ほむら「まどかの全てが知りたいわ」(233)
ほむら「ク…もう数え切れないほど歴史をやり直しているのに…一向にハッピーエンドを迎えられる気がしないわ」
ほむら「どうすればハッピーエンドに行くことができるの…」
ほむら「ああ!!そうだわ…何事も情報が全てを制するというものね…今までが無計画すぎたのよ」
ほむら「ふふふ…そうと決まればすぐに実行ね、考える前に動けというものね」
ほむら「さぁ、待っていなさい……まどか!!」
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まどか「おはよ!ほむらちゃん!」
ほむら「おはよう、まどかた…鹿目まどか」
まどか「…?おはよっ」ニコッ
ほむら「!?」ブバァァァ
まどか「ほっほむらちゃん!!??鼻血がすごい勢いで出てるよ!?」
ほむら「し…心配はいらないわ、鹿目まどか」ドクドク
ほむら(朝っぱらからまどかのエンジェルスマイル…今日はいい日になり…そう…ね)ガクッ
まどか「ほむらちゃん!?しっかりして!!ほむらちゃん!!」
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───────────────────────
───────────────────
ほむら「まどっちマジまどまど!!」ガバッ
ほむら「…あれ?」
ほむら(ここは保健室…そうか、あの時天使に…ってちょっと待って…私が保健室にいるってことは)
ほむら(まどかが…私を此処まで連れてきてくれたということよね…)
ほむら(と い う こ と は!!まどかが私を連れて来るにはまどかが私を運ぶ必要ががある)
ほむら(私はまどかの温もりを全身で…)ジュル
ほむら「…ぐへへ」
ほむら「……ハッ!!いけないわ妄想世界に30分もトリップしてしまったわ……そろそろ戻らないと」
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まどか「あっほむらちゃん!もう大丈夫なの?」
ほむら「ええ、もう心配ないわ。ありがとう鹿目まどか」
まどか「ううん、気にしないで。友達のためだもん」ニコッ
ほむら「うっ…そっそう…」
ほむら(いけない、直視したらまた天国に連れて行かれてしまうわ…)
さやか「まったくだよねー!ま、運ばされた私にもお礼くらいあってもいいんじゃない?」
ほむら「あ?」
さやか「う…な、何よ」
ほむら「あら、美樹さやか…スじゃない、どういうことかしら」
さやか「ちょっ!!今名前変な風に呼ばなかった!?ねぇ!!」
ほむら「耳元でわけのわからないことをキーキー叫ばないで頂戴、不快だわ」
ほむら(このカスは美樹さやか、天使にまとわりつく有害でしかない唯の虫よ)
ほむら「ところで貴女が私を運んだというのはどういうことかしら」
さやか「はぁ?言葉の通りじゃん。まどか一人じゃアンタを運べないから私も手伝ったのよ」
ほむら「あらそう、それは迷惑掛けたわね、ご美樹さやか」
さやか「ちょっ!!また名前変な風に!!」
ほむら「まったく、貴女はさっきから何をギャーギャー言ってるのかしら、今私は鹿目まどかと話しているの。邪魔だから消えてくれないかしら」
さやか「アンタって何であたしにはそんなに攻撃的なわけ…」
まどか「そっそうだよほむらちゃん!みんなとお話するほうが私はいいと思うよ」
ほむら「まどかがそういうなら仕方ないわね…まどかに感謝することね、ゴミさやカス」
さやか「あんた今普通にゴミカスって言ったわよね!!」
ほむら「さっきから、病み上がりの私に酷いことを言うのね。そう思わない?鹿目まどか」
まどか「そうだよ、さやかちゃん。ほむらちゃんはさっきまで寝てたんだからそういうこと言うのはよくないよ」
さやか「え?何これ?何であたしが悪いみたいな感じの空気になってんの?」
ほむら「もうそろそろ授業が始まるわ、行きましょう鹿目まどか」
まどか「うん、そうだね」
さやか「ちょ…ちょっと待ってよ!何でこんな扱いなの?おかしいよね!?」
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ほむら(授業中のまどか、なんて可愛いの?その可愛さはもう罪ねギルティね)
ほむら(何か落書きしてるわね、何を描いてるのかしら…ちょっと時を止めてみてみましょう)
ピタッ
ほむら「どれどれ?…っ!!!!」
ほむら「こっこれは……天使と私が手を繋いでる!!!隣に変なゴミも描かれてるけどそんなことはどうでもいいわ」
ほむら「まどか…なんていい娘なの…?私を萌死させる気…?」
ほむら「とっとりあえず落ち着きましょう…そうね、とりあえずまどかをぺろぺろしてから時を戻しましょう」
ほむら「ああ、まどかまどかクンカクンカスーハースーハーなんていい香りなの!!ご飯三杯は余裕でいけるわね!!まどかのもち肌もぷにぷにしちゃう!!」
ほむら「まっまどかぁぺろぺろしちゃうね!?いいよね!!ぺろりんちょするわね!ぺろぺろぺろぺろああああああ!!!」
ザワッ
ほむら「…ふぅ」ツヤツヤ
まどか「…?」
まどか(何か私の髪の毛が乱れてるような…?いつのまに寝ちゃったのかな…)
さやか「うぎゃああ!!私の髪の毛に大量の消しカスがこびり付いてる!!何で!!」
先生「美樹さん!静かにしなさい!!」
ほむら(ついでにカスにさっきの制裁を食らわせといたわ、いい気味ね」
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まどか「さやかちゃーん!ご飯食べよー」
さやか「おっし、ご飯にしよっかぁ」
ほむら「鹿目まどか」
まどか「? どうしたの?ほむらちゃん」
ほむら「えっと…」
まどか「あっ!そうだ、ほむらちゃんもお昼一緒に食べる?」
ほむら「えっ!ええ、そうね」パァ
さやか「えー、転校生も一緒にすんのー?」
ほむら「別にカスとは一緒じゃなくてもいいわ」
さやか「アンタもう悪びれも無く言うわね…」
まどか「そう言わずにみんなで食べよ!みんなで食べたほうがおいしいよ!」
ほむら「そうね、貴女がそういうなら」
ほむら(ああ、なんて慈悲深いのまどか…こんなゴミカスと一緒にお昼なんて不快なだけのはずなのにあんなに笑顔で貴女はなんて女神なの…)
さやか「まどか!!」ダキッ
ほむら「は?」
まどか「うわっどうしたのさやかちゃん?もー、いきなり抱きついてー」
さやか「えへへー、まどかは優しいなー」
まどか「えーそんなことないよ、普通だよ」
ほむら「……」
ほむら(え…何これ…カスが私の天使に抱きついてる…?ありえないわ、早くゴミを排除しないと)
ほむら「まどか、どきなさいそこにいるゴミを即刻消さないといけないわ」
まどか「え?」
ほむら「いいから離れなさい!!」グイッ
まどか「きゃっ」
さやか「うわっ」
さやか「何すんのよ転校生!!」
ほむら「黙れ有害、お前は決してやってはいけないことをしたわ」
さやか「は?何それ…あたしは唯まどかに抱きついただけじゃん」
ほむら「はいギルティ、それギルティ。ゴミカスお前は即マミる刑に処します」
さやか「はぁ?何わけわかんないこと言ってんのよ?何処がいけないわけ?」
ほむら「もういいわ、ゴミに何言ってもわかるはずないわね。じゃあ消えなさい」
まどか「ちょ…二人とも!喧嘩は駄目だよ!!よくないよ!!」
マミ「あら?どうしたの?」
まどか「あっマミさん!さやかちゃんとほむらちゃんが喧嘩してて…」
さやか「いや、転校生がわけわかんないことを言ってるだけだって!!」
ほむら「排除排除排除排除排除天使にまとわり付く虫は全て排除」
マミ「待ちなさい、落ち着いて二人とも。ここは冷静になって」
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ほむら「……巴マミ…」
ほむら(この牛女は巴マミ、私と同じ魔法少女で天使にまとわり付く虫2号よ)
ほむら(でも、この雌豚はゴミカスと違ってやっかいだわ…ここは提案に乗っておきましょう)
ほむら「…そうね、たしかに大人気なかったわ」
さやか「まったくだっつーの…何なのもう」
ほむら「ああ?」
さやか「ひっ」ビクッ
まどか「もー、二人とも仲良くしようよ!友達なんだから」
マミ「取り合えず場所を変えましょう」
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マミ「それで、貴方達は何故喧嘩をしていたの?」
さやか「いや、マミさん喧嘩じゃなくってですね」
ほむら「ええ、そこのゴミのいうとおりよ巴マミ」
さやか「おい!」
まどか(わぁ今日のおかず私の好きなのいっぱいだーありがとーお母さん)ニコニコ
ほむら(あっ今のまどかの顔やばいわ、時を止めて撮影しておきましょう)
マミ(今のまどかさん…すごく可愛かったわ…ク…カメラでもあれば永久保存版なのに)
さやか(まどか可愛いなぁーお弁当もおいしそう)
マミ「喧嘩じゃないというと?何が原因なの?」
さやか「いや、転校生がいきなり
ほむら「この虫がかもあろうことにまどかに抱きついたのよ。だから消そうとしただけよ」
マミ「あら、それはいけないわね。それは美樹さんが悪いわギルティね」
さやか「ええ!?あたしが悪いの!?」
マミ「当たり前よ美樹さん、天使に触れるどころか抱きつくなんて消されても文句は言えないわ」
さやか「ええ!?あたしが悪いの!?」
マミ「当たり前よ美樹さん、天使に触れるどころか抱きつくなんて消されても文句は言えないわ」
さやか「えええええ!!!何ですかそれは!!別に友達だしいいじゃないですか!!」
ほむら「何を言っているの?何故天使がゴミと友達なの?意味不明なことを言わないで頂戴」
さやか「何でよ!!まどか!私達友達だよね!」
まどか「んー?当たり前だよぉ?さやかちゃんは友達だよ」
さやか「ほらっ!まどかだってあたしと友達って言ってるじゃん」
ほむら「ああ、なんて慈悲深いのかしら…優しすぎるわまどか…」
マミ「連れて帰りたいわね」
さやか「……」
さやか(そうか…こいつ等駄目な奴らだ…危険な部類の人間だよ…)
さやか(こいつらからまどかを守らなきゃ…まどかは純粋だから、こんな穢れた奴らと一緒にいさせちゃ駄目だ)
さやか「まどか!!ちょっと来て!!早くここから逃げよう!」ガシッ
まどか「うわっ!」
マミ「なっ!」
ほむら「あろうことかまた天使の手を…ギルティ!!粛清しなくてはいけないみたいね」
まどか「あわわ、お弁当まだ全部食べ切れてないよさやかちゃん──」
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さやか「ハァハァ…なんとかまいたか」
まどか「どうしたのさやかちゃん?いきなり走り出して」
さやか「ハァ…まどか…あの人たちに…ハァ…近づいちゃ駄目…ハァ」
まどか「さやかちゃん…息整えてから言ったほうが…何か今の感じだと変質者っぽいよ」
さやか「う…そうだね」
杏子「おっさやかにまどかじゃねーか!」
さやか「あ、杏子」
まどか「杏子ちゃん!こんにちはっ」ニコッ
杏子「おっ…おう」
杏子(う…なんだよまどかの奴…いきなり満点の笑顔出しやがって…調子狂うじゃんか)
さやか「こんなとこで何してんの?」
杏子「ん?ああ、まぁ材料を集めにだな…お前らこそ何してんだ?今、学校の時間じゃねーの?」
さやか「材料…?いや、まどかを変態共から離れさせようとしてたらこんなところまで来ちゃってさ」
杏子「ふーん、何かやばい事に巻き込まれてんだな」
まどか「そうかなぁ?私は唯みんなとお昼食べながらおしゃべりしてただけな感じだと思うけど」
さやか「まどか!アンタは純粋だからあいつらの邪な気持ちに気づいてないだけ!」
杏子「おいおい…なんかそうとうやばそうだな」
さやか「あいつらのことだからまだ探してそうだし…これからどうしよう」
杏子「なんだったら話聞いてやるよ」
まどか「え?おしゃべり?いいね!しようよ!」
さやか「まぁ、二人でいるよりかはマシかな…」
さやか(まどかと一緒に居たいけど…まどかの安全に代わるものはないしね)
杏子「そうと決まったらコッチ来いよ。近くにあたしの家があるからよ!」
杏子(よしっ!さやかとまどかと一緒に居られるぜ!!)
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ほむら「チッ…あのカス一体何処にいったのかしら…」
ほむら「巴マミは一人でどっかにいってしまうし…何かいい方法は…」
ほむら「そっそうだわ!!まどかの殺人的にキュートで芳醇で桃のような甘酸っぱいようなあの香りを追って行けばいいんじゃない!!」
ほむら「ふふふ、普通ではそんなことは出来ないでしょうけどまどかの匂いをずっと嗅いできたまどか検定でも1級余裕な私なら可能」
ほむら「クンカクンカ…違うわね、もっと向こうかしら…っ!!南西側からまどっちSmellが!!今行くわマイエンジェル!!」ヒュン
「ママーあの人なんかキモかったねー」
「いけません!!あんな変質者の事なんか忘れなさい!」
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マミ「ク…鹿目さん…何処に行ったのかしら…」
マミ「この右手が暴れだす前に早く探さないと…鹿目さん…」
マミ「う…うあああ!!鹿目さんのエンジェルスマイルを見ないと私の邪悪な心が私自身を飲み込んでいく…」
マミ「早く…早く鹿目さんを探さなきゃ…」ダッ
「ママー
「しっ見ちゃいけません!!!」
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杏子「~♪」
さやか「…ねぇ杏子」
杏子「ん?何だよさやか」
さやか「あのさ、さっきから川沿い歩いてるけどさ…民家とか全然ないけど…こんなとこにアンタの家あるわけ?」
杏子「まぁな」
まどか「風が涼しくて気持ちいーね」ニコニコ
杏子「おっ着いたぜ!!此処があたしの家だ!」
さやか「は?何処?子供の作った秘密基地みたいのしか見えないんだけど」
杏子「いや、それあたしン家だし…」
さやか「え!?だってこれ…マジで?」
まどか「うわー!すごーい!小学生の頃思い出すなぁ」
杏子「まどか…」
さやか「…まぁ、まどかがいいならいいけどさ」
杏子「まぁ、遠慮せずに入ってくれ!!あ、靴は脱げよ」
まどか「うん!」
さやか「じゃ、お邪魔しますか」
まどか「わー!思ってたより広くてキレイ!」
さやか「まぁ、ダンボールハウスにしてはキレイかな」
杏子「へへ、此処作るのに結構苦労したんだぜ」ニカッ
まどか「へぇ…ホントにすごいなぁ杏子ちゃんは…こんな家自分で作れるんだぁ」
杏子「え…そうか?照れるな///」
さやか「まぁ、たしかに」
杏子「あっそうだ、話があるんだろ?早く言えよ」
さやか「あーそうだった、簡単に言うとね───」
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杏子「マジか…」
さやか「ホント有り得ないよね…あいつらといるといつかまどかが襲われそうだしさ」
杏子「まどか」
まどか「なーに?杏子ちゃん」ニコッ
杏子「ぅ…くうかい?」
まどか「わー!ありがとう杏子ちゃん!!」ギュ
杏子「ッ!?」
杏子(うわわわ///まどかがあたしの手を握っ…ぅぁやらかい…)
さやか「杏子」
杏子「ッ!!なっなんだよさやかっ」
さやか「アンタ…まさかだとは思うけどあいつらみたいなこと考えてるわけじゃないよね」
杏子「なっ!!そんなわけないだろ!!あんな変態共と一緒にすんな!!」
杏子「それに…大体まどかに触られたらドキドキするだろフツー…」ブツブツ
さやか「まぁ、わからんでもないけど」
まどか「お菓子おいしいよっみんなも食べようよ!」
杏子「でも、じゃあ此処にいたらマズイかもな」
さやか「え?何でよ?」
杏子「いや、単純に暁美ほむらにはこの場所割れてんだよな」
さやか「は!?何それ早く言いなさいよ!!まどか!もう行くよ!」
まどか「え?もう?もう少し杏子ちゃんのお家でおしゃべりしてたいな」
杏子「ぅ…まどか…」
さやか「また今度来ればいいでしょ!早く!変態共に捕まってもいいの!?」
ほむら「それには及ばないわ」
さやか「!?」
杏子「うわっ!何時の間に!!」
まどか「あ、ほむらちゃん!」
ほむら「まどか…もう安心しなさい、すぐにそこの虫から開放してあげるわ」
杏子「ちょ…なんか雰囲気やばくねえか、こいつ…」
さやか「う…まどか、隠れてて」
ほむら「さあまどか…今助けてあげるわ」ジュル
まどか「ほむらちゃん!!動かないで!!」
ほむら「えっ!?」ビクッ
さやか「まどか…?」
まどか「ほむらちゃん…駄目だよ」
ほむら「え……まどか…?」
まどか「靴脱がなきゃ入っちゃ駄目だよ!!」
杏子「おい」
ほむら「え?あ、ああそうね…御免なさいまどか。気をつけるわ」
さやか「まどか……」
─────────────────────────────
杏子「……」
さやか「……」
ほむら「……」
ほむら(う…さっきのアレで完全にタイミングを外してしまったわ…」
まどか「?…みんななんか暗いね…どうしたの?もっと楽しくおしゃべりしようよ」
さやか「まどかそうは言ってもね…」
杏子「ぅー、なんか嫌な空気だよなぁ」ブツブツ
ほむら「佐倉杏子、何か意見があるならはっきり言いなさい」
杏子「ッ!!な…なんでもねーよ」
まどか「うーん…あっそうだ!!」
杏子「どうしたまどか?」
まどか「今日私のお家でお泊り会でもしないっ?」
俺もまどかの家に泊まりに行く
>>102
許さん
さやか「え…?」
杏子「まどかの家で…」
ほむら「お泊り会…ですって?」
まどか「うん!みんなでご飯食べたり、遊んだりしたらきっとみんな仲良くなれると思って!!」
杏子「でも…いいのかあたしなんかがまどかの家にお邪魔になってよ」
まどか「勿論だよ!!むしろ、私の家なんかじゃ嫌かな…」
杏子「そっそんなわけねーだ
ほむら「そんなわけないわ!寧ろお願いしたいくらいよ!!いや、お願いします!泊めて下さい!!」
まどか「うっ…うん、勿論だよ」
まどか(うわぁ、ほむらちゃんいきなり大きな声でビックリしたぁ…)
さやか「まどか…マジで?」
さやか(嘘でしょ…まどかの家に転校生が来たりしたら…うわああ!!守らなきゃ…まどかの貞操を守らなきゃ)
まどか「じゃあマミさんも誘って私の家に行こ!!」
さやか&ほむら「ええ!!??」
まどか「? どうしたの?二人とも」
さやか「ちょっと待ってマミさんも誘うの!?」
ほむら「止めたほうがいいわ、あの女は危険よ」
杏子「いや、お前が言うなよ」
まどか「え?どうして…?だってマミさんだって仲良くなりたいし」
さやか「でも…」
まどか「でもやっぱりマミさんも一緒のほうがいいよ!!」
─────────────────────────────
ほむら(ということであの雌豚を探す羽目になってしまったわけだけど…なんとかあの豚をハブるいい方法はないかしら)
ほむら(そうだわ!!まどかに気づかれる前に時間を止めてマミればいいんだわ!!)
ほむら(ククク…これなら確実に殺れるはずよ…)
さやか「学校にもいなかったし何処行ったんだろ」
杏子「さあなぁ」ポリポリ
まどか「うーん…もう帰っちゃったのかなぁ」
さやか「そうなるともうお手上げだよね、あたし達マミさんの家知らないし」
ほむら「そうね……ッ!?」
ほむら(この気配…!!近くまで来ている…時よ止まれ!!)
ほむら「何処!!早く探して抹殺しないと!!」
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────────────────────────
───────────────────
ほむら「どうしていないの!!??気配は必ず近くにいるというのに…一端時を動かさないと…」
さやか「もう諦めようよまどか」
さやか(そっちのほうが都合がいいし)
まどか「うん…残念だけど仕方ないよね…」
マミ「その必要はないわ」
ほむら「なっ!?」
杏子「うおっ!何時の間に!!」
さやか「マミさん…ってまたなんか雰囲気やばくない…」
マミ「うふふ、やぁぁぁっと見つけたわまどかたん…今の私を止められるものはいないわぁ」
ほむら「くっ…この感じ…ヤバイ」
杏子「なんか邪気みたいのが周りからでてんぞ!!何だアレ!!」
マミ「まどかたんまどかたんまどかたん可愛い私のまどかたんふふふふふふふもう何も怖くない」
さやか「なんかぶっ壊れてる…」
ほむら「まどか!!あの黄色から離れて!!アレは危険よ!!」
まどか「うっうん…なんかマミさん怖い…」
ほむら「くっ…死ね雌豚!!」
マミ「ふん、そんな攻撃効かないわ」
さやか「うわ!転校生が吹き飛ばされた」
ほむら「ぐぁ!!」
マミ「貴方では私に傷一つ付ける事もできないわ」
ほむら「黙れ変態!!」
杏子「いや、だからお前が言うなって」
マミ「ふ…呑み込みが悪いのね、見逃してあげるって言ってるの」(私かっこいい…!)
ほむら「ほむぅ…」
マミ「そ~れそぉ~れティロフィナーレ!!」
さやか「うわぁ!!」
杏子「さやか危ねえ!!!」
マミ「あら、かわされちゃったわね」
まどか「なっ…なんなの?これ…」
杏子「てめぇ…」
マミ「ふん、こんな物でまどかたんを釣ろうなんて甚だしいわ!!」グチャ
杏子「!?」
まどか「あ…お菓子が…」
杏子「てめええええええええええ!!!!」
マミ「なっ速
杏子「おらあああああああああああ!!!いいかげんしろこの厨ニ病やろおおおおおおおおお!!!!!」
マミ「グ…」
杏子「食べ物を粗末にするんじゃねえ! 殺すぞ…!!」
まどか「み…みんな喧嘩はやめてよ!!こんなの絶対におかしいよ!!」
まどか「こんなのってないよ…」
ほむら「う…まどか…」
さやか「まどか…」
杏子「…チッ」バッ
マミ「うっ…」ドサ
杏子「まどかを泣かせたくはねーからな、このくらいにしてやるよ」
まどか「杏子ちゃん…」
杏子「ま…まどか心配すんな、あいつもちょっとおかしくなってただけだ」
マミ「御免なさい、闇の力が暴走して少々取り乱してしまったみたいね」
さやか「少々…?」
ほむら「まったくはた迷惑な…ハッ!!」
ほむら(これじゃあ計画が実行できない!!く…不覚、ミッションは失敗ね…)
まどか「マミさん!もう大丈夫だよね…」
マミ「もう大丈夫よ鹿目さん、怖がらせてしまって御免なさいね」
まどか「ううん!それでねマミさん今日ね───」
─────────────────────────────
まどか「さ、上がって上がって」
さやか「まどかの家久しぶりだなー!お邪魔しまーす」
ほむら「お邪魔するわ」
ほむら(あああ、まどかの家!!今まで何度も進入しまくったけどまどかの公認は初めてだわ!!ハァハァ)
マミ「お邪魔します」
マミ(ここがまどかさんの家…まどかさんの匂いに今全身が包まれているのね…ふへへ)
杏子「じゃーしまーす」
まどか「じゃあ私の部屋で待っててね、さやかちゃん悪いんだけど案内してもらっていいかな?」
さやか「おっけーまかせてー」
ほむら「早く案内しなさい屑」
ほむら(まぁ私はまどかの部屋どころかまどかの今日履いてあるパンツが何処にしまってあるのかも把握済みだけど)
杏子「うわー!!すっげぇ!!でけええ!!なんかすげぇ!!とにかくすげえええ!!」
マミ「なかなかセンスあるわね」
マミ(なにこの子うるさいわね)
さやか「おー相変わらず可愛い部屋だなー」
ほむら「そうね」
ほむら(ク…私以外がこの神聖な場所に入るなんて…屈辱だわ)
マミ「可愛いわ…鹿目さん」
杏子「うわー!!やべえ!!広い!!まどかの部屋だけで私の家よりでけえなんてすげええ!!」
ほむら「…ハッ!!!」
ほむら(そういえば今まではコソコソ隠れながらじゃないと此処に来れなかったけど今なら堂々とまどかの家を徘徊しても大丈夫なのでは…)
ほむら(そうよこれは最高の機会!!これで今まで踏み込めなかったまどかのピーーーやピーーーとかも十分可能なはず!!)
ほむら(なんだか大きく道を逸れてしまった気がするけどこれで…)
ほむら「ブツブツブツ」ニヤニヤ
さやか「なにこいつ…さっきから独りでニヤニヤしながらブツブツ言ってて気持ち悪い…」
マミ「鹿目さんのパンツは何処かしら…」
杏子「うおおおお!!!すげええ!!布団がやわらけえええ!!しかもでけえええ!!足も付いてる布団とかすげえええ!!!」
ごめんシュタゲみてた
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まどか「それでね!仁美ちゃんがね──」
さやか「えー!マジで!?そうだったのかぁ──」
杏子「すげえええ!!テレビが薄すぎだろこれ!!!しかも超キレイじゃねええか!!SUGEEEE!!」
マミ「ええとコレは鹿目さんの使ったティッシュかしら?」ガサゴソ
ほむら「待ちなさい、それは私が最初に目を付けた物よ」
ギャアギャア
ほむら「クッ…あの雌豚…私のまどか使用済みティッシュを…って」
ほむら(こんなことをしている場合じゃないわ!!まどかコレクションも大切だけど今は情報よ!情報!)
ほむら(さて…行動に移しましょう)
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ほむら「まどか」
まどか「? なあに?ほむらちゃん」
まどか「今日のパンt…まどかは普段部屋で何してるの?」
まどか「え?えーっとね…漫画読んだり、テレビ観たり…弟と遊んだりしてるよ」
ほむら「そう、そういえば家族はどこかしら?見かけないけど」
まどか「あ、今日はねお婆ちゃんの家に皆行っちゃったよ!ホントは私も行くつもりだったけどね」
ほむら「じゃあ今日のためにまどかは…」
まどか「え?あ…気にしなくていいよ!!私は寧ろ皆と一緒にお泊り出来てうれしいもん!」ニコッ
ほむら「」ブバァァァ
まどか「ほっほむらちゃん!?」
さやか「うわっまた鼻血かよ!!」
杏子「うおおおお!!最近のゲームすげえええ!!本当にスポーツしてるみてええ!!SUGEEE!!!」
マミ「」ドクドクドク
さやか「ええええ!!??何でマミさんも鼻血がぁぁああ」
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ほむら(ク…流石マイエンジェルまどかたんね…あんな至近距離であんなエンジェルヴォイスにスマイルされたら一発KOするに決まっているわ)
ほむら(次はもっと慎重に行動しなければ貧血で本当に逝ってしまうわ)
ほむら(何故か知らないけどあの雌豚は倒れてしまったし…このチャンスは見逃せないわ!!)
ほむら(…っとその前にまどかの使用済みティッシュは奪っておきましょう)
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まどか(なんだろう……さやかちゃんも言ってたけどほむらちゃんは何か変だ…)
まどか(何か…私をいつも見てるような…でも、気のせいだよね…こんな事考えるなんてほむらちゃんに失礼だよ)
まどか(でも…、ちょっと試してみようかな…うん!まぁ大丈夫だよね!!私の勘違いならそれでいいし!!)
まどか(でも、どうしようかな……さやかちゃんの言ってたことが本当ならあの漫画に載ってた方法をやってみよう!)
眠いので寝ます
昼ごろまで残ってたら続き書く
落ちてたら15時前後にもう一回スレ立て直します
ほ
>>193-201
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