岡部「作戦名はオペレーション・インフィニット・ストラトスだ!」(282)

岡部「ISの解析は我が未来ガジェット研究所が先駆者となる!」

ダル「急になんぞ?」

クリス「何をいきなり言いだしたかと思ったら。
どうやってISの解析なんかするのよ。男じゃ展開もできないわよ」

まゆり「あ、でもー、最近ISを動かした男の子が出てきたってニュースでやってて
まゆしぃはビックリなのです」

岡部「ふっふっふ、情報が遅いな助手よ。今やISは女だけのものではなくなったのだ。」

クリス「岡部が使えるようになったワケじゃないでしょーが。第一どういうつもり?いきなりISだ

なんて」

岡部「ISのコアが未解析のブラックボックスなのは百も承知だろう。それを我々が解析し、
新たな第5世代型を開発できれば、このラボの経済面は安泰!そして!
狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真の名もまた、歴史に刻まれようというもの・・・
フゥーハッハッハ!」

クリス「それでね、このお店のパフェが・・・」
まゆり「うんうん☆それでそれで?」

岡部「おい!あからさまなスルーはよせスイーツ共!」

ダル「オカリン、それはちょっと現実味が無さ杉だと思われ」

クリス「橋田の言う通りよ。ISは発明者の篠ノ之束博士が居ない以上誰にも解析は出来ない

わ」

岡部「ふ、マイ・フェイバレット・ライトアーム、スーパーハカーが居るではないか?ん?」

ダル「オカリ~ン、冗談はチラ裏だけにしとけって。ぼくに出来てれば世界中の企業がやっき

になってるワケないっしょ?」

岡部「ちっちっち、ダルよ、自信を持つのだ。お前は知らないかもしれないが、
お前の頭脳は欧州原子核研究機構のデータベースをハッキングし、
不完全ながらもタイムマシンを修理できるほどのなのだぞ」

ダル「はい??何いってんのオカリン?」

クリス「ふぅ、厨二病も度が過ぎるとただの妄想癖よ」

ダル(でもなんか・・・)
クリス(変な説得力があるわね・・・)

岡部「まぁお前達のリーディングシュタイナーは不完全だからな。
今感じてる違和感のまま俺についてくれば良いのだ」

まゆり「でもでも~、そもそもどうやってISをこのラボに持ってくるのかなぁ?」

ダル「たしか打鉄だっけ?日本の国産第二世代型量産機。あれとか値段いくらなんだろ?」

岡部「ダル、ヤフオクまでちょっとお出かけだ」

クリス「あほ、あんなものが普通に売ってるわけないだろ」

岡部「くっ・・・」

クリス「第一、よしんば売ってたとして、このラボの総資金の何千倍かかる事やら」

岡部「俺だ!ラボの資金管理について確認したい。な、なにぃ!
99.89%は家賃と光熱費へ流出している・・・だと・・・。なるほど、機関との闘いのためには
今一度財政を見直す必要が有りそうだな。了解だ、あとはこっちで何とかしよう。
エル・プサイ・コングルゥ」

ダル「99.89って使徒かってのwwどうせならシックスナインって言っとけって」

クリス「シ・・・ッ///」

岡部「だまれHENTAI」

岡部「は・・・そうか・・・、ふ、ふふふふ」

クリス「??」

岡部「フゥーハッハッハ!なんだ簡単な事ではないか。相変わらず我が頭脳が恐ろしいわ・・・」

ダル「どったのオカリン?」

岡部「これより、全ラボメンによる円卓会議を始める!」

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フェイリス「IS学園に入学しろだなんて本気にゃ凶真?」

岡部「その通り。あそこに入学してしまえば訓練機しとして打鉄に触れる機会がある。
そのままラボに持ち出してくれれば良い」

ダル「ダミーの手続きは僕にやれってお・・・」

クリス「ちょっと正気か岡部!犯罪だぞ!」

岡部「なぁにちょっといろいろ拝借するだけだ。SERNにやった事に比べれば何てk」

まゆり「セルン・・・?う~ん、なんだったけそれ?」

クリス「またSERN?」

ルカ子「・・・・・?」

岡部「う、ウォホン!とにかく、誰かIS学園に転入してきてほしいワケだが」

フェイリス「フェイリスは無理にゃ。お店を休むなんてメイドの風上にもおけない事はできないにゃ」

まゆり「まゆしぃもバイトがあるし寮制の学校に転校なんてお母さん許してくれないんじゃない

かなー」

ダル「そうだルカ氏なr」

岡部「だが男だ」

ダル「IS学園にも男はいるんだしぃ、問題ないだろ常考」

ルカ子「ぼ、ぼくも神社のお手伝いとかありますし・・・」

岡部「えぇい、クリスティーナなら高校生ではないs」

クリス「だが断る」

岡部「貴様っ!」

ダル「それでも軍人か!」

クリス「軍人じゃないし!ってかネタも古いし!とにかく、私だって一応は大学の研究所に
在籍してる訳だし、別にプー子ちゃんでも無いんだからお断りよ」

岡部「ぷー子・・・?」(チラ)

萌郁「・・・・・・」(カチカチカチカチ)

ピロリロン

岡部「く、萌郁、言いたい事は口頭で・・・」

萌郁「・・・・・・」(カチカチカチカチ)

ピロリロン

岡部「おのれ・・・・、なになに、『バイト探しが忙しいしぃんだぁ☆
それに授業中に携帯いじれないのはちょっと困るなーテヘ///』だと・・・。
お前たまにはラボメンとしての任務をっ」

萌郁「ISはスポーツ・・・」

岡部「ん?」

萌郁「運動は・・・苦手・・・」

岡部「く・・・っ、こんな時に鈴羽が居ればバイト戦士らしく乗り込んでくれたのもを」

まゆり「鈴羽・・・さん?」

ダル「誰ぞ?」

岡部「あぁいやこっちの話だ」

クリス「??」

まゆり「でもさー、ルカくんでも良いならダルくんやオカリンでも良いって事だよねー☆」

岡部「まゆr!言うn!」

ルカ子「そう、なりますね・・・」

クリス「ふふん♪じゃぁ橋田に解析やらせるんなら所長自ら行ってもらうしかないわねw」

ダル「潜入と解析の両方とか無理ゲー。デブだからって力があると思うなよ!」

岡部「・・・・・」

岡部「結局おしきられてしまった・・・」

ダル「ほいオカリン、荷物と書類」

岡部「あぁ、見送りご苦労。手続きに不備はないか?」

ダル「まぁアシのつくようなヘマはしないっつーか」

岡部「了解だ。ここまで来たら覚悟を決めねばな。
もしもし俺だ、これからIS学園への潜入ミッションを開始する」

岡部「作戦名はオペレーション・インフィニット・ストラトスだ!
エル・プサイ・コングルウ・・・っ! では逝って来る」

ダル「オカリン無茶しやがって・・・・」

山田先生「みなさーん、今日は転入生を紹介しますよー。はい、入ってきて下さい」

ガラガラ

ざわ・・・
「ウソー」
「男?今度は本当の2人目?」
「なんか最近多いね」
「あ、ちょっと背たかくて渋くない?」
「そうかなー?」
    ざわ・・・

山田先生「し、静かにしてくださ~い。
えーっと、今日からこのクラスで一緒に過ごす事になりました岡部倫太郎くんです。
男子という事もあって織斑くんがいるこのクラスに来てもらいました。
では岡部くん、自己紹介して頂けますか?」

岡部「ぅ我が名はっ!狂気のマッドサイエンティスト!鳳凰院凶真!フゥーハッハッハ!」

山田先生「・・・」
箒「・・・」
セシリア「・・・」
シャルル「・・・」
ラウラ「ふん・・・」

一夏「よぉ、やっと昼休みだな。俺は織斑一夏っていうんだ。よろしく。」

岡部「なるほど、貴様が噂の男子か。俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だ。
いろいろ世話になるだろう、こちらころよろしく頼む」

一夏「マッド・・・?さっきも言ってたな。あと名前も。どういう事なんだ?」

岡部「気にするな。機関との争いに巻き込まれたくはあるまい?鳳凰院は俺の真名だ。そう

呼んでくれれば良い」

一夏「そっか、じゃぁ良くわからないけどそう呼ぶよ。さっそく飯でも行こうぜ鳳凰院」

岡部「うむ、そうしよう(爽やかなヤツだな、リア充というヤツか)」

千冬「奴が例の・・・。ラウラ!」

ラウラ「は」

千冬「あの転校生から目を離すな」

ラウラ「・・・?何か問題でも?」

千冬「need to knowだ。必要があれば説明する。
なに、特別な監視体制を敷けと言っている訳ではない。
何か不自然な事があれば報告してくれれば良い」

ラウラ「承知しました」

一夏「そっか、別にISが操縦できるわけじゃないのか」

岡部「あぁ、単なるテストケースだそうだ。触った事すらないわ。
恐らく、男でもISが使える事が分かった事でその方面の研究が加速するんだろう」

一夏「なんか俺のせいで巻き込んじまったみたいだな・・・すまない」

岡部「ん??なぜ貴様が謝る。なにも悪い事をしてないなら堂々としていろ」

一夏「そ、そうだな、ははは、お前いいやつだなぁ!」

岡部「・・・。(天然か・・・コイツ・・・?)」

一夏「それにしてもやっとこの学園でも男の友達が出来たよ。周りが女だらけだから息苦しくってさぁ」

岡部(ダルが聞いたら発狂するレベルだな)
岡部「そいえばもう一人男のIS操縦者がいるだろ、たしかフランスの」

一夏「あ?あぁ、シャルルな。あいつは女なんだよ。いろいろあって今は正式に女として再入学してるんだ。
事情もあっていちいち報道はされてないけどな」

岡部「そうなのか・・・」
岡部(となると、男のIS操縦者はこの織斑という男一人だけか。男性が稀有な存在である事に変わりはないし、
俺がISに触れるタイミングもすぐには訪れない可能性も高いかもしれないな。あとはダルの工作のクオリティ次第か・・・)

鈴「せっかく一夏とお昼しようと思ったのになにアイツ~」

箒「そう邪険にするな。男子転校生なのだから初対応は一夏が適任であろう」

セシリア「とはいえ、私達が同席してはいけない道理はございませんわよね」

シャルル「そうだね。せっかくだし一緒に食べようよ」

ラウラ「・・・」


シャルル「やぁ一夏、一緒にいいかい?」

岡部「ん?」

一夏「おぅシャル、みんなも。調度いいや、鳳凰院、みんなを紹介するぜ」

岡部「あ、いや、俺と関わったと機関に知れれば貴様達にも危険が・・・」

鈴「なぁにブツブツ言ってんの? 私は凰 鈴音。中国の代表候補生よ」

セシリア「わたくしはセシリア・オルコットと申します。イギリスの代表候補生ですの」

シャルル「僕はシャルル・デュノア。フランスから来たんだ。宜しくね、岡部君」

岡部「今朝も言ったはずだが、俺の名はぁぁあ、鳳凰院んんlんんんんnnn、凶真っ!
危険な目に巻き込まれたく無くば俺には関わらないほうがっ!!ふっ、身のためだ(キリッ」

セシリア「・・・・はい・・・?」

鈴「何いってんだコイツ」

箒「ん、おほん、私は篠ノ之 箒だ。よろしく。」

岡部(ん?篠ノ之・・・だと・・・?まさか、いや決め付けは早計だ。しかしそれほど一般的な苗字では・・・)

箒「おいお前、人が自己紹介しているというのにいささか無礼ではないか」

岡部「ん?あぁ、すまない、漆黒の彼方に魂ごと意識を運ばれて居たようだ・・・」

一夏「なはは、なぁ箒、おもしろいだろう?鳳凰院ってさwww」

箒「・・・」

ラウラ「私はラウラ・ボーデヴィッヒ・・・、ドイツから来た」

岡部「ドイツから眼帯とは。初めましてだ、ミス・ブロッケン」

ラウラ「・・・」

岡部「ときに篠ノ之 箒・・・さん・・・?」

箒「なんだ?」

岡部「これはあくまで念のための確認にすぎないんだが・・・」

箒「・・・?・・・!! そうだ!私は篠ノ之 束の妹だ!まったくどいつもこいつ二言目には・・・っ!」
ドタドタトダ・・・

岡部「な、なんだ?」

一夏「はは、箒はお姉さんに対して何ていうか複雑なコンプレックス?みたいのがあるからさ。
その話題は注意な。ちなみに束さんの居場所は箒も知らない」

岡部「そ、そうか・・・。肝に銘じておこう。」

~放課後~

一夏「鳳凰院、おまえ部屋きまってんのか?なんなら俺の部屋あいてるぜ?」

岡部「いや、IS適正も測りきれていない上にここから近いのでな。寮には入らず通学する」

一夏「そうか、便利でいいなぁ。ちなみに家ってどこんなんだよ?」

岡部「秋葉原の研究所が拠点だ。まぁ自宅は別の場所だが。」

一夏「研究所?んあだかよく分からないが、じゃぁ今日はここでお別れだな。また明日!」

岡部「うむ、ではな」

岡部(・・・)

岡部「ん?あれは・・・?」

岡部「海が見えると夕日に黄昏る絵も様になるものだな」

箒「・・・な!お、お前か、驚かすな」

岡部「帰らないのか?」

箒「私の勝手だ・・・お前には関係ない」

岡部「ふむ、そうだな」

箒「お前こそなんだ。姉の事でも聞きたいのか?残念ながらあの人の居場所は私でもわk」

岡部「確認にすぎないと言ったはずだ」

箒「・・・っ」

岡部「俺はもともとISの事なんて良く分からないし篠ノ之 束への興味も人並みだ。知ってる有名人の確認が
自然と口から出ただけの事。気にするな。まぁ身内が有名だと家族の心理が不安定になるケースも理解できるがな」

箒「別に気にしてたわけでは・・・」

岡部(ドクター中鉢もクリスに対してこんな漠然としたコンプレックスがあったんだろうか)

岡部「まぁどの道、こんな場所で浸っているより凛としていた方が貴様らしいと思うだけだが」

箒「・・・っ///わ、私らしいとは何だ、会って一日も経っていないと言うのに!」

岡部「篠ノ之 束とは一度も会った事はない。だが貴様の事なら一日知っているのだ。
姉と貴様は違う人間なのだから個人的感想が言えるのは当然だろう?」

箒「・・・」

岡部「・・・」

箒「へ、非理屈だな」

岡部「そうだな」

箒「でも、ま、寮に帰るくらいの気にはなった。気を使わせてしまったな。礼を言う、岡部」

岡部「ふん、このマッドサイエンティストが気遣いなどするはずもなかろう!それに俺の名は鳳凰院・・・っ」

箒「では、またな」

岡部「・・・ちょ」

岡部(まったく、人の話は最後まで・・・)

セシリア「あら岡部さん、いまお帰りでして?」

岡部「く・・・っ、どいつもこいつも」

セシリア「どうしましたの?顔色がよろしくありませんわよ?」

岡部「ふ、まぁよい。いずれ全世界が俺のひざまづいた時、
が真名は人々の魂に刻み込まれる事だろう・・・フゥーハッハッハ!」

セシリア「・・・・お忙しそうですので失礼いたしますわね」

~帰路にて~

岡部(インフィニットストラトス・・・。今までのどの世界線でも存在しなかった物体。SERNのディストピアも
第三次世界大戦も回避してようやく辿り着いたシュタインズゲート。なぜこの世界線にだけあんなものが
存在するのだ)

岡部(この世界線の人々は当然ながら何の違和感も持たずにISを受け入れている。
リーディングシュタイナーを持つ俺だけがこの世界の異質さに気づいてしまっている)

岡部(未来から来た鈴羽はこの世界線が他の世界線からの影響を全く受けない特別な世界だと言っていた。
その事と関係があるのか?いずれにしても強力な兵器たりうるISの対処を確立しないと、いつまた世界が狂ってしまうか)

岡部(もう一度電話レンジ(仮)を作って過去改変をすればISを消せるのか?いや、またエシュロンにつかまったら
α世界線の二の舞だ。Dメールもタイムリープも使わずに既に起こってしまってる世界を変えるなど出来るのか?俺に・・・)

紅莉栖「それはまた濃いメンバーに囲まれたわねぇ」

まゆり「専用機持ちの人たちと沢山お友達になれるなんてオカリンすごいな~」

ダル「ってかその篠ノ之 束博士の妹って子に会えたらならISに触れる日も近いかも」

岡部「まぁ初日はこんなものだろう。なんとしてもISを・・・」

まゆり「・・・」

岡部「ん?どうしたまゆり?」

まゆり「ん~ん、オカリンがなんか一人で無理してなきゃ良いな~って思って」

岡部「・・・っ。何を言ってるまゆりよ。それより天才の知的飲料ドクぺをもてぃ!」

まゆり「あ、は~い」

岡部(いかん、顔に出ていたか)

紅莉栖「・・・」

ピロリロン♪ピロリロン♪

ダル「お、オカリン携帯なってるお」

岡部「ん?知らない番号だな」 ピ 「誰だ?」

???「やぁ君、岡部倫太郎くんだね?それとも鳳凰院凶真くんって呼んだ方が良いかな~?」

岡部「!!! 鈴羽?鈴羽なのか!!??」

???「鈴羽?だれそれ?」

岡部「違うのか・・・、すまない、知人の声に聞こえた」

???「ふ~ん」

岡部「そんな事より何者だ。出会い系、オレオレ詐欺、その他不法請求の類は一切お断りさせt」

束「私は篠ノ之 束。今日は妹がお世話になったみたいだったからお礼を言おうと思って」

岡部「っ!!!!!!!!!な、なぜこの番号を・・・」

束「そんな事より、君、なんでIS学園に来たのかしらないけど、君にはISは動かせないから
あそこに居ても意味無いよ?だからさっさと退学してほしいんだけど」

岡部「な・・・」

束「今なら不法に転入した事もお咎め無しにしてあげるしさ」

岡部「お咎めなし?」

束「箒ちゃんに良い話してくれたから見逃してあげようって言ってんの。わからないかな?」

岡部「!」(盗聴?いつから、どうやって?まさか今も?)

束「無駄だよ、情報戦では私に勝てない。唯一きみの目的だけが分からないけど、
君が今手に持ってるドクペの賞味期限でも当てて見せようか?クスクス」

岡部(ラウンダーに襲われた時のような圧倒的な何かを感じる・・・。
まともに応対してどうこうなる相手じゃない・・・)

束「私が箒ちゃんやいっくん、ちーちゃん以外の人間に興味を持つなんてまずありえない事なんだから
ドタバタは避けたいんだけどなー」

岡部(いっくん?ちーちゃん?だれだ?)

束「ねー聞いてるー?」

岡部「なぜ・・・ISを開発した・・・」

束「はぁ?」

岡部「いや、なぜ他の世界線では作らなかった・・・?」

束「・・・・・・。ふーん、おもしろい事いうね」

岡部「ISはこの世界に必要なものなのか・・・それを知りたいと思った」

束「やっぱ君学園辞めなくていいわ」

岡部「え・・・?」

束「しばらくの間ミンナをよろしくね~」プッ、ツーツー

岡部「あ、ちょ、えぇ?」

ダル「オカリンなにやってんの?」

先輩にクソ怒られたwwwwwwwwwwwwwちょっと外営業行かされてくるノシ
機会があったらまた書くわwwwwwwwwwwwwww

勝手にもどってきたwwwww人すくなるまで保守してくれるとありがたいwww

岡部(昨日の電話番号に返電しても使われていないのメッセージ。発信者番号を改ざんするなど朝飯前という事か・・・)

一夏「おーい、鳳凰院ー」

岡部(しかしなぜ見逃されたのだ?世界線の話に反応したようだが、奴もダイバージェンスを把握できる人間なのだろうか)

一夏「鳳凰院ってば、聞こえないのか?」

岡部「あ、あぁ、織斑か。朝からテンション高いな」

一夏「今日は模擬戦訓練だからな、気合いれないとまた箒にのされちまうぜ」

岡部「模擬戦?」

一夏「あぁ、最近は箒がめっきり強くなってさ。セシリアの射撃もやっかいな事になってるし、男として立場ないんだよなー」

一夏「そういえば鳳凰院も今日は実習訓練に参加するんだろ?うまく展開できるといいな」

岡部「は・・・そうだな」

岡部(篠ノ之博士が言っていた。俺にISは使えないと。まぁ当然と言えば当然だが
それを理由に触らせてももらえないとなるとダルに解析させるのも不可能だな・・・)

岡部(まぁSERNに勝るとも劣らない強大な人物が相手では俺ごときにどうこうできる問題でなさそうだし、
現時点でISが世界の直接的な脅威になっていない以上やれる事は何も無いな)

岡部(早くもこの学園にいる意味もなくなったし、さっさとダルに退学手続きをさせるか)

これって話考えてあるの?

~HR~

山田先生「それでは今日の実習訓練の前に岡部くんにはデータ収集用の専用訓練機が手配されていますので
事前に職員室に来て下さい。他の人たちは準備をして校庭に集合です」

岡部「は・・・?」

箒「な・・・っ」

セシリア「うそ・・・ですわ」

一夏「すげぇwwww」

千冬(束か・・・。我々に監視を依頼しておきながらまた勝手な事を・・・)

>>79
全然かんがえてねぇwww仕事しながら合間で書いてるww途中でgdgdになるかも

~訓練場~

千冬「それでは岡部倫太郎!前へ出ろ」

岡部「ふっふっふ、俺の名は鳳凰in・・・」

千冬(ギロ・・・ッ)

岡部「岡部倫太郎、前へ出ます・・・」

千冬「今説明したとおり、これはお前の生体データを登録する事で専用機になる。
機体名は忠弐(ただふた)というらしい。基本スペックは第二世代型に準拠しているらしい。
どういった経緯で配備されたのか知らんが、とりあえず教えたとおりに展開してみろ」

岡部「て、展開と言われても・・・」

千冬「イメージはさっき伝えた。これが出来なければ今後なんの訓練もできんぞ。出来るまでやれ。私は校庭を見てくる」

岡部「はぁ・・・とんだことになったな・・・。でも専用機という事なら常時身に着けていられるはずだから
展開さえ出来ればラボでダルに解析されられるかもしれん。」

一夏「鳳凰院は平気かなぁ」

ラウラ「ふん、教官とのマンツーマン訓練で展開すらできんようなら私が打ち抜いてやる」

シャルル「でも驚いたね。日本は量産機の向上が遅れてるかわりに専用機は豊富なのかな」

箒「アラスカ条約があるのだから特定の国、とくに日本が特化する事は考えにくいが・・・まさか姉上・・・」

セシリア「で?結局なにも反応せず・・・ですの?」

岡部「ふ、基礎知識が圧倒的に不足しているからであろう。特に恥ずべき事ではない」

鈴「いや恥ずべき事だろそれ」

岡部「く・・・、おのれ・・・」

セシリア「ISには心がありますの。ご自身の素直気持ちを伝えれば必ず答えてくれましてよ」

岡部「こころ・・・ね・・・」

一夏「んじゃ放課後は俺と特訓してみないか?」

鈴「な、だめー!一夏はウチらと訓練するんでしょ!」

セシリア「そうですわ一夏さん!」

一夏「だ、だって鳳凰院一人じゃ・・・」

岡部「いや、俺は通学だし今日は帰る事にする。邪魔してもいけないからな」

鈴「・・・っ、別にミンナで練習すれば良いじゃん・・・(ボソ)」

一夏「ん?なんか言ったか?鈴」

鈴「べ、別になんでもないっ///」

セシリア「では一夏さん、参りましょう」

岡部「セシリア、アドバイス助かった。礼を言う」

セシリア「・・・/// わ、わたくしは一夏さんとの放課後訓練が流れないようにしただけですわ///」

~夕方~

一夏「それにしても鳳凰院のやつ、家でひとり悩んでるんじゃないだろうな」

箒「まだ気にしてるのか?」

一夏「いや、俺も最初は素人の落ちこぼれで皆にさんざん助けられたからな。あいつの気持ち分かる気がするんだ」

シャルル「まぁ何の予備知識もなしじゃ1日2日でなんとかなるとは思えないけど」

箒(あの人が関わってるとすれば今日にでも使えてしまうか、一生使えないかのどちらかな気がするが・・・)

鈴「そんな心配なら様子見にいってみればいーんじゃない?」

セシリア「え?一夏さん、岡部さんのご自宅はご存知ですの?」

一夏「実家じゃないらしんだけど住んでる場所は昨日聞いたな。秋葉原らしいぞ。
そーだな、鈴の言うとおり行ってみるか」

箒「私も行く!」(あの人が絡んでるなら確認したい)

シャル「んじゃ僕も行こうかな~。ラウラも行くでしょ?」

ラウラ「良いだろう」(任務の件もあるし確認しておくか)

鈴「私はパース」(なんか気になるような事言うしなアイツ・・・私は一夏が好きなのに・・・)

セシリア「わ、わたくしもご遠慮させて頂きますわ」(同上)

ダル「んでそのリア充くさい腕輪がISなん?へぇ~忠弐(ただふさ)って言うん?」

岡部「そうらしい。展開するとパワードスーツのようなものが出現するらしいが全くもって反応がない」

紅莉栖「不思議よね~、質量保存の法則を完全に無視してるし」

ルカ子「でも凶真さんすごいです。専用機を持って帰ってくるなんて・・・ボク・・・感動して・・・」

ダル「展開できなければどうということはない」

岡部「だまれダル」

まゆり「でもでも、この腕輪からどうやって鎧が出てくるのかな~?かぱぁって割れたりするの?」

ダル「まゆ氏まゆ氏、さっきの「か」を「く」にしてワンスモアプリーズ」

紅莉栖「自重しろ変態」

岡部「とにかくこのISを展開できないとコアの解析も取り掛かれんし、何か良い方法は・・・ん・・・?」

ルカ子「どうしました凶真さん?」

岡部「ルカ子、お前、妖刀五月雨とは常に心を交わして振るっているな?」

ルカ子「はい、凶真さんにそう教わりましたから」

岡部「心を通わす・・・」

岡部(そうだ、武器とか己が心と一体になるもの、セシリアのアドバイスも・・・)

岡部「俺の魂よ・・・いまこそこの右腕に力を・・・・」

紅莉栖「はぁ、厨二病乙」

ダル「忠弐?厨二?あれ?」

シュィィィィィイイイイイイインンンンン

まゆり「うわー、なになにーーー?」

紅莉栖「ちょ、まぶし」

岡部「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

ゴトン

岡部「あれ?」

ダル「なんぞ?」

紅莉栖「右手・・・だけ?」

まゆり「すごーい、オカリン!出たよIS---」

ルカ子「凶真さん・・・すごい・・・グス・・・」

紅莉栖「やるじゃない岡部!へぇ~、金属っぽいけど素材は何なのかしらコレ」コンコン

岡部「重い・・・」

紅莉栖「は?自分で出したんでしょ?動けないとかバカなの?死ぬの?」

ダル「ってかオカリン、腕だけ展開されても解析できなくね?コアってどこよ」

岡部「まぁ常識的に考えて胸部か頭部だ妥当だな」

ダル「んじゃそこ出してくんないと」

岡部「別に右腕だけ出そうとして出したわけじゃないからな・・・」

まゆり「さっきはどうやって出したか覚えてるかな?」

紅莉栖「なんかブツブツ唱えてたわよね」

岡部「右手に力を、的なセリフか?」

紅莉栖「そう、それ」

ダル「んじゃ「胸に力を」って唱えたら出るんじゃね?」

岡部「そんな単純な問題なのか?それよりこの体勢をどうにかしたんだが」

ISはどの娘なのか一夏はルート確定してないんだっけか?アニメしか見てないしラノベ?も知らんけど
とりあえず支援

コンコン「お邪魔しまーす」ガチャ

一夏「うぉ!出てるじゃないか鳳凰院!」

箒「なにぃ!本当か!」ダダッ

シャルル「岡部くんすごーい!」

岡部「あれ?貴様ら・・・」

まゆり「わぁ~♪お客さん沢山だよ~」

ダル「美少女キターーー(・∀・)ーーー!! 」

岡部・紅莉栖「だまれ変態!」

>>121
とりあえず酢豚とイギリスは不人気と出番の無さでありえないと思う

岡部「で、こいつが漆原ルカ。彼は織斑 一夏。例の男性IS操縦者だ」

ルカ子「はじめまして・・・よろしくお願いします・・・(な、なんだろうこの気持ち///)」

一夏「此方こそはじめまして。よろしく。」

紅莉栖(イケメンだな・・・)
ダル(リア充はタヒね・・・)
まゆり「イケメンさんだね~☆」

シャルル「ちょ、一夏はボクの!」

まゆり「え?」

シャルル「あ・・・///お、おほん、シャルル・デュノアです。よろしく」

まゆり「わぁ~外国人さんだ~、綺麗な髪~」

シャルル「あ、ありがとう。君には初めて会った気がしないよ」

まゆり「うんうん、きっと中の人が一緒なn」

岡部「余計なことは言うなまゆりよ!」

紅莉栖「はじめまして、牧瀬紅莉栖です」

箒「篠ノ之 箒だよろしく」

紅莉栖(なに・・・この敗北感・・・)

岡部「気に病むな助手よ、女の魅力はなにもむn」バキッ「プげら!」

紅莉栖「許さない絶対に許さないからなぁ!」

ダル「この銀髪ロリ少女タンのお名前は・・・?ハァハァ」

ラウラ「このブタは今夜の食料として血抜きをしておくが構わないな?」

岡部・紅莉栖「構いません」

まゆり「ダメだよぉ~」

>>130
把握した
「外」からの観測によって結果が収束するとは悲しきさ宿命だな

しかしオカリンは今武装した右手を床におろして持ち上げられないという中腰状態なんだろうなこれ

これを書こうとした動機は思いつき?

>>137
思いつき

遅くてスマソ

岡部「お、消えた」

シャルル「ね、しまうのは簡単でしょ」

岡部「助かった・・・。まぁ状況はさっき話したとおりなんだが」

一夏「へぇ、最初から部分展開なんて逆に難しいと思うんだけどな」

シャルル「ISはイメージの影響が強いから人によってはこんなケースもありうるかもね」

紅莉栖「あの、皆さんISを?」

箒「あぁ、ここにいるのは全員専用機持ちだ。私が一番若輩だが」

一夏「でも箒はすごいぞ、いまやうちの学年のエースだ」

ルカ子「すごいんですね~」

箒「そ、そんな事はない///」

シャルル「とにかく、ここまで出来たなら他の部分もその応用ですぐできるようになると思うよ」

一夏「あぁ、これなら心配いらなそうで良かったよ」

箒「では寮の門限もある、遅くならないうちにおいとましよう」

一夏「そうだな、よし帰るか」

岡部「なにもかまってやれずスマンな」

一夏「いいっていいって、また明日な」

まゆり「それじゃシャルちゃん、また遊びにきてね~☆」

シャルル「うん、今度はゆっくりお話しようねまゆり」

ダル「んーーーー、んーーーーーー」(拘束中)


岡部「行ったか・・・」

紅莉栖「良い人たちね」

岡部「あぁ・・・」

紅莉栖「岡部、あんたさ・・・」

岡部「ん?」

紅莉栖「本当にISを作る気なの?次世代型の。お金儲けのために?」

岡部「やろうとすれば・・・出来るだろうなぁ・・・」

紅莉栖「たいした自信ね。これまでの未来ガジェット試作品を見る限りISは岡部の手に余る代物よ」

岡部「できるさ。お前とダルならな。」

紅莉栖「え?」

岡部「まぁとりあえず解析が最優先だ。もっと自由に展開ができるようになるため、俺は明日も学園に行く」

紅莉栖「・・・」

タイムマシンなんてダルだけでも作れるけどそのきっかけとなるのはオカリンだから
オカリンいないと必死こいて作る理由が消える

ラウラ「岡部倫太郎が腕部のみですが部分展開に成功しました。きっかけは不明です。出現の瞬間を見逃しました」

千冬「そうか、ご苦労。今日は早く寮へ帰れ」

ラウラ「は・・・」

ピ!

千冬「だそうだ。お前の目論見どおりという訳か?」

束「うーん、コアにインプットした操縦者とのリンクが上手くいけば完全展開できるはずだったんだけどなー」

千冬「IS適正の無い男性に部分展開させたのだ。本来なら歴史に名を残せる事態だぞ」

束「私の思い通りになってない以上納得できないわ。彼の性格、本当に見た目通りなのかな?」

千冬「・・・。偽っているというか?」

束「少なくともIS学園に偽造して入学してきてるんだし、100%素のままって事はないでしょう」
束(世界線を移動した記憶もあるみたいだし、まだまだ調査不足か)

千冬「なんにせよ、此方もあまり長いこと彼の情報をごまかしきれないぞ。偽装はよく出来ていたが
対国連レベルにはほど遠い。それにお前が関与するわけにいくまい?」

束「大丈夫♪すぐ終わると思うから」

千冬「・・・」

~翌日~

鈴「展開できたーーー!?一日で?」

セシリア「信じられませんわ・・・。適正試験もクリアしてない方が」

岡部「この天才科学者、マッドサイエンティストに不可能な事など存在せぬわ、フゥーハッハッハ!」

一夏「お、今日は元気良いな鳳凰院。また午前中は千冬姉との個別指導だけど頑張れよw」

岡部「う・・・、またあの時間が訪れるのか。。。。」

千冬「岡部ー、岡部はどこだ!居たらすぐに地下訓練場に言って準備をしろ!」

岡部「く、急に腹痛が・・・っ。それではみんな、俺は保健室で養生に励む。あとの事は任せた。とう!」

シャルル「あ、窓から」

箒「織斑先生は校庭に居るというに・・・」

一夏「あいつまだ学園の地理を理解してないのか、ははは」

 千冬「おーかべー・・・!」
 岡部「ひぃぃい」
 千冬「なにコソコソ窓から・・・!」
 岡部「あひひゃっ」
 千冬「さっさと準備せんかー・・・!」
 岡部「はひぃぃぃ、ズビバゼン・・・・!」

鈴「はぁ、すこしは見直したのに・・・」

セシリア「まったくですわ」

わろた

~昼休憩~

岡部「あ、あの女教師・・・ミスターブラウンに勝るとも劣らない暴君振りだ・・・このままでは・・・死っ!」

一夏「おーい鳳凰院~」

岡部「ビッ、びくぅ!」

一夏「な、なんだよ急に・・・?よっぽど疲れたのか?わかったw千冬姉にボロクソにやられたんだろ?www」

岡部「う、うるさい!」

一夏「まぁあの人は容赦ないからなぁ。一刻もはやく展開量を増やすしかないぜ」

岡部「・・・。完全展開までは出来た」

一夏「え????」

岡部「だが重すぎて動けん。あれではサンドバックもいいとこだ、くそ」

一夏「お、お前!もう千冬姉と組み手してんのか?」

岡部「ああ?そりゃそうだろう。ゼィゼィ、貴様らも午前中はそうじゃなかったのか?」

一夏「そりゃ俺たちはそうだけど・・・」

岡部「ちょっと気持ち悪いから横になってくる・・・」

一夏「・・・・」

オカリンは押しに弱いからな
しかしなにこの才能wwwwwwwwwwwwそしていつも通りその凄さに気づいてねえwwwwwwwwwwwwwww

~午後~
シャルル「岡部くんだけ午後の座学の時間も訓練所なの?」

セシリア「えぇ、ちょっとおかしいですわよね・・・」

~訓練所~
千冬(朝の訓練前に岡部のISに施したアップデータ・・・。おそらく彼の性格レベルを変更して操縦者とコアのリンク率向上を狙ったものなのだろうが・・・)

岡部「ハァ・・・ッ!くっ、おおおおおっ!!」バシュン!

機械音声「ピー、一般ライフル、ランクC、命中度62.4%、ノルマ未達成デス」

岡部「くそ・・・少しは当たるようになって来たが、まだまだか・・・!」

千冬(短時間でよもやここまで精度を上げるとは・・・。もっと自分に酔うタイプの性格かと思っていたが束の意見は正しかったようだな)

~夜~

岡部「か、身体中がぎしぎしいってる・・・」

まゆり「おかりん大丈夫~」

紅莉栖「それにしてもちょっと成長が早すぎない?ISってそんな簡単に使えるようになっちゃうものなの?」

岡部「それは・・・俺の・・・才能が・・・」

ダル「おかりーん、いまオカリンに展開してもらったIS触ってみたけどさ・・・」

岡部「おぉ、マイ・フェイバレット・ライトアーム。聞こう」

ダル「いや、さっぱり分からんっちゅーか、構造や機構が常軌を逸してるっちゅーか」

岡部「なに・・・?お前でもお手上げという事か・・・そんな」

ダル「いや、プログラム言語の部分はこのラボの施設でもある程度は解析できると思うんよ。
ただあの素材やら物理的な事に関しては正直歯が立たないお」

紅莉栖「それは私も同意見。脳波の受動体の部分や内部プログラムは見れても
ガードが酷くて深くまでは潜れないし・・・。大体なんで浮くのかさっぱり」

岡部「それで、表層的な部分からでも良い、なにか見つかったものはないのか」

ダル「うーん、今朝システムが更新された形跡はあったお。多分だけどインターフェース的な場所の更新っぽいから、オカリンが操縦しやすいように書き換えられたと予想」

紅莉栖「機体の提供者が岡部に合わせてアップデートしてきたってことね」

岡部「じゃぁ俺が今日IS技術が向上したのは」

紅莉栖「機体のチューンのおかげね」

ダル「無駄な努力乙wwwwwwwww」

まゆり「ダルくん!ぷんぷん」

岡部(篠ノ之 束だ・・・。これはアイツが仕組んだ事だ。俺を学園に留意させたのも機体を提供したのも。
ヤツでないと出来ないしヤツになら出来る事ばかりだ。あの女、俺に何をさせたいんだ・・・)

ピロロロロr

岡部「ん?」ピ「俺だ」

セシリア「あ、わたくし、セシリアですが・・・」

岡部「あぁ、貴様か・・・、どうした?」

セシリア「い、いえ、今日はとてもお疲れの様子だったものですから。大丈夫でして?」

岡部「わざわざ連絡とは、どういう風の吹き回しだ?織斑に誤解されるぞ?」

セシリア「わ///わたくしは別に・・・っ。ま、まぁ大丈夫なら結構でしてよ!では失礼しますっ」プッ、ツーツー

岡部「なんなんだ一体・・・」

ピロロロロr

岡部「おおぅ!」ピ「誰だ」

シャルル「あ、岡部くん?」

岡部「まゆ・・・りは隣の部屋にいるな、シャルルか」

シャルル「そう、どぉ体調は?」

岡部「さっきイギリス少女からもかかってきたぞ。こっちは平気だ、問題ない。」

シャルル「そっか、よかった。君ほどISの上達が早い人は見た事がないよ。最近の篠ノ之さんもすごかったけど
もうそんな領域じゃない気がするんだ」

岡部「やはりそうか」

シャルル「え?」

岡部「異常だと、普通じゃないと言う事だろ?俺にも分かってるさ。」

シャルル「岡部くん・・・」

岡部「大丈夫だ。すくなくとも危険な事は絶対にない、じゃあな」



岡部(そう、俺は利用されている。篠ノ之 束に。最初は学園から俺を追放しようとヤツがいまでは俺を引き止めるかたちになっている。ヤツに利用されているうちは・・・ヤツにとって俺に利用価値があるうちは、まだ、大丈夫・・・)

まゆり「おかりーん?あれ?寝ちゃった?」

紅莉栖「よくおモテになる事で・・・」

ダル「牧瀬氏ツンデレメーター上昇中でつね」

紅莉栖「だまれ!」

一夏「シャル、どうしたこんなトコで」

シャルル「あ、一夏。うん、いま岡部くんに電話して様子を聞いてみたんだ」

一夏「ほんとうか?あいつ、平気なのか?」

シャルル「うん、本人は平気って言ってた」

セシリア「わたくしにも同じ事を言ってらっしゃいましたわ」

一夏「セシリア・・・。」

箒「でも本当に大丈夫そうではなかった、というところか」

シャルル「篠ノ之さん」

セシリア「そんな感じでしたわ」

鈴「なんかさ、あいつ雰囲気かわったよね。最初はもっとバカっぽい印象だったのにさ」

一夏「いや、今の鳳凰院のほうが彼の本当の姿のような気がするよ、俺」




千冬(・・・)
千冬「ふ・・・」
カツカツカツ

~夢~

岡部(この世界線にISがある秘密。それを探るために俺はここまで来た。
ISが人類の脅威になりうる可能性を秘めたモノであり、かつこれまでの世界線では存在しなかったモノであるからだ。


しかしISは本当に脅威になるのか?
今日訓練で使った印象だが、動かすのが圧倒的に難しすぎる。俺個人に合わせてチューンされた機体であるにもかかわらずだ。しかもこれは恐らく篠ノ之 束の差し金。通常であれば女性しか、しかも適正がないと扱えない。こんなものが兵器足りうるだろうか・・・?

それになにより・・・

  (一夏「なはは、なぁ箒、おもしろいだろう?鳳凰院ってさwww」)

      (箒「・・・っ///わ、私らしいとは何だ、会って一日も経っていないと言うのに!」)

(鈴「・・・っ、別にミンナで練習すれば良いじゃん・・・(ボソ)」

                             (シャルル「うん、今度はゆっくりお話しようねまゆり」)

           (セシリア「わ///わたくしは別に・・・っ。ま、まぁ大丈夫なら結構でしてよ!)

彼らが、
ディストピアを構築したり
世界大戦を起こすだろうか・・・

まゆり「おかりーん、朝だよー」

岡部「ん、んん・・・」

まゆり「身体は平気ー?」

岡部「あぁ、早めに休んだからな、大丈夫だ」

まゆり「じゃぁ久しぶりに一緒に出発しよーう!」

ダル「んー、ボクも単位ヤバいから大学いかなきゃなー」

岡部「行き先が違うだろう」

まゆり「途中までねー♪」

ダル「ってかオカリンも本来同じ大学なんですが」

~通学中
岡部(今日は学園に行って何をやらされるんだ。ISの解析は不可能だ。篠ノ之 束にはかなわない。
それならもうあの学園にいる事に意味は無いのに・・・)

まゆり「あ、おかりん、踏み切りだよ、ストップ」

岡部「あ、あぁ・・・」

タタン・・・タタン・・・

まゆり「おかりん、今日はなんだか良い天気になr」 ドンッ

岡部(え?)

岡部(まゆり?)

岡部(なんで話すのを止めるんだ?)

岡部(それに今の音・・・なんで踏み切りの中にいるんだお前・・・)

ガタン!ガタン!
ガタン!ガタン!

    (鈴羽「その世界線では何が起こるか全くわからないんだ」)

岡部「まゆりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

タタン・・・タタン・・・

まゆり「おか・・・りん・・・?」

岡部「まゆり・・・」

まゆり「おかりん、すごいね☆もう空まで飛べちゃってるなんて、まゆしぃ初耳だったよ~♪」

岡部「え・・・?」

 ダル「オカリーン!」

まゆり「うわぁ~、みてみて、ダルくんがあんなに小さいよ~」

シュウウウウウウン・・・

岡部「俺・・・飛んだのか・・・ISで」

ダル「オカリンやっぱパネェっすwww
一瞬でIS展開させてまゆ氏と一緒に上空へ逃げるとか
ボクにはできない事を平然とやってのける、そこにシビレル憧れるぅ♪」

岡部「まゆり、お前なんで・・・」

ダル「あぁ、携帯見ながらチャリでまゆ氏に突っ込んだDQN学生はタイーホされてたお」

まゆり「ごめんねぇオカリン、まゆしぃがボーとしてたから」

がばっ

岡部「まゆり、よかった・・・っ!本当に」

まゆり「はは、オカリン・・・、ISが痛いよ~」

ダル「これは何プレイでつか?」

~翌日~
千冬「もう、行くのか・・・?」

岡部「あぁ、今日はISを返しに来ただけだからな。それに連れも待ってる」

 まゆり「オカリーン」
 ダル「お迎えに参上w」

千冬「そうか、貴様がこの学園に入ってきた当初の目的は達成できたんだな」

岡部「そうだな。ISがあっても人類は俺の知ってる過ちは犯さない。俺の忠弐と学園のみんなが教えてくれた。
使い方次第でどうにでもなってしまう。タイムマシンもISも、どんな道具も一緒だ」

千冬「・・・」

岡部「それに何か起こっても、彼らならなんとかしてくれると思ったしな」

一夏「鳳凰院~、またいつでも戻ってこいよ~」

シャルル「まゆりも~、また遊びにいくからねー!」

鈴「こらー、転校する前に一回私と戦ってからにしなさいよー」

セシリア「今度のクラス対抗戦は一般公開されますのよ~、よかったら観にいらして下さいな~」

ラウラ「・・・・」ニコ

岡部「くっくっく、貴様らが望むのなら、この狂気のマッドサイエンティスト、
鳳凰院凶真、再びIS学園に現れよう!!!!フゥーハッハッハ!!」

束「当たり前にあるものが他の世界では無かった・・・。そんな記憶を持つキミに
今回の事を理解してもらえて良かったよホント☆」

岡部「っ!っと。突然出てこれるんだな。はじめまして・・・か?結局良いように使われた感じがするが」

箒「あ、姉上?」

束「同じ人種同士助け合いたかっただけだよ♪」

岡部「やはり貴様もリーディング・・・、いや、なんでもない。
俺を使って得た実験結果、適正の無い人間でもISを使わせる方法。どうするつもりだ?」

束「あれは君の厨二病にリンクさせたらどうなるかなって試しただけ♪でも君の性格は・・・」

岡部「あー、それ以上はいい。それに貴様が世界におかしな事をするとは思えんしな、同じ人種として」

束「最後にさ、私が第三次世界大戦を止めるためにISを開発した、って行ったら、君、信じる?」

岡部「ふ・・・」

一夏「じゃぁな鳳凰院、こんどラボに遊びに行くから、そん時は俺もラボメンにしてくれ」

岡部「しかたないな、前向きに検討しよう」

一夏「ははは」

~帰路~

まゆり「一夏くんがラボメンになったら他のみんなも入ってきそうだねぇ☆」

岡部「バッチをいくつ作っても間に合わんな、助手にも相談せねば」

まゆり「ふふふ」

岡部「どした?まゆり」

まゆり「なんだかオカリン嬉しそうだなーって思って☆」

    ~おまけ~


ダル「ところでオカリン」

岡部「あん?」

ダル「あのウサミミ巨乳のコスプレ娘がまさか篠ノ之博士?マジで?あんなコア作れる天才なのに?」

岡部「・・・」

ダル「ちょっとバラの花束買ってくる!」

ダダダ

岡部「まさか鈴羽の母親が・・・あるあ、ねーよ」(声そっくりだけど)


    ~おしまい~


遅い上に最後駆け足になってしまった、
伏線回収もイマイチでスマソ。支援乙

○ まゆり「はは、オカリン・・・、ISが痛いよ~」
◎ まゆり「はは、オカリン・・・、愛が痛いよ~」

書き込みしてたらおわってた乙

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