～島のどこか～

モノクマ「は？　何言ってるのこの子(西園寺)」

モノクマ「わたくし様のだーいじな罪木ちゃんにあんなこと」ｷｰｯ

江ノ島「絶望的に叩きのめして差し上げます」

罪木(あう、やっぱり聞き間違いですよねえ。西園寺さんがあんなこと言う訳…)

罪木(あれれぇ？　金髪でお、お胸が大きい人なんて居ましたっけ？)

罪木(なんかこっちに、手、ふってきてますぅ)

罪木(えーっと、えとえと…)

罪木「ゲ……ゲロブタですみませぇんっ！！」

？「良いのよ」

罪木(ふぇ？)

？「あ、アナタの名前は罪木蜜柑さんですよね？」

罪木「あっ、はい。そうですぅ。って、ゲロブタが口答えなんか…すみません……」

？「そんなのオラは良いってことよ！　あ、アタシぃ、江ノ島盾子ですぅ。白黒のクマさんにぃ、連れてこられてぇ」ﾌﾞﾘｯｺｸﾁｮｳ

江ノ島「…………罪木サン、わたしはどうすれば良いのかしら？」ﾌｧｻｧ

罪木「えーと、み、皆さんにご紹介しましょうかぁ？」

江ノ島「いいえ。遠慮しときまーす！」

罪木「ええと、寝床とかはどうすればぁ？」

江ノ島「罪木ちゃんと一緒ぉ！」ｴﾍﾍ

罪木「あ、わたしが床ですよねぇ？」

江ノ島「は？」

罪木「え？」

江ノ島「罪木。お主、体調不良を起こさないか？」

罪木「大丈夫ですよぉ…」

江ノ島「いいえ、わたくしの総計でいくと、ベッドで一緒に寝ましょう！」

罪木「そ、総計関係な……ひゃう！？」ｺﾛﾌﾞ

江ノ島「大丈夫？　罪木ちゃん」

罪木「良いですよぉ。仮にも、＜超高校級の保険委員＞なので」ﾆｺｯ

江ノ島「止血しましょう」ﾌｧｻｧ

罪木「ちょ…手を引っ張らないでくださ……きゃっ！？」

江ノ島「男なら走れぇ～！！」

罪木「わだし女の子でずぅ！　あ……ゲロブダが口答えじでずみまぜぇん！！」

～レストラン～

小泉「花村の作ったのって、予想外に美味しいね」

西園寺「ねー！」

小泉「エロトークはともかくねぇ…」

西園寺「ねー、やめてほしいわ。あのエロ村」

小泉「日寄子ちゃん」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

＜ひゃう！
＜きゃ！

西園寺「おねぇ」

小泉「なぁに？」

西園寺「罪木の悲鳴、聞こえなかった？」

小泉「別に、聞こえなかったけど…」ｳｰﾝ

西園寺「えー、気になるなぁ」

西園寺「ちょっと行ってくる！」ﾀﾞｯｼｭｯ

小泉「日寄子ちゃん待ってええ！！」ｵｲｶｹﾙ

江ノ島「えっと、海水で洗う？」

罪木「傷口に塩を塗らないでくださぁい」

江ノ島「みーかーんちゃーん」

罪木「ど、どうしたんですか？」

江ノ島「あっちだぜオラオラァ！」

罪木「ふええ！？」

西園寺「こっちだよおねえ。何か聞こえた！」

小泉「あ、ホントだ！　罪木さんと……。………誰？」

西園寺「ちょっとアンタ、誰よ」

罪木(あれれ？　江ノ島さんのことバレちゃった？)ﾄﾞｳｼﾖ

江ノ島「…江ノ島盾子よ。急にここに連れてこられたの。白黒のクマによってね」

小泉「アタシ達と、同じ……？」

西園寺「ふーん、まあいいや。小泉おねえ。他のおねえとおにい達に紹介しにいこっ！　…あとゲロブタも」

小泉「わかったよ、江ノ島さん、来てー！」

江ノ島「罪木さんじゃないと、やー！」

罪木「ふぇええ？」

江ノ島「だーいすきぃっ！」ｷﾞｭｳｩ

罪木「あれれ、あれ、あれ？」

西園寺(コイツは敵だ)

小泉(微笑ましい…。写真撮っておこ)ｶｼｬｯ

罪木(江ノ島さん達と一緒に、砂浜に集合します。なぜか、モノクマがアナウンスをかけました)

江ノ島「アナウンス、何これ。チョー怖いんスけど」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

罪木(江ノ島さんいいなぁ。あんなに笑えて)

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ…………」

狛枝「急に来たね、モノクマ。
一週間経っても誰もコロシアイをしないからなのかなこれは。
でも、希望同士がそんなこと、するわけないよね！！」ｷﾁﾜﾗｲ

日向「…それに賛成だ」

モノクマ「うぷぷ、うぷ…。この子に、見覚えあるかな？」

罪木(モノクマが、江ノ島さんを指さします)

江ノ島「ハァ？　何よアンタ！」

澪田「唯吹知ってるっす！　たはー！
読モギャルのー、江ノ島盾子ちゃんっすよねー！」

モノクマ「せいかーい。そうです、江ノ島盾子さんなのです！
いやぁ、ゴメンゴメン。
バカなモノミが、彼女だけ仲間はずれにしてるんだ。
可哀想だから、仲間に入れてあげたよ！
では仲良くコロシアイを！
アデュー！」

モノミ「彼女は本当に危ないんでちゅ…」

七海「…………」

ヤベえ、良く名前欄間違える。

寝ます。
ではまた明日！

江ノ島「みーかんちゃーん♪」

罪木「はひぃ…何ですか？」

西園寺「日向のおにい。江ノ島ったらあんなのに話しかけてるよー」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

日向「おい、西園寺…」

罪木「あうぅ…。ゲロブタですみません……」

江ノ島「蜜柑ちゃんはゲロブタじゃないよ。ほらほらぁ！　あんな奴ら放っとけ！！　わたくし様と一緒に過ごすぞォ！！」

罪木「はい……わ、わかりましたぁ。先にわたしのコテージに行ってますねぇ……」ﾄﾃﾄﾃ

江ノ島(罪木ﾀｿ居なくなった…)

江ノ島「スー、ハー。
西園寺日寄子さぁん！」

西園寺「ハァ？　何よ」

江ノ島「悪口言うんなら、もう、わたしの罪木ちゃんに話しかけないで…と言うか、関わらないでくださいっ！」

西園寺「は？」

江ノ島「だーかーらぁーっ、罪木蜜柑はわたくし様のだ。絶望的に近寄るな。同じ空気さえ吸うな。話し掛けるな。関わるな」

西園寺「わ、わたしのだもん！」

江ノ島「ゲロブタとか言っといてマジなんなの？　ちょーウケるんすけど」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

西園寺「っるさい！　罪木はわたしの！」

江ノ島「ざーんねん、わたくし様のですぅ」

西園寺「は？」

江ノ島「え？」

※ただいま罪木はコテージ内です。

江ノ島「罪木蜜柑ちゃんはわたくしのですわ」

西園寺「わたしのだもん！　ねー。小泉おねえ！」

小泉「えっ、あ……日向、どう思う？」

日向「あ、えっと…そうだな…。九頭龍、どう思う？」

九頭龍「チッ……。辺古山、テメエはどうなんだ？」

辺古山「花村、どう思うんだ？」

花村「百合はやっぱり最高だね！」

西園寺・江ノ島「死ねよ」

狛枝「あぁ、超高校級の二人の取り合い…ゾクゾクするよ…」ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ

澪田「たはー！　百合っすかー！
唯吹、何か歌詞がビビって来たっすー！」

日向「狛枝ェ…。
澪田、歌わないでくれ。怖いから」

澪田「えー！？　唯吹の存在全否定っすかー！？」

日向「いや、そうじゃなくって…」

江ノ島「罪木ﾀｿは！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

西園寺「わーたーしーのー！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

小泉「……ハァ………」

七海「モノミ」

モノミ「なんでちゅか？」

七海「みんな、らーぶらーぶだね…」

モノミ「はい、先生はうれちいでちゅよ……」