カイジ「ニューゲーム・・・」(179)
この前の続きで
~賭博破戒録編~
数ヶ月後
カイジは夜の繁華街を徘徊し、待っていた・・・
アミューズメントクラブ・・・・
バカラ、ルーレット、ブラックジャックなど・・・・・・
偽りの偵察・・・待っていた・・・!
おっちゃん・・・
坂崎との接触を・・・!
?「兄さん・・・・」
DQN「ずいぶん持ってるじゃないの・・・?」
DQN「少し回してよ・・・兄さん・・・」
訪れた僥倖・・・!
カイジは待っていた・・・・・!
顔を伏せ・・・息を殺して・・・!
この瞬間をっ・・・!
カイジ「大事だぞ・・・刺したら・・・!」
DQN1「あ・・・?」
カイジ「見ちゃったからな・・・おまえらの顔・・・!全員・・・!」 DQN「・・・・」
カイジ「・・・結局は全員攫って事務所に監禁、死ぬほど後悔させてやる・・・・・!」
DQN「え・・・?」
カイジ、手袋を外し見せつける・・・!
自らの手、その指をっ・・・・!
この事態に・・・!
自らの指に細工・・・タトゥーシールで継ぎ目・・・・・
偽りの継ぎ目をっ・・・!
?「ククク・・・上手く凌いだの・・・兄さん・・・・・」
カイジ(おっちゃんっ・・・・!!)
坂崎「今のはハッタリ・・・・あんた偽モンだ・・・・・!ククク・・・コココ・・・キキキ・・・」
坂崎「ちょっと面白いカジノがあるんだ、どうよ・・・・?組まんかわしと・・・・!」
カイジ(よしっ・・・!おっちゃんGETだぜっ・・・・!)グッ
坂崎「ついといで・・・・兄さんさえよかったら・・・・!」
~雑居ビル帝愛裏カジノ~
坂崎「坂崎です・・・・」
黒服「どうぞ・・・・!」
2人は通される・・・
カジノ・・・帝愛の巣・・・一条の店内へ・・!
カイジ「あれ・・・あれはパチンコ・・・?」
坂崎「ククク・・・面白かろう、これがここのカジノの売りなんだ・・・・そして・・・ここの裏パチ全ての王・・・頂点・・・」
ざわ・・・ざわ・・・ざわざわ・・ざわ・・・
観客「きたぞぉ~っ・・・・!やっとクルーンに・・・!きたっ、きたっ・・・・!」
今電車で電池が尽きそうです・・・尽きたら家に着いたら続けます
1000倍台っ・・!
1玉4000円のパチンコっ・・・!
性悪・・・・人喰い沼っ・・・!!
チャレンジャー石田風「きてっ・・・!きてっ・・・!きてくれぇ~・・・!頼むっ・・・頼むぅ~~っ・・・・!」
坂崎「ククク・・・出ない出ない・・・そう簡単には・・・ククク・・・」
カイジ(・・・・5億・・・・突破すれば5億・・・・・)
チャレンジャー石田風「くるんだぁ~~っ・・・!」
観客「入らず・・・ダメだ・・・ダメ・・・もうダメ・・・」
沼の石田風の男「ぐにゃ~・・・・」
黒服「お引き取り願います・・・!」
ズルズル・・・ズルズル・・・ズルズル・・
坂崎「出ない出ない・・・!そう簡単には・・・!出そうだが・・・決して出さないのがこいつの特徴・・・」
人喰い沼だよこいつは・・・・!!!!
カイジ(分かってるさ・・・!問題はこの厚い壁を1人でどう突破するか・・・・・・・)
カイジ(ムリだっ・・・!甘くない・・・そんなに・・・一条の沼は・・・!)
~外へ~
坂崎「何か面白いもんあったかい・・・?今のカジノ・・・なんか・・・こう・・・」
カイジ「出るっ・・・!あの沼・・・例の1000倍台は出るっ・・・!」
坂崎「ひょお~っ・・・!その通りだよ・・・!兄さん・・・!さすがワシが見込んだ男だ・・・!」
カイジ「カイジ・・・伊藤カイジだ・・・!」
坂崎「ククク・・・なるほど・・・ワシは坂崎だ・・・・!ひょっとすると・・・カイジくんに幸運を・・・・」
カイジ(くそっ・・・!もう出したくない・・・!犠牲・・・石田さんみたいな・・・・)
~坂崎のボロアパート~
坂崎「さあ・・・入って、入って・・・!まずは一杯・・・!ククク・・・」
カイジ「つまり・・・やる気なんだ・・・?あのパチンコ・・・沼をっ・・・!」
坂崎「おうよ・・・!その通り・・・!出せるんだ・・・あの台は・・・!」
カイジ(たしかに・・・だが必要・・・仕込みが・・・)
坂崎「ただワシがたどり着いた作戦は、1人じゃダメ・・・!協力者が必要だ・・・!」
坂崎「確かにリスクはある・・・!あるが・・・もし出たら、出した出玉の5%を約束しよう・・・・!」
カイジ「5%・・・?」
坂崎「つまり・・・三千万だ・・・!」
カイジ(乗るっ・・・!ここは・・・この提案・・・仕込みはまだ先・・・ここは受ける・・・!)
坂崎「ククク・・・破格だろ・・・?1日の手間賃としては・・・!」
カイジ「分かった・・・十分だ・・・戦略・・・おっさん・・・一体どうする気だ・・・?」
坂崎「カイジくん・・・悪いがそれはまだ話せない・・・・!決行当日に話そう・・・!」
カイジ(ビールだろ・・・磁気ビール・・・ダメなんだ・・・それじゃ・・・!まずはおっちゃんに負けてもらう・・・!それからだっ・・・!)
カイジは聞かされる・・・・・
勝負決行は一週間後・・・・・!
性悪パチンコ・・・沼勝負・・・!!
~数日後、決行前~
カイジ「おっさん・・・なにこんなところで・・・・・・」
坂崎「見ろよ・・・どう思う・・・?この家・・・!売りにでてるんだ、この家・・・」
カイジ「どう・・・って・・・・?」
坂崎「買おうかな・・・・!」
カイジ「買う・・・・?」
坂崎「ククク・・・そしたら戻ってくるじゃろ・・・出ていった・・・娘も(美心)・・・!ヨメさんも・・・!」
カイジ(美心・・・)
~勝負決行前日~
坂崎「カカカ・・・コココ・・・キキキ・・・見捨ててなかった・・・神様はワシを・・・!」ポロポロ
カイジ「・・・・」
~勝負決行当日~
坂崎の軍資金は2千万から5千万へ・・・
他人の金に手をっ・・・・・・!!
そしてパチンコ沼勝負・・・・!!
~帝愛裏カジノ前~
坂崎「一緒に入るのは、もろコンビみたいで具合が悪い・・・行ってくれ、先に・・・!」
カイジ「はい・・・」
~カジノ店内~
カイジ(出来ることなら当たって欲しいけど・・・まずは破滅っ・・・!おっちゃんに破滅してもらわないと・・・)
村上「どうぞこちらへ・・・・!」
坂崎「1000だ・・・ほれ・・・!」
ざわ・・・ざわざわ・・・・・・ざわざわ・・
ついに落とされる、闘いの火蓋・・・!
坂崎VS人喰い沼
坂崎「盛り上げてくれっ・・・・!最後の祭り・・・!祭りだっ・・・!」
カイジ「始まったか・・・おっちゃん・・・!」
坂崎「うおおおおおぉぉぉぉぉ・・・!!」
~数十分後~
取り返さにゃあならんのだっ・・・・!
なんとしても・・・!
希望がある限りっ・・・!
坂崎「ぐにゃ~~・・・・・・・」ジョワァ~
あろうことか、坂崎失禁・・・!
自らを奮い立たせ、破滅覚悟の沼勝負・・・
惨敗っ・・・!磁ビール作戦ならずっ・・・!
失ってしまう・・・!
虎の子2千万と盗んだ3千万・・・!
圧倒的惨敗っ・・・!
カイジ(おっちゃん・・・・・)ポロポロ
一条「ご友人は大丈夫ですか・・・?カイジ様・・・」
カイジ「あんた・・・」
一条「挨拶が遅れました・・・一条という者です、以後お見知りおきの程を・・・・!」
カイジ(このやろうっ・・・!おっちゃんを・・・・こんな目にあわせやがって・・・!)ポロポロ
~家路の途中~
坂崎「ひっく・・・ひっく・・・ひっく・・・ひっく・・・ううっ・・・」ポロポロ
結局その日・・・
おっちゃんの手元に残ったのは、軍資金5千万のうち・・・
わずか小銭・・・!
まごうことなきオケラっ・・・!!
坂崎「ううっ・・・うっ・・・」ポロポロ
つまりこの二時間余りで・・・・
5千万全部をっ・・・!!
~坂崎ボロアパート~
坂崎「うぐっ・・・うぐっ・・・やられた・・・!囮だった・・・すべて・・・!!」ポロポロ
悔しい・・・
坂崎「悔しい・・・」
悔しい・・・
坂崎「悔しい・・・」
悔しい・・・
だがそれでいい・・・それでこそ、カイジの作戦・・・・・
その本流・・・!!
カイジ「おっちゃん・・・・・」
そこで坂崎にある提案が・・・・
カイジ「なぁ・・・おっちゃん・・・破滅だよな・・・このままじゃ・・・そうだろ・・・?」
坂崎「ううっ・・・決まっとるじゃないか・・・!ううっ・・・」ポロポロ
カイジ「実は持ってるんだ・・・オレ・・・・勝負できる大金を・・・」
坂崎「なんですと・・・!勝負ですと・・・?」
カイジ「ああ・・・それなりに・・・・飲むかい・・・?条件・・・」
カイジは作戦の骨子・・・その土台を説明・・・
坂崎「バカげている・・・だが面白い・・・天才的だ・・・・!」
カイジ「ああ・・・まず問題はない・・・問題はこの先・・・貸付・・・」
坂崎「え・・・?貸付・・・?」
カイジ「この勝負はあくまでもおっちゃん・・・オレは脇役・・・だから廻す・・・!軍資金をっ・・・!」
坂崎「貸す・・・軍資金・・・じゃあ・・・取るってことかっ・・・!金利をっ・・・!まさか・・・?」
カイジ「仕方ないんだっ・・・!オレだって取りたくない・・・出来ることなら・・・」
坂崎「うう・・・いくら・・・いくらなんだい・・・?金利・・・」
カイジ「出玉の95%・・・!譲れないっ・・・!この線だけはっ・・・!」
ふざけたらあきまへんっ・・・・!!
坂崎「それはあまりに強欲・・・!ふざけたらあきまへんっ・・・!」
カイジ「嫌なら降りるっ・・・!オレはっ・・・飲んでくれ・・・おっちゃん・・・!!」
坂崎「くうぅぅぅぅぅぅ・・・・」ポロポロ
カイジ「それから・・・家族・・・!おっちゃんの家族に合わせてくれ・・・必要なんだ・・・勝負にっ・・・!」
坂崎「ぐぐっ・・・えっ・・・家族・・・?家族ですと・・・?」ポロポロ
カイジ「ああ・・・この2つの条件が揃わないと廻せない・・・金はっ・・・!」
坂崎「くうぅぅぅぅぅぅ・・・」ポロポロ
坂崎、使い込みの穴埋めに結局カイジの提案を承諾・・・・
カイジは保証人にする訳でもなく、坂崎の家族と対談・・・・
美心と連絡先を交換し、あっさり対談は終了・・・・・・
カイジ「なぁ・・・仕込みにはまだ早いんだ・・・時間が・・・」
坂崎「・・・・」
カイジ「とりあえずオレは・・・準備に必要な人間を集めてくる・・・!」
坂崎「・・・・」
~遠藤金融~
遠藤は利根川の失脚により、メインの仕事を外され干上がっていた
社員「社長・・・本部から送られてきた・・・」
遠藤「ほっとけっ・・・!どうせ見つかる訳ねえんだ・・・野垂れ死んでるか、自殺してるか・・・」
コンコン
カイジ「こんにちは・・・遠藤さん・・・!久しぶりですね・・・!」ニコッ
遠藤「か、カイジ・・・何しにきたっ・・・おまえっ・・・!帰れっ・・・!この疫病神めっ・・・!」
カイジ「つれないこと言わないで下さいよ・・・あるんです・・・儲け話っ・・・!苦しいんでしょ・・・?遠藤さん・・・んんっ・・・?」
遠藤「ぐぐっ・・・おまえなんでその事を・・・」
カイジ「一千万円・・・ものの数日で一千万円になる話・・・どうです・・・?ククク・・・」
遠藤「一千万円・・・?」
カイジ「漂ってきたでしょう・・・ボロ儲けの匂いが・・・クックッ・・・」
遠藤「ちっ・・・!分かったよ・・・聞いてやる・・・話だけは・・・」
カイジ「よっしゃ・・・!」
カイジは沼攻略に必要な人手、詳しい内容は伏せながら遠藤に説明
遠藤「足りないな・・・」
カイジ「え・・・?」
遠藤「仮にも同じ組織の相手・・・一千万円じゃ・・・・」
カイジ「フフ・・・止めましょうよ、遠藤さん・・・あんたもう窓際でしょ・・・?通じませんよ・・・駆け引きは・・・」
遠藤「くそっ・・!」
カイジ「一千万円が上限・・・それは変わらない・・・・フフ・・・」
遠藤、カイジに足元を見られ賃上げ交渉決裂・・・・・・
結局一千万円で請け負う、裏工作を・・・
カイジ(これで半分・・・あとはおっちゃん・・・)
~坂崎ボロアパート~
コンコン
カイジ「ただいま・・・成功したよ・・・おっちゃん・・・!」
ガバッ・・・!!
坂崎「成功っ・・・!?」
カイジ「えっ・・・?えっ・・・?」
坂崎「なんだ・・・沼じゃないのか・・・」
カイジ「忘れたわけじゃねえだろ・・・?仕込み・・・正面から行っても出ない・・・あの台は・・・」
坂崎「・・・・」
カイジ「もうすぐ出番・・・!おっちゃんの・・・!」
坂崎「出番・・・?」
カイジ「ああ・・・とりあえず・・・・ぶっ壊して欲しいんだ・・・あの悪魔・・・人喰い沼をっ・・・!」
カイジは5百万を預け、坂崎は1人裏カジノへ・・・・・!!
カイジは事の流れを坂崎に説明・・・
それを受けて坂崎復活・・・!
己を奮い立たせ、乞食廃人からの脱出・・・!!
~帝愛裏カジノ~
インターホン
坂崎「たのもう・・・!」
黒服「誰だ、てめえ・・・!」
坂崎「わしだっ・・・!男坂崎孝太郎、今宵最後の勝負に来た・・・!」
虚無僧の格好で迫力十分な男坂崎・・・!!
坂崎「おおおおっ・・・・・・!」
再び相対、人喰い沼・・・・・響くっ・・・!坂崎の咆哮が・・・!!
が、ダメ・・・!
坂崎「くう~~っ・・・・・・!ここだっ・・・!ここが諸悪の根源・・・!」バキッバキッ
村上「このやろーっ・・・!ただで済むと思ってんのか・・・!」
坂崎「このカジノはとんでもないインチキ・・・!インチキカジノなんだっ・・・・!」ポロポロ
~店長室~
坂崎「ひいいいっ・・・・・・!」ポロポロ
一条「さて・・・いいかな・・・?覚悟は・・・!」
坂崎「ひいいいーーーー・・・・!」ポロポロ
村上「このっ・・・・!」(おっちゃんの胸ぐらを掴み、殴りかかる村上)
一条「待て・・・この親父はオレがやろう・・・!」
村上「は・・・?」
一条「あまり本気を出して死なれても困る、大変なんだ・・・処理・・・」
村上「はぁ・・・」
一条「かといって、なんの制裁もなく帰すわけにもいかぬ・・・!村上・・・どうする・・・?」
村上「わかりました・・・・・!」
カラッ
(戸棚を開け、器具を取り出す)
一条「寝かせろ・・・・!」
黒服「は・・・・!」
坂崎「くぅ・・・なにをするつもりだ・・・」
一条「ククク・・・脱がせろっ・・・!」
村上「は・・・!」
ズルズル・・・
あらわになった下半身・・・・
あろうことか坂崎、この緊張で怒張し、はち切れんばかりに勃起・・・!
スポッ・・・
キュ・・キュ・・
一条「こうして・・・抜けないようにイチモツにセットして・・・あとは・・・」
坂崎「ひいいいっ・・・・・・!」
一条「ここの、このネジをクルクル回して動かすんだ・・・!」
坂崎「やめてくれっ・・・・・ううっ・・・」ポロポロ
一条「ククク・・・」
キュ・・・キュ・・・キュ・・・キュ・・・キュ・・・
坂崎「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!」ボロボロ
坂崎の陰茎にセットされた器具は、ネジを回すごとに針・・・その針が尿道へと刺さっていく
坂崎「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!」
一条「ククク・・・そんなにいいのかい・・・?」
キュ・・・キュ・・・キュ・・・キュ・・・
坂崎「ばばばばばばばばばばばばば」
部屋の中は阿鼻叫喚・・・・・
まさに悪魔の宴・・・
キュ・・・キュ・・・キュ・・・キュ・・・
坂崎「あっ・・・あっ・・・あっ・・・いいっ・・・!気持ちEっ・・・!!」
一条「フフ・・・よくなってきたろう・・・?おっさん・・・」
坂崎「もっと・・・!もっと・・・!もっと深くねじ込んでえぇぇぇぇ・・・・・・!!」
ついに到達、その限界に・・・・
坂崎・・・悶絶っ・・・!!
未開発の尿道プレイに虜にされ、男坂崎、無念の射精・・・・!
坂崎「だっしゃああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ドピュルル・・・ドピュルル・・・ドピュルル・・・ドピュルル・・・ドピュルル・・・ドピュルル
一条「おいっ・・・!村上っ・・・!」
村上「はいっ・・・・!あ~~~~ん」パカッ
大量に放出された坂崎のわだかまりは、見事村上の口へとホールインワンっ・・・・!!
村上「ゴックン・・・ふぅ~・・・」
~外へ~
黒服「消えなっ・・・!さっさと・・・!」
ドサッ・・・!
(無造作に転がされるおっちゃん)
坂崎「うううっ・・・!」
ヨロヨロ・・・ヨロヨロ・・・ヨロヨロ・・・
~ビルの影へ~
カイジ「大丈夫かっ・・!おっちゃん・・・!」
坂崎「うぐぐっ・・・ううっ・・・」ポロポロ
カイジ「くそっ・・・!酷いことしやがる・・・何もここまで・・・」ポロポロ
カイジ「真っ赤じゃねえか・・・おっちゃんのチンポ・・・!ひでえ事を・・・・・」ポロポロ
坂崎「くっ・・・ううっ・・・カイジくん・・・」ポロポロ
カイジ「一条・・・一条のやろー・・・後悔させてやる・・・!いつか・・・いつか・・・」ポロポロ
坂崎「う・・・!カイジくん・・・!」ポロポロ
~坂崎のボロアパート~
カイジ「とりあえず休んでてくれ・・・おっちゃん・・・体が心配だ・・・」
坂崎「ありがとうカイジくん・・・そうさせてもらうよ・・・」ヒリヒリ
~次の日~
カイジ「遠藤さん・・・こっちは上手くやりました・・・後は遠藤さん・・・打たないでくださいよ・・・ヘタ・・・」
遠藤「分かってる・・・くそっ・・・!なんでオレがこんなガキにっ・・・!」スーハー
カイジ「成功報酬ですから・・・一千万は・・・!頼みますよ・・・!」
遠藤「ああ・・・分かってるからもう帰れっ・・・!くそっ・・・!」
バタン・・・カツーン・・・カツーン・・・
(カイジが去る音)
勝負決行まであと数日・・・・
この空白の時間を使いカイジは攻略・・・
美心をっ・・・!
~公園~
美心「ジュース買ってきたよ・・・!お待たせ・・・・・!」スッ
カイジ「・・・・」
美心「キャッ・・・!美心恥ずかしい・・・カイジくんの前で、おまたせぇなんて言っちゃって・・・」プルプル
カイジ(相変わらずだな・・・・美心は・・・)
美心「あ・・・そうそう・・・!美心・・・サンドイッチ作ってきたんだ・・・・・ぞっ・・・!」
カイジ「なぁ・・・美心・・・どうだい・・・?今夜・・・?」
カイジ、己を奮い立たせ、必死の誘惑・・・!
美心「えっ・・・?今夜って・・・?」
カイジ「あ・・・その・・・あれだよ・・・」
美心「あれ・・・?あれって・・・?」
カイジ「それは・・・その・・・」モジモジ
~ラブホテル~
美心「んはぁあああ!やら・・・イク・・・イックゥゥゥ!・・・・出して・・・・いっぱい出してぇ!!」
ズリュ・・・ズリュ・・・ズリュ・・・ズリュ
カイジ「わっしゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ビュルル・・・ビュルル・・・ビュルル・・・ビュルル・・・ビュルル・・・ビュルル・・・
~情事の後~
カイジは優しく腕まくらをしながら・・・
語り掛けるっ・・・!
美心にっ・・・!
カイジ「なぁ・・・美心・・・・いいかな・・・?」
美心「なに・・・カイジくぅん・・・」
カイジ「金が必要なんだ・・・・オレ・・・」
美心「え・・・?お金・・・・?」
カイジ「借金・・・とどのつまり借金・・・原因はオレ・・・だけど・・・」ポロポロ
美心「だ、大丈夫・・・?」
カイジ「ううっ・・・利息が払えないとオレ・・・さらわれる・・・ううっ・・・地下労働施設に・・・オレ・・・」ポロポロ
美心「カイジくん・・・・・・」
カイジ「助けて・・・美心・・・オレを・・・」
美心「・・・・・どうすればいいの・・・?美心・・・・お金なんて・・・」オロオロ
カイジ「働いて・・・?」ボソッ
美心「えっ・・・?」
カイジ「出来そうなんだ・・・近いうちになんとか・・・借金・・・だから・・・それまでの間・・・利息を・・・美心っ・・・!働いて払ってくれないか・・・?」ポロポロ
美心「・・・・・分かった・・・カイジくんの為なら・・・美心・・・」
オレの為に・・・
働いてくれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カイジはまず遠藤と結託・・・
架空の借金をでっち上げ、その後、ブス専の風俗店と取引して、美心の給料を遠藤へと流す・・・
そしてカイジの口座へと振込まれるサイクルを作りあげた・・・
カイジ「ふぅ・・・疲れるよ・・・ブスの相手は・・・・これで定期的に入るっ・・・!収入がっ・・・!後は沼っ・・・!人喰い沼だっ・・・!」
カイジは得るっ・・・!
美心による安定した収入をっ・・・!
~喫茶店~
カラン・・・カラン
カイジ「すいません・・・お待たせしました・・・遠藤さん・・・」
遠藤「完璧だ・・・おまえの指示・・・こなした・・・完璧に・・・!出せよ・・・金っ・・・!」
カイジ「いやだなぁ・・・遠藤さん・・・言ったでしょ・・・成功報酬だって・・・ね・・・?」
遠藤「あきまへんっ・・・!ふざけたらあきまへんっ・・・!」バンッ
カイジ「大丈夫ですっ・・・!必ず突破します・・・!この厚い壁をっ・・・!必ずっ・・・!」
本場、沼勝負前夜
カイジ「大丈夫・・・安心してくれ・・・!ヤツ・・・一条は入れる・・・!間違いなくおっちゃんを・・・・」
坂崎「カイジくん・・・ワシは壊したんだぞ・・・?台を・・・それでも入れるのか・・・?」
カイジ「大丈夫・・・!あの強欲は必ず入れる・・・!吹かせよう・・・!ヤツに泡をっ・・・二人でっ・・・!」
坂崎「カイジくんっ・・・!ワシは許せんのだ・・・ヤツの所業・・・!悪魔の所業をっ・・・!」ポロポロ
カイジ「おっちゃん・・・二人で潰そう・・・!あの台・・・ヤツの自慢の人喰い沼をっ・・・!」ポロポロ
ついに訪れた、勝負決行当日・・・!
~帝愛裏カジノ~
黒服「性懲りもなく、坂崎がまた・・・」
一条「見届けてやるか・・・・!最後の夢想・・・足掻きを・・・通せっ・・・!」
~店内~
一条「ようこそ、ようこそ、よく来てくださいました・・・!」
坂崎「問題児じゃないのか、ワシは・・・!」
一条「水に流しました・・・元々、当カジノは誰でもウェルカム、どうぞ、どうぞ、お好きなものを・・・・・!」
坂崎「じゃあ・・・」
トコトコ・・・
坂崎「これやっ・・・!この沼をやりたい・・・!」
村上「ふざけるなっ・・・!これはおまえみたいな貧乏・・・」
坂崎「バカ言ったらあきまへんっ・・・!」
パカッ・・・
(ジュラルミンケースを開け唸る大金を見せつけてやってるおっちゃん)
坂崎「充分だろ・・・これだけありゃあ・・・・!さぁチェックしてくれ・・・・!」
ざわざわ・・・ざわ・・・・・ざわ・・・ざわ
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