上条・一方通行・浜面「どうしてこうなった……」(837)

上条「……」

一方通行「……」

浜面「……」

海原(エツァリ)「……」


麦野「……」

御坂妹「……」

佐天「……」

姫神「……」


アレイスター『それではこれより「第一回チキチキ! 学園都市フィーリングカップル大会!!」を開催する』

一方通行「…『グループ』の仕事だって聞いてンだけど」

海原「同じく…」

上条「俺部屋で寝てたはずなのに……」

佐天(あ、あの人私と境遇おんなじだ……)

麦野「は~ま~づ~らぁ~…!」

浜面「ひ、ひいぃ!?」

姫神「……」

御坂妹「学園都市で最上級の権限を用いてまでミサカ達をこんなところに招集した理由を教えてください、とミサカはしたり顔の逆さお化けに説明を求めます」

アレイスター『ふむ、先ほど宣言したとおりだが? 君達にはこれからあるゲームを行ってもらう』

上条「ゲーム?」

アレイスター『一度くらいはテレビで見たことがあるだろう? 男女が向かい合い、意中の相手をボタンで指定する。めでたく両思いになればカップル成立というアレだ』

麦野「はぁ? 何ソレ? バッカじゃねぇの? 私帰るわよ」

アレイスター『そうはいかん。これは学園都市統括理事長としての絶対命令だ。このまま学園都市に居たいなら黙って参加することだ』

浜面「だ、だからなんだってそんなことを俺たちがしないといけないんだよ!!」

アレイスター『うむ。単刀直入に言ってしまおう。暇だからだ。退屈だからだ。面白いものが見たかったからだ』

上条「は、はぁ!?」

アレイスター『ぶっちゃけ戦争はもう飽きたのだよ。復讐にはもううんざりなのだよ。人生ハッピーにいきたいじゃない』

海原「馬鹿が権力を持ってはいけない典型だねコレは」

浜面「いや、これは権力者が妄想のあまり馬鹿になっちゃった例なんじゃねえの? いや、どっちでも変わんねえけど」

アレイスター『座右の銘はラブアンドピース』

姫神「…呆れて。物が言えない」

アレイスター『そろそろ紹介しよう。司会を務めてくれるメカ木原くんだ』

メカ木原「よぉろしくぅ!」

一方通行「ブーーーーー!!!!」

浜面「うわきたねえ!!」

一方通行「何してンだテメエは!! 大体なァンで生きてンだよォォおおお!!!!」

メカ木原「キャンキャン噛み付くんじゃねえよ一方通行。見りゃわかんだろ。俺は学園都市の最新技術によって蘇った」

メカ木原「つまりは学園都市の愛によって復活した俺は統括理事長のラブアンドピースの象徴ともいえるわけだ」

一方通行「脳みそクチャクチャなセリフ吐いてンじゃねェよ……」オェ…!

海原「知り合いですか?」

一方通行「うるせェ。干渉してくンじゃねェよクソッタレ」

メカ木原「さあ! 各々言いてえこともあるだろうがゲームの開始はくつがえらねえ!! とっとと始めるとしようじゃねえか!!」

一方通行「馬鹿が。俺がやるワケねェだろうがそンなこと」

メカ木原「~~! おいおいィ~。進行妨げてんじゃねえよ一方通行ぁ。統括理事長様直々のお達しだって言ってんだろぉ?」

一方通行「はっ。それがどォした。俺がそンなモンに縛られる弱者に見えンのか?」

アレイスター『思わないね。だから君に対しては別の鎖を使うとしよう』

一方通行「あァ?」

アレイスター『打ち止めの身柄はこちらで預かっている』

一方通行「…ッ!! テメエ……!!」

アレイスター『ゲームに参加さえすれば安全は保証するよ。ゲームに参加さえすれば…ね』

一方通行「…チッ……!!」ギリギリ…!

 ――別室、『あれいすたんの秘密の小部屋』。

打ち止め「う~ん、突然こんなところに連れてこられたけどなんなのかな? ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

美琴「さぁねえ…私は簡単なアルバイトだって聞いたんだけど」

インデックス「私は好きなだけお菓子を食べさせてくれるって聞いたんだよ!!」バクバクムシャムシャゴックンゴクリ!

滝壷「すごい食べっぷり。見てるこっちが感心してしまうほど」

ショチトル「あれだけ用意されてたお菓子がもうなくなりかけてる…」

打ち止め「『ここでテレビでも見てればいい』って言われたんだよね、ってミサカはミサカはそこのおっきなテレビを指差しながら言ってみる」

美琴「ふぅん…ま、とりあえずつけてみましょ」ピッ

メカ木原『んじゃあ今度こそ始めんぜ! 『第一回チキチキ! 学園都市フィーリングカップル大会!!』スタートだ!!」

打ち止め・美琴・滝壷・ショチトル「ブーーーーーー!!!!!」

インデックス「お菓子のおかわりを所望するんだよ!!」

美琴「な、何コレ!?」

滝壷「はまづら…麦野…?」

ショチトル「お、お兄ちゃん!?」

打ち止め「あわわわ! あの人までいるんだよ、ってミサカはミサカは混乱絶頂で叫んでみるーーー!!!!」

美琴「フィ、フィーリング、カ、カップル!? じょ、冗談じゃないわよ何よコレ!! す、すぐに止めに行かなきゃ!!」

滝壷「…ダメ。ドアがあかない」

美琴「な、何ですって!?」

インデックス「お菓子!! お菓子を持ってくるんだよ!!!!」


 ――通称『窓の無いビル』中枢部。

アレイスター『…! ……!! ……!!!!』

部下A「うわ、統括理事長めっちゃウケてる」

メカ木原「そんじゃあまずは1対1のお話タイムだ!! 尺の関係上抽選で一人につき一回だけ誰かとタイマンで喋ってもらう! もちろん別室でな!!」

御坂妹「それでは喋りたい相手と喋れない可能性があるのでは? とミサカは指摘します」

メカ木原「ま、その辺含めて相性、大げさに言えば運命って奴だ。堪忍してくれな」

メカ木原「さくさくいくぜぇ~!! 抽選、スタートォ!!」



部下A「尺? まさか放送するんですかコレ?」

アレイスター『当たり前だろう。こんな面白いものを独り占めしては天罰が下ろうというものだ』

部下A「神なんて恐れてないくせに…」

第一組:麦野沈利・上条当麻

麦野「……」

上条「…あの~…えっと……」

麦野「何調子に乗って話しかけてきてんのよ馬鹿。アンタまさか本気でこんなゲームに乗っかる気?」

上条「いや! そんな!! そもそも上条さんはこういうやり方で恋人を作るのは何だか認められないというか、違うと思ってる派ですよ!?」

麦野「キモイこと言ってんじゃないわよ童貞」

上条「んな!!!!」

上条(な…何故ばれたのだ!? いや、正確には記憶喪失以前のことは俺もわかんないんだけど!!)

麦野「……」

上条「……」

麦野「……」

上条(何この沈黙!! す、すっごく気まずい!!)

麦野「……」

上条(だ、ダメだ。このまま時間までこの雰囲気の中っていうのは俺には耐えられない! 話題、何か話題を探さないと…!)

麦野「……」

上条「……」オロオロ

麦野「……」

上条「…! …!!」オロオロ、オロオロ

麦野「……」イラ…

上条「す、素敵な左手ですね」

麦野「あぁ!!!?」

上条(やべ! やっぱ地雷だったのか!? いかん! 方向修正しないと!!)

上条「い、いやその! この学園都市なら腕がなくなったって再生できそうなもんだからさ! それをそんな風にビリビリさせてるってことは、何か思い入れがあるのかなって思って!」

麦野「思い入れぇ。は…! 私をこんな体にしやがったクソ野郎への復讐心が褪せない様にね、誓いとしてそのまま残してんのよ!」

上条(ぎゃ、ぎゃあ!! 地雷だった!! しかも踏んだ!! すんごい爆発しちゃった!! ハハ、ワロス!!)

上条「いや、でも、ほら。お、女の子なんだからさ。そーいうのしっかり治して、オシャレした方がいいんじゃないかと上条さんは思いますですよ」

麦野「……」カチン

上条「せっかく、そんなに可愛いんだからさ」

麦野「……あ?」

麦野「あー、成程。わかった」

上条「わ、わかってくれましたか」

麦野「つまりアンタは死にたいワケね」

上条「な、何故そーなるーー!!」ガビーン!

麦野「オラァ!!」

 麦野沈利の右手から『原子崩し(メルトダウナー)』が発射される!
 しかしそれは!!

上条「ひいい!!」

 上条当麻の右手、『幻想殺し(イマジンブレイカー)』によってあっさりと消失した!!

麦野「…あれ?」

麦野「何で効かないの? あれー?」キュパン!

上条「ふおおう!!」キュウン!

麦野「あれ? じゃあこれは?」キュパパンキュパン!

上条「んがーー!!」シュパパパシュパン!

麦野「…面白いじゃないアンタ。興味出てきたわ」

上条「ちょーッ! 何かこの流れデジャブなんだけどーー!?」

部下A「LEVEL5がめっちゃ暴れてますけど大丈夫ですか」

アレイスター『問題ない。あの部屋はすっごい頑丈に作ってある』

部下A「そっすか…」


 第二組:御坂妹・一方通行


御坂妹「まさかあなたとだとは…とミサカは失望を隠そうともせずため息をつきます」

一方通行「そりゃコッチのセリフだクソッタレ」

御坂妹「……」

一方通行(クソが…マジで何話せばいいンだよ)




一方通行(俺に、何を言う権利があるってンだよ…)

御坂妹「……」

一方通行「……」

御坂妹「…ありがとう、とミサカは言っておきます」

一方通行「…はァ?」

御坂妹「あなたのおかげで今日も私の上位個体であるところのあの子は笑っていられます」

御坂妹「ミサカネットワーク…あなたがあの子を守るためにどれ程奔走してくれたか、私は委細漏らさず把握しています」

御坂妹「だから、ありがとうと…あの子の姉(身体的な意味で)として、あなたに言葉にしてお伝えします」

御坂妹「と、ミサカはミサカの度量の深さをアピールします」

一方通行「……ハ」

一方通行「やっぱお前らはどっか頭オカシインだな。ネジが飛ンじまってンぜ」




一方通行「……何をどォすりゃ、俺に対して『アリガトウ』なんて言葉が出てくンだよ」

御坂妹「ミサカは過去にとらわれてうじうじするような『人間』ではありません。あなたと違って、とミサカは一言付け足します」

一方通行「…俺は謝らねェからな」

御坂妹「あなたのちっちゃな度量では、そうなるでしょうね。とミサカは呆れ顔で呟きます」

一方通行「クソガキが」

 と、ここで一方通行は思い出す。
 このおしゃべりタイムで御坂妹と一緒になったのは一見最悪だが、実の所は最高だった。
 そう、一方通行にとって今の最優先事項はアレイスターに捕らわれている打ち止めの救出。
 一方通行としてはさっさとこんなゲームは切り上げる必要があるのだった。

一方通行(そのためにはさっさとカップルになってゲームを抜ける必要があンだよな)

 そして一方通行は御坂妹を真っ直ぐ見つめてこう言った。

一方通行「オイ、お前俺を選べ」


御坂妹「…………」

 どん引きされた。

一方通行(あン…なンだ? この反応)

御坂妹「ねーよ。まじねーよ。とミサカは後ずさりしながら気持ち悪いロリコンから距離をとります」

一方通行「バ…!!」

 誤算。御坂妹と打ち止めはミサカネットワークを介して繋がっている。
 だから、説明せずともこちらの意図は伝わると思っていた。

御坂妹「………」

 伝わっていない。すごい顔で見てる。

一方通行「待てコラオイ今から説明すっから」

アナウンス『はい、時間でーす』

一方通行「ッづォあァァあああああ!!!!」

一方通行(伝われェ…! わかンだろ、わかるよなァ! 信じンぞクソッタレ!!)

御坂妹(何あの熱烈な視線…怖いキモイ怖いキモイ……)

 第三組:浜面仕上・佐天涙子

浜面「……ども」

佐天「あ…はい…」

浜面「……」

佐天「……」

浜面(…な~んで麦野がここにいるんだよぉ~! やべーよアイツめっちゃこっち睨んでたよ!!)

佐天(…き、気まずい……! な、何か話さなきゃ…!)



佐天(というか…なんで私こんなところにいるんだろ)ハァ…

ぐわあこんな深夜に仕事入った
絶対完結させるから保守してくれるとありがたい

浜面(黙っててもしょうがねーよな……よく見りゃ結構可愛いし)
佐天(と、とりあえず何か話さなきゃ)

浜面「え、と……」
佐天「あ、あの」

『……ご趣味は?』

『へ?』


浜面(やべぇ被った!趣味!?何かあるか俺!?)
佐天(おぉう!?お見合いか私!?趣味!?えっと、えっと!?)

浜面(……車上荒らし……?)
佐天(スカート捲り……?)


((言えるかぁぁぁぁーーーっっ!!!))

浜面「き、機械弄り、かな……ハハ」

佐天「お、お花!お花の世話です……あはは」


((……うん、嘘は言ってない、嘘は))


「はい、時間でーす」

ファック、今日明日はダメだ書けねえ 書く暇がねえ
何なんだこの雨は降りすぎだろがチクショウ
保守してくれた皆にはすまんがこのスレは落としてくれ
今度は終わりまで書き溜めてから始めるよ
すまん
すまんこ

いいから書け

ほーが出る5秒前

もう俺書いていいすか

海原(物静かな女性ですね、御坂さんとは対極のタイプです)
姫神(……さわやかイケメン、苦手なタイプ)

海原「えぇと、姫神さんはどのような男性が好みですか?」

姫神「……好み?」
海原「えぇ、好み」


姫神「防御力が高い人。特殊な右手があると尚可」

海原(あー……、)

姫神「あなたは?好み」


海原「快活でいて女性らしい一面も持っている人ですね。電撃とか使えると尚可です」


姫神(……あぁ)

海原(……待てよ?)
姫神(……あれ)

((この人が上手くいけば……))

海原「……」
姫神「……」

海原(……我ながら、最低の考えでしたね)
姫神(……最低)


海原「……実るといいですね、その恋」
姫神「……あなたも」


海原(……静かな女性も悪くないですね)
姫神(……イケメンいい人)

木原「さぁどうだったクソ野郎共!
10分弱たぁいえ密室に男女が二人きり、
一線どころかニ線三線越えちまってとっとと四線越えとイキたいとこだろーが、
一応俺も司会引き受けちまったもんでよぉ、
一回目の投票逝くぞクソガキ共っ!!」


一通(殺してェ……)
麦野(消すぞ木偶……)
上条(……すげぇ殴りたいコイツ)
浜面(轢きたい……轢き殺したい……)
海原(全身皮剥いでやりたいですね……)

上条(うーん……この中でいったら御坂妹か姫神だよなぁ……麦野さん怖ぇし……)

麦野(はまづら殺す、第一位はありえねー、あの爽やか系はなんかいけ好かない、ま、消去法ね)

一通(アレに賭けるしかねェよな……分かってんだろォなオマエ)

御坂妹(先程から視姦されていますが無視します。私は……)

浜面(麦野のご機嫌でもとっとくか……?いやでもあれなんだよな……お花が趣味とか超萌える)

佐天(あの人確か御坂さんの……となれば、ないな。
……機械油で汚れた手とか実はちょっとツボなんだよね……)

海原(……分かってる。彼女は御坂さんであって御坂さんではない……)

姫神(……もし、万が一、何かの魔術的超能力的な事故で、私と彼が1抜けしてしまったら……)

【控え室】

御坂(……どーせなら御坂妹を選びなさい!選べ!)
滝壺(……はまづら、やっぱりロリコン)

ショチトル(……どうしよう一択じゃない!どう考えても一番かっこいい……素顔じゃないけど……)

打ち止め「あはは!困ってる困ってるー!とミサカはミサカは爆笑してみる!」


インデックス「もうお腹いっぱいになったから出たい……」

木原「さー出揃ったな。……ほうほう。あー……あーあー、なるほど。こう来たか」

上条「……」  ――イラッ
麦野「……」  ――イラッ

木原「ほーう?……ふむ。ん……ん。あぁー。……なるほどねぇー」

一通「さっさとしろコラァァァァァァァ!!!!」

木原「おっと!何でか一人お怒りの様なんで進めるか。
じゃーまずは複数票入った……御坂妹!」

御坂妹「!」

木原「お前を選んだのは、コイツらだ!!」


一通「……チッ」
海原「……」

木原「さぁー御坂妹、なっげぇなこの名前。みもうとさん、どうですか気分は」

御坂妹「……ないわー……とミサカは自身の男運の無さに驚愕します」

一通(――ッの野郎……っっ!!)
海原(……まぁ、そうでしょうね)

木原「と、言う事は!みもうとさんオープン!!」


上条「え?俺?」

木原「え、俺?じゃねーよボケ。内心気付いてたんだろが。
何だよお前俺の事好きだったのかー早く言えよーって鈍感純情アピールかオイ。
俺お前のそーいうところ大嫌いだわ」

上条「いや何お前!知り合い!?」

木原「さー、この鈍感上条君もなんと複数票獲得だな。
みもうとちゃんと同じく上条様の右手でぶん殴られたいドM女は……コイツだ!!」


麦野「……」


上条「マジで!!?」

控え室

御坂「うそぉぉぉぉっっ!!??」

御坂(10分!?さっきの10分で!?10分でアレ落としたの!?)

インデックス「さすが当麻なんだよ……」

滝壷(……麦野、本当にちょっと照れてる……?)


御坂「すごい……ここまで来ると感動すら覚えるわ……」


麦野「なに見てんのよ……!」
上条「い、いやすいません!」

上条(フラグが立つような会話あったか……?)


木原「さー、当の上条さんは誰をお選びになったのかな!?
んじゃオープン!!」


姫神「――っ!!!!」



姫神(裏目に出た……)

木原「まさかの姫神!!みもうとと麦野は残念だったなぁオイ」

御坂妹「……」  ――ズーン……
麦野「……」  ――ズーン……

――――
御坂「あいつ……なんか本気でへこんでない……?」
滝壷「麦野はああ見えて他人の評価を気にするタイプ」
打ち止め「暇を持て余して能力で矢印の電球弄り始めたとミサカはミサカは報告してみる」
――――

木原「もうなんかこの死にかけの表情見て察しろって感じだな。一応はい姫神オープン」


海原「……へ?僕、ですか?」


姫神(最後まで残るのだけは嫌だった、から賭けに出たとは言えない……)


上条「ありゃ、ダメだったか」
姫神「どうして……私を……?」

上条「どうしてって、よく話すじゃんお前とは」

姫神「ソウ……デスネ……」

姫神(死にたい……本当に死にたい……)


木原「おいおい全滅とか勘弁してくれや。そんなん猟犬部隊だけで十分、って殺すぞコラァァッッ!!」

一通「いいからさっさと進めろ!!」


木原「さー残るは2人だな、期待してるぜ無能力者!」

浜面「……え?あんたもレベル0?」
佐天「は、はい」


木原「浜面ちゃんが選んだのは、コイツだ!!」


木原「っの前に!!」

上条「っ何なんだよ!!」
一通「マジで殺すぞオマエ……!!」

木原「主催者から連絡だ。そこのREGZAだかWoooooooだかの大画面見ろ」

麦野「oが多いんだよ」
御坂妹「Greeeeen的なアレですか」

木原「はいこちら、控え室と繋がってまーす」

浜面「いっ!?滝壺!?」
佐天「あれ、御坂さんもいる」


木原「んじゃ改めて浜面ちゃんオープン」


浜面「待て!!待ってください!!」


佐天「おっ、私だ!」

一通「あのガキ随分平和そうじゃねェか……!!」

浜面「い、いや違うんだ滝壺!!」
佐天「え?違うの?」
浜面「え……いや違わない、違わないけど違うんだ!」

麦野「あーやっぱり大画面は違うわ。表情の変化丸分かり」

木原「さー、果たしてカップル成立なるか!佐天オープン!!」


浜面「うん、分かってた。そういう流れだと思ってた」


木原「おぉう!!ラストにして遂にカップル成立だ!よかったな童貞!!」
浜面「やめて、あんま煽らないで……」

佐天「えへへ……いやー、よろしくお願いします」
浜面「う、うん、よろしく……」


木原「おいおい手とか握っちゃったりして初々しいなぁコラ」

佐天「いやー、どうもどうも」
浜面(あぁ……もうどうとでもなれ……)


佐天「(で、あのぽわーとした感じの人が本命ですか?)」

浜面「!?」


【控え室】

美琴「おー、佐天さんやるわねー」

滝壺「……」  ――ピク

禁書「手握ってるんだよ!手!」


滝壺「……」  ――ピキ


打ち止め「!?」 ――ビクッ

いやー、実質6時間しか寝てないからつれーわー。
実質6時間しか寝てないからなー。

すみません寝てました。

浜面「な、何で……」

佐天「何でって消去法ですよ。御坂さんでショチトルで1人外人1人子供だから、
あれが「たきつぼ」さんでしょ?」

浜面「あ、あぁ」

佐天「ほう……あれは、脈アリですね」

浜面「マジで!?それは恋愛的なアレと考えていいの!?
やっぱ女の子はそういうの分かるもん!?」

佐天「えぇ」


佐天「……てかものすごいプルプルしてるんですけどあの人能力者ですか?)

浜面「うん、レベル4」


佐天(おぉう、ヤバいじゃん私……)


【控え室】

御坂「ちょっ……気持ちは分かる!気持ちは分かるけど一旦落ち着こう滝壺さん!」

滝壺「はま、づら……」

打ち止め「何だかんだで戻ってきてくれるよとミサカはミサカはテンプレ通りの慰めを口にしてみる!」

ショチトル(何であれがもてるのかしら……)

ブブー、ブブー

禁書「あ、やっと音鳴ったんだよ」  ブブー、ブブー


御坂「そこ!ブブゼラうるさい!!」

寝たはいいが先の展開がさっぱり思いつかないんだよ……!

ダメだ……ちょっと気分転換にライアーゲーム読んでくる


佐天「私達はもう外出ていいんですよね?カップル成立してるし」

木原「お、何だ?早速デートか」

佐天「えへへー、そうですね」
浜面「え!?そうなの!?」

佐天「(控え室行きましょう。誤解解かないと)」
浜面「!」

浜面(こ、この娘……)

佐天「じゃあ私達はこれで失礼しまーす」

上条「え?全員カップル成立まで続くの?」
一通「マジかよ……」


浜面「俺、滝壺がいなかったら……たぶん惚れてた」

佐天「!へへ……照れますなぁ」


アレイスター「思いの外爽やかに進んでつまらんな」
部下「え?爽やかダメですか」

アレイスター「こう笑いの山が一つ二つ欲しい」
部下「はぁ……」

アレイスター「よし、座標移動を呼べ」

――

【控え室】

浜面「ゲームだから!あくまでゲーム!ね!!」
滝壺「……手」

浜面「あれも空気を読んだだけ!……それに、」
滝壺「?」


浜面「滝壺のなら手以外もいろいろ握りたい」 ――キリッ


――パァン


佐天(……おぉ、この人馬鹿だ)


浜面「――、―――!!」
滝壺「―――、――、―――?」

佐天(まあ何だかんだでいい雰囲気だからいいとして……)

御坂妹「……」


佐天(……目が死んでる方の御坂さんがなぜここに?)

御坂妹「有事の際には5歳児の無垢な瞳レベルにきらめくので問題ありません、
とミサカは失礼な心の声に対し反論します」

佐天「す……すみません……」

――

御坂(どうして……)

上条「早く続けようぜ、いい加減帰りたいし」
一通「ガキの無事が分かった以上、チカラづくでこじ開けても構わねェンだぞ、その扉」


御坂(こうなった……)


御坂(さっきの女、テレポーターか……!!わざわざゴーグル付きって事は、)

一通(おいオマエ、今度こそ分かってんだろーなァ……?)

御坂(成りきれ、って事か……って、別にばれてもよくない?)


上条「……ん?おーい、ゴーグルずれてんぞ」

御坂「――っ!!ず、ずらしてんのよ!」

上条「……はぁ?」


御坂(何言ってんの!?我ながら意味がわからん!!)


上条「まー、いいけどさ……。??」

御坂(よ、よく見ればこの状況……、)

上条(なんか御坂に似てきたな……まぁ双子みたいなもんだしな)
一通「……?」
麦野「……ん?」
姫神「……」
海原「!」


御坂(まずい……他はともかく原子崩しにバレたりしたら、)

一通(……こいつオリジナルだな)
麦野(あ?コイツ本物の超電磁砲じゃない)
海原(なぜ御坂さんがここに?)
姫神(目が、生きてる)


御坂(下手すりゃここでやり合う羽目に……!!)

じゃ俺は投手するzzz

まさか2日も保守されてるとは思わなんだ……。

>>265


御坂(やり合う羽目に……なったら……――)

・・・
・・


麦野「あん時のケリつけようか第3位!!」
御坂「……くっ!!」

――ガキンッッ

麦野「!」

上条「……下がってろ御坂」

・・・・・・・・・・・・・


御坂(……。それはそれで)



麦野(……はーん、そうかこのガキ、)

上条「あれ、司会者のオッサンいねーぞ」


麦野(コイツ目当てか。……面白くなってきたわね)


一通「どこ行きやがった木原ァァ!!」
麦野「おーい司会者さんどこー、さっさと次行ってくれないかな」


フレンダ「うんうん、オジサンの司会じゃ結局盛り上がりに欠ける訳よ」


麦野「―――っっ!!??」


麦野「ふ……ふ、フレ……ンダ……アンタ……!?」

フレンダ「んじゃー張り切って2回戦行ってみよーー!!」


上条「お、おう……」
一通「……チッ」
御坂(また顔知ってる奴出てきた……)

麦野「スルーしてんじゃねぇぇぇぇっっっ!!!!」


フレンダ「む、麦野落ち着いて!機械!機械!!
蒸発木原さんより上下フレンダさんの方が簡単だったって事!」


麦野「……あ?……あぁ、そういう事ね」

上条(いやいやおかしいだろ……)
御坂(そういう事ってどういう事よ……)

フレンダ「じゃあ改めて、皆さん準備はいいかなー?
1回戦のフリートークに続いて2回戦はこちら!特技アピールタイム!!」


麦野「ほー……特技ね」
御坂「……」  ――ジジッ
一通「いいンじゃねェか?……後悔しねェならな」


フレンダ「……は置いといて、もっかいフリートークどうぞー」

一組目【麦野×一通】

麦野(……よりにもよって第一位様かよ)

一通「オイ、」
麦野「……何よ」

一通「オマエも腕直してもらえばいいンじゃねェの?茶碗持てねェだろ」

麦野「あぁ?挑発のつもりかよ?」
一通「よく分かってンじゃねェか」


麦野「……殺す」


一通「やって――mp:;祖j;;lptpl殺ks;な;うhw;あlm」


麦野「……はぁ?」


麦野「お、お前何言って……」
一通「あ:ls;亜kg:mjgさ:k@s;sj;おg」  ――グラッ

麦野「っ!?ちょっ……テメェどこ触って……」
一通「mんblkjすt;lkが:sjl;あ」

麦野「や、め……っ!……や……」

一通「skgjいt;:;sjpfks」


麦野「……めろって言ってんだろーがァァァッッッ!!!」

一通「――っ!!」

――ドゴンッッッッッ

――

上条「……なんか、ものすごい音しなかったか?」
海原「……えぇ、確かに」


麦野「はぁっ……はぁっ……!どういう、つもりだテメェ……」

一通(……あンのクソガキィィィ……!!!)


【控え室】

御坂妹「一瞬遅れれば消し炭になっていました、とミサカは上位固体のパーフェクトなタイミングを絶賛します」
打ち止め「顔真っ赤ーー!!とミサカはミサカは爆笑してみる!!」

佐天「ふふ、どうやら成功したみたいだね……!
私の『生まれ立ての小鹿の様な彼の姿に思わず「あれこいつ、なんか……かわ……いい……?」』作戦が!」

浜面(いや……それはねーだろ……)

――

一通「今のは事故だ……忘れろ!忘れてくれ……!」

麦野「……え、……あぁ?……あ、あぁ」


麦野(コイツ……なんか……さっきの、あれ……)

2組目【御坂×海原】

海原「どうも、御坂、……妹さんと呼べばいいですか?」
御坂「…・・・はい、」

御坂(よし、たぶんばれてない)
海原(うん、可愛い。やっぱり本物ですね)

海原「御坂さんとはよくお会いになるんですか?」
御坂「へ?え、えぇ……月一回程会いますが何か問題でも?」


海原「いえ。僕は御坂さんの事が好きなので」

御坂「――っ!!」


御坂(相変わらずなんとストレートな奴……!!)


御坂「そ、そそそうですか。お姉様に伝えておきます」
海原「いえ、大丈夫です。自分の口から直接伝えたいので」

御坂「――っ!!!」


御坂(こ い つ は ぁぁぁぁっっ!!)


海原「御坂……妹さんは、好きな男性はいますか?」
御坂「っ!?……い、いえ特に」

海原「……そう、ですか」


御坂(……やっぱりこいつ苦手だ。ペースが狂う。……けど、)


海原(……嘘と分かっていても、嬉しいものですね)


御坂(……本当に、私の事好きなんだ……)

3組目【姫神×上条】

姫神「……さ、さっきはごめんなさい」
上条「へ?何が?」

姫神「わ、私に、投票……してくれたのに……」
上条「あー、いいっていいって。気にしなくて。海原いい奴だと思うぜ、俺」

姫神「違っ……」

上条「?」

姫神(そうだった……こういう人だった……)


姫神「もう、いい……」


上条「へ?お、おい姫神?」

結局展開決まらない上うつらうつらし始めてる訳よ……

必死に仕事をしている後輩を横に今後の展開を考えてるんだけど、
結局思い浮かばないって訳よ。
インデックス×フレンダの金銀髪百合とかありえん展開しかうわぁぁぁぁぁぁ

後輩ごめん。質問には答えるから何でも聞いて

ちょwwなんでまだ残ってんだよwwww落とせっつったのにwwwww
何かすげえもう俺いらない子wwwww
頑張ってしこしこ書き溜めてるのに>>99みたいに言われる始末www
くやしいのうwwwくやしいのうwwwww

マジでくやしいので書き溜め作業に戻る
覚えてろこんちくしょう

書き溜めしてて思ったけどこれ書き溜めなしで出来る文量じゃなかったわ
だもんでもうちょい時間かかる すまんこまんこ
このスレはもう好きにすればよいよ まあもう好きにされてるけど

絹旗「第2回フィーリングカップル、超開催します!」



浜面「・・・・・・」

滝壷「・・・・・・」

こんなスレ3日間も保守してるなんて馬鹿なんじゃないの?

>>606
            /:::::::::/::/::::::ヽ:::::r::::::::ヽ:::ヽ:::::

           ./:::::::::/:////::::::`Y´、::::::::`ヽ、ヽ
          ./::::::,::::::::::/:://:::::::::.|::`i:::::::ヽ、:::::::ヽ::
         ./|:::://:::::::/:::::∥:::/::::|i:::|i:::ミヾミゞ:::::ヽ、
         i|.i //:::://::::/ ||:::/:::::i||::::i|::≠ミミヽ:::::ヽ::
        i| y´::::://i:://,.||/:|::::/ |::::|i  `ヾ、`ヽ::`

         |∥/:::::ムi::/!::::i|=i|i./__||:::|_  ヾ、ミヽ
        .|/i|::::::∥7,//::∧|i::/ ̄.||::| ̄`   ゝミヽ
      .  |´|i::::∥ |/ .|i/ )/ ー=|i-- 、   ヾ、γ
        ||::|i::::iX7=ミ..i  ´ ≠´io;;;| `)  .  `´/
        |i::|::::i|ヽ《 i゚;;;)   ´  ヽ_ノ ´     く
        Y|:::|i::iYο=        -ーυ///   /f
         | i|::|:::::|// )             ノ=
          `i 丶|i  ヽ           ./ |i `
             ヽ   _         /   i|
              `ヽ 、c     /     .|=
               //7ゝミ、,-ー      /´
     /~~ヽ     /r´/`Yヽ/ヽ    ./

    /    ヽ   ノ/ ´二二Y (___ /

     |  ダ  |   r|  ヽ--7 /~|        /
    .|  .メ  .レ /´|   ノヽソ ./ヽ/ヽ-、   /
    |  .・   | | Y   .ノ .ノ_r-く ヽ Y レ/ /
    |  .・  .| | i|   ノ/ | |i  ヽ ` ! |// /
    r┘  .・  ノ .| i|   |ミi / .|ゝ     ノ/ /  、
  /     /  | .|   |/ ./  ||     /   /  
  |  か  i´   |.|   .| /  ||    /  . /   
  |  な  .|    ||   | /   |`ヽ   |i  /   「
  ヽ,    /    ||   .|i|   || . |   .|i /   /

あーインデックスちゃんに噛みつかれたいよぉ……

>>463

フレンダ「という訳で2度目のフリートーク終了って訳よ。
結局、2回目の投票でカップル成立なるかぁー!?」

一方(オイオイ第四位に何てザマ見せちまったンだよ俺ァ……。
こうなったら少しでも早くここを抜け出してあのガキにおしおきしてやンねェとなァ)

美琴(さて、次の投票どうしようかしら……。
アイツに入れたい所だけど……、これ見てる奴らに当麻が気になってる事がバレるのも癪ね。
海原君にでも入れてあげようかな?)

海原(やはり本物の御坂さんはやはりお美しい……。
腋でも舐めさせて頂ければ嬉しいのですが)

姫神(今度はちゃんと擦れ違わないように。上条君に入れよう)

麦野(さっきの生まれたての小鹿プレイしてる第1位キモかったわね……。
また消去法的にあの童貞ウニかしら)

上条(あー何か麦野さんと姫神からにらまれてますよ、はい。
上条さんはまた何かやってしまったのでせうか。
ここはさっき俺に入れてくれた御坂妹に入れて早々に出るしかないな)

――――控え室

御坂妹「あそこを早く出られるなんてテレポーターには感謝しなくてはなりませんね、とミサカは内心残念に思っている事を隠します」

禁書「とうまー、早く帰りたいんだよ。
とうまが別の女の子と仲良くなるのなんてもう見たくないかも」

御坂妹「それは同感です、とミサカは相槌を打ちます」

打ち止め「その点あの人は印象わるそうだし大丈夫かな、ってミサカはミサカは安心してみたり」

御坂妹「ですが上位固体、先ほど演算処理をいきなり止めたせいか一方通行の顔が真っ赤になって居ますが大丈夫なのでしょうか、とミサカは内心ざまぁみろと思います」

打ち止め「たしかにちょっと怖いけどきっとこの程度のいたずらならあの人は許してくれる、ってミサカはミサカは一方通行の事を見くびってみたり」

御坂妹「お姉様の方は落ち着いてますね……、これであの人とカップルになったら幾らお姉様でも……、とミサカは物騒な事を考えます」

禁書「それよりクールビューティ、あっちを見て欲しいんだよ。
修羅場になってるし向こうには近づきたくないかも」

今書いてるのは>>463と同じ人?

滝壺「ねぇはまづら、さっきのアレはどういうことなの?」

浜面「い、いや、アレは早く出るためにフリートークで組になった佐天さんを選んだだけで別にやましい気持ちとかはそんなモゴモゴ」

佐天「あれれ、さっきでもさっき私に『俺、滝壺がいなかったら……たぶん』」

浜面「あーあーあー聞こえないー外に出かけたいなー滝壺さん一緒にファミレスでも行きませんかー」

滝壺「大丈夫、そんなに誤魔化さなくてもはまづらがこの子に夢中になったのはわかった。
私に気がある振りをしてたのはただの遊びだったんだね……」

浜面「色々ちげぇぇぇぇえええよぉぉぉおおおおおおお。
あんなアホなイベント見てたらゆっくり喋れねぇし、ホントここ出ましょう? 滝壺さん。
あ、ちょっと佐天さん、悪いんだけど誤解解きてぇから外に付き合ってくれねぇか?」

佐天「良いですよー。なんかお二人って本当にお似合いですね」

浜面「この状況のどこを見たらお似合いになるんだよぉぉぉおおおお!!」

>>750
いんや、三日目辺りから見てたけどあまりに続き来ないしカッとなったので……
SSって難しいね、慣れてないからゆっくりだし期待しないで待ってて

フレンダ「さて、投票が全員分揃った訳よ。
これを見ると……なるほどねぇ。アイツがコイツにねぇ……ププッ」

麦野(アイツ……司会だからって調子乗ってチラチラこっち見やがって……。
ぶ ち 殺 し 確 定 ね)

一方「……」イラッ

フレンダ「という訳で結局、ここから新たなカップルは誕生するのかぁー?
早速得票数が多い方から公開していくって訳よ。
(今急におなかの辺りがキューってしたのって気のせいよね?)」

フレンダ「結局、一番多かった男は上条当麻!
二回連続で一位とは憎いねぇ、このこの」

上条(姫神は海原に入れてるはずだし……
これはここを脱出できるんじゃないでせうか?)

フレンダ「投票したのはこの二人!
姫神さんとむぎのん(笑)ですー」

上条「えっ」

麦野「……」イライライラ

フレンダ「ちなみに上条当麻が投票したのは……、御坂妹さんでしたー!
結局、なんと意外にもこの上条当麻はまだ脱出できないって訳よ。
どんだけ乙女心鈍感なんだよ」ケラケラ

上条「……」ガクッ

海原(おや……、御坂さんがあの糞ウニに入れないとは意外ですね。
一方通行とは気まずいようですし、もしや私に髪の毛をクンカクンカするチャンスが……!)

フレンダ「一方女性陣で二票獲得した人も居ます。
それはなんとこのお方、検体番号10032号こと通称御坂妹さんって訳よ。
結局、男はその小悪魔風なゴーグルに惹かれてしまうのかーっ!
投票したのは上条、海原の二名だぁー」

御坂(当麻が私に入れてくれたのに私ったら何してるのかしら……)ズーン

フレンダ「いやぁ二人のハートを射止めた男からラブコールを受けるとは、御坂妹さんもやるわねぇ。
ここらで御坂妹さんが投票した相手を見てみようって訳よ。」

海原(来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い)

フレンダ「何々……おっ……はいカップル成立入りましたー!
海原さんと御坂妹さん、おめでとうございます」

海原「きたああああああああああああああああああああああ美琴たん可愛いよ美琴たん……おっと失礼、声に出ていました」

一同(ないわぁ……)

御坂(うわ……苦手だけど純粋で意外と良い人かと思ってたけど、評価改めないと……。
これは一芝居打つしか無いわね……)

御坂「ちょっと司会待ちなさいよ!」

フレンダ「なんでしょう?」

御坂「私は当麻に投票したつもりなのだけれど、これはどういう事かしら?」

海原(なん……だと……)

フレンダ「えっ、用紙見ると確かに海原って書いて……」

御坂「……」ギロッ

フレンダ「いやいや、気持ちは痛いほどわかるけど、それは流石に無理があるって訳よ。
諦めて部屋から出てデートしてきなよ」

海原「……」ジーッ

御坂「確かにそうね……。
良いわ、海原君、行きましょう」

海原「はい、喜んで」キリッ

上条(アイツに負けたのか俺は……。
にしてもなんか途中から御坂妹の雰囲気が違うな、まるでビリビリみたいだ)

――――待合室への道すがら

御坂「やっと待合室に帰れるわね……。
海原君、何か複雑だけど一応出られたし礼を言っとくわ」

海原「いえ、僕は御坂さんとこうして一緒にいられるだけで満足なので礼なんてとんでもない!
むしろこちらから感謝したい位ですよ」

御坂「? さっきから気になってたんだけどもしかしてあなた、私が御坂美琴だって気づいてるの?」

海原「もちろんですとも、愛しの御坂さんをこの僕が認識出来ない訳が無いでしょう。
丁度一回目の投票が終わった辺りから入れ替わりましたよね?」

御坂「えぇ、待合室であの部屋の様子を見てたら赤毛のテレポーターがいきなり、ね。
流石に驚いちゃったわ」

海原「それは災難でしたね。
(ショタコンGJ!!)」

御坂「まぁバレてたなら言っちゃうけど、私別に全く何とも思ってないから。
勘違いしないでね!
(二人きりやだなぁ……早く待合室着かないかな)」

海原「(ツンデレktkr!!これはもしかすると、もしかするのでは……!!)
はい、大丈夫ですよ。さて、待合室の皆さんと合流しましょう」ニコッ

あー、>>65>>543>>550読んだ上で>>1はこのスレとは別に同名でスレ建てるもんだと思ってたわ
>>85=>>505(たぶん)も丸一日来てなかったし

まぁそれでもスレ消費抑えるなら空気読むけど、のっとりがアレなのは確かだけど途中まで書いちゃったし、txtにでもまとめて上げる位はさせてくれや

>>772
三文目、"けど"が被って読みづらいな
あと>>85じゃなくて>>87でした

あーいや
書こうか迷ってるよ構って><的なアレじゃなくて、スレ消費抑えるなら書き溜めてtxtで投下しようかなっていう
まだ>>800回ってないし保守うまくすりゃ>休日に>1がとりあえず顔出するまでスレ持たせられそうだしね

>>361 たぶんぶらばん!

誤爆

いや、書き溜めしてとりあえず2レス分位は有るけど、スレ進行遅くするためにtxtにまとめて最後にとかの方が良いんじゃねーの?

フレンダ「結局、二回目の投票は大体こんなもんって訳よ。
どうでも良いけど一応言っとくと、一方通行は麦野に入れましたー」ホジホジ

一方「どういう事なンですかその俺の扱いはァ」

フレンダ「一回も投票されてない癖に大口叩かないで頂けますでしょうか第一位様」

一方「うぐゥ……」

麦野「……殴られたのに投票するなんてドMなの?アンタ」

一方「うるせェ! 示し合わせて早くこのゲームから抜けたかったのに打ち止めが……クソッ」

麦野「ハァ……私があの状況でアンタに入れない事位少し考えればわかるじゃない」

フレンダ「はいはい、痴話喧嘩はそこまでにしろって訳よ。
結局、残り4人になった訳だし次からはフリートークも全員で一緒にやってね。
あ、それと言い忘れたけど最後まで誰とも組になれなかった奴は一発芸だから」

上条一方「えっ」

姫神「罰ゲーム。やりたくないな」

麦野「オイ、フレンダ。
あんまり調子に乗ってると幾らアイテムの一員でも……」

フレンダ「あーいや、これは私の独断じゃなくて元々決まってた事なのよ。
統括理事会の方から言われてたのを伝え損ねちゃってた☆テヘッ」

姫神「ここでも私。空気になるのね」

――――待合室

御坂妹「うわぁ……この状況で罰ゲームの存在を伝えるとは……、とミサカは鬼畜さに驚愕を隠せません」

打ち止め「まさかの展開にミサカは大興奮ってミサカはミサカはあの人のギャグに期待してみたり」

禁書「とーまのギャグもちょっぴり楽しみなんだよ」

美琴「これは……絶対に残りたくない状況ね。
あんなにいきなり一発芸振られてもどうしようも無いわ」

御坂妹「そういえばお姉様、海原さんの事が気になっているとは知りませんでした、とミサカはライバルが減ったことを喜びます」

禁書「わたしも短髪ってとうまの事が気になってるんだと思ってたんだよ」

海原「いえ、それは違……」

美琴「んな訳ないでしょ! アンタの振りしなきゃいけないと思ってわざわざ海原に投票したんでしょうが」

海原(即否定……)ズーン

御坂妹「それはどういう意味でしょうかお姉様、とミサカは内心怒りながら質問します」

美琴「そりゃアンタ、最初に海原君がアンタに投票してたからよ。
それくらい気持ちを汲み取ってあげなさいよ!
(出まかせ言っちゃった……。海原君、ごめんなさい)」

――――

フレンダ「さて、いよいよ多分最後のフリートークって訳よ。
ちなみに、結局もしこれでカップルが一組もできなかったら四人全員で罰ゲームらしいからね」

上条(これは……果てしなく高度な心理戦……!)

麦野(ここで誰が誰に入れるかを的確に予想できなければ罰ゲームを実行するのは自分……)

一方(今ン所俺にだけ誰も投票してねェからなァ。
このトークで引き込めなかったら俺の負けだァ……)

姫神(上条君。次こそ私に入れてくれるといいな)

フレンダ「じゃあフリートーク、スタート!」

麦野「……」

一方「……」

上条(えっ、いきなりなんなんでせうかこの殺伐とした空気。
トークって言うより睨み合いになってるじゃねーか)

麦野(一方通行はさっきの事があるから私には入れないわね。
残るは幻想殺しだけど、アイツは今の所同じ奴には投票していない。
ここで媚でも売ればコロっと私に投票してくるはず……!)

一方(第四位は駄目だなァ。さっきから三下に熱を上げてるみてェだし。
ここはなンとかあの姫神って女から票をもぎ取らねェと)

上条(ここは俺が空気を何とかしないと)

上条「にしても浜面と海原が羨ましいぜ、このプレッシャーが掛かってないなんてさ」

一方「三下は良いじゃねェか、今までたまたまカップル成立してねェだけなんだから。
それよりオマエ、罰ゲームどうするつもりンだ?
(姫神、アイコンタクトに気づいてくれェ)」チラッ チラッ

上条「何も考えてねーよ」

一方「やっぱそうだよなァ、俺なンて芸とか今まで見たことすらねェぜ。
(頼む、姫神気づいてくれよォ)」チラッ チラッ

上条「それはそれで極端だな。
そういやフレンダもひどいよなぁ、罰ゲームの存在をギリギリまで隠すとかさ」

麦野(これはチャンス……!)
「そうよね。 実はフレンダはよく一緒に居る子達の一人なんだけど、嫌われてたりするのかしら……。
なんか悲しくなるわね」

上条「そんなことねーと思うけどな。
嫌われてるならそんな一緒に居る事無いだろ」

麦野「確かにそうね。 何か勇気付けられちゃったわ。 お礼に今度一緒に私たちと遊ばない?」
(多少強引だったかしら……?)

上条「上条さんはそういう誘いなら喜んでお受け致しますよ」キリッ

麦野「ありがとう、楽しみにしてるわ」ニコッ
(計画通り!)

一方(チクショウ、第四位の野郎うまい事やりやがってよォ。
こっちもいい加減アクション起こさねェとな)

一方「なァ、姫神さン。 三下と第四位が遊ぶみてェだし、こっちも今度一緒に遊びに行ってみねェか?」チラッ チラッ

姫神「別に。構わないけど」

一方「よっしゃァ、決まりだな。 今から楽しみだぜェ」チラチラ

姫神「そう言ってる割には。怒った表情なのね」

上条「おい、一方通行。
さっきから気になってたんだけど、なんで変顔しながらそんなにウインクしてんだ?」

一方「元々こンな顔ですゥ。
目にゴミが入ったから取ってたンだよ
(チッ、三下に気付かれたンじゃあこの手はもう使えねェな)」

――――控え室

禁書「またとうまが最初の女の子に手を出してだらしなく笑ってるんだよ。
流石に節操が無さ過ぎるかも」

美琴「へぇ、あのオバサンと良い空気に、ねぇ……」バチバチ

海原「まぁ御坂さん、抑えて抑えて。
きっとあのゲームから抜ける為の演技でしょう」

御坂妹「そうですよ、彼は私にゾッコンですから、とミサカは嫉妬に歪むお姉様を鼻で笑います」

美琴「アンタ喧嘩売ってんの? ……もういい。いつもの事だし後で問い詰めてやるんだから」

打ち止め「ところでさっきからあの人が奇妙な事してるんだけどってミサカはミサカは注目してみる」

美琴「え……どれどれ? ブッ」

御坂妹「姫神さんに必死でウインクするロリコン……シュールですね、とミサカはドン引きします」

禁書「あいさもあんまり表情には出てないけど、頬がたまにピクピクして笑いを堪えてるんだよ」

打ち止め「罰ゲームしないためにそこまでプライドを捨てられるんだねってミサカはミサカは憐れんでみる」

控室の映像も放映されてるんだろうか?

――――

フレンダ「はい、フリートークしゅうりょー。
結局フィーリングカップルはこの中からできるのか気になるって訳よ」

一方(やれるだけのこたァやったンだ。
これで無理だったらおとなしく罰ゲームくらいこなしてやるぜェ)

上条(これは……どっちとならカップルが完成しそうなんだ?
話した量からすると麦野さんだが、仲の良さなら姫神だ。 何より二度目は俺に入れてくれてたしな。
チクショウ全然わからねぇぜ)

姫神「……」ドキドキ

フレンダ「じゃ、手元の紙にカップルになって欲しい相手の名前を書いてねー」

上条(あー決まらねぇ……こうなったらもう単純に見た目の好みで書いてしまいませう)

>>807
あーそれは浜面が誰に入れたのかって修羅場になりそうな時だけ放映されてるみたいに読み取って書いてたわ

フレンダ「はい、じゃあ集めるね。
結局、結果はどうなったのかな? 何々……ほぅ……なるほどねぇ……」

一方「……」イライラ

麦野「無駄に引っ張るなフレンダ。 さっさと公開しなさいよ」イラッ

フレンダ「仕方ないわねぇ。
まず一方通行は姫神、麦野は上条に入れてたわ。 ここまではまず予想通りね」

上条「……」ニヤッ

麦野(あれ、幻想殺しが笑ってる。 これは行けたかしら?)

一方(なァ、姫神さン頼みますよォ。
打ち止めの前で一発芸とか勘弁してくれェ)

フレンダ「で、上条当麻は麦野に入れてたわよ。
結局、女は胸だったって訳ね」

上条「よっしゃぁぁぁあああああ罰ゲーム回避したぁぁああああああ」

麦野「お互い助かったわね、上条君。気が抜けちゃってフレンダに何言われても感じないわ」

姫神「……」ズーン

一方(あれこれまずいンじゃねこの場から逃げてェ)

フレンダ「で、姫神さんは残念ながら上条当麻に入れてたので一方通行と姫神さん罰ゲームよろしくね。
結局、一方通行の必死な努力も一方通行だったって訳よ」

一方「ぎゃっははははァァァァァ!!!それぜンぜンうまい事言えてねェよ殺す」

姫神「……」

麦野「こうして見ると哀れね、アクセラレータ。 せいぜい頑張って控え室の皆を笑わせられるように頑張りなさい」

一方「待ちやがれェ、第四位。 てめェあんまり調子に乗ってると一生笑えねェ体にしてやろうか」

フレンダ「はいはい、負け犬の遠吠えはそこまでね。 結局アンタは負けたんだから一発芸位やれって訳よ。
というかこれだけやって誰にも選んで貰えないって」ププッ

一方「おい、てめェもやられてェのか。 そうなンだよな? 挑発一々してくンじゃねェよ糞がァァァ」

姫神「……」

――――控え室

御坂妹「やっぱり彼が二人ともオトしてしまいましたね、とミサカは嘆息をもらします」

美琴「まぁ予想の範囲内ね。ただあの原子崩しが三連続で当麻を選んだのも意外だけど」

禁書「ただあれだとあいさがちょっとかわいそうかも。
会話にもうまく入れてなかったみたいだし」

打ち止め「まぁミサカはあの人のギャグが見られるからこの展開に満足してるってミサカはミサカは言ってみる」

――――

上条「上条さんは一方通行と姫神のギャグに期待してますよ」

麦野「あの一方通行がどんなザマを晒してくれるのか楽しみねぇ」

フレンダ「さて、じゃあそろそろ披露して貰おうって訳よ。 二人とももう準備はできた?」

姫神「……」

一方「あァ……俺は腹をくくったぜ 姫神さンの方はどうだァ?」

姫神「……」

一方「おィ、上条に振られて落ち込む気持ちはわかるが返事くらいしようぜェ?」

一方「なァ返事しろよ……おィ!」

姫神「」

一方「ン? ……姫神!? こ……コイツ……死ンでやがるぜェ……!!」

上条「……」
麦野「……」
フレンダ「……」

一方「なンでだろう……空気が痛いぜェ……」

一方「どうしてこうなった」
おわり

いや最初は一方通行が打ち止めの真似したら引かれて家追い出されるENDとか
姫神が空気になってそのまま霧散ENDとか
後日むぎのんと上条さんが遊んでたらインデックスと美琴がそれを見かけて色々されるENDとか
滝壺を説得しようと佐天さんつれて出てった浜面が、ファミレスで話してるうちに佐天さんと滝壺二人共と付き合うことになる二股ENDとか
色々考えてたんだけど頭がオーバーヒートしたのと技量が無かったので投げっぱなし……死んでる!?ENDになりました

どうしてこうなった

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