春巻「けいおん部の顧問ちょ~?」(241)

春巻「別にいいちょ」

律&澪「やったーーー!!!」

律「これで部活として認められるんですよねっ!?」

春巻「そうだウィ」

澪「良かったなぁ律。今はまだ2人しかいないけど、そのうち少しずつ集まってくるさ」


春巻「ところで顧問って何をすればいいノラ?」



律「なんにもしなくていいですよ
、龍センセっ!」

澪(いきなり龍先生ぃ!?)「あ、はい。練習も自分たちでやるんで、先生の名前だけでもお借りできれば。」

春巻「ちょー。たまに遊びに行くミャオ」

ガチャ


律「いやぁー良かった良かった!これで思いっきりドラムが叩けるぜ!」

澪「そうだな。だめだったら文芸部に入ろうとか思ってたけど、やっぱり私をベース好きだし…」

律「じゃぁ早速、練習するぞーーー!!」


和「(春巻先生ね…。)そう、じゃぁこれ、申請用紙渡しとくわ。部長は誰?」

律「はいっ、じゃぁ私!」

和「はい。他の部員は?」

澪「まだ、私達だけなんだけど…」

和「え?最低でも4人いないと正式に部として認められないのよ」

律&澪「えっ…!?」

ごめん順番まちがえた

あれ?メガネ一年なうえ入学して間もないのに生徒会?

コンコン

和「失礼します。あ、一年生の人ね。音が聴こえたから来てみたけど、借りるならちゃんと申請出さないと」

律「えーさっき部として認められたんだぜ?ちょっとくらいフライングして使ったっていいじゃん!」

澪「まぁまぁ律。今日、春巻先生が軽音楽部の顧問としてついてくれることになったんだ。これからすぐ申請が出ると思うんだけど」

律「そうそう!だからさっ、固いこと言わずに~ちょっっっとだけ♪」

>>24
いちおう本来の部活勧誘期間は過ぎてるってことで



和「(春巻先生ね…。)そう、じゃぁこれ、申請用紙渡しとくわ。部長は誰?」

律「はいっ、じゃぁ私!」

和「はい。他の部員は?」

澪「まだ、私達だけなんだけど…」

和「え?最低でも4人いないと正式に部として認められないのよ」

律&澪「えっ…!?」

律「なんだよ龍先生!そういうことなら早く言ってくれりゃいいのにさ!」

澪「律!せっかく顧問になってくれたんだからありがたいだろ!」

律「そんなこと言ったって発足できなきゃ意味ないじゃんか(# ̄З ̄)」

澪「まぁそうだけど…。若い先生だし、きっと部活受け持ったことないから知らなかったんだよ」

律「あ~あ」

ガチャ

春巻「言い忘れてたホイ、あと2日で4人集めないと廃部ちょー」

律&澪「知ってたんかい!!」ビシッ

澪「やっと練習できると思ったのになぁ」

?「あのー」

律「ハーイ」

紬「あのー、ちょっとお借りしたいものあるんですけど…」

澪「あ、実は私達、まだ部員はじゃないから断らなくてもたぶん大丈夫ですよ?」

紬「そうだったんですか。じゃぁちょっと機材お借りしますね」

律「あ、ちなみにどこの部活~?」

紬「合唱部ですけどー」


澪(合唱部ってことは…!)

律(音楽に興味がある…!)

律&澪(イケる!!!)

律「あ、あのー軽音部に入りませんかっ!?今ピンチなんですっ!」

澪「こら律、強引すぎるってば!」


澪「そういうことなんです。あと2人、部員を集めないと廃部に…。が、楽器とかできますか!?」

紬「そうねぇ…ピアノなら弾くけど、もう入部届出してしまったし…」


春巻「お腹減ったウ~。田井中、なんかなにか食べ物かお金持ってないちょ?」

律「生徒から施しを受けるなっ!」

澪「あ、春巻先生!入部届って出しちゃったらもう取り消せないんですか?」

紬「あのー、私はまだ…」

春巻「お腹減ったツィー」グゥー…

紬「あ、先生。良かったら少しお菓子が余ってますけどいかがですか?」

春巻「食べるちょー!!」

春巻「うまいちょ~。勧誘の途中だったちょ?」

澪「ええ、でももう入部届出しちゃったみたいで…」

春巻「たしか明後日までは仮入部ってことになるから取り消せるホイ」

律「だってさ!ほら、えーと…」

紬「琴吹紬です。でも急にはちょっと決められないかな…」

春巻(…! もしかしたら琴吹が入部すれば毎日お菓子が食べられるチェン!)

春巻「入部しなきゃ通信簿オール1にするちょー!!」

澪「先生、それはちょっと…」

春巻「口答えしたら秋山もオール1だちょ!!」

律「いい加減にしろっ!」バシン

春巻「キンポ!!!」パタン



律&澪(よ、弱ぇーーーーーーー!!)


律「ねえお願いっ!入部してください!!」抱きつきっ

澪「こら律!考えてくれるって言ってるんだからっ!」ゴツン!

律「痛ッ!何するんだよ澪っコノコノ~」ポカポカ

澪「だぁ~~~~
!!」

紬(ああ、これは合唱部にない私が憧れていたスキンシップ…)ウットリ

紬「にゅ、入部します!!」

翌日


澪「はぁ~。結局入ってくれるのはムギだけかぁ」

律「澪は内気すぎだよー。まだほとんど友達いないじゃん」

澪「なんだよ!性格なんだからしょうがないだろ!!」ムカッ

紬「まぁまぁまぁまぁ。お茶入れたわよ」

春巻「ありがちょー」

律「…龍先生はいつまでいるの?」

春巻「昨日からここに住んでるホイ」

ガチャ

和「ちょっといい?」

澪「あ、生徒会の…」

律「やいやい、あと1日猶予はあるんだぜ!」

和「あの、私から頼むのもなんだけど。この子の面倒、けいおん部で見てくれないかしら」

唯「ニートはやだよぅ…ニートはやだよぅ…」グスン

澪(入部早々ニートの心配をっ…!?)

紬「そういうことなら大歓迎ですわ」

唯「…ハッ!ひ、平沢唯ですっ!あの、軽音楽部って…」

春巻「お菓子が食べられるちょ。高校は給食がないから大変だミャオ」

唯「えっ、お菓子?」

紬「なにか、楽器はできる?」

唯「えっ、んーと…あの…」

澪「初心者でもいいじゃないか。確か準備室に古いSGがあったろ?自分の買うまで、あれ使っててもいいんじゃないか?」

律「あーたしかに。どうせ誰も使ってないんだし、いいか!龍センセ、ちゃっと持ってきてよ!」

春巻「ちょー」

和「ありがとう。これで唯が入部したら4人ね。」

春巻「おもウー」

律「なんで肩にかけて持ってくるんだよ…」

澪「せ、先生!もしかしてギター弾けるとか!?」

紬「素敵~。なにかかっこよく弾いてるところが見てみたいわ~」

律「ほらっ、新入部員が見てるんだから!いいとこ見せてあげなよっ!」

春巻「弾けないちょりそー」

律「えっ…なんでもいいよ、唯も初心者なんだし、形だけでも!」

紬「似合ってますわよ~」

春巻「照れるちょー。じゃぁちょっとだけ…」ピッ!


春巻「ゆ、指が切れたホイーーーーー!!!」


澪「ひぇぇー!」


 ギター   バーサス  バカ
Gibson SG   VS  春巻龍

春巻「ギターのくせに生意気だちょー!」

春巻「ほあたっ!」

ビーン グサッ

春巻「あ、余った弦が目に…!!」

春巻「重くて投げ飛ばせないウェーーン!」

春巻「粉々にしてやるウー!!」

ゴツン

春巻「拳がぁぁぁーーーっ!!」

春巻「うまく体を支えられないちょ…」

コテン

春巻「ホ、ホワイトボードが倒れてくるミャオーーーーーーー!!」

バタン!



紬「先生!大丈夫ですか!?」

春巻「かたじけないマオ~」

紬「ほら、手貸しますよ」

春巻「ありがちょー」

律「情けない教師だなー。なぁ澪、あっ固まってる…」


春巻「あ、琴吹!首にストラップが絡んだままちょ…」

ボキッ


○SG (1分34秒 レフェリーストップ) 春巻龍 ×

春巻「ギターは向いてないちょー」

律「龍センセ非力すぎ…」

紬「澪ちゃん起きてー!」

唯「私もあんまり力ないからギターはムリかも…」

春巻(ここで平沢を逃したらけいおん部は発足できない=お菓子が食べられないちょ…!)

春巻「ド、ドラムならできるウェン…」

律「あたしのドラムに座るなー」


春巻「任せロン。あ、ゴキブリ…」


澪「ひぇぇー!」

律「ど、どこに逃げた!?」

春巻「ドラムの下ホイ!ちょっとその棒借りるウェイ!」

律「こら、あたしのスティックでゴキブリ殺すなよ!!」

春巻「ほあたぁっ!」

バリッ

律「あぁーー!バスドラムに穴がぁーーー!!」

春巻「どこにいったちょー!」ヒョイ

律「もうドラムに触らないでくれ!!頼むから!!」

春巻「いたちょ!!あ、体を登ってくるホイ!!」

ドンガラガッシャン

律「いい加減にしろこのバカ教師!!」

春巻「ホェン!!」

律「どうしてくれるんだよこれ!弁償しろよっ!」

春巻「お金持ってないちょー」

律「こ・の・や・ろ・ー!!!」

紬「お、落ち着いてりっちゃん!きっと私のどこかの家にドラムセット余ってるから、お貸しするわ!だから、ね!?」

唯「けいおん部ってこんなに恐い人達なの…?私なんかが入部したら…こ、殺されるっ!?」プルプル


国会議員「うむ……トイレ……ダメだ、間に合わん」ゴロゴロ

ドゴォオオオオオ

みおりつむぎ「ぎゃあああああああああ」

死~ん

END

紬「ち、違うのよ!今日はたまたま春巻先生が事故を起こしただけで…」

紬「一緒に楽しくおしゃべりしながらお菓子食べたり、お茶したりするの!」

澪「…ハッ!そ、そう!途中で嫌になったらまた考えてもいいから、とりあえず入部してみてくれないかな!?」

律「おいバカ春巻!お前は部室立ち入り禁止だ!」

春巻「教師に向かって暴力ちょ!田井中は退学ホイ!」

律「うるせー!!」ドカン

春巻「ミャオ!!」

唯「うん、じゃぁ他に入るところもないし、入部届だけ…」

澪「ホ、ホント!?」

紬「いいの唯ちゃん?」

唯「私、バカだし、とろいし、きっとみんなに迷惑かけるけど…みんなが良ければ…」

律澪紬「やったーーー!!!!」


律「というわけで春巻!これ申請書書いたからハンコ押して届けといてよ!!」

春巻「わかったツェン」

澪「良かったなー!これで堂々と円相場できるな!」

律「ああ、でも春巻にドラム壊されちゃったから…」

紬「今日は唯ちゃんも入部してくれたし、みんなでお茶しましょうよ」

唯「えへへ、ありがとう」

春巻「今日は何を持ってきたちょー?」

律「いいから早く行け」

翌々日

律「新品のドラムは調子いいし!」

澪「大音量で鳴らせるし」

紬「唯ちゃんも上達すごく早いわ」

唯「えへへ、みんなのおかげだよ~」


ガチャン

和「ちょっとあなたたち!?部活動申請用紙、どうして出してないのよ!もう締め切り過ぎてるじゃない!」


あ、誤字ごめん
演奏がです

澪「ちょっと先生!申請用紙出してなかったんですか!?」

律「あのあとすぐ渡しただろ!なんでほったらかしにするんだよ!!」

紬「そうですよ!みんな喜んでたのにあんまりだわ!」

唯「もうみんなとお菓子食べられないの~?」シクシク

春巻「そういえば職員室に行く途中で落として、そのまま忘れてたホイ。」

律「え?ってことは…」

澪「けいおん部は部として認められなかった…」

紬「やだやだ~!」シクシク

唯「ニートになっちゃう…」

春巻「あ、琴吹。今日はお菓子持ってきたちょ?」


「「「このバカ教師!!!」」」
「うぇ~ん」シクシク


ごめん、もう少しネタ考えてたけどもう出掛けなきゃいけないから

保守ありがローン

もう少ししたら再開できるちょー

こんにちは!平沢唯です!

桜高けいおん部に入部して、3ヶ月が経ちました!
顧問の春巻先生がうっかり屋さんで、何度は廃部の危機に陥ったりはしたけど私は元気です!

今度は夏休みを使って、けいおん部のみんなとムギちゃんの別荘で合宿することになりました!

唯「合宿楽しみだね~!」

澪「そうだな!時間を気にしないでめいっぱい練習できるんだもんな!」

律「えー、せっかく海に行くんだから遊ぼうよ~!」

澪「それじゃ合宿の意味ないだろ。せっかくムギが別荘貸してくれるんだから有意義なものにしないと…」

唯「あ、ねえねえ!春巻先生も一緒に行かないかなっ!」

律「やだよ、どうせトラブルのもとになるんだしぃー」

澪「ム、ムギはどうかな…?」

紬「いいですよ。人数が多いほうがきっと楽しいわ~」

唯「よーし、春巻先生に聞いてみよう!行くよりっちゃん!」

律「なんで私が~?」

職員室


春巻「お~田井中、平沢、夏休みは人が少なくて寂しいちょー」

律「うっ嫌な予感…」

唯「そう思って!今度みんなでムギちゃんの別荘に合宿に行くの!先生もどう?」

春巻(琴吹の家はお金持ちちょー。行きたいけど、遭難とかしたら困るツィー)

春巻「考えておくからまたあとで来てくれウォン」




地下鉄からスマホで書くからちょいちょいID変わります

さわ子「けいおん部の子達ですか?いいですね~」

春巻「夏休みの外出は命に関わるホイ」

さわ子「?? いいじゃない、あの子達も明るいし、きっと思い出になるわよ?」

春巻「ちょ~(あいつらがいない時は学校に来ても食べ物がないノラ)。」

さわ子「いってらっしゃい。誘いにきてくれたんだから余計な心配なんかいらないじゃない」

澪「ほんとに春巻先生きても大丈夫かなぁー」

唯「なんで?」

律「あいつバカだし」

澪「な、なんかあったら…困るし…」

唯「え?なんかって?」

澪「え!? いや、だから…」

唯「?」

紬「とりあえず、部活終わったらまた聞きに行きましょ?ここに住んでるんだもの、ちょっと遅くなったって大丈夫よ」

コンコン

律「龍先生ぇ~」

春巻「おー田井中。先生も合宿に行くちょー」

律(やっぱりか…)

春巻「あと電車代貸してくれホイ。給料全部落としたちょー」

律「このバカ教師!!」

さわ子「ちょっと田井中さん!?先生に向かってそれは無いんじゃないの!?」

律「だってぇー龍先生がぁー」

さわ子「な…何よ」

律「また給料なくしたからお金貸せって」

さわ子「生徒に金を借りるなっ!!」バシン!

さわ子「しょうがない人ねー。先生の電車代、部費で出してあげたら?引率ということで、それくらいなら問題ないでしょ?」

律「まぁそうだけど…。ほんとみんな龍先生に甘いよなぁー」

さわ子「春巻先生も、もう少ししっかりしないとね」

春巻「申し訳ないちょー」

律「さわ子先生がけいおん部の顧問だったら良かったのになぁー」

さわ子「こらこら」

当日


紬「先生、仕事があるから後で行くって言ってたけど迷子にならないかしら」

澪「いくらなんでも龍先生も大人なんだし、それは心配しすぎじゃ…」

律「電車代も渡してきたんだろ?心配いらないって」

唯「うん、いこういこう!」

紬「大丈夫かしら…」

3時間後・駅

春巻「遅くなったホーイ」

春巻「たしかポケットにお金を入れてあるちょー」

春巻「ほあたぁっ!?ポケットに穴が空いてるちょー!!」

春巻「困ったちょー。音楽室の鍵も閉められちゃったし食料もお金もないウー」



春巻「たしか琴吹の別荘は浜辺にあるって言ってたホイ、海沿いを行けばいつか辿り着けるちょー」

翌日の夜・露天風呂


紬「春巻先生、来なかったわねぇ~」

澪「き、きっと仕事が忙しいんだよ」

律「あいつ携帯も持ってないから不便なんだよな~」

唯「りっちゃん見て見てー!タコ!!」

律「まなんとかなるか♪唯見てろよ、私がもっと大きいの作ってやるからなっ」

澪「ほんと、ムギの別荘はいいところにあるよな」

紬「ううん。本当はもっと大きいところ使える予定だったんだけど、急に使えなくなっちゃって」

澪「海を目の前に波の音を聞きながら温泉に浸かって」

紬「?」

澪「月も海面にキレイに反射して、潮風も気持ちいいな」

律「ムギ!澪のやつロマンチックに浸っちゃってんの、そっとしといてやれ」


ガサガサ

澪「ずっとこうしていたいなぁー。うん、いい詩も浮かんできそうだ」ウットリ

ガサガサガサガサ

澪「えっ?り、りつ…なんかぁ…」

律「澪?どした?」

澪「そこの木の陰になんかいる…」

律「はぁ~?野良猫かなんかだろ」

ガサガサ

澪「ひいぃ~~」



春巻「秋山見つけたちょーー!!!!」


澪「いやああああああああ!!!」

ハラッ

唯「あ、澪ちゃん!タオル、タオル!」

春巻「みんないるちょー!助かっ
たイェーン!!」

紬「きゃあっ!」

ボカッ!

律「現れていきなり覗きをするとはふてぇーヤローだ」

翌日

春巻「ちょー。琴吹の別荘はいい部屋だホイ。まるで天国ちょー」

春巻「食べ物もいっぱい冷蔵庫にウー。菊池の家を思い出すちょー」

春巻「夏休み終わるまでずっとここにウィー」


ドンパァンドンパァンジャジャジャジャジャ


春巻「楽器の音がうるさくて眠れないみょー」

澪「りつー、ゆいー、ほら起きて練習するぞー」

紬「そうよ。いっぱい遊んだんだから、少しは練習しなくっちゃ」

律「えー、もうちょっと休もうよー」

唯「そうだよ澪ちゎん、無理はいけないよー」

澪「何しに合宿きたんだよ!ほらりつー!!」

律「へーいへい、だってさ、唯ー」

唯「おなかすいたー」ゴロゴロ

澪「おーきーろー」



律「ふぅー、疲れた!もう一回やったらそろそろいいだろー」

澪「そんなこと言ってないで、まだ寝るまで時間あるだろ?」

紬「澪ちゃーん。私もちょっとだけ、疲れちゃった」

澪「しょうがないな、じゃぁもう一回だけだから、しっかりやるぞ」

ドンパァンドンパァン

ガチャ!

春巻「うるさくて寝られないホーーイ!!!」

律「お前はもう帰れ!!」

最終日

律「よーし!今日で最後だし思いっきり遊ぶぞーっ!」

唯紬「おーーっ!!」

澪(ムギまでっ!?)「まったく…。まぁ今日くらいいっか」

春巻「え?もう帰っちゃうホイ?」

紬「ええ、今日までしか借りられなかったんです。」

春巻「いやちょー!俺は帰らないちょりそーーーー!!」

律「子供みたいなこと言うなっ!」ビシッ


春巻「海には食べ物がいっぱいあるちょー」

澪「龍先生ー!もう帰りますよーっ!」

春巻「先に帰っててちょーー!」


春巻「なるべくたくさんの食料をここで手に入れて帰るちょー」

春巻「岩場にはいっぱい蟹とか貝がいるちょー」

春巻「フジツボって食べられるちょ?」

カリカリ

春巻「つ、爪が剥がれたマオーー!!…フジツボは諦めるちょー」

春巻「カニなら取れるホイ」

ガシッ

春巻「やめるちょーー!放すリューーー!!!」

春巻「カニも強いちょー」



春巻「魚が食べたいノラー」

春巻「カモメがいっぱいいるちょー。きっとあそこには魚がたくさんいるんだちょー」

春巻「枯れ木は落ちてるホイ、いかだを作るちょー」



春巻「できたちょー!わははははははは!これで俺も満腹だホイ!出航ローーーン!!」

春巻「待ってろミャオ!今食ってやるちょー!!」


ガタガタ

春巻「なんだホイ!?」

ザパァ!

春巻「サ、サメちょーーー!?サメに連れていかれるホーーーーーイ!!!」

春巻「誰か止めるちょーーー!!」

春巻「ずいぶん遠くまで着ちゃったちょー。琴吹の家もおっかないホイ」


カーカー バサバサ

春巻「やめるホイ!俺は死体じゃないちょーー!」

ガブッ

春巻「うまちょー」

春巻「もう陸が見えないちょー」


春巻「ここはどこだちょーーーーーー!!!」

――――――――――――

二ヶ月後、春巻は台湾沖で漁船に救出された
死体と間違え襲ってきた海鳥を食べて生き延びたという

――――――――――――

ちょっと休憩するちょー

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