男「今日からお前は式神だ!」 妖狐「縊り殺すぞ小僧」(1000)

男「ついに時が来た」

男「狐娘を喚ぶ時が……!」

男「いけぇぇぇぇぇ」

五芒星 ゴゴゴゴゴ

男「うおおおおおおおお」

五芒星 カッ

男「……くっ、失敗か?煙で何も見えん」

?「けほっ、げほっ……」

男「!」

妖狐「む。誰だ小僧」

男「そ、その耳、尻尾!成功だ……成功だぞ!!!フッ、ハハハハハハ!!!!」

妖狐「無視をするでない」

男「ん?あぁ、すまん。俺は……そうだな、貴様の主人となる男だ!」

妖狐「なに?」

男「他でも無い、式神とする為お前を喚び出した訳だ」

妖狐「……儂を式神にするじゃと?くっくっ、あははははは!」

男「な、何がおかしい」

妖狐「戯言は夢の中で言え小僧」

男「何?」

妖狐「お前如きにこの儂が仕えるとでも本気で思っておるのかよ?」スタスタ

男「な、なぜ結界から出られる!?」

妖狐「これで封じておったつもりかよ?……んん?もしや小僧、間違えたのではあるまいな」

男「まさか、そんなバカな!……嘘だろ」ペラペラ

妖狐「くふ、傑作じゃの」

男「なんということだ……」

妖狐「とんだ災難じゃの、よりによって儂を喚ぶとは」

男「お前……何者だ」

妖狐「白面金毛九尾の狐という名に覚えは?まぁ玉藻御前の方が馴染みがあるかもしれぬが」

男「あ、あ」

妖狐「運が悪かったの。ということで死ね」ブワッ

妖狐「と言いたい所じゃが……どうやったのかは知らぬが、儂の封印を解いた訳じゃからの。それに免じてやろうぞ」

男「お、お」ガクブル

妖狐「そんなに怯えるでないわ。ところで喉が乾いたのじゃが」

男「只今お持ちします」サッ

妖狐「うむ」

―――

男「どうしてこうなったっ!」

男「狐っ娘とのイチャイチャナイトのハズが……」

妖狐『まだか?』

男「はい只今!」

―――

妖狐「はぁー、久方振りに水を得たわ」

男「……」

妖狐 ゴクゴク

男「あの」

妖狐「なんじゃ?」

男「失礼ですが、白面金毛九尾の狐ということで間違いないので?」

妖狐「本物じゃ、妖力で分かっておるであろ」

男「伝承ではすでに討ち取られたと」

妖狐「ははは、人間如きに滅される儂ではないわ。まぁ確かに身動きは取れなかったがの」

男「ははは……」

男(やべぇぇぇぇぇ妖力の圧さっきからぱねぇぇぇぇぇ)

妖狐「しかし千年振りの自由というのも中々新鮮じゃの。かえってやることも思いつかぬわ」

男「いきなり外に出たニートみたいだな」

妖狐「なんじゃと?」

男「なんでもございません」

妖狐「ふむ、とりあえず衣食住を確保するとしようかの。おい小僧」

男「はい」

妖狐「部屋を寄越せ」

男「はいぃ!?」

妖狐「何か問題が?」

男「いや私めのような下賎な人間如きの家などとても住む場所とは言えず」

妖狐「最初から快適さ等期待などしておらぬわ」

男(あぁ俺は今後どこに住めばいいのだ……)

妖狐「それにそう諂うでない。同じ屋根の下過ごすのだぞ」

男「失礼、もう一度お願いします」

妖狐「そなたの家じゃ、家主を追い出しはせぬ。部屋を貸せばよい」

男「Oh...」

妖狐「それに食事を作るのも面倒じゃ」

男(つまり身の回りの世話係か俺は)

男「立場逆じゃねぇか!」

妖狐「くふ、確かに式神のようじゃの。で、何か言いたいことが?申してみよ」ニヤリ

男「くっ……」

妖狐「共に暮らすのじゃ遠慮はいらぬぞ?儂に諂う必要もない」ニヤニヤ

男「じ、条件がある」

妖狐「ほう。内容次第ではのんでやるぞ」

男「式神としての契約をさせてくれ」

妖狐「ふむ……」

男「そんな風に妖気をバラまいてると色々マズい」

妖狐「まぁ一理あるの。しかし気づかれた所で今の世に儂を斃せる者がいるとは思えぬが」

男「時代は色々変わってる。近代兵器には勝てっこない」

妖狐「なるほど……儂も己の力を過信して溺れるほど愚かでも無い。とりあえず様子を見るための隠れ蓑にしろということか」

男「あぁ……」

妖狐「乗った」

男「よし、じゃあそこの陣の上に乗ってくれ」

陣 パァァァ

男「これでよし」

妖狐「ふむ、なるほど。確かに力を抑えられておるわ」

男「妖気も相当薄まった、これならまず気づかれないだろ」

男(もらったァァァァ!式神として契約してしまえばこちらのもの、お前は俺の手の中に落ちたも同、然!)

妖狐「なんじゃ、その気味の悪い笑みは」

男「フハハハ!その余裕の態度もここまでだ性悪狐よ!」

妖狐「なんじゃと?」

男「"着物を脱げ"」

妖狐「な、身体が勝手に!?」ヌギヌギ

男 ゴクリ

妖狐「なんて言うとでも思ったか?小僧」ギロッ

男「なん…だと…?」

妖狐「式神の契り如き、いつでも破れるわ阿呆」

男「OMG」

妖狐「仏の顔は三度までというがの、儂はそれほど出来ておらぬ。二度目は無いぞ」ニコ

男「すいませんでした」

妖狐「肝に銘じておけ。儂は湯を浴びる」

男「風呂ならそのドアん中」

妖狐「あい分かった」バタン

男「……あいつシャワーの使い方分かってんのか?」

~数分後~

妖狐『ひゃぁぁぁぁ!?』

男「ど、どうした!」

妖狐『なんだこれは!水しか出てこないではないか!?湯はどこじゃ!?』

男「そんなことか……その蛇口を赤い印の付いてる方に捻ればいい」

妖狐『これか?……あっつ!?熱すぎるぞ!』

男「加減ってもんがあるだろ!?いきなり全開に捻る奴があるか!40の目盛らへんに合わせとけ」

妖狐『あ、丁度良い』

男(こいつ思ったより馬鹿なのかもしれない)

~数十分後~

男「遅いな……いや、女の風呂はこんなもんなのか?」

妖狐「ふぅ」ガチャ

男「随分遅かっブフォッ!?」

妖狐「なんじゃ」

男「なんでバスタオル一枚で出てくるんだ!?」

妖狐「湯浴みの後に着物など着れぬわ暑苦しい」パタパタ

男「……」

妖狐「うん?なんじゃ?儂に見蕩れておるのかよ?くふ、まぁ無理もないわ。何時の世でも天下一と謳われておる儂のこのような姿、そう見るに叶うものではないからの」

男(図星すぎて返す言葉がない)

妖狐「うーむ、喉が乾いた」

男「そこの冷蔵庫に牛乳入ってるぞ」

妖狐「む、これが冷蔵庫とやらか。おお、冷たいの」ヒヤー

男「おい、開けっ放しにするな!」

妖狐「なんじゃ、小煩いのう」

男「どの扉の裏に入ってるからさっさと出せって」

妖狐「む、中身が無いぞ」

男「あれ?空のまま戻しちまったのか……新しいのがあるからその下の方の段に」

妖狐「下?」ゴソゴソ

男(キワドイ!キワドイよタオル!!リーチかかってるよ!!)

男「も、もうすこし下だ……」ゴクリ

妖狐「これか?」スッ

男(ギリギリ見え……ないっ!!!)

男「いや違う、もう少し下かもしれない」キリッ

妖狐「ところで知っておるか?儂は天下一の美女とも言われておったが、もう一つ褒めそやされたものがある」

男「いきなりなんだ?今それどころではないんだが」

妖狐「国一番の賢女とも言われておった」

男「それがどうした」

妖狐「賢い女というのはな、つまり自分の容姿の使い方が分かっておるということよ」

男「どういう意味だ?」

妖狐「分からぬか?」ファサ

男(尻尾で見えねEEEEEEEEEEEEEEE)

男「気づいていたというのか」

妖狐「当たり前じゃ。そもそもわざとに決まっておろう」

男「淫乱狐め……」

妖狐「使い方を分かっておるだけと言ったであろう、口を慎め」ゴゥッ

男「狐火は止めて!火事になるから!」

妖狐「ふん」

男「それにしても、素晴らしいな」

妖狐「何が」

男「完璧だな。顔といい適度な胸といい」

妖狐「何も出さぬぞ」

男「いや待て、今の姿は化けてるってことだよな?」

妖狐「本来の姿が見たいのかよ?」

男「全く見たくない、誰が好き好んで化け狐など見るか。俺は狐耳と尻尾の生えた美女だけを見ていたいんでな、真の姿など糞食らえだ」キリッ

妖狐「儂を挑発しておるのかお前は」

男「いや、そんなつもりでは……」

妖狐「ふ、封じられている間に儂も丸くなったらしい。昔なら食い殺していたわ」

男「えっ」

妖狐「気にするでない。それより腹が空いた」

男「あ、あぁ……準備するからテレビでも見ててくれ」

妖狐「てれび?」

男「知らないか」

妖狐「聞いたことしか無いのう。実物は見たことがないわ」

男「ほれ」ポチ

テレビ ガヤガヤ

妖狐「おおおおお!凄いぞ!触れるのか!?」ガツッ

妖狐「~~~っ」

男「突き指しただろ今」

シャワー温度調節したけどアラビア数字読めるんだな

妖狐「氷……」

男「はいよ」

妖狐「痛い……」

男「妖力でなんとかならんのか」

妖狐「その手があった」

男「最初からやれよ」

妖狐「これでよし!」キュピーン

男「じゃテレビ見ててくれよ」

妖狐「うむ」

男「飯どーすっかな……狐だしあれでいいか」スタスタ

テレビ ニッケイヘイキンカブカガコチラ

妖狐「ほうほう」マジマジ

>>57
細かいところがアレなのは見逃せ

すまん、眠気が限界だ

男「おい、出来たぞ」

妖狐「ん、待て。今良いところなのじゃ」

テレビ『羽衣狐、テメェはだけは許せねぇ!』

妖狐「ふ、片腹痛いわ……滑瓢如きが九尾に勝てるとでも思うておるのかよ」フフフ

男「早くしろのびるだろうが」プチッ

妖狐「あぁっ!?今良いところじゃと言うたであろ!」

男「それ再放送あるからまた見れるって」

妖狐「見ておったのに……一番気になる所で……」

男「俺が悪かった。だから機嫌直せ」

狐「ふん」

男「狐饂飩だぞ」

妖狐「……」ピクッ

男「油揚げだぞ」

妖狐「……そなたの分も貰う」

男「はいはい」

妖狐「ふー」

男「何してんだ?」ズゾゾゾ

妖狐「冷ましておる」

男「狐なのに猫舌かよ」

妖狐「儂が普通じゃ、そなたがおかしい。この熱さで味が分かっておるとは思えぬわ」

男「分かるだろ」

妖狐「なら舌がおかしいの。性根も腐っておるが舌まで腐っておるのではないか?」

男「誰が腐った性根だ!」

妖狐「いきなり脱げなどとのたまったのはどこの誰じゃ?なんとか覗こうと見え透いた嘘をついたのは?」

男「それはだな……」

妖狐「申開きがあるというなら聞いてやるぞ?」フフン

男「舌とその話は関係が無いはずだ!」

妖狐「性根が腐っておる自覚はあるということか」

男「あぁそうだ俺は性根が腐っている!それで蔑まれようとも一向に構わんな!見れるなら!!」

妖狐「ちっ、開き直りおったか……」

男「ということで脱いでくれ」

妖狐「握り潰すぞ」

男「えっ、どこを!?」

妖狐「うむ、美味い」ズルズル

男「無視か……」

妖狐「儂に何か言わせたかったのか?ん?」

男「クソ、可愛げの無い……素直に言ってから赤面すればいいものを……!」

妖狐「そんな頃はとうに過ぎた」

男「まぁ数千年生きてるもんな。お婆ちゃんというか仙人だな」

妖狐 ゲシッ

男「いっ!?脛蹴りだと……暴力反対……」

妖狐「食事は黙ってするものじゃ」フン

妖狐「そなた儂が何者なのか忘れておるのではないか?」

男「確かに命は惜しい。だが俺は輪廻を信じているんでな。次生まれ変わった時お前の裸を拝める確率を考えるとそれで死んでも良いかと思い直した」

妖狐「馬鹿も極めると恐ろしい」

男「フッ、それほどでもない」

妖狐「褒めておらぬ」

男「だろうな。風呂入ってくる」

妖狐「うむ」

男「テレビつけて続き見てろ」ポチ

妖狐「そうじゃった!」

男「ありゃ、丁度エンディング入ったな」

妖狐「間の悪い……どうなったのか分からぬ!!」

男「俺に言うな」

妖狐「くっ」

男「あー……これでも見てろ」

テレビ ショウゲキエイゾウ100レンパツ

妖狐「なんじゃこれは」

男「見てりゃ分かる」バタン

~風呂~

男「クソ、隙だらけに見えるが肝心な所は全く油断がない」

男「あれも計算なのか?だとしたら末恐ろしい……」

男「まぁ考えても仕方がない……隙がないなら作るまでのことだ!」

~居間~

男「あー暑いってありゃ?どこいったあいつ」

妖狐 ブルブル

男「部屋の隅で何やってんだ」

妖狐「す、凄い……」

男「は?」

妖狐「すごすぎるぞそなたら……なんじゃあの車とやらの速さは……」

男「衝撃受けすぎだろ」

妖狐「知ってはおったが……本当に儂と同じような速さではないか……」ガクブル

男「いや速すぎだろお前」

妖狐「恐ろしい。まぁ儂はあんな様に燃えたりはせぬが」

男「当たり前だ」

妖狐「色々変わっておるのう」しみじみ

男「そらそうだ……ってどこに行く?」

妖狐「ここから外は見れぬのか?」

男「一々外まで出なくてもベランダから見える」ガラッ

妖狐「おお……!」

男「まぁこのマンションじゃ大した高さも無いが」

妖狐「明るいのう……時の流れは恐ろしい。遂に夜も消えたか」

男「夜が消えたか。言い得て妙だな」

妖狐「変わっておらぬのは月だけ、とは。小さくなっておるが」

男「そうか、徐々に離れてるから……昔と今じゃ大きさが違うのか」

妖狐「全ては無に還るということかのう」

妖狐「酒々」

男「は?」

妖狐「感傷に浸る時は酒々を呑みながらと決まっておる」

男「誰が決めたんだそれ」

妖狐「誰でもよかろう、無いのかよ?」

男「あー、貰いもんの日本酒がどっかにあったような」ゴサゴソ

妖狐「まだか?」

男「ちょっとは待てよ!ったくどこ置いたっけなぁ……」

妖狐「つまみもじゃぞ」

男「何様だお前は」

妖狐「狐様」

男「あぁそうかよ畜生」

妖狐「ふふ、はよう持って来い」

男「あったあった。結構いい酒だな、誰だっけくれたの」

妖狐「まーだーかー?」

男「もうちょい待ってろ!つまみコレでいいか」スタスタ

妖狐「遅いぞ。つまみは……蒲鉾か。悪くない」

男「猪口はあるが徳利が無かった」

妖狐「いらぬ、そのまま注げばよい」

男「零すなよ?」

妖狐「そなたが注がぬか」

男「そういうことかよ……」トクトク

妖狐「ん」グイッ

男「お味は如何ですかね狐様」

妖狐「悪くない」ニヤリ

男「そりゃ結構なことで」グイッ

妖狐「ほれ、注げ」

妖狐「そなたは呑める質か?」

男「まぁ人よりはな」

妖狐「そうか、なら遠慮はいらぬ。猪口などまどろっこしい、もっと大きな器を持って来い」

男「はいはい」

妖狐「まだ小さいのではないか?まぁいい、ほれ、器を出せ」トクトク

男「おい!?入れすぎだろ!」

妖狐「儂の酌が受けられぬのか?うん?」

男「そういう問題じゃない」

妖狐「良いから呑め」トクトク グイッ

男(一気かよ……)

妖狐「ふぅ、旨い旨い。なんじゃまだ呑まぬのかよ?儂が貰うぞ」ニヤ

男「わかった、呑んでやろう!」

~二時間後~

妖狐「おい小僧」

男「もう……勘弁してくれ……」グッタリ

妖狐「もう終いか?つまらぬ奴じゃ」

男「お前がおかしいんだよ……だめだ、寝る……」

妖狐「な、待て」

男 Zzz

妖狐「全く……」

男 ピクッ

妖狐「で、聞こえておるか?誰だか知らぬが」

男?「久しいな、玉藻前」

妖狐「やはり汝か、清明」

清明「お前には気付かれていたか」

妖狐「ふん、この男だけで儂の封印を解ける訳がなかろう。で、この男はなんだ?汝の血でも引いておるのかよ」

清明「ご明察」

妖狐「未だ人の身で死なぬまま血に潜むとはな。そこまでして生きたいか?」

清明「俺はこの世の全てが欲しいだけよ、もちろんお前もな、玉藻前」

妖狐「その女はもう死んだ」

清明「ふ、死んだか。まぁ生きていようと死んでいようと、いや、死んだことにしようとお前の勝手だが、忘れた訳ではあるまい?我が妻よ」

妖狐「……殺すぞ」

清明「今のお前に殺される程柔ではない。まぁ、この男ごと殺せるなら別だが」

妖狐「死に損ないが……」

清明「なんとでも言え。しかしお前も丸くなったのではないか?あの頃なら躊躇いなく殺して」

妖狐「失せろ」

清明「くく、また会おうぞ」スッ

妖狐「はぁ、厄介な奴に喚ばれたのう。忌々しい……」

男 Zzz...

妖狐「その間抜け面も腹立たしい」

妖狐「儂も寝るとするかの……」ガラッ

男 zZZ

~深夜~

男「……あ?」

男「なんでベランダ……中入ろ」

男「布団……」モゾモゾ

男「あったかい……」Zzz

妖狐「ぅうん……」

~翌朝~

携帯 pipipipipi

男「朝か……」

妖狐「んぅ……」ギュッ

男「夢か……」

男(いや夢じゃない!当たってるもん!なんか柔らかいの当たってるもん!!)

男「夢じゃないよ!!!!」

妖狐「なんじゃあ……うるさいのう……」

男「!しまった」

妖狐「……なんでそなたがここに居る」ジト

男「ほら、お前が寝ぼけて入って来たんじゃ」

妖狐「そなたは外で寝ておったぞ」

男「あー……」

男(これ逆じゃね?普通俺が寝てる所に寝ぼけて入ってきて理不尽に怒られるんじゃないのか?)

男「全面的に俺の側にしか非がないだと……」

妖狐 ジト-

男「すまん」ダッ

男の男 ハーイ

男(逃げ出そうにも立ち上がれないだと……いや立ち上がってるか。とりあえずこの場を凌ぐしか無いッ)

男「すまなかった。よし、ということで顔でも洗ってこい」

妖狐「先に行け儂は着付けてからじゃ」

男「いや、お前が先に行け」

妖狐「はぁ?……ふ」ニヤ

男「なにがおかしい」

妖狐「いやぁ?なんでもないぞ。では先に借りるとしよう」

男「そうしてくれ」

妖狐「儂がおっては静めようがないからの?」

男「なっ」バッ

妖狐「くく、あははははは!」バタン

男「……くっそぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

~一時間後~

妖狐「はぁ、先刻の……くふふ」

男「まだ言うか……」

妖狐「はは、そう拗ねるな」

男「全く、今日はお前の服でも買ってやろうかと思ったんだがな」

妖狐「ほう!」

男「気分が沈んだ」

妖狐「なんじゃ、器の小さい」

男「うるせぇ性悪狐め」

妖狐「んふふ、褒めるでないわ」

妖狐「しかし服は必要じゃの。てれびで見る限り着物では目立つ」

男「知らん。自分で買え」

妖狐「まだいじけておるのかよ」

男「いじけてねぇ」

妖狐「……買ってくれぬのか?」ウル

男「くっ、分かった!その上目遣いを止めてくれ!」ズキューン

妖狐「ふふ、男は何時の世も変わらぬわ」

男「あぁそうかい……」

妖狐「さぁそうと決まれば善は急げじゃ!行くぞ!」

男「着物のまま行くつもりか?とりあえずその辺のシャツとジーンズにでも着替えてからにしてくれ」

妖狐「面倒な……」

男「良いから着替えろ、ほら。ささっと」

妖狐「何を当然のような顔で立っておる?厠にでも篭っておれ阿呆」

男「チッ」

妖狐「もう良いぞ」

男「終わったか。あれ!?耳はどうした!!!尻尾は!!!」

妖狐「隠しておるだけじゃ」

男「なんだ……消えたのかと思ったぞ」

妖狐「消えたら何か問題が?」

男「大ありだ!性悪狐がただの性悪女になるんだぞ!?お前をお前たらしめている耳と尾になんだその言い方は!!」

妖狐「ほう……?」

男「今のは言葉の綾というやつだ、気にするなうん」

妖狐「……まぁよい。行くぞ」

男「おう」ガチャ

~駅~

男「電車で二駅移動する」

妖狐「ほー……これが電車か。大きいのう」

男「まぁ一両で200人は乗れるからな」

妖狐「それは真か!?」

男「マジだ、というか発車するから乗れ」

妖狐「おっと」

電車 プシュー

男「週末じゃ昼間も込むな……」

妖狐「うむ、確かに200以上居るわ」

男「だろ?ほら、こっち寄っとけ」

妖狐「うむ。そのまま儂の代わりに潰されてくれるとありがたい」

男「もう少し頼み方ってもんが」

電車 ガタン

男「っとと」

妖狐「む。近い」

男「悪い。後ろから押されてる、戻るに戻れない」

妖狐「役立たずな盾じゃの」クス

男「悪かったな」

男(いやぁ近い!いい匂いだな。これは今のうちに嗅いでおくしか無い)

男 スーハースーハー

妖狐「……」

男 スーハースーハー

妖狐「おい」

男「あ?」

妖狐「鼻息が荒い。五月蝿い上に気持ち悪い」

男「気持ち悪いだと……」

妖狐「さっきから見られておるぞ?」

客 何あの人キモい もしかして痴漢とか? 一緒に乗ってきたからカップルかと思ったけど…… あの子嫌がってるよね フヒwwあの女子マジカワユスwwww ヒソヒソ

男「仕方がない、嗅ぐのはやめるとしよう」キリッ

妖狐「ついでにどさくさに紛れて背中に手を回そうとするのも止めろ」

男「チッ」

~駅到着~

男「着いた」

妖狐「ここは……てれびで見たのう」

男「とりあえずここの通り沿いの店は殆ど服屋だ。適当に見て回れ……」

店員「いらっしゃいませー」

妖狐「うむ」

男「って聞いてねぇな」

~店内~

妖狐「おい」

男「なんだ?」

妖狐「何がなんだか良く分からん。これは直接着るものなのか?」

男「それは下に肌着を着てその上から羽織るもんだ」

妖狐「これは?」

男「それは肌着」

妖狐「面妖な……」

妖狐「のう、そなたが」

男「おっと、止せ。俺に選ばせようとしても無駄だ。悪いが女の服装についての知識はほぼ無い」

妖狐「使えない……」

男「店員に選んでもらえばいいんじゃないか?」

妖狐「ふむ。あやつか?」

男「そうそう。すいません!」

店員「はい、なんでしょう」

男「こいつの服適当に見繕ってくれませんかね?お互いファッションとかに疎いもんで」

店員(やだ……怖いくらい綺麗な人じゃない///)

店員「分かりました。どうぞお客様こちらへ」

妖狐「うむ」

店員「それにしてもお客様……とても美味しそ、失礼、お綺麗ですね」ニコ

妖狐「あ、あぁ、それほどでも……?」ゾクッ

店員「お仕事はモデルか何かやってらっしゃるんですか?」

妖狐「もでる?特に仕事もしておらぬが……」

店員(素人だというの!?)

店員「あの先ほどの彼氏さんとはお付き合いしてどのくらいに……」

妖狐「かれし?」

店員「あら、てっきり恋人だとばかり」

妖狐「あやつか?そんな関係ではない」

店員「じゃあ今フリーなんですか!!!あの、どうでしょう、是非私と一夜を共に」

妖狐「はぁっ!?」

男「どうかしたか?」

妖狐「厠の場所を聞いて外に出ろ」ヒソヒソ

男「はぁ?」

妖狐「いいから!」ヒソ

男「すいません、トイレってどこにあります?」

店員「あぁそれでしたらあそこの柱を右に」

妖狐 ソソクサ

店員「あれ?チッ、逃げられたか……」

~外~

妖狐「危ない……」

男「なんだったんだ」

妖狐「身の危険じゃった」

男「なんだそりゃ」

妖狐「もう良い、次じゃ!」

男「はいよ」

店員「いらっしゃいませ―」

妖狐「……」ジッ

店員(えっ、なんか凄い睨まれてる……)

男「何で店員睨みつけてんだお前は」

妖狐「いや、また同じ目に遭わぬように……」

男「店員呼ばなくていいのか?」

妖狐「いらぬ。その人形の着ておるモノをまとめて買う」

男「マネキン丸パクりか……見たことねぇ」

妖狐「出来ぬのか?」

男「いや、出来るけどやるヤツが居ないだけだ」

妖狐「なら良いではないか」

男「いや、お前がいいならいいんだが。すいませーん」

店員「はい」

妖狐「この人形の着ておる物をくれ」

店員「スカートですか?」

男「全部」

店員「全部!?」

男「選ぶ手間を省きたいんだそうで。お願いします」

店員「か、畏まりました」

男「確実に変な客だと思われたな。事実人間じゃないが」

妖狐「ふふ、おかしいと思うのが正しいからの」

店員「あ、あの」パタパタ

妖狐「うん?」

店員「ご試着は……?」

妖狐「いらぬ」

店員「失礼致しました」パタパタ

男「いいのか?」

妖狐「儂は何を着ても似合うのでな」

男「大した自信だな全く」

妖狐「ふふ、事実じゃからの」フンス

男「そうだろうと思う自分に腹が立つ」

妖狐「くふふ」

店員「お客様ー」

男「今行きます。って値札見てねぇぞそういや」スタスタ

店員「\114,730になります」

男「高ッ!?」

男「おい何か諦めろ高すぎる!」ヒソヒソ

妖狐「なんじゃ甲斐性のない……すぱっと払わぬか男なら」ヒソ

男「くっ……」

妖狐「ほれ、丸ごと買うと言うた後、皆から見られておるぞ?良いのか?」

男「カ、カードで……」

店員「畏まりました」

店内 おぉ…… ザワザワ

妖狐「んふふふふふ」

男「あぁ……諭吉が……」

妖狐「着替える場所はあるか?」

店員「それでしたら試着室に、着がえてお帰りですか?」

妖狐「うむ」スタスタ

店員「お客様、一括払いでよろしかったでしょうか」

男「いや、分割で!」

~店外~

妖狐「どうじゃ?似合っておろう」

男「あぁ輝いてる。十一万の輝きだ」

妖狐「女々しい奴じゃのう。女に貢ぐ金に未練など持つでないわ」

男「あぁ分かった!でも絶対に汚すなよ!?」

妖狐「それが女々しいと言うておる」

男「服に11万なんて……掛けた事なかったのに……」

妖狐「で?他に言うことは?」ニヤリ

男「……似合ってるよ、頭にくる位な」

妖狐「くふ、それで良い」ニコリ

男(この顔見たさに幽王は死んだのか。気持ちが分からないでもないというのがまた……)

男「……悪女だな」

妖狐「今更何を」

男「改めて思っただけだ」

妖狐「分かった上で溺れるというから滑稽じゃのう、男というのは。くふ」

男「そういう生き物なんだよ」

妖狐「ふふ……んん?」

男「どうした?」

妖狐「臭うぞ」

男「えっ!?風呂も入ってるんだが……」

妖狐「そなたではない、妖気じゃ」

男「あぁそっち……って妖気だと?」

妖狐「うむ、微かに……そなたでは気づけぬやもしれぬがの」

男「あぁ分からん」

妖狐「む。あれだ」

男「あのチンピラがどうした」

妖狐「奴から臭う」

男「気のせいじゃないのか?」

妖狐「いや……気になるの。少し追うとしよう」スタスタ

男「何?って置いていくな!」スタスタ

~裏びれた路地~

男「おいおい……誘われてるんじゃないのかこれ」

妖狐「そなたの読みは正しかったようじゃの」

チンピラ「で、俺の事をつけてたみたいだけど何か用か?兄ちゃんよォ」

チンピラ's ヘッヘッヘ

男「あー、やめておけ。今お前らは人外を相手にしようとしている」

チンピラ「あぁ?」

男「怪我をしたくなければ大人しく引き下がっておけ」

妖狐「ということじゃ」ダキッ

男「!?」

妖狐「さぁ今こそその人外の力とやらを見せつけてやるが良い!」

男「ちょっ、お前ェェェェ!!!」

妖狐「あはははは!」

チンピラ「お……」

男「くっ……」

チンピラ「おうおうおうおう!!見せつけてくれてんじゃねぇぞゴラァ!!」

妖狐「あっはははは!!!おうおうじゃと!水豹か此奴?ぶはっ!」

男「ぶっ」

チンピラ「水、豹?」

チンピラB「今で言うアザラシの事だ、つまりお前がおうおう連呼してたからアザラシみたいだという意味で、っく」

チンピラ「そこまで説明しなくても分かっとるわボケェ!!つか何笑ってんだテメェ!」

チンピラC「いいからやっちまおうぜアザラシ」

チンピラ「俺はアザラシじゃねぇ!!!!」

妖狐「はぁーあ、腹が捩れるわ。儂は汝らに聞きたい事があるだけじゃ」

チンピラ「あぁん!?」

妖狐「ここ数日で何か変わったモノに出会ったことは?」

チンピラ「変わったモノだと?」

妖狐「例えば……人間離れした人のような何か、とか」

チンピラ「お前ら……あれが何か知ってんのか」

妖狐「思い当たる節があるようじゃの」ニヤリ

チンピラ「昨日の夕方、まさにこの路地で他のグループとちょいと揉めてた時……いきなり現れたガキに全員叩きのめされた上に長ったらしい説教を食らった……」

?「なんや、またやっとんのか」

チンピラ「丁度こんな感じの声の……!?」

?「懲りひん奴らやなぁ」

妖狐「誰じゃ……?」

チンピラB「ひぃっ!?」

チンピラ「あ、あいつだ……っ!鬼だ、鬼が来たぁぁぁぁぁ」

?「おう、鬼の再来じゃ。ぎゃはは」

妖狐「鬼?もしや」

?「これはこれは。はじめまして、やなぁ?狐の姫様。あちきの名は」

妖狐「酒呑童子、か」

酒呑「おや、あちきを知っとるんかい?」ニタリ

妖狐「封じられておった間に耳も塞いでおった訳ではないからの」

酒呑「なるほど」

妖狐「ところで。何故汝が生きて此処に居る?」

酒呑「こっちが聞きたいわ。あんた死んだはずやなかったんか?」

妖狐「っふ、つくづく、史実とやらはあてにならぬの」

酒呑「全くや」

チンピラ「知り合いかテメェら……」

酒呑「いんや?」

妖狐「初めて会ったと言ったであろ」

男「酒呑童子、だと……」

酒呑「誰やこれ?」

妖狐「儂の式神じゃ」

男「誰が式神だ!というか……」

酒呑「ん?」

男「酒呑童子って男のハズだろ!?なにこのちんちくりん!!」

酒呑「なんやこいつ。ムカつくわぁ」

妖狐「殺すなよ、死なれては儂が困る」

男「死ななきゃいいのかよ!?」

酒呑「表出よか」スタスタ

男「イヤァァァァァァァァ死にたくないィィィィィ」ズルズル

チンピラ「い、いったいなんなんだテメェら……」

男「お前ら……ここは任せて行け……」

チンピラB「あんたはいいのかよ!?」

男「逃げろ……!」

チンピラC「すまねぇ!」ダッ

チンピラ「あんたのことは……忘れねぇ」ダッ

妖狐「……はぁ。その辺で捨て置け。見ていて憐れじゃ」

酒呑「演技やで?そないに怯えられても困る」

男「いやめっさ引きずっとるがな」

酒呑「なんか言うたか?」

男「何も」

すまん電話出てました

酒呑「ところで」

妖狐「なんじゃ?」

酒呑「なんであちきが塚からここに飛ばされたのかわからへんねやけど」

妖狐「儂と同じく封を解かれて来たというなら……」

男「?」

妖狐「此奴のせいであろうな」

男「それはない。鬼とか喚んだことないぞ」

妖狐「じゃがあの陣、儂の前にも試しておったのであろう?」

男「それはまぁ……」

妖狐「その時に喚んだしもうたのであろ」

妖狐(まぁ清明に弄られたのじゃろうが)

男「なんということだ」

酒呑「なんや、あちきを喚んだのはこの兄ちゃんやったんか?」

男「そういう事らしい……すまない」

酒呑「謝らんでもええよ。でも責任は取ってもらわんと、なぁ?」ニタリ

~自宅~
男「食い扶持足りるかこれ……」

妖狐「これが冷蔵庫」

酒呑「はぁー、氷室もこんな小さく……」

妖狐「で。ほれ、これがてれびじゃ」

酒呑「おお!?画を飛ばして写しとるんか?よう考えとるわ……」マジマジ

妖狐「凄いじゃろ」ドヤァ

男「なんでお前がドヤ顔してんだよ……」

妖狐「五月蝿い。そんなことより夕餉はまだか?」

男「まだ5時だぞ?早すぎねぇか」

妖狐「空くものは空いたのじゃ」

男「なんも用意してねぇし……」

酒呑「あ」

男「なんだ?」

酒呑「あれが食べたい」

テレビ ホンジツノメニューハ、スキヤキ!

~スーパー~

男「余計な物は買わないからな!」

妖狐「分かっておる」

酒呑「ここは何の店なん?」

男「強いて言うなら食品全般を扱ってる店だな。それ以外も置いてあるけど」

酒呑「はぁー、便利なこっちゃ。豊かになったもんやなぁ」

妖狐「おお!?肉が並んでおるぞ!?」

男「精肉売り場だからな」

妖狐「買え!どんどん買え!!」ガサガサ

男「だから必要な分は買わねぇって言っただろ馬鹿、やめろ!!」

酒呑「大きさもまばらやなぁ」

妖狐「これも追加」

男「あぁ、それぞれ用途別にあらかじめ切ってある……豚肉はいらねぇんだよ戻せ」

>>274
脱字った
必要な分→必要な分以外

男「肉はもういい」

妖狐「いや、足りぬ」

酒呑「ちょいちょい」

男「なんだ」

酒呑「コレはいまいちや。こっちの肉はええけど」

男「良し悪しがあるのか?」

酒呑「わからへんの?ぼんくらやなぁ」

妖狐「明らかにこっちの方が死んでおらぬ。こっちは死にかけじゃ」

男「なんだそりゃ……」

妖狐「もう良い、肉は儂らに任せよ。そなたは他を選べ」

男「あいよ、じゃ頼んだわ」

酒呑「ん、任せとき」

妖狐「こ、これは……」

男「黒毛和牛に触るんじゃありません!やっぱ任せらんねぇ!!」

>>266見つかんねぇよ!!!!!!!!!

酒呑「なんや、折角いい肉やったのに」

妖狐「何が不服だったのかよ?」

男「値段だ」

妖狐「男ならさくっと」

男「お前の服代で今家計が火の車なんでな、贅沢する余裕は無いわけだ」

妖狐「よし、他のものを買うぞ!」

男「誤魔化したつもりかそれで。とりあえず野菜買うぞ」

酒呑「野菜……」

妖狐「どうかしたのかよ?」

酒呑「いや、なんでもないねんけど、うん」

男「?」

妖狐「……そなた、さては野菜を嫌っておるな」

酒呑「うぇっ!?」

妖狐「図星と見えるのう。んふふふふふふふ」

男「嫌な予感がする」

妖狐「白滝」

酒呑「……」

妖狐「葱」

酒呑「……」ピクッ

妖狐「葱は多めに買うとしよう」ニヤニヤ

男「おい何本買う気だ」

妖狐「あとは……そうじゃ、椎茸」

酒呑「……ぅっ」ビクビクッ

妖狐「儂の好物じゃ、運が悪いのう?」ドサドサ

酒呑「くっ……」

妖狐「んふふふ、はははははははは!!」

男「お前の好物は油揚げだろ。っておい、春菊忘れてるじゃねぇか」

妖狐「っ!」ビクッ

酒呑「……なんやぁ?も、し、か、し、て、あんた春菊が苦手なんとちゃうよなぁ……?」ドサドサ

妖狐「ぐっ……」

男「何をやってんだお前らは……ほら、余計な分戻してこい」

妖狐「悪ふざけが過ぎたの」

酒呑「ほんなら先買い物済ませといてや」

男「ちょっと待て」ガシッ

妖狐、酒呑「!?」

男「戻すのは余剰分だ、全部戻せとは言ってない。好き嫌いせずに食え」

妖狐「離せこのっ、性悪男!」

酒呑「鬼や!無理矢理食べさせんといて!」

―――

店員「ありがとうございましたー」

男「結構暗くなったな。帰って出来上がる頃には丁度良い時間じゃないか」

妖狐「春菊……あぁぁ今も臭う……」ブツブツ

酒呑「椎茸……もう嫌や……」ブツクサ

男「俺は無視か」

風呂飯

~家~

妖狐「おぉ……」

酒呑「これは……」

男「そろそろかな」

妖狐「いいのか!?」

男「いいぞー」

妖狐、酒呑「「肉っ」パクッ

妖狐「う、美味い……卵との絶妙な絡み具合といい……」

酒呑「なんやこれ……食べたこと無い味や……こんな美味い鍋があったんか……?」

男「気に入ったようで何よりだ」パクパク

酒呑「ちょっと自分取り過ぎなんとちゃう?」ヒョイ

男「おい人の皿からパクってんじゃねぇ!」

酒呑「取ったもん勝ちや」パクッ

妖狐「なっ、一度に二枚じゃと!?そんな食べ方が許されるか阿呆!!ならっ」ゴッソリ

酒呑「三枚一気にやと……!!なんて非情な奴なんや!!!」

酒呑「兄ちゃん、もう肉足りひんよ?」

妖狐「次の分を入れろ」

男「あぁぁぁぁ!!!お前ら肉ばっか食ってないで野菜も食えぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

妖狐「嫌じゃ」

酒呑「あちきも」

男「規定量食うまで次の肉はお預けだ……」

妖狐「そんな……」

酒呑「なんでや……」

男「ほら。食え」

妖狐「……」

酒呑「……」

男「なんつー顔で皿睨んでんだお前ら」

妖狐「うぅ……」モグモグ

酒呑「うぇ……」モグモグ

男「そんなに不味いか……」

男「じゃあ肉な」

妖狐、酒呑「「!」」パァァァ

男「次は肉と野菜一緒に食え」

妖狐、酒呑「「……」」

男「一回合わせて食ってみろって」

酒呑「……そこまで言うんやったら」パク

妖狐「!」

男「どうだ?」

酒呑「意外と美味しい……かも?」

妖狐「むぅ」パク

妖狐「確かに悪くはない……か?」

男「なんで疑問形なんだよ」

妖狐「食えぬこともない」

酒呑「ただ好き好んで食べる程ではない感じやな」

男「そうか。じゃあ一緒に食え」

妖狐「むぅ」バクバク

酒呑「うー」バクバク

男「不服な顔で睨むのはいいがバクバク食いながらじゃなんとも思わねぇぞ」

―――

妖狐「ふー、美味かったぞ」

酒呑「幸せやぁ……」

男「お前らのせいで俺は肉ほとんど食えてねぇぞ」

妖狐「なんじゃそのくらい」

酒呑「男は女に譲ってなんぼやって」

男「昔の日本が男尊女卑だって言ったやつ誰だ?」

男「はぁ、片づけとくからテレビでも見ながらその腹なんとかしろお前ら」

妖狐「少々食べ過ぎたかの……」ポッコリ

酒呑「苦しい……ちっとだけやけど」ポッコリ

テレビ ワァ、ゴランクダサイ! ナンテオイシソウナステーキデショウ!!

酒呑「……兄ちゃん」

妖狐「……小僧」

男「チャンネル位自分で変えろお前ら!今食器洗ってるから手が離せないの分かるでしょ!!」

妖狐「確かこれで操作しておったのう」カチカチ

テレビ パッ

酒呑「今、変わったで」

妖狐「どれじゃ?」カチカチ

テレビ パッ

酒呑「今のや!」

妖狐「えぇいどれじゃ!?」カチ

テレビ パッ

酒呑「うん?なんや、今までのとちゃうで?」

テレビ アンアンソコォ ギシアン

妖狐「……ほう」ニヤ

酒呑「なぁっ!?」カァッ

男「よし、こんなもんだろ」

男「そういやさっきから急に静かになったな……」

男「おーい、何見てん」

テレビ アンアン

妖狐「まぁ結局はあれがそこに入る」

酒呑「いや、入らへんやろ!?」

妖狐「いや入るんじゃなこれが。見ておけ……あ、ほら」

酒呑「ほんまや……」ゴクリ

男「……マジで何見てんの?」

テレビ イクゥー

妖狐「とまぁこんな感じで事を進める」

酒呑「生々しいんやなぁ……」

妖狐「そなたも元は人間であろ?あれを経て生まれる」

酒呑「人間以外の生き物もそうなん?」

妖狐「生き物が綺麗に生まれるなどあり得ぬことよ」

酒呑「そんなんや」

男「真面目な顔で生物について語るのは結構だがAV消してくれ。女優の顔凄いトコでポーズされてる、それお気に入りだから嫌な思い出残さないで」

男「そもそもなんでAV見てんのお前ら……」

妖狐「弄ったら始まっただけじゃ」

酒呑「中々、うん。興味深かい内容やった」

妖狐「当たり前じゃが儂の方が綺麗じゃな」

男「感想は聞いてねぇよ……クソ、DVD入れっぱなしだったか」

妖狐「ふっ、そろそろ腹も凹んだかの」

男「あぁじゃあさっさと風呂入ってこいよもう」

妖狐「くふ、鬼っ子、一緒に入るかよ?」ガチャッ

酒呑「ええよー」スタスタ

男「ッハ……プライバシーとか無いし?AV見られた程度じゃ気にしないわ」

男「……んな訳あるかァァァァァァ!!!」

~風呂~

妖狐「くふふ、見たか?あの顔」シャー

酒呑「へ?」チャプ

妖狐「あやつの顔よ。冷静なつもりじゃったのであろうが、強ばっておったわ。あははは!」

酒呑「あれ見てたんはわざとやったんか……」

妖狐「たまたま始まったのは本当じゃ。まぁ結果どうなるかは分かって見たがの」フフフ

酒呑「鬼畜やなぁ……あちきが言うのもなんやけど」

妖狐「ふふふ」

酒呑「それ大変やなぁ」

妖狐「?」

酒呑「その尾」

妖狐「あぁ、面倒ではあるが、手間を掛けたぶん愛着もわくものよ」

酒呑「ほー。じゃあ湯上りに乾かすの手伝うで」

妖狐「ふむ……その真意は?」

酒呑「最初に見た時からずっと触りたかったんや」

妖狐「……まぁ良かろ」

酒呑「ええの?」

妖狐「特別にな。裸の付き合いじゃ」

酒呑「ふふ、今から楽しみや。とそれはさておき」ジッ

妖狐「なんじゃ?」

酒呑「その塊や」わしっ

妖狐「何じゃいきなり!?」

酒呑「むぅ……なんやこの大きさは……」もみもみ

妖狐「いきなり何を言っておるんじゃ鬼っ子よ……」

酒呑「あちきとそう変わらん歳のはずやのに……なんかの病気とちゃうんか」もみもみ

妖狐「そんな訳があるか阿呆、離れぬか」ベシッ

酒呑「いたっ」

妖狐「まぁそんな所は放っておけ、そのうち変わる」

酒呑「兆しすら無いねんけど……」

妖狐「というか鬼っ子、そなた本当に酒呑童子か?あやつも言うておったが、儂が聞いたのも酒呑童子は確かに男だったと」

酒呑「……うーん、ある意味そうやねんけど違うとも言える」

妖狐「ふむ」

酒呑「あちきは酒呑童子やけど、茨城童子もあちきのことやねん」

妖狐「なに?」

酒呑「名前を使い分けとったんや」

妖狐「なるほどの。通りで伝承があやふやなはずじゃの」

酒呑「仮にも鬼達の頭って事で束ねとったから、周りには男だと思わせとった方が都合がええねん」

妖狐「難儀な奴じゃの」

酒呑「はは、確かにそうやねんけど。それは言わんといてや」

落ちるー

このスレは落とさせん!

どれくらいで落ちるかわかんねーな

妖狐「大体そなた勘違いしておるじゃろ。儂は化けておるだけじゃ、いくらでも姿は変えられる」

酒呑「そうやった……」

妖狐「まぁそなたの場合その姿で鬼と化したからのう、なんというか……ご愁傷様じゃ」

酒呑「さ、さっきはほっときゃそのうち変わる言うたやんか!」

妖狐「あー、何かの拍子に変わるかもしれぬぞ」

酒呑「……もう信じへんぞ。この世の終わりや。もう変わらへんねん……うっ……」

妖狐「……泣くでない、あればいいというもんではなかろ?」

酒呑「無い側の気持ちなんて分かる訳ないねん!うわぁぁぁぁぁん!」

妖狐「よしよし」ポンポン

これであってる?
新・保守時間目安表 (休日用)・
00:00-02:00 10分以内・
02:00-04:00 20分以内・
04:00-09:00 40分以内・
09:00-16:00 15分以内・
16:00-19:00 10分以内・
19:00-00:00 5分以内・

新・保守時間の目安 (平日用)・
00:00-02:00 15分以内・
02:00-04:00 25分以内・
04:00-09:00 45分以内・
09:00-16:00 25分以内・
16:00-19:00 15分以内・
19:00-00:00 5分以内・

~脱衣所~

妖狐「便利じゃのう」ブオー

酒呑「どらいやー、やったっけ?」

妖狐「うむ。すぐに乾くぞ?ほれ」ブオー

酒呑「おぉ……熱っ!」

妖狐「同じ場所に当て続けると熱いらしいの」ブオー

酒呑「動かしながら乾かしてや」

妖狐「こんなもんじゃろ」

酒呑「よっしゃ、次はあちきが尻尾乾かしたる」

妖狐「丁寧に頼むぞ?」

脱衣所<キャッキャ

男「あいつら風呂上がるまで長すぎだろ……」

しかし、双方の容姿が気になるな。
服は一着しか買って無いから風呂上がりは男もんのTシャツ一枚なんだろうか。

よく考えることもなく、昔の着物姿の女性は下着を付けないのが基本だから、服着ててもノーパンだろ

>>430
妖狐は玉藻前だし、その時代の基準での美人にでも変化できるんじゃない?

>>432
うひょおお!!

酒呑「そろそろ乾いたやろ。……触ってもええか?」

妖狐「好きするが良い」

酒呑「じゃあ失礼して……」もふ

妖狐「っ」ピクッ

酒呑「な、なんやこれ……っ!」もふもふ

酒呑「もふもふがもふもふでもふもふや……!あかん、抗えへん。堪忍な」もふもふもふ

妖狐「な、何をするつもりだ!?」ピクピク

酒呑 ぼふっ

酒呑「ふぁぁぁぁ……」もふもふもふもふもふもふ

酒呑「もふもふ、もふもふ……」もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ

妖狐「飛び込むな阿呆!」

酒呑「はぁぁぁ気持えぇ……」すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ

妖狐「頬ずりするなぁぁぁぁ」ビクンビクン

スゲーな
>>1がんばって!

男「お前らいつまでも何やってんだ?」ガチャ

酒呑「……もふもふ、もふもふ……ふふ、ふふふ」もふもふ

妖狐「た、たすけ……」ビクビク

男「おい、帰ってこい」パン!

酒呑「はっ!?あ、あれ?もふもふのユートピアはどこいったん……?」

男「なに訳分かんねぇ事言ってんだ?とりあえずそこからどいてやれ」

妖狐「死ぬかと思うたわ……」

男「……何があったんだか知らんがご苦労さん」

ほす

ほす

ほほほほ

妖狐「全く……鬼っ子には早すぎたようじゃの。暫く触らせぬとしよう」

酒呑「そ、そんな……!」ガーン

妖狐「あの様子ではまだまだ自制が足りぬわ」

酒呑「ならこのもふもふ欲はどうしたらええねん!?もふりたくてももふれないなんて……耐えられへん……!」

妖狐「まずはそれに耐えてみせい」

酒呑「!」

妖狐「その程度も無理ならまた同じ結末じゃ」

酒呑「なんて厳しい道や……けど、あちきは耐えたる!耐え忍んでもふもふするんや!」

男「盛り上がってる所悪いんだけど、お前なんで俺のシャツ着てんの?」

酒呑「うん?寝間着持ってへんし」

男「パジャマ代わりかよ……下着は?」

酒呑「無いけど」

男「そうか、ところでその一番下の引き出しの中に入ってるボトルを取ってくれないか」キリッ

酒呑「んしょ……どれや?」スッ

男(よし、そのまま屈め!)

やっぱりノーパンノーブラか

男「緑色の」

酒呑「緑?たくさんあるで?」ゴソゴソ

男(四つ這いクル━━━━(゚∀゚)━━━━!!)

妖狐 スッ

男「!!!!」

男(なんてことしてくれてんの!?一番肝心なところで尻尾介入とかうおおおおおおおおお)

妖狐「……二度目じゃぞ」ボソッ

男「あぁしまったここじゃなかったわー俺としたことがしまったー」

酒呑「なんや、ここやないの?」

男「うんそうだったわーごめんごめん自分で探しとくからごめんなさい許して燃やさないで」

酒呑「??」

妖狐「ふん。鬼っ子、出るぞ。此奴が風呂に入るでな」バタン

ダメだ…眠い…

まだ寝ません!

~風呂~

男「うおおおお」ガンガン

男「はぁ、はぁ……少しは気が紛れた」

男「俺このまま生殺し生活送るのか……しんどい」

~居間~

風呂<ウオオオオ ガンガン

酒呑「……何してんねやろ?」

妖狐「鍛錬の一種じゃろ」

これ終わんねぇよ

とりあえず保守

保守

特に意味はない

ほしゅううう

寝るから最後に保守

男「はぁ……」ガチャ

妖狐「遅いではないか」ゴクッ

男「なんで酒呑んでんだよ」

妖狐「夜も更ける。いい頃合いじゃろ」

男「勝手に漁って飲むんじゃありません!」

酒呑「これほんまに酒なんか?」ゴクゴク

男「チューハイがぶ飲みするのも止めなさい!」

妖狐「五月蝿い奴じゃの。小姑か?」

男「違ぇよ、というか小姑じみた事を言わせるな」

酒呑「細かいこと気にしとると早死するで?」

男「お前ら……」

もうだめだ何も思いつかn

おお!まだ残ってた!

落ちるか?

保守ん

追いついた

私怨

妖弧「Zzz」

男「ムニャムニャ・・・ (布団取られソファ」

酒呑「うーん、寝てしもうたかぁ」

酒呑「・・・・退屈やなぁ・・・」

男「・・・しゃがめ・・・見えそう・・・ムニャ・・・」

酒呑「なんや寝言かいな・・・ん、なんやいやらしい匂いがする・・・」

酒呑「クンクン・・・コレかな・・・クンクンさわさわ」

男「・・・・ビクッ!!・・・・Zzz」

酒呑「・・・えーぶいっちゅーのと違ってちっこいなあクリクリ」

男「ムクムクムク↑」

酒呑「おぉ・・デカなった」

>>657

これは>>1と判断してよかと?

>>1以外全員黙ってろ

新・保守時間目安表 (休日用)・
00:00-02:00 10分以内・
02:00-04:00 20分以内・
04:00-09:00 40分以内・
09:00-16:00 15分以内・
16:00-19:00 10分以内・
19:00-00:00 5分以内・

新・保守時間の目安 (平日用)・
00:00-02:00 15分以内・
02:00-04:00 25分以内・
04:00-09:00 45分以内・
09:00-16:00 25分以内・
16:00-19:00 15分以内・
19:00-00:00 5分以内・

そういえば狐のキャラって対外老人的喋り方だよな

ゴソゴソ

妖弧「ん~騒がしいのう、何をしとるのじゃ」

酒呑「なんかここ触ったらでかくなった」

妖弧「コレ勝手に触るでない。こやつは儂のモノじゃ」

酒呑「むぅ…」

男「…ウーン…見えない・・・ムニャ」

妖弧「馬鹿者め」

ニートどもはほんと気持ち悪いな
社会のゴミは死んでいいよ

>>680
主は主だろwバカじゃんお前

>>684
2ch⇒>>1
ニコ⇒主

だから臭いって言われてるの分からない?

まぁ皆落ち着いてこれでも飲めや( ´ ・ω・`)つ旦

中立の立場で注意してみたが駄目だった

まぁ>>1が来たっぽいし静かにしようか

IDが赤くて右クリできないのってどうやってあぼーんすればいい?

できた

      ∧_∧   /__ o、 |、 
     ( ´・ω・)   | ・ \ノ 
     旦  o)    | ・  | 
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 


      ジャー     ____ 
      ∧_∧   /__ o、 |、 
     ( ´・ω・)ノ .ii | ・ \ノ 

     ( o     旦| ・  | 
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 


     あ、きみもお茶のむ? 

              ____ 
      ∧_∧   /__ o、 |、 
     (´・ω・ )   | ・ \ノ 
     ( o旦o     | ・  | 
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |



      ジャー     ____ 
      ∧_∧   /__ o、 |、 
     ( ´・ω・)ノ .ii | ・ \ノ 

    旦( o  旦旦旦| ・  | 
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

 はい、みんなのぶんも淹れといたよ 

              ____ 
      ∧_∧   /__ o、 |、 
     (´・ω・ )   | ・ \ノ 
    旦( o旦o 旦旦 | ・  | 

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |

現在の>>1

           | 
       \  __  / 
       _ (m) _ピコーン 
          |ミ| 
        /  `´  \ 
         ∧ ∧ 
        (・∀ ・)  <良いネタ思いついたー!!

        ノ(  )ヽ 
         <  > 

       \     / 
       _ `゙`・;`' _バチュ--ン 
          `゙`・;` 
        /  `´  \ 
         ∧ ∧ 
        (・∀ ・)  <・・・

        ノ(  )ヽ 
         <  > 


         ∧ ∧ 
        (・∀ ・) <何だっけ 
        ノ(  )ヽ 
         <  >

ID:uYD70dx70 流石にネタだよ・・・な・・・???
呼び方といいそっちの流行をこちらに無理やり持ち込むのはよくない

>>737
なんでだよw
今はニコ動がネットの中心なんだから別にいいだろ老害


      \       ヽ           |        /        /
          \      ヽ               /      /
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               ,/              ` ̄7
                |     島 根 県     /
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 !   \       _,,-┐    \    _,.,ノ          r‐-、、      /   !
 ゙、   `ー--<´   /      L. ,~’             ゙、  >-一'′   ,'
  y'  U      `ヽ/     /            ヽ      ヽ '´     U   イ
                                ____

         /      __        |       \____\
    ___/__ / ̄    ____|____ \ \____\
       //ヽ   /___         /|\       \ \____\
     / / ヽ  / /__     /  |  \       \_______
   /  /   / /   /     /    |    \          |    \
  /   /  / /  _/   __/      |      \__      |     \  ̄―_

あぼーんめんどくさいからもう黙っててくれ

>>746
ちょwwwwww
全然違うwwwww腹痛いwwwwwwwww

http://www.youtube.com/watch?v=Gq5bHWs6KtE

ニコ動>>>(越えられない壁)>>>2chなのは揺るぎない事実だけどなw
2chからアニメの主題歌歌うようなアーティストが出てきたか?
つまりそういうことなんだよカスども

>>761
いるよ 匿名だから名前晒さないけど はい論破

>>761
ひとつ質問なんだが
そもそも比べる必要あるの?
掲示板と動画投稿サイトって別物だよな

>>761
動画以外のものを作った回数
はいこれでこの話題終わり

>>766
>名前は晒さないけど(笑)

話にもなんねえよw
カスニートの集まりに何ができるんだよ嫉妬もいい加減にしろよ

>>768>>769
はいはい嫉妬乙w
2chはもう沈みかけた船なんだよそのまま沈んで死ね

終わらない論争

ニコニコと2chのそれぞれ優れてる件を挙げてけ

>>777
ニコ動
クリエイティブな人材が豊富
業界もその才能に注目
実際にデビューしたり商品とコラボしたりと大人気
次々と新しいコンテンツを産み出している

2ch
なしw世間の嫌われ者w

誰か>>786に反論できる奴いないの?w
所詮は2ch、クズの集まりだなw

津波「パニックパニックパニックみんなが溺れてるwww」
地震「おーらはすごいぞ天災的だゾwwww」
原発「障害たのーしみーだーwwwwwwww」
(震のすけーwwwww)
津波「難破をするならーwwwまかせーておくれよーwwwwww
さんにーもよんにもーwwww逃げがーかんじーんwwwwwwwww」
原発「カーモン米兵カモン米兵ーwwwwww
玉突き止めれるぅ?wwwwww」
安置所「死ーんだ目ーして見つめちゃビビるよジーサンwwwバーサンwww」
遺体「オラは人www気www者wwwーwwwwww」
(震度すげーwwwwwwwww)

これより下は書き込めるのは一文字のみ

>>794
ソースは?
ソースもなしに語ってるなら単なる妄想以外の何者でもないよ?

そういえば我が家のお稲荷様はいつになったら8巻出すんだろうな
もう3年だぞ?

http://www.youtube.com/watch?v=TUI_IeB0ONE

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%8A%E3%82%86%E3%81%86%E9%AD%94%E7%8E%8B%E5%8B%87%E8%80%85

http://black-genkai.asmik-ace.co.jp/

片乳首出したおっさんの後つけたら天空の剣見つけたwwww

結論的にいうと
どっちもいいものは出してるし、悪いところも多々ある

さて狐っ娘の話に戻ろう

どこに魅力を感じる?

あ、私はやっぱり尻尾だ

狐様ー!
http://viploda.net/src/viploda.net10719.jpg

>>850
保存した

せっかくいい感じにまとめようとしたのに

保守

>>885
2chはクズの犯罪者しかいない
ニコ動にはクリエイティブな神がたくさんいる
はい論破w

>>888
それごめんけど論破って言わないんだよ…

>>893
は?どこがだよ
負け惜しみ言ってんじゃねえぞ

>>899
2chも前に挙げているように書籍化、映画化している
ニコニコでも書籍化、CD出版等がある

2chは殺害予告等で逮捕者がいる
ニコニコは映画を無断で投稿したため逮捕された人がいる

2chでは言い争いが日常茶飯事
ニコニコでも荒らし・アンチには過剰反応

2chでは嫌韓
ニコニコも嫌韓

2chでは面白いと思えるスレがある
ニコニコでも面白い動画も多々ある

2chでは下らないスレがある
ニコニコでも下らない動画がある

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