さいとうゆうき

マー「佑ちゃんか…あいつも色々大変だしなぁ…まぁ安価だし仕方ない」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

prrrrr　ｶﾞﾁｬｯ

斎藤「はい斎藤」

マー「おう、佑ちゃん？」

斎藤「その声は…マーくん？僕に電話してくるなんて久しぶりじゃないか あ、優勝おめでとう」

マー「ありがとう」

斎藤「しかも胴上げ投手だなんて最高の優勝じゃないか 全くもって羨ましいよ」

マー「いやぁそれ程でも」

斎藤「でも右肩の故障がなかったら僕もその位置にいるはずだったんだけどね
　　　高校時代が懐かしいなぁ…あの時はハンカチ王子だなんて言われてチヤホヤされてたなぁ
　　　甲子園優勝で胴上げ投手…甘いマスク…青いハンカチ…名実共にNo.1だったよなぁ…
　　　それが今じゃどうだ 『半価値』やら『カイエン』やら『うわぁ頑張ろう』やら…
　　　マスコミからは『もはや過去の栄光にすがってるだけの客寄せパンダ』なんて言われるし…
　　　あーなんか死にたくなってきた…」

マー「い、一旦落ち着こう」

斎藤「うわぁもうダメだ 三途に土地買うってヤバいッスか？
　　　ちょっと富士…ｻﾞｻﾞ…ｻﾞｻﾞ海まで…ｻﾞｻﾞ…よう…ｻﾞｻﾞ…思う」

マー「三途…？あ、急に電波が…え？何だって？」

斎藤「…じゃｻﾞｻﾞ…ね…マーくん さよｻﾞｻﾞ…ら」ﾌﾞﾂｯ

ﾂｰﾂｰﾂｰﾂｰﾂｰﾂｰﾂｰ