私がそう言うと部室は静寂につつまれました。
数秒ほどの沈黙。
みなさんはケーキを食べていた手を止め
微動だにしないでいます。
最初に沈黙を破ったのは唯先輩でした。
唯「……え? け、……なんて?」
梓「ケツマンコですよ。唯先輩」
梓「何と言うか、ケツマンコって響きが良いですよね。
唯先輩もそう思いませんか?」
唯先輩を見つめ、優しい笑顔でそう言います。
唯「そ、その、け、なんとかって
私……意味わかんないなあ……」
梓「ふー……。ケツマンコもわからないとは……
唯先輩もまだまだですね。」
唯「あは、あははは……」
梓「澪先輩ならわかりますよね?」
澪「ひぃい??!!」
唐突に話しかけられ、澪先輩はビクついていました。
そのまま身体をガタガタ震えさせ
酸素を失った金魚のように口をパクパクとさせています。
梓「澪先輩? どうしたんですか?」
律「あ、梓こそ……いきなり何言い出すんだよ……」
「ケ」ロマ「ツ」
ハリ「マ」ロ「ン」
フォッ「コ」
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