アルミン「Mのススメ」(10)
※SMとか全然知らないくせに書きます
※エロなし、くだらんギャグです
※キャラ崩壊注意です
アルミン「どっちかと言えばエレンはSだね」
エレン「まあ、Mの趣味はないな」
アルミン「ミカサもSかな」
エレン「いや、あいつMだろ」
アルミン「そうなの?」
エレン「俺が睨み付けたり怒鳴ったりしても全然こたえねーし、照れたりしてるしな」
アルミン「‥まさか、ミカサに手は出してないよね?」
エレン「手を出すって‥そ、そんなこと、するわけあるかよ」
アルミン「なんか勘違いしてるみたいだけど、暴力はないよねって意味だよ。ドメスティックバイオレンスだよ」
エレン「あるわけねーだろ!女相手に!」
アルミン「まあエレンより強いしその心配はないか」
エレン「大体俺があいつにどんな目に遭わされてきたか、アルミンも知ってるだろ。
グーパンされるわ、首根っこつかまれて放り投げられるわ、担がれて落とされるわ、散々な扱いだぜ」
アルミン「まあ一種の愛情表現だよ」
エレン「何が愛情だ、女なら暴力に訴えるまえに優しい言葉の、ひとつでも言って見ろってんだ」
アルミン「上杉達也だね。そうやって幼馴染みにキスをもらうんだね」
エレン「なに言ってんのかわかんねえよ」
アルミン「エレン、大物になる男はね、SとMを併せ持っているものなんだよ。ちなみに僕は普段Mキャラで皆を油断させておいて、いざというときのSを際立たせるという作戦だ」
エレン「何の作戦だよ、大丈夫か、アルミン」
アルミン「だから君は普段SならMを開発していくことをオススメする、大物になるなるためにも」
エレン「大物‥なんかよくわかんねーがいい響きだ。開発ってどうするんだ」
アルミン「男なら皆大物を目指すべきだ。ミカサにもっと暴力的に振る舞ってもらいそれに喜び以上の興奮を覚えるようになれれば最高なんだが」
エレン「冗談じゃねーよ、そんなの大物になる前にただの変態になるじゃねーか」
アルミン「エレン、大物になる男はね、変態であるということを自ら認め昇華し」
エレン「もういい!なんでこんな話になったんだか」
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アルミン「という話をエレンとしたんだ」
ミカサ「‥私にエレンのMを開発しろと?」
アルミン「話が早くて助かるよ」
ミカサ「念のために言っておくけど私は別に暴力行為が好きでエレンをお仕置きしてるわけではない」
アルミン「そんなことわかってるよ。お互い愛情があってこそできることだしね」
ミカサ「お互い‥愛情‥」
アルミン「ミカサ、男女の仲というのはね、SとMの役目を定期的に入れ替わることで長続きするし愛情も深まるんだよ」
ミカサ「わかった、やってみよう」
アルミン(即答だな)
ミカサ「でもどうすれば?エレンにめっ、するときにボディブローを三発くらいお見舞いすればいいの?」
アルミン「いや、それただのリンチだし。エレン死んじゃうし。そうだな、SMの基本はお尻ペンペンかな」
エレン「お尻ペンペン‥。よくカルラおばさんがエレンをお仕置きするときにしていた‥」
アルミン「そう、それを」
ミカサ「あれを私が‥」
アルミン「そう、ミカサが」
ミカサ「カルラおばさんに叩かれているエレンは顔を真っ赤にして泣くのを堪えていた」
アルミン「エレンにはおばさんも手を焼いてたねえ」
ミカサ「うん‥」(何だろう、この高揚してゆく感情は‥私はエレンが泣くのを見たいのだろうか‥)
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数日後 食堂
ジャン「死に急ぎ野郎が!」
エレン「てめえ!」
ミカサ「やめなさい」
ジャン「いつも保護者に庇われてお子ちゃまは羨ましいでちゅねー」
エレン「上等だ、表へ出ろ」
ミカサ「やめなさいと言ってるでしょう」
ジャン「やめまちゅかー?」
エレン「ふざけんな、この馬面が!」
ミカサ「」ガシッ
エレン「離せよ、ミカサ」
ミカサ「エレンお尻をだしなさい」
エレン「だから離せって‥は?」
ジャン「」
ライナー「」ピク
ミカサ「お仕置きするから私の膝の上でうつ伏せになってお尻を向けなさい」
エレン「なに言ってんだ、お前‥気でも狂ったか」
ミカサ「いいから」ガシッ
ミカサ「大人しく」バキッ
ミカサ「お尻をだしなさい」ドサッ
エレン「や、やめ」
ミカサ「どうして!」パン
ミカサ「あなたはいつも!」パン
ミカサ「言うことを聞かないの!」パン
ミカサ「ちゃんと言うことを聞かないと!」パン
ミカサ「駄目でしょ!」パン
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ミカサ「はい、おしまい。もうやっちゃダメ、わかった?」
エレン「」フルフル
ミカサ「エレン、返事は?」
エレン「う、うわああああああ!!」バタバタ
ミカサ「あ、エレン!」
アルミン「ミカサ!」
ミカサ「あ、アルミン。私、エレンを‥エレンに‥。追いかけないと」
アルミン「今は駄目だよ。行っても逃げられるだけだ」
ミカサ「でも」
アルミン「僕が行くからミカサはここにいて。なんだかボンヤリしてるけど大丈夫?」
ミカサ「私、なんだか‥」
アルミン「うん、どうしたの?」
ミカサ「気分が‥」
アルミン「悪いの?」
ミカサ「違う‥高揚する‥感情が、昂って‥。何だか、ヘン。私が私じゃないみたい。
手が、ジンジンするの。エレンのお尻を、叩いた手が」
アルミン「なるほど」
ミカサ「」ボンヤリ
アルミン「とりあえずエレンを連れ戻して来るから、ここで大人しくしててね」
ミカサ コクン
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