美柑「・・・しかたないなぁ」
美柑「リトは私に逆レイプして欲しいの?」
美柑「・・・しかたないなぁ」ぬぎっ
美柑(ホントはリトの方からして欲しかったんだけど、そこまでわがまま言えないよね?)
美柑(せっかくリトが私にお願いしてくれたんだもん。私がしっかりがんばらないと!)シュルッ
美柑「え、えっと・・・全部脱いだよリト///」ドキドキ
美柑「も、もうっ!あんまりジロジロ見ないでよ///」ドキドキ
美柑「それより、ほら」
美柑「リトも早く服脱いでよ」
美柑「その・・・脱いでくれないと、リトのこと犯せないじゃん///」かぁぁ
美柑(うっわあ!何言ってんだろ私!?///)かぁぁぁぁ
美柑「・・・えっ?」
>>40
1、レイプなんだから無理矢理脱がせて犯して欲しい
2、とっくに全裸待機
わかった
すまん
さようなら
頑張れよ
ドンッ
ドサッ!
美柑「リトが・・・悪いんだからね?」
さっきから頭がぼーっとする
ヤバい
私は何をやっているんだろうか?
兄を、自分のベッドに押し倒すなんて
美柑「リトがいつもいつも、いろんな女の子にばっかり優しくしてるから・・・!」
これは嘘だ
私は誰にでも優しいリトが好きなはずなのに、自分になのかリトになのか
こんな嘘をついた
美柑「前は、私のことばっかりにかまっててくれたのに・・・」
これは・・・
本当
美柑「リト、もっと私を見て?」
ギシッ
私は押し倒したリトの上に覆いかぶさるように、彼の身体にまたがった
私は、怒っているのかもしれない
リトが私以外の女の子たちにからかわれて、少しデレデレしているのを
私は、嫉妬しているのだろう
リトが私以外の女の子に好かれているのを
リトを自由に好きでいられる、女の子たちのことを
美柑「・・・リト、大好きだよ」
かぷっ
戸惑うリトを無視して、私はリトに無理矢理キスをする
私はお兄ちゃんに、キスしたのだ
もう、今まで築いてきた何もかもを壊してしまっても構わないと思えた
リトは最初だけ、バタバタとわずかに抵抗をしてみせたけど、すぐにおとなしくなった
私を、受け入れてくれたのだ
美柑「リト、リトぉ・・・」
ちゅっちゅ
舌を入れてみる
リトは私の舌に絡めるように、吸い付いてくる
手を私の後頭部に回して、私の頭を撫でてくれる
お兄ちゃんの手だ・・・
私の中で、私たちの中で、どんどんタガが外れていくのが伝わってくる
私たちは、今夜一線を越えるのだろう
リトの服を少しずつ履いでいく
美柑「リト・・・あむっ、ちゅ」
私の舌が、リトの身体の上に這い回る
リトの唇も、私の頬や首筋、うなじを撫でる
このままずっといられればいいのに・・・
何がいけないというのか?
何も、間違ってなどはいない
美柑「あぁ・・・リトっ!リトぉ!」
互いの服を脱がせ合い、抱き合った
互いの眼には、互いしか映っていなかった
これほど美しい兄妹愛があるだろうか?
妹が兄を、兄が妹を愛する気持ちの何が間違っている?
いや、私の感情は純粋では無かった
たまたま、お兄ちゃんが大好きな妹で
たまたま、リトは女の子にモテていて
たまたま、今日リトの行動にイライラして
たまたま、今日リトを取り巻く女の子に嫉妬して
そして様々な偶然で、私はリトを押し倒したにすぎない
だから、なんだというのだ
妹が兄を愛するのに理由なんて必要ない
それをおかしいと思うのならば、それはもう倫理だとか常識だとか道徳だとかが間違っているのだ
いや、違う。私は倫理も常識も道徳もわきまえた上で、リトを愛している
この感情が間違った想いなわけがないのだから
ならば、滅びるべきは背徳などという概念だろう
背徳なんて言葉、ほろんでしまえ
私はお兄ちゃんを愛している
美柑「お兄ちゃん、お願い。私を、愛してください」
私は、リトの上にゆっくりと腰を落とす
美柑「んっ・・・ああっ・・・!!」
ギチギチという音でも聞こえてきそうな痛みと、それに見合った感動があった
私とお兄ちゃんが一つになる瞬間である
私は苦痛と快楽で歪んだ表情をしていたのかもしれない
それでも、お兄ちゃんは私を可愛い可愛いと言って頭を撫でてくれていた
痛みに耐える私を慰めてくれていた
お兄ちゃん大好き
恍惚の中で思うことはそれ一つだけ
私とお兄ちゃんは一つになった
ただただそれが嬉しかった
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