ピンポーン
男「・・・・・(居留守居留守)」
ピンポーン
男「・・・・・チッ」
ピンポーン
男「うるせーなあ…」スタスタ
ピンポーン
男「もしもし、誰ですか…」ガチャ
幼女「こんにちは、おそうじやです」
男「は・・・・・?」
幼女「あのですねっ、あのですねっ」
幼女「掃除が好きなのでおそうじをお手伝いさせてもらうんです」
幼女「じきゅうはアイス2つですよ!!」
幼女「おねがいします!」ペコペコ
男「ちょ・・・声がでかい、とりあえずこっち来て」バタン
幼女「じきゅうはアイス2つですよ!!」
幼女「おねがいします!」ペコペコ
かあいい
男「あのなあ…今何時だと思っているんだよ」
幼女「今は八時です」
男「…今寝てる人もいるし」
男「それに、君みたいなのが俺のところ来たら、俺が犯罪者になっちゃうんだよ?」
幼女「………」
男「……(効いたかな)」チラッ
幼女「それじゃあ、お掃除は十時からやります」
男「えっ」
幼女「お部屋も汚いみたいですし」キョロキョロ
幼女「道具ならコチラにありますのでごあんしんを」ゴソゴソ
男「ちりとりだけで掃除できないぞ・・・・」
幼女「それでは十時になったらまたうかがいますねー♪」バタン
男「なんなんだあのガキ」
男「…でも…あの子供、可愛かったな」
男「ハッ…イカンイカン……」
男「でも本当に家の中汚いな…」スタスタ
男「頼んでみようかな」スタスタ
男「アッ、…朝飯まだだったなそういや」
男「うわ、何か踏んだ」グチャア
男「うわくせえ!!生ゴミだ」プーン
男「いつの間にハエが」プーン
男「ハエタタキハエタタキ…」ゴソゴソ
男「無い」ゴソゴソ
男「新聞でいいや・・・ってこれ2週間前の新聞だ」ガサガサ
男「ハア・・・掃除…しなくちゃ」
男「まず道具を探さなければならないとは」ゴソゴソ
男「あーめんどくせー」ボリボリ
プーン プーン ブーン プーーーーーン ブゥーーーーーーン
男「・・・・ッ」イライラ
男「買いに行かなくちゃ…最悪だ」
男「コンビニならあるかなあ」ガララ
コンビニ店員「いらっしゃーませー」
男「日用品日用品」スタスタ
男「雑巾とか箒とかないかなあ」キョロキョロ
男「ああ、ココにはないか…」スタスタ
コンビニ店員「あーとーざいましたー」
男「はあ…やっと見つけたよまったく」
男「フウフウ…外出なんて本当に久しぶりだ」ゴソゴソ
男「さて…家の鍵家の鍵…」ガサガサ
男「…」ガチャ
男「チリトリ箒雑巾だけでも十分掃除できるだろうな」
男「ゴミ袋もいっぱいあるし」
男「これ何枚入ってんだろ」ガサガサ
ピンポーン
男「あっ」
男「はあい、今開けます!」ドタドタ
幼女「こんにちは、再びお掃除にまいりました」トントン
男「……いらっしゃいませ」ガチャ
幼女「こんにちは、おじゃましまあす」バタン
男「…」
幼女「あ、先ほどは自己紹介もせずにもうしわけありません、えーと」ゴソゴソ
幼女「ハイっ、これ名刺です、どうぞっ」スッ
男「あっ、ありがと…どれどれ」
男「フムフム(うわ、住所シオンタウンってなんだよ…ポケモンか)」
男「……」ジロジロ
男「(会社名とか、汚いけどそれっぽいのが。ごっこ遊びにしては結構細かく書いてある…)」
男「・・・そんなにアイスが食べたいのかよ」
幼女「はい!十二時まで掃除します!」
男「…(うわ、可愛い)」
男「…しょうがないなあ」ボソッ
男「掃除、頼むよ」
幼女「えっ、やたやた、頑張るからアイス頂戴ねっ」ピョンピョン
幼女「ほんとにアイスくれるの?ねえねえ」
男「今から2時間か、4つだな」
幼女「わあいそれじゃ、はじめましょう!!」ゴソゴソ
幼女「あたしがんばるよ!」
男「アイス好きなんだなあ」
幼女「まずマスクをつけます」シャキーン
幼女「手袋つけます、ジャキーン」
男「はい、箒とちりとり」
幼女「それじゃあまずはトイレからゴミを掃きだしましょう」
幼女「よろしくおねがいします」パタパタ
男「ここトイレじゃないから、まあ臭いにてるし無理もないか・・・」
幼女「くっさっ」オエエ
/\-∧
/~\=Y=/
L○)\/O)
にノ(ヽノソ
に)ヾ¥ハ
/⌒)フ二>|<⌒)
(ヽ_(二(人人)ノ |
/ヽ/((_ヽノ_)- |
`/ニ/ ((_ヽノ_)ニ丶
(≡丶 /ロロロ/~丶≡\
| Yロロロ/ 丶| |
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丶ノ / || )VL/
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L_/ L_|
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(_/ \__)
幼女「すごい家ですね」パサパサ
男「本当にきたなくてすまんな、手伝う」
幼女「お給料がありますからへーきですよ」ゴシゴシ
男「そうか・・・あっ、道具使っていいよ、洗剤とか」
男「・・・・・こんなに有意義な時間は久しぶりだからな」ゴシゴシ
幼女「えへへ、ありがとうございます」
男「そういえばあの名刺、お前が作ったのか?」パサパサ
幼女「ハイ、何か不備でもあったですか?」ゴシゴシ
男「いやあ、よく作ってあると思ってな」
パサパサ
幼女「・・・あれはお父さんのを見ながら作ったんです」ニコッ
男「そうか・・・お父さん偉い人なのか?」
幼女「えらいのかなあ」ボソッ
男「?」
幼女「おとうさん大嫌いなの」ゴシゴシ
男「そうか・・・まあそんなこともよくあるぞ」
カサカサ・・・
幼女「あ、ゴキ」
男「ヒィイイイ」ガタガタッ
幼女「えいっ」バシッ
ビチャァ
幼女「ゴキちゃんつぶれたあ」
幼女「ねーねぇティッシュ~」
男「ひっ!はいコレ!!」ポイッ
男「ゴミ袋・・・・ここにあるからよろしくお願いします・・・・ヒイッ」ガクガクブルブル
幼女「はい、2匹目」バシッ
男「」
この幼女には惚れる
幼女「汚くてもいいのに虫きらいなの?へんなの」ガサガサ
男「それはいわないでおくれ・・・ああ恐ろしい」ゴソゴソ
幼女「やっぱりへんなのー あ、洗剤ある?ちょうだい」ゴシゴシ
男「買ってきたのがあるぞ、ほら」
幼女「ありがとー♪」ゴシゴシ
幼女「ふう、結構きれいになってきたねえ」
男「そうだ、リビングのテレビのまわりも頼むよ」バサバサ
幼女「テレビってどれですか?あ、ゴミに埋れてテレビっぽいのがあった」ゴソゴソ
男「テレビはそこだよ、あとDSは勝手に使うなよ」ゴシゴシ
幼女「あ、DSだあ」ガサガサ
幼女「男ってゲームすきなんだあ、オタク?」
男「まあね・・・オタクなのは否めないかな」
幼女「~♪」ゴソゴソ
男「その山、崩れるから踏むなよー」
幼女「うわあ、これみんな新聞・・・?」
幼女「ねえねえこの新聞の山どうする?」バサバサ
男「ハイハイこれみんなゴミ袋にいれ・・・ん?どうした?」
幼女「へんな雑誌みーっけ」
エロ展開到来
男「なんだそれ・・・ってうわあ!それはイカン!!取り上げ!」バササササ
幼女「・・・・・?」ジロジロ
幼女「やっぱり変なの見てる、女の子がいっぱい載ってる」パラパラ
男「くぁwせdrftgyふじこlp」バサササササー
幼女「あっ、とられた」
男「テレビのまわりは俺一人でやるよ・・・ふぅ」
幼女「隠すの速!」プンプン
男「まったく・・・ハアハア」
幼女「男ってあんなに速く動けたんだ」
男「ふう・・・・一気に疲れたよ」ヘタヘタ
男「あの・・・そろそろ休憩にしようか?おれもう疲れちゃった」
男「(ワンルームだからな・・・隠す場所なんかないよなあこの雑誌なんか)」
幼女「うーん、あ」
幼女「お風呂お掃除する?お風呂も汚そうな気がする」
風呂にイトミミズが発生している流れで触手攻めだな
バブゥーン! たいへん!! え? の漫画思い出した
男「風呂場・・・?んー・・・」
男「(確か風呂を最後に使ったのは1週間前)」
男「(風呂場には五日以上立ち入ってなかったような・・・あっ!!)」
男「風呂場だと!?だめだだめ!俺がやるよ!」
幼女「なんで~?」ブーブー
男「休憩休憩!!さあもう十一時だし休もう!」
幼女「えー、なにか隠してるの?」チラッ
男「あのさ、ちょっとコンビニいってアイス食べたいからかってきて!俺の奢りでいいから、ほら500円」チャリーン
幼女「本当に!?やったあ!!」ガタッ
幼女「うわあやったやった!アイス!アイス!アイス!」バタバタ
幼女「わーいわーいアイスアイスゥ」ゴソゴソ
幼女「いってきまーす♪」バタン
男「エプロン手袋脱ぎ捨てて行きやがって・・・」
男「ああ、そうだ今風呂場は」
男「くそっいそげいそげ」
男「早く風呂場に」ドタドタ
ガラッ
男「くっさ!!」
何したら1週間そこらで風呂がそんな悪臭を
男「ザーメンくせえ!!!」ゲホッゲホ
男「やっぱり使用済みのオナホががが」プーン
男「洗剤洗剤」ゴソゴソ
男「大急ぎで掃除しなきゃ」
男「うわハエがたかって!!!オエエ」ゲロゲロ
男「ゲホゲホゲホッ」
男「洗剤洗剤」シュッシュ
男「排水溝見たくねえ・・・」ゴシゴシ
男「俺は馬鹿だ・・・ウエップ」ガシガシ
男「仕上げのシャワー!!」サアアッ
男「よしっ!終わり」ガチャ
男「スンスン・・・臭いも取れたみたいだが・・・オナホがヤバイな」ゴソゴソ
男「勿体無いけど捨てるか・・・クンクン」
男「おえええ!!」ゲロロロ
男「もうだめ、疲れt」フラフラ
男「ハッ、DVDもあるんだった」
男「とほほ・・・もう面倒くさい・・・」ステステ
男「ふええ・・・めんどくさいよぅ」
男「・・・・・・」
男「(清々しい・・・・この気分は何だ)」ステステ
男「俺は今までこんなものに踊らされていたんだ・・・・こんなのに」ゴソゴソ
男「これ・・・・パッケージ詐欺だったなあ」ゴソゴソ
男「こんなものあったって無駄だよな・・・・」
男「捨てよう・・・・こんなもの、必要ないさ」バサササササ
男「・・・・・・」ガサ
男「ふう・・・・これが真の賢者か、いい気分だ」
幼女「休憩するよー!ただいま!」ガチャ
男「おかえり、アイス食べようか」
幼女「えへへ、男はこれ、あたしはこれね」ドサッ
男「(おれガリガリ君1本か・・・・幼女のやつみんな126円)」
男「やっとひと段落ついたんだ」
男「テーブルあるから出すね」ニコッ
幼女「うん、いただきます~」
男「いただきます」ビリ
幼女「おいひい!溶けてなくてよかった~♪」パクパク
男「よく溶けなかったな外暑いのに」シャクシャク
幼女「えへへー、もいっこ食べよ」ペリペリ
幼女「うま」ペロペロ
男「・・・・っ」キーンキーン
幼女「あ、男頭痛いの?大丈夫?」バクバク
男「正解・・・・おーいてえいてえ」ズキーン
男「チッ、外れた」ペロペロ
幼女「最近あたらないよね」ぺろぺろ
男「そうなんだよな、ご馳走さん、うまかった」
幼女「はあい」パクパク
幼女「リッチおいし」ペロペロ
幼女「んー、おいしい」パクパク
男「へえ、うまそ」
幼女「あげないよ」ペロペロ
幼女「ごちそうさまー♪」
男「うまかった、ありがとな」
幼女「うん!アイスでおなかいっぱいだよぅ」ポンポン
男「うお・・・よくこんなに食べたな、ええと」
幼女「んーと、爽のバニラとガリガリ君のチョコリッチとモナ王だよ?」ニコ
男「俺だったら半分も食えないな」
幼女「そう?あたしは毎日食べたいくらいだよ」
男「すご・・・見事な食いっぷりだったよ」パチパチ
幼女「えへ、アイスありがとうね」テレテレ
男「すこし休んで仕上げはじめようか」
幼女「うん!アイスもらったからパワーアップしたよ」キリッ
男「元気だな、ふふ」
男「そういえば幼女はどのくらいの仕事やったんだ?」
幼女「男がはじめて」ゲフッ
男「今日からはじめたのか?」
幼女「うん」
幼女「おとこ、扇風機があったよー」ガチャガチャ
男「よく見つけてきたな」
幼女「ビニールにくるまって倒れてた」
男「へえ、久しぶりに見たなあそれ」
幼女「つけるよー!」カチッ
ブーーーン
男「いい気分だ」
ブーーーン
幼女「あ"ーーーあ"ーーわーれーわーれはー」
男「(かわいいなあ)」
幼女「あとはゴミをまとめておわりなの?」
男「ああ、あともうちょっとよろしく頼むよ」
幼女「はあい、それじゃ再開します!!」
男「よし、頑張ろうな」ガサゴソ
幼女「ゴミ袋が一杯」
男「これは新聞のやつ」ガサガサ
幼女「こっちは?」
男「それはビニール系だな」ガサッ
幼女「きれいになったねえ」ゴソゴソ
男「ふう、よし終わったな」
幼女「おつかれさまでした?おわり?」
男「まあね、まだ掃除したいところとかあった?」
幼女「うーん、もうみんなきれいになったからいっかな」ニコッ
男「お疲れさん、ありがとな」
幼女「アイス買いに行く~!!」
男「どこに買いに行こうか、コンビニでいい?」
幼女「うちの近くのコンビニがいい」
男「ああ、いいよ」
男「家ってどの辺なんだ?」
幼女「ここの近くだよ~」
男「へえ、じゃあそのコンビニでおろしてあげるよ」
幼女「あ、男って車もってたんだ」
男「まあね」
男「いくよ」
幼女「はあい」トテテ
幼女「おじゃましましたぁ」ガチャン
男「車そっちだよ」ガチャン
幼女「はあい」
幼女「クーラーいっぱいかけてね」バタン
男「はいはい」ブゥゥーーン
幼女「涼しい~」
幼女「アイスたのしみ」
ブゥゥーーン
男「よく食えるよな本当に」クスクス
キンコンカンコン・・・・
幼女「あ、十二時のチャイムだ」
男「あれ、いまやっと十二時か」
男「あっというまだな」
幼女「うん、掃除、臭かったけど楽しかったよ」
男「俺も楽しかったよ」
ブゥゥーーン
幼女「コンビニついたあ」
男「はい、到着しました」キキッ
男「俺も行こうか?」
幼女「うん、ありがとうね」
男「俺もアイス買おう」バタン
コンビニ店員「いらっしゃいませ」
幼女「涼し~!!アイスアイス」パタパタ
男「まてっ、俺も俺も」ドタドタ
幼女「ハアハア、ん~、アイスどれにしようかな~」
男「俺も俺も、っておお!ここ滅茶苦茶アイスあるなあ」
幼女「むむむ、どれにしようか迷っちゃう・・・どれもおいしそうだからなあ」ジュルリ
男「4つだからな、どれでもいいぞ」
男「ハーゲンダッツとか食べないのか?」
幼女「うーん、小さいからあたしはあんまりすきじゃない」
男「そっか、じゃあ俺カキ氷にしようかな」
幼女「あ、スイカバー」ヒョイ
幼女「パピコ」ヒョイ
幼女「チュリオだ」ポイ
幼女「むむむむ、あっと一つ~もういっこ・・・」
幼女「スーパーカップにしよ」ポイ
男「これで終わりか?」ゴソ
幼女「うん、レジはやくはやく」ワクワク
男「んじゃ会計すっぞ、サイフサイフ」
店員「こちらのレジにどうぞー」
コンビニ店員「お会計ありがとうございました」
ウィーン
幼女「アイスありがとっ」
男「お給料だからな、幼女のすきにしていいんだぞ」ポスッ
幼女「わあ、美味しそう」カサカサ
幼女「そうだ、男にパピコ一つあげる」ゴソゴソ
幼女「半分こ!」パキン
幼女「はい、どーぞ」
男「ありがとう・・・やさしいな」
幼女「そうだお昼ご飯!」ステステ
男「ああそうか、十二時だもんな」
幼女「ママがご飯つくって待ってるや」
男「アイスが昼飯なのかと思ってた」
男「家まで送らなくていいのか?」
幼女「近くだから平気だよ~」
男「そっか」カチャカチャ
男「お仕事おつかれさん、また次も頼めるなら頼もうかな」
幼女「ありがとうございますっ!次は冬休みの予定ですっ」
男「冬は虫がいないから楽だろうなー」
幼女「そんなことはありません、冬でもゴキブリはいるんです!」
男「」
幼女「泊まり込みでアイス30個!お得ですよおにいちゃん!」キリッ
男「ああ、楽しみにしてるよ」ニコッ
幼女「それじゃ、冬休みよろしくね、男」
男「こちらこそ」
幼女「ありがとうございました」ペコ
男「それじゃあね」
おしまいです
保守ありがとうございました
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