代行

代行ありがとうございます

和「きゃっゴキブリ」

優希「のどちゃんはほんと怖がりだじぇ」

和「びっくりしただけです」

久「でも、確かに増えたわね...須賀君お願い」

京太郎「はいっと」ブチッ

久「何でかしらね」

咲「前から結構いなかったですか?」

染谷「うちらだけの時はここまではいなかったはずじゃ、じゃけんゴキブリ対策もかっとらんかったな」

久「食べ物とか置いてるわけじゃないしね」

和「部屋もきれいにしてますよね」

京太郎「おう、掃除の腕には自信があるぞ」

咲「それじゃあ、なんで」

優希「まったくだじぇー」モグモグ

みんな「・・・」ジー

優希「何だじぇみんなで私を見て」モグモグ

和「優希」

優希「なんだ?のどちゃん」

和「部室ではタコス禁止にします」

優希「え?」ポトッ

京太郎「うわー、せっかくきれいにしてたのに」

優希「いやだじぇそんな事」

和「わがまま言っちゃいけません」

久「でも、部室でタコス禁止にしたら優希の練習効率が下がっちゃうわ」

優希「ぶちょー」ウルウル

和「でも部長そんな事言ってるとゴキブリがまた増えますよ」

久「あら、でも今からやめたからって減る訳でもないわよ?」

和「確かにそうですが」

久「だから、明日ゴキブリ殲滅作戦を実行するわ」

みんな「ゴキブリ実行作戦?」

久「そう」

久「ゴキブリが出ないように食べ物を持ってこないとか保守的じゃもう間に合わないわ」

和「確かにそうですが」

久「それにゴキブリ無勢に私達人間が引いてやる義理も無いわ」

優希「そうだー、私達は人間様だじぇー」

咲「でも部長さっき染谷先輩がゴキブリ対策はなってないって」

久「それは仕方ないわ、須賀君に明日買って来て貰いましょう」

京太郎「え?また俺ですか?」

久「別に良いでしょ?」

京太郎「まあ、いいですけど」

久「決まりね」

咲「何か持ち物は」

久「いらないわ、ただ触れたりしたくなかったら厚着してきなさい」

咲「はい」

久「それじゃあ、明日は気を引き締めて殺るわよー」

みんな「えいえいおー」

もう書き込めるかな?

久「みんな揃ったわね、それじゃあ須賀君例のブツを」

京太郎「はい、よっと」

和「結構買いましたね」

久「まあ、ほとんどマスクとか髪帽子とかだけどね」

優希「あれ?バルサンは無いのか?」

久「ええ、学校の旧校舎だからね」

優希「そうか、もう部長の私物化してるのかとおもったじぇ」

染谷「おいおい」

久「まあ、今のところは.....ね」

染谷「本気か!?」

久「まあ冗談はこれ位にして」

染谷「やっぱり嘘か」

久「それじゃあ、締まって行くわよ」

みんな「おおー」

久「あ、優希はタコス持ち込んじゃ駄目よ?」

優希「ええー?」

和「当たり前です」

久「さてまずはどこから回ろうかしら」

染谷「まずは物置とかか?」

久「そうね、一回も映像化どころか原作でも出てないからねドラマCDの都合のいい設定」

和「そういう事言うのは控えてください」

久「分かったわよ」

咲「それじゃあ、行きますか」

ガラッ

咲「うわー全然使ってないからか酷いですね」

和「ホコリが」ゴホゴホ

久「これだから下級生は、それじゃあ」

京太郎「本題のゴキブリを駆除を始めますか」

久「須賀君頑張ってねー」

京太郎「はい?」

染谷「あんたもやれ」

久「えー?」

久「めんどくさいー」

染谷「アンタが言い出した事じゃろ」

久「仕方ないなー」

咲「それじゃあ、始めようか」

和「はい、そうですね」

優希「やるじぇいー」

京太郎「おう」

京太郎「ゴキブリ単体ずつより巣を見付けなくちゃな」

咲「そうだね、ワサワサ湧いて来るよね」

京太郎「そんなこと言ってる間に咲の後ろに」

咲「きゃっ」

京太郎「嘘だよー」

咲「もう」

優希「この棚の後ろを見てみるじぇー」

ゾゾゾゾゾゾ

優希「」ゾクゾク

優希「ぎゃー」ダダダ

咲「どうしたの?優希ちゃんって、うわぁぁぁ」

京太郎「なんだ?そんな手には乗らないぞ」

咲「ちがくてゴキブリの大群が」

京太郎「咲は嘘下手だな」

咲「信じてよ」

和「は、早く二人とも一時避難を」

京太郎「なんだよ和まで」

和「こんな時に何言ってるんですか」

京太郎「ゴキブリの大群なんてあるはず無いだろ、SOA」

和「も、もう仕方ありません咲さん」

咲「でも京ちゃんが」

和「んっ」ユビサシ

咲「ん?」ジッ

ゾワゾワゾワ

和「自業自得です」

咲「うん、そうだね」

京太郎「なんだよ二人して」

ダダダダダ ガチャッ

京太郎「おい、何カギ閉めてんだよ」

カサカサカサカサ

京太郎「カサカサうるさいな」フリムキ

ギャー

咲「どうしよう...」

和「はい...」

咲「どうやって倒せば」

和「須賀君を心配してるわけじゃなかったんですね」

久「まずは作戦を練りましょう」

染谷「あれ?優希のやつはどこ行ったんじゃ?」

咲「あれ?」

和「そういえば?」

久「確か先に逃げて」

染谷「なら大丈夫か」

咲「それにしてもさっきのは酷かったね」

和「ええ、まるで地獄絵図でした」

久「密閉空間だったからゴキジェットで空気汚染させてやろうかしら」

染谷「それ、ワシらも死ぬわ」

久「そうねえ」

咲「もう、見たくない」

和「大丈夫ですか?」

咲「うん、トラウマだけど」

和「はい、人生最大のトラウマ決定です」

カサカサカサ

久「それにしても、まだ耳に焼き付いてるわ」

カサカサカサ

染谷「まったくじゃ、まだ近くにいるみたいじゃ」

カサカサカサ

和「やめて下さいよそういう事言うの」

カサカサカサ

咲「ホントにリアル...というか」

カサカサカサ

咲「ホンモノー!?」

咲「どうすれば」オロオロ

久「仕方ないわ、もう戦うしかない」チャキッ

染谷「ああ、後ろは任せい」チャキッ

和「咲さん」

咲「和ちゃん...」

和「一緒に立ち向かいましょう」

咲「うん...」

和「行きますよ」チャキッ

咲「分かったよ」チャキッ

カサカサカサ

みんな「うおおおおお」

数分後

ブシュウー ブシュー

和「キ、キリがありません」

咲「あれ?私のスプレー出が悪くなってきた」シュー

染谷「こっちもじゃ」シュー

久「やっぱり連続でフルパワーでやってると」シュー

和「くっここまで、なんですか」シュー

久「ええ、もう無理よ」

染谷「切れた」

咲「私も」

和「私もです」

久「当然私も」

久「万事休すね」

染谷「ああ、もう打つ手なしじゃ」

久「まこ」

染谷「なんじゃ?」

久「麻雀部に入って来てくれてありがとう」

染谷「なんじゃいきなり」

久「これが最後になっちゃうかもしれないから」

染谷「ああ、こっちこそ」

染谷「アンタが居てくれたおかげで退屈はせんかったわ」

久「そう、ありがとう」

染谷「こっちこそ」

咲「こわいよ...」ガクガク

和「咲さん」ギュッ

咲(和ちゃん手を握ってくれてる)

咲(でもちょっと震えてる)

咲「和ちゃん」ギュッ

咲(私もう怖くないよ)

咲(何があっても二人一緒だから)

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