妹「にい、孫の手どこ」(949)


兄「あー、どこやったかな」

妹「にぃ、使ってたよね」

兄「つかったつかった」

妹「背中がかゆい」

兄「どこ置いたかな…」

妹「背中がかゆい」

兄「あーわかったからちょっと待ってろ」

妹「はようせい」


兄「テーブルの下にない?」

妹「テーブルの下、ん…しょ…」ゴソゴソ

兄「…あ、お前パンツ趣味悪いな」

妹「しょ…っと、あった」

兄「よかったな」

妹「わるくない」

兄「え?」

妹「趣味」

兄「ごめん」


妹「ふん」

兄「悪かったよ」

妹「ばかにい」

兄「でもな、お前もそういうところに気をつかいなさい」

妹「なに」

兄「四つんばいになったらパンツ見えるのはわかるだろ」

妹「わかる」

兄「そういうことだ」

妹「どういうことだ」

兄「…」


兄「つまりそうそう人に簡単にパンツ見せるなってこと」

妹「なるほど」

兄「わかったか」

妹「ちがう」

兄「はいなんでしょう」

妹「パンツは別に見られてもいい」

兄「えっ」

妹「趣味をどうたらいわれるのが気に食わなった」

兄「オーケーそういうことね」


兄「しかしそのパンツはどうかと思う」

妹「なに」カチン

兄「親切心で言ってるんだ、バカにしてるわけじゃない」

妹「余計なお世話」

兄「なんだとう」

妹「よくも見てないくせにわかったふりしないで」

兄「しっかりと見えました」

妹「へんたい」

兄「見られてもいいといいと言ったじゃないか」

妹「ばかにい」

兄「どっちなんだよう」


妹「ふん」

兄「それどこで買ったんだい」

妹「ネット」

兄「ネット? なに、網?」

妹「インターネット通販だよばか」

兄「バカバカ言うな、言っておくがお前より賢いからな」

妹「ネットも知らないのに私より賢いんだ」

兄「それは知識の問題だ」

妹「ふーん、よくわかんない」

兄「やっぱりお前ばかだろ」

妹「うるさい変態」

兄「…」


妹「ちゃんと見てから意見をいって」

兄「どういうことだこのやろう」

妹「かわいいでしょ」バッ

兄「お前はアホか」プイッ

妹「何で顔そらすの」

兄「いや、妹とはいえ女性の下着を直視するのはいただけない」

妹「いきなり紳士ぶらないでちょうだい」

兄「変態は変態でも変態紳士気取りたいんだよ」

妹「許可するから見て」

兄「本当か?」

妹「本当、別ににいだし全然はずかしくない」

兄「…はいはい、見ますよ、見てから意見を述べればいいんですね」スッ


妹「どう」ドヤ

兄「…っはー…」マジマジ

妹「……」

兄「っふーん……」ジロジロ

妹「……ぅ…」

兄「……うーん…」ジーッ

妹「…や…ぁ……ぅ…」モジモジ

兄「ん」

妹「やっ」バッ

兄「パンツ情報がシャットアウトされたんですけど」

妹「…やっぱ恥ずかしかった」

兄「うん、妹が普通の感情を持っていておにいちゃんうれしい」

妹「ばか」


妹「どうだった」

兄「じっくりと観察させていただきました」

妹「うん」

兄「確かに先ほどはパッと見で判断してしまいました」

妹「うん」

兄「しかし今、再度じっくりと細部にいたるまでの刺繍を見ました」

妹「うん」

兄「作りは意外といいということが判明」

妹「でしょ」ヘヘン


兄「つまり」

妹「うん」

兄「その結果」

妹「うんうん」

兄「やっぱり趣味悪いよ」

妹「ばか!」


兄「…」

兄「ふーむ、行ってしまった」

兄「完全に妹の機嫌を損ねてしまったな、はは」

兄「一体全体何がいけなかったのだろう」

兄「全く、妹という生物は不思議のベールに包まれるな」

兄「それにネット通販くらい知っておったわ、たわけが」

兄「ははは」

兄「笑ってる場合じゃない」

兄「妹の機嫌をなおしにいかなければ」

兄「ふふふ」

兄「実を言うとこれもまた俺の楽しみの一つなのだ」

兄「なんちゃって」

兄「ふふふ、そろそろ悲しくなってきたところでいこう」スタスタ...


 ―妹部屋前

兄「さて、通常なら妹は自分の部屋でパソコンをしてるか寝てる」

兄「しかし、ご機嫌斜めのときはいないのだ」

兄「試しにノックを」


兄「妹ー」コンコン

 シーン...

兄「やはりな」

兄「貴様の行動パターンは既に解析済みなのだ」

兄「ふふふ」

兄「ここで浮かび上がる疑問がある」

兄「それは、ならばどこにいるのか」

兄「皆さんもお考えください、一体どこなのかを」


兄「時間切れです」

兄「そう、彼女はここです」


 ―兄部屋前


兄「今俺は俺の部屋の前にいます」

兄「彼女はこの部屋にいるのです」

兄「ノックを」


兄「妹ー?」コンコン

 シーン...

兄「ふん、案の定返事はなし」

兄「分かりきったことです」

兄「では早速入ってみることにしましょう」ガチャ


 ―兄部屋

兄「ここが俺の部屋」バタン

 シーン...

兄「しかし、見渡してみても妹の姿はありません」

兄「いないじゃないかって? まぁまぁ少し待ってください」


兄「妹ー、でてこいよー」コンコン

 ...

兄「機嫌なおしてくれよ、俺が悪かったって」

 ...

兄「だから押入れからでてきてくれよー」

 ...

兄「そろそろ怒ったら俺の部屋の押入れに入るのやめようよ、な」

 ...


兄「そう、俺の妹は機嫌が悪くなると押入れに入ってでてこなくなるのです」

兄「しかも、俺の部屋の、ね」


兄「妹ー、きいてるのー」

 ...

兄「…はぁ… わかったよ」

 ッ... ピクッ

兄「今月のニヨニヨ動画プレミアム会員の料金」

 ガラッ!

妹「ほんと?ねぇほんと?」ズイ

兄「う、うおぉ…、まだ全部言ってないのに…」

妹「今月も払ってくれるの?」

兄「払うよ、払わないと機嫌なおしてくれないしな」

妹「元はといえばにいが悪い」

兄「そうだっけか」


妹「お金ぷりーず」

兄「はいはい、はいよ」スッ

妹「にいありがとう …あれ」

兄「どういたしました」

妹「…五百円だけ?」

兄「え?」

妹「残り」

兄「いや五百円だろ?」

妹「ちがうよ、525円だよ」

兄「…」

妹「25円」

兄「それくらい…」

妹「25円」

兄「はい今もってきます」


妹「へへ、ぁ、ありがと」

兄「でも、パンツは」

妹「まだいうの」

兄「ぱ、ぱんt」

妹「…」

兄「すいませんもういわない」

妹「それが皆平和」

兄「いいこといいますね」

妹「ふん」


兄「お前は何故俺の部屋の押入れに入るんだ、自分の部屋にも押入れあるだろう」

妹「自分の部屋だとかまってくれない」

兄「えっと?」

妹「私が私の部屋の押入れでいじけてたって誰も困らない」

兄「そうですね」

妹「そうすると誰もかまってくれない」

兄「そうですね」

妹「にいの部屋に居座ればにいはこまるわけ」

兄「そうですね」

妹「にいは私をどかそうとする」

兄「そうですね」

妹「にいにかまってもらえるということ」

兄「そうですか」


兄「そんなことしなくても俺はかまってやるのに」

妹「ふん、にいがパンツのこと言ったり」

兄「それは趣味が悪いから」

妹「この前は髪型のこと言ったり」

兄「あれは俺がポニーテール好きだから」

妹「あの時は目の色のこと言ったり」

兄「それはお前の瞳がキレイだったから」

妹「胸の形がどうとかいったり」

兄「あれは俺の理想論を語っていたら」

妹「するからでしょー!」

兄「お前また胸成長した?」

妹「ばか!」


兄「おっとまたいじけないでくれよ」

妹「しばらくはいじけない」

兄「おや、随分と飲み込みがはやいようだけど」

妹「お金もらったし」

兄「ははは、現金な奴だ」

妹「人間みんなそう」

兄「悲しいこと言わないでもっと未来に夢を」

妹「未来より今が楽しければそれでいい」

兄「なんて気楽な奴だ」

妹「先のことなんて考えたくない、だってめんどうだもの」

兄「せんでみつも風に言ってもダメなものはダメだなぁ」


妹「にい、リモコンどこ」

兄「テーブルの上にあるだろ」

妹「それはエアコン」

兄「あぁ、ならばテレビの横に」

妹「それはうぃーリモコン」

兄「えーと… 他に何かあったかな」

妹「わかっててやってるでしょ」

兄「バレたか、テレビのならテーブルの下だ」

妹「ばか」


妹「んしょ…」ゴソゴソ

兄「ばか、また見えてるぞ」

妹「別にいい」ピッ

兄「おや、今回のはまだマシなパンツだったな」

妹「そう」

兄「俺に言われてちょっと気にした?」

妹「してない」

兄「かわいいやつめ」

妹「してないもん」

兄「うふふ」ニヨニヨ

妹「ばか」


兄「一体何を見てるんだ」

妹「パンツばっかり見てる」

兄「違う、俺の話じゃない」

妹「そんなにパンツすきなの」

兄「好きだ」

妹「えっ」

兄「冗談だ」

妹「ばか」


兄「お前は気にしなさすぎなんだ」

妹「別に、にいだし」

兄「俺になら何されてもいいのか?」

妹「…」

兄「おい」

妹「…い、いや何されてもっていうか」

兄「何考えたお前」ニヤ

妹「別に」

兄「えっち~」

妹「ばか」


 『このカレーめっちゃ辛いってちょっとー!』ワハハ...

兄「うわぁからそう」

妹「辛いの苦手なの」

兄「好きではないかな、どっちかというと甘いほうがすき」

妹「ふーん」

兄「妹は辛いの好き?」

妹「きらい」

兄「にいは?」

妹「すっ…」ハッ

兄「す?」ニヨニヨ

妹「…」プイッ


 『ゲストは今大注目の読者モデルでーす!』キャーキレーイ...


兄「おっ、きれいな人だなぁ」

妹「…こういう人すきなの」

兄「きれいじゃない? この人」

妹「…まぁ」

兄「でもきれいよりかわいいの方がすきだな」

妹「へぇ」

兄「妹みたいにかわいいのが」

妹「ふぇっ」

兄「そういうとことかね」

妹「…」カァ

ジャイアン「でもきれいよりかわいいの方がすきだな」

ジャイ子「へぇ」

ジャイアン「ジャイ子みたいにかわいいのが」

ジャイ子「ふぇっ」

ジャイアン「そういうとことかね」

ジャイ子「…」カァ


兄「この髪型いいなぁ」

妹「なんていうの」

兄「この髪型はな」

妹「うん」

兄「知りたい?」

妹「うん」

兄「おしえない」

妹「ぅう」

兄「冗談、ほっぺ膨らましていじけるのかわいいから教える」

妹「ばか」


兄「これはポニーテールといいます」

妹「ポニーテール、きいたことある」

兄「この髪型がすきです」

妹「ふぅん」

兄「え、にいの好きな髪形きいてどうするの?ねぇ」

妹「べつに」

兄「妹は髪はながいからなぁ、できなくはないよなぁ」

妹「…そういえばそうだね」

兄「気づいてたくせに、いひひ」ニヨニヨ

妹「ぅう」


 『俺もう我慢できない…!』ガバッ

 『あぁっ! だめよこんなとこで…!』


兄「…」

妹「…」

兄「おれももうがまんできなーい」バッ

妹「えっ!」

兄「あごめん、そんなに驚かれると思ってなかった」

妹「えっえっ」

兄「冗談だよ、かわいいなもう」ナデナデ

妹「ばかぁ…」


兄「あるある話で定番だけど、ベッティングシーンはやっぱ気まずくなるな」

妹「うん」

兄「妹は何考えてるの?」

妹「なにが」

兄「こういうシーンのとき」

妹「べつに」

兄「うそだぁ」

妹「なにも」

兄「好きな人とのこととか考えちゃう?」

妹「かっんがえない」

兄「一瞬つまったね、一瞬つまったねぇ」

妹「つまってない、ばか」


兄「ゲームやろうよ妹」

妹「望むところ」

兄「これ」

妹「スーファミ…だと」

兄「カービィの協力プレイしよう」

妹「私2P」

兄「ですよね」

妹「2Pのキャラのほうがすき」

兄「どっちもかわいいさ」


 テレーン☆ テレレレレッテレレー♪

 タンッ!

兄「全部100%のままだ…」

妹「よかった」

兄「よかったけど、ちょっと」

妹「ん」

兄「消えてたらさ、妹とまた100までできたのにって」

妹「あ、う」

兄「冗談だ」

妹「ばか」



兄「刹那の見切りでもやるか」

妹「私にかてるとでも」

兄「ふん、みてろ」

 テレレー... ビョォォォ...

兄「……」ゴクリ...

妹「…」

 パァン!!

妹「っ!」カチッ

兄「5秒…だと…?」

妹「ふん」ドヤ


兄「えいっ」ガチッ

妹「あっ」

兄「ゲームはここまでにしよう」

妹「そんな乱暴に消したら…」

兄「あ」

妹「しらないよ」

兄「データ飛んでもそれはそれで…」

妹「まぁね」


妹「はぁ」

兄「どうした」

妹「疲れた」

兄「膝枕してやろうか」

妹「いっやいぃ」

兄「膝枕したいです」

妹「仕方ない」

兄「かもん」

妹「ん…」カァ


妹「あったかい」

兄「そりゃ生きてるからなぁ」

妹「…」

兄「どうした、悩みでもあるのか」

妹「別に」

兄「大丈夫、貧乳も需要はあると思うぞ」

妹「ちがう、ばか」

兄「俺は大きいほうがすきだがな」

妹「ばか」


兄「お前髪長くなったなぁ」

妹「...うん」

兄「それにキレイだし、サラッサラだな」

妹「...あんまりさわらないで」

兄「えっ」

妹「にいさっきお菓子食べてたでしょ」

兄「ちゃんとなめとりました」

妹「きたない」

兄「ごめんごめん」


兄「そうだ、耳掃除でもしてやろう」

妹「にいなら耳貫通させそう」

兄「どんだけ俺不器用なんだよ」

妹「ふふ」

兄「それにしてもホント髪長いな、髪で耳が隠れてる」

妹「ぁ」

兄「髪をどかしてーの…」スッ

妹「..ゃ、やっぱいい」ムクッ

兄「えっ、お兄ちゃん悲しい」

妹「耳聞こえなくなったら困る」

兄「ひどい」


兄「もう少し妹のぬくもりを感じていたかった」

妹「おあずけ」

兄「おあずけだなんて、マセたがきんちょだな」

妹「ませてない」

兄「あぁ、確かに胸のほうはませてないな」

妹「ばか、精神年齢はにいよりたかい」

兄「俺はそんなに幼いか」

妹「うん」

兄「なら妹に甘え放題だな、やったぜ」

妹「ばか」


妹「にい、テレビみないの」

兄「え? 今本読んでるからみないけど」

妹「ふーん…」

兄「どうした? みるのか?」

妹「別に」

兄「?」

妹「…テレビみないの」

兄「みないけど…」

妹「ばか」

兄「えっえっ」


兄「(ははん、そういうことか)」
兄「や、やっぱりテレビが見たい気分だなー」

妹「そう」

兄「さて、テレビでもみようかな」

妹「ふふ」

兄「あれー、テレビを見るためのリモコンがないぞ」

妹「はは」クスクス

兄「妹、リモコンがどこにあるかしらないか」

妹「テレビのよこ?」

兄「それはうぃーリモコンだろ」

妹「あはは、おもしろい」

兄「(かわいいやつだなほんと)」


妹「テーブルの下だよ」

兄「おぉ、そうか」ゴソゴソ

妹「パンツの上のほう見えてるよ」

兄「全部みたい?」

妹「えっ」

兄「みたい?」

妹「いやっ、べつにっ」

兄「といいつつ視線が股間に一点集中してるんですけど」

妹「してないっ」プイッ


 『この後もまだまだつづくよ!』


兄「これって大体5分と続かず終わるんだよな」

妹「うん」

兄「けどまだまだといわれると期待しちゃう自分がいる」

妹「わかる」

兄「結局見ちゃうんだけどやっぱりすぐおわる」

妹「そうそう」

兄「妹のパンツと一緒だな」

妹「一緒にするな」ムッ

兄「ごめん」


 『愛してる…』ジッ...

 『私も…』ブチュッ...


兄「…」

妹「…」

兄「あいしてる…」キリッ

妹「ぇ、ぁ、うん…」キュッ

兄「(目瞑っちゃったよ、さっきのはダメでキスはOKなのか)」

妹「ん…」ジー

兄「(待ってる待ってる…)」

妹「…?」

兄「(かわいい)」

妹「?」パチッ

兄「(変顔)」レロレロ

妹「…ばかっ!」カァ


兄「ごめんて冗談です」

妹「しらない」

兄「いじけないで」

妹「いじけてない」

兄「じゃ、こっち向いて」

妹「や」

兄「お菓子あげるから」

妹「いらない」

兄「お金あげるから」

妹「…ぃらない」

兄「キスしてあげるから」

妹「…」

兄「…えっ」


兄「ちゅって、ちゅってしてあげるよ」

妹「へんたい」

兄「してほしいんじゃなくて?」

妹「…」

兄「ほらこっちむいて」

妹「…ん」クルッ

兄「ほら、ほっぺ膨らませてないで、可愛い顔が台無しだよ」

妹「社交辞令…」

兄「そんな言葉をつかうんじゃありません」


兄「下向いてちゃできないよ、顔あげて?」

妹「ん…」スッ

兄「(げっ、涙目 上目遣いいただきましたー、はい俺しんだー)」ピクッ

妹「…?」クテ

兄「(はい小首をかしげられたー俺しんだー)」

妹「…まだ」

兄「はいすいませんただ今」

妹「ん…」スッ

兄「(そして目を閉じキス待ち… かわいいなぁ)」

妹「…」

兄「じゃ、ちゅっとね」スッ

妹「っ…」ピクッ...


 チュッ

兄「はい、これで機嫌なおしてね」

妹「…?」

兄「え… 何その顔」

妹「おでこ…」

兄「…あー、まさか口いくと思ってたな?」

妹「ぇぁ…」

兄「ばーか、まだガキにゃはやいよバカ」

妹「なんだぁ…」

兄「おませさんだなホントに」

妹「ませてない…」


兄「口は本当に好きになった人とするときまでとっておけ、な」

妹「…」

兄「…そんな悲しそうな顔しないでくれ、俺はお前の恋人じゃないんだから」

妹「…ばか、わかってるよ」

兄「そっか、妹は大人だもんな」

妹「ん…」コクッ

兄「そのうち妹も彼氏ができて、俺のことなんざそっちの気になるのかー」

妹「えっ…」

兄「寂しいなぁ、まぁ嬉しくもあるだろうけど」

妹「そんな事なんない」

兄「妹も年頃の女なんだから、普通はそんな事あるんだぜ」

妹「ない」

兄「そう言ってくれると嬉しいけどね」

妹「…ばか」

兄「ははは」ナデナデ


兄「晩飯なにがいい?

妹「なんでも」

兄「そういう回答が一番以下略」

妹「んー…」

兄「妹が食べたいものなら、なんでもいいぞー」

妹「…に」

兄「に?」

妹「…にぃ…」カァ

兄「 」


妹「じょ、冗談」

兄「…お、おぉそうか」

妹「ごめん…」

兄「いや、妹もそういう冗談を言うようになったのか」

妹「へへ」

兄「じゃぁ脱げばいいか?」スッ

妹「えっ」

兄「お兄ちゃんはりきっちゃうぞっ」キャピッ

妹「えっっと」

兄「わかってる冗談だ」

妹「ばか」


兄「それで、何がいい?」

妹「…ハンバーg」

兄「そうか野菜炒めと秋刀魚だな!」

妹「ハンバ」

兄「腕がなるぞー!」

妹「…」

兄「ごめん実はもう決まっていたんだ」

妹「ばか、ばか」


兄「~♪」トントントントン

妹「…」ジー

兄「よっ」ザッ!

妹「…」ジー

兄「何か用か妹よ」

妹「…手伝うことある?」

兄「…じゃぁにんじんを切ってくれ」

妹「や」

兄「ひどい」

妹「にんじんきらい」

兄「ばか」


兄「こんなに美味しいのに」

妹「や」

兄「ほら生でも美味しいぞ」バリバリ

妹「うえぇ…」

兄「食ってみ」

妹「や」

兄「ほら」

妹「や」

兄「おら」グイッ

妹「ふゃ」

兄「(かわいい)」
兄「うりうり」グリグリ

妹「へゃぁ」


兄「わかった、にんじんは俺がたおそう」

妹「ん」

兄「君はコイツを切り刻んでくれ」

妹「…や」

兄「きさまああああああ」

妹「にがい」

兄「貴様の頭はコイツと同じようにスカスカなのかあああああ」

妹「すかすかじゃない」

兄「ピーマン美味しいのに」

妹「おいしいくない」


兄「ピーマンだって生でも美味しいんだぜ」ボリボリ

妹「にがい」

兄「ほーら美味しい」ボリボリボリボリ

妹「…」

兄「おいしっ、ううぇっ…」ェッ

妹「そらみたことかそらみたことかー」

兄「ちょっと苦かった」

妹「ばかだ」


兄「仕方ないコイツも俺が倒そう」

妹「すまねぇ」

兄「じゃぁ妹はコイツを頼む」

妹「おっきい」

兄「そう、白菜だ」

妹「えっ」

兄「…」

妹「…ちがうこれきゃべつ…?」

兄「妹もキャベツと白菜の見分けがつくようになったか、成長したな」ナデナデ
兄「(疑問系だったけど…)」

妹「ばかにするな」


兄「やっちゃってくれ」

妹「うん」

兄「(大丈夫かな…)」

妹「ん…」ガッ...ザザッ...ザクッ...

兄「おっ、おぉぉ…」
兄「(あぶなっかしい)」

妹「わっ」ズダン!!

兄「ひぃ!!」ビクッ

妹「包丁がいきなり…」

兄「包丁にせいにするんじゃないよ」

妹「なにもしてない」

兄「なにもしてないのにパソコン止まったみたいにいうんじゃないよ」

妹「大丈夫、できる」


兄「手は猫の手な、気をつけて」

妹「…」ザクッ...

兄「お前は結構不器用なんだな」

妹「…」ザザッ...

兄「(聞いてない… 集中しすぎなう)」
兄「こういうとき大抵指切っちゃって、兄が指ちゅぱっとするのがありがちだよな」

妹「ぇ」ザザッ...

兄「あ! ばか!!」

 ストン

妹「いっ」ピッ

兄「大丈夫かおい!」グイッ

妹「ひゃっ」


妹「だ、大丈夫…」

兄「…っはー、よかった…」ホッ

妹「そ、そんな切れてない」

兄「もしってこともあるんだから」

妹「うん…」

兄「以後気をつけなさいな」ペチッ

妹「…ごめんなさい」

兄「よし、すぐ素直に謝れればそれでいい」

妹「ん…」

兄「しかし、今日はもう包丁禁止な」

妹「えー」


兄「…」

妹「…」シュン

兄「……」
兄「ほら、傷みしてみ」

妹「…ん」

兄「んー… こんなのツバつけときゃ治る」チュプ

妹「!」

兄「ほい、サービスなんだぞっ」

妹「へへ…」パァ

兄「…はぁ、俺…きもちわるいな、ごめん…」

妹「へんたいだぁ」

兄「うるさぁい」


 ~

兄「できたー」

妹「わーい」

兄「さて、ちゃんと座って…」

兄妹「「いただきまーす」」

 モグモグ

妹「よいしょよいしょ」セッセ

兄「忙しそうに嫌いな野菜を皿の隅によけるんじゃない」

妹「あげる」

兄「あげるじゃねぇ」

妹「にがい」

兄「にがくない」


兄「食べないと大きくなれないぞ」

妹「別にいい」

兄「胸とか胸とか胸とか」

妹「まだ成長期」

兄「成長期ならなおさら栄養摂らなければならない」

妹「いいの、私は」

兄「食べなさい」

妹「や」

兄「わがままな妹をもったもんだ」

妹「にがい」


兄「一口、一口でいいから」

妹「にがい」

兄「俺だって妹に食べてほしくて美味しく料理してるつもりなんだぞ?」

妹「きらい」

兄「俺のためとおもって、さ、ね」

妹「や」

兄「一口食べればきっと美味しいから」

妹「…」

兄「おいしいぞぉ」モグモグ

妹「…わかった」スッ

兄「おぉ!」


妹「…」ジー

兄「視覚ばかり使ってないで、味覚も使ってくれ」

妹「ん…」モグ...

兄「(眼をつむりながら食べる妹もかわいい)」

妹「んっ…」モグ...モグ...

兄「頑張って料理しました!」

妹「…」ゴクン...

兄「どうだ?」

妹「…」

兄「美味しいか…?」ゴクリ

妹「…にがい…」

兄「…」

妹「ごめん…」


兄「いや、俺が不甲斐ないばっかりに…」

妹「んーん、味付けは美味しい」

兄「そうか!?」

妹「けど」

兄「けど?」

妹「そのものの味が…」

兄「ですよねー…」

妹「……」
妹「…うぇ、にが…」


兄「どうしたら食べてくれるだろう」

妹「…」

兄「…あーん」

妹「!」ピクッ

兄「とか…?」

妹「…それなら」

兄「なんと簡単な奴だ」

妹「うるさい」


兄「はい、あーん」

妹「んっ」モグ...

兄「食べた…!」

妹「んぅ…」モグモグ

兄「頑張って食べてる姿がいじらしい」

妹「んっ」ゴクン

兄「おぉ!」

妹「…にがい」

兄「ですよねー」


 ~

兄妹「「ごちそーさまでした」」

兄「いやー、よく食べてくれた妹よ!」

妹「うぇええ…」

兄「頑張った頑張った」ナデナデ

妹「にがい…」

兄「ご褒美が必要だな」

妹「え!」パァ

兄「反応早いね君」

妹「なに、なに」


兄「前髪上げて」

妹「?」スッ

兄「目閉じて」

妹「ん」スッ

兄「じゃいくぞー」

 チュッ

妹「!」

兄「自分でもご褒美とか言うの恥ずかしいけど、コレが嬉しいなら…」

妹「おでこ…えへ」

兄「いいか? 次もちゃんと食べr」

妹「ありがと!」ギュッ!

兄「うぉおっ!」

妹「へへ」

兄「話を最後まで聞けっての…」ナデナデ


兄「さて、片付けるか」

妹「手伝う」

兄「お、そうかありがたい」

妹「へへ」

兄「じゃ、皿洗ってくれるか?」スクッ

妹「うん」

兄「…あらっ…?」フラッ

妹「…大丈夫?」

兄「あ、あぁ多分寝不足だからちょっとふらっとしただけだ」

妹「…」


兄「さて皿洗うぞー」

妹「わ、私やる」

兄「ん?」

妹「私やっておくから、にいは寝てて」

兄「いやそういうわけには」

妹「心配?」

兄「えっ」

妹「私じゃ、心配…?」

兄「心配… ってわけじゃないけど…」
兄「(正直心配だけど)」

妹「私だっていつまでも子どもじゃない」

兄「うーむ」


兄「妹一人にまかせちゃ悪いし…」

妹「大丈夫」

兄「(…これは譲らないパターンだ…)」

妹「にいは寝てて」

兄「…んー、じゃぁお言葉に甘えようかな」

妹「うん」

兄「本当にいいのか?」

妹「しつこい」

兄「ごめん」

妹「寝てて」

兄「了解、俺はソファーで寝てるから終わったら起こしてな」

妹「うん」


兄「大丈夫かなぁ…」

兄「…せっかくだし、妹に任せて寝よう」

兄「……Zzz」グゥ...


 『あっ』ガチャン


兄「Zzz」スヤスヤ...


 『わっ』パリン


兄「Zzz」スゥスゥ...


 『りゃっ』バリン


兄「んっ…Zzz」スヤスヤ...


 『ひゃぁ』ドンガラガッシャン


兄「んぅ…Zzz」スゥスゥ.。


妹「…」

妹「まずい」

妹「自分がここまで不器用とは」

妹「泣ける」

 ―

兄「ふぁぁ… よくねた…」

兄「妹に優しい一面に兄は感動しております」

兄「…ん、もう終わったみたいだな」

兄「妹ー? おわったー?」スタスタ


妹「あっ、うっ」

兄「ありがとう、よく寝れ…た…?」

妹「や…」

兄「…強盗でも入った?」

妹「…ご、ごめんなさい」

兄「……」

妹「…本当にごめんなさい!」

兄「……」
兄「…あ、いやー、うんいいよいいよ」

妹「…」

兄「すぐ謝れたし、それに寝かせてくれたしね」

妹「にい…」グスッ


兄「さ、一緒に片付けよ?」カチャ...

妹「うん…」

兄「気をつけろよー」カチャカチャ

妹「…」カチャ...


 ~

妹「…」

兄「ふぅ、片付け完了」

妹「…」

兄「…そんなに気にするなって」

妹「…だって…」

兄「妹が不器用なのは今に始まったことじゃないだろ?」

妹「…」グサッ

兄「ごめん、今のは無神経だった」

妹「ばか…」

兄「はは、わるいわるい」


妹「…」

兄「嬉しかったよ? 妹があんな事言ってくれてさ」

妹「…」

兄「結果はどうであれ、俺は優しい妹がすきだからさ」

妹「…」

兄「元気出して?」

妹「…私」

兄「ん」

妹「どうして、どうして何やってもダメなのかなぁ…」グスッ

兄「…」


妹「ホント不器用で、どんくさくて、見栄っ張りでさ…」グス...

兄「…」

妹「にいに喜んでもらおうと思って頑張っても全部から回るし…」グスッグスッ

兄「妹…」ギュッ...

妹「…にい…うっ…ひぅ…!」グスッグスッ

兄「泣きたいときは泣けー、いつでも胸貸すからさ」ナデナデ

妹「…もうやだよぅ…にい… うぅうっ…うぁああぇええん!」ギュウゥゥ

兄「泣け泣けー」ナデナデ.

妹「わああぁああん!」ギュゥゥ...

兄「……」ナデナデ...


 ~

兄「…」ナデナデ

妹「Zzz...Zzz...」スヤスヤ...

兄「…泣きつかれて寝ちゃったか…」

妹「…ん…にい……」スゥスゥ

兄「んー、よしよし」ナデナデ

妹「Zzz...」スヤスヤ

兄「さて、部屋に運送するか」スクッ


兄「そーっと、そーっと…」グイッ

妹「Zzz...」スウスウ...

兄「かるっ… 大丈夫こいつ…」スタスタ


 ―妹部屋

兄「おじゃましまーす…」
兄「…ベッドの上に…」ギッ...

妹「Zzz...」

兄「…」
兄「かわいい寝顔だこと…」ナデナデ

妹「…にい……Zzz...」

兄「はいはい、ここにいるから…」ナデナデ


兄「…」ナデナデ

妹「Zzz...」スゥスゥ

兄「俺もそろそろ寝るかな」



兄「…じゃ、おやすみなさい…」パタン

ということでおやすみなさい。
残っていたらまた明日。
支援感謝。

保守感謝。
再開します。


 ~朝

 チュンチュン...

兄「ん…」

兄「ふぁあ…」ググッ

兄「…」

兄「おはよう…俺…」

兄「くぁ…」ボリボリ

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


 ―妹部屋前

兄「妹ー」コンコン

 ...

兄「入るぞー」ガチャ

妹「Zzz...」スヤスヤ

兄「…気持ちよさそうにねてるなぁ」

妹「Zzz...」スゥスゥ

兄「ここは酷だが、心を鬼にして…」

妹「Zzz...」スヤスヤ

兄「…起きろー!!」コチョコチョ

妹「っ!?」ビクッ

兄「おらおらおらおらー!」コチョコチョ

妹「いやっ!? ははっ! ひゃああはははぁ!」

兄「おりゃりゃりゃー!」コチョコチョ

妹「やめっ! あははっ! ちょっと!」ジタバタ


兄「おりゃりゃ!」コチョコチョ

妹「あははっ!やめて!あはは!」ジタバタ

兄「あ゙」モミュ

妹「ひっ」ビクッ

兄「服の上からだとわかんないだけで、意外と…」グニュ

妹「ばかっ!」ババッ

兄「おうっ」

妹「な、なにをする」

兄「くすぐってたら胸に手が…」

妹「もむなっ」

兄「もんでない、当たった」

妹「へんたい」


兄「妹さん、おはようございます」ニコ

妹「ふんっ」キッ

兄「…そんな睨むなよぅ」

妹「いきなりなに」

兄「起こそうと思って」

妹「何でくすぐった」

兄「だって妹簡単におきないじゃーん」

妹「おきる」

兄「おきない」

妹「おきる」

兄「ちっぱい」

妹「ばっばか!」


兄「くすぐるのがダメならどうやって起こせばいいんだ」

妹「普通に起こして」

兄「普通って?」

妹「声かけてくれればおきる」

兄「起きないから困ってるんだろう」

妹「体ゆするとか」

兄「セクハラとかいうじゃん」

妹「さっき思いっきりセクハラしてたくせに」

兄「あれは不可抗力だ」

妹「ちがう」

兄「ちがくない、お前の胸が意外とおおきかったからあたったんだ」

妹「ばか!」


兄「じゃ、朝食用意しとくから着替えるように」

妹「のぞくなよ」

兄「それは覗いてくださいというフリですか?」

妹「ちがう」

兄「冗談、妹の裸は色気がないからな」

妹「ある」

兄「ほう、ならば見せてくれ」

妹「え」

兄「色気をみせてくれよぉ」ニヨニヨ

妹「…」ヌギヌギ

兄「おいストップ冗談だ」

妹「わかってるばか、はやくでてけ」


 ~居間

兄「~♪」チーン

 ガチャ...

兄「お、ちょうど今でパンが焼きあがったとこ… おや」

妹「食パン」

兄「おやおやぁ?」

妹「なに」

兄「妹さん、今してる髪型はなんていう髪型だい?」

妹「…ぽ、ぽにーてぇ…る、だけど」カァ

兄「ほうほうほうほう」ジー

妹「どう、かな」

兄「…正直言おう、すごくかわいい」

妹「へへ、そっか」

民安ともえだな


兄「めちゃかわいい」

妹「ありがと」

兄「髪長いのに無法地帯みたいなボサボサヘアーだったからなぁ」

妹「うるさい」

兄「絶対こっちのほうがいい、気に入った」

妹「ふふ」

兄「それにしても何でいきなりポニテにしようと思ったの?」ニヨニヨ

妹「それは、別に」

兄「あれ、そういえば最近知ったんだよなぁ」ニヨニヨ

妹「うぅー」

兄「ポニテで頬膨らませいじけの妹もかわいい」

妹「ばか」


兄「もしかしてあれすか」

妹「ちがう」

兄「まだ何も言ってない」

妹「あ」

兄「俺のためすか」

妹「べつに」

兄「はっはっは そっかそっか、なんにしろ似合っててかわいいぞ」

妹「ぱ、パンさめちゃう」

兄「おっと、そうだったな」

妹「うん」

兄「じゃぁ、座って」

兄妹「「いただきます」」


 モシャモシャ

兄「んまい」

妹「とって」

兄「ん、マーガリンか?」

妹「いちご」

兄「あぁジャムか、はい」スッ

妹「ありがと」スッ

兄「よっ」サッ

妹「…」

兄「冗談だよ、はい」スッ

妹「…ありがと」スッ

兄「よっ」サッ

妹「ばか」


兄「妹牛乳とってくれ」

妹「はい」スッ

兄「さんきゅ」スッ

妹「うり」サッ

兄「ふんっ!」ズイッ

妹「あっ」パシッ

兄「手のリーチが違うんだ、ふふん」コポコポ...

妹「卑怯者」


兄「妹も牛乳飲むか?」

妹「いらない」

兄「たまには飲みなさい」

妹「いらない」

兄「牛乳は胸がおおきくなるとかなんとか」

妹「いらな…」

兄「…」

妹「…」スッ

兄「無言でコップを差し出してくるんじゃない」コポコポ

妹「ありがと」


兄「妹よ」

妹「ん」

兄「学校はどうだい」

妹「ん」

兄「そうか」

妹「ん」

兄「ふんふん」

妹「ん」

兄「なるほどなるほど… ってわからんわ!」

妹「のりつっこみ」

兄「自分でもちょっとアレだった」


兄「で、どうだい学校は」

妹「別に」

兄「楽しい?」

妹「普通」

兄「普通とはどういうことだ」

妹「それなり」

兄「そうか…」

妹「…どうしたの」

兄「…妹がいじめられてないか心配なんだよ」

妹「にい…」

兄「胸のこととかあるし、それに胸のこととか、胸のこととかさ…」

妹「…ばか」


兄「学校は楽しいかい」

妹「…うん、楽しいよ」

兄「最近お前、疲れて見えるぞ」

妹「にいの相手が大変だから」

兄「…そうか、なんかあったらすぐ俺に言えよ?」

妹「ん」

兄「お前はすぐ我慢するからな」

妹「…」

兄「溜め込むタイプだもんなぁ…」

妹「大丈夫」

兄「本当か」

妹「…にいが、にいがいれば大丈夫だから」

兄「…そっか」

妹「うん」


兄「あっ、蓋がテーブルの下にー」ポロッ
兄「よいしょ」スッ

妹「…」モグモグ

兄「…」

妹「…」モグモグ

兄「妹」

妹「ん」

兄「学校にまでその趣味悪パンツはどうかと思うz」

妹「ばか!」ゲシッ!

兄「痛いッ!」ガンッ!

妹「うゔぅ゙ー…」フーッ

兄「そ、そんな怒るなって」

妹「…ふん」プイ


兄「(朝から機嫌を損ねてしまった)」
兄「妹ー、もうパンツ見ないから」

妹「ちがう」

兄「え」

妹「趣味悪くない」モグモグ

兄「あぁ…」

妹「ばか」モグモグ

兄「もうパンツ見ても何もいわないよ」

妹「しらない」モグモグ

兄「(いじけてもしっかりパンは頬張る妹かわいい)」
兄「…パン美味しいか? パンツだけに、なんちゃって」

妹「…」

兄「ごめん」


兄「機嫌なおしてください」

妹「や」モグモグ

兄「かわいいよ妹」

妹「…」モグモグ

兄「俯きながらパン頬張る妹かわいいよ」

妹「ふん」スッ

兄「そう言ったら上向いてパン頬張る妹もかわいい」

妹「うぅ…」キッ

兄「ごめん、睨まないで、かわいいよ」

妹「ふん」プイッ

>>283
俺は井村屋ほのか(ルゥリィの中の人)で再生してた

ご飯です。

支援

保守

保守

姉スレ落ちてるし死ね

>>322
あれだろ?
姉「大好きだと思います。」
だろ?
違う人が書いてるが、おんなじようなのあったぞ?
姉「風邪をひきました」だ。


兄「分かった」

妹「…」

兄「今度本屋で好きな本いくらでも買ってきていいから機嫌を直してくれ」

妹「え」パァ

兄「…現金なやつだ」

妹「…」

兄「どうした、お前漫画好きだろう」

妹「…条件」

兄「ほう、なんだ」

妹「にいもきて」

兄「ん?」

妹「一緒に本屋きて」

兄「あぁ、お安い御用だぜ」

妹「よかった」ニコ


 ~

兄妹「「ごちそうさま」」

兄「今日からまたバイトかぁ」

妹「がんば」

兄「ありがと妹、お互い今日も一日がんばろうな」

妹「うん」

兄「それと」

妹「ん」

兄「ポニーテール、かわいいよ」

妹「…ありがと」プイッ

兄「何でそっぽむくんだよう」

妹「別に」

兄「ふふふ」


兄「じゃ、行くか」

妹「ん」

 ガチャ

兄「といっても出てすぐわかれるんだがな」

妹「まぁ」

 「おはよう!」

妹「…」

兄「あ、友ちゃんおはよー」

友「おはようございますお兄さん!」

妹「毎日いちいち迎えにこなくてもいいと」

友「いいじゃん別にー、ねぇお兄さん?」

兄「そうだぞ妹、せっかく来てくれてるんだから」

妹「ふん」


兄「(友ちゃんちょっと)」チョイチョイ

友「(なんでしょう)」ヒソヒソ

妹「?」

兄「(口ではあんなこと言ってるけどさ)」ヒソヒソ
兄「(本音は嬉しいと思ってるはずだから、許してね)」ヒソヒソ

友「(そんなことわかってますよ、妹は素直じゃないですもんね)」ヒソヒソ

兄「…そっか、よかった」

妹「なに」

友「なんでもないよー、お兄さんと秘密の会議ってとこかな♪」

妹「む」ジトッ

兄「なんでもないよ妹、ほら遅刻するぞ」

友「いこ!」グイッ

妹「わっ」


兄「じゃ、気をつけるんだぞー」スタスタ...

友「はーい!」

妹「…」ブンブン

友「バイバイとか言えばいいのに、手だけふらないでさ」

妹「別に」

友「恥ずかしいんだ」

妹「恥ずかしくない」プイッ

友「…にゃああ妹かわいいよお」スリスリ

妹「頬を擦り付けるな」グイッ

友「うぇっ」


友「妹のお兄さん」

妹「ん」

友「優しそうだよね」

妹「うん」

友「妹も好きになるわけだわ」

妹「しゅ、すきじゃない」

友「あわてる妹かわうぃぃ」スリスリ

妹「離れろ」グイッ

友「うぃっ」


友「お兄さん、彼女いるの?」

妹「へ」

友「いる?」

妹「さぁ」

友「えぇ、妹なのに知らないのー?」

妹「ん」

友「仲いいのに」

妹「別に」

友「よくないの?」

妹「別に」

友「…どっちだよう」ジトッ


友「仲いいでしょ?」

妹「普通」

友「妹、君はいつも返答に困ったら普通と答えるのをやめたまへ」

妹「ふん」

友「妹の四大返事」

妹「ん?」

友「『うん』、『なに』、『普通』、『別に』、『ふん』」

妹「そんなに言ってない」

友「突っ込むところ違う」

妹「へ」

友「五つじゃん! が正しい突っ込み」

妹「ふん」


友「どうなんだい、お兄さんとの仲は」

妹「だから普通だと」

友「ウソを仰りなさい」

妹「なに」

友「本当はお兄さんとあんなことやこんなことを…! きゃぁー妹のえっちー!」

妹「…」

友「あ… い、妹のスレンダーな裸体がお兄さんの手によってめちゃくちゃに…!」カァ

妹「…」

友「くぅー! 妹ったら大人の階段のぼりすぎだよぉ!」カァァ

妹「先いく」スタコラッ

友「待って! 逃げないで!」


友「“にい… めちゃくちゃにして…?”」
友「“妹、もう我慢できない!”」
友「そう言って兄は妹の唇を奪い、四肢に手を弄らせた」

妹「…」

友「ひゃあああああ!」カァ

妹「…」

友「妹! どうだった! 初めてはどうだった!?」

妹「歩道橋」

友「ん」

妹「落ちて」

友「遠回りに死ねということですね」

>>1はこのまま>>1000まで書くべき

>>345
禿同


友「冗談はさておき」

妹「冗談以外のことを言ったことがあったか」

友「ひどいよ… 私だって日々マジメにいきてるんだよぅ…」

妹「ごめんいいすぎた」

友「もういい、歩道橋から落ちてやる!」ガシッ

妹「あ」

友「うああああ! おちてやるぞー!」チラッチラッ

妹「あぁ」

友「私は本気だぞ! おらー…」チラッチラッ

妹「…」ジト

友「冗談はさておき」

妹「やっぱ落ちれ」


友「いひひ、私がいなくなったら悲しむくせに」

妹「別に」

友「とかいってぇ、このこのっ」ツンツン

妹「…」チッ

友「舌打ち!? 舌打ちぃいい!?」

妹「おちろ」

友「そんな…悲しく、ないの…?」

妹「…かなしい」ボソッ

友「ひゃあぁああありがとおお」ギュゥ

妹「おとす」グイッ

友「あぶないあぶない」


友「妹と歩道橋を渡るのは危険が伴うことが分かった」

妹「遅刻する」

友「まだ全然大丈夫だし」

妹「いそごう」

友「ちょっと待ってまだ大丈夫だよ」

妹「やばい」

友「もしかして私と歩きたくないってこと?ねぇちょっと」

妹「うん」

友「あっさり肯定した、ショック」


友「妹かわいいね」

妹「うるさい」

友「…」ジーッ

妹「…」

友「…」ジーッ

妹「…」

友「歩いてるだけでかわうぃぃよ」スリスリ

妹「…」グイッ

友「あぅ、無言で押しのけるのはいただけない」


友「でもいいなぁ」

妹「なに」

友「妹のお兄さん、すごくいい人じゃない」

妹「別に」

友「はぁ、私の兄とは大違い」

妹「友も兄が」

友「うん、中身も外見も全然違うけどね」

妹「へぇ」

友「羨ましいよ妹ぉおおお」スリスリ

妹「よしよし」ナデナデ

友「うぅ…妹ぉ…」


友「妹とお兄さんの仲の良さはわかった」

妹「どこで理解した」

友「わかるよ、私は妹のことならなんでも」

妹「気色がわるい」

友「そして彼女の有無を知りたいのだが」

妹「だからしらな」

友「知らないとでもいうのかきさまぁあああ」プニプニプニプニ

妹「…」

友「この口か! このやわらかいほっぺたがそんな事を言うのかぁああ」プニプニプニ

妹「しつこい」グイッ

友「あはん」


友「あのお兄さんだからなぁ…」

妹「なに」

友「いや、いてもおかしくないなーって」

妹「なにが」

友「彼女」

妹「…」

友「そう思わない?」

妹「さぁ」

友「愛しの兄に彼女がいるなんて思いたくない妹かわいいよ」ツンツン

妹「つんつんするな」

友「それにしてもほっぺた柔らかくて気持ちいい」フニフニフニフニ

妹「やめろぉ」グイッ

友「ひゃあ」


友「今度訊いておいてね」

妹「え」

友「気になるから」

妹「えぇ」

友「本当は妹も気になってるんでしょ」

妹「別に」

友「んふふ」スリスリ

妹「気になってない」グイッ

友「うぇ、なってるくせにー」

妹「なってない」グイグイ

友「ひゃああもっとおしてええ!」

妹「…」


友「教えて」

妹「え?」

友「妹の」

妹「ん」

友「性癖」

妹「ばか」


友「妹は兄フェチだよね」

妹「別に」

友「にいがいなきゃやだよーって?」

妹「別に」

友「私は妹フェチだけどね」

妹「…」

友「妹がいなきゃやだよー!」スリスリ

妹「…ありがと」

友「え、あ、うん」カァ

絶対落とさないようにせんと、、!

さるくらって寝落ちしてた申し訳ない。
残っていたら、夜に戻ってきます。

妹「にい、>>1どこ」

兄「あー、どこいったかな」

妹「にい、使ってたよね」

兄「つかったつかった」

妹「続きがよみたい」

兄「どこいったかな…」

妹「続きがよみたい」

兄「あーわかったからちょっと待ってろ」

妹「はようせい」

ただいま戻りました。
晩ごはんしてから書きます。

保守間隔短すぎだろ…

保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

この>>1は間違いなくデブ

>>360から




友「お兄さんと付き合ってみたい」

妹「えっ」ピクッ

友「こういうことには敏感な妹」

妹「うぅ」

友「ちなみにこっちも敏感かな…?」スッ

妹「ひゃぁ」

友「小さいと敏感らしいね」ムニュ

妹「ばっばか!」バッ

友「へへへ」ワキワキ

妹「へんたいっ」


友「お兄さんと突き合ってみたい」

妹「…」

友「無視するんだ」

妹「別に」

友「割と本気でお兄さんのこと気になってるよ」

妹「えっ」ピクッ

友「やっぱり反応しちゃう妹かわうぃぃ」ムニュムニュ

妹「ひゃぅ! ばか!」バッ

友「ごめん、ちとブーストしてしまった」


友「そういえば妹」

妹「ん」

友「髪型変えた?」

妹「ん…」コク

友「やっぱり!」

妹「ポニーてぇる」

友「だよねだよね! すごいかわいい!」

妹「へへ」

友「かわいいよ妹!」ワシャワシャ

妹「やめろぉ」グイッ

友「あへ」


友「何でまたいきなり?」

妹「べっべつに」

友「お兄さんか」

妹「何故っ」

友「バレバレだよ」

妹「むぅ」

友「お兄さんが好きな髪型なんだ?」

妹「ん」コクッ

友「似合ってるよ」

妹「ありがと」カァ


友「妹はお兄さんすきでしょ?」

妹「別に」

友「私は妹好きだよ」

妹「へぇ」

友「好きだよ妹ぉぉ」ギュゥ

妹「私も」キュ

友「えへへ」

    ┃   ┃━┓     ハ_ハ               ハ_ハ          ┃┃┃
  ┗┓━ ┃━┓ ┗━('(゚∀゚∩∧,,∧ ∧..∧ ∧..∧∩゚∀゚)'). ━━━━ ┃┃┃

  ┗┓━ ┗  ┃    O,_  〈(´∀`)(´∀`)(´∀`) 〉  ,_O       ┗┗┗
    ┗       ┃      `ヽ_)゚○-J゚ ゚○-J゚ ゚○-J゚ (_/´ .        ┗┗┗



友「お兄さん気に入ってくれた?」

妹「か、かわいいって」

友「ほぉおお」

妹「言ってくれた」

友「嬉しかったわけだ?」

妹「うんっうんっ」コクコク

友「そうかそうか、それはよかったのう」ナデナデ

妹「へへ」


友「それにしても」

妹「ん」

友「いいことを聞いてしまった」

妹「え」

友「そうかお兄さんはポニーテール萌えか…」メモメモ

妹「あ…」

友「ありがとう妹!」

妹「だめぇ」ブンブン

友「え? なにがぁ?」ニヨニヨ

妹「ばかぁ」ポカポカ

友「あはは、いたいいたい」

お、まってたぜ


友「かわいいね、ポニテ」

妹「ん」

友「かわいいよ、ポニテ」

妹「ん」

友「かわいいね、妹」

妹「ありがと」

友「気にいったよ、ポニテ」

妹「ばか」

友「へへへ、明日が楽しみだず」ニヨニヨ

妹「ふん」


友「はっ!!」

妹「うるさい」

友「重大な事実に気づいてしまった」

妹「そう」

友「髪の長さ…」

妹「あ」

友「妹のほうが圧倒的に長い」

妹「へへ」ニヨ

友「私は短い…」

妹「勝った」ニヨ

友「うわああああああああ」モニュ

妹「いゃっ!」バッ


友「相変わらずちっぱい…!」ゴクリ

妹「いきなりさわるな!」

友「いただきました…」

妹「うぅぅ…」フーッ

友「そう怒らないで、もめば大きくなるときいたことが」

妹「ばか」

兄との絡みが見たいけどこれはこれで…


友「私のを分けてあげたいくらい」

妹「う」

友「ほら、触ってみるかい?」グイ

妹「…」

友「ふひひ」

妹「…」ソー

友「おや」

妹「…」ムニュゥ

友「ん…」ピクッ

妹「おっきい…」シュン

晩飯してくるよ。

>>527
ピザ乙

    _, ._
  ( ゚ Д゚)
  ( つ旦O

  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __

  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

感覚短すぎ

保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内


友「意外としっかりつかんだね…」

妹「ごめん」

友「成長期だからまだまだこれからだよ妹」

妹「うん」

友「まぁ、見込み無い人もいるけどね!」

妹「うん?」

友「この微妙なふくらみは…」ジィ

妹「みるなっ」

友「成長しないタイプかな?」ニヨ

妹「する」

友「するといいねぇ」

妹「するっ」


友「一日で髪長くならないかな」

妹「ならない」

友「けど、頑張ればポニテできる長さじゃない?」ワシャワシャ

妹「できない」

友「意外と長いんだから」スルッ

妹「ふん」

友「短いポニテにだって需要が」

妹「にいは長いほうが」

友「好きなのか!?」

妹「…わかんない」

友「そうだろうそうだろう」

妹「きっとそうだもん」ボソッ...


友「お兄さんの好きなタイプはどんなのですか」

妹「しらない」

友「ウソをつけ!」

妹「しらない」

友「やっぱり綺麗なお姉さん系かなぁ」

妹「え」

友「妹がいると年上に惹かれたりするらしいし」

妹「え」

友「妹の世話ばかりしてると、誰かに甘えたくなるだろうし」

妹「え」

友「お兄さん、かわいい顔してるから世のお姉さん方もねぇ…」

妹「え」

友「どう思う?」

妹「やだ」


友「やだ、って」

妹「やだ」

友「どういうことだい」

妹「やだ」

友「お兄さんに彼女できたらおめでたくない?」

妹「やだ」

友「お兄さん狙おうかな」

妹「やだ」

友「じゃ、妹狙おうかな」

妹「…」

友「黙っちゃう妹かわいいよおぉぉ」ギュ

妹「やだ」グイッ

友「うっ」


友「お兄さんは年上が好きなんじゃないかなぁ」

妹「そんなことない」

友「そんなことあるかも」

妹「年下もすき」

友「そうなの?」

妹「た、多分」

友「妹のは憶測じゃなくて、願望だよね」

妹「う」

友「あはは、冗談だよ お兄さんがすきなのは妹だけだって」

妹「ふん」

友「もちろん家族としてね」

妹「ばか」


友「妹」

妹「ん」

友「胸触らせて」

妹「ばか」

友「私のも触っていいから」

妹「…」

友「何故黙った」


友「妹」

妹「…」

友「まんk」

妹「ばかっ」ボカッ

友「ぐふぉ」


友「なんやかんや言って学校なう」

妹「ん」

友「妹と同じクラスがよかったよう」

妹「うん」

友「妹は私がいないとなにもできないんだから」ツンツン

妹「そんなことない」

友「とかいってー!」

妹「ひとりできるもんっ」

友「りあるひとりでできるもんきたー」


友「妹は私と同じクラスがよかったでしょ?」

妹「うん」

友「あれ、随分と素直だけど」

妹「別に」

友「私の事好き?」

妹「ん」コクッ

友「私は嫌い」

妹「えぁっ」ビクッ

友「やぁあああかわいいいいい」スリスリ

妹「えぁう」カァ


友「妹が嫌いです」

妹「だまされない」

友「本当に嫌いです」

妹「ふん」

友「嫌い」

妹「…」

友「大嫌い」

妹「ぅぁ…」

友「すごく嫌い」

妹「やめてよぉ」

友「ごめん、それがききたかったの」


友「妹は私のこと好きだよね」

妹「何回きくんだ」

友「え、そんなにきいてた?」

妹「さっきから」

友「ごめん完全に無意識だったわ」

妹「…」


友「ウチの学校ぼろいね」

妹「古い」

友「立て直せばいいのに」

妹「お金」

友「妹は現実的だなぁ」

妹「ふん」

友「けど愛はお金じゃ買えないんだぞ?」

妹「プレイスレスだ」

友「よく知ってるね、妹なのに」

妹「ばかにするな」


友「妹はかわいいね」

妹「…」

友「勉強めんどくさいなぁ」

妹「うん」

友「妹はかわいいけどね」

妹「…」

友「今日体育あるね」

妹「うん」

友「…妹はかわいいし勉強めんどくさいけどかわいいし今日体育あるね」

妹「…ぅっあっ」

友「かわいいいいい」


友「えいっ」プニッ

妹「ひゃ」

友「ひこうを突いた」

妹「なに」

友「お前はもう、死んでいる」

妹「ひでぶ」

友「意外とノリいいんだね妹」

妹「へへ」


友「いつも私から話ふってるよね」

妹「うん」

友「何故私ばかり」

妹「さぁ」

友「たまには妹も話をふってよう」

妹「や」

友「やじゃありません」

妹「…わかんない」

友「てきとうにふればいいんだよてきとーに」

妹「…」

友「…」

妹「ぅっぁあ…」グヌヌ

友「かわいいよ妹かわいいよ」


友「……」

妹「…」

友「……」

妹「…?」チラッチラッ

友「……」

妹「ぁ、う…」

友「話ふってええええ、けどかわいいよ妹」スリスリ

妹「ごめん」シュン

友「かわいい」スリスリ


友「……」

妹「…」

友「……」

妹「…あのっ」

友「なにっ!」キラキラ

妹「うちには」

友「うんうん!」

妹「えっと、充電器がね」

友「充電器が! うんうん」

妹「たくさんある」

友「たくさん! うんうん」

妹「うん」

友「うんうん?」

妹「…」シュン


友「えっ」

妹「えっ」

友「終わりですか」

妹「ごめん」シュン

友「あっいや、えっとー…」

妹「…」シュン

友「私のリアクションが悪かった、のかな?」

妹「もう話をふるの、や」

友「ごめんなさい…」


友「ほわ」ビシッ

妹「いた」

友「ひこうをついた」

妹「…」

友「…」

妹「いたい」

友「ごめんちょっと強かったね」

妹「ん」コク


友「かれこれここで話してるけど、そろそろ学校いこうか」

妹「うん」

友「校門を入るのがなんともやるせないなぁ」

妹「うん」

友「妹の肛門は」

妹「ばっ!」ボカ

友「いたいっ」

妹「ふん」

友「い、妹の肛門は…」

妹「うぅ…」キッ

友「ごめんなさいかわいいよ妹」


保守及び支援して下さった方々、本当に有難う御座います。

忍法帖というのがあったんですね、知りませんでした。
レベル5以上じゃないとスレが立てられないって鬼畜、どうやってあげるんだコレは。

残っていたらまた書かせて頂きます。
おやすみなさい。

保守してくださった方々本当に有難う御座います。
もう少ししたら書き始めます。


 ―玄関

友「はぁ、上靴と外靴を履きかえる瞬間がなんともなぁ…」キュッ

妹「うん」


 「あ、おはよー友ー」

友「おはよー」

妹「んしょ…」キュッ

 「昨日のドラマ見た? めっちゃ泣きそうになったんだけどー!」

友「マジ! ごめん見忘れたんだよねー、見たかったなー」

 「えー! もったいなーい! すごいおもしろかったよー」

友「いいなー、後であらすじ教えてねっ」

 「おっけー! じゃ教室で!」タタッ


妹「…」


友「あっ、妹ごめんっ! いこ?」

妹「ん」

友「昨日のドラマみた?」

妹「いや」

友「だよねー、妹そういうの興味なさそうだしね」

妹「ん」

友「妹が興味あるのはにいだけ?」

妹「別に」

友「かわいいよ妹ー」プニプニ

妹「やめい」


 ―廊下

友「じゃ、私こっちだからー」ヒラヒラ

妹「じゃ」


 ガラッ

 「でっさー、アイツいきなり電話切ったんだよ」
 「えーっマジマジ? ありえなくなーい?」

 「それどこで買ったのー? ちょーかわいいじゃん!」
 「かわいいでしょコレー、彼氏に買ってもらっちゃった!」

 「あーカラオケいきてー」

 「ドロー、モンスターカード!」

 ガヤガヤガヤガヤ...


妹「…」スタスタ

妹「…ぁ」


クラメ...クラスメート


女「お菓子食べるー?」
 
クラメ「食べる食べる!」ガサガサ

 アハハ...ウフフ...


妹「(私の机で…)」
妹「(…邪魔)」


男「あ、俺も俺もー!」

女「あ! 勝手にとるなー!」


妹「…ぁ…ぇっと」

 「ん?」
 「なに?」


妹「そこ…」

クラメ「は? なに?」

男「そんなきつくなんなって」

妹「わ、私の…」

クラメ「だからなんだよお前」

女「あ、そこ妹さんの席じゃない?」ケラケラ

妹「ん」

クラメ「そんだけかよ」

女「ごめんね? 妹さん」

妹「ん…」

 スタスタ...

 「…なにアレ……」ヒソヒソ
 「…プッ……」ヒソヒソ
 「やめろってお前…」クスクス

妹「…」


妹「(机の位置)」ガタガタ

妹「(ちゃんと直してほしい)」ガタッ


 ガラッ


友「やほー、遊びに来たよー」

妹「ん」


女「あ、友ーおはよー」

友「おっはー」

女「お菓子食べるー?」

友「朝からお菓子ですか、太りますよ」

女「ちょっとやめてよー、いらないのー?」アハハ

友「あ、食べます食べます、いただきまーす」ガサガサ


女「そうだ聞いてよ」

友「なんだい」

女「さっきさ、妹さんの机の近くで食べてたらさ」ヒソヒソ

友「うん?」

女「なんかめっちゃゴニョゴニョ言ってきてちょーうけたんだよね」ヒソヒソ クスクス

友「…」

女「ハッキリ言ってほしいよねー」ヒソヒソ

友「ごめん、これやっぱ返す」ガサッ!

女「え?」


友「妹ー、外なんて見て、なんかあったかー」ワシャワシャ

妹「やめ」ブンブン


女「…なにさ、意味わかんない」


友「妹はかわいいなー」ワシャワシャ

妹「や」ブンブン

友「かわいいよ妹」ワッシャワッシャ

妹「やー」ブンブン

友「…妹ー、言うときはハッキリ言わぬばわからぬぞー」ワシャワシャ

妹「ん…」

友「…まぁそんなところも可愛く好きなんだけどねええぇぇ」スリスリ

妹「んゃっ」グイッ

友「ひどい」


男「おはよー友ー」

友「あっ、男、お、おはよっ」ニコッ

妹「…」

男「い、妹もおはよ!」

妹「っぇ、ぉ、おはよ」ビクッ

友「おやおや、同じクラスなのにぎこちないねぇ」

男「あまり話してないからさ、話そうと思って」

妹「…」

男「よろしくね、妹、って呼んでいいかな?」

妹「ん」コク

友「私という存在がありながら! 男のばかー!」

男「はは、付き合ってないだろ」アハハ

友「まぁね」ハハッ


男「俺のことは男って呼んでね」

妹「ん」コクッ

友「男!」

男「お前じゃねーよ!」

友「たはは」


 「おーい男ー、ゲームやんねー?」

男「あ、うん今行くー」

 「おいまた男の奴ナンパしてるよ」ニヤニヤ
 「ひゅぅ! さすがイケメン!」

男「ナンパじゃねー!」

 「友ちゃんナンパするなんてお目がたかいねぇ!」ヒューヒュー

男「おいおいやめてくれー誰がこんな奴ナンパするんだよー!」

 アハハッ...

友「ひどーい」

男「はは、すまんすまん」

妹「…」

男「てことで妹、また話そうね」タタッ

妹「ん…」


友「…男はイイ奴だよ」

妹「へー」

友「昔からの幼馴染でね、腐れ縁っていうのかな」

妹「へー」

友「ってすごくどうでもよさそうだけど」

妹「うん」

友「えー、男カッコいいのに?」

妹「そう?」

友「思わない? 男カッコいいし優しいよ?」

妹「へー」

友「…ふーん、妹はミステリアスなう」

妹「?」


友「あ、やば」

妹「先生くる」

友「じゃクラス戻るね」ヒラヒラ

妹「ん」ヒラヒラ

友「…」ピタッ

妹「ん」

友「最後に!」モニュ

妹「ばかっ!」ブン

友「さらば!」タタタッ!

妹「ばかー!」


 ガララ

教師「席つけー」


 ―体育館

 「あーめんどくさー」

 「今日なにやんだっけー」
 
 「準備体操が一番めんどくない?」
 「あーわかるわー」

 ガヤガヤ...

妹「…」

友「妹ー!」タッタッタ

妹「あっ…」

友「やほ」

妹「え」

友「今日合同でしょ」

妹「…あっ」

友「バカだなぁ」

妹「ばかじゃない」


友「今日の二人一組なる人」

妹「ん」

友「一緒にやろ」

妹「うん」コクッ

友「やっぱやだ」

妹「や、や」ブンブン

友「私と組みたい?」

妹「ん」コクッ

友「ひゃあああかわいいいい」スリスリ

妹「うぅ」


教師「二人一組なれー」

 「おーいやろうぜー」
 「オッケー」

 「一緒にやろー」
 「うんいいよー」

 ガヤガヤ...

友「妹は…」キョロキョロ
友「(妹小さすぎて見えん)」キョロキョロ

女「だーれだ!」バッ

友「ひっ!」ビクッ

女「私でしたー」

友「びっくりしたー、もー」

女「あはは」


女「友一緒にやろうよー」

友「あー、ごめん先約が…」

女「えー! マジー、だれだれ?」

友「妹と先に約束したんだよね」

女「え、妹さんか…」

友「ごめん! 今度やろ?」

女「ちぇー、ふられちゃったー」


友「いたいた」タタッ

女「あっ…」


妹「…」チョコン

友「おいっ」ポカッ

妹「いた」

友「君は小さくて見つけにくいんだからポケッと突っ立ってんじゃない」

妹「小さくない」

友「胸も小さいんだから」

妹「小さくないっ」

友「あはは、ごめんごめん」


女「…」

 「あ、女ーやろうよー」

女「…なんで…あんなやつと……」ブツブツ

 「女? 女ー」

女「あっ、へ?」

 「もー、一緒にやろーって」

女「あ、うん! やろー」

 ガヤガヤ


教師「準備体操ー」


 「押すよー」グッ
 「いたいたいいたたたたっ!」
 「お前かたすぎだろ!」アハハ

 「えー! すごい柔らかーい!」
 「へへ、よゆーよゆー」

 ガヤガヤ...


友「押すぞこのやろう」

妹「や」

友「いや、準備体操なんだが」

妹「や」

友「そうか妹は体が異常にかたいんだっけ?」ニヨニヨ

妹「…」


友「しかしコレも安全のため」ニヨニヨ

妹「やぁ」

友「ほら座りなさい」トントン

妹「う」ストン

友「押すぞー」グッ...

妹「うぁっ」ビキ

友「えっ」

妹「いや」

友「まだ全然押してないんだけど」

妹「いたい」

友「いや」

妹「いたい」


友「大丈夫、少しづつ押すから」

妹「…ん」コクッ

友「そーっと」ク...

妹「んぅ…」

友「まだいける」グイィ

妹「やっやっ」フルフル

友「なんだいけるじゃん」グイッ

妹「いたいいたいいたい」グググ...

友「へへへ…」グイグイ

妹「やめろぉ」バッ

友「ちぃ」


友「よし、終わり」

妹「交代」

友「うん、優しくね」

妹「ふふ」ニヨ

友「私体かたいから」

妹「復讐」

友「そんなぁー」

妹「早く」

友「はいはい、ゆっくりね?」ストン

妹「えいっ」グイッ

友「うわー」ペタン

妹「えっ」


友「ちょーいたいー」ペッタリ

妹「そんな」

友「膝に鼻がつくくらいいたいー」ペタ

妹「や、やわらかい…」


 「わー、友すげーやわかいじゃん!」

 「うわ、きもっ!」

友「おい! きもいって言った奴誰だ!」

 アハハ...


妹「…」


友「あ、ごめんねー、こんなに柔らかくて」

妹「うぅ」

友「妹も私みたいになりたい?」

妹「ん」コクッ

友「じゃぁもっかいやろうか」ワキワキ

妹「やっ」

友「妹はこっちのほうが柔らかいかな?」ムニッ

妹「んゃっ!」ビクッ

友「へへへ、いいお尻してまんなぁ」ニヨニヨ

妹「お尻だめ!」フゥーッ

友「でも、ホントにイイお尻だね…」ジーッ

妹「み、みつめるな」


 ~

友「疲れたねー」

妹「うん」

友「あー、喉かわいた」

妹「うん」

友「妹飲み物もってない?」

妹「持ってない」

友「使えな」

妹「ふぇ」ビクッ


友「冗談だよ」スリスリ

妹「汗できもちわるい」グイッ

友「汗だくプレイもいいかも」

妹「や」

友「仕方ない、私のジュースで我慢するか」

妹「もってるのかい」

友「うん、君と違ってしっかりしてるからね」

妹「ぅ、さっきなんできいた」

友「あぁ、妹の口ついたやつが飲みたかっただけ」

妹「…」

友「んっんっ」ゴクゴク

兄「ただいまー」ガチャッ


妹「おかえりんこ」

兄「ただいまん…まん…」

妹「にい、彼女いないの」

兄「えっ、唐突」

妹「いないの」

兄「あー今はいないな」

妹「いたことない人の言い方だ」

兄「だまらっしゃい」


妹「いないんだ…」ホッ

兄「気になる子ならいる」

妹「なにい」

兄「妹…実はお前の事が…」ニジリ

妹「えっ、えっ」

兄「うん冗談だ」

妹「ば…ばか…」カァ

兄「ういやつめ」

妹「…」


妹「わたしは…」

妹「わたしは、にいのこと、
(省略されました。続きを読むには「嫌なら見るな!」のAAを貼ってください。)

妹「友が胸を揉めばおおきくなると」

兄「ほうそれで?」

妹「…」

兄「それで?」ニヨニヨ

妹「ばか」

読んでる間これしか考えられなかった

妹「だからそれは」

兄「そもそもお前は大きくしようにも元の胸がないもの」

妹「ちゃんとあるもん。手かして」

兄「だいたいよめてますよこのパターン」

妹「どう」ドヤ

兄「どうといわれましても」モミモミ

妹「ぁ…ゃ…」

兄「このままやばい方向に進みそうでこわいのですよ」

妹「ばか」

妹「にぃ」

兄「…」

妹「にぃ!」ペチ

兄「…」

妹「にぃってば」ボフン

兄「…」

妹「てい」ゴスン

兄「ああごめん。妹がかわいすぎてみとれてた。で何?」

妹「もう知らん。バカ」

兄「そうだ」

妹「なに」

兄「早口言葉やろう」

妹「なんでいきなり」

兄「なんでも」

妹「まあいい」

兄「にゃんここにゃんこまごにゃんこ、て3回言ってみて」

妹「にゃんここにゃんこまごまん…」

兄「…」ニヨニヨ

妹「ばか」ゲシッ

兄「なにも蹴ることもなかろうに」

妹「にい、孫の手どこ」

兄「あー、どこやったかな」

妹「にぃ、使ってたよね」

兄「つかったつかった」

妹「背中がかゆい」

兄「どこ置いたかな…」

妹「背中がかゆい」

兄「あーわかったからちょっと待ってろ」

妹「はようせい」

兄「ー見つかんないな」

妹「ふざけるな」

兄「あーもーわかったよ。にいが掻いてやるから背中だせ」

妹「なんでそうなる」

兄「だって背中かゆいんだろ」

妹「でも」

兄「孫の手も見つからないし、仕方ないだろ」

妹「だけど」

兄「はいはい、じゃあ孫の手さがすよ」

妹「待って」

兄「なに」

妹「背中掻いて」

兄「最初からそういえばいいものを」

妹「ふん」ぬぎぬぎ

兄「背中掻くだけなのになぜにお脱ぎになられて」

妹「ジロジロみるな変態」

兄「心配しなくても兄は妹のちっぱいなんかに興味ありません」

妹「今から成長期なの」

兄「それをアピールするということは胸が大きくなったら興味を持ってほしいと」

妹「…」じーー

兄「はいはい俺が悪かった背中掻くから向こうむけ」

兄「気持ちいいか」ポリポリ

妹「まあまあ」

兄「そうか」

妹「…」

兄(口では興味ないとか言ったものの実際触ってるとそうもいかない)

妹「♪~」うっとり

兄(やばいこの顔見てると理性がとびそうなのですよ)

兄(ちょっとだけなら…)ポリポリ

妹「おいにい」

兄「はいなんですか」

妹「だんだん手が前に回ってきてる」

兄「気のせいだと思え」

妹「気のせいじゃない。興味ないとか言ったくせにこの変態」

兄「自分で興味もたれてると認識してると」モニュ

妹「うるさい」バッ

兄「おいまてよ」

兄「怒らせてしまったようです上半身裸で無い乳をさらけ出して駆けていきます」

妹「無い乳いうなロリコン」

即興だとネタが続かない

がんばる
兄「さて、前述のとおり妹はこういうとき俺の部屋にいます」

兄「しかし今は格好が格好なだけに入りづらいのです」

コンコン

兄「妹ー、入るぞー」

ふみっ

兄「……足下にスカートと白い布が落ちてるように見えるのは気のせいでしょうか」

兄「妹ーそんな格好でそんなところいたら風邪引くぞー」

妹「すーすー」

兄「寝息が聞こえます。この短時間で寝てしまったようです」

ガチャ

兄「妹が押入の中で生まれたままの格好で寝ています」

兄「ここはあくまでも兄として、事務的に対処したいと思います」

兄「いわゆるお姫様だっこと言う奴です」スッ

兄「左右どちらの手にもやぁらかいものが当たっているのは気のせいです」

妹「にぃ、だいすきぃ…」すぅ

兄「寝言です。こんな格好で言われると普通アウトです」

兄「しかし俺には理性があります可愛いとは思いますがそこまでです」

妹「…」ぎゅ

兄「今力入りましたね。この娘実は起きてますね」

兄「ほら、部屋ついたぞ」

妹「ん…」

兄「とりあえずベッドに転がしときましょう」ゴロン

妹「にゃ」

兄「可愛らしいです」

妹「ねぇにぃ~」

兄「ん、どした」

妹「一緒に寝よ~」

兄「寝ぼけてるんでしょう。爆弾発言です」

妹「だめなのぉ~」

兄「普段もだめなのにそんな格好じゃなおさらダメ」

妹「じゃ、服着せてぇ~」

兄「」

兄「あとが怖いからやだ」

妹「怖くないよ~こっちから頼んでんだから~」

兄「寝ぼけMAXです。さっきまであんな口調だったのに」

妹「いいからやれ変態」

兄「今素が出ましたね。そして素に許可もらいましたね」

兄「後で変態とかなしだぞ」

妹「うん」こくこく

持ち上げられるとつけあがるのが人情っしょ
兄「仕方無いので妹に服を着せたいと思います」

兄「俺に趣味悪と言われたのを気にしたのかぱんつは普通の白いのです」スッ

兄「上の方ですがやはり無い乳です。近くで見てもつついてみても無い乳です」

妹「ばか」

兄「そんなにふくれんなよ可愛いな」

妹「うるさい」ぷいっ

兄「口調が戻ったということは今までのは寝ぼけたフリだったようです」

妹「それじゃあ服も着たし」

兄「いつの間に」

妹「にいは作業が遅い」

兄「すみません」

妹「今回だけだぞ」

兄「肝に銘じておきます」

妹「一緒に寝る」

兄「なんでそうなる」

妹「さっきそんな格好じゃだめっていった」

兄「今は服を着てるからいいだろうと」

妹「…」こくん

兄「…つまり妹さんは俺と一緒に寝たいと」

妹「さっきからそういってる」

完結させるか
兄「なるほどね」ニヨニヨ

妹「きもちわるい」

兄「そんなこというんだ」

妹「ごめんなさい」

兄「ははは、じゃあ一緒に寝るか」

妹「本当に」

兄「いやか」

妹「むしろうれしい」

兄「今夜だけだぞ」

妹「ありがと」

兄「気にするな」

兄&妹「……」

妹「にぃ、だいすき」ぼそ

俺が勝手に書いた奴終了

文下手やし俺の行為自体気に食わない人もいると思うし
なによりかってに進めて>>1に申し訳ない
何勝手にまとめてんだコラて人にも本当に申し訳ない
だからまずごめん。それだけ
いや>>1でもないのにマジスマン




妹「…」ガサガサ
妹「…あれ」ガサガサ
妹「鍵無い」

 コンコン

妹「…」

 シーン...

妹「…?」

 ピンポーン

妹「…」

 シーン...

妹「?」

 ヴヴヴ

妹「ん、にいからだ」カチッ

 『ごめん! 鍵置いてくの忘れてた!』

妹「…」


妹「『ばか』」カチカチ

妹「送信」カチ

妹「…」

妹「ばかにい」

妹「…どうしよう」

妹「…」ブルッ

妹「さむい…」


 ヴヴヴ

妹「あっ」カチッ

 『今日はすぐ帰るからちょっとだけ待ってて! 本当ごめん!』

妹「…」

妹「『さむい』」カチカチ

妹「…」

妹「やめた」カチカチ

妹「…『仕事頑張って』」カチカチ

妹「うん」

妹「…送信」カチ


 ~

妹「…さむい」

 ~

妹「まだかな」

 ~

妹「…おそい」

 ~

妹「…うぅ」

 ~

妹「……」


 ~

妹「…」

 タッタッタ...

妹「…」

兄「い、妹!」ゼハゼハ

妹「…ぁ」

兄「ごめん! ほんとごめん!」

妹「…うぅ」キッ

兄「バイトが急に忙しくなって… って言い訳はしません」
兄「遅くなってごめんな?」

妹「ばか」

兄「寒かっただろう、早く家に入ろう」ガチャッ


 ―

兄「ごめんな、ホントに」

妹「おそい」

兄「だから仕事が… …言い訳はしないぞ」

妹「さむかった」

兄「うん、それもごめん」

妹「ばか」

兄「ホントにいはばかだ」

妹「ばかばか」

兄「大ばか者だな」

妹「ふん」

兄「ごめんよ」


妹「ゆるさない」

兄「ごめんて、お詫びに妹の好きなの買ってきたから」

妹「ものじゃつられない」

兄「プリンだぞ」

妹「ぷりんっ」

兄「生クリームのってるやつ」

妹「のってるやつっ」

兄「好きだろ?」

妹「ん」コクッ

兄「よし、冷蔵庫で冷やしとくな」

妹「うん」


兄「さて、風呂入ってあったまろうな」

妹「…さっ」

兄「ん、まださむいか?」

妹「んぅん」ブンブン

兄「ん?」

妹「…さっ… さびし、かった」キュ...

兄「…」

妹「ばか…」

兄「…ごめんな、さびしかったよな…」ナデナデ

妹「ん…」ギュウ...


兄「よし! 風邪ひく前に風呂はいってあったまってこい!」

妹「ん」コクッ

兄「その間ににいが体のあったまるもん作っとくから!」

妹「ん」

兄「さーて、何にしようかなーっと」

妹「…」ジー

兄「やっぱ体あったまるものといったら鍋だよなー」

妹「…」ジー

兄「そうだキムチ鍋にしよう!」

妹「…」ジー

兄「…あ、妹辛いの大丈夫だっけなー」

妹「大丈夫」

兄「うわっ! まだいたの」

妹「ん」コクッ


兄「早く入れって、体冷えてるだろ」

妹「…」ジー

兄「…どうした、顔に何かついているか」

妹「…」ブンブン

兄「何かいいたいのか」

妹「…その」

兄「なんだ」

妹「お風呂…」ジー...

兄「お風呂?」
兄「(ばか見つめるな)」

妹「うぅぅ」モジモジ

兄「俺に何を悟ってほしいんだ」
兄「(まさか、まさかな)」


妹「い、一緒に…」

兄「一緒に?」
兄「(うああああやっぱりいいいい)」

妹「うぅ、わからない?」

兄「えーっと?」
兄「(わかるけどわかりたくなかった)」

妹「にいぃ…」ウルウル

兄「だ、だからなんだい」
兄「(涙眼やめて)」

妹「…だめ?」

兄「…一緒に風呂はいろうってことですか」

妹「…ん」コクッ

兄「(うわああああ)」

晩ごはんしてくるよ、そのあと風呂。
荒れてるようだから落としても構わないです。

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