美琴「え…?」
上条「ん?なんだ居たのかビリビリ。もしかして聞こえてた?」
美琴「うん…」
上条「いやーこれは流石の上条さんも恥ずかしいな。他人に好きな女性のタイプを聞かれるなんて」
美琴「…」
>>10
それもう黒子じゃねぇよ
吹寄「・・・」ピク
青ピ「」
土ナンタラ「」
上条「いやー上条さんも出来ればタイプの彼女が欲しいのですよ。」
上条「それじゃあ上条さんはこれから特売と言う名の戦場に行ってくるとしますか」
美琴「…」
上条「それじゃあなビリビリ」
美琴「…」
美琴「…」
美琴「…」
いいですね
>>11
黒子は黒子だ
黒子だよ
上条宅
上条「ただいまー」
インデックス「おかえりーとうまー」ダキッ
上条「おーインデックスちゃんと良い子に留守番してたか?」ナデナデ
インデックス「うんっ!ちゃんと良い子にしてたんだよ!」
黒子「(あの類人猿…)」
美琴「あれ?え!?え!!?黒子どうしたのその頭!!!??」
黒子「べ、別にどうしたってことでもないんですの」つっ
美琴「どうしたこともないって…真っ黒じゃないの…」
黒子「いえ別に…その…も、元々黒毛ですし…」
美琴「だけど急にそんな…まぁ似合ってると思うけど…」
黒子「そ、そうですの?そうですの!地毛ですので!」
美琴「う、うん」
美琴「う~ん…」
黒子「やはりお姉さまには突っ込まれますのね」
黒子「だけどファッションだといえばたいていは切り抜けられる」
黒子「はぁ…そもそもこんな面倒なことになったのはあの類人猿のお陰…」
―――――
――
―
上条「やっぱ付き合うなら黒髪ロングストレートだよなー」
青髪「上やんはわかりやすいにゃ」
わかりやすいにゃ
ワカリヤスイニャ
ワカリヤスイニャ
―――――
――
―
黒子「(だけど私『白井黒子』の雌としてのトレードマークは『巻き毛』『茶髪』…)」コツコツ
黒子「(これではただ思いを寄せる殿方に全力で媚びて結局朽ち果ててゆく健気な脇役ルート確定ですの)」コツコツ
黒子「(このままではあの方の気を引くどころか忘れ去られてしまいますの…)」コツコツ
上条「はぁ…また千円札が自販に飲み込まれた…もう驚きませんよむしろ日常ですよ…」
黒子「ぎゃっ!類人猿っ!」ギョッ
上条「んぁ?っと…あの…どちらさんですか?」
黒子「(くぅ~!この期に及んで『どちらさん』ですの!!??人の気も知らずにッッ!!!)」
上条「(なんだこの子…なんかめちゃくちゃ怒ったりしてないか?気のせいか?)
上条「あの…だ、大丈夫ですか?」
黒子「(ここは平常心平常心…)はい。お気遣いありがとうございます」
上条「(あれ?意外と受け答えがまともな子なんじゃなイカ?)」
黒子「すみません…いきなり殿方とこんな間近で接したことがないもので…その…少し取り乱してしまって…」
何でこのスレタイで上黒なんかになってんの?
それに黒子は一人称、私じゃない
>>45
私(わたくし)も使ってたと思うが
上条「(それにしても『類人猿』はないと思うが…)」
上条「いや俺は別に気にしてないけど」
黒子「そう…ですの」
上条「?」
黒子「あ!いや!そ、その」
黒子「(大丈夫!落ち着きますのわたくし!)」
黒子「(レベル4の能力はもちろん容姿も抜け目なく整った顔立ち!無い胸ながらにスレンダーな身体!)」
黒子「(我ながら年頃の殿方に迫るには十分な武力を備えていますの!)」
黒子「あの…」
上条「んあ?」
黒子「あなた様の陰毛を10本一束として4束ほどを頂戴してクンカクンカさせてほしいと存じますの」
黒子「(言った!言ってしまった!もっとロマンチックなセリフを思案していたつもりなのについ本音を口に出してしまった!)」
上条「」
黒子「(ダメですの!弁解の余地がありませんの!)あ、あ、ああ、あなた様が好きすぎてどうしようもないほどに好きすぎてしまって好きでその!!」
上条「」
黒子「(もうダメだ…)ぐ、うぅ…ううう…ふぇぇぇぇ…」
上条「!」
上条「お、おおいどうした!泣くなよおい!」
黒子「びええええ」オイオイ
上条「おいどうして泣くんだよ!」
黒子「ご、ごめんなさいですのぉ~」オイオイ
黒子「わ、わたくし、ぐす…恥ずかしながら、と、と、殿方をあ、愛したのは、あ、はじ、初めてのことでして…」
上条「」
黒子「どのように…気持ちを伝えればいいのか…すら、わ、わからなくて、グス…」
上条「…」
上条「おい、待てよ。好きって言われても…俺たちさっき合ったばっk」
黒子「あなたがそのようだからいけませんの!」オイオイ
上条「あ?」
黒子「ぐす…ほ、本当にわたくし…が…ぐす、わk、わかりませんのさんてん?」
上条「え、……」
黒子「………ぐす…」
上条「…………ん?あれ?し、…白井??」
黒子「ぐす…はいですの…ん、ん、スン…」
キーボードイカれてんだよ…
「…」を「さんてん」って打ってんだよ勘弁しろ畜生…
∩___∩三 ー_ ∩___∩
|ノ 三-二 ー二三 ノ ヽ
/ (゚) (゚)三二-  ̄ - 三 (゚) (゚) |
| ( _●_) ミ三二 - ー二三 ( _●_) ミ ウオーォオォーアッヒャアアアウオホーオオオオオ
彡、 |∪| 、` ̄ ̄三- 三 彡、 |∪| ミ テンション上がってきた!!テンション上がってきた!!
/ __ ヽノ Y ̄) 三 三 (/' ヽノ_ |
(___) ∩___∩_ノ ヽ/ (___)
上条「」
上条「(オイオイオイオイオイこの可愛い少女が白井!!!??)」
上条「(いやちょっと待てよおいおいあり得るのか?いや確かに思い起こしてみれば白井の容姿は悪くなかった)」
上条「(胸がないのが唯一悔やまれた点だが細い肢体にそれはむしろ官能的で且つ可愛らしい容姿と裏腹に逞しい戦闘技術などは俺の雄を度々刺激しては…)」
黒子「あなたからしてみれば、きも、気持ち悪いかも知れませんが…わたくし、は、あ、あなたのことを真剣に…」
上条「」
黒子「いつからかはわかり、ま、せんが…グス…あなたの視線だとかがとても気になって…」
黒子「この髪もあなたの小話を偶然耳にして…、ん、」
上条「(ダメだこれは可愛すぎる)」
上条「(変態とかそういうのどうでもいいくらいにもう可愛すぎる)」
黒子「わかっていますの、ん、じ、自分が愚かなことが…ん、グズ…」
黒子「だけどあなたに、ど、お、どうしても、ん、気に入ってほ、ほしく、て…ん…」
上条「おい白井…」
黒子「こんな人の好みに髪をいじったり…ん…したことなんてなかっ、たの、に…グス…」
上条「わかったから!」
黒子「!?」
上条「お前の気持ちは凄くわかったから」
上条「そんない自分の素直な気持ちを責めることないんじゃないか…?」
もう酒入りすぎて注意力3万なんだよ…<そんない
黒子「ん、上条さん…」
上条「俺は…その…その髪…凄くかわいいと思うぞ…」
黒子「グズ…ふぇ?」
上条「お世辞じゃなくて。元気付けるためとかじゃなくて素直にかわいいと思う」
上条「今日初めてみたときからちょっと今までにないくらい見惚れちゃって…白井と気づかないくらい見惚れちゃって…似合ってるよ」
黒子「グス…上条さん…」
上条「だけど急に…その…お前がああいうこと言うから…」
黒子「うぅ…!」
上条「あ、いや嫌だとかそういうんじゃなくてというかいきなりはそりゃ驚いたというか」
黒子「…」グシ
上条「…」
上条「正直年頃の男としては嬉しすぎる言葉だったけど…俺はもっと順序立てて…その…」
黒子「…」
上条「し、真剣に付き合っていきたいなって…」
黒子「」
死んだwwwwwwwwwwwwwwwwww
上条「いきなりそういう関係もおかしいだろ?だからまずはお互いを知ってからってことで…」
黒子「…」
上条「はっきりしない答えでごめん。だけど俺もっと白井のことが知りたいんだ」
黒子「上条さん…」
上条「そんな湿気た顔するなよ似合わないぞ?」
黒子「べ、別に湿気てなんか…」
上条「お前はいつも笑ったり怒ったりしてるほうがずっと似合ってるよ」
黒子「!!///」
黒子「よくそんな恥ずかしいことをベラベラと…!」
上条「そうか?お前だって『陰毛が~』とか言ってたくせにwwww」
黒子「のああああああああ!!!さっそくわたくしの純情をコケにしますの!!?コケにしますの!!?」
上条「冗談だって。まぁお互い様ってことで」
上条「俺のこの気持ちも純情だからさ…」
黒子「上条…///」
上条「白井…///」
草むら――
美琴「白井…」
佐天「当麻…」
美琴・佐天「うおおおおおおおおおおおおおおおおおわああああああああああああああああああああ」
初春「二人とも…」
「上条…」じゃなくて「上条さん…」な
そういうとこちゃんと補正しろよ?
御坂「佐天さん髪の毛サラサラでいいわね~」
佐天「え?そうですか?あまり手入れとかしてないですけど」
御坂「羨ましいくらいだよ~、染めたりしないの?」
佐天「うーん、興味はあるけど似合うかなぁ…」
御坂「絶対似合うよ!染めよ!すぐ染めよ!」
御坂(学園都市から黒髪ロングの女の子を撲滅する…っ!)
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