カイジ「しあわせ島?」(134)

(ぐおん、ぐおん、ぐおん)
カイジ(あ…俺達どこまで連れていかれるんだろう…ながい航海だな…)
―――――――
副所長「うぉっほん!ここがしあわせ島だ。」
副所長「君たちは幸せだぞ。こんな素晴らしい島で働けて。」
カイジ(ここがしあわせ島か…)
カイジ「き、君は…」
落田「?」
カイジ「すまない。人違いだった…昔の友人に似ていてな。」
落田「そうでやんすか。ここで会ったのも何かの縁でやんす。」
落田「おいらは落田っていうでやんす。よろしくでやんすよ。」

副所長「次!」
カイジ「はい。」

副所長「この島は我々BB団が管理しておる。ここでは畑・工場・鉱山の3ヶ所で働いてもらうことになる。労働の引き換えにもらえるクーポン『ペラ』を借金分集めれば日本へ帰してやろう。」

副所長「お前の場合は…一万ペラだ」。

カイジ(一万ペラだと…)ざわ…ざわ…

ほう

カイジ(ここは逆らわないのが得策だ…今はな…)
カイジ「すいませんでした。副所長様。」

江川「うちの班は野球班だ。ここでは江川班長と呼んでくれたまえ。他の者へのしめしもあるからね。」
江川「ああ、部屋に着いたよ。おーい皆、新入りのカイジ君だ。」
落田「ああ、さっきの人でやんす。よろしくでやんす。」

副所長「お前のようなクズにも特別にチャンスをやろう」
副所長「10日ごとに野球のテストを行う。その結果によってペラを出そう。」
カイジ「や、野球ですか…」
ざわざわ…ざわざわ…
副所長「何か文句があるか?」
カイジ「いえ…(野球なんかやったことねーよ)」
副所長「だが基本は島での労働だ。お前は江川の班に入る。おい、江川こいつを連れていけ!何かあったら江川に聞け。」
カイジ「はい…」
(バキッ)
副所長「分かりました、副所長だ!それからBB団にさからうことは許さんぞ。」

すまない
>>3>>4逆だ

これはパワプロかなんか?

>>8
パワポケ6の裏

落田「仕事について説明するでやんす。ここでは鉱山.畑.工場の労働に楽.普通.きついの3つのレベルがあるでやんす。」

落田「その労働に合わせてペラが貰えるでやんす。」
カイジ「…落田、ペラは一番きつい仕事でいくら貰えるんだ?」

落田「だいたい25ペラくらいでやんす。」

カイジ「25ペラだと…」
カイジ(俺は一万ペラ必要なんだぞ…)

落田「まあ仕事に何回も通って仕事になれてきたら貰えるペラが増えるでやんす。」
カイジ「ふ、増えるっていくらくらい貰えるんだ?」
落田「まあ50ペラが最高でやんす。」
カイジ「50…ペラ…」
カイジ(ダメだぜんぜん足りない)

落田「後はケガに気をつけるでやんす。」

カイジ「ケガ?」

落田「きつい仕事はペラが多く貰える代わりにケガをしやすくなるでやんす。」
落田「ケガをしたらここでは致命的でやんす。」
カイジ「ケガをすんなって言っても俺には時間が…」
落田「時間でやんすか?」
カイジ「俺はしゃばにいられる時間が決まってるんだ。」
落田「何日くらいでやんすか?」
カイジ「…100日だ…」
落田「100日でやんすか…短いでやんすね。」
落田「カイジ君はいくら必要なんでやんすか?」
カイジ「一万ペラだ…」
落田「…」

落田「カイジ君…それは物理的に無理でやんす。」

カイジ「…」
カイジ(確かに落田の言うとおり仮に毎日きつい仕事で50ペラ貰えるとしても50×100=5000ペラ)
カイジ(野球ボーナスを貰えたとしても最初の50ペラ貰うまでのロスを差し引いていいとこ200ペラくらいか?…)
カイジ(ぜんぜん足りない)

落田「それに…さっきも言った通りきつい仕事はケガをしやすいでやんすから適度にリフレッシュが必要でやんす。」

落田「リフレッシュっていうのリフレッシュ小屋でできるでやんす。」
落田「いろいろなコースがあるでやんすがペラによって疲れの取れ方が違うでやんす。」
カイジ「リフレッシュ後は仕事させて貰えないんだよな?」
落田「そうでやんすね。」
カイジ「…」
カイジ(さっきの計算では毎日フルに働いた計算だ…)
カイジ(そこからリフレッシュの時間、ペラを引いたら…)
フルフルッ

カイジ(いつもこれだ…俺は…)
カイジ(やっとあの地獄から抜け出したと思ったのに…)
カイジ(BB団の連中も俺が返済出来ないことを知りながら…)

落田「カイジ君…泣いてるでやんすか?」
カイジ「!」

落田「カイジ君、ここにいる皆同じでやんす。だから頑張ってペラを集めるでやんす!」

カイジ「あぁ…」

口では返事するもどうしようもない絶望…
だが時間は待ってはくれない!
早くもこの日初めてのカイジの労働が始まる…

落田「カイジ君、どの仕事をするでやんすか?」
カイジ「…」

カイジ(ペラが必要だ…それもいち早く大量に…)

カイジ「当然キツい仕事だ!」
落田「とりあえず鉱山に行ってみるでやんすか。」
―――――――
兵隊「おい…貴様、なかなかいい働きぶりだな」

カイジ「ええ、まあ昔ここと似たような所にいたんで…」

兵隊(生意気なやつめ…)
兵隊「ところで貴様、そこの荷物片付けてないぞ」

カイジ「…?これは俺のじゃ…」

兵隊「言い訳するな」
ボコボコ
カイジ「うぁぁ」

――――――
カイジ「うっ、あの兵隊…」
カイジ「なんとか25ペラは貰えたが…」
落田「カイジ君、ここではBB団は絶対でやんす。逆らわないほうがいいでやんす。」
落田「BB団は犬レベルって評価をつけてるでやんす。それがゼロになったら…」
落田「帰ってきた奴はいないでやんす。」

落田「カイジ君帰るでやんすよ。」
カイジ(不味い…このままじゃ…飼い慣らされて終わりだ)

絶望がカイジをつつむ宿舎への帰路、カイジはたまらず空を見上げる―
そこでカイジはあることに気付く!!
それはほんの些細な…普通に生活してたら気付かないような場所にあった!!!
カイジ「なあ、落田?」
落田「なんでやんすか?」
カイジ「あの建物なんだ?」
この発見が後のカイジの運命を大きく変える!!!

落田「ああ、あれはプレイルームでやんす。」
カイジ「プレイ…ルーム?」
落田「カイジ君今変なこと考えたでやんすね。」
カイジ「べ、別に変なことなんて考えねーよ」
カイジ「プレイルームってのはなにをするとこは何をする場所なんだ?」
落田「あんまり大きな声では言えないやんすけど…ギャンブルでやんす。」
カイジ「ギャ、ギャンブル!!」
ざわ… ざわ…

この時カイジに電流が走る!
かつて自らの身を滅ぼしたギャンブル…
だが、この絶望の中微かに見えた光!
カイジは考える間もなくプレイルームに向かって走る…走る!走る!!

バニー「ハ~イ!こんにちは坊や」
カイジ「おい、ここは賭場なのか?」
バニー「そうよ~ただ今日はもうおしまいだけど…」
カイジ「!?」
バニー「それに…あなたにはまだ資格がないわね」
カイジ「資格?」
ざわざわ…ざわざわ…
バニー「そうよ、プレイルームはね鉱山.工場.畑をそれぞれ回って1回プレイする資格があるの」
バニー「それに営業時間は労働中…だからあんまり通うと目を付けられるかもね」
カイジ「…ここでは当然ペラを賭けてるんだよな?」
バニー「ええ」

バニー「勿論、ただペラ以外にも野球に関する素敵な力が貰えるわ!」
カイジ「野球に関する力?」
バニー「そう、詳しくはやって見ればわかるわよ。」
カイジ「…ギャンブルっていうくらいだ。当然負けのリスクもあるんだろ?」
バニー「ここはとても良心的で10ペラで遊び放題よ!」
カイジ(おかしい…それじあBB団には利益がほとんどないんじゃ?)

バニー「詳しくはあなたの仲間に聞けば教えてくれるはずよ。常連さんもいるしね(ニッコリ」

カイジ(怪しい…何か匂うぜ、あのプレイルーム)

落田「カイジ君まだプレイルームのこと考えてるでやんすか?」
カイジ「…ああ」
落田「そんなに興味があるなら渡辺さんに聞いてみたらどうでやんすか?」

カイジ「渡辺さん?」

落田「そうでやんす、プレイルームの常連でやんす…」
落田「噂をすれば…おーい渡辺さん」
渡辺「?」ビクッ
渡辺「な、なんだ落田か…」(ニッコリ

落田「この人は新入りのカイジ君でやんす。」
渡辺「よろしくカイジ君」
カイジ「はあ」
落田「カイジ君がプレイルームに興味があるらしいでやんす。」
渡辺「君も…ギャンブル好きなのかい?」
カイジ「…ペラが足りないんですよ。それより渡辺さん、あそこのカジノなんで10ペラで遊び放題なんですか?」
渡辺「あそこは表向きプレイルームだからね…ただ…」

渡辺「裏の顔があるんだよ…」
カイジ「裏の顔…?」
渡辺「そう、常連だけで行われるハイリスク、ハイリターンな博打があるんだ」
カイジ「!!」

渡辺「まず、そのためにはプレイルームに通うことが必要だけどね」
カイジ「それって…」
渡辺「おっとこれ以上はしゃべれない約束なんだよ」
カイジ「…」
落田「ところで渡辺さん、この前貸したペラかえして…」
渡辺「それじあ俺やることあるから!!」スタスタ

落田「…」

カイジ(ハイリスク,ハイリターンなギャンブル…)
カイジ(俺がここから出るにはそれしかない、今はとにかく犬になって働こう)
カイジ(勝負はプレイルーム…まずはリスクの低い表のカジノで常連になって)
カイジ(大一番の勝負で勝つ!!)

ドンッ!
小杉「痛っえな!お前どこみてんだよ」

カイジ「すまない」
小杉「あぁ?お前新入りか?舐めてると痛い目みさすぞ」
カイジ「あんたどっかで見たような…」
カイジ「そうだ!プロ野球選手の小杉選手だ」
小杉「…」

落田「そうでやんす。小杉は元プロ野球選手でやんす。」
カイジ「なんでこんなところに?」
小杉「うるせえ!」
草刈「まあまあ小杉君、それくらいにしときなさい。」
小杉「あぁ?あんたが俺に指図できんのか?」
草刈「いや…、ほら彼も新入りで…」
小杉「おい草刈、喉渇いた10ペラよこせ」
草刈「…はい」
カイジ「おい…お前」
小杉「やんのか?」

兵隊「おい、お前ら何をしとる!」
小杉「いえ、なんでもありません。」

小杉「カイジとかいったな…あんま調子のるなよ」ボソ

カイジ(色々あったがなんとか初日が終わったな…)
―――2日目
兵隊「起きろ、貴様ら」
カイジ「朝か…」
しあわせ島の朝は早い
しあわせ島では朝食→フリータイム→夕食→就寝という生活リズムが決められている
これは非常に自由度がきくスケジュールであるがその分自己責任も大きい
社会の脱落者がここに集まっている中このシステムが行えるのはこの島での脱落者に待つのは―――死
それゆえに残ってるメンバーはそれなりに従順で働く
兵隊「これより朝食だ」

カイジ「ここの飯は酷いな…」
落田「ないよりマシでやんす。それにペラもかからないでやんすし。あれ…?」
落田「中田さん、ご飯食べないでやんすか?」
中田「ああ、落田に新入りか…」
中田「体調悪くて食欲ないんだ、よかったら食うか?」
カイジ「いいんですか中田さん?」
中田「ああ」
落田「中田さんはいい人でやんす。」

2日目、カイジは迷うことなく畑のキツい仕事を選択
カイジ「なんだこの畑は?」
落田「しあわせ草でやんす。」
カイジ「しあわせ草?みるからに麻…」
落田「カイジ君、この島で生き残るなら深くは考えてダメでやんすよ。」
カイジ「…」

陸上班「おい、野球班の奴手を動かせよ」
カイジ「あいつらは?」
落田「陸上班のやつでやんす。」
陸上班「お前らは野球なんて楽なスポーツをやってればいいからいいよな」
落田「野球もキツいでやんすよ」
陸上班「俺達なんて個人競技だからな…この前だって150キロのダンベルを持ち上げたけど勝てなかったよ」
カイジ(150キロってこんな細い人が?)
カイジ(冗談か何かだろ?)

カイジ「今日もよく働いたな…」
落田「そうでやんすね。」
ガコッガコッ
カイジ「ん?あいつ何やってんだ?」
布具里「!!」
落田「あー、彼は布具里やんす。」
布具里「なんだ新入り?」
カイジ「いえ、何をしてるのかと思って」
布具里「見ればわかるだろ、穴掘ってんだ」
カイジ「穴?ですか…でもどうして?」
布具里「…別にいいだろ、俺の勝手だろ」
カイジ(変な人が多いな…)

3日目、カイジは工場でキツい仕事を選択
これにより一回目のプレイルームへの参加資格を得る
カイジ「この荷物はここにおいて…」
ガラッ
落田「危ないでやんすカイジ君!」
カイジ「うぁー」ドスン
三谷「大丈夫か?新入り」
カイジ「み、三谷さん。ありがとうございます。」
三谷「お前の傷はほっときゃ治るが機械はそうはいかないからな」

カイジ「…」
落田「三谷さんは工場のことになるとやたら張り切るでやんす。」

その夜
カイジ(いよいよ明日初めての勝負…)
カイジ(俺としたことが緊張してやがるぜ。少し外でも歩くかな)

三谷「かー、うめー」
カイジ「三谷さん?飲んでるんですか?」
三谷「ああ、カイジお前も飲むか?」
カイジ「い、いいんですか?しあわせ島って酒OKなんですか?」
三谷「30ペラするがな!まあ飲めや」
カイジ「30ペラって…こんな量毎日飲んだらペラなんて」
三谷「そうだよ!たまんねぇよ!!」
カイジ(ダメだ…こいつ…あまりに無計画!破滅的!)
カイジ(こいつのペースに合わせたら俺も身が危ない)
カイジ「い、いえ俺はちょっと散歩に行って来ますよ」
三谷「そうかぁ、そうだよな。こんなことしてっから俺は3年もここにいんだな!」
カイジ「…」

カイジ「3年か…俺も時間があれば…」
カイジ「…あれは?」

兵隊「おい、貴様何をしてる!!」
布具里「いえ、その、穴を掘ってました」

カイジ(あいつまだ穴掘ってたのか!)
兵隊「なぜ穴を掘ってたんだ?」
布具里「いえ、あの、その」
カイジ(まずい…あいつ殺されるぞ…)

兵隊「こんな夜中に怪しい奴だ!こっちへこい!」

カイジ「あ、すいません」
兵隊「!?なんだ貴様」

カイジ「こいつさっき飯食べのがしちゃって食べもの探してたんですよ」
カイジ(我ながら意味不明な言い訳だぁぁぁぁぁ)
ざわ… ざわ…
兵隊「食べものだぁ?」
カイジ(まずい!殺されるか?)ビクッ
兵隊「ふん、確かに日本人は木の根を食べることを聞いたことがある…」
カイジ「え?」
兵隊「まあ夜中に怪しい行動は控えるように。以後気をつけるよう」
布具里「は、はい」

カイジ(助かった…)

布具里「サンキューなカイジ、いやカイジさん」
カイジ「いや呼び方はどうでもいいよ…お前なんでこんな夜中まで穴掘ってんだ?」
布具里「…」
カイジ「まあ、俺達みんな訳ありだから答たくないなら無理にはきかねぇよ」
布具里「カイジさん…」

布具里「実は…俺の親は下着会社の社長で大金持ちでした。」
布具里「だけど会社が倒産して…親が夜逃げ、残されたのは借金」
カイジ(よくある話だな…)
布具里「そんな中、家で見つけてしまったんですよ、カイジさん」
カイジ「見つけたって何を?」
ざわ… ざわ…
布具里「宝の地図です」
カイジ「た、宝の地図(笑)」
布具里「そうですカイジさん。俺はこの島に眠る宝を狙うトレジャーハンターなんです。」
カイジ「…」

カイジ「だったらなんでお前がBB団の支配に?」
布具里「情けない話なんですが、この島に来るまでに海で漂流してしまいまして。」
布具里「そこを助けてくれたのがBB団でした。BB団は食料など分け与えてくれ現在にいたります。」

カイジ「…」
カイジ(こいつ…アホだ、BB団に手のひらで躍らされたピエロ、ただ食われるだけの草食動物!!)
カイジ(ただ、この島における人脈は時にペラよりも重い)
カイジ(こいつは利用できる)
カイジ「だったら布具里、野球頑張れよ。」
布具里「なんで?」
カイジ「考えてみろよ、BB団がただでお前を助けると思うか?」
カイジ「お前の見つけたお宝、横取りする気だぜ奴ら」
布具里「な、なんだってー」
カイジ「だから早く自由になって自分でお宝を見つけるんだ。そのためには野球をやらないとな!」
布具里「くっそーあいつらめ!わかったよカイジさん」

布具里がパワーアップした。

もしかして今書いてる? わけではないよね?

3日目
カイジ初のプレイルームに乗り込む!
バニー「はぁい!また来たのね」
カイジ「ああこの3日で貯めた75ペラある。」
バニー「じゃあ遊戯料10ペラ貰うわよ」

カイジ「ところでギャンブルの内容はなんだ?」
バニー「なあに簡単よ…」
バニー「ここに3つのサイコロがあるわ。このサイコロを振っての目の合計が私が事前に言った数字より大きくなるか小さくなるか当てるのよん」
バニー「見事当たったらその合計の数字の賞品をゲットできるってわけよ。ハズレるまで何回も出来るわ。ただハズレたらそれまでの賞品も一緒に全部パアよ。」

カイジ「簡単だな…」
バニー「でしょ~」
カイジ(そしてローリスクだ)

>>88
すまねぇ今書いてる

倉刈でOKなすまねぇ…

はっきり言って出だしと山場以外あんま考えてなかった…

思ってたより暖かい声かけてくれたから俺頑張ってみるよ
もし遅いと感じたらパワポケの話でもしててくれたら助かる

カイジ「一つ聞きたいことがある」
バニー「何かしら?」
カイジ「一度手に入れた賞品の後はどうなる?」
バニー「残念賞で1ペラが貰えるわよん」
カイジ(なるほど…運良くても最大18個の賞品を貰えて後は1ペラか…)
カイジ(このギャンブル、ポイントは止め退きだな)
バニー「それでは始めるわよん」

バニー「最初の数字は…」
バニー「あらラッキーよ『3』よ、さあ今からふるサイコロの数字の合計は『3』より大、小どっち?」

カイジ「どっちって言っても3より小さい数字はあり得ない…」
バニー「そうね。ラッキーよあなた!」
カイジ「当然『大』だ」

バニー「『大』ね!それじあサイコロふるわよ」
コロコロ

>>94
これ最大18個は間違い
3~18の数字当てだから賞品の数は16個

バニー「出目は『15』おめでとう賞品は『50ペラ』よ」
カイジ「よし!」
カイジ(俺が3日間死ぬ思いをして稼いだペラの三分の二をたった数分で…)

バニー「続けますか?」
カイジ「その前にさっき聞き忘れたが二回連続で同じ数字だとどうなるんだ?」
バニー「負けで終わりよん」
カイジ(と、なるとここで止めたら50ペラは手に入るが今の数字は『15』でこの数字より大きい数字は16、17、18の3つ、15と合わせて4つだけ…)
カイジ(つまり3/4で勝てる!)
カイジ「続行だ」

バニー「さあ、数字は引き継ぐので『15』より小、大どっち?」
カイジ「3/4で小だから当然『小』だ」
バニー「『小』ね…」
コロコロ

バニー「結果は…」

バニー「『4』よ!おめでとう『300ペラ』よ!」
カイジ「よし!!」

カイジ(300ペラ!!さっきの6倍!)
カイジ(この博打の賞品、3や18みたいに数字が大きいか小さい時の方が賞品がいい)
カイジ(『4』なら次も当然)
バニー「続けますか?」
カイジ「続行だ」

バニー「大、小どっちにする?」
カイジ「当然『大』だ」

バニー「大ね、サイコロふるわよ」
コロコロ
バニー「結果は『10』よ」
カイジ(『10』か…とりあえず3がでなくてよかった)
バニー「賞品は10ペラよ」
バニー「続けますか?」

カイジ「…」

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