しずか「あらやだ・・・誰の子かしら・・・?」(326)

しずか「心当たりは・・・7人ね。」

しずか「のび太にスネ夫、ジャイアン、出木杉、ドラえもん、先生、そしてカミナリさん。」

しずか「ここは出木杉が妥当なところね・・・ただ・・・問題があるとすれば・・・」

しずか「アイツ、必ずゴムをつけるのよね。糞が」

しずか「・・・まあ勢いで押し切ればイケるかな・・・」

しずか「・・・試してみようかしら・・・」

プルルルルル

出木杉「もしもし、しずちゃんかい?」

しずか「うん、出木杉さん、今大丈夫?」

出木杉「なんだい改まって。どうしたんだい?」

しずか「うん・・・えっとね・・・」

出木杉「?どうしたんだい?何か心配な事でもあるの?」

しずか「あ・・・うん・・・」

出木杉「僕でよければ相談にのるよ。話してごらん?」

しずか「でも・・・出木杉さんに迷惑がかかるかもしれないから・・・」

出木杉「何をいってるんだい。水臭いな。しずちゃんと僕の仲じゃないか」

しずか「・・・出来ちゃったみたいなの・・・」

出木杉「うんうん・・・うん?え?何?何だって?」

しずか「えっとね・・・ あ な た との子が出来ちゃったみたいなの・・・」

出木杉「え、えええええ、な、何で?ほら、だって、コンドームつけて・・・」

しずか「私にもわからないの・・・でも あ な た との子が出来た事は間違いないの・・・」

出木杉「あ・・・あ・・・」

出木杉「まさか・・・コンドームが破れてたとか・・・」

しずか「(ニヤリ)うん・・・もしかしたら・・・」

出木杉「・・・と、とにかく、今から君の家に行くよ!行くから!」

しずか「うん・・・早く来て・・・心細いの・・・じゃあ、待ってるから・・・」

ピッ

しずか「ふん・・・意外とちょろかったわね」

出木杉「うっわああ、どうしよどうしよ!!!!!」

出木杉「と、とにかくしずちゃんちに行って、話して・・・」

出木杉「な、何を話せばいいんだ?学校では教えてくれなかったぞ!」

出木杉「だ、駄目だ、今はしずちゃんを安心させてあげないと・・・!」

出木杉「待ってて、しずちゃん!」

出木杉「はあはあ・・・心無しか、いつもより息がきれるよ・・・」

先生「おや出木杉くん。そんなに急いで、どうしたんだい?」

出木杉「! せ、先生!いえ、あの、ちょっとしずちゃんのところへ・・・」

先生「! 源くんのところへ?遊びにいくのかい?」

出木杉(・・・どうしよう・・・先生に話して相談したほうが・・・)

出木杉(そうだ・・・そうしよう・・・僕たちだけじゃあ・・・解決できないよ・・・)

出木杉「先生・・・さっき、しずちゃんから電話があってですね・・・」

先生「うむ」

出木杉「しずちゃん・・・子供ができたって」

先生(えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ)

出木杉「それで僕、心配になって・・・」

先生「そそそそっそそ、そうか、それは心配だな、うんうんうん」

出木杉「まだ小学生なのに・・・妊娠なんて・・・みんなが知ったら何て言うか」

先生(いやああああああああああああああああああああああ)

先生(間違いない・・・ワシの子だ!あのとき受精したのか!くそ!)

先生(やばい・・・このままだとワシは破滅だ・・・社会的に抹殺されるようなものだ・・・)

先生(どうする・・・どうすれば!!!!)

出木杉「・・・先生?」

先生「お、おう、出木杉くん、それで源くんの様子はどんな感じだった?」

出木杉「電話なのでなんとも・・・でも、すごく不安そうでした」

先生「そ、そうか、不安だろうな、うん」

出木杉「すいません・・・僕がちゃんと避妊しなかったばっかりに・・・」

先生「・・・・・・・・・・(ニカッ)そうか!避妊してなかったのか!そりゃいかんなあ!うん!」

出木杉「そうですよね・・・僕、いまからしずちゃんちに行って・・・しずちゃんとお父さん、お母さんに謝ってきます」

先生「うん、素直に罪を認めて謝れば、きっと許してもらえると思うぞ!先生に言えるのはそれくらいしかないな!」

出木杉「はい・・・ありがとうございます。そして赤ちゃんを立派に育てたいと思います」

先生「うんうん、立派なここ・・・・え?産ませるの?」

出木杉「・・・はい・・・」

先生「・・・すまん、ひとつ、興味本位で聞いてもいいかな?」

出木杉「・・・? ええ、どうぞ・・・」

先生「君の血液型は?」

出木杉「・・・A型ですけど」

先生「源くんは?」

出木杉「・・・僕と一緒で、A型です」

先生(ほんでワシ、B型なのらwwwwwwwwwwww下手すりゃばれちゃうのらwwwwwwwwwwww)

出木杉「・・・先生?」

先生「いいいいや、すまんすまん・・・いいか出木杉、小学生が子供を育てるってどういう事なのか、わかるな?」

出木杉「はい・・・たいへんだと、思います」

先生「大変なんてもんじゃない!無理だ!無謀だ!無策だ!そんな無茶やめたまえ!」

出木杉「で、でも、ぼくはしずちゃんの事が・・・」

先生「でもじゃない!いいか、すぐにおろさせるんだ!頼むから!」

出木杉「・・・先生のいうことは分かります。でも、僕は・・・!」

カミナリさん「おやおや、先程からウチの前で騒がしい事で。なんの話ですかの?」

先生「おおう、これはカミナリさん。

先生(やばい・・・ここはごまかすべきか・・・そうだ、ごまかさないと、ワシの身が危ない・・・!)

出木杉(ヤバい・・・これ以上騒ぎになると・・・僕もしずちゃんもこの町に入れなくなる・・・!)

カミナリさん(しずかくんが妊娠したとか聞こえてきたが・・・これは聞き逃せん!)

先生「・・・」

出木杉「・・・」

カミナリさん「・・・」

カミナリさん「・・・それで、何の話ですかの?」

先生「い、いえ、出木杉くんが進路に悩んでるというので、相談に・・・」

出木杉「そ、そうなんですよ、どこの大学いこうかと思って。小学生だけど」

カミナリさん(ちっ・・・ごまかすきか?)

カミナリさん「・・・源さんについて話していたようだが?」

先生・出木杉「!」

先生「い、いえね、源くんも進路に悩んでるようで・・・」

カミナリさん「進路?とてもそうには聞こえなかったですがねえ・・・」

先生「いや・・・その・・・(ヤバイヤバイヤバい)」

出木杉「う、うわああああああああああ」

先生「! 出木杉くん、どうしたんだい?」

出木杉「ふ、ふはははは、アンタ、しずちゃんを追い込む気かい?」

カミナリさん「! な、なにを・・・」

出木杉「アンタのせいでしずちゃんがこの町にいれなくなるって言ってんだよ!」

カミナリさん(!・・・も、もしかして、ワシとしずかくんのことを、知ってるのか・・・!?)

出木杉(このままカミナリさんに問いつめられると、僕としずちゃんとの関係が表沙汰になってしまう・・・!ちくしょう、どうすれば・・・!)

カミナリさん(この小僧・・・ワシとしずかくんの関係をしって、脅しをかけているのか?くそっ、首を突っ込むんじゃなかったわい!)

先生(出木杉、カミナリさんに逆切れするんじゃねえ!騒ぎが大きくなるだろうが!)


出木杉「ふうふう・・・」

カミナリさん「く・・・」

先生「う・・・あ・・・」

バリーン


カミナリさん「む!なんじゃ!(助かった!理由を付けて逃げるぞい!」)」

ジャイアン・スネ夫「ご、ごめんなさい!」

出木杉「・・・!あ、みんな・・・」

先生(なんでこのタイミングで教え子が出てくるんだよ!ワシが何か悪い事したか?)

ジャイアン「あれ・・・先生に出木杉じゃん・・・どうしたんだ?」

スネ夫「しかもカミナリさんまで一緒に・・・ねえ、何の話してるの?」

先生「い、いや、これはだな・・・」

カミナリさん(お前ら知り合いか!逆に逃げづらくなったじゃないか!)

出木杉「・・・先生、ここはもう、素直に話した方がいいですよね?」

先生・カミナリさん「待ちたまえ」

出木杉「いいえ!僕ははっきりと言います!しずちゃんが妊娠したって叫びます!もう、どうなってもいいや!」

先生「!」

カミナリさん「!」

ジャイアン「!」

スネ夫「!」

出木杉「・・・へへへ、何かスッキリしましたよ」

先生(この馬鹿が・・・しかし、ワシの子か出木杉の子か・・・いずれにせよ、血液型が判明するまで、眠れん日々が続くことに・・・なんとしてもおろさねば・・・)

カミナリさん(こいつ・・・皆の前で堂々とワシとしずかくんのことを叫びよって!どうする・・・どうやってこの危機を切り抜けるんじゃ・・・!)

ジャイアン(・・・それって、俺の子のことだよな・・・時期的にぴったりだし・・・しずちゃん、俺の事、喋ったのか・・・?)

スネ夫(何が『今日は安全日だから生でいいよ』だ、あの糞ビッチが!ちくしょう・・・僕は認めないぞ・・・!)

出木杉「・・・?みんな・・・?」

ジャイアン「そ、それで、しずちゃんが妊娠したっていってるけど・・・相手は分かったのか?(ドキドキ)」

出木杉「うん?当たり前じゃないか。ここにいるじゃん」

ジャイアン(ああ・・・やっぱりばれてーら・・・)

スネ夫(なんだよ・・・俺の事話してんのかよ・・・あの糞ビッチが)

カミナリさん(ああ・・・ワシも、もうおしまいかのう・・・)

先生(今はまだ出木杉は自分の子だと信じているようだが・・・とにかく、急がねば)

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       ..ノ      ,/´   .)      ._,vrレ-,、    ,ノ     ´¨''ーr      .'i. 
       /    .,/       ゙'ー--v-イ′   .^uv-‐''′         .^┐     {
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        .}    」,        ,,v-''′ .|   ┐.__                | ,/
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              ^ー、     ゙'ーv               .,,/′  .,.:'′
                ^'-、     .゙\,_        ___,,..、r''´    .ノ
                  .¨'''v,     ¨冖'ーー‐冖^ ̄      ._/
                    `ー-、,,_             _.,、-'″
                        ¨''ー、...,__,,.,,...、、、r-‐


出木杉「・・・! そ、そういえばさ、以前、ドラえもんが不思議な風呂敷で、怪我した人を元に戻していたじゃん?」

ジャイアン「・・・! そ、そうだ!タイム風呂敷のことだな!」

スネ夫「・・・! そ、そうか!それがあったよね!」

先生・カミナリさん「・・・?えっと・・・どういうことかな?」

出木杉「それを使って、しずちゃんを妊娠前まで戻すんですよ!」

先生・カミナリさん・ジャイアン・スネ夫「グッドアイデ~ア!!!!!」

・・・・・

ジャイ子「あ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんん!らめえええええええええ!!!!!」

ドラえもん「ふん・・・この程度でイクとはね・・・ウブだなあ、ジャイ子は」

ジャイ子「らめ!!!らめ!!!あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ(ビクッビクッビクッ)」

ドラえもん「あ~あ・・・昇天しちゃった。もうちょっと粘ってくれないと、面白くないなあ」

のび太「ドラえもんの手って便利だよね~。大きさ的にもちょうどいいし。」

ドラえもん「まあね。あ~あ、やっぱりしずちゃんレベルじゃないと、長時間楽しめないなあ」

のび太「ドゥフフフwwww 彼女は、まさに名器だねえ」

ドラえもん「ああ、僕もまさかこの時代であんな名器と出会うとは思わなかったよ」

のび太「ああ・・・思い出したら勃ってきたよ。呼び出すかい?」

ドラえもん「そうだね。そうしようか・・・うん?」

ピンポーン

ドラえもん「・・・僕らのお楽しみタイムを邪魔するなんて、無粋な来客だねえ」

のび太「うん・・・ああ、なんか珍しいメンツだねえ。見てみなよ」

ドラえもん「・・・ははは、あのメンツは・・・面白い、部屋まで案内しようぜ」

のび太「ジャイ子はどうするの?」

ドラえもん「どこでもドアで家まで帰しておくか」

のび太「いらっしゃい。みんな、どうしたの?」

出木杉「うん、実はドラえもんに頼みたいことがあってね・・・」

ドラえもん「僕にかい?力になれる事があれば協力するけど・・・」

先生「うむ、ありがたい。実はな・・・」

出木杉「まって、深く考えずに、言われた通りにしてもらえると助かるんだけど」

のび太「? うん、まあ、まずは話を聞かせてくれるかい?」

出木杉「しずちゃんをタイム風呂敷にかけて、・・・そうだね、3ヶ月ほど前の状態まで戻してほしいんだ」

ドラえもん(ニヤリ・・・なるほど、そうきたか)

のび太「?なんで・・・って、深く聞かない約束だったね」

出木杉「ごめんね・・・それで、どうかな?引き受けてくれるかな?」

ドラえもん「う~ん・・・でもそれって、僕らだけじゃ一方的に決められないよね」

出木杉「う、うん。もちろん、しずちゃんの同意が必要だけど・・・でも、彼女も事情を説明すれば分かってくれるよ!」

ドラえもん(ははははは、あのビッチ、よくもまあここまで出木杉を手なずけたもんだな。さすがだよ)

ジャイアン「お、俺からも頼む!しずちゃんを、元に戻してくれ!」

のび太「元に・・・戻す・・・?」

スネ夫「(バカッ)い、いや、とにかく、しずちゃんを3ヶ月前の状態にしてくれよ。お願いだから」

先生「野比、ドラえもんくん、私からもお願いだ。この子たちの願いを叶えてやってくれんかね?」

カミナリさん「うむ。日頃ガラス代をおまけしておるではないか!それくらい、いいだろう?」

ドラえもん(こいつら・・・僕が何も知らないとでも、思ってるのかねえ・・・)

出木杉「ドラえもん、お願いだ!頼むよ!」

ドラえもん「う~ん・・・じゃあここにしずちゃんを呼んで、いいかどうか聞いてもみようか?(ニヤニヤ)」

出木杉「! ・・・もしよかったら、僕とドラえもんだけでしずちゃんちに行きたいんだけど、駄目かな・・・?」

ジャイアン「!・・・ いや、お、俺がドラえもんといくぞ!いいだろ!」

スネ夫「・・・まあまあ、ここは間をとって僕ということで・・・」

先生「こういう事は年長者である先生に任せなさい。責任をもってドラえもんと行ってくる」

カミナリさん「年長者というのなら、ワシに一日の長がありますのう」

のび太(ドラえもん・・・どういうこと?)ヒソヒソ

ドラえもん(まあ、見てなってw)ヒソヒソ

ドラえもん「あーもう!これじゃあ収集がつかないよ!もう!」

出木杉「あ・・・ごめん・・・」

ドラえもん「それじゃあこうしよう。僕とのびたくんがしずちゃんちに行って、とにかく3ヶ月前に戻ってもらうように出木杉くんから頼まれたっていう。それでいい?」

出木杉「・・・できれば僕の口から言いたかったけど・・・わかった」

ジャイアン「・・・ああ、頼んだぜ」

ドラえもん「よしっ!頼まれた!大船に乗ったつもりで僕にまかせときな!」

先生「頼んだぞ・・・ドラえもんくん」

のび太「じゃあ、みんなは僕の部屋でくつろいでるといいよ」

スネ夫「悪いな・・・のび太」

ドラえもん・のび太「じゃあ、行ってくるよ!」

・・・・・・・・・

のび太「で、ドラえもん、どういうことなの?」

ドラえもん「具体的には分からないけど、おそらくしずちゃん、妊娠してるね」

のび太「ああ・・・そりゃ、あんだけビッチなら当然だね」

ドラえもん「でも、みんなはしずちゃんがあそこまでビッチなんて思ってもいない。そんでおそらく、出木杉あたりに妊娠した事をほのめかして、手玉に取ろうって魂胆だったんだろう。

でも予想外に噂が広まり、しずちゃんと関係がある奴らが自分に飛び火するのを恐れて、それで僕に頼ってきた、恐らくそういう事さ」

のび太「へええwwwwwなんかみなぎってきたよwww それでドラえもん、素直にしずちゃんに話すの?」

ドラえもん「まさかwwwwwww」

のび太「だよねwwwwwwww」

しずか「出木杉の奴・・・おせえなあああああ!!アッチは早ええくせによおお!!」

しずか「追いつめ足りなかったか・・・?くそっ・・・もう一度、電話してみるか」

ピンポーン

しずか「うん・・・ようやく来たか・・・」

ガチャ

ドラえもん・のび太「やあしずちゃん、遊びにきたよ~」

しずか(げえええええ!最悪コンビ!)

しずか「なにしにきた、てめえええらああああああ!!!!」

ドラえもん「まあまあ、そんなに興奮&警戒しないで。今日のところは電球が何個はいるかギネスに挑戦!とかしないよ」

しずか「きょうのところはって何だよ!ところはって!」

のび太「まあまあ、今日は面白い話を持ってきたんだ。興味ない?」

しずか「ねえよ!帰れ!」

ドラえもん「(ボソッ)出木杉・・・」

しずか「!・・・ ほほう、遅いと思っていたら、てめえらが一枚噛んでやがったのか」

ドラえもん「話、聞いてみるかい?」

しずか「・・・いいだろう、入れ」

ドラえもん「さて・・・と  カクカクシカジカ」

しずか「・・・なるほどな・・・出木杉の奴・・・人にバラしやがったな・・・しかも全員にとは・・・」

のび太「全員?桁が2つ足りないけど」

しずか「妊娠時期に該当する奴全員って意味だよ!言わせんな恥ずかしい」

ドラえもん「それで、素直に元に戻るかい?」

しずか「はあ?なんでこんな面白いネタをつぶさにゃならんのかね?馬鹿なの?」

ドラえもん「そうくると思ったよ。そこでひとつ確認したい」

しずか「な、なんだ?」

ドラえもん「自分自身の人並みの幸せ と 大金 と 人の不幸 、どれがお好みで?」

しずか「・・・アンタ、本当に最悪だね。最悪だけど・・・最高だよ」

・・・・・

出木杉「ドラえもん、うまく話してくれてるかなあ・・・」

ジャイアン「のび太ならともかく、ドラえもんだぜ?心配する事はねえよ・・・」

スネ夫「しかし・・・連絡くるまでは落ち着かないね・・・」

先生(まったくだ・・・野比達は何をぼさっとやっとるのだ!)

カミナリさん「まあまあ、皆で花札でもして待ちませんかの?」

出木杉(しかし・・・遅いな・・・説得に戸惑ってるのかな・・・?)

プルルルル・・・・

出木杉「! もしもし!出木杉です!」

のび太『ああ、出木杉くん。待たせちゃったかな?』

出木杉「そんなことないよ!そ、それでどうだった!?」

のび太『・・・そのことなんだけど・・・ごめん』

出木杉「えっ・・・!」

のび太『しずちゃん、僕たちの提案はうけられないって』

出木杉「!・・・ な、なんで?どうして?しずちゃんだって苦しむ事に・・・!」

のび太『僕たちもそう説得したんだけどね・・・どうしても カミナリさん の子供が産みたいって・・・』

出木杉「・・・えっ?カミナリさん?なんでカミナリさんの子供になるの?」

カミナリさん(!!!!!!)

ジャイアン(えっ・・・)

スネ夫(どういう事・・・?)

先生(・・・?話が・・・見えない・・・)

のび太『しずちゃんの伝言をそのまま言うね・・・

「出木杉さん、騙してごめんなさい。私は貴方を今でも愛しています。でも、お腹の子供は貴方の子供じゃないの。そうでしょ?毎回、避妊してくれたから。・・・実はね私、以前、カミナリさんにね・・・無理矢理・・・その・・・うっ」

って言っててね・・・僕も今、心が苦しいんだ・・・』

出木杉「!!!!!!」

出木杉「かみなりいいいいいい・・・・てめええええええ・・・・・」

カミナリさん「な、なんだね急に!どうしたんだね!」

出木杉「とぼけないでくれ!しずちゃんを無理矢理犯したくせに、何のほほんと花札してるんだ!」

先生・ジャイアン・スネ夫「!!!!!」

カミナリさん「ば、馬鹿をいうな!!無理矢理なんてことは・・・あっ」

出木杉「・・・あんた、最低だよ・・・頼むから、社会的責任を果たしてくれ・・・ジャイアン、警察に電話を」

ジャイアン「お、おう。わかった!(何か知らんが助かったぜ・・・)

スネ夫(ほっ・・・僕の事には触れてないようだね・・・)

先生(カミナリさん・・・あんた、B型だよね?B型って言って!)

ジャイアン「・・・警察に電話したぜ。すぐに駆けつけるってよ・・・」

出木杉「・・・ありがとう、ジャイアン」

カミナリさん「終わった・・・何もかも・・・終わった・・・(ブツブツ)」

出木杉「のび太くん・・・しずちゃんに、言ってくれないか?誰の子だろうと、僕は君の子を大事にするって・・・」

のび太『・・・分かった。伝えておくよ。』


のび太『あ、それと、まだ伝言があったんだ』

出木杉「そう、教えてくれないか?」

のび太『うん、それじゃあ・・・

「剛田さん・・・ごめんなさい・・・あの夜の事は・・・決して遊びではないのよ・・・私の大切な思い出として、忘れずに生きていきます・・・・・・」

って。あ、いけね、これジャイアンに直接いわないといけなかったね(棒読)』

出木杉「!!!!!!!」

出木杉「・・・ジャイアン、正直に、答えてくれないか?」

ジャイアン「な、なんだ?急に改まって・・・」

出木杉「君さ・・・しずちゃんと、寝た?」

ジャイアン「!!!!!!」

スネ夫・先生(!!!!!)

カミナリさん「オワリハ ハジマリ・・・ソンナコトハナイ」

出木杉「・・・どうなの?ジャイアン。僕の目を見て、答えて」

ジャイアン「あ・・・あ・・・」

出木杉「ジャイアン!!!」

ジャイアン「! ・・・ああ、寝たさ、何度もな。」

出木杉「・・・!」

ジャイアン「ヒヒヒ・・・いい声で喘いでいたぜ・・・・たけしさん、もっと突いて!ってな・・・」

出木杉「ふー・・・ふー・・・」

ジャイアン「ふへへへへ・・・・ありゃ、名器だぜえ・・・全てを吸い付くすな・・・」

スネ夫「ちょ・・・ちょっと・・・ジャイアン・・・やめなよ・・・」

のび太『ちょっと、出木杉くん、聞いてる?』

出木杉「き、きいてるよ、今度は何だい!」

のび太『あー・・・興奮してるようだね・・・無理も無いか・・・じゃあさ、スネ夫に変わってくれないか?』

出木杉「スネ夫くん・・・ほら!」

スネ夫「おっとと・・・も、もしもし」

のび太『スネ夫・・・君・・・大変な事をしでかしたみたいだねえ・・・・・』

スネ夫「!!!!!」

スネ夫「な、なんのこと!?」

のび太『・・・とぼけないでよ・・・君だろ?しずちゃんの相手って』

スネ夫「! い、いや、僕だけじゃあ」

のび太『うん、君だけじゃあない。でもね、よくよくしずちゃんに聞いてみたら、避妊してないのは君だけだったみたいだな(嘘だけど)』

スネ夫「えっ!でも・・・カミナリさんの子供って・・・」

のび太『ああ、そういうことにしてあげるってよ。しずちゃん、同級生にはやさしいからね。』

スネ夫「・・・そ、そりゃ、どうもありがとう・・・」

のび太『ところで君・・・ありがとうだけで済まそうっての?』

スネ夫「えっ・・・」

のび太『君の家・・・お金持ちだねえ・・・・・』

スネ夫「・・・!そ、そうだけど!そうだけど!」

のび太『・・・今て無くてもいい。近い将来、君が会社を継ぐんだろ?その時は、しずちゃんを助けてあげな・・・』

スネ夫「・・・うっ・・・ううう・・・」

のび太『・・・分かってくれたかな?これも、しずちゃんと君のためなんだよ・・・』

スネ夫「・・・分かった。責任は、持つよ・・・」

のび太『よかった・・・じゃあ、先生に変わってくれないかな・・・?』

スネ夫「うん・・・先生、はい・・・」

先生「う、うむ・・・もしもし」

のび太『先生、どうでもいい情報かもしれないけど、ドラえもんがうるさいから言うね。カミナリさん、O型だよ』

先生「!!!!!!」

のび太『あと、先生のハメ撮り写真、警察署にメールしといたから。ちなみに顔もばっちり。』

先生「ちょ、ちょっとまってくれ!なんでそんなことするんだ!」

のび太『しいていえば・・・私怨、嫌がらせ、かな?別に嫌いでもなかったけどね。じゃあそんだけ。出木杉くんに変わって』

先生「あ・・・待って!」

のび太『なに?正直先生には余り興味がないんだけど』

先生「どうすれば・・・どうすればワシをたすけてくれるんだ!?」

のび太『そうだなあ・・・じゃあ、出木杉くんにこう言ってくれたら考えるよ』

先生「な、なんだ?なんでもするぞ!」

・・・・・・

ジャイアン「エヘヘ・・・しずかのマンコ・・・俺のもの・・・・」

先生「出木杉くん」

出木杉「ふーー・・・ふーー・・・何ですか?」

先生「君、128番目だそうだ」

出木杉「(ブチイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ)グォラアアアアアアアア!!!!!!!」







・・・・・・

のび太「あ~あ、やりすぎちゃったかな?」

ドラえもん「まあいいんじゃね?スネ夫は大丈夫だったみたいだし」

のび太「しばらくは立ち入り禁止だって。僕の家なのに」

ドラえもん「出木杉くん、次に会うのは何年後かなあ」

のび太「小学生だからねえ・・・意外とすぐに、会えるかもよ」

しずか「おうおう、のんきなこってwwww誰のせいでこうなったと思ってんの?」

のび太「自分には関係ないとでも?wwwww」

しずか「まさかwwww楽しいひとときだったわ。私のささやかな幸せってやつね」

ドラえもん「欲張りだなあ、しずちゃんは。で、子供は産むの?」

しずか「まさかwwwwまあ、スネ夫の手前、産んだ事にはしておくわ。」

のび太「だよねえwwwwww」

ドラえもん「じゃあイベントも終わった事だし、ギネスに挑戦する?」

しずか「悪いわね、さすがにそんな気分にはなれないわ。っていうかアンタ、本当に鬼畜ね」

のび太「ちぇっ。残念だなあ」

ドラえもん「さーて、家にも帰れないし、これからどこいこうか?」

のび太「それなら名案が。最愛に兄を失った妹を、僕らで慰めにいかないか?」

ドラえもん「君、天才。そんじゃあしずちゃん、またね」

しずか「おう。またなwwwww」

のび太「バイバーイwwwww」






>>1 乙 映画化したらこんなCMかな


この夏 奴らが帰ってくる!
ギャル男「一瞬 俺の子かな?ってビビりました」
女4人組『カミナリさんがんばってー』
女「いまから私も友達に電話してみます」
観客集合『ギネス更新しようー!イェーイ』

ドラえもん のび太とギネスの女王様

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