苗木「大浴場を貸し切り」 (368)

苗木「入っちゃダメらしいけど、適当に封鎖されてただけだしねー」

苗木「それにしても、お湯も出てるしサウナも動いてるし、なんで封鎖してるんだろ?」

苗木「まあいっか、♪~」





戦刃「えへへ、盾子ちゃんにお願いしてお風呂だけは使わせて貰えるんだぁ」

戦刃「まだみんなは使っちゃダメだから、私だけ、ちょっと悪い気もするけど、言いよね?」

戦刃「はぁ、盾子ちゃんウィッグも取って、と」

戦刃「さて、お風呂お風呂ー♪」

戦刃「貸し切りー!」

苗木「!」ビクッ

戦刃「まずはシャワーで頭と体を洗って」

苗木(な、なになに誰あれ勝手に入るなんてダメなのに!)

戦刃「んー……やっぱりウィッグ取ると軽いなぁ」ワシャワシャ

苗木(う、ウィッグ? カツラ被ってる人がいたんだ……)

戦刃「うー、お化粧も慣れないからなぁ……んっ、落としてスッキリ」

苗木(お化粧? 化粧は……まさか……)

戦刃「体も洗ったし……回れー右!」

苗木(やば!)

戦刃「突撃ぃぃぃ!!」

苗木(ばれませんように!)

戦刃「わぁぁい!」

ドンッ

戦刃「きゃっ!」

苗木「うわっ!」

......

苗木「…っいててて」

戦刃「きゅー…」

苗木「って、あれ!?挿入してる!?」

戦刃「……」

苗木「あ、あはは……」

戦刃「な」

苗木「な?」

戦刃「な、なんで苗木がここにいるの? まさかこの江ノ島盾子様の入浴を覗きに……」

苗木「その、ウィッグが無いし、無理があるよ」

戦刃「うぅ、なんで苗木くんがここにいるの?」

苗木「その、こっそり入っちゃって……」

戦刃「そういうことしちゃいけないんだもん!」

苗木「その、ごめんね?」

戦刃「うぅ……盾子ちゃん見えてないだろうし、どうしよぉ……」

>>10
それを書くならきゅーってなるのは苗木でおろおろするのが残姉だろ!

苗木「あ、あのさ」

戦刃「な、なに?」

苗木「君の名前、聞いていいかな?」

戦刃「う……え、江ノ島」

苗木「えっと、違うよね?」

戦刃「……戦刃、むくろ、苗木くんがいつも渡す相手に困るレーションが好きな普通の女の子だよ?」

苗木「戦刃さんか……その、ね?」

戦刃「?」

苗木「ず、ずっとくっついたまま、この顔の距離は、恥ずかしいかな」

戦刃「!」

苗木「き、気付いたなら離れて、ね?」

戦刃「こ、このままが良い! このままお話するんだもん!」

苗木「えぇっ!」

苗木「い、戦刃さん?」

戦刃「なぁに苗木くん」

ぎゅっ

苗木「ちょっ、ちょっと戦刃さん!?」

戦刃「苗木くんが、苗木くんが私の名前を呼んでるぅ……えへへ、嬉しいな、すごく、すごく嬉しいなぁっ……」

苗木「えっと、戦刃さん、もしかして泣いてるの?」

戦刃「な、泣いてなんてないもん、ちょっとだけ、嬉しくてその、笑い過ぎてだもん」

ぎゅうう

苗木「……あはは」

苗木「君は、どうして江ノ島盾子って名乗ってたの?」

戦刃「え、えっと、それは……ぎ、ギャルならみんなに馴染めるかな、なんて」

苗木「……戦刃さんって、嘘が下手なんだね」

戦刃「う……前にもそんなこと言われたのにまた言われた……」

苗木「前?」

戦刃「あ、ううんなんでもないよ苗木くん!」

苗木「あはは、絶対になんでもあるよね」

戦刃「うぅぅ……やっぱり一人じゃ無理だよ盾子ちゃぁぁぁん……」

苗木「もしかしてさ、その盾子ちゃん、えっと江ノ島盾子さんが監視カメラから見てて、モノクマを操ったりしてるの?」

戦刃「な、なんで知ってるの!?」

苗木「ってことは、戦刃さんは黒幕と通じてるんだよね」

戦刃「う、うん……」

苗木「……素直過ぎて、罠だとも思えないしなぁ」

戦刃「えっと、えっと……」

苗木「そうだなぁ、戦刃さん前にも嘘が下手って言われたんだよね?」

戦刃「うん……ってそれは秘密で!」

苗木「へぇ、秘密なんだ?」

戦刃「えっ、あっ、そのっ……うぅぅ」

戦刃「苗木くんと私は話したことあるけど、苗木くんにその記憶は今はないの」

苗木「記憶が、ない?」

戦刃「だから、前に、なの」

苗木「そうなんだ……でも、それって悲しいよ」

戦刃「悲しい?」

苗木「ずっと友達に、違う人の名前で呼ばれてたんでしょ? それは、きっとすごく、胸が苦しくなるよ」

戦刃「……うん」

苗木「よく、我慢してたね戦刃さん、偉いよ」

ぎゅうう、なでなで

戦刃「苗木、くん……苗木くん、苗木くぅん! ずっと、ずっと我慢してたの! でも、本当は寂しかったよぉ!」

戦刃「苗木くんに、大好きな苗木くんに、戦刃さんって呼んで貰えないのがこんなに辛いなんて、思わなかったぁっ!」

苗木「うん、戦刃さん、今まで呼ばなかった分、呼んであげるよ。戦刃さん、戦刃さん」

戦刃「耳元だと恥ずかしくて、くすぐったいな……えへへ……」

ぎゅうう

苗木「……ところで戦刃さん」

戦刃「えへへ、なぁに?」

苗木「その、さっきの大好きな苗木、って、つまり……」

戦刃「え、あ、ち、ちがっ、違わないけどでも、えっと、えっと」

苗木「い、戦刃さん落ち着いて、ね?」

ぎゅっ

戦刃「んっ……うん」

苗木「すぅー、はぁー…………戦刃さんは、ボクのこと、好きなの?」

戦刃「……うん、好き、すごく好きだよ」

苗木「う、あー、そ、そっか、な、なんだか照れちゃうな……」

戦刃「私もすごく、恥ずかしいよぉ……」

苗木「……ねぇ、戦刃さん」

戦刃「なに、かな?」

苗木「戦刃さんが黒幕の仲間ならさ、ボクの、ボクら仲間になってくれないかな」

戦刃「それって、盾子ちゃんを裏切れ……ってこと?」

苗木「……うん」

戦刃「苗木くんは好きだけど、でも、盾子ちゃんには私しか、いないから」

苗木「戦刃さんしか、いない?」

戦刃「うん、盾子ちゃんのことがわかるのは私だけなの、だからもし盾子ちゃんを裏切ったら、盾子ちゃんが可哀相」

苗木「こんな生活をさせてくる、そんな子でも?」

戦刃「それでも、盾子ちゃんのためだから」

苗木「……」

苗木「……戦刃さん、ボクにも、ボクにも君が必要だよ」

戦刃「え?」

苗木「ボクのことを好きって言ってくれた、純粋な優しい女の子をこのまま放っておくなんて、ボクには出来ないよ」

戦刃「やっぱり苗木くん、優しいね」

苗木「優しいのは、戦刃さんだよ」

戦刃「私?」

苗木「いつ誰に殺されるかもわからない状況を作られたのに、そこで入らされても江ノ島さんを想うんだしさ」

戦刃「それは、多分殺されたりしないから大丈夫」

苗木「どうして大丈夫なの?」

戦刃「苗木くん、私はね」

ぎゅっ、ぐぐっ

苗木「え、あ、あれ、う、動けない?」

戦刃「私は超高校級の軍人なの、だから、大神さんが本気で殺しに来ない限りは、大丈夫」

苗木「そうなんだ……と、ところでそろそろ拘束を解いてくれないかな?」

戦刃「……ねえ、苗木くん」

苗木「な、なにかな?」

戦刃「苗木くんが、私についてくれるなら、一緒に盾子ちゃんを手伝ってくれるなら、離してあげる」

苗木「な、なに、言ってるの?」

戦刃「手伝って、くれないなら……こ、このまま、絞め殺すことだって、出来るんだもん!」

苗木「……」

戦刃「だ、だから、手伝って、ね?」

苗木「……無理だよ、戦刃さんじゃ、ボクを殺せないよ」

戦刃「こっ、殺せるもん!」

苗木「じゃあ、どうしてそんなに震えてるの?」

戦刃「う……それは……」

苗木「戦刃さん、離してくれるよね?」

戦刃「……うん」

苗木「……戦刃さんはさ」

戦刃「?」

苗木「戦刃さんは、ボクと江ノ島さん、両方取れたら、両方取るかな?」

戦刃「えっ、む、無理だよそんなこと……」

苗木「いや、きっと出来るはずなんだ」

戦刃「でも……」

苗木「もしもみんなで無事に、江ノ島さんのところまで行けたら、戦刃さんが江ノ島さんを一度拘束して、みんなで説得するんだ」

苗木「そしたら、きっと……」

戦刃「で、出来る、のかな?」

苗木「希望を捨てちゃダメだ!」

戦刃「う、うん、出来る、かもしれない!」

苗木「これで、ボクらは仲間だね、ありがとう戦刃さん」

戦刃「えへへ……」

苗木「はあ、緊張した……」

戦刃「……ね、ねえ苗木くん」

苗木「うん?」

戦刃「あの、ね、一つだけ、気になることがあるんだけどね」

苗木「なにかな?」

戦刃「……その、お腹に、硬いの……当たってる」

苗木「うわああああ!!! ち、違うんだよこれはそのえっと!!」

戦刃「ずっと、裸でくっついてたから?」

苗木「……う、うん」

戦刃「そ、そっか、え、えへへ、男の子、だもんね」

戦刃「な、苗木くん、私は、その、もうちょっと苗木くんとこうしてくっついていたいな」

苗木「それは、その、少し、恥ずかしいよ……」

戦刃「その、それって、えと、どうしたら治るの?」

苗木「あ、あはは、これは、ほっといたら治るから、気にしないで」

戦刃「治っちゃうんだ……」

ぎゅうう

苗木「い、戦刃さん!?」

戦刃「やだもん、そんなの、やだもん」

むに、むにゅ

苗木「いいい戦刃さん待って! お願いだから!!」

戦刃「……恥ずかしさがどこかに行ってる今以外だと、出来ないんだもん……苗木くんっ」

苗木「あ、わわっ、戦刃さ……んん……」

ちゅっ、ちゅうう

はよ

戦刃「え、えへへ……苗木くん……」

苗木「はぁ、はぁ……戦刃さん、あんないきなりなんて……」

戦刃「ごめんね、嫌、だった?」

苗木「……ううん、気持ち良かった」

戦刃「……うん、私も」

苗木「戦刃さんって、その、激しいんだね」

戦刃「い、言っちゃダメ! は、恥ずかしいからダメダメ!」

苗木「あはは、さっきまでとは、違うね?」

戦刃「それはその、なんだか変な気分だったから、その……うぅぅ……」

苗木「……戦刃さん、可愛いね」

なでなで

戦刃「……えへへ」

俺「……戦刃さん、可愛いね」

なでなで

戦刃「……えへへ」

これで終わりと言い張っても通るはず
でも出かけて帰ってまだスレがあったら続けられるはず
とりあえず一旦おしまい

何をふざけているの?戦場誠なんてあり得るわけないでしょう?
はやく霧切誠を…
ここまで言えば分かるわね?

>>132
苗木君には醜いぼっちキリギリスは似合わないと思います

                               ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()

 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト-┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ

     | 答 |     ヒ ロ イ ン は 鮭     │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

不二咲:天使

8時間で260レス、大体2分に1レス
名前作って遊ぶのは別に良いんだけど、遊ぶならせめてsageて遊んで欲しい
sageでも保守になるし、無駄に上に上がらないからSSスレとか興味無い人の目障りになりにくくなると思うし

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月26日 (木) 03:15:47   ID: gJIOK8x3

残姉厨って残姉ぐう聖格化してるが、残姉って超高校級の軍人だぞ?ぐう聖なわけねーだろ
可愛いのは認めるが

2 :  SS好きの774さん   2013年10月01日 (火) 02:41:06   ID: ibcheTle

⇧完全に原作準拠にしたらそもそも女子にぐう聖な子が一人しかいなくなるだろ
……ここまで言えば分かるな

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom