シェリル「ラーメン二郎に行くわよ」ランカ「はい!シェリルさん!」(207)

ランカ「・・・・・」

ランカ「(遅いなぁ・・・、シェリルさん)」キョロキョロ

シェリル「ランカちゃ~ん」タッタッタ

ランカ「あっ、シェリルさん!」

シェリル「ごめんね~、遅れちゃって」

ランカ「いえ、私も今来たところですから」

シェリル「朝御飯はぬいてきた?」

ランカ「はい!もうお腹ペコペコですよ~」

シェリル「ランカちゃんは初二郎だから、それくらいがちょうどいいわよ」

ランカ「ラーメン二郎ってどんなラーメンなんですか?」

シェリル「ん~?二郎は二郎よ」

ランカ「(シェリルさんが誘ってくれたんだし、きっと美味しいんだろうなぁ・・・)」ワクワク

シェリル「簡単に言うと大盛のお店よ」

ランカ「おぉ~!」

ランカ「今の私なら2人分は食べられますよ!」

シェリル「うふふ、楽しみね」

シェリル「じゃあ行きましょ。ここから歩いて10分くらいだから」

ランカ「は~い」

~10分後 ラーメン二郎前~

シェリル「ここが二郎よ!」

ランカ「(うわっ、スゴイ匂い・・・。ニンニク?)」

ランカ「(良くわからないけど、店の外が凄く臭い・・・・)」

ランカ「え、えっと・・・・、スゴイところですね!」

シェリル「でしょ~?この前知ったのよ。二郎フロンティア店があるって」

ランカ「他にもあるんですか?」

シェリル「ギャラクシーにもあるけど、あそこのは生ゴミね」

ランカ「(生ゴミ・・・?)」

シェリル「場所によって結構違うのよ」

ランカ「な、なるほど・・・」

シェリル「この時間だから、そこそこ空いてるわね」チラッ

ランカ「それでも結構並んでますね~」

シェリル「食券買えるくらいになるまで、のんびりしてましょ」

ランカ「そ、そうですね・・・」


ランカ「(なんか私たち場違いな感じだなぁ・・・)」キョロキョロ

ランカ「(大きい人いっぱいいるし・・・)」

ランカ「(大丈夫かなぁ・・・・・?)」

シェリル「どうしたの?ランカちゃん?」

ランカ「あ、いえ・・・、私たち並んでてちょっと浮いてるなぁ、って・・・」

シェリル「気にしない、気にしない!」


ランカ「そういえば、シェリルさんはここに来るのは初めてじゃないんですよね?」

シェリル「えぇ、ここ最近は良く来てるわね~」

シェリル「この前はアルトと二人で来たわよ」

ランカ「えっ!?アルトくんと?」

ランカ「むぅ・・・」

シェリル「ん・・・?あ、もしかしてヤキモチ?」

ランカ「ち、違いますよ!///」

シェリル「すぐ顔に出るんだからぁ~」

ランカ「でも、それなら今日アルトくんも誘えば良かったのに・・・」

シェリル「な~に?私と二人じゃイヤ?」

ランカ「そ、そうじゃなくて!!」

ランカ「(むしろシェリルさんに誘われて嬉しいくらだし・・・////)」

シェリル「アルトは誘っても来ないわよ」

ランカ「ふぇ?」

シェリル「『こんなところ二度と行かねぇからな!』って言われたから」

ランカ「そ、そうなんですか・・・・」

シェリル「まったく男の癖にだらしないわよね~?」

ランカ「あはは・・・」

ランカ「(ますます不安になってきた・・・)」

ランカ「(でも、もう私の後ろに何人か並び始めてるし・・・)」

ランカ「(か、覚悟を決めるぞ!)」グッ


シェリル「あ、そろそろ私たちの番みたい」

ランカ「えっ・・・?まだ前にいますけど」

シェリル「ここは入れ替わりの前に食券買っておかなきゃいけないのよ」

シェリル「ほら、あそこにメニュー貼ってあるから見た方がいいわ」

ランカ「(どんなのがあるのかなぁ・・・?)」チラッ

ランカ「えっと・・・、ラーメンと大盛と・・・」

ランカ「あとは、お肉を入れるかってことですか?」

シェリル「ま、そんな感じ!」

ランカ「(お肉かぁ・・・。お腹すいてるし、入ってるのにしようかな)」


ランカ「シェリルさんは何を頼むんですか?」

シェリル「私は大豚Wよ」

ランカ「大(だい)・・・・?」

シェリル「大盛のことよ。大(だい)は」

ランカ「はぁ・・・」

シェリル「ギャラクシーだと入る前に訊かれなかったけど、ここは訊かれるから驚かないようにね」

ランカ「(よ、よくわかんない・・・)」

ランカ「(と、とりあえずシェリルさんにエスコートしてもらおう・・・)」

シェリル「あっ!私たちが食券買う番よ」

ランカ「あ、はいっ!」


シェリル「・・・・」スッ

ランカ「(お店の中あっつ!!なんでこんなに暑いの!?)」

シェリル「ランカちゃんもお腹空いてるなら大豚Wでいい?」

ランカ「え・・・?あ、はい!」

ランカ「(なんか入るのイヤだし、シェリルさんに買ってきてもらおう・・・)」


シェリル「はい、買ってきたわよ」

ランカ「あ、ありがとうございます・・・」

店員「おねーさん、大小どっち?」

シェリル「大で」

店員「後ろの子は?」

ランカ「え!?えっとぉ・・・」

シェリル「大(だい)で、言えばいいのよ」ヒソヒソ

ランカ「だ、大でお願いします!!」

店員「あいよー、二人空くまで待ってねー」


ランカ「(ビ、ビックリしたぁ・・・)」

シェリル「も~ぅ、ここは訊かれるって言ったじゃない」

ランカ「す、すみません・・・」

シェリル「でも、ランカちゃん可愛いから許すわ」ナデナデ

ランカ「えへへ・・・(シェリルさん頼りになるなぁ~。こんな所一人じゃ来れないよぉ)」


店員「はい、次の二人、中どぞー」

シェリル「おっと、順番が来たわよ!ランカちゃん!」

ランカ「は、はいぃ・・・(き、緊張してきた・・・・)」


ランカ「(と、とりあえず座ろう・・・)」

シェリル「ランカちゃん、お水忘れてるわよ~!」

ランカ「えっ!?あっあぅ」キョドキョド

シェリル「はい、お水」スッ

ランカ「あ、ありがとうございます・・・」

ランカ「・・・・・」

ランカ「(なんかこのお水、油浮いてる・・・・)」


シェリル「・・・・・」パチッ

ランカ「・・・・?」

シェリル「ほら、ランカちゃんも食券を見えるように置いて」

ランカ「あっ、はい!」

ランカ「お、お願いします!」パチッ


シェリル「ん~!待ってる時のこの感じがいいのよね~!」

シェリル「作ってるところ見ちゃったりして」

ランカ「なるほど~」

ランカ「(あんまり手元良く見えないけど・・・)」

マシマシ! マシマシ! サヤイニンニクカタメコイメアブラで!


シェリル「ふぅ・・・浅ましいったらないわね」フゥー

ランカ「えっ?何のことです?」

シェリル「あそこでマシマシ言ってる豚共のことよ」

ランカ「は、はぁ・・・・」

店員「緑の髪の子、ニンニクは?」

ランカ「えっ!?あっ!わたし!?」

店員「ニンニク入れる?」

ランカ「え、えとぉ・・・?お、お願いします!」

店員「あいよー」

ランカ「(基本的に急に訊かれるんだなぁ・・・)」

シェリル「・・・・・・」

ランカ「あれ?シェリルさんは訊かれないんですね」

シェリル「えぇ、私は勝手に多めにしてもらえるから」キリッ

ランカ「(す、すごい!シェリルさん常連さんみたいでカッコイイなぁ・・・)」

店員「はい」 トン

シェリル「きたきた♪」

店員「はい」 トン

ランカ「ありがとうござ・・・」

ランカ「!?」

ランカ「(なんか具が山盛りになってる・・・・)」

ランカ「こ、これ・・・・」

シェリル「いただきまーす!」モグモグズルズル

ランカ「あっ・・・・」

ランカ「(シェリルさん食べ始めちゃった・・・・)」

ランカ「(なんか楽しくお話ししながらって雰囲気じゃないなぁ)」

ランカ「いただきます」

ランカ「・・・・・」パクッ

ランカ「(あ、お肉やわらかい)」モグモグ

ランカ「(量が多くて、麺までたどり着くのが大変だなぁ・・・)」

ランカ「(とりあえず、お肉もうひとかけら)」パクッ

ランカ「うん・・・・・」

ランカ「(すごい脂っこい・・・。一口目は美味しかったけど・・・)」モグモグ

ランカ「(具は掘り返して、先に麺食べよう)」ガサゴソ

ランカ「(うわっ、麺太いなぁ・・・)」

ランカ「・・・・・」チュルチュル

ランカ「(なんか脂っこいうどんみたい・・・)」

ランカ「(ってか、味が凄い濃い・・・・)」

ランカ「(シェリルさんは食べてるのかなぁ・・・)」


シェリル「・・・・・」ズルズルモグモグパクパク

ランカ「!?」

ランカ「(も、もう山が崩れてる!?)」

ランカ「(・・・・もしかして私だけ食べるの遅い?)」キョロキョロ

ランカ「と、とりあえず野菜から食べよう・・・・」

ランカ「・・・・・」モグモグ

ランカ「(でかるちゃー!野菜おいしい♪)」

ごめんミス

ランカ「・・・・・」モグモグ

ランカ「(でかるちゃー!野菜おいしい♪)」

ランカ「(味が濃いせいで野菜が凄い美味しい・・・)」パクパク

ランカ「(こ、これならいける・・・!)」


~3分後~

シェリル「・・・・・」サガシサガシ

ランカ「(ど、どうしよう・・・)」チラッ

ランカ「(シェリルさんはもうほとんど食べ終わって、スープの中からもやし探してるところだよ・・・)」

シェリル「・・・・」グィッ

ランカ「(スープ飲み始めた!!)」

ランjカ「(い、急がなきゃ。私もあと半分くらいだし)」パクパク


しかし・・・・、あと半分というのはランカが生み出した「甘え」・・・・・

実際ランカが食べた量は、大豚Wの総量のおよそ2割程度

しかもそのほとんどが野菜という有り様である・・・・

シェリル「・・・・・」ゴクゴク

シェリル「ぷはっ!」

シェリル「やっぱ二郎の〆はスープ一気飲みよね~」フゥー

シェリル「(ランカちゃんはどうしてるかしら?)」チラッ


ランカ「うぅ・・・・」チュルチュル

ランカ「(減らないよう・・・・)」

ランカ「(U´;ω;)うっぷ」


シェリル「(ら、ランカちゃん!?)」

シェリル「ほ、ほとんど減ってない・・・・」


ランカ「(は、箸が・・・・、箸が止まる・・・・・)」

ランカ「(ごめんなさい、シェリルさん・・・・)」

ランカ「(ごめんなさい、これを作ってくれたお店の人・・・・)」

ランカ「(私もうダメ・・・)」

シェリル「・・・・・」

シェリル「ランカちゃん・・・」

ランカ「す、すみません、もうちょっとで・・・」

シェリル「コッソリ・・・、私の器と交換しましょ?」ヒソヒソ

ランカ「え!?で、でも・・・・」ヒソヒソ

シェリル「良く考えたらランカちゃんの体、こんな小さいんだもの。いきなり大を勧めた私が悪いわ」ヒソヒソ

シェリル「責任は取らなきゃね・・・」

ランカ「で、でも、シェリルさんのお腹は大丈夫なんですか・・・?」ヒソヒソ

シェリル「ふふっ、以前、一日5杯大豚W食べたことあるわよ♪」ヒソヒソ

ランカ「ほ、本当ですか!?」ヒソヒソ

シェリル「(私が全盛期の時の話だけどね・・・・)」

シェリル「(しかもフロンティアじゃなくギャラクシーの二郎の話・・・・)」

シェリル「・・・・・」

ランカ「(U;ω;)シェリルさん・・・・」

シェリル「大丈夫・・・・。私を誰だと思ってるの?」

シェリル「私はシェリル。銀河の妖精、シェリル・ノームよ!」

シェリル「ほら、ランカちゃん。私のお皿あげて、ごちそうさまして」ヒソヒソ

ランカ「ご、ごちそうさまでした・・・」 コトン

店員「ありがとねー」

シェリル「先、外に出ていて・・・」ヒソヒソ

ランカ「(シェリルさん・・・・ごめんなさい!!)」スッ


シェリル「さて・・・、どうしたものかしらね・・・・」

シェリル「(とりあえず肉から片付けないと!)」ガツガツパクパク

シェリル「うっ!」

シェリル「・・・・・」ゴクゴク

シェリル「(危なかった・・・。水を残しておかなかったら、脂の限界で吐き出すところだった・・・)」

シェリル「(野菜がほとんどないから、休憩できないのがキツいわね・・・・)」パクパク

シェリル「(まだ麺もたくさんある・・・。ここから頑張らなくちゃ・・・・)」モグモグ

~二郎の前(要は外)~

ランカ「風が涼しい・・・・」

ランカ「お店の中は別世界だったよぉ」

ランカ「シェリルさん・・・・、大丈夫かなぁ・・・」

ランカ「こんなことなら、ラーメン豚入りにすれば良かった・・・・」


ランカ「・・・・」

ランカ「そ、そうだ!」

ランカ「シェリルさんにお礼・・・いやお詫びしなきゃ・・・・」

ランカ「何がいいかなぁ・・・?」

ランカ「・・・・・」


ランカ「もしかして・・・「アレ」?」

シェリル「はぁはぁ・・・・」

シェリル「(考えもしなかった・・・。箸が止まるなんて・・・・)」

シェリル「(きっとフロンティアに来るとき、グレイスに注意されてしばらく二郎断ちしてたのが原因ね・・・)」

シェリル「(確かに、こんな脂だらけで化学調味料全開のモノ、体に悪いわよね)」

シェリル「(この一杯を残して・・・・二郎は引退ね・・・)」

~♪

シェリル「・・・?ランカちゃんの歌・・・・?外で歌ってるの・・・・?」


ランカ「お肉に負けるなー♪お野菜かきわけて~♪」

ランカ「たどりつく~麺~♪」

シェリル「なにそれ!二郎の歌・・・?」クスクス

ランカ「スープを飲んだら、最後は烏龍茶一気飲みーー!♪」

シェリル「!?」

ランカ「(シェリルさん!いっぱい烏龍茶買ってきました!頑張ってください!!)」ドッサリ

シェリル「ふふ・・・、ランカちゃんったら気を使っちゃって・・・。」

シェリル「カッコ悪いところ・・・、見せられないじゃない・・・・」

シェリル「・・・・」ズルズルパクパクモグモグ

シェリル「ふぅふぅ・・・・」

シェリル「あとは、スープだけ・・・・」

シェリル「(スープ飲まなくていっか・・・・)」

シェリル「・・・・・」

シェリル「だ、ダメよ!最後まで・・・」

シェリル「(応援してくれてるランカちゃんのためにも・・・・)」

シェリル「・・・・・」グィッ

シェリル「・・・・・」ゴクゴク

シェリル「(もう少し・・・、もう少し!)」ゴクゴク

シェリル「ぷはっ!」


シェリル「はぁはぁ・・・」

シェリル「ごちそう・・・さまでした!」


店員「はい、ありがとねー」

        ┏┓                ┏┓         巛 ヽ.                     ┏┓      ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓        ┏━┛┗━┓  ┏┓ + 〒ー|    ┏┓    ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━|  |┳━┛┗┳━┛┗╋━┓  ┏┻┛┗┫┃┃
    ┃┃  ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓  +┻ +/ /┻┓  ┏┻┓  ┏┛  ┃┃┃┏━┓┃┃┃
    ┃┃    ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛ ∧_∧/ / .┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣╋┫
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  * | 〒  /⌒ヽ | 〒  ||| ,.へ´_|_ヽ  ,-r、,r/」  f  |||  ∧ ∧,.へ,    〒 ! /⌒ヽ 〒 !
     |  |  ( ´∀`)  |   人l ァ'`・ω・)〉/_ュヘ〈|7  | *   (゚∀゚ `ァ ノ +   |  | ( 个  ) |  |
 +  |  {  |   .|   {  .(__)、   ○〈_}ノ :   |  +  O    /:-一;:、 / /. |    | ./ /*
    ヽ ヽ |   .|.ヽ ヽ (___)  、 〈   く/ ヽ__,」 +    )   ミ;;★:;:;:;ミ/ /   |    |/ /
     ヽ  ヽ,, ´∀`) ヽ  ヽ ´∀`)__ノ ヽ__) /  ,ヘ   | __,, '´ ̄`ヽ__ (・ω・´/ /  (・∀・ / /
 ,.へ ■ヽ ヽ     ー、 ヽ     ー、     /  / |.  | ★((ハヾヽ,.べ, ミ三彡 f  ,-     f+
 l ァ'^▽^) i     ,rュ ', i     rュ ', |||  (   〈  .|  .|  ハ^ω^*`ァノュヘ    |  / ュヘ    |
 ヽ    ○.|    /{_〉,.へ∧ ∧{_〉  << \ ヽ .|  .|   O☆゙ _ノ_,} )   | 〈_} )   |
  |  、 〈 |    〈   l ァ';・∀・)        \ノ |_,,|   ノ´ ̄ゞ⌒'ーァ    ! |||  /    ! |||
||| l__ノ ヽ__)|   ,ヘ. ヽ  ヽ    ○ヽ  +    |__ノ|  )  `7゙(´〈`ー''´     |   /  ,ヘ  |   ガタタタン!!!!

~二郎の前~


シェリル「ふぅ・・・、なんとかなった・・・・」

ランカ「シェリルさぁ~ん!!」

シェリル「あ・・・、ランカちゃん」

ランカ「スゴイ!全部食べられたんですね!」

シェリル「えぇ・・・、なんとか・・・・ね」

ランカ「あっ、これ烏龍茶です」スッ

シェリル「ありがとう・・・・」

シェリル「・・・・・」ゴクゴク


ランカ「シェリルさん・・・・」

ランカ「(凄いなぁ、シェリルさんは・・・。あんなに食べた後なのに気持ち悪いって表情を全然見せない)」

ランカ「(むしろ滴る汗が凄い色っぽいし・・・・。私もこんな風になりたいな・・・)」

ランカ「あ・・・、あのシェリルさん!」

シェリル「ん・・・?どうしたの?ランカちゃん」

ランカ「あ、ありがとうございました!私の為に・・・・」

シェリル「いいのよ。私も久しぶりに熱くなれたわ」

ランカ「そ、それで・・・・////」

シェリル「??」

ランカ「よ、良かったら!また二郎に誘ってください!」

ランカ「私、次は頑張って食べますから・・・・」

シェリル「ふふっ・・・」

ランカ「だ・・・、駄目ですか・・・?」

シェリル「もちろん、またお誘い入れるわ」

ランカ「・・・・・!!」

ランカ「シェリルさぁん!!」ダキッ

シェリル「ちょっ!抱き着くのはやめて!!うっぷ・・・」


おわり

ここまで見てくれた人ありがとう

このあとスカル小隊のもやろうと思ったけど蛇足っぽいから止めた

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次郎参考画像

オマケ
~SMSに帰還後~

オズマ「おまえ達!今回も良くやってくれた!」

ミシェル「当然のことをしたまで」

アルト「ま、そういうことだな」

ルカ「それにしても、働いたあとだからお腹空きますね~」

オズマ「よぉし!今日は俺オススメのラーメン屋に連れてってやる!もちろん奢りだ!」

ルカ「やった~!!」

ミシェル「隊長オススメとは期待できますね」

オズマ「オススメと言っても、ランカに勧められただけで、まだ行ったことはないんだがな」

アルト「ランカの勧めかぁ・・・・」

アルト「(この前シェリルと行ったところは最悪だったからな・・・)」

アルト「(思い出したくない・・・・・)」

>>123
うっぷ・・・

オズマ「う~ん、確かこっちの方だったはずだが・・・」キョロキョロ

ルカ「お腹空いた・・・・」

ミシェル「これなら大盛とかイケそうだな」

オズマ「安心しろ!そこは大盛で有名らしいからな!」

アルト「(なんか嫌な予感がしてきた・・・・)」


オズマ「こっちだ」トコトコ

ミシェル「ん・・・・?なんだか、凄い匂いがする・・・・?」

ルカ「ニンニク・・・?かな・・・?」

アルト「(まさか・・・・)」


オズマ「おぉ!ここだ!ラーメン二郎!」

アルト「」ガーン

ルカ「に、匂いが凄い・・・」

ミシェル「た、隊長・・・。本当にオススメなんですか・・・・?」

オズマ「ランカもシェリルと来たって言ってたぞ!」

ミシェル「なるほど・・・。じゃあ期待できますね」

ルカ「美味しいモノって、見た目悪かったりするし」

オズマ「よし!並ぶぞ!!」

アルト「ま、待て!!」

ミシェル「なんだよ?トイレでも行きたいのか?」

アルト「そ、そうじゃなくて・・・。ここはヤバいんだ!止めておいた方がいい!!」

ルカ「え~、せっかくここまで来たんですよ?」

アルト「だ、だからって・・・」

オズマ「具体的にどうヤバいか説明しろ!」

アルト「と、とにかく量が多いんだ!肉とかも死ぬほど入ってるし・・・・」

ミシェル「なら、ちょうどいいじゃないか」

オズマ「聞いた話だと、肉は凄い柔らかいらしいが・・・?」

ルカ「なんだぁ!それならいいじゃないですか~」

アルト「ちょ、ちょっと待て!話を聞け!!」


オズマ「おっ、メニューが貼ってあるぞ」

ルカ「え~っと、大盛かそうじゃないか、って感じみたいですね」

ミシェル「肉は追加メニューなのか」

オズマ「よし!!お前たちには一番デカそうな、大盛ラーメン肉Wを御馳走してやる!!」

ルカ「やった~!」

アルト「ちょ、ちょっと待てって!!それは一番ヤバいヤツ・・・・!!」

ミシェル「おいおい・・・、アルト・・・。ビビってんのかぁ?」

アルト「なんだとぉ・・・?」

ミシェル「やっぱり、姫は喰うモノも姫だな(笑)」

アルト「ふざけんな・・・!」

ルカ「まぁまぁ、アルト先輩も、どうしてそこまで言うんですか?」

アルト「くっ・・・・」

オズマ「そこまで大盛と聞くと逆に見てみたいな」

オズマ「よし!大盛の肉Wが喰いきらなかったヤツは、罰として一か月トイレ掃除だ!」

ミシェル「賛成です」ニヤニヤ

アルト「(この前は腹が減ってなかっただけだ!今回は・・・!)」

店員「はーい、次の4人さんどぞー」

オズマ「おっ、もう順番がまわってきたみたいだな」

ルカ「夜も遅いですしね~」

ミシェル「ちょうどいいタイミングというわけだな」

アルト「・・・・隊長、食券買わないと・・・」

オズマ「おぉ!食券か!全員大盛肉W、と」ガチャコンガチャコンガチャコンガチャコン


ズルズル モグモグ

ルカ「他の人必死に食べてるな~」

ミシェル「でも食べきれてないヤツはいないみたいだ」

アルト「(おまえらは『元』を見てないからそう言えるんだ)」

アルト「(アイツ等が食べ切れてることがおかしいんだよ・・・!!)」

オズマ「ん?どうしたアルト。顔色が悪いぞ?」

ミシェル「まーだビビってるのか~?」ニヤニヤ

アルト「(思い知ればいいんだ・・・!おまえら全員・・・!!)」ギリッ

ルカ「あ~、お腹減ったぁ」

店員「そちらのお客さん、ニンニクは?」

オズマ「ニンニク・・・?」

店員「入れますか?」

オズマ「勿論!!大量に頼む」

店員「あいよー」

ルカ「すみませーん、野菜とかって大盛あります?」

アルト「おい、馬鹿!余計なこと言うな!!」

ルカ「だって、あそこにあるキャベツやもやし美味しそうじゃないですか」

ミシェル「確かに、ラーメンに入ってる野菜は美味い」

店員「野菜も大盛?」

ルカ「はい!!」

オズマ「ここにいる4人全員大盛にしてください!」

店員「あいよー」

アルト「おい!!!ふざけんな!!!!」

ミシェル「アルト・・・。おまえ静かにしろよ・・・」

店員「はーい、みんな大盛にしたからね~」

トン トン トン トン

ルカ「わー、・・・・い?」

ミシェル「・・・・・」

オズマ「なんだと・・・・?」

アルト「(なんてこった・・・。この前シェリルと食べに来た時の比じゃねぇ・・・・)」

店員「お客さん達で最後だからねー」

店員のおばちゃん「・・・・・」ニコニコ

ミシェル「はは・・・・」

ルカ「い、いただきまーす・・・・」

アルト「」

オズマ「うん、なかなか美味い。肉も柔らかいし」

ルカ「(あ、味が・・・・か・・・辛い・・・・)」

ミシェル「(とりあえず調味料ぶちこんだって感じだな・・・・)」

オズマ「確かに量は多い。だが気合で喰え!!スカル小隊の意地を見せろ!!」

ミシェル・ルカ「りょーかーい・・・・」

アルト「・・・・・」

オズマ「おい?アルト!?返事!!」

アルト「りょーかい・・・・」

アルト「(クソッ・・・、一か月トイレ掃除か・・・・)」

アルト「(ランカもこんなところ勧めるなよ・・・・)」



オズマ「(確かにちょっとキツい・・・。だが部下にあぁ言った手前退けんな・・・!!)」

ルカ「(た・・・たすけて・・・・)」

ミシェル「(くっ・・・トイレ掃除だけはしたくない・・・・!)」

アルト「(こ、こうなったら気合だあああああああうおおおおおおおお)」

~次の日~

ア・ミ・ル「・・・・・」ゴシゴシ


カナリア「・・・・で、何故スカル小隊の若いのはトイレ掃除してるんだ?」

オズマ「全員気合が足りないからだ!!」

アルト「なんだよ・・・、隊長だって吐きながら帰った癖に・・・・」ボソッ

オズマ「アルトォ!なんか言ったか!?」

アルト「いえ!なんでも・・・」

クラン「おい、ミシェル、顔色悪いぞ?大丈夫か?」

ミシェル「腹・・・壊してな・・・」ゲッソリ

ルカ「うぅ・・・、なんでこんな目に・・・・」ゴシゴシ

オズマ「おまえら!口じゃなく手を動かせ!!」

カナリア「オズマ・・・・、ひとつ言いたいことがあるのだが」

オズマ「ん・・・?なんだ?」

カナリア「お前ニンニク臭いぞ」

おわり

見てくれた人ありがとう

今から二郎行く人は頑張れよ

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