韓国「放射能無検出を鵜呑みに福島産を食すJAPに感服です(爆笑)」 (12)

【コラム】嫌気がさすほどいらだたしい日本人の冷静さ

日本の福島原発沖で取れたタコが東京のスーパーマーケットに並んだ。2011年3月の津波被害以降、
中断されていた販売が再開されたことになる。5キログラム入りの箱には「福島産」という文字に加え、
「放射能無検出」という表示が付いていた。安値での投げ売りではなく、正常な価格での販売だった。
それでも販売が開始されるや、すぐに売り切れたという。日本人はそれほど心臓が強いのか。放射能の類いは怖くないというのか。

日本では東京電力が石を投げられることも、安倍政権が不信任を突き付けられることもない。
海外への移民が増えたという報道もない。ただただ日本政府による「放射能無検出」という発表を信じて見守っている。
不平も抵抗もなく、政府の指図に従う日本人を見ていると、鳥肌が立つ。良く言えば恐ろしいほどに冷静で、
悪く言えば嫌気がさすほどいらだたしい。

日本の沈着冷静さがうらやましくもあるが、それは良いことばかりではない。あいまいにやり過ごしたせいで、
事態が長期化する結果を招いたからだ。東京電力が事実を隠蔽(いんぺい)する態度を改めないのもそのせいだ。
日本政府は2年間、事故収拾を放置したまま、高みの見物を決め込んでいる。
その結果、いまだに放射能問題を解決できず、周辺国に迷惑をかけている。

日本人だって不安でないはずはない。しかし、どうせ国を離れるわけにはいかないのだから、
耐え忍んだほうが賢明だという判断であるはずだ。今の日本社会では、放射能の恐怖について言及することがタブーになっている。
日本のメディアもほとんど報道しない。放射能の話を切り出せば、国益に不利だという日本特有の自主規制システムが作動するのだ。

どちらが正しいのかは分からない。冷静な日本と直情的な韓国は、火星人と金星人ほどの違いがありそうだ。
その中間程度ならばちょうど良いのにと思う。韓国は興奮し過ぎで、日本はあまりに静か過ぎる。

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