ほむら「何をしているの?」まどか「ダークソウルだよ!」(246)

まどか「ごめんねほむらちゃん、電話はまた今度にしてね」ピッ

マミ「鹿目さんは何をしていたの?」

ほむら「ダークソウルってなにかしら…?」ホムッ

マミ「!!」

マミ(ダークソウル…鹿目さんもその力に目覚めたのね)ニヤリ

ほむら「…巴マミ、何故笑っているのかしら」ファサッ

マミ「のみ込みが悪いのね、鹿目さんは力に目覚めたのよ」ドヤッ

ほむら「…力?」

マミ「あなたにはまだ早い話だったかしら?」

ほむら「よくわからないわ」ホムム

マミ「なんならもう一度鹿目さんに電話してみましょうか」

ほむら「その必要はないわ」

ほむら「今からまどかの家に行くわ」

マミ「…そうね、私の力も見せてあげるわ」

まどホーム

ほむら「と言うわけで来たわ」

まどか「いらっしゃい!でも来るなら行ってよ!」

ほむら「ご、ごめんまどか…」

マミ「ところで鹿目さんの力を見せてくれないかしら」

まどか「…力?」

ほむら「ダークソウルのことよ」

マミ「ええ、私も見たいわ」

まどか「あっ、わかりました!」

マミ「後で私の力も見せてあげるわ」

まどか(マミさんも買ったのかな)

まどか「なら後で一緒にしましょうよ!ほむらちゃんもどう?」

マミ「楽しみだわ」

ほむら「いや、私はちょっと…」
まどか「残念だなぁ…確かに難しいけどね」

マミ「あら?コツを掴めば簡単よ?」

まどか「そうですか?私はなかなか上手にできないや…」

マミ「まあコツを掴むまでが大変だからね」ドヤッ

まどか(マミさんってゲーマーだったんだ…いつも一人なのはそのせいなのかな)

ほむら「…」ホムム

まどか「ここが私の部屋です、狭いけどどうぞ」

マミ「お邪魔します」

ほむら(失礼するわ)ファサッ

ほむら「ほむっ!まどかの部屋!」

まどか「…ほむらちゃん?」

ほむら「…じょ、冗談よ//」ファサッファサッ

マミ「早く鹿目さんの力が見たいわ」

まどか「今日買ったんでまだ初めですよ」

マミ「買った?」

ほむら「あら?これは…PS3?」

まどか「うん!実はゲーム好きなんだ」ウェヒヒ

ほむら「ほむ…意外ね」

ほむら(この世界のまどかはゲーマーなのね)

ほむら「でも可愛いわ」ホムッ

まどか「ほ、ほむらちゃん…//」

ほむら「…冗談よ」ファサッ

まどか「はは、冗談かぁ…」ショボリ

ほむら「ち、違うわ!可愛いのは本当よ!」

まどか「ほむらちゃん…!」

マミ「」

マミ(鹿目さんはお金で力を…これはいけないわ)

マミ「鹿目さん!」

まどか「はい?」

マミ「お金で力を得るのはあまり誉められたことじゃないわ!」

まどか「えっ」

マミ「強者は自分の手で力を手に入れるものなのよ!!」バーン

まどか「ええっ!?」

ほむら「話が見えないわね…」

まどか「ま、マミさんはお金で買わなかったんですか?」

マミ「ええ、勿論よ」キリッ

まどか「そんなの絶対おかしいよ!」

まどか「マミさんは盗んだんですか?」

マミ「えっ、そんな筈ないじゃない」

まどか「私はさやかちゃんに頼んで並んでもらったけど…お金は私のですよ!」

ほむら「美樹さやか…あなたはどこまで愚かなの…」

マミ「えっえっ」

マミ「よくわからないわ…鹿目さんの力を見せてくれないかしら」

まどか「…はい、まだ序盤ですけど」

ほむら「やっぱりゲームなのね」

まどか「そうだよ!自力でクリアできたら嬉しいなって、だからオフラインでしてるんだ」

ほむら「…なかなか渋いゲームね」

まどか「そうかなぁ」

マミ「」

マミ(えっなにこれ!?ゲームじゃない!)

マミ(鹿目さんの言ってるダークソウルってゲームだったの!?)
マミ(なら私は勘違いを…!)

まどか「マミさん、これが私のダークソウルです」

ほむら(巴マミは何かと勘違いをしていたようね)

まどか「マミさんはどの位進んだんですか?」

マミ「えっ?あっ?えぇーと…」

マミ「コホン。そ、そうね…中盤かしら」

まどか「えっ凄いですね!昨日発売したばっかりなのに…」

ほむら「そもそもどうやって手に入れたのかしら」ホムリ

マミ「えっ…それはね…そのQBが…」

まどか「QBに買ってもらったんですか?ならQBとさやかちゃんは同じだね」ウェヒヒ

マミ「そ、そうよ、QBが私にね」

ほむら「でもそれだと自力で手に入れたことにはならないのではないかしら」

マミ「ひ、日頃の感謝だってQBがくれたのよ!」

ほむら「…あのインキュベーターが態々ゲームを買うかしら…」

まどか「もういいよ、ほむらちゃん」

ほむら「でも…」ホムゥ

マミ「」ホッ

まどか「それよりほむらちゃんも一緒にしよ?」

ほむら「!」

ほむら(まどかと一緒に…する?)

ほむら「ほむむー!」ホムムー

ほむら(ええ、ではやりましょうか)

まどか「えっと…ほむら、ちゃん…?」

マミ(それにしても中学生なのにゲームにハマっちゃって…子供ね)

マミ「私は見物させてもらうわね?」

まどか「じゃあほむらちゃん、ここに座って!」

ほむら「ええ。操作方法を教えて貰えないかしら」

まどか「えっとね!こことここで攻撃してね、ここで…」

ほむら「ほむほむ」ナルホド

まどか「こんなところかな、まだ最初のステージだから簡単だよ?」

ほむら「やってみるわ」

マミ「」

ほむら「この画面はステータス?」

まどか「そうだよ!」

ほむら「名前はmadoka…そのままね」

まどか「沢山考えたんだけど…結局自分の名前にしちゃった」ウェヒヒ

ほむら「あなららしいわね」フフ

まどか「敵を倒しながら前に進めばいいよ!」

ほむら「わかったわ」

マミ「」

まどか「後ろに敵がいるよ!」

ほむら「えいっ」

まどか「あっ、敵が隠れてる!」

ほむら「きゃっ…ごめんなさいまどか…HPが半分になってしまったわ」

まどか「大丈夫だよほむらちゃん!これを飲めば回復だよ!」

ほむら「飲み物で回復するのね」

まどか「突っ込んじゃだめだよ」ウェヒヒ

マミ「」

ほむら「開けた所に来たわね」

まどか「そろそろボスかな?…あっでたよ!」

ほむら「大きい…倒せるかしら」

まどか「がんばれほむらちゃん!」

ほむら「やぁっ!…ちょっと全然効かないじゃない!」

まどか「弱点があるのかな?」

ほむら「いやっ!死ぬっ!」

ほむら(こうなったら時間停止で…!)

ほむら「これで!」

まどか「」

マミ「」

PS3「」

ほむら「これじゃ意味ないよ…解除」

まどか「あっ!…死んじゃった」

ほむら「ごめんなさい…」

まどか「大丈夫だよ!2人でデーモンを倒そう?」

マミ「」

マミ(なによ!これじゃあ私がいる意味がないじゃない!)

マミ(せっかく仲間ができたと思って楽しみにしてたのに…)

マミ(こうなったらあの太っちょを私が倒して…!)

マミ(でも私ゲームしたことないし…)

マミ(うぅ…)

マミ(あら?地面になにかあるわね)

マミ「暁美さん、その地面にあるのはなにかしら?」

ほむら「えっ?これかしら…」

逃げろ!

まどか「もしかして倒せないのかな…?」

ほむら「そんな…それじゃ私が今までしてきたことって…」

マミ「あっ!左に階段があるわ!」

ほむら「えっ?…ここね!」

まどか「よかった…逃げ切れたよ!ありがとうマミさん!」

マミ「えっ?え、ええもうクリアしたからね」

ほむら「だから今まで黙ってヒントを出すのを待ってたのかしら」

マミ「そ、そうよ!」エッヘン

マミ(良かった!私も役に立てた!)ニコニコ

まどか(マミさんが今日初めて笑った…そんなにヒントだせて嬉しかったのかな?)

ほむら「…あれから色々探したけど、あいつを倒せるような武器はなかったわ」ホムム

まどか「後はあの白い霧だけだね」

マミ(…となると彼処に武器があるのね!)

マミ「暁美さん、その中に答えがあるわ!」

ほむら「…入るわ」

マミ「」

まどか「あわわ!下にさっきのデーモンがいるよ!」

マミ「あっ、えぇとね…」

まどか「あれ?落下中にR1で攻撃だって、ほむらちゃん!」

ほむら「うん…行きます!えぇーい!」

まどか「やった!半分近く削れたよ!」

ほむら「えいっ!えいっ!」

まどか「後はもうごり押しだよ!ねっマミさん!」

マミ「おっ」

ほむら「あ!デーモンが消えて…」

まどか「やった!やったよ!ほむらちゃーん!」スリスリ

ほむら「ほむむ//」

マミ「良かったわね」

マミ「はいっ!これもマミのおかげです!」ウェヒヒ

マミ「そ、そうかしら…えへへ」

ほむら「あら?ムービーだわ」

まどか「おっきいカラス!」

マミ「かっこいいわね」

ほむら「…そうかしら」

まどか「あ…連れていかれちゃった」

ほむら「えっ?まさか食べられるの?」

訂正

×マミ「はいっ!これもマミのおかげです!」ウェヒヒ

○まどか「はいっ!これもマミのおかげです!」ウェヒヒ

まどか「はいっ!これもマミさんのおかげです!」ウェヒヒ

だ、ごめん

まどか「篝火の近くまで連れてこられたよ、よかったねほむらちゃん食べられなかったよ」

ほむら「う、うん」

まどか「でもここからが本番…ですよね?マミさん」

マミ「え、そうよ!まだ体験コースなんだから」

ほむら「ここから何処に行けばいいのかしら…」ホムム

マミ「ここはスタート地点の後ろからよ!」

マミ(この会社のゲームは後ろになにかあるのだけは知ってるわ!)

ほむら「確かに人が檻の中にいるわね」

まどか「やっぱりマミさんは凄いんですね!ゲームもできて…」

マミ「ええ、何事にも取り組むことが大事なのよ」

まどか「私はなにやってもへたっぴで…」

ほむら「そんなことないわ」ファサッ

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「あのステージをクリアできたのはまどかのおかげよ…あと巴マミも」

まどか「うん…!」

ほむら「だから2人でクリアしよう?」

まどか「…うん!」

マミ(それにしてもこのゲームの雰囲気なかなかいいわね…よし)

マミ「そろそろ帰らないとQBに悪いわ、私はここでお邪魔するわね」

まどか「はい、今日はありがとうございました」

ほむら「今度はもっと巴マミの力を見せてほしいわ」

マミ「わかったわ。それじゃあね」

まどか「…ほむらちゃん、今晩時間あいてる?」

ほむら「ええ、大丈夫だわ」

まどか「泊まっていかない?」

ほむら「ほむっ!?」

まどか「2人で沢山遊べたら嬉しいなって」

ほむら「ええ!2人だけの力で頑張りましょう!」

QB「」

QB「…なるほど、いくら僕が呼び掛けても反応しなかったのかこのせいか」

QB「でも良いことを聞かせてもらったよ、そのゲームをいち早くクリアしてネタバレしちゃおう」

QB「これでも僕はインキュベーター界のウメハラって呼ばれているんだ」

QB「ネタバレして絶望させるんだ」

QB「よーし、やるぞー!」

さらに一方

杏子「どういうことだおい…」

さやか「」

杏子「こ、こいつ固まってるじゃねぇか!」

さやか「フリーズ…?」

さやか「まどかにパシられたのが悔しくて私も買ったのに」

さやか「よりにもよってフリーズなんて…」

杏子「だ、大丈夫なのか?壊れてないのか?」

さやか「いや…大丈夫だよ、オートセーブだしPS3は動いてる」

杏子「…じゃあ!」

さやか「さやかちゃんまた頑張っちゃうもんね!」

杏子「なら…さ、今度は私にもやらせてくれよ」

さやか「さっきまでRPGはやらないって言ってたの誰だっけ?」

杏子「やっばりさ…一人でやるのは寂しいもんな」

さやか「!」パァッ

さやか「よーっし!やろやろ」

QB「と、言うわけで僕もソフトを手に入れたよ」

QB「さっそくマミの家で…あれ」

マミ「」ピコピコ

マミ(あの後すぐに買ったのに名前が決まらない…)

マミ「えっと…ドイツ語の辞書はどこかしら…」

QB「…どうやら今はできそうにないね」

2日後

QB「結局月曜日になったのにマミは名前を考えているだなんて…わけがわからないよ」

QB「でもマミたちは学校!今から僕がクリアして…」

まどか『そんな…2人でクリアするって言ったのにそんなのあんまりだよ…』

マミ『ネタバレされたら死ぬしかないじゃない!』

QB「ククク…我ながら残酷な性格だね」

QB「よーし!やるぞー!」

QB「うわっ!オープニングは実写なのか!ビックリしたなもー!」

QB「こんな魔女昔いたなー」

QB「名前はQBでいいや、さっさとやろう…」

QB「ヒントなんてなくても余裕だもんね!」

QB「すいすいーっと!」

QB「よし!最初のボスだ!」

QB「でかい!…だが遅いっ!」

QB「ほらね、簡単に倒せた…さきに進むよ」

QB「オープニングの敵じゃないか…まさかこいつがボスか」

QB「やってやるぞ!」

QB「あれ?ムービーだ…って死んだ!?」

QB「はぁ?ありえねーだろおい!!!」

QB「いや今のはノーカンっしょ…」

QB「ん?どうやら神殿に連れてこられたようだね」

QB「かぼうおんな…?全くなんで人間はこんな面倒な文字を使うのかな」

QB「なるほど、5つのステージをクリアすればいいのか」

QB「やるぞー」

まどか「そういえば最近QB見かけないね」

マミ「そう言えばずっとテレビの前でソワソワしていたわ」

さやか「なにかテレビを見ていたんですか?」

マミ「え、まぁニュースをね…」
ほむら「インキュベーターは何を考えているかわからない…油断してはならないわ」ファサッ

まどか「でも魔女もでてないみたいだし…」

ほむら「私がまどかの傍にずっといたから契約もさせる気にはならなかったようね」

さやか「まっ!平和が一番ってね!」

マミ「それもそうね」フフッ

まどか「ほむらちゃん!放課後に家においでよ!」

ほむら「ええ、今日こそガーゴイルを倒して見せるわ」

まどか「…お風呂もまた一緒にの」コソッ

ほむら「ほむむむ/////」

さやか「なに赤くなってんの転校生?」

まどか「ダークソウルのお話だよ?」

訂正

まどか「…お風呂もまた一緒にね」

さやか「そなの?ダークソウルと言えば私も買っちゃった!」

まどか「そうなんだー」

さやか「まあデモンズソウルもしたことあるしね」

マミ「デモンズソウル!まさか美樹さん…力を…」

さやか「えっ?」

マミ「あっ…ゲームの話よね?私もダークソウルを持ってるのよ」

まどか「そうなんだよ!マミさんは何でも知ってるんだから!」ウェヒヒ

さやか「へぇ…マミさんもゲームするんだ」

さやか(一人で暇なのかな)

マミ「ええ、そうよ。今日も敵をやっつけちゃうんですから!」

マミ(名前決まったらね)

ほむら「ほむむむ////」

さやか「そろそろ帰ってこい転校生」

マミ(それにしてもこんなに会話が弾むのは初めて!会話が楽しい)

マミ(もう何も怖くない!)

さやか「いやー杏子が意外とゲームが上手くてね」

さやか「死んだら交代なのに中々私の番が来なくってさー」アハハ

まどか「私たちも交代交代だよ!ほむらちゃん張り切りすぎて私はあんまりできないんだー」

ほむら「そ、そうかしら…ごめんなさい」

マミ「」

マミ(なにそれ?普通ゲームは一人でするもんじゃない!)

マミ(だったら私は…QBと一緒に…)

マミ(でもQBがゲームするわけないわよね…)

マミ(QB…何してるのかしら)

QB「うおぁあぁぁぁぁぁ!!!!!また落ちた!!!!」

QB「うぜぇ!まじうぜぇ!足場狭いんだよ!!!!!」

QB「だいたいなんで2体になるんだよ…!こっちは何故かオンラインが過疎ってて仲間呼べないのによお」

QB「あーーーーもーーーー!!!!!」

QB「ーーーーーーーーーっ!!!」

QB「っしゃぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

QB「勝った!倒した!デモンズソウルゲット!!!!!!」

QB「…ふう。僕に感情があったら一体どうなるんだろうね。」

QB「さて、次に進みますか」

QB「!?この感じ!マミか!」

QB「僕専用PS3を直して…」

マミ「QBただいま!」

QB「おかえり、マミ。学校は楽しかったかい?」

マミ「ええ…でもちょっと嫉妬しちゃうな」

QB「どうしてだい?」

マミ「その…ね?鹿目さんたち二人組でゲームをしているの」

マミ「でも私一人ぼっち…」ショボン

QB「マミ…」

マミ「だから、ね。QBと一緒にゲームできたら嬉しいんだけど」

またまた訂正

QB「僕専用PS3を直して…」

QB「僕専用PS3をしまって…」

QB「マミ…わかっ…」

QB(一緒にしたらネタバレできねぇ…)

マミ「?」

QB「気持ちは嬉しいけど、僕はゲーム何てしないよ。」

マミ「そう…よね…」

QB「…マミ」

マミ「へへ、やっぱり私、駄目な子だ…」グスン

QB「!!」

QB(ぬおぉぉぉぉぉぉ堪えろQB!!!)

QB「マミ…僕はちょっと出掛けるよ」

マミ「わかったわ…いってらっしゃい」

QB「いってきます」

マミ「…ぐすん」

QB「…………うん」

QB(あれ?おかしくね?今までこんなことなかったのに!)

QB(なんだろう、この気持ちは…まさか僕に感情が?)

QB(いやいやまさか)

QB「…まどか達の様子でも見に行こうかな」


まどか「えっと…ここさっきも来たよね?」

ほむら「たぶん…でも暗くてよくわからないわ」

まどか「毒になっちゃうし大変だよぉ」

ほむら「ま、まどか!頑張って!私がついてるから!」

まどか「…うん!」

杏子「どういうことだおい…」

さやか「あんたその言葉好きだねぇ」

杏子「だってこの骸骨ソウルも落とさないのに復活するぞ!これじゃゾンビじゃねぇか!」

さやか「そんなの無理矢理つっぱしっちゃえば良いんだよ!」

杏子「よし…やってやるよ…!」

QB「…ふむ、みんな頑張っているようだね。」

QB(心なしか全部見覚えのないステージだな)

QB「まあ気のせいかな…」

QB「そろそろ帰ろう」

QB「ただいまマミ」

マミ「」スヤスヤ

QB「おや、眠っているようだね」

QB「仕方ない…毛布を…あれ?これは一体…」

×マミマミ
×ティロ・フィナーレ
×邪心・極
×アルティマ・ガンズ
○キュウべえ

QB「名前リスト…?」

QB「まさかプレイヤー名を僕の名前に…?」

マミ「」スヤスヤ

QB「まったく…わけがわからないよ」

マミ「うぅん…あれ?QB」

QB「ごめんよマミ、起こしてしまったかい?」

マミ「ううん、いいの。こんな時間だしお布団で寝なきゃね…」

マミ「ねぇQB…一緒に寝ない?」

QB「…え?あ、いいよ」

マミ「さっ、おいでQB」

QB「うん」トコトコ

マミ「おやすみなさい」

QB「おやすみ、マミ」

QB(っべー。っべーわ!なにこの気持ち)

QB(ただ人間に抱き締められながら寝てるだけなに)

マミ「QB…」ギュッ

QB(そりゃまあ、マミは長い付き合いだしさ…)

QB(でも、今回の僕の作戦でマミもきっと魔女化するはず…)

QB(仕方ない、仕方ないんだ…)

QB「寝付けなかった…」

マミ「それじゃあいってきます!」

QB「いらっしゃーい」

QB「さて…そろそろ僕のゲームも、マミたちも終わりの時だ」

QB「デモンブランドを手に入れた僕にソウルブランドなんて目じゃないぞ!」

QB「あっ喰らっちまった…ってえ?レベル下げられた!?」

QB「いやいやいやいや」

QB「ちょっと、え?はぁ?」

QB「クソッタレがー!」

QB「またレベル下がったー!」ウガー

QB「なんとか倒した…」ゼェゼェ

QB「SL5も下がるとかないわー」

QB「あの聖母みたいなのを倒した時くらいないわー」

QB「でもこれでデーモンはすべて倒したぞ!」

QB「さっそくかぼうおんなの所に行こう!」

QB「おお!神殿に穴が空いたぞ」

QB「こいつがラスボスか…!」

QB「よっしゃ!QBいきまーす!」

QB「」

QB「よっわ!ラスボスよっわ!なんだこれ?」

QB「でもマジでラストっぽいぞ…」

QB「え?このまま立ち去れ?目の前の力は諦めろってか?」

QB「これはあれか、まどかを諦めろって言うあれか」

QB「なら諦めるわけねぇだろ!」

QB「かぼたん邪魔だな…こいつ前に間違って攻撃した時死ななかったし攻撃してもいいか」

QB「そーら」グサッ

QB「えっ?かぼたん死んだ?ムービー入ったし」

QB「うわ…かぼたんの頭踏みにじって…ねーな」

QB「スタッフロールだと?クリアだ…後味悪っ!」

QB「うーん」

QB「まあ目標は達成した…」

QB「あとはマミたちにネタバレして…」

まどか『そんな…ほむらちゃんと二人で頑張ったのにネタバレって…そんなのあんまりだよ…!』

ほむら『まどかぁー!まどかぁー!ぬうぅぅぅぅぅ!!!!!』

さやか『こんな奴の話を聞くなんて…私ってほんと馬鹿…』

杏子『さやか…私も一緒にいってやるよ』

マミ『ネタバレされたら死ぬしかないじゃない!あなたも!私も!』

QB「そしてみんな魔女に…」

QB「…クッ」

QB「仕方ないじゃないか…これが僕の役目なんだから…」

QB「マミ…!」

QB「…あれ?なんで目から水が出てるんだろう」

QB「おかしいなあ、僕には感情なんてないのに…」

QB「…ちくしょう」


この後暫くQBは泣き続けた

そして学校

まどか「ひさしぶりだね、QB」

さやか「私たちを屋上に連れ出しなんかして…どうしたの?」

杏子「なんで私もだよ?」

マミ「QB?」

ほむら「…で、なんのようかしら」チャキッ

QB「やれやれ、久々なのにまたそれかい?」

QB「実はね、僕はあるゲームをクリアしたんだ」

まどか「へぇー!QBもゲームするんだ!」ウェヒヒ

さやか「何故かみんなゲーマーだったしもう驚かないよ」

杏子「」パクパク

ほむら「…」

マミ「え?ゲーム…?だってあの時…」

QB「マミ…すまないね、実は君を騙していたんだ」

マミ「そんな…!」

ほむら「それがどうかしたのしら」

QB「実はね、僕はその結末を君達に教えようと思ってね!」

まどか「結末を?」

さやか「なんのゲームなの?」

QB「これだよ」

デモンズソウル

まどか「デモンズソウル!?」

QB「ふふ…驚いているようだね」

さやか「デモンズソウルねぇ」

マミ「デモンズ…ソウル…」

マミ(まさか前作のデモンズソウルで練習して、私と一緒にダークソウルをしようとしていたの?)

マミ(そしてクリアしてない私にもその内容を教えてくれるの?)

マミ(だから最近QBを外で見かけなかったのね…)

マミ「QB…あなた…」グスン

QB(マミ…これだけで泣くなんて…あと一押しだな)

杏子「ならさっさと話しなよ」

QB「えっ?あ、はい…」

QB(杏子は聴いても構わないのかな…でもさやかが絶望すれば)

ほむら「はやくしなさい、時間の無駄だわ」

ほむら(早く帰ってまどかと続きを…ほむほむ!」

まどか「ほむらちゃん、また言ってる」ウェヒヒ

QB(なんか腑に落ちないな)

QB「じゃあ話すよ」

QB「実はねかくかくしかじかで」

QB「最終的には主人公がかぼうおんなを殺してEDなんだよ」バーン

さやか「」

QB(おっ?さっそくさやかが…)

まどか「なんか後味悪いEDだねぇ」

ほむら「そうね」

杏子「へぇー」

マミ「QB…」グスン

QB(まどかとほむらと杏子はどうじない…だと…?)

QB(でもさやかとマミが魔女化すれば…)

さやか「あー…あのさぁ」

QB「なんだい?」ニヤリ

さやか「“火防女“はかぼうおんなじゃなくて“ひもりめ“って読むんだよ」

QB「あっ、さいですか…」

QB(ん?)

QB「いや、他に言うことない?」

さやか「ひぶさめとも読むね」

QB「じゃなくて!」

QB「君たちは今プレイしているゲームのネタバレをされて絶望しないのかい!?」

まどか「へ?」

ほむら「?」ホムッ

杏子「」パクパク

マミ「えっ」

さやか「いや…絶望もなにもそもそも…」

さやか「2年前にクリアしたし」

QB「えっ?あっちょっ…」

QB「えぇっ?」ガーン

QB「2年前?なに?未来から来たの?」

ほむら「ほむっ!」ギクッ

さやか「えぇ?」

QB「いやだってついこの前発売したやん!?」

QB「えっ?なんなん?マジで!?」

杏子「QB、キャラが違うぞ」

QB「いやいやいや…」

QB「いやいやーこりゃたまげるわ」

QB「だって僕買いに行く前に確認したよ?」

回想

QB「そう言えばゲームのタイトルわからなかったな…なんとかソウルだったっけ?」

QB「まあ今からさやかの家で確認すればいいか…」

QB「うん、さやかは留守だね。えーとあったあった」

QB「デモンズソウル!」

QB「そう言えばまどかもデーモンがどうのこうの言ってたし間違いないね」

QB「そうと決まれば」

G○O

定員「らっしゃっせーい!」

QB「これください」

定員「っかいけー3680円になりやーっす!」

QB「あっ、支払はiDでお願いします。あとポン太くんカードです」

定員「毎度ありやーっす!中古っすので返品交換らーす!」

QB「わかりました、ありがとうございます」

定員ってなんだ

店員な

QB「中古だからかなかなか安く買えたよ」

QB「iD支払は楽でいいねぇ」
QB「QB頑張っちゃいますからね!」

QB「はーあ!?紛らわしいんだよこの青!」

さやか「えっ、あ、ごめんね?」

杏子「気にすんなよさやか」

まどか「QBって普通に買い物するんだね」

ほむら「ええ、巴マミの言っていたことも嘘ではなかったようね」

マミ「QBにはよくお使いを頼んでいるわ」

マミ「だから携帯も買ってあげたの、念話もいいけど通話もメールもあるんだよ、ってね」

さやか「マミさんそれ私の台詞ー!」

マミ「ふふっ」

まどか「ところでなんでQBはネタバレしようとしたの?」

ほむら「本当はダークソウルを買うつもりだったようだけど」

QB「あぁ?あーそれはな、なんつーか自分も楽しめて仕事もできたら楽しいなって」

まどか「それ私の台詞だよ!」ウェヒヒ

QB「おうwwwwwww」

QB「ってちょーい!ちょいちょーーい!」

QB「そこはどうでもいいんや!」

杏子「こいつホントにQBか?」

ほむら「つっこむだけ無駄なようね」

QB「いやだってよ、おまいらが絶望したらもうエントロピーよ!」

まどか「わけわかんないよね…」

ほむら「なるほどね」ホムリ

さやか「わかっちゃったよ!?」

ほむら(何故だかはわからないけど、ダークソウルのネタバレをして私たちを絶望させて魔女にしようとしたのね)

ほむら「あなたの目的は私たちを絶望させること」

ほむら「そしてダークソウルのネタバレで絶望させようとした。そうね」ファサッ

まどか「ほむらちゃんカッコいい!」

ほむら「///」ファファサッ

QB「そうそうそう!わかってんじゃないの!」

QB「ならさーもう勢いで絶望しちゃわね?」

QB「っぺーよ!特にまどかっぺーから!?」

まどか「えぇ…」

さやか「まあ正直ダークソウルのネタバレされても絶望しないけどね?」

QB「えぇぇーえーえー」イーツーカキミガー

まどか「プレイ内容で既に絶望しそうな難易度だしね」

ほむら「確かにまどかが居なければ心が折れていたかもしれないわ…」

さやか「そもそもストーリーはry」

杏子「そこは言うなって」

QB「そんな…それじゃ僕のしてきたことって…」

QB「ああもう!なんなんだよおまえらー!!」

マミ「」

QB「マミ!?どうした!絶望した?マジで?」

マミ「QB…」

QB「はい!」

マミ「もう無理しなくていいのよ…?」

ほむら「無理…?」

さやか「確かにそのキャラは普段とはかけ離れてるね」

杏子「きにすんなー」

QB「なに言ってんだよマミ!無理してねーしwwww」

マミ「私たちを仲良くお話がしたかったのでしょう?」

QB「うん?」

マミ「私、このメンバーでこんなにお話したの初めて」

まどか「そう言えばそうかも…」

ほむら(この時点で全員いることは稀によくあることでもないしね)

マミ「この前寂しがってた私の為にしてくれたのでしょう?」

QB(豆腐メンタル帰ってこーい!地球はいいところだぞー!)

QB「いやさあ…あのな」

マミ「ありがとう、QB…!」ダキッ

QB「まっ、マミ…?」

マミ「私うれしい…」

ほむら(恐らく本気で絶望させようとしたのだけれど…)チラッ

まどか「なぁにほむらちゃん?」

ほむら(まどかに契約を迫ったりしないし…こんな手段で絶望させるはずがない)

ほむら(もっと冷酷の方法をするはずよ…)

QB「くすぐってぇって!マミ!」

マミ「マミマミしてあげるわ」

QB「ちょっー」

ほむら(感情のあるインキュベーターだからかしら…今回は大目に見ておきましょう)クスッ

杏子「結局QBが何をしたかったのかわからなかったけどさ」

さやか「この後マミさん家でダークソウルしちゃいますかー!」

まどか「そうだね、行こっ?」

マミ「じゃあこのまま行きましょう、ねっ、QB」

QB「これが感情か?感情なのか!?」

杏子「いや今日一番感情あるのQBだろ」

QB「くそー」

ほむら「では是非巴マミの力とやらも見せてもらおうかしら…」

マミ「ええわかったわ!もう何も怖くない」

まどか「もうついたね」

さやか「話してると早いよねぇ」

QB「しかたないな、デモンズソウルを短時間でクリアした腕を見せてあげようじゃないか!」

マミ「速攻で始めるわよ!」

まどか「マミさんのプレイヤー名QBなんですね!」

さやか「ちょっと意外」

さやか(もっとカッコいいのかと…)

ほむら「あら?まだ序盤じゃない?」ホムリ

マミ「一端セーブデータは削除したのよ!!」クワッ

ほむら「ほむっ?」

まどか「ほむらちゃん驚いてる」ウェヒヒ

QB「よーしやるぞー!」

QB(しかし…こう見ると)

まどか「ほむらちゃんってよく『ほむっ』って言うよねー」ウェヒヒ

ほむら「そ、そんなことはないわ」ホムー

さやか「最澄?」

杏子「空海?」

マミ「なに行ってるのよ」クスクス

QB(この子達と仲良く暮らすのはやっぱり悪くないよな…)

QB(感情か…いつの間にか僕にも芽生えたようだね)

QB(わけがわからないよ)

QB(でもこの楽しいって感情を忘れたくないな)

マミ「どうしたの?QB」

QB「マミ…僕は楽しいよ!」

ほむら「ほんとにあなたは変わったみたいね」

QB「不思議だよ」

QB「感情なんて邪魔なものでしかない…そう思ってた」

QB「感情があると効率が悪くなるからね」

QB「だから感情のある君たち人類を利用したんだ、愚かだなと」

QB「でも…感情を知らなかった僕たちが愚かだったんだね…」

QB「だから今日から僕は新しいQBになるよ!」

QB「それに僕に感情が芽生えたことで人類を利用する必要性はなくなったのかもしれない」

QB「ありがとう、君達のおかげだ」

QB「今まで多くの魔法少女を…」

ほむら(それ以上は!)

QB「いや…とにかくもう僕は君たちを絶望させないよ」

QB「絶望なんて感情は僕にはまだわからないけど、本当に悲しいことなんだろうから」

ほむら「QB…」

杏子「今日はおしゃべりだな…でも私もうれしいよ」

さやか「よくわかんないけど私も!」

まどか「じゃあダークソウルやろうよ」ウェヒヒ

QB「ああ!やるさ!やるともさ!」

マミ「QB頑張って!」

QB「まかせろー!」

ほむら「まさかこんな日がくるとわね」クスッ

杏子「まさかあのQBがね」

QB「うぉぉぉぉぉ!」

まどか「凄い!私たちが何時間もかけた所をこんな簡単に!」

ほむら「素直に感心するわ」

杏子「へぇー、もうデーモン死にそうじゃん」

hitomiさんがサインインしました

さやか「あれ?もしかしてマミさんサインアウトしてないの?」

マミ「あら?そうだけど…」

さやか「ならサインアウトしない「ぬわーーーーーっ!!!!!!!!」…と」

PS3「」

QB「ちょぉぉぉぉ!!!!急に固まったんですけど!!!!!!」

QB「えっ?なに?PS3壊れちゃったの!!??」

さやか「別に大したことじゃ…」
QB「マミのPS3が壊れる→マミが怒る→みんな怒る→僕の居場所がなくなる!!!」

マミ「別にフリーズくらい…」

QB「ごめんよマミー!!!!!!」ダダダダダ

杏子「どういうことだおい…」

ほむら「何を焦っているのかしら」

まどか「ウェヒヒ」

QB「これが絶望か?絶望なのかーーー!!??」

QB「エントロピースペシャルしちゃうよ!エントロPSPだよ!!!!」

QB「やっぱり感情なんていらないよーーーーーーー!!!!!!!!!」


おわり

携帯から即興だったから誤字脱字あってごめん
しかも初SSな上まどマギのマニメ原作見てないから
おかしな部分とかかなりあったと思う
それでも見てくれた皆ありがとうございました!

ダークソウルのおすすめ武器はなに?

初だったのな
別の作者想像してたわ

俺のおすすめは飛竜の剣

今回ブルブラあるの?

>>240
なにそれカッコいい
>>241
折れた直剣ならあるが…

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom