ケーキ

まどか「うわあああああん！キュウベぇもん！！」

ＱＢ「どうしたんだいまどか」

まどか「マミさんから貰ったケーキをまた杏子ちゃんに奪われたの！」

ＱＢ「なら僕と契約して魔法少女に」

ほむら「……」

ＱＢ「代わりはいくらでも居るけど減らされると困るからね、分かったよ何とかしよう」

空き地

ＱＢ「やぁ杏子」

杏子「あ？なんだキュウベぇか」

ＱＢ「君がまどかのケーキを取り上げたって聞いたから取り返しに来たんだよ」

杏子「お前のものはアタシのもの、アタシのものもアタシのもの、それでいいんじゃねーの？」

ＱＢ「それもそうはいかないんだよ」ｽｯ

杏子「なっ！？アタシのソウルジェム！？テメェいつの間に」

ＱＢ「さぁ、返してくれるかい？」ｸﾞｸﾞｸﾞ

杏子「うぅ！？」

杏子「わ、分かった！返すから！ああああっ！！」

ＱＢ「きゅっぷい、それでいいさ」

まどかん家

まどか「わぁ！それってマミさんのケーキだ！ありがとうキュウベぇもん！」

ＱＢ「きゅっぷい、お礼がしたいなら、僕と契約して魔法少女になってほ」ﾊﾟｧﾝ

ほむら「結局こうなるのね」

テスト

まどか「うわあああああん！キュウベぇもん！！」

ＱＢ「やれやれ、次はどうしたんだい？」

まどか「テストで０点取っちゃったの！」

ＱＢ「それなら、次のテストに向けてテスト勉強をするといいさ」

ほむら「お前にしてはいい案を出すわね」

ＱＢ「僕も毎日仕事してる訳じゃないしね」

まどか「違うの！！」

ＱＢ「へ？」

まどか「ママにバレたら大変な事になるんだよ！！」

ＱＢ「そ、それは流石にどうにも……」

まどか「たーすーけーてーよー！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ＱＢ「あばばば！分かった！分かったから振り回さないでくれるかいまどか！！」

詢子「まどか、今日はテストの返却日だろ？」

まどか「あ、ママ……」

ＱＢ「きゅっぷい！！」ﾑｼｬｯ

詢子「なっ！？」

ＱＢ「うーん、これは100点の味だね！！ごちそうさま！！」

詢子「お前何テストの答案用紙食べてるんだよ！！」

ＱＢ「いやいや、０点のテストの答案用紙なんてゲロ不味くて食べられないけど、このテストの答案用紙は美味しくいただけた、つまり100点ってことだよ」

詢子「うーん……本当かまどか」

まどか「う、うんそうだよ！」

詢子「分かった、なら次も100点目指して頑張れよ」

まどか「せ、セーフ！良かった！！」

まどか「あっ」

ＱＢ「ん？どうしたんだい？」

まどか「つ、次も100点目指して頑張れよって……100点取らないと大変な事に……！！」

まどか「キュウベぇもん！！何とかしてよ！」

ＱＢ「分かった、ほむら」

ほむら「ほらまどか、こっちで勉強しましょう」

まどか「いやあああああ！！！」

野球

さやか「まどか！必ず打ってよね！！」

杏子「三振なんてしたら承知しねぇからな！！」

まどか「うぅ……野球なんてやったことないのに……どうしよう」

まどか「あ、そうだ！キュウベぇもんをバットにしよう！」

ＱＢ「きゅっぷい？」

まどか「いくよキュウベぇもん！」

相手投手「いくよ！」ﾋﾞｭﾝ!

まどか「いっけぇ！！」ｶｷ-ﾝ

ＱＢ「きゅぷううううううう！？」

杏子「やったなまどか！！ホームランだぜ！」

さやか「いやぁ！さやかちゃん見直しちゃったよ！！」

まどか「えへへー」

ＱＢ「きゅぷ……僕、今回は何もしてないのに……」

ほむら「日頃の行いが悪いからこうなるのよ」

旅行

マミ「私、今度グアムに行くことになったの」

さやか「へー！グアムですか！」

杏子「なぁさやか、グアムってなんだ？」

さやか「あのねぇ……」

さやか「それにしても海外旅行ですか、私も去年くらいに行きましたよ」

杏子「アメリカだったっけ？楽しかったよな」

まどか「へ、へぇ」

さやか「あれー？まどか、アンタも海外旅行行ったことあるんじゃないの？」

まどか「え？あ、うん」

マミ「鹿目さん、どこに行ったの？」

まどか「え、えっと……」

杏子「やめとけよ、まどかが海外旅行なんて行ったことあるわけねーだろ」

さやか「まあ、まどかだもんね」

マミ「ちょっと二人共！鹿目さんに失礼でしょ！！」

まどか「……」

まどかん家

まどか「パパー！」

知久「まどか？」

まどか「フランス行こうよ！」

知久「ハハハ、そんなお金は無いよ」

まどか「えー？たっくんも行きたいよね！」

タツヤ「寝言は寝て言え糞野郎」

まどか「！？」

まどか「キュウベぇもん！海外旅行に行きたいよぉ！」

ＱＢ「残念だけど海外旅行に行く事は出来ないよ、お金が無いしね」

まどか「そ、そんなぁ！」

ＱＢ「仕方ないなぁ、ほむら」

ほむら「海外旅行に行きたいのね、分かったわ」

まどか「えぇ！？ほむらちゃん連れてってくれるの！！」

ほむら「えぇ」

まどか「ありがとうほむらちゃん！！」

結界の中

ほむら「ほら、アレが使い魔よ」

使い魔「ギエピーー！！」

まどか「へ、へぇ」

ほむら「そして、アレがこの結界の魔女よ」

シャルロッテ「……」

まどか「そ、そうなんだ……」

ほむら「一気にカタをつけるわ」ﾄﾞｫﾝ

シャルロッテ「！？」ﾄﾞｶｰﾝ

まどか「！？」

再びまどかん家

ＱＢ「やぁまどか、海外旅行はどうだった？」

まどか「な、なかなか面白かったよ……うん」

ほむら「そう、なら良かったわ」

まどか「うん……でも……」

まどか「……私の知ってる海外旅行と違う……」

とりあえず終わる

次は一時間後にはじめるよ

演歌

まどか「やったー！新しい演歌のＣＤ買っちゃった！」

杏子「お、まどか、いいの持ってんじゃん、食いもんか？」

まどか「きょ、杏子ちゃん！？いや、これはＣＤだから！」

杏子「嘘つけ、アンタの物はアタシの物、アタシの物はアタシの物なんだよ、よこせつﾊﾞｯ!

まどか「あっ！返してよぉ！」

杏子「へ、空箱にして返してやるよ、じゃあな」

まどかん家

まどか「キュウベぇもん！うわああああん！！」

ＱＢ「また杏子にイジメられたのかい？」

まどか「お菓子と間違えられてＣＤ取られたの……」

ＱＢ「むしろあげても良かったじゃないか、棚のＣＤにはもう入らないし」

まどか「えー、たっくんは演歌好きだよね？」

タツヤ「うぜえしうるせぇ」

ま

まどかん家

まどか「キュウベぇもん！うわああああん！！」

ＱＢ「また杏子にイジメられたのかい？」

まどか「お菓子と間違えられてＣＤ取られたの……」

ＱＢ「むしろあげても良かったじゃないか、棚のＣＤ にはもう入らないし」

まどか「えー、たっくんは演歌好きだよね？」

タツヤ「うぜえしうるせぇ」

まどか「……」

ＱＢ「ていうか、君は聞く用と保存用と布教用の三つをいつも買ってるんだし一枚くらいなくてもいいんじゃないのかい？」

まどか「三つ全部取られたの！！」

ＱＢ「いや、こればっかりは僕にはどうしようもできないよ」

まどか「えー……」

ほむら「まどか、ただいま」

まどか「あ、ほむらちゃんいらっしゃい」

ほむら「頼まれていたＣＤよ」

まどか「うわぁ！！これってさっき取られたＣＤだよ！！どうしたのこれ！？」

ほむら「麻酔銃で眠らせてから奪い返したわ」

まどか「ま、麻酔銃！？」

ほむら「えぇ、杏子ったら凶暴で麻酔弾を５、６発撃ってもなかなか眠らなかったわ」

まどか「杏子ちゃんって猛獣か何かなの！？」

寒い

まどか「マミさんのマンションに行こうかな」

まどか「あー、外寒そうだなぁ」

まどか「でも私、マフラーも何も無いし、どうしよう」

まどか「うぅ、キュウベぇもん！」

ＱＢ「やぁやぁ、お困りのようだねまどか」

まどか「あ、キュウベぇもん！」

まどか「外寒そうだけど、マフラーも何も無んだよ！助けてよキュウベぇもん！」

ＱＢ「じゃあ僕を首に巻くのは……」

まどか「あ、そうだ！キュウベぇもんの毛を刈って縫えば暖かくなりそう！」ｳﾞｨｨｨｨｨｨｨｨﾝ

ＱＢ「きゅぷ？」

まどか「えーい」

ＱＢ「きゅっぷうつううううううう！？」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

上司

上司『ＱＢ、明日本部に来い、話がありますわ』

ＱＢ「え、あはい」

ＱＢ「っべー」

ＱＢ「マジっべー」

ＱＢ「ノルマクリア出来てないもんね、そりゃ怒るよね」

ＱＢ「叱られるの、嫌だなぁ」

本部

上司「ＱＢはん、よぉ来ましたなぁ」

ＱＢ「は、はい」

上司「えらい業績が下がっとるけど、何なん？」

ＱＢ「あ、いやえっと……」

上司「もうええわ、お前今月でクビや」

ＱＢ「えっ！？」

上司「コッチだって無能な奴より有能な奴を雇った方がええに決まっとるやろ」

ＱＢ「……」

上司「今までご苦労さん、ほなさいなら」

ＱＢ「……」

別れ

まどか「うわああああん！！キュウベぇもん！」

まどか「あれ？キュウベぇもん？」

まどか「おかしいなぁ、どこ行ったんだろ」

ほむら「確かにおかしいわ、いつもまどかを追いかけ回してるくせに」

まどか「うーん、どうしたんだろう？」

まどか「ていうか、ほむらちゃんって当たり前のように家に居るけどなんで？」

ほむら「まどかが大好きだからよ」

まどか「答えになってないよ……」

ＱＢ「やぁまどか」

まどか「あ、キュウベぇもん！どこ行ってたの？」

ＱＢ「ハハハ、少し自分の星にね」

まどか「何しに？」

ほむら「回答によっては殺すわよ」

ＱＢ「止めてくれると嬉しいかな、もう代わりはないんだ」

ほむら「？どういう事？」

ＱＢ「仕事を解雇されてね」

まどか「え？」

ＱＢ「だからさ、これからは殺さないでくれると嬉しいな」

ほむら「……契約を迫らないなら殺しはしないわ」

ＱＢ「助かるよ」

ＱＢ「あと、暫くは自分の星に滞在するから暫くはお別れだね」

まどか「……うん、分かったよ、さようなら！」