京子「ごめん………」結衣「クリスマスだからさ」(376)

京子「ゆいぃ~、ごめん、コップ落としてわっちゃった………」

結衣「いいよ、気にするな」

京子「ごめん…………」


京子「………結衣、ごめん、カーペットの上にコーヒーこぼしちゃった」

京子「…………ごめん」

結衣「大丈夫だって、すぐに洗えば大丈夫だから」

京子「………………」


京子「………結衣」

結衣「ん?どうした?」

京子「ごめん、壊しちゃった………」

結衣「気にするなよ、安もんだからさ」

京子「(最近………失敗ばっかだ………)」

京子「(大好きな結衣に迷惑かけてばっかだよ………)」

京子「(だから………結衣に………なんかしなきゃ………)」

京子「(そこで…………ね……もうすぐクリスマスだ……)」

京子「(そこで結衣にプレゼントをしよう)」

京子「(気持ちを込めたものを…………)」

京子「(結衣にプレゼントしよう)」

京子「(そして………そのとき私の気持ちも………)」

京子「(クリスマスといえばアレだよね)」

京子「(すごいの作って結衣を驚かそう)」

京子「ふっふっふっ」


クリスマスイブ前日

京子「よしっ」

京子「我ながら、いい出来だ」

京子「結衣のやつ驚くぞぉ」

京子「『京子大好き』って言って抱きついてくるかもね」

京子「ふふふっ」にやにや

クリスマスイブ当日

ピーンポーンピーンポーン

がちゃ

結衣「おお、なんだ京子か」

京子「そうだよ~」

結衣「って、うお、なんだその大きい持ち物は」

京子「いや~後でのお楽しみぃ」

結衣「まぁ、とりあえずあがってよ」

とことこ

京子「さっそくだけど、結衣、冷蔵庫借りるよ」

結衣「いいよ」

結衣「(京子、今日はクリスマスイブだし、なんか作ってきてくれたのかな)」

結衣「(京子ったら…………)」にこにこ


結衣「んじゃ、とりあえずゲームでもするか」

京子「うん」

ピコピコ

結衣「よしっ、勝った」にこっ

ピコピコ

京子「私はレアアイテムげっとした~」にこにこ

ピコピコ

ピコピコ

ピコピコ


京子「(…………そろそろかな)」

京子「よしっ、結衣、そろそろ、お楽しみのものを紹介しま~す」

すくっ

とことこ

バタン

京子「よっと………今から持ってくから」

京子「結衣……ちょっとテーブルの上片付けて………」

結衣「うん」

京子「ふふふ~ん」

とことこ

とことこ

ずるっ

京子「えっ!?」


どしゃん


京子「いたた~」

結衣「大丈夫か?京子」

京子「うん、大丈夫……ちょっと床ですべっちゃ…………あ」

京子「………………………」

結衣「あ…………………」

京子「ケーキ………………」

結衣「……………………」

京子「……………」

うっうっうっ

京子「ゆいぃ、ごめん、ごめんなさい」

結衣「だ、大丈夫、大丈夫だよ」

結衣「ほらっ、したの方は崩れてるけど、上は」

結衣「(ん?なんか絵が書いてる………これって………私?)」

結衣「(『結衣、迷惑かけてごめんね、結衣のこと大好きだよっ』)」

結衣「(京子…………)』


京子「結衣……………また迷惑かけちゃったね」

京子「ははは、最近いつもドジって迷惑かけてるのに」

京子「それで迷惑のお詫びをしようとしたらまた迷惑なんて」

京子「ねっ」

訂正します

結衣「ほらっ、したの方は崩れてるけど、上は」

結衣「(ん?なんか絵が書いてる………これって………私?)」

結衣「(『結衣、迷惑かけてごめんね、結衣のこと大好きだよっ』)」

結衣「(京子…………)」


京子「結衣……………また迷惑かけちゃったね」

京子「ははは、最近いつもドジって迷惑かけてるのに」

京子「それで迷惑のお詫びをしようとしたらまた迷惑なんて」

京子「ねっ」

京子「笑っちゃうよ」

京子「結衣もそう思うでしょ」


結衣「…………………………」

だきっ

京子「」!?

結衣「京子…………ありがとう」

結衣「ありがとう」

京子「………なんで…………」

結衣「嬉しいんだよ」

結衣「私は京子といられるだけで嬉しいんだ」

結衣「だから京子が何しようと関係ない」

結衣「それに、京子がわざわざ私のためにケーキを作ってくれるんだもん」

結衣「嬉しいにきまってるだろ」


京子「結衣…………」

京子「(結衣………いまなら………)」

京子「………ごめん」

結衣「だから、いいって、な、京子」

京子「……いや………ごめん」

結衣「謝るなよ……な、大丈夫だから」

京子「いや………『今から』やることに謝ってるんだよ」

チュッ


結衣「///////」

京子「……これが私の気持ちだよ」

京子「…………引いちゃうよね」

京子「女の子が女の子にキスだなんて」

京子「でも、私は結衣のことが好きなんだ」

京子「本当だったらさ、ケーキ渡して、告白して……って流れにしたかったんだよ」

京子「でも、失敗しちゃってさ」

京子「でさ、そこで」

京子「結衣が私が何しようと関係ないって言葉をきいて」

京子「テンパっちゃって」

京子「気づいたらキスしてた」

結衣「…………………」

京子「………………うん」

京子「分かってるよ」

京子「今のはいくら謝っても謝りきれないって」

結衣「…………………」

結衣「ちがう……………」

結衣「私も…………好きだよ」

結衣「………………京子」

京子「えっ?」

結衣「私も好きだよ、京子のこと」

京子「いつから…………」

結衣「気づいたらいつのまに」

京子「私と同じだ…………」


結衣「…………私はてっきりお前はちなつちゃんのことが好きだと思ってたんだけどな」

京子「あの好きと結衣に対しての好きは別物だよ」

京子「ちなつちゃんに対する好きは……」

京子「最初はミラクるんにそっくりだったから……」

京子「でもね……気づいたんだ」

京子「ちなつちゃんに絡むと結衣は見てくれてるってさ」

京子「そして、いつしか、結衣のために絡むようになった………」

京子「ちなつちゃんには悪いけどね……………」

結衣「………私は、ちなつちゃんに京子を盗られるかもしれないって思ったから止めてた」

結衣「……今は私のことが好きでも」

結衣「いつか、京子の魅力に気づくんじゃ……って思って」


京子「ふふっ………私たち似たもの同士だね」

結衣「うん………」

結衣「そだね」

結衣「……………」はっ

結衣「/////」

京子「ゆ、結衣、なんでいきなり顔が赤くなる」

結衣「い、いや、さっきキスをされた………」

結衣「………実感がわいてきて」

京子「……/////」

結衣「うん」

結衣「………そういや、あれ………」

結衣「…………私のファーストキスなんだよ」

結衣「相手が京子で良かったよ」

結衣「うん、そうだ」

京子「私も………ファーストキスだよ」

京子「………うん」

結衣「………………………」

京子「………………………」

結衣「…………………………」

京子「…………………………」

京子「(き、気まずい)」

結衣「(………気まずい)」

京子「………………あっ、結衣、言う事があるんだ」

結衣「言う事?」

京子「正確には言いたい事……かな」

結衣「言いたい事………」

京子「それはいまの私たちにぴったりの言葉」

結衣「…………うん、そうか!」

結衣「私にもあるよ言いたい事」

結衣「たぶん、そうだね………京子と同じ事」

京子「それじゃあ、一緒に言おうか」

結衣「うん、これを言えなかったら一生後悔する気がする」


京子「せーの」


二人「「私と付き合って下さい」」

京子「結衣!」結衣「京子!」


結衣「ふふふっ」

京子「えへへっ」

でだ、もう書き溜めがないんだ
正確には>>43からないんだが
少し書き溜めてくる

結衣「うん」

京子「うん」


結衣「……………って暗っ」

京子「もう、6時だもんね」

結衣「京子がきたのが2時だったから」

結衣「………もう4時間経ったのか」

京子「でも、結構、ほら密度が濃かったよね」

結衣「うん、いろいろあったな」

結衣「……で、でさ、今日………泊まってく?」

京子「………うん、やめとくよ」

京子「今、泊まると、キス以上のことをしちゃう気がする」

京子「こういうのは段々とがいいんだよ」


京子「それに結衣……実家に帰るんでしょ、クリスマスイブだし」

結衣「う、うん、そうだった、忘れてたよ」

京子「それじゃあ、今日はここでお別れね」

京子「……あ、忘れてた、明日デートね」

結衣「えっ?」

京子「私たち付き合い始めたんだし」

京子「明日はクリスマスだよ」

京子「デートでしょ」

結衣「………しょうがないなぁ、京子は」にこにこ

京子「じゃあね」にこっ

バタン

結衣「あ…………ケーキ片付けなきゃ」

とことこ

京子「(いろんな事、あったな)」

とことこ

京子「(結衣とキスしたり、付き合える事になったり)」

とことこ

京子「(最高の日だよ)」

とことこ

京子「(ねぇ、結衣)」

とことこ


京子「メリークリスマス」


京子「(いい日を)」

とことこ

そのころ

結衣「ケーキ勿体ないよなぁ」

結衣「少し、食べよっか」

ぱくっ

結衣「うん美味しい」

結衣「(…………わたしの顔と京子のメッセージのケーキ)」


結衣「京子………メリークリスマス」


結衣「………それにしても量が多いな」

クリスマス当日

ピーンポーンピーンポーン


京子「あれっ?」

ピーンポーンピーンポーン


京子「おかしいな結衣、寝てるのかな」

京子「……ケータイに電話しよ」

プルルルルルルプルルルルルル

がちゃ

京子「もしもし、結衣?」

結衣「もしもし」

京子「ちょっと結衣、ドアを開けてよ」

結衣「………………」

京子「ちょっと、結衣なんなの?」

結衣「………後ろ後ろ」

ぐるり

京子「………結衣」

結衣「うん」

ここからが………本番なのだが
眠気が……

12時ぐらいまで保守しとけば来るだろう

保守してるの俺だけ?

人居たか
良かった

保守ついでに目安

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内



おはよう
まだ昼だし書き溜めつつ投下する

>>168
キタ━(゚∀゚)━!

京子「えっと…………」

結衣「あ~、えっと、ね」

結衣「私、実家に帰ってただろ?」

結衣「で、今日、クリスマス当日、京子の家に行ったんだ」

結衣「そしたら、京子が私のマンションに向かったって」

結衣「ってこと」


京子「………私、心配したんだよ」

結衣「うん、ごめん」

きた

京子「…………抱きしめてくれたら許してあげる」

結衣「……………」

だきっ

結衣「これでいいか?」

京子「うん」

京子「えへへっ」

支援

結衣「…………にしても、待ち合わせ時間も待ち合わせ場所も決めないなんて」

結衣「無謀すぎたな」

結衣「あらかじめケータイで連絡すれば、よかったよ」


京子「………でもさ………お互い同じ時間に誘いにいって」

京子「こうして今、会えてる…………」

京子「これだけで、私たち…………」

京子「お似合いって気がしない?」にこっ

結衣「……ああ、そうだな」

支援

結衣「でさ………デートの件なんだけど」

結衣「私………デートプラン作ったんだ……」

京子「あ、私も作った………んだけど結衣に任せるよ」

結衣「いや………なら、二人でそのプランを見せ合って」

結衣「合わせたものにしよう」

結衣「いいだろ?」

京子「うん」にこっ

全力で支援

結衣「それじゃあ、これが私のデートプランね」

①近くの遊園地に行く

②そして夜景を見る

結衣「とまぁ……なんていうか………普通で………で」


京子「私のは……」

①結衣と一緒に遊園地に行って遊びまくる

②そして暗くなったら町にいって適当にブラブラする

京子「とね…………結衣とだいたい同じ………」


結衣「ふふふっ」

京子「えへへっ」


二人「「お似合いだね」」

フフフ

結衣「で……えっと、今9時半か………」

結衣「遊園地までだいたい40分ぐらいかかって………」

結衣「遊園地は10時に始まるから………」

結衣「ぴったしだね」

京子「うん」

結衣「それじゃあ、行くよ」

結衣「京子………手」

京子「うん………」

にぎっ



次は~遊園地前~遊園地前~


結衣「ほらっ、京子、起きろ、ついたぞ」

京子「う~ん、もうちょっと………」

結衣「おいおい………」

ぷしゅー

どかどか

どかどか

結衣「みんな行く人が降りてるよ」

結衣「きょ~こ」

結衣「起きろ~」

結衣「………なら、しょうがない………」

結衣「よっと…………」

だきっ

とことこ

結衣「すみません………中学生二人です」

とことこ

ぷしゅー

結衣「ふ~危なかった」

支援

京子「………ん?、風が冷たい………」

結衣「お、やっと起きたのか」

京子「……うん……って、私……宙に浮いてる?」

京子「(えっと、ってことは…………結衣にお姫様だっこされてる!?)///」

結衣「よし、ならおろすぞ」

すちゃ

京子「………ありがと///」

結衣「うん」

結衣「で………まぁ、初デートで寝るなんてね………京子さん」ジトっ

京子「いや~結衣とのデートが楽しみで寝れなくてさ」

結衣「………////」

結衣「……まぁ、今日のとこは許してやるよ」


結衣「クリスマスなんだから」

結衣「いっぱい楽しもうよ」

結衣「な」

結衣「京子」

京子「うん」

京子「それじゃあ楽しむとしますか」

結衣「………………」

京子「……ん?」

結衣「……………手///」

京子「うん」

にぎっ

結衣「デートはこうでなくっちゃ」

結衣「ね」

京子「そうだね」

支援

とことこ

結衣「さて、無事遊園地に入れたし……どこ行く?」

京子「うん……とりあえずジェットコースターかな」

結衣「よしっ」

とことこ

とことこ


京子「うわ~人がいっぱい並んでるね」

京子「どうする?」

結衣「………今日はクリスマスだし、どこも似たようなもんだろ」

支援

結衣「それに………並んでる間もデートなんだよ」

結衣「退屈なんてするもんか」

京子「うん」にこっ

とことこ

とことこ


京子「60分まちか………」

京子「ってことは、60分結衣とおしゃべりできるんだね」

結衣「うん………そういうことだ」


京子「………まわり………カップルだらけだね」

京子「私たちは………どう見えてるのかな」

結衣「う~ん……『仲のいい二人』って感じじゃない?」

京子「うん…………そうだよね、カップルには見えないよね………」


結衣「………私は、周りにカップルって思われなくてもいいと思うんだ」

結衣「ただ………付き合ってるってことを二人が分かってればいい」

結衣「ちょっと、クサい台詞だけど………ね」

京子「結衣…………」

支援

結衣「それに………私たちはカップルと思われたくて遊園地にきてるわけじゃない」

結衣「デートするためにきているんだよ」

結衣「だから…………さ」

京子「………うん」

だきっ

京子「結衣、だ~い好きっ」

結衣「おいコラ、人前だぞ///」


結衣「…………そうこうしてる間に順番がまわってきたな」

京子「ずいぶんはやかったね」

結衣「うん、はやかったな」


次の方どうぞ~


京子「呼ばれたね」

結衣「ああ」


ガタンガタン

京子「動きだしたね」

結衣「うん」

ガタンガタン

結衣「………………」

京子「………………」

ガタンガタン

京子「なんかさ………こう独特な雰囲気があるよね」

結衣「うん」

支援

京子「緊張じゃないけど………」

京子「こう動き出したとき………さ」

結衣「うん分かるよ」

ガタンガタン


京子「この独特な音が私たちをステージに引き込んでくれる」

京子「そういう気がするんだ」

結衣「ステージね………」

京子「うん、ステージ」

結衣「うん」

ガタっ

結衣「おっ!」

京子「のぼり始めたね」

支援

結衣「だんだんと景色がよく見えるようになったね」

結衣「綺麗だ………」

京子「綺麗………」


京子「おっ、てっぺんだね」

ガタン

シューシューシューシュー

結衣「きゃぁ」

だきっ

シャーシャーシャーシャー

京子「………結衣抱きついてきちゃって」

結衣「………しょうがないだろ、怖かったんだから」

京子「……可愛い」

結衣「いうなバカ///」

シャーシャーシャー

ガタンガタン


ガタンガタン


安全バーからお手を離してお待ちください


京子「…………この声で私たちは一気に現実世界に連れ戻される」

京子「ステージからおろされる」

京子「余韻をもってね」

結衣「………今日の京子………詩人だな」

京子「…………///」

支援


とことこ

とことこ

結衣「次は何に乗る?」

京子「いいよ、ジェットコースターは私が決めたんだかから」

京子「結衣が決めて」

結衣「………なら………」

支援

結衣「メリーゴーランド」

結衣「これぞデートって感じでしょ」

京子「いいねぇ」

とことこ

とことこ

結衣「え?80分まち………?」

京子「さすがクリスマス長いね」

京子「でも……待つのもデートでしょ」

結衣「うん」にこっ



結衣「もう順番まわってきたね」

京子「おしゃべりしてるとはやいね」

京子「………結衣と……ね」

結衣「/////」


京子「…………乗るよ」

支援

京子「この二人乗りの馬に」

結衣「いいよ」

京子「結衣は前後ろどっちにする?」

結衣「私は後ろかな………京子を抱きしめられるし………」にやっ

京子「……………///」

京子「なら……乗るね」

結衣「うん」

京子「よっと………」

すちゃ

結衣「私もっと………」

すちゃ

京子「……………」

結衣「………………」

だきっ

支援

とくん

とくん

京子「(聞こえる………)」

とくん

とくん

京子「(結衣の心臓の音…………)」

グラっ

結衣「おっ、始まったね」

京子「うん」

とくん

とくん

京子「……………」

とくん

とくん

京子「……………うん」

とくん

とくん

京子「……………結衣」


ぷしゅー

結衣「お、もう終わりか」

京子「これもまたはやかったね」

結衣「楽しい時間ってはやいもんね」

京子「そうだね」


結衣「………あ、もう1時か………遅くなったけどお昼にしよっか」

京子「うん」

いいねぇ

結衣「レストランが近くにあるからそこ行こうか」

結衣「たぶん、すごくこんでると思うけど………」

京子「それも楽しみのうちだよね」

とことこ

とことこ

とことこ

結衣「よしっ、着いた~」

結衣「って、アレっ?」

支援

結衣「結構………すいてるな」

京子「そうだね……」

京子「きっとみんな乗り物で忙しいんだよ」

結衣「うん、そうだな」


結衣「京子はなに食べる?」

京子「私は…………」

支援

京子「オムライスかな」

結衣「んじゃ、私もそうしよ」


結衣「すみません、オムライス二つ」

京子「それと、パフェを一つ」


結衣「」!?

京子「えへへっ」

支援支援支援支援支援

すまんが私用だ
7時には戻ってくる
書き溜めは20レス分ぐらいできた

また保守か


新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

そろそろ保守のペース上げないと落ちる
冬休みだし

さすがに早い
4分に一回ぐらいでおk

ただいま、保守ありがと


ぱくぱく

結衣「…………パフェ………」

もぐもぐ

京子「いや………これが私からの結衣へのプレゼントだよ」

ぱくぱく

京子「昨日失敗しちゃったし………さ」

結衣「京子…………」


京子「オムライス食べ終わったね」

京子「パフェパフェ………と」

京子「結衣、口開けて」

結衣「ん?」

京子「あ~んしてあげる」

あ~ん

結衣「分かった」

あ~ん

ぱくっ

結衣「………美味しい」

京子「よかった、ふふふっ」にこっ

結衣「……………」

結衣「スプーン貸して、京子」

結衣「あ~んしてあげる」

京子「い、いや、いいよ」

京子「これは私からのプレゼントだよ」

結衣「だからこそだよ」

京子「だから………こそ………?」

結衣「私たちは恋人同士………」

結衣「だから分け合うんだよ」

結衣「なんにしても………そう」

結衣「嬉しさも悲しさも分け合いたいんだよ」

結衣「だからさ…………まずは………」

京子「うん………」

結衣「あ~ん」

あ~ん

京子「あ~ん」

あ~ん

ぱくっ

京子「うん………美味しい」にこっ

結衣「そうか」にこにこ


京子「ふ~食べ終わったね」

結衣「……あ~んのし合いっこはさすがに恥ずかしかった………」

京子「それもデートだよ」

結衣「………そうだな」


結衣「あ……もう一つ何か乗ったら帰ろうか」

結衣「名残惜しいけど………さ」

京子「うん」

結衣「時間が…………ね」

京子「分かってるよ、結衣」


結衣「それでね………」

結衣「最後に乗りたいのがあるんだ」

京子「私もある」

京子「たぶん………結衣と同じ

結衣「なら……一緒に言うか?」

京子「もちろん」

結衣「なら………せーの」


二人「「観覧車」」

結衣「ふふふっ」

京子「えへへっ」


二人「「お似合いのカップル」」

二人「「だねっ」」

結衣「それじゃあ、行こうか………」

京子「うん♪」

とことこ

とことこ

結衣「やっぱりクリスマスだけあって、90分まち」

京子「すごいね………やっぱ」

京子「でも………デートの楽しさは」

結衣「待ち時間でもあるんだよな」

京子「ふふふっ」

結衣「えへへっ」


次の方どうぞ~


京子「もう順番まわってきたね」

結衣「はやいよ………ね」

京子「楽しいと………さ」

結衣「じゃ、最後のアトラクションを楽しみますか」

京子「ねっ」

結衣「よっと…」

京子「よっと……」


京子「だんだんと高くのぼる」

京子「そして下にかえってくる………か」

結衣「どうした京子?」

京子「ううん、なんでもない」

京子「あのさ………結衣………今日結衣の家に泊まっていい?」

結衣「///」

結衣「う、うん、いいよ………」

京子「ありがと…………」


結衣「あ、てっぺんだよ」

結衣「綺麗………」

京子「綺麗だね」



京子「ふ~綺麗だったね」

とことこ

結衣「うん綺麗だったね」

とことこ

京子「………って終わりっぽくなってるけどまだ4時だよ」

京子「夜景、夜景~楽しみぃ」

結衣「そうだな」



ぷしゅー

どかどかどかどか

結衣「きょ~こ着いたよ」

結衣「起きろ~」

京子「(………こうしてたら……結衣またお姫様だっこしくれるよね)」

結衣「………京子………愛してるよ」

京子「……………」にやっ

結衣「おいコラ、起きてるな

京子「えへへ~バレちゃった?」

結衣「当たり前だ」

結衣「おりるぞ」

京子「うん」

とことこ

結衣「中学生二人で」

とことこ

ぷしゅー

結衣「暗いね」

京子「うん、暗いね」

結衣「それじゃあ、行くか」

京子「うん」


二人「「あ、手をつなご…………」」


結衣「ふふふっ」

京子「えへへっ」


二人「「お似合いだよ」」

にぎっ

とことこ

結衣「イルミネーション綺麗だね」

とことこ

京子「うん」

とことこ

結衣「暗いからこそ輝く………」

とことこ

京子「うん………」

とことこ

とことこ

結衣「着いた」

京子「わぁ、綺麗……」

京子「クリスマスツリー」

結衣「綺麗………うん」

ぎゅっ

ぎゅっ

結衣「えへへっ」

京子「ふふふっ」

結衣「京子……ここでも言いたい事がある………」

京子「分かってるよ、結衣」


二人「「メリークリスマス」」

結衣「京子」京子「結衣」

結衣「私のデートプランはここで終わり……」

結衣「京子はまだ行きたいとこある?」

京子「私も大丈夫」

京子「だから、結衣の家に行こっ」にこっ

結衣「ああ」にこにこ

とことこ

とことこ

結衣「京子………食べたいものある?」

京子「へっ?………」

京子「えっと…………ミネストローネ!」

京子「ミネストローネが食べたい」

結衣「ミネストローネか………いいよ」

京子「やったぁ」

京子「食後は……」

結衣「ラムレーズンだろ、分かってるよ」

京子「さっすが結衣、分かってるぅ」

>>331
ミス

とことこ

とことこ


がちゃ

ギー

バタン

結衣「ふ~、帰ってきたぁ」

京子「疲れたね、楽しかったけど」

結衣「うん」

結衣「京子………食べたいものある?」

京子「へっ?………」

京子「えっと…………ミネストローネ!」

京子「ミネストローネが食べたい」

結衣「ミネストローネか………いいよ」

京子「やったぁ」

京子「食後は……」

結衣「ラムレーズンだろ、分かってるよ」

京子「さっすが結衣、分かってるぅ」

結衣「それじゃ、作ってるから、京子はゲームでもやっててよ」

京子「いや………私も手伝うよ」

京子「それが恋人なんでしょ」

京子「結衣、言ってたじゃん、分け合う事が大切って…………」

結衣「………ああ、そうだな」

結衣「さぁ作りましょうか」


トントントン

ぐつぐつ

かちゃかちゃ

ぐつぐつ


結衣「よしっ、出来たな」

結衣「京子、味見してみて」

ぺろっ

京子「うん、美味しい!」

結衣「そしたら、私は盛りつけとくから、京子はコップと飲み物だして」

京子「うん、分かった~」


京子「コップ、コップ………と」

ことっ

京子「飲み物飲みもの……」

バタン

京子「あった、あった~」

京子「(あ………私が作ったケーキ……)」

京子「(結衣…………)」

二人「「いただきま~す」」

ぱくぱく

ぱくぱく

二人「「ごちそうさま~」」

京子「いや~結衣の作るご飯は美味しいなぁ」

結衣「いや~、そんなことないよ」


結衣「そしたらラムレーズンだな」

京子「いや………今日はいいよ………」

結衣「………うん、そうか………」

結衣「それじゃあ、京子、先にお風呂入っといて」

結衣「私は片付けしとくから」

京子「なら……私も………」

結衣「いや、いいよ、結構量すくないし………」

京子「うん……じゃ入ってくるね」




京子「結衣~お風呂からあがったよ~」

結衣「よし、入るか」





結衣「ふ~いい湯だった………」

京子「………………うん」

京子「………そろそろ寝ない?もう疲れたよ………」

結衣「うんいいよ……………」


がさごそがさごそ


結衣「布団ひき終わったな」

京子「だね」

結衣「それじゃあ、おやすみ、京子」

京子「おやすみ、結衣」


結衣「……………………」

京子「……………………」


結衣「……………………」

京子「……………ねぇ、結衣、起きてる?」

結衣「ん?なんだ?」

ここからが本番だよぉ

京子「……………あのさ………付き合うの………さ」

京子「……………一旦やめない?」

結衣「えっ!?なんで……………」

京子「…………ドキドキが多すぎるんだ」

結衣「……………ドキドキ……………」

京子「うん、ドキドキ」

京子「どの生き物も同じくらいのどきどきをしたら死んでしまう…………って知ってる?」

結衣「うん…………知ってるよ」

京子「私は………恋愛でもそう思うんだ…………」

京子「うん…………そう思う」

結衣「そうか……………」

結衣「分かった、いいよ、やめよう…………」

京子「でもそれは一旦停止ってこと、時間がくれば…………ね」

結衣「うん……………分かった」

京子「それに………私は『いま』を楽しみたい」

京子「結衣、あかり、ちなつちゃん…………のごらく部を壊したくない」

京子「そりゃ、いつかなくなるかもしれない………でも…………」

京子「わざわざ早めることはしたくない」

京子「私と結衣が付き合ったらちなつちゃん…………ごらく部にこなくなっちゃうかもしれないから」

結衣「…………うん」

京子「………何回もいうけど」

京子「一旦停止だからね、ステージからおりないでよ」

結衣「うん………誰がこんな面白いステージからおりるもんか」

京子「よかった……………」


京子「………結衣…………そばにいっていい?」

結衣「うん…………いいよ」

ぎゅっ

京子「えへへっ」

京子「あったかい」

結衣「私も……………」


とくん

とくん

京子「(結衣の心臓のおと………)」

とくん

京子「(私が、虐められてたとき………)」

とくん

京子「(助けにきてくれて………)」

とくん

京子「(抱きしめてくれたとき)」

とくん

京子「(聞こえた)」

帰ってきてたのか
支援

とくん

京子「(力強く)」

とくん

京子「(暖かいおと)」

とくん

京子「(うん……………)」

京子「おやすみ、結衣」

結衣「ああ、おやすみ」


二人「(メリークリスマス)」


おわり

あとがき
描写不足は仕様です。そのぶん妄想できると思って……
伏線は微妙ながら結構いれました。

そして……遅まきながらメリークリスマス♪♪


最高だった

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