ブチャラティ「麻雀」 (19)

ジョジョ×ギャグ漫画日和

なんだかんだで更新遅くなりましたが五作目です

クオリティが低いのはご了承ください



ブチャラティ「さぁ…始めようぜ」

ドドドドドドド…

その夜、そこには牙をむいた

ディアボロ「絶頂は常に俺にあるッ!!!!」

ゴゴゴゴゴゴ…

リゾット「全員俺のターゲットだ…」

チョコラータ「俺が角砂糖を投げるぜぇぇ~」


四人のスタンド使いがいた

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チョコラータ「そぅら!」ポイッ

セッコ「あう!あうあう!」ムシャムシャ

ブチャラティ「セッコがキャッチした角砂糖は四個か…それでどうするつもりだ?」

チョコラータ「慌てるなよブチャラティぃぃ…確か始めにドラを決めなければならないはずだぜぇ」

チョコラータ「つまりここから数えてだな…1、2、3、4…このハイを裏返すぜぇ」

ドドドドドドド…!

ディアボロ「あぁ…なにかわからんがそんな感じだったな」

ディアボロ(さすがはこのディアボロが使うのを躊躇うほどのゲス…麻雀を知っているとしか思えん)

ブチャラティ(ハイをならべるだけでどうすればいいかわからない空気を一瞬で麻雀らしくしやがったッッ!!さすがは護衛チームってところだな…!)ゴゴゴゴゴゴ…

チョコラータ「ふーふっふっふっ…」

セッコ「あう!!あうあう!あう!」ピョンピョン

リゾット(あの腰巾着で集中を乱すつもりか…させるかッッ!!!)

リゾット「くらえメタリカッ!!!」

セッコ「ヤッダバァァァァ!!!」ドッゴォ!!

チョコラータ「セッコォォォォォォッ!!!セッコセッコセッコセッコォォォォォォ…ッ!!!」

リゾット「いつまできゃんきゃんわめくつもりだゲスが…さっさっとスタートしなッッ!!サイを降ったのは…てめぇなんだぜッッ!!!」ゴゴゴゴゴゴ…!

チョコラータ「くっ!!リゾットめ…ッ!!!」

チョコラータ(狡猾なやつだ…自分の思うように場をつくり、ターゲットを即座に排除する…ッ!!!暗殺チームのリーダーなだけはある…!)

ブチャラティ(どうやらセッコが殺されてスキができたみたいだな…)

ディアボロ(いくらチョコラータでもここからは知らんだろう…下っぱのカスにしてよくやったが…ッ、帝王はこのディアボロ以外にありえないのだッッ!!!)

チョコラータ「くっそぉぉ…やってやるッ!セッコの仇だぁぁぉッッ!!!!」

トン…

リゾット(ハイをひとつとってまえに並べた…どうやらこのゲスもここまでのようだな)

トン…ッ!!!トン…ッ!!!トントントンッッ!!!


リゾット「な…んだとぉぉッ!?」

リゾット(どんどん自分の前に置いていきやがった…ッ!!!どういう考えしてやがるッッ!!!一気に並べるなんて普通じゃぁねぇぞッッ!!!)



チョコラータ「並べた……並べてやったぜぇぇッッ!!!次はディアボロッッ!!!ボスであるアンタだぁッ!!」

ブチャラティ(な…このオヤジがボスだったのか…ッ!!!?)

リゾット(変な髪型だと思っていたらまさかボスだとは…)


ディアボロ(この俺か…しかしチョコラータの行動により基本は理解したッ!!あとは並べるだけ…)スッ

チョコラータ「待ちなボス…ッ!俺の所からばかりとるんじゃない…ちったぁ考えればわかる事だろぉ~?」

ディアボロ「バ…そんなバカなッ!!」

チョコラータ「次やったら本当に頭にカビはやさせてやるぜぇぇ?」

ディアボロ「ゲスがッ…!!!」

ディアボロ(生意気な…このディアボロを怒らせて組織でのうのうと暮らせると思うなッ!!!)

ゴゴゴゴゴゴ…!


ブチャラティ「全員並べ終わったぜ…こっからどうするんだ?」

ディアボロ「たしか…親を決めるのを忘れていたな」

チョコラータ「親…だったら組織のボスであるアンタがやるべきだよなぁ?」

ディアボロ「俺が親だと…ッ!!?」

リゾット「それが自然だな」


チョコラータ「やれるでしょう?ボスなんだからねぇぇ…ククク……」

ドドドドドドド…!

ディアボロ「いいだろうッ!!!このディアボロッッ!!!親をつとめてやるッッ!!!」

ディアボロ(親だと…ッ!くそ、訳のわからないものをおしつけよって…ッ!)

ディアボロ(このディアボロが麻雀を知らないと思うなッッ!!!前のハイをひとつとり、ひとつ捨てるッッ!!!それが麻雀だッッ!!!)ズバッ

ディアボロ「バカな…なにも書いてない…ッ!!!?ハズレかッッ!!!?」



ディアボロ「これは捨てるぞッッ!!」

スターン!

ブチャラティ「俺の番みたいだな…」スッ


『西 』ッッ!!!

リゾット(ブチャラティ…最近幹部に昇進したばかりの男…俺がもっとも恐れているのはコイツだ…ッ!!)ドドドドドドド…


ブチャラティ(麻雀は…3つだ、3つ同じものを揃えるか3つ並んだ数字を揃えるかっていうのは俺だって知ってることだ…ッ!)

ブチャラティ(だがこれは…東西南北が揃ってやがるッッ!!!)ドギューンッッ!!!

ブチャラティ(何が起こってるのかさっぱりだぜ…ッ!!スティッキーフィンガーでひとつこっそりジッパーの中にすてるか…ッ!?)

ブチャラティ(だが…これで上がれるのかもしれねぇ…ッ!!)

ブチャラティ「…俺はこの鳥を捨てるぜ」ストン


リゾット「それをもらおう」


ブチャラティ「な、なんだとぉぉぉッッ!!!?」

ディアボロ「いったいどういう事だッッ!!!」

チョコラータ「いや俺は知っているッッ!!!知ってはいたが…ッ!!!」

リゾット「聞こえなかったのか…?俺はそのハイを



『も ら お う』

と言っているんだッッ!!!」


チョコラータ(確かに麻雀は人の捨てたハイをとることができる…だがそんな意味のわからないことは誰もしなかった…だがッッ!!!リゾットの野郎はそれを平然と行いやがったんだッッ!!!)


リゾット「ここで宣言しておいてやる…」ドドドドドドド…!


リゾット「俺は捨てハイは貰うが貴様等に直接なにもしない…」ドドドドドドド…!


リゾット「つまりは…だ…ッ!」


リゾット『俺はお前に近づかない』

ドッギャーンッッ!!!

このリゾットの宣言により、場はさらに熱をおびることとなった

容赦なく捨てハイをとり続けたリゾットのハイの数は27を越え

ディアボロもそれにならい捨てハイを取るが焦って必要のないハイを取ってしまう

ディアボロ(くっ…ついこの変な漢字をとってしまった…ッ!)


そして我関せずとばかりに不気味な静けさを見せるブチャラティ

ブチャラティ「……」

リゾット(なにを待ってやがる…ッ!不気味なやつだ…ッ!)

そしてここでチョコラータが絶望で顔を歪ませた!!

チョコラータ「お、お、俺の取るハイが…ッ!!!」

チョコラータ「『裏返ってやがるッッ!!!』」ズギャーーーンッ!!!



そう…最初に裏返したハイがここでチョコラータを絶望の奈落へと突き落としたのだ

チョコラータは無念のパスを選択する…

チョコラータ「くぅぅぅ……くぅぅぅ!!!」ポロポロ

ディアボロ「ふん…やはり絶頂は常にこのディアボロを望んでいるということだッッ!!!」

チョコラータはこれ以降もパスを余儀なくされる


そして…


ディアボロ(『中』か…これは必要ないな)ストン


リゾット(チョコラータはともかく、ディアボロに余裕が出てきたな…だが俺ももう少しだ…ッッ!!!)

リゾット(我ながら揃えに揃えたこのハイ…この数が俺のメタリカと同じ数になったとき…間違いなくアガリだッッ!!!)


ディアボロ「この『中』を捨てよう」ストン

ブチャラティ「ソイツをもらうぜッッ!!!ボスッ!!!」

リゾット「な…ッッ!!!」

リゾット(今まで静観を続けていたブチャラティがここに来て捨てハイをとるだと…ッッ!!!?)

ブチャラティ「あと一歩だ…その一歩が足りなかった…」

ブチャラティ「だがッッ!!!その一歩は今ッ!!!ここで踏み出されたんだッ!!!」


『東』『西』『南』『北』

ブチャラティ「そしてッッ!!!」

『中』ッッ!!!


ブチャラティ「方向は全て揃えたッッ!!!アリーヴェデルチ!!!!」

バァーーーーーンッ!!!



ディアボロ、リゾット、チョコラータ『な、なにぃぃぃぃぃぃッッ!?』

チョコラータ(こんなアガリかたがッッ!!!これがロンッ!?)

ディアボロ(絶頂がこのディアボロ以外を選んだというのかッッ!!!?)

リゾット(たったそれだけの数のハイでッッ!!!)


リゾット「ブチャラティッッ!!!お前このやり方を知っていたのかッッ!!!?」

ブチャラティ「知らなかったさ…神様がくれた最後のチャンスってことだ…」


ブチャラティ「可能性を信じる、チャンスを待つ、両方を同時にしなきゃならないのが麻雀のつらいところだよな…」

ブチャラティ「だが俺は覚悟ができていたッッ!!!それだけだッ!!」


ブチャラティ…特異なスタンドを持つこの男は


ブチャラティ「これでジョルノは引き続き俺のチームだ、忘れるなよ」


パッショーネに衝撃を与えることになる

おまけ

ナランチャ「ダンス」



ナランチャ「ズッダン!ズズッダン!ズッダン!ズッダン!」

ミスタ「どうしたよナランチャ、ダンスなんか踊ってご機嫌じゃねぇか」


ナランチャ(バカだなミスタ…これが地獄のダンスと知らないでやんの)



ジョルノ「レクイエムの闘い」

ジョルノ『ゴールドエクスペリエンスレクイエム!!!!』

辛くもディアボロを打ち倒したジョルノ


翌日ジョルノは裏切ったフーゴのウイルスによって溶けるのだが

それはまた別のお話



トリッシュ「退屈な午後」



トリッシュ「退屈だわ…なにかが食べたいわね」


フーゴ「…」

『【パンナコッタ】・フーゴ』


トリッシュ「そうか学生がどこか学祭でもやってないかしら」

ミスタ「…」

『【どこかが臭い】グイード・ミスタ』

ジョルノ「卒業」


ジョルノ「今日で学校も卒業か…」

ジョルノ「3組は永遠に…か」

ジョルノ(この机の落書きも…)

ジョルノ(窓から見えるこの景色も)


ジョルノ(僕は二組だったからなんの思い入れもない、それどころか後半ゼンゼン学校行ってなかったから居心地悪すぎて気持ち悪ぅ)

これで終わりです

仕事が忙しくて更新できず申し訳ありません

次は残ってる一部か7部でやりたい

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