シャア「アルテイシア」
セイラ「・・・」カチカチ
シャア「・・・アルテイシア」
セイラ「・・・なんです?兄さん」
シャア「最近帰るのが遅いじゃないか。どうしたのだ」
セイラ「別に、兄さんには関係ないことでしょう」カチカチ
シャア「人と話しているときはケータイをしまいたまえ」
セイラ「今忙しいの。話しかけないで欲しいわ」カチカチ
シャア「アルテイシア!」
セイラ「・・・はぁ」ガタッ スタスタ
シャア「アルテイシア!まだ話しは終わっていないぞ!」
バタン
シャア「アルテイシア・・・あの可愛かったアルテイシアが・・・ぐれてしまったというのか・・・」
シャア「というわけで最近アルテイシアが冷たいのだ」
アムロ『そ、そうか・・・そういう年頃なんじゃないか?』
シャア「確かに普通ならそうかもしれん。しかしアルテイシアはわたしの妹だ。小さい頃から兄さん兄さんと」
アムロ『あ、電話だ・・・すまないシャア、続きはまた明日聞くよ』ガチャッ
シャア「アムロ!?・・・アムロまでわたしを見捨てる・・・」
ハマーン「大方彼氏でも出来たんじゃないか?」
シャア「なにぃっ、アムロに彼氏だと!?」
ハマーン「アルテイシアにだよ俗物」
※みんな普通の高校生でハマーン様はシャアの幼なじみとイメージしてくれよな!
アルテイシア(妹)、ハマーン(幼馴染み)、クェス(ロリ)、ララァ(不思議っ娘)、ナナイ(お姉さん)
シャア五大ヒロイン完璧だな
シャア「そんなことあるはずがない。アルテイシアはわたしと結婚すると約束したんだぞ」
ハマーン「いつの話しだ?」
シャア「幼稚園の時だ。だがアルテイシアもその約束を覚えているに違いない」
ハマーン「お前は幸せな男だな、シャア」
シャア「ふっ、そうだろう」
ハマーン「・・・俗物め」
シャア「ところでいつから居たハマーン」
ハマーン「貴様が死にそうな顔でアムロに電話し始める30分ほど前だ」
シャア「勝手に部屋に入るなと言っているだろう」
ハマーン「ふん」
シャア「まったく」カチッ
ハマーン「・・・なぜ電気を消すんだ?」
シャア「わたしは疲れているのだ。今日はもう寝る」
ハマーン「今いいところなんだよ」
シャア「・・・バイツァダスト発動していなくて吉良は振り返ってはいけない道で振り返って終わりだ」
ハマーン「なにっ!?」
シャア「はやくベッドからどいてくれハマーン」
ハマーン「貴様は・・・この・・・俗物・・・ネタバレとは、死にたいようだな!?」
シャア「なんだ、絵が嫌いだと言っていたではないか」
ハマーン「よくもずけずけと・・・恥をしれ、俗物!!」
シャア「騒がしい奴だ・・・お前がどかないならわたしは勝手に寝させてもらう」ドサッ
ハマーン「っ!話しはまだ終わっていないぞ、シャア!」
シャア「明日にしてくれ」ゴロン
ハマーン「シャア!」
シャア「えぇい、はやくベッドから降りろ!それともわたしと一緒に寝るのか?」
ハマーン「っ!・・・俗物が!」バシッ!
シャア「ぐはっ!?」
ハマーン「ふん」
バタン
シャア「なんだというのだ・・・しかし、アルテイシア・・・」
シャア「そうだ、日曜日に久しぶりに買い物にでも行くとしよう」
シャア「物で釣るわけではないが、アルテイシアの機嫌も良くなるだろう」
翌日
シャア「アルテイシア」
セイラ「・・・なんです?」
シャア「今週の日曜日、買い物にでも行かないか。久しぶりに兄妹で」
セイラ「日曜日は予定があるので」
シャア「ならば来週は」
セイラ「来週も予定があるので」
シャア「さ、さら「再来週も来月もです」
シャア「あ、アルテイシア・・・」
セイラ「遅刻しますよ、じゃあ」
バタン
シャア「アルテイシア・・・わたしのアルテイシアが・・・」
通学路
シャア「・・・・・・」トボトボ
ハマーン「そこの俗物」
シャア「・・・・・・」トボトボ
ハマーン「おい・・・シャア、貴様のことだよ」
シャア「・・・・・・」トボトボ
ハマーン「シャア!」グイッ
シャア「・・・・・・」
ハマーン「朝からなに死んだような顔をしている」
シャア「アルテイシアに・・・アルテイシアが・・・・・・」
ハマーン「なに?」
シャア「アルテイシア・・・アルテイシア・・・・・・」トボトボ
ハマーン「またんか、シャア!」
アムロ「おはようシャア」
シャア「・・・・・・アムロか」
アムロ「なにかあったのか?顔色がハンブラビみたいだぞ」
シャア「・・・大丈夫だ」
アムロ「そうか?ならいいが」
シャア「そうだアムロ」
アムロ「なんだい」
シャア「気晴らしがしたい気分なんだ、よかったら日曜付き合ってくれないか」
アムロ「日曜?・・・すまない、日曜は用事がある」
シャア「どこかに行くのか?」
アムロ「い、いや、親戚が来るんだ。一日付き合わないといけない」
シャア「そうか・・・仕方ない・・・今日の放課後は?」
アムロ「今日もちょっと」
シャア「・・・最近付き合いが悪いな」
セイラ「ただいま帰りました」
シャア「あ、アルテイシア。今日も遅いじゃないか。なにを」
セイラ「まだ19時でしょう」
シャア「しかし、年頃の娘がだな、それに夜道も危険だし」
セイラ「はいはい」
シャア「あ、アルテイシア!わたしはお前を心配して」
セイラ「余計なお世話です。それに私がなにをしようと兄さんに関係あって?」
シャア「なっ・・・わ、わたしは兄として」
セイラ「ほっといて下さい」
バタン
シャア「・・・ぐすっ・・・」
シャアかわいそす(´・ω・`)
シャア部屋
ガチャッ
シャア「・・・・・・」
ハマーン「アルテイシアは帰ってきたのか?」パタパタ
シャア「あぁ・・・」ドサッ
ハマーン「・・・どうした?」
シャア「・・・ぐすっ・・・」
ハマーン「話してみろ」
シャア「・・・というわけだ・・・最近帰りが遅いし、休みの日も家にいないことが多い」
ハマーン「ほう、なにをしているか聞いてみたのか?」
シャア「聞いたが答えてくれないのだ・・・昔はなんでもわたしに話してくれたのに・・・」
ハマーン「・・・本当に男が出来たのかもしれないな」
シャア「あ、アルテイシアに限ってそんなことが!!」
ハマーン「アルテイシアだからだろう?男は放っておかないよ」
シャア「そんな・・・しかし!アルテイシアはわたしと」
ハマーン「なら、確かめてみればいい」
シャア「なに?」
ハマーン「日曜、アルテイシアの後をつけてなにをしているか確かめればいい」
シャア「それは・・・しかし」
ハマーン「アルテイシアを信頼していないのか?」
シャア「しているに決まっている!」
ハマーン「なら、アルテイシアの潔癖を自分の目で確かめればいいじゃないか」
シャア「うぐ・・・」
ハマーン「本当はお前もアルテイシアに彼氏が」
シャア「いない!いいだろう、このシャア・アズナブルが確かめてやろう!!」
日曜日
セイラ「いってきます」
ハマーン「行くぞ、シャア」
シャア「なに?お前がついて来ることはないだろう」
ハマーン「わたしもアルテイシアの相手がどんな男か」
シャア「アルテイシアに男などいないというのがなぜ分からん!!」
ハマーン「大声を出すな俗物!」バシッ!
シャア「うぐっ」
ハマーン「アルテイシアを見失うぞ、さっさと来い」グイッ
シャア「アルテイシアに男なんて・・・」
駅前
セイラ「・・・・・・」チラッ
ハマーン「さっきから時計を見て、誰と待ち合わせだろうな?シャア」
シャア「きっとクラスメイトだ。わたしの勘に間違いはない」
ハマーン「クラスが同じで仲良くなった男子か」
シャア「女子だ!!」
ハマーン「だから大声を出すな!」
ハマーン「おや、向こうから若い男が来るぞ」
シャア「な、なにっ!?」
ハマーン「おっと、ただの通行人だったみたいだな」
シャア「ふぅ・・・」
ハマーン「なんだ、アルテイシアを信頼しているんだろ?」
シャア「あ、当たり前だ。なにを、まったく」
ハマーン「ん?男がアルテイシアに話しかけてるぞ」
シャア「なにぃっ!?」
カミーユ「エマ中尉、ちょっと…」
エマ「何?カミーユ」
カミーユ「最近…クワトロ大尉の様子が少し変だと思いません?」
エマ「そうねぇ…大尉でも、悩みを抱えることくらいあるわよ。大尉のことだから、すぐ持ち直してくれるでしょう」
カミーユ「それならいいんですが…あの大尉の悩み…」
ハマーン「道を聞いただけか。残念だなシャア」
シャア「・・・ハマーン」
ハマーン「なんだ?」
シャア「お前、楽しんでいないか?」
ハマーン「気のせいだろう」
シャア「それに今気付いたが、ワンピースなんて着ているの久しぶりに見たぞ。アルテイシアを尾行するのになんで」
ハマーン「ま、また男がアルテイシアに」
シャア「どうせ通行・・・あ、あれは・・・」
アムロ「‐‐‐‐‐‐‐」
セイラ「‐‐‐‐‐‐‐‐」ニコニコ
シャア「アムロ!?」
シャア「な、なぜアムロが・・・」
ハマーン「まさかアムロとはな」
シャア「えぇい、そんなことあるはずがない!偶然だ!偶然に決まって」
セイラ「‐‐‐‐‐‐‐」
アムロ「‐‐‐‐‐‐‐」
ハマーン「随分と中睦まじげに話しているが?」
シャア「あれは、アルテイシアは誰にでも優しいから、そう見えっ!?」
アムロ「‐‐‐‐‐‐」
セイラ「‐‐‐‐‐‐」
ハマーン「わたしには二人が手を繋いでいるように見えるな、シャア」
シャア「・・・・・・」
ハマーン「シャア?」
狙いさだ~める、ヤツ(アムロ)がターゲット~
ハマーン「ふっ、どうやらわたしの予想通りだったな」
シャア「・・・」
ハマーン「なんとか言ったらどうだ?」
シャア「・・・・・・」
ハマーン「シャア?」
シャア「アムロおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ハマーン「っ!?」
シャア「あのジャブロー頭・・・よりによって・・・よりによってわたしのアルテイシアを・・・」プルプル
アムロ「ん?」ピキューン
セイラ「どうかして?アムロ」
アムロ「邪気が・・・ここは離れたほうがいい」
シャア「えぇい離せハマーン!わたし、シャア・アズナブルが粛正しようというのだ!!」
ハマーン「俗物!そんなことをしたらアルテイシアに嫌われるどころか一生口もきいてもらえなくなるぞ!?」
シャア「離せというのに!!」
ハマーン「落ち着け!」
シャア「男同士の間に入るな!!」
ハマーン「仕方ない・・・これだけは使いたくなかったが」
ハマーン「マシュマーは「お呼びですかハマーン様!」
ハマーン「シャアを取り押さえろ!」
マシュマー「はっ!」
さっすがマシュマーさん!
マシュマー「ふっ・・・休日にハマーン様にお呼び頂けた・・・ふぁーっはっはぁ!このマシュマーセロに敵はない!!」キュイーン
通行人「なんの光!?」
マシュマー「ハマーン様ばんざーーーーい!!!」
シャア「ぐぁあっ!?」
ハマーン「落ち着いたか?俗物」
シャア「わたしのアルテイシアが・・・わたしの・・・アルテイシア・・・」
ハマーン「やれやれ、シスコンもここまでくると病気だな」
ハマーン「シャア」
シャア「・・・アルテイシア・・・アルテイシア・・・」ブツブツ
ハマーン「シャア!!」
シャア「・・・・・・アルテイシア・・・」
ハマーン「当分はダメだな・・・マシュマー」
マシュマー「はっ!」
ハマーン「この俗物を家まで運んでくれるな?」
マシュマー「もちろんです!」
シャア「・・・うぅ・・・」
支援
>>19
亀だが
アルテイシア(アムロに取られる)
ハマーン(ジュドーに取られる)
クェス(アムロ、父親の代わり)
ララァ(アムロに取られる)
だぞ
寝落ちかな
保守をしなければスレは埋もれ、>>1が来なくなる
Dat落ちの冬が来るぞ…
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 60分以内
04:00-09:00 50分以内
09:00-16:00 30分以内
16:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 10分毎
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 25分以内
02:00-04:00 70分以内
04:00-09:00 60分以内
09:00-16:00 50分以内
16:00-19:00 25分以内
19:00-00:00 15分以内
保守
ねおちおん(ネオジオン)万歳
なんちゃって。すまぬ
シャア部屋
シャア「ん・・・ここは・・・」
シャア「夢か・・・ひどい夢だ・・・」
ハマーン「現実だぞ」
シャア「ハマーンっ!?またわたしの部屋に勝手に」
ハマーン「まず家まで運んでもらった恩人に、礼の一つも言ったらどうだ?」
シャア「なにを言っているのだ?」
ハマーン「アルテイシアとアムロの逢い引きを見て心神耗弱状態になっただけでも情けないのに現実逃避とは・・・
赤い彗星も地に落ちたな」
シャア「アルテイシアと・・・アムロ・・・」
シャア「・・・・・・」
ハマーン「シャア?」
シャア「・・・おぉ、大きな星が点いたり消えたりしている」
シャア「彗星か?いや、彗星はもっと大きいはずだな」
シャア「しかし、ここは暑い・・・おーい、出して「正気に戻れ俗物」バシッ!
シャア「いたっ!・・・わたしはなにを」
ハマーン「やっと起きたな。いい加減認めたらどうだ?アルテイシアももう子供ではないんだよ」
シャア「アルテイシアがなんだ?」
ハマーン「アムロと付き合っているという事実を」
シャア「・・・星が点いたり消え「いい加減にしろ!」バシッ!
シャア「おふぅっ!?」
大尉!何やってんです!
お帰り支援
シャア「認めたくないものだな・・・いいや認めるわけがない。アルテイシアはわたしと結婚するのだよ」
ハマーン「まだ言うのか」
シャア「そもそもだ、アムロと会っていたのもわたしの誕生日プレゼントを選ぶ為という王道パターンだ。そうわたしの直感が告げている」
ハマーン「・・・」
シャア「そうに違いない、でなければアルテイシアがあの陰毛頭と会うことなど・・・焦る必要などなかったのだ」
シャア「ハマーン、お前ももう少し状況というものを理解出来るようにならなければ」
ハマーン「・・・」スタスタ
ガチャッ
シャア「ふっ、わたしの完璧な理論の前に逃げるしか出来ないか。それも仕方あるまい」
ガチャッ
シャア「なんだ?」
ハマーン「やはりアルテイシアはアムロと交際しているようだな」
シャア「そんなざれ言はやめろ!証拠もなにも」
ハマーン「アルテイシアに直接聞いた」
シャア「・・・そ、それがお前の妄言ではないと、誰が証明」
ハマーン「これを聞いてみろ」カチッ
『ええ、確かにアムロと付き合っています』
『ほう、いつからだ?』
『もう2ヶ月ほどでしょうか』
シャア「・・・・・・」
ハマーン「これを聞いてもまだ認めないつもりか?」
シャア「・・・ほ「星はもういい」
シャア「・・・」
ハマーン「なんとか言ったらどうだ?シャア」
シャア「・・・一人にしてくれ」
ハマーン「・・・そうか」
バタン
ハマーン(これであの俗物もやっと妹離れが出来るだろう。アムロに感謝するべきか?ふふん)
シャア「アムロ・・・ふっ、ふははっ・・・ふははははっ!」
翌日
カミーユ「おはようございますアムロさん」
アムロ「カミーユか、おはよう」
カミーユ「なんだか機嫌がいいですね?」
アムロ「そうか?いつも通りのつもりだが」ポロッ
アムロ「ん?」
カミーユ「手紙・・・下駄箱に手紙なんて、ラブレターじゃ」
アムロ「どうだろうな?」カサッ
『屋上で待つ』
カミーユ「これだけ?」
アムロ「ああ」
カミーユ「これじゃラブレターか果たし状かわかりませんね」
アムロ「果たし状なんてまさかそんな」
屋上
ガチャッ
アムロ「誰か・・・シャア?」
シャア「・・・・・・」
アムロ「シャア、あの手紙はお前なのか?」
シャア「アムロ」
アムロ「なんだい」
シャア「わたしになにか言うことはないか?」
アムロ「別になにも、まさか本当に果たし状か?」
シャア「そのまさかさ」
アムロ「なにっ!?」
シャア「わたしの妹をかどわかす貴様を、生かしておくことなど出来ん!」
アムロ「ばれたのか・・・」
シャア「貴様!」
アムロ「確かに、セイラさんと付き合っているけれど」
アムロ「それがどういうんだ?」
シャア「貴様よくもいけしゃあしゃあと・・・ララァにフラれた時慰めてやったのは誰だと思っている!」
アムロ「フラれたのはお互い様だろう!」
シャア「あ、あの時、もう一生女なんか好きにならないと誓ったことを忘れたのか!?」
アムロ「情けない奴」
シャア「なにっ!?」
アムロ「妹が男と付き合っているからと大騒ぎするようじゃ、器がしれるぞ!」
シャア「それを貴様が言うのか!」
アムロ「黙れ!お前こそいつもいつもハマーンさんといちゃいちゃして!俺がどんな気持ちでいたか分かろうともしないんだ!」
シャア「ハマーンはただの幼なじみだというのがどうしてわからないんだよ、アムロ!」
アムロ「そのただの幼なじみがどれだけ貴重か!わからないお前じゃないだろう!!」
シャア「幼なじみならお前にもいるだろう!」
アムロ「馬鹿にしてっ・・・フラウはハヤトと子供作って退学になっただろう!」
シャア「わたしの知ったことか!」
アムロ「このっ・・・シャア!覚悟!」バキッ!
シャア「ぐへっ!な、殴ったな!?貴様がアルテイシアと付き合うなど認めるものか!!」ドゴッ!
アムロ「うごっ!・・・こっちこそお前がセイラさんの兄だなんて認めるものかよ!」バゴッ!
シャア「ぐぅっ、わたしは生まれた時からアルテイシアを見てきたんだ!貴様みたいなチン毛頭はエマ中尉がお似合いなんだよ!!」バキッ!
アムロ「がぶっ、い、言っていいことと悪いことがあるぞシャア!!既にキスだって済ませたんだ!そのうち童貞も」
シャア「やめろおおおおおおおおお!!!」ドゴドゴドゴドゴ
アムロ「ぱ、パワー負けして・・・うわああーーーーーーーーー!!!」
アムロ「うぐっ・・・一人では逝かないぞ・・・貴様の精神も道連れにして!」
シャア「なにぃっ!?」
カミーユ「なにやってんです二人とも」
シャア「カミー・・・アルテイシア!?」
セイラ「アムロ!怪我はない?」
アムロ「大丈夫・・・ほんのかすり傷で」
セイラ「血が出ているわ。保健室にいきましょう」グイッ
シャア「あ、アルテイシア」
セイラ「・・・・・・二度とわたしに話し掛けないでくださる?シャアさん」
シャア「シャア・・・さん・・・」ガクッ
セイラ「いきましょうアムロ」
アムロ「あ、あぁ」
シャア「・・・アルテイシアに・・・嫌われたというのか・・・」
『アルテイシア、兄さんのことは好きか?』
『うん!おっきくなったら兄さんとけっこんする!』
『でも、兄妹では結婚出来ないんだぞ?』
『そんな・・・ぐすっ・・・』
『よし、なら兄さんが法律を変えてみせよう』
『ほんと!?』
『あぁ、コロニーを落としてでも変えてやる』
『わぁっ!兄さん大好き!』
シャア「アルテイ・・・シア・・・」
ハマーン「無様だな、シャア」
シャア「・・・ハマーン・・・」
ハマーン「アルテイシアがいずれお前以外の誰かと結ばれるなんて、わかっていたことだろう?」
シャア「・・・・・・」
ハマーン「お前もいい加減、現実を見るんだな」
シャア「どうしたら・・・どうしたらいい」
ハマーン「なに?」
シャア「わたしは小さいころからずっとアルテイシアと一緒だったのだ・・・それなのに、アルテイシアは他の男と」
ハマーン「・・・アルテイシアよりも前からお前の近くにいた女がいるだろう」
シャア「・・・・・・」
ハマーン「・・・・・・」
シャア「流石にわたしでも母親というものはちょっと」
ハマーン「っ!」ゲシッ!
シャア「なにをする!」
ハマーン「・・・他には」
シャア「他・・・ナナイ(愛犬)か?流石に動物は」
ハマーン「・・・・・・貴様がわたしをどう思っているか、よくわかったよシャア」ゴゴゴゴゴゴ
シャア「なんだこのプレッシャーはっ・・・!」
ハマーン「貴様の顔など見たくもない!俗物!」
シャア「なんだというのだ・・・」
夜 シャア家
シャア「アルテイシア、今日の夕飯は」
セイラ「・・・」スタスタ
シャア「・・・」
シャア「アルテイシア、風呂があいたぞ」
バタン
シャア「・・・・・・」
シャア「アルテイシア、お前の好きなハーゲン」
セイラ「・・・」バシッ スタスタ
シャア「・・・コロニーを落とすしかないのか・・・」
シャア「・・・・・・ARIAでも読んで癒されるとしよう」ゴロン
シャア「・・・地球の水位を上げれば、みなネオヴェネチアのように優しくなるのか?」
シャア「つまり、北極にコロニーを落とせば・・・ネオヴェネチア計画・・・ふふふっふははは・・・」
シャア「ん・・・3巻がない、またハマーンか」
ハマーン部屋
ガチャッ
シャア「ハマーン」
ハマーン「なんだ、シャア。非礼を詫びる気にでもなっ」
シャア「ARIAの3巻を返してくれ」
ハマーン「・・・・・・」バサッ!
シャア「ハマーン!ARIAを投げつけるとはどういうつもりだ!?藍華ちゃんに傷がついたらどうする!」
数日後
シャア「あ、アルテイシア」
セイラ「・・・」スタスタ
シャア「・・・アルテイシア!」ゲザッ
セイラ「・・・・・・」
シャア「・・・・・・」ゲザァッ
セイラ「・・・どういうつもりですか?」
シャア「すまなかった・・・許してくれとは言わないが、せめて・・・口をきいてくれ」
セイラ「・・・どうしてわたしが怒っているか、わかって?」
シャア「・・・アムロと喧嘩したからだろう」
セイラ「なら、アムロに謝って下さい。そうしたら」
シャア「なぜわたしがチヂレ頭に謝らねばならん!」
セイラ「・・・もう兄さんと話すことはありません」
こうしてシャアは二度とセイラに口をきいてもらえなかった。
悲しみに耐えられなくなったシャアは戦争を起こし
アクシズを北極に落とそうとしてアムロと戦うことになるのはまた別のお話し
終わり。ダメだ・・・なんかダメだ・・・ハマーン様万歳・・・
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