妹「なんだよ、そんなに優しくされたら勘違いしちゃうだろ……」(669)

妹「バカ兄貴!妹に手出すだけの根性もないくせに優しくすんなよ!」



おわり

妹は兄が好きだが、幼い頃に兄が幼馴染♀と結婚の約束をしていた事を覚えており、二人を祝福したく一線を引いていた
しかし幼馴染は既に約束を忘れ、別の男に片想い仲で、その事を知った妹は幼馴染をなじり兄と急接近を図る
妹に約束の事を言われ、そして約束を覚えておりながらも、自分の片想いを応援してくれた兄に幼馴染は罪悪感と共に再び恋心をが目覚める
妹と幼馴染に挟まれ葛藤する兄
妹は血縁と言う不利な状況を幼馴染に付かれ上手く立ち回れない
そんな中ひょんな事から兄は自分が養子だった事を知ってしまう


と言うプロットが浮かんだけど文才が無いから書く事を諦めた

>>5
風邪ひいちゃう

兄「はぁ・・・」

妹「何ため息ついてんの兄貴」

兄「あっ、いたのか妹・・・」

妹「いたのかって・・・さすがにそれは酷くない?」

兄「悪い、ちょっとぼーっとしてたよ」

妹「ふーん・・・」

兄「・・・っ?どうかしたか?」

妹「いやさぁ、最近兄貴あんまり幼馴染みちゃんと遊んでないじゃん」


>>5の設定を借りようとしたが俺には兄が妹に惹かれるプロセスを書ける気がしなかった

>>9
続けて

>>10
おまwwww

寝るまでやってみよう

兄「・・・それがどうかしたか」

妹「別にどうもしないけど、なんかあったのかなって・・・」

兄「別になんもないよ、第一お前には関係ないだろ」

妹「・・・そうだけどさ」

兄「なんだよ」

妹「・・・(好きな人がため息吐いてたら)心配するじゃん・・・」

兄「あっ・・・あー、悪かったよ。そんな泣きそうな顔すんなって」

妹「べっ別に泣きそうになってなんか」

兄「なんもないから、ほんとに」

妹「ほんとに?」

兄「ああ、ほんt・・・本当に、なんもなかったんだよ。俺とあいつの間には」

妹「・・・」

妹(だったらなんでそんな悲しそうな顔なんだよ・・・)

-次の日-

幼馴染み「おっはよー兄ー」

兄「はよ。ほんと朝っぱらから元気な、お前」

幼「そりゃそうだよー、ショボくれた顔してたら、男に振り向いてなんか貰えないじゃん。朝から元気出してかないとさ」

兄「・・・そうだな、どうだ。少しは仲良くなれたか」

幼「ぼちぼち、かなぁ。まだそんなに話してないし」

兄「こういう時こそ、お前の馴れ馴れしいまでの社会性を発揮すればいいのにな」

幼「なによーその言い方。うざがられるのが怖いから、あんまぐいぐい行けないんだ」

兄「・・・まっ、お前は顔も割りといいし性格も悪くない。
むしろ好かれる部類だろ、怖がらずにどんどんいけよ」

幼「そうかなぁ・・・そう思う?」

兄「お前は昔から肝心なとこで慎重過ぎるからな、もっと自分に自信もて」

幼「うっうん・・・へへ、兄は私のことよくわかってるんだね」

兄「そりゃっ・・・そりゃあ、こんだけ昔から一緒にいりゃあな。嫌でもわかるようになる」

幼「腐れ縁ってやつだね。あっ、男君きた!
励ましてくれてありがと兄、頑張ってくる!」

兄「おうっ、頑張れよ」

兄「・・・腐れ縁かぁ・・・やっぱりあの約束は無効なのかなぁ」

~兄は私のことよくわかってるんだね~

兄(・・・当たり前だろ、何年一緒にいると思ってるんだ)

兄(何年、お前を見てきたと思ってるんだ・・・)

兄「・・・」

妹「そういうことかぁ」

兄「うおわっ!いっ、妹!?びっくりさせるなよ」

妹「なんであんな応援してるみたいな態度とってんの?」

兄「はっ?」

妹「だって兄貴と幼馴染みちゃん、昔約束してたじゃん。
大人になったら結婚しようって」

兄「・・・あんなもん、子供と子供の口約束に過ぎないよ」

妹「でも兄貴はそう思ってないじゃん、好きなんでしょ?」

兄「っ!!」

妹「諦めるの?あたしもせっかく二人のこと応援してたのにさ」

兄「・・・諦めるとか諦めないとか、そんなんじゃないよ」

妹「?」

兄「俺はあいつが好きだから・・・あいつが幸せならそれでいいんだ。
あいつの幸せが俺の中になかった、そんだけの話だよ」

妹「・・・」

兄「なら俺に出来るのは、あいつが幸せになれるよう応援することだけだ」

妹「・・・みたい」

兄「っ?」

妹「ばっかみたい、カッコつけてるけど結局それって諦めるってことじゃん」

兄「そうだな・・・はは、我ながら情けない」

妹「ほんとバカだよね、お人好しが過ぎるというか、バカだよ」

兄「さすがにバカバカ言い過ぎだろ、いくら俺でも傷つくぞ」

三点リーダー使わないとか…

妹「でも、そんな兄貴だから・・・」

兄「ん?俺がなんだって?」

妹「・・・なんでもないっ。ようするに兄貴はさ、幼馴染みちゃんにフラれたんだよね」

兄「そんなはっきり言うか・・・正確には、フラれる段階にすらいけなかっただな」

妹「どっちでもいいよ、そっかそっかー」

兄「なんで嬉しそうなんだよ、他人の不幸は蜜の味ってやつか?」

妹「べっつにー?んじゃあたし先行くから」

兄「別に学校同じなんだし一緒にいきゃ」

妹「一人で考えごとしたいんだ、じゃあ」

兄「あっおい・・・なんだあいつ?」

すまん寝る、乗っ取りは自由だ
ありえないだろうが残ってたら頑張る

>>20
俺のもしもしないんだよ三点リーダー

と思ったら寝れん、6時まで頑張る

-そして昼-

幼「ねぇねぇ男達君、よかったらお昼一緒しない?」

男「俺は構わないけど・・・」

MOB「いいぜいいぜ、女の子大歓迎よー」

幼友「じゃあ机くっつけるねー」



兄「さてと・・・」

幼「兄ー!兄もこっちおいでよー、男君いい?」

男「うん、構わないよ」

MOB「えー男はこれ以上いらねえよー」

幼友「そういうこと言わないのー、ほら兄君、あたしの隣空いてるよ」

兄「ああ・・・ごめん、俺学食だから」

幼「購買で買って来たらいいじゃーん」

兄「悪い、今日はどうしても学食のきつねうどんが食いたいんだ」

幼友「あはは、なにそれー」

兄「悪いな誘ってくれたのに、それじゃまた」

幼「あっ、ほんとにいっちゃうのー!?」

兄「またよかったら誘ってくれ」



兄「ふぅ・・・」

兄友「残酷だなぁ、幼ちゃんは」

兄「いきなり隣に現れるなよ友」

兄友「片想いの相手との昼食に自分に片想いしてる相手を誘うとは、考えただけで興奮するわ」

兄「なんでそうなるんだよ」

兄友「どうだ兄、ずっと想い続けてきた幼馴染みが見知らぬ男にNTRされる気分は。
俺に詳しく教えてくれよ」

兄「NTRってなんの略だよ、てか男は見知らぬ男じゃなくてクラスメイトだ。てかさすがに怒るぞ」

兄友「わりっ、さすがに冗談が過ぎたか」

兄「ったく・・・」

兄友「まぁお前なら許してくれるってわかってるからこんなおふざけ出来るんだけどな」

兄「許す代わりにうどん奢りな」

兄友「おk、ちょうどバイト代入ったし何でも奢ってやるぜ。
こうなりゃ失恋やけ食いパーティーと洒落込むか」

兄「学食でんなこと出来るか、つかそこまでは落ち込んでないから」

兄友「ならいいけどな。辛いなら幾らでも愚痴聞くし、何でも付き合うからな。犯罪以外は」

兄「しねぇよんなこと!・・・ありがとな」

兄友「気にすんな親友」

-一方その頃-

妹「・・・」

妹友「妹ー、弁当食べながら何読んでるのさー」

妹「・・・」

妹友「ちょ、無視は酷くない?いじめ、ダメ、絶対」

妹「・・・」

妹友「・・・えーとなになに・・・[男性をおとすテクニック講座]?」

妹「っ!!!覗き込むな!」

妹友「だって暇なんだもんさ、なに?あんたまさか恋してんの?」

妹「んなわけないでしょ、ちょっとした勉強だよ勉強」

妹友「ふーん・・・まぁいいけど、好きな人出来たら言ってねー」

妹「はいはい」

妹(言える訳ないでしょ、何年も前から実の兄貴に恋してるなんて・・・)

-学校終わり、夜-


妹「ふむふむ・・・」

コンコン

妹「なにー?」

兄「風呂お先ー、湯が冷める前にはいっちまえよー」

妹「わかったー」

-数時間後-

妹「・・・ぐはぁ」

妹「腕に抱きついてみるとか不可能・・・髪型かえたっていつも通り「髪かえたんだな」で終わるだろうし・・・」

妹「っ!お弁当・・・そう言えば兄貴いつも購買か学食だったよね」

妹「・・・明日頑張ってみよう、うん」

コンコン

妹「なにー?」

兄「母さんがいい加減風呂入れって怒ってるぞー」

妹「へっ?うわ、もう10時前!?」

兄「んじゃ俺先寝るな、おやすみー」

妹「お、おやすみー」


妹(兄貴は幼馴染みちゃんにフラれたんだから、もう我慢する必要ないんだ)

妹(あたしが兄貴を好きになってもいいんだ・・・へへっ)

妹「えい、えい、っおー」(小声)

よし6時になった、寝るわ

いもかわぺろ

まだ残ってたとは・・・10時にバイト終わるからもう少し待ってくれ

合間合間にしこしこ書きためとく

妹「はぁ…とは言ったもののどうしたらいいのかなぁ」

妹「…」ブクブク

妹「お風呂出たらお兄ちゃんの部屋に行ってみよ!」ザブーン

_________

ガチャ

妹「お兄ちゃん…?」

兄「スースー」

妹「良かった、寝てる」ヌギヌギ

妹「(あの本で読んだことを生かす時がきたかな!)」ヌギヌギ

妹「ちょっと失礼するね…」ボソ

バイト終わった途端誰か書いててワロタ

俺が書かなくていいなら助かる
風呂入ったら知り合いんとこ直行なので

>>111
>>109なんてほっといて書いてくれ

よしわかったありがとう

ただ>>111で言った通りだから書きため(しかも少ない)なくなったらかなり遅くなるのは許せ

兄「ふあぁ~・・・よし寝る・・・っと、電話?幼からだ」

兄「もしもしー」

幼「ちょっと兄ー今日の昼なんで付き合ってくれなかったのよー」

兄「昼?ああ、昼食のことか。きつねうどんが食いたかったんだよ」

幼「兄がフォローしてくれると思って勇気出したのにー。緊張して全然話せなかったじゃん」

兄「・・・」

兄「バカだなぁお前は」

幼「なんでよー」

兄「男の前で俺と仲良くしてたら、そういう仲って勘違いされるぞ」

兄…

幼「そういう仲って?」

兄「だからそりゃ・・・付き合ってるって」

幼「えっ?あはは、それはないって」

兄「俺達がそう思ってても、周りは違うかもしれないだろ」

幼「大丈夫大丈夫、今日男君から仲良いの?って聞かれたときにただの幼馴染みって言っといたからさ」

兄「・・・そうか」

幼「うん、だから安心してよ」

兄「けど、やっぱり男の前で俺と仲良くするのは良くないと思うぞ」

幼「まだ言うのそれー」

兄「お前だったら、自分の前で他の女とべらべら喋ってる男を好きになるか?」

幼「うーん・・・ならないかも」

兄「だろ?それに仮に男がお前に好意を持ってたとして、他の男と仲良くしてたら面白くないだろうしな」

幼「・・・わかった、気をつける」

兄「ああ、今みたいに電話やメールでなら幾らでも相談乗るからさ」

幼「うん、ありがとうね兄」

兄「ああ、それじゃそろそろ寝るから」

幼「うんっ、おやすみっ」

兄「おやすみ」プツッ


兄「はぁぁ~・・・やっぱきつい。さっさと寝よ」

-次の日-

兄「んじゃいってき―」

妹「ああっ兄貴、待って待って」

兄「っ?なんだよ」

妹「一緒に行こうよ、後ちょっとで準備終わるから」

兄「別にいいけど、昨日は一人で先行ってたじゃん」

妹「昨日は考えごとがあったから、それじゃ待っててね」

兄「わかったよ」



妹「お待たせー、行こ」

兄「何気に10分近く待ったぞ、昨日幼に言い聞かせたから先に行ってるとだろうし、別にいいけど」

一応トリつけとくわ

妹「はい、兄貴」

兄「ん?なんだこれ、弁当?」

妹「うん、兄貴いつも学食とか購買じゃん。
それじゃ栄養片寄るしお金もったいないでしょ?」

兄「まぁそうだが、それでわざわざ俺の分まで作ってくれたのか?」

妹「別に一人作るのも二人作るのも変わんないし。
むしろ、今まで作らなくて・・・ごめんね?」

兄「そんなのお前が謝ることじゃないよ。助かる、ありがとな」
妹「まっ、浮いたお金でなんかプレゼントでもしてよ」

兄「バカ言え、んじゃ行くか」

妹「うん」

俺の妹とこの妹交換しない?

>>142
いいよ

幼「おっそーい!」

兄妹「っ!?」

兄「びっくりしたー、幼?お前先行ったんじゃ・・・」

幼「私一言もそんなこと言ってないよー」

兄「いやだって昨日・・・」

幼「別に朝から男君と学校行ける訳じゃないし、いいでしょ?」

兄「・・・はぁ、わかったよ。行こう」

幼「なによそのため息ー・・・あっ、妹ちゃんおはよう」

妹「・・・おはよう」

幼「妹ちゃんも一緒?なんか小学校以来だねー」

妹「そうだね・・・幼ちゃんってさ」

幼「なに?」

妹「勝手だよね、ほんと」

幼「えっ・・・?」

妹「なんでもない、でもあたしはもう我慢しないから」

兄「おーいお前ら、さっさとしないと遅刻するぞー」

妹「待ってよ兄貴ー」

幼「あっ・・・」

幼(私ってもしかして・・・妹ちゃんに嫌われてる?)

-昼-

幼「男くーん、今日も一緒いいー?」

MOB「なんだよ幼ー、男目当てかよー」

幼「あはは、ごめんごめん。もちろんMOB君もねー」


兄「さてと・・・」

兄友「兄ー、学食行こうぜー」

兄「おう、ちょっと待ってくれ」ゴソゴソ

兄「よし、いくか」ガタッ

兄友「ちょっと待て」

兄「なんだよ、早くいかないと席なくなるぞ」

兄友「その風呂敷に包まれた怪しげな物体だ」

兄「怪しげなって・・・ただの弁当だよ」

悪い、明日は早いのでそろそろ寝るす

      ピザって10回言ってごらん
            , ───── 、
             |  ここは?  |
            `ー──r── '
               ∧_∧
              (゚д゚  )

             /⌒     ⌒i
       ___/ /|       | |
      /  ___/ |      | |
      i_i-'  ____|      | |
     \  /         ヽ__っ

    ─   {   ,ー―‐‐ヽ   |
     /  \  \    |   |
          \  \  |   |

                 |   |


                 |  _           \    \\
                 | ̄            \   /
                 |                /
                   ̄ ̄           ̄ ̄
                                  /\___/ヽ
    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
     `'<`ゝr'フ\                  +  |(●),   、(●)、.:| +
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                   |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
  


           円   円

         環        環
       の    , -─-、    の
     保       ,マミ-─-'、     保
    守     ν*(ノノ`ヽ)     守
            ξゝ゚ω゚ ノξ      
             / 巴 \
    円    ((⊂ )  キノ\つ))   円
    環     ∠/r'⌒ヽ      環
     の      ヽ ヘ }     の
       保    ノノ `J    保
         守          守
                

お前らやめろよ・・・保守してんじゃねえよ・・・
書かざるを得なくなるだろうがよ!


書きためないからゆっくりペースだが勘弁な

兄友「それだよ!何でお前弁当持ってんだよ!」

兄「何でって、妹が作ってくれたんだよ」

兄友「あっなーるほど、妹ちゃんかー安心した安心した。
俺はてっきり幼ちゃんにフラれたショックで別の女に走ったかと」

兄「ぶん殴るぞ、だいたいいきなり彼女作れる程俺モテねえし」

兄友「だよなだよなー、うんうん」

兄「頷かれるとそれはそれで腹立つな。ほら、俺も学食で食うからさっさと行こうぜ」

兄友「けどよー、お前弁当持ってんなら、幼ちゃん達に混じってくりゃいいじゃん。
ほら、幼ちゃんも助けが欲しそうにちらちらこっち見てるぞ」

兄「俺の気持ちわかってて言うから凄いよお前・・・。
ていうか、別に男と仲いい訳でもないし、あの場で俺に出来ることなんかねえよ。
だいたい・・・」

兄友「だいたい?」

兄「俺があっちいったらお前一人で学食だぞ」

兄友「前言撤回だ、お前は決してあっちにいくなよ、絶対だぞ」

兄「最初からそう言ってんだろ、いい加減行くぞ。お前とのコントは疲れる」

兄友「はははっ、そう言いながらも付き合ってくれるだろ?さすが親友」

兄「はいはい」

-学食-

兄友「あーやっと食えるぜ、お待たせ兄・・・?」

兄「・・・」

兄友「なんだよ、随分嬉しそうじゃんお前。妹ちゃんの愛が詰まった弁当がそんなに嬉しかったのかよ」

兄「変な言い方すんな。それもだけど、だし巻き卵が入ってんだよ」

兄友「それが?」

兄「いや、大好きなんだよ俺」

兄友「そんな周りが見たら軽く引きそうなレベルでニコニコ顔になるほどに?」

兄「なんかさぁ、だし巻きが弁当箱に入ってるだけでその日1日幸せにならねぇ?」

兄友「いや、そこまでは・・・」

兄「妹に感謝感謝だ。いただきます!・・・うまい!」

兄友「そ、そりゃよかったな」

兄「毎日自分の弁当作ってんだから当たり前だろうけど、料理上手いんだなぁあいつ」

兄友「・・・な、なんかお前見てたら俺も食いたくなってきたぞ」

兄「やらないからな」

兄友「せっせめてウィンナー一個」

兄「やらん」

兄友「くそぉ・・・」

-方その頃-

妹(兄貴弁当食べてくれたかなー、口に合わなかったりしなかったなぁ)

妹(今回は特に美味しく出来たし、兄貴の好きなだし巻きも入れたし大丈夫だとは思うけど)

妹友「いやーほんと・・・」

妹「っ?なに?」

妹友「完全に恋する乙女の顔になってんねーあんた」

妹「まだ言ってんの?違うってば」

妹(ふふ、喜んでくれたらいいなー)

妹友「そんな笑み浮かべて言われても説得力ないっての・・・」

風呂飯タイム

-放課後-

兄友「んじゃまた明日な」

兄「ああ、部活頑張れよ」

兄友「おうっ」

兄「ふぅー終わった・・・帰るか」



妹「あーにきー!」

兄「ん?どうした妹ー」

妹「よかったーまだいて、これからどっか寄ったりする?」

兄「いや、普通に帰るつもりだけど」

妹「んじゃさ、一緒に帰ろ。あたしもとくにいくとこないし」

兄「ん、そういや弁当美味かったよ。ありがとな」

妹「ほんと?よかったー、だし巻きはどうだった?」

兄「超美味かった、おかげで1日幸せだったぞ。
よく俺がだし巻き好きってわかったな」

妹「だって兄貴、小学校の頃運動会やらピクニックやらで弁当の中にだし巻きがあるたんびにテンションあげてたじゃん」

兄「そうだったか?」

妹「うん」

兄「マジか、今思えばちょっと恥ずかしいな」

妹「あはは、そうかもね」

兄「んじゃ・・・・・・」

妹「兄貴?あっ・・・」


幼「男くーん、一緒に帰ろー」

男「いいよ、どっか寄ってく?」

幼「ほんと!?それじゃ私マック行きたいかも!」



妹「兄貴・・・」

兄「んっ?」

妹「んっ?って・・・大丈夫なの?」

兄「なにがだよ、さっさと帰ろうぜ」

妹(・・・バカ)

妹「やっぱりあたし、ちょっと寄っていきたいとこある」

兄「そうなのか?しゃあない、んじゃ俺は―」

妹「兄貴もついてきてよ」

兄「へっ?なんでだよ」

妹「荷物持ちだよ荷物持ち、弁当作ったんだしそれぐらいいいでしょ」

兄「っつわれてもなぁ・・・おわっと」

妹「ほら、ごちゃごちゃ言わないでくる。どうせ家いてもやることないじゃん」

兄「・・・」

妹「やっぱ・・・だめ?」

兄「・・・わかったよ、いくよ」

妹「よし、んじゃいこう!」

すまん、そろそろ限界だし明日も早いから寝る

はやけりゃ夕方には来る、おやすみ

そこまでフルボッコされたら書かん訳にいかんな

キリいいとこまで頑張る

話のペースがゆっくりなのは自覚してるが早くしようとすると糞化する悪寒が

-ショッピングモール的何か-

妹「あっこの服かわいいー」

兄「・・・」

妹「このぬいぐるみ部屋に飾りたいなー」

兄「・・・」

妹「あはは、なにこの人形」

兄「・・・なぁ」

妹「うわ、この帽子おしゃれー」

兄「おい妹」

妹「ん、なに?」

兄「なにって・・・荷物持ちって言いながら、お前さっきから何も買ってないじゃないか」

妹「あー・・・あははっ、実は今お金そんなないんだよね」

兄「はぁっ?なんだそれ」

妹「まぁまぁ、こういうとこは見てるだけでも楽しいじゃん」

兄「・・・」

妹「おっ、怒った・・・?」

兄「・・・ップ」

妹「へっ?」

兄「あはははっ!全く呆れ返るよお前には」

妹「もう、そんな笑わなくてもいいじゃん」

兄「悪い悪い。ほら、いろいろ見て回るんだろ」

妹「・・・うん!次あそこの雑貨屋はいろ」

兄「わかったよ」

妹「あっ・・・」

兄「どうした?」

妹「えーと・・・」

妹(うう、買いたいけどこれ買ったら今月キツいよなー)

兄「なんだよ、財布とにらめっこして。なんか買いたいもんでもあったのか?」

妹「う、ううん。よくみたらそんな可愛くないし」

兄「・・・その指輪か」ヒョイッ

妹「あっ、兄貴・・・」

兄「すいません、これくださーい」

店員「はい、2000円になります」

兄「はい」

店員「2000円丁度お預かりします、ありがとうございましたー」

妹「・・・」

兄「ほらっ」

妹「あっありがとう・・・でも」

兄「生憎、誰かさんがこれから毎日弁当作ってくれるらしくて金が浮いてんだ。
特に使い道もないしな」

妹「いいの・・・?」

兄「美味い弁当と、気を遣ってこんなとこに連れ出してくれたお礼だ」

妹「ば、バレてたの?」

兄「気付いたのはさっきだけどな。ありがとな、ほんと」

妹「う、うん」

兄「はぁ、情けないよなぁ俺。妹のお前にまで気を遣わせて」

妹「そっそんなこと・・・」

兄「ごめんな」

妹「・・・ううん、謝らなくていいよ」

兄「出来るだけ早く、お前を心配させないよう立ち直るからさ。しばらくは勘弁な」

妹「うん・・・」

兄「んじゃそろそろいい時間だし家帰るか。腹も減ったしな」

妹「そうだね・・・うん、兄貴」

兄「うん?」

妹「ありがとっ」

兄「おう、どういたしまして」

-夜、妹の部屋-

妹「・・・」ジーッ

妹「えへへっ」

妹(指輪、買ってくれた・・・嬉しいな。明日学校つけてこうかな)

妹「・・・」キュッ

妹「さっ、さすがに左の薬指につけるのは不味いよね」キュポッ

妹「・・・」キュッ

妹「えへへへへ・・・今日はこのまま寝ちゃおうかな」



妹「おやすみ、兄貴」

すまん、ガチで限界


寝ます、申し訳ない

ホップ  

今来た参上
みんなオハヨウさん

っし

f

いのかな

保守ついでに一文字文章やらないか

出掛けて来るんでアトヨロ

保守

-翌日-
妹「・・・」ニコニコ

妹友「あらららら、指輪眺めてまぁ締まりのない顔しちゃって」

妹「可愛いでしょ」

妹友「そりゃまあかわいいけど。んで、誰に買って貰ったのよ」

妹「誰にって・・・自分で買ったの」

妹友「あんたついこの前今月苦しいって言ってたばっかじゃん。買い物全然出来ないって」

妹「うっ」

妹友「ははぁん、さては例の思い人ですな」

妹「なっ・・・だからそんな人いないって」

すまん食い残した弁当食ってたら母親に「ご飯食べるか携帯弄るかどっちかにしなさい」って言われた、ごもっとも

妹友「とぼけなくっていいって、最近のあんたの様子見てたら一目瞭然だし」

妹「だっだから・・・」

妹友「で、誰なの?同じ学校?」

妹「べ・・・別に、誰だっていいじゃん。つうか好きな人なんていないし」

妹友「頑固だねーあんたも・・・まぁいいけどさ。一つだけいい?」

妹「なにっ?」

妹友「細かいアプローチだけじゃ伝わんないよー、男って案外鈍いからさ」

妹「・・・なに言ってんのあんた」

妹友「いいからいいから、黙って先輩のアドバイスを聞きな」

妹「先輩って・・・」

妹友「あんたのことだからどうせ一緒に登校とか帰宅とかちまっこいことばっかしてんでしょ。後あんた割りと料理好きだしお弁当作るとか」

妹(なんでそんな見事に言い当ててんのよ)

妹友「相手としてはその指輪は、お弁当作ってくれたお礼程度にしか思ってないわよ」

妹(まぁ・・・そうだろうなぁ)

妹友「要するに、そんなことを続けてても距離は縮まらないわよー。むしろだんだんそれが当たり前になってなんとも思われなくなるわね」

妹「・・・」

妹友「丁度明日から土日、ここらで一発相手に、自分が好意を持ってること意識させなきゃ」

妹「どうしろってのよ」

妹友「決まってんでしょ、デートよデート。デートに誘いなさいな」

妹「でっデート!?」

妹友「そう、誘ってオッケー貰えたら脈ありよ」

妹「貰えなかったら・・・?」

妹友「これからのアプローチ次第だけど、まぁ望み薄ね」

妹「うー・・・」

妹友「まぁ指輪買ってもらえたんだし、断られることはないでしょ」

妹「うっうん、頑張る」

妹友(いつの間にか全く否定しなくなったわね・・・ていうかどうしようこの子かわいい。
これをフる奴がいたらそいつの気がしれないわ)

妹(で、デートかぁ・・・うん、がっ頑張ろう)

兄「くしゅんっ・・・あー鼻がむずむずする」

兄友「今日もお前は妹ちゃんの愛が詰まった弁当で、俺は学食のカレーうどんかぁ・・・世知辛いなぁ!」

兄「変な言い方すんなっつうの、そういうんじゃねえから」

兄友「当たり前だろ、もしそうだったら大問題だ」

兄「だったら最初から言うんじゃねえよ・・・なんかさ」

兄友「うん?」

兄「俺が・・・幼の事を好きだったのを、妹も知ってたみたいでさ」

兄友「あー・・・」

兄「それで、気を遣ってくれてるみたいでさ・・・はぁ、全く情けない」

兄友「出来た妹だなほんとー・・・お前さぁ」

兄「うん?」

兄友「それはなんかお礼すべきじゃね?」

兄「お礼かぁ、そうだよな。なにをすればいいと思う?」

兄友「休日にでも遊びに連れてってやれよ」

兄「そうか、丁度明日から土日だな」

兄友「ちなみに明日は俺とカラオケだぞ」

兄「なんでさも前から決まってたことみたいに言ってんだよ、初耳だぞ」

兄友「そりゃ今決めたからな」

兄「さっきの遊びに連れてってやれってのはどこにいった」

兄友「だから、明日は俺とカラオケ行って日曜妹ちゃんを遊びに連れてってやればいいじゃねえか」

兄「あのなぁ」

兄友「頼むよー、明日全くやることねえんだ。部活も休みだし、付き合ってくれよ」

兄「わかったよ、最近行ってなかったしな」
兄友「やりぃ、さすが兄!」

兄(遊びに・・・か、どこ連れてきゃいいだろうな)

-夜-

兄「あっ妹、風呂お先ー」

妹「はーい」

兄「・・・」

妹「・・・」

兄(丁度いいし、今誘っとくか)

妹(い、今ならお母さんもお父さんいない。誘お・・・っかな)

兄「「あのさ」」妹

妹「あっ、えと・・・兄貴から先に言いなよ」

兄「いや、お前から先に言ってくれ。俺の用事は大したことないから」

妹「うっうん、わかった・・・あのさ」

兄「ああ」

妹「よかったらだけど・・・明日二人で、デ・・・ごほんっ、映画でも見に行かない?」

兄「あー・・・悪い、明日は友と二人でカラオケなんだ」

妹「あっ・・・そっか・・・」

妹(うう、兄妹だし当たり前だけどやっぱ望み薄だよぉ・・・)

兄「ほんとごめんな」

妹「うっううん、兄貴の用事は?」

兄「っとそうだ、日曜さ・・・あっ」

妹「?」

兄「お前、見たい映画って決まってるか?」

妹「えっ?い、一応これが見たいってのはあるけど」

兄「それって日曜もやってるか?」

妹「うん」

兄「お前の予定が空いてたらだけど、よかったら日曜にその映画見に行かないか?」

妹「いっいいの!?」

兄「ああ、元々俺も、日曜に遊びに行かないか誘うつもりだったからさ。
お前がどこに行きたいか決まってるなら、むしろ助かるよ」

妹「そうなんだ・・・」

兄「それで、日曜いけるか?」

妹「もっもちろん!・・・」

兄「?」

妹「・・・やったー!」

兄「はは、そんな見たかったのか。よかったよかった」

妹「えっ?あっ、あははっそうなんだ」

兄「よし、んじゃ日曜な。
そんじゃ俺、先寝るよ」

妹「うん、あたしもお風呂入ってすぐ寝るよ」

兄「ああ、おやすみ」

妹「おやすみ」


-兄部屋-

兄「しっかしあんなに喜ぶとは、そんなに映画見たかったんだな、妹のやつ」

兄「・・・あの妹、なんか可愛かったな」

兄「ってなに考えてんだ俺は!妹だぞ!バカで生意気で・・・いや、割りと誇らしくなる程出来た妹だけど」

兄「ああもう!さっさと寝る!」

-風呂-

妹「・・・」チャプン

妹「兄貴と映画、日曜に・・・デート」

-元々俺も、日曜に遊びに行かないか誘うつもりだったからさ-

妹「へへ、兄貴もあたしを、誘ってくれるつもりだったんだ・・・えへへ」

-誘ってオッケー貰えたら脈ありよ-

妹「脈あり・・・かな」

妹「あはは、ないない。だって兄妹だもん、別に一緒に映画行くなんて兄貴にはなんでもないことで」

妹(・・・でも嬉しいなぁ)

妹「脈あり・・・だったらいいなぁ。もうっ、日曜が待ちきれないよ」チャプン

-日曜日-

兄「妹ー、まだかー」

妹「もうちょい待ってー」

兄(兄妹で映画見に行くだけなのに、女ってのはほんと準備に時間がかかるんだな)

妹「お待たせ」

兄「おう、んじゃ・・・・・・」

妹「・・・どうしたの?」

兄「いっいや、行くか」

妹「えっ、うん・・・」

妹(張り切ってオシャレしたんだけどなー、やっぱ妹がオシャレしようと兄貴は気にならないか)

兄(恐るべき破壊力、これ相当モテてるんじゃないか?妹なのになんか意識してしまいそうだ)

兄「んで、今日見る映画はどんなのなんだ?」

妹「えと、ラブストーリーなんだけど、○○ってやつ」

兄「ああ、なんか最近CMで見た気がするな、面白いのか?」

妹「前情報なしで見るつもりだったから内容はあんまり知らない。けど、見てみたいなーって」

兄「ああ、お前昔からネタバレとか超嫌いだもんな」

妹「うん、CMの意味ありげな宣伝も好きじゃない」

兄「開けて見るまでわからないか、なんか楽しみになってきたな」

妹「けど大丈夫?言っときながらなんだけど、兄貴がラブストーリー好きじゃなかったら全然かえるよ?他にも見たいのあるし」

兄「別に嫌いじゃないから、大丈夫だよ」

妹「ほんとに?」

兄「おう、むしろどんな話かわくわくしてきたぞ」

妹「よかった、せっかく二人でお出掛けなのに、兄貴が楽しめなかったら意味ないもんね」

兄「俺より、お前が楽しんでるかどうかのほうが重要だろ」

妹「あたしは、兄貴と遊びに行けるだけで充分だから」

兄「へっ?」

妹「えっ・・・ああいや、兄妹仲を深めるのもたまにはいいんじゃないかなってことで」

兄「あっああ、そうだよなうん、わかってるよ」

妹「・・・」

兄「・・・そういやさ」

妹「っ?」

兄「指輪、つけてるんだな」

妹「あっうん、兄貴が買ってくれたやつだから、嬉しくて」

兄(・・・なんだろうこいつ、天然なんだろうか)

兄「まっまぁ、喜んで貰えたならよかったよ」

妹「うん、ほんとありがと」

兄「お安いご用だ、っと。ちょっと急がないと昼の放映に間に合わないな。
速足になるが大丈夫か?」

妹「うん、楽しみで待ちきれない、早く行こ」

オラもワクワクして来たぞ

-映画館-

妹「それじゃあたし、チケット買ってくんねー」

兄「おう、んじゃ俺は飲み物でも、コーラでいいか?」

妹「うん」

兄「んじゃほら、チケット代」

妹「えっ、いっいいよ、あたしから誘ったんだから」

兄「お前が言わなかったらどっちみち俺が誘ってたんだし、だいたいお前金ないだろ」

妹「うっ」

兄「素直に甘えとけ」

妹「・・・ありがとう」

兄「んっ」

妹「よかったー、隣同士の席確保出来て」

兄「結構人気なんだろ?予約なしで買えたのはラッキーだったな」

妹「ほんとにね」

兄「でも結構はじっこの方だな、よかったのか?ちゃんとみたいならお前だけでも出来るだけ真ん中の方に」

妹「ううんいいの、ここからでも充分見れるし。それにあたしは、ここがいいの」

兄「そっか、ならいいよ」

妹「うん、あっ始まるよ」

兄「だなっ、楽しみだ」

-上映中-

妹「・・・」

兄「・・・」

妹(主人公が昔結婚を約束した幼馴染みが大人になって忘れ、他の男と付き合ってるって・・・)

妹(まんま兄貴の状況じゃん!)

妹(しかも約束した二人を祝福して引いてたもう一人の幼馴染みが主人公に迫るって・・・)

妹(若干違うけどあたしじゃん!)

妹(どうしよー完全に選択ミスだよぉ、兄貴の傷抉るみたいなことして)

兄「・・・」

妹(あうぅ~・・・)

映画見終わったあたりでうつったら?

ちょっと休憩

続きネリネリしつつ風呂飯

>>529
移るって、SS速報に

;;;

-映画終了-

妹「ぁ~ぁ・・・」

妹(よりにもよって最後の最後で結局約束を思い出した幼馴染みと結ばれるなんて)チラッ

兄「・・・」

妹(おまけに兄貴の傷まで・・・どうしよぉ絶対怒ってるよぉ)

兄「・・・」

妹(嫌われちゃったかな・・・)

兄「・・・はぁ」ペシン

妹「いたっ、ちょ、兄貴?」

兄「なに一人でしょんぼりしてんだよ」

妹「だって、さっきの映画」

兄「流石に映画の内容に照らし合わせる程自分に酔ってねえよ」
妹「でも・・・」

兄「でももだってもなしだ、俺なら問題ない。割りと面白かったしな。
それに言っただろ、俺よりお前が楽しめてるかどうかのほうが重要だって。
お前が楽しめなきゃ、せっかく遊びに来た意味がないよ」

妹「えっ・・・?兄貴、それってどういう・・・」

幼「あっれー?兄と妹ちゃんー?」

兄妹「!!」

兄「幼・・・と、男」

男「やぁ、兄君」

幼「二人とも、ここでなにしてんの?ってそりゃ映画見に来たんだよね。なにみてたの?」

兄「・・・ああ、○○だよ」

幼「うそ、今やってたやつ?私達もそれ見てたんだ」

兄「そうか」

幼「よかったよね、すっごい」

兄「うんまあ、なかなか面白かったよ」

妹「・・・」

幼「あっ、そうだ!これから二人でご飯食べてから帰ろうって話してたんだけど、よかったら二人もどう?
男君、いいかな?」

男「うん、全然構わないよ」

兄「えっと、どうしようかな」

幼「いいじゃーん、一緒に行こう―」

妹「いい加減にしてよ!」

兄幼男「っ!!?」

兄「い、妹・・・?」

妹「あんたは・・・」キッ

幼「っえ?」

妹「あんたはどれだけ・・・っく!」ッダ

兄「妹!悪い二人とも、またな!」

幼「えっ!?兄・・・行っちゃった」

男「びっくりしたな、なにか悪いことしてしまったのかな」

幼「男君は悪くないよ、多分私、妹ちゃんに嫌われてるんだと思う。なんでだろ」

妹「はぁ、はぁ・・・」

兄「いもうとー!」

妹「あにっき・・・」

兄「いきなりどうしたんだよお前、怒鳴ったりして。面食らってたぞあの二人」

妹「なんでなにも言わないの?」

兄「えっ?」

妹「なんで怒んないの!?あんなに酷いことされてるのに、なんで文句の一つもいわないの!?」

兄「・・・って言われてもな。幼は俺の気持ちを知らないんだし、しょうがないだろ」

妹「だからって・・・」

兄「お前が気にする必要はないよ。
さっき俺、普通に会話してただろ?もう大丈夫なんだよ」ポンッ

妹「あっ・・・」

兄「ありがとな、こんな情けない兄貴のこと気にかけてくれて。
もう、それだけで充分だよ」ナデナデ

妹「・・・」

妹(手が・・・震えてる)

妹(なんで?なんでこんな優しいのに、相手が約束忘れても、そっと応援する程お人好しの兄貴が、こんな苦しまなきゃならないの・・・?)

妹(あたしが・・・あたしが少しでも、兄貴の苦しみを・・・和らげられたらいいのに!)

妹「兄貴・・・」ギュッ

兄「えっ・・・」ドキッ

妹「あたしが・・・いるよ」ジワッ

兄「・・・」

妹「あたしがいるから、だから・・・苦しかったら、ちゃんと言って?」

妹「苦しいのに、辛いのに、一つも文句を言わずにただ耐えてる兄貴を見てるのは・・・辛いよ」

にぃにぃ~

兄「あっ、う・・・」

兄(なっなにドキドキしてんだよ、妹だぞ?おかしい、絶対おかしいぞ俺)

兄(おかしい・・・けど、なんでだろうな。
ドキドキしてる筈なのに、凄く落ち着く。)

兄(さっきまで、泣きそうなのを必死にこらえてたのに・・・心が凄い楽だ・・・)

兄(それもこれも全部目の前にいるこいつのお陰で、なんでこいつはこんなに俺のこと・・・)

兄(兄妹だからか?わかんないけど・・・今はただ、妹の優しさに感謝したい。それに応えたい)

兄「妹・・・ありがとう」ギュッ

妹「うん・・・」ジワァ

兄「俺・・・強くなるよ、もっと。お前がくれる優しさを、少しでも返せるように」

妹「うん・・・うんっ・・・!」

妹友が妹に惚れちゃう展開希望

>>578
イラン杯

兄「ははっ、なんでお前が泣いてんだよ」グシッ

妹「兄貴が、泣かないからだよ」グスッ

兄「そうだな・・・俺が泣かないですんでるのも、お前のお陰だな」

兄「うん・・・もう大丈夫だ。俺はもう、大丈夫だよ」

妹「本当に・・・?」

兄「ああ」

妹「辛かったら、ちゃんと言ってね?」

兄「ああ、ちゃんと言う」

妹「うん・・・それじゃあ、帰ろ」ニコッ

兄「だな、腹も減ったし」

妹「今日お母さんもお父さんも遅いよね、あたしがなんか作るよ」

兄「お前料理うまいもんなー、期待出来そうだ」

妹「あんまり期待されても困るよー」

兄「お前なら大丈夫だって」

妹「過大評価しすぎ!・・・」

兄「どうした?」

妹「あのさ、このまま家帰るまで・・・手ぇ繋いでても・・・いい」

兄「っ」ドキッ

兄「・・・ああ、構わないよ」

妹「へへ、ありがと」

兄「お安いご用だ」

妹「それじゃ何作ろうか、何食べたい?」

兄「そうだなー・・・」

兄(こいつは俺の妹で、妹の筈で、本来なら意識する訳がなくて、意識していい訳がなくて)

兄(なのに、今の俺にとって妹は、ただ可愛い女の子にしか、思えなかった)

漸く序盤終了もとい兄妹フラグ立て完了


こっから先の展開を練る時間を少しくれ

ジョバンニ・・か
今後に期待 乙

-だいたい二週間後-

妹「昨日の漫才面白かったよねー」

兄「そうかー?俺はあんまり好きじゃないなああいうボケは」

妹「うそー、面白かったけどなー」


兄友「いよぉおはよー兄」

兄「おう、はよ友」

妹「おはよう兄友君」

兄友「妹ちゃんもおはよ、うんうん日に日に可愛くなってくねぇ」

妹「あはは、ありがと」

兄友「あらららら、眼中なしですか、ちょいショック」

妹「ええっ!?ご、ごめんなさい」

兄「こらこら、あんまり妹をからかうなよ友」

兄友「わりわり、妹ちゃん反応が面白いからつい」

兄「ついじゃねえよ、行くぞ。
それじゃ妹、また放課後な」

妹「うん、ちゃんと弁当食べてね」

兄「当たり前だろ、ありがたく頂くよ」

兄友「・・・」

兄「・・・?なんだよ友、さっさと行くぞ」

兄友「おっおう、じゃあな妹ちゃん」

妹「じゃあね」


兄「友、今日数学だぞ。お前ちゃんと課題やってきたか?」

兄友「・・・」

兄「友?」

兄友「なんか最近さぁ、お前妹ちゃんとやけに仲良くね?」

兄「はっ?」

友「ガキの頃から仲はよかったけど、さすがに最近みたいにべたべたしてなかったぞ」

兄「べたべたなんかしてないぞ、何言ってんだよ」

カっカンパレルラ~~

兄友「いいやしてるね、事情を知らない奴がみたらバカップルと思うレベルで・・・っは!」

兄「なんだよ」

兄友「お前まさかマジで妹ちゃんに惚れちまったのか!」

兄「はぁっ!?」

兄友「落ち着け兄、考え直せ。確かに妹ちゃんは可愛い、そんじょそこらにいる女の子より遥かに可愛い、がしかしだ。
いくら可愛いと言っても相手は血の繋がった妹だぞ、とにかく落ち着いて考えなお―」

兄「ていっ」デュクシ

兄友「オウフ」

兄「落ち着いたか?」

兄友「おっおう・・・正直すまんかった」

兄友「けどよぉ、やっぱり最近のお前らはちょっと仲がよすぎると思うぜ?」

兄「まだ言うか」

兄友「俺はお前らを昔から知ってるからまだいいが、下手したら本当にそういう勘違いをする奴が出てくるぞ」

兄「あのなぁ、別に勘違いされようと、実際はそんな事実はないんだし」

兄友「本当にか、本当に妹ちゃんのことを欠片も意識しちゃいないと言えるか?」

兄「ああ」

兄友「ほう・・・?では妹ちゃんのことを、可愛いだなんて全く思ったりしないんだな?」

兄「べっ、別に思わねえよ」

兄友「はい動揺した。デデーン!あにー、アウトー」

兄「いい加減怒るぞ」

兄友「あはは、わりわり。けどこいつはまぁ一応の忠告だ、道を踏み外さねえようにな」

愛は次元すら超えるのさ

幼「おはよー兄、兄友君」

男「おはよう、二人とも」

兄「ああ。はよ幼、男」

兄友「おお、おはよ幼と男」

MOB「うぉーい男ー、ちょい数学の宿題移させてくれよー」

男「ああわかった、それじゃあね幼さん」

幼「うん、また昼休憩に」

兄「へぇ、もう朝一緒に登校するまでになったんだな」

幼「へへ、頑張りました」

兄「おう、その調子だ」

兄友「・・・」

幼友「おーい幼ー」

幼「あっはーいなにー?」

兄「ふあぁ~ねみ・・・」

兄友「・・・」

兄「・・・なんだよ、さっきからこっちみて」

兄友「・・・吹っ切れたんだな、お前」

兄「なにが」

兄友「前は幼ちゃんと男が一緒にいたら少なからず動揺が顔に出てたのに、今はずいぶん自然だったぜ」

兄「なんかお前に見抜かれてるってのが腹立つ」

兄友「そりゃないぜ親友・・・っと、まぁ冗談抜きにして、よかったよ。お前いつも苦しそうだったしな」

兄「ああ・・・ありがとな、友」

兄友「おう、学食のカツ丼定食奢りで構わないぜ」

兄「なんでだよ!」

up

-妹のクラス-

妹「ふんふふ~ん」

妹友「なーんつうか、最近あんた本当に楽しそうねー」

妹「そう?」

妹友「うんうん、生き生きしすぎて逝くんじゃないかと不安になるくらい」

妹「面白くもなんともないよ、それ」

妹友「別にギャグで言ったんじゃないっての。
なんつうか、刺々しさが大分なくなった感じ」

妹「別に元から刺々してないけど」

妹友「じゃあ言い方変えるわ、なんというか、うーんと・・・ふわふわになったというか」

妹「余計わかんなくなったんだけど・・・」

妹友「とにかく!どうせ例の思い人との間になんかあったんでしょ」

この時間落ちるの早すぎガチで

妹「えっ?べっ、別にないって」

妹友「おっ、いつもの妹だ。さて何があったのか言いなさい。
ていうかこの前のデート結局どうだったのよ」

妹「別にデートとかそんなんじゃ、ただ二人で映画見に行って、それで・・・」

妹友「なんでそこで一瞬悲しくなった後嬉しそうにはにかむ。萌えキャラなんてあたしは断じて認めないわよ」

妹「何いってんの友」

妹友「はぐらかさないで、何があったのか教えなさいよ。アドバイスしてあげたんだしそれくらいいいでしょ」

妹「本当になんにも・・・でも」

妹友「でも?」

妹「手・・・繋いだ・・・」

妹友「それで?」

妹「それだけだよ」

妹友「はっ?嘘おっしゃい、なんかあったでしょ、キスとか」

妹「きっキス!?ななないない!あり得ない!」

妹友「あんたの中でキスはどんだけハードなのよ・・・それじゃ本当に手を繋いだだけ?」

妹「あっそれと、前より優しくなったなぁ。それによくあたしを気にかけてくれるようになった・・・」

妹友「・・・ちょ、ちょっと待ってよ。そうなる迄の過程を知りたいんだけどあたしは」

妹「だから映画みて、手を繋いだんだってば」

妹友「・・・それだけ?」

妹「うん」

妹友「・・・」

妹友(手を繋いだだけでそんな幸せそうって、どんな純情少女よ・・・)

妹友「まっまぁとにかく、うまく付き合えたって訳ね」

妹「へっ?ちち違うよ付き合ったりなんてしてないって」

妹友「またまたー、なんでそこを今更隠そうとするかなぁ」

妹「隠すとかじゃなくって、ほんとに付き合ってないってば」

妹友「・・・マジ?」

妹「うん」

妹友「なんで!?」

妹「なんでって言われても・・・」

妹友「だって手を繋いで、前より優しくて、よく気にかけてくれるんでしょ?」

妹「うん」

妹友「それだけ一緒にいるんでしょ?」

妹「うっうん」

妹友「そんな状態なら付き合ってるも同然じゃん!」

妹「そう・・・かなぁ」

妹友「確実に向こうは付き合ってると思ってるわよ」

妹「ええっ!?ないないない!絶対にない!」

妹友「なんでそこまで断言出来んのよ」

妹「だって、好きって言ってないし、それに・・・」

妹友「それに?」

妹「なっなんでもない」

妹友「ふーん・・・」

妹友(これはなんか事情ありとみた、多分この子のことだから誰が好きかは絶対教えてくれないでしょうけど・・・背中を押すぐらいしてあげようか)

妹友「まぁ、話に聞いた限りだと、確実に相手もあんたに好意を持ってるわよ。
勇気だして告白してみなさい」

妹「えっええぇ、む、無理だよ」

妹友「ほんとは男からするのが筋だろうけど、二人きりで映画見に行って手を繋ぐぐらいしか出来ないようなへたれ君みたいだしあんたが―」

妹「へたれなんかじゃない!」ガタッ

妹友「わっ!?」

妹「あっ・・・ごめん」

妹友「いっいや、あたしの方こそ。そりゃ好きな人を悪く言われたら怒るわよね、ごめん」

妹「うっううん・・・でもさ」

妹友「うん?」

妹「周りからみたらへたれなのかもしれないけど・・・ただ、ただ優しいだけなんだ・・・」

妹友「そっか・・・」

妹「うん・・・」

妹友(こりゃあかなりぞっこんみたいね、ヤバイ気になってきた・・・そうだ!)

妹友(兄さんに聞いてみよう・・・)

ものすごいこっからってとこだけど眠気限界


申し訳ない寝ます

ジョバンニ「そうだ!!みんなで補習をしよう!」

カンパネルラ「>>1乙です」

このSSまとめへのコメント

1 :  たくおおおおおおお   2016年03月18日 (金) 21:17:39   ID: -DZve1u2

おい!!!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom