母「たかし・・・ご飯、ここおいておくからね?」(555)

いつもの母のセリフ たかしは返事もせずPCの前から離れない


母「はあ・・・」


カーテンを締め切り電気もついてないその部屋は夜になるとPCのディスプレイの光だけが唯一の照明であった


たかし「ふう・・・レベルもカンストしたしやることもそろそろなくなってきたな」


たかしは何年も引きこもってネットゲーム、いわゆるネトゲに夢中なっていた 
リアルの生活を捨ててまでのめり込んだゲームのキャラクターのレベルはすでに100
レアアイテムもほぼ集めておりやることがなくなってきていた

たかし「あーあーアップデートもないしこのままじゃまたネトゲ難民だなぁ・・・新しいゲーム探すかな」


とは言ってもここ数年の引きこもり生活で、カンストしては移住を繰り返していたたかしが新鮮にプレイできるようなゲームは
もうなくなりかけていた


たかし「海外のMMOは面白そうなんだけど俺英語できないしなあ」


ブツブツ言いながらネット検索で自分に合いそうなネトゲを探す


たかし「ダメだ・・・・もうやりつくしちまった・・・今日は寝るかな」

PCの電源はそのままでベットに入る ゲームのメンテナンス以外はPCの電源をいつも落とさない

たかしはベットに入るといつも決まって妄想をする
現在プレイしてるゲームの世界の妄想だ 妄想をしながら眠るとたまにそのままその夢を見れることがある
それがゲーム以外のたかしの楽しみだった


たかし「今日はどんな妄想して寝ようかな・・」


今日の妄想はカンストした飽きからか1からキャラを作り冒険を始める妄想だった




その頃下の部屋の両親


母「あなた・・たかしを社会復帰させるにはどうしたらいいのか・・・」

父「うむ・・いっそネットの契約を解除してしまうか」

母「そうね・・パソコンから離れれば仕事でも探してくれるかしらね・・」

父「解約の手続きはわしが連絡しておくよ」


次の日たかしが目を覚ますと朝食と一緒に置手紙が部屋の前においてあった


「たかし、お父さんと考えた結果ネットの契約を解除しました 一日でもはやく社会に出て働いてくださいね 母より」


ちまたでは引きこもりの息子相手にネットを解約して殺された事件もあったが意外にもたかしは冷静だった


たかし「あーこうなりますよね普通・・一応つながるかだけチェックしておくか」


PCの電源を入れてブラウザを起こす やはり繋がらない


たかし「ネット繋がらないんじゃやることねえな・・・そういやPC整理もしてなかったし暇だしするかな」


画像 音楽 動画 など無駄に綺麗にフォルダ分けしているうちに夜になっていた

たかし「あとはブックマークの整理か 部屋の片付けと一緒でやると止まらないんだよな」


ブックマーク欄にはプレイしているゲームの攻略サイトとお気に入りのエロサイトくらいだった
ジャンル別にフォルダを作ってまとめる作業はあっというまに終わった


たかし「あれ みたことないフォルダがあるぞなんだこれ?」


自分で作った覚えのないフォルダがそこにはあった フォルダ名はDelusion


たかし「Delusion・・?なんて読むんだこれ」


開いてみるとブックマークが一件入っていた その名前もまたDelusion
無造作にクリックすると繋がらないはずなのにサイトに繋がった


たかし「え?あれ?回線切れてたはずなのに やっぱただの脅しだったんかな なになに・・
    完全新作ネットゲームDelusion・・聞いたことないな」



            夢のゲームDelusion!
      このゲームは従来のゲームとは訳が違います!
     美しいグラフィック 壮大な音楽 個性あふれるNPC
《リアルな体感システムを世界初採用》
    一度プレイすればDelusionの世界観にあなたは圧倒されるでしょう
         さあ壮大な冒険の旅へ飛び立とう!       

   リアルを捨てる勇気があなたにあるのならスタートボタンをクリック! 


たかし「ありがちなうたい文句だなぁ 下手糞な翻訳臭い文だし洋ゲかな
    リアルなんてとっくに捨ててるしクリッククリック」


クリックするとゲームのダウンロードが始まった 0%から少しずつバーがあがっていく
大体ゲームのダウンロード&インストールは少し時間がかかるものなのでその間にたかしは風呂に入りにいった

たかし「しかしDelusionなんてゲームブックマークした覚えないな 新作探しの時にしたの覚えてないだけかね」


風呂からあがりPCの画面を見てみるとダウンロードは完了していた 


たかし「あとはインストールっと・・・」


インストール画面をみながらネットでこのDelusionというゲームの情報を検索してみることにした
しかしネットが繋がらない


たかし「あれ 回線復活してんじゃないのかよ」


どうやっても繋がらない そしてなぜかDelusionのサイトだけには飛べるのだ


たかし「なんだよこれ気持ち悪い ・・・携帯で2chの奴らにでも聞いてみるか」


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:24:31.09 ID:8gco6+hB0
Delusionってネトゲ知ってる奴いないか?



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:25:14.76 ID:2KLtqE/Y0
なにそれ?聞いたことない



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:26:06.81 ID:MoZLP+exO
洋ゲじゃねえの?



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:27:14.76 ID:2KLtqE/Y0
調べたけどそんなゲームないっぽ 釣り乙



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:27:31.09 ID:8gco6+hB0
今PC使えないんだURL張るから誰か見てみてくれ



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:29:06.81 ID:MoZLP+exO
見てみたがなにこれクソゲくせえ インスコしてやってみるわwww




たかし「サイト自体は他のやつも見れるのか だったらPCの不調かね まあいいややってみるかな」


インストールも終わったDelusionの起動ボタンを押してみる しかし何回クリックしてもサーバーにアクセスできませんと出てしまう
やはりネットが繋がっていないのか しかしそれだとサイトにアクセスできる理由が説明できない


たかし「さっきやってみるって言ってたやつはできたのかな」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:45:06.81 ID:MoZLP+exO
サーバーに繋がらないなー ネットで調べてもこのゲームの情報が出てこない件 お前このURLどこで知ったの?



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:48:31.09 ID:8gco6+hB0
どこでもなにもブックマークに知らないうちに入ってたんだよね 



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/09 /19(土) 19:50:06.81 ID:MoZLP+exO
釣りじゃないなら結構気持ち悪くね?これ まあいいやINできたときにスレ残ってるかわかんねーから
せっかくだからゲーム始めたら合流しようぜ それっぽいの見つけたらぬるぽって絡むわwww


たかし「あいよっと・・ しかしあちらさんもできないってならお手上げだな やることないし妄想して今日も寝るか」


PCもそのままにたかしはベットに入った 昨日の妄想の続きをしようと思ったが昨日妄想で作った自分のキャラはしっくりこなかったので
また新しいキャラクターを作る妄想をしながらたかしは眠りについた


たかし「いつも魔法使い系ばっかだったからたまには剣士にでもするか・・Zzzz・・・」




PCの画面にそのままにされたDelusionのゲーム画面はキャラクター作成完了の文字と共にロード画面にはいった・・


女の子「キャーーーーー!!!!!!!!!!!」


たかし「え?!なに!?」


たかしが目を覚ますと目の前には自分の身長の倍近くある熊のような生き物が涎を垂らして立っていた


たかし「なんだよ・・夢か・・・」


また眠りにつこうとするたかしに叫びの主が声をかける


女の子「たすけてくださぃ!こわいですぅ!」


たかし「いや・・え・・これ夢ですし・・あれ・・え?夢じゃないのこれ?」


女の子「剣士様!早く助けてくださぃ!」


たかし「話が見えない」


自分の格好を見てみるとなるほどゲームのキャラのような そうまるで剣士のような装備をしていた

たかし「これはあれか夢の中で夢と気づいたレアなパターン」


女の子「ブツブツいってないでって・・・キャーーー!!!!!」


熊のような巨大なモンスターは女の子を軽く摘みあげた


たかし「うーん・・・夢ならいけるよな」


たかしの攻撃 暴れ熊に切りかかった しかしダメージが通らない


たかし「はあ?夢なら俺強いじゃねぇのかよ?!」


《暴れ熊の攻撃 たかしを吹っ飛ばした たかしに18のダメージ》


たかし「うお!?」


《たかしは吹っ飛ばされ岩壁に叩きつけらた》

たかし「あれ・・超痛い・・ゲホッ!体動かないやwwwリアルな夢だなおい」


そのとき暴れ熊の目にどこからか飛んできた弓が刺さる 痛みのせいか暴れ熊は女の子を投げ飛ばし逃げていった
投げ飛ばされた女の子はたかしに命中した たかしは気絶した


?? 「おい 大丈夫か」


細身の男は気絶し横たわっているたかしに緑色の液体を無理やり飲ませた


たかし「ん・・・・?あれ・・まだ夢の中ですか・・」


?? 「ぬるぽ」


たかし「がっ」             


たかし&??「はい」


たかし「夢じゃないみたいですね」

?? 「そのようだな やっぱりあんただったか あのあとログインできないからふて寝したんだ 
    んで気づいたら弓使いで目覚ましたわけよ」


たかし「あーなんつーかゲームに入っちゃうって話?ありがちすぎだな」


?? 「だよな まあ夢でもなんでも憧れのゲーム内だし俺は難しく考えずに楽しむつもりだぜ」


たかし「お互い物分かりがいいですな リアルとかどうでもいいしな ってあれ?」


たかしは自分の体の異変に気づいた リアルでは色白でガリガリだったたかしの体がそれなりの体つきになっているのだ


たかし「さっき飲ませてくれた液体のせい?」


?? 「いやさっきのはHP全回復のクスリ どうやらこのDelusionってゲームの中に入ったらリアルの体よりは
    たくましくなってるみたいだな 俺も脚が凄く速くなってました」


たかし「そりゃいいな んでなんであんたは俺より強いの?あの熊みたいなの倒してたし あと名前教えてくれよ
    痛たた・・・まだ少し痛むな」


デリック「デリックだ おまえはリアルネームのままキャラつくっちゃったみたいだなwwだせえww」


たかし「うわやっちまったはこれはwwww晒されるレベルwwww」


デリック「強さの違いはおそらくここにINした時間差が結構あったんだろう 俺は二日前にここにきてるからな まあゲーム内の
     時間の話だがな レベルも今7だ 見ようと念じればステータスとかメニュー画面みたいなのが目の前にでてくるぜ」


たかし「おお・・たしかにデリックレベル7 職業シーフ になってるな 俺は剣士か なるほどなるほど」

女の子「オホン・・」


デリック「ああ まだいたのかあんた 助けてくれたお礼なんて良いんだぜ お家に帰りなー」


女の子「お家に帰りなー^^ じゃないわよ リアルがどーとか訳のわからない話して・・・暴れ熊一匹倒せないんじゃこの先死ぬわよ?」


小さいな女は腕を組みたかしとデリックに語りかける さっきまで暴れ熊の前で泣きそうだった面影はもう消えていた


たかし「最初とキャラ違う怖い」


たかしに耳打ちするデリック


デリック「まあまあもしかしたらチュートリアル的なNPCかもしれないし話は聞いてみようぜ」

チャイ「私の名前はチャイ この先の村で そうね小さな訓練所みたいなものをやってるわ あなたたちそこで鍛えてあげるっ」


デリック「暴れ熊も倒せないんじゃって言ってたがあんたも教われてたじゃないか そんな子から教わるものはないとおもうぜ?」


チャイ「デリックって言ったわね 私にむかって全力で矢を撃ってみなさいっ」


デリック「正気か?」


チャイ「万が一当たっても回復薬あるから平気でしょ まあ当たればだけどねっ」


デリック「それもそうか いいぜ撃ってやるよ」

《デリックの攻撃 チャイに向け全力で矢を放った が 見えない壁に弾かれた》


デリック「え・・?何だ今の?」


チャイ「ね?教えてあげるからいくわよ」


たかし「なんだ?なにが起きたんだ?弓の速さすら見えなかったってのに」


デリック「俺にはチャイって子の目の前に白っぽい壁みたいなのがでたのがちょっと見えたくらいかな・・・」

チャイ「あら そこまで見えてるなら素質あるわよ っさ いくわよ ふふふ」


たかし「なんで俺にはなにもみえないかったの?ねえ?なんで?」


チャイ「もううるさいわねしゃべりながら歩くわよっ」


三人は森を歩く


デリック「訓練所やってて・・あの状況で・・・ブツブツ あーー!あんたああやってわざと襲われてるふりして入門生探してんだな!」


チャイ「正解☆でも素質ある子しか誘わないのよ?」


デリック「やれやれ・・・」


たかし「名前・・・・たかし・・・名前・・・・・死にたい・・」


こうして三人はチャイの住む村へと歩き出した

チャイ「んで たかしっ」


たかし「はい」


チャイ「デリックの素質は中々よレベル7にしてあの弓さばき 私の魔法壁をうっすらだけども見えた目
    鍛えれば優秀な弓使いになりそうだわ まああんたの暴れ熊に向かっていったガッツは認めるわっ」


たかし「はい」


チャイ「そうね・・・あなたはまだレベル1 私の村につくまでにレベル3くらいにしてもらおうかなっ」


デリック「おいおい無茶だろ レベル3上げるのに俺は一日かかったぜ?」

チャイ「ちょっと手助けを・・ね?たかし背中をこっちにむけてっ」


《チャイの手が暖かく光る たかしの背中にそれおを当てると光がたかしの丁度肩の辺りに留まった》


たかし「暖かい けどこれはなに?」


チャイ「たかしの筋力を一時的に上げたわ ちょっとそこの岩を叩き切って見なさいっ」


たかし「補助魔法、バフみたいなもんか・・ やってみますー」

《たかしが岩に剣を振るうとそれはまるでコンニャクのように簡単に裂けた》


たかし「すげえwwwもう最強じゃねこれwwww」


チャイ「調子に乗らないのっ あえて防御の補助はあげないわ いい?今の状態なら+4レベルくらいのモンスターなら
    なんとか倒せると思うわ 私とデリックは見てるからうまく回避をしつつ倒してみなさいっ」


デリック「なるほど 補正上のモンスター相手ならレベルもサクサクあがるのは常識だしな」


チャイ「そういうことっ さあ言ってる間に現れたわよ」

目の前に先ほどの暴れ熊ほどの大きさではないがそれでも十分たかしより大きな猿のようなモンスターが現れた


たかし「うわでけぇww えっと・・見ると念じるっと・・・お猿さんレベルは4 丁度いいね ってうわ!!」


《暴れ猿の攻撃 たかしはギリギリで防いだ 4のダメージ》


たかし「うへぇ 攻撃防ぐのがやっとだな・・ううむ敵には大体弱点があるもんだよな・・」

デリック「あの猿 弱点はしっぽか」


《デリックの目がほのかに光っている》


チャイ(へぇ この子はもう観察眼を使えるのかっ無意識に使ってるみたいだけどさすがシーフね たかしはどうするのかしら)


たかし「猿と言えばしっぽが弱点だよな!くらえ!」


《たかしの攻撃 暴れ猿のしっぽ目掛け攻撃 しかし避けられた》


チャイ(たかしもしっぽが弱点と気づいたみたいね 良い勘してるわっ)

たかし「くそ!あたらん!大猿の弱点はしっぽだってのはドラゴンボール世代なら共通の知識なのに!」


大猿「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


《大猿の攻撃 改心の一撃! たかしの剣が砕け散った》


たかし「うひゃww こんなのありですかwww」


チャイ「あらら武器壊れちゃったわねっ」


デリック「おーいたかし助けいるかー?」


たかし「いらねえし!ってかお前一緒にやったら経験地はいらないだろレベル的に」


デリック「いやいやいそうじゃなくて武器ないと戦えないだろ剣士なんだから お前と会うまでにドロップした武器やるよ ほら」


《たかしはデリックから古びた刀を渡された》

たかし「おお これまた厨二くさい武器をどうも ん こっちのがしっくりくるな・・ いくぞ!」


《たかしの攻撃 空振りした が 大猿しっぽを切り裂いた》


たかし「あれ?今はずしたのにしっぽちぎれたぞ」


《大猿はしっぽを切られ弱体化した》

大猿「ヌゴオオオ!!!オオオ!!!!!」


チャイ(あれは 真空刃 故意にだしたようじゃないけどあの子は刀が合う武器なのね)


たかし「チャーンス!」


《たかしの攻撃 会心の一撃! 大猿を倒した》

たかし「やったね初勝利」


《たかしのレベルが2にあがった ステータスが上昇した スキル真空刃を習得した》


たかし「おお 心なしか力がみなぎる」


チャイ「はいはいお見事よーあんたこれが始めての戦闘だったのね?中々良いわよ」


たかし「どうもどうも このテロップの真空刃ってさっきのしっぽ切ったときの技か?」


チャイ「そうみたいねっあんたは刀が合うタイプの剣士みたいねっ さああと二匹くらい倒せばレベル3なるでしょ 
    ホレ薬飲んでおきなさいっ」


たかし「あと2匹か 実際のゲームみたいに楽じゃねえな・・・キャラクターも大変だ」


《たかしは傷薬を飲み干した 体力が全回復した》

デリック「あと二体か 夜になる前にはいけそうだな ん・・・?」


たかし「そうだね ん?へ?」


たかしの体が中に浮いた 空から突如舞い降りた大きな怪鳥にの足に掴まれて


チャイ「ゲー怪鳥?!なんでこんなところに?!ここは生息地域じゃないはず!」


たかし「うわこれ外れないやばい」


デリック「任せなさい!」

《デリックの攻撃 全力で弓を放った が ゲー怪鳥に弾かれた》


デリック「いやいや硬いね ってレベル20?! ダメ通るわけなかったか チャイなんとかできないのwww」


チャイ「私の攻撃は全部対地用なの 怪鳥には届かないのっ」


たかし「やばいやばいゲームオーバーになるwwwwww」


《怪鳥はたかしを掴んだまま飛び去った》

デリック「あー・・・飛んでいっちゃったよおい」


チャイ「・・・っさ!村目指しましょうか!」


デリック「おいwwwwww一応助けないとやばいだろwww」


チャイ「うんーそのつもりよーただ私とあんただけじゃ巣に辿りついたってゲー怪鳥を倒せないわっ だから村に助っ人呼びにいくわよ
    それまでたかしが生きてればいいけどねっ」


デリック「まあ ダメだったらダメで教会で復活なり蘇生呪文でもありか」

チャイ「教会? 教会なんていっても葬儀しかできないわよっ」


デリック「え 復活とかないのこのゲーム」


チャイ「ゲームってなによっ 死んだら土に帰るのよみんな」


デリック「oh...死んだらリタイアかよ・・んじゃ急がないとじゃないか 村どっちだ?」


チャイ「こっちよっ 走るわよっ」


チャイは西に向かって走り出した


小柄な体が風を切るように森を走り出した


デリック「なんちゅう速さだ・・」



そのあとを追いかけデリックも走り出した

たかし「すごく・・・高いです・・・」


たかしは遥か上空をゲー怪鳥に掴まれ飛んでいた


たかし「空は飛びたいと思ってたがこんなんじゃないのよね・・大体予想付くけどこのままこいつの子供の餌になるとかが妥当かね」


予想は正解 ゲー怪鳥は肉食でそのヒナもまた生きた動物を餌とする 大きな体になるため またそれを維持するために栄養価のたかい
生き物を食す怪鳥である


怪鳥「ゲーー!ゲーー!!」


たかし「あれがこいつの巣か・・」


高い岩山の上の窪みそこに無数のヒナとそれの餌になった動物たちの骨が転がっていた

1だけど淡々と書いてるがこれ需要あんのかね

たかし「うわすごい数 1、2、3・・・いや20くらいいるだろあれ」


ヒナ「ゲーー!ゲーーー!」


涎を垂らしながら上空で餌を掴んで飛んでいる母怪鳥にヒナは大きな声で泣き叫ぶ


たかし「はは・・お腹空いてそうですねwwwお父さんお母さん先立つ不幸をお許しください」


怪鳥「ゲー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ギョアアアアアアア!!!!!!・・・・」


たかし「えっ」


怪鳥の首が目の前で落とされたのだ 落ちた母怪鳥の頭をご馳走だと言わんばかりにその子供たち ヒナが貪りついている
それと同時に首を失った怪鳥の羽は動きを止めた 


たかし「どっちにせよ落ちるじゃないですか^q^」

その時たかしの肩を掴んでいた怪鳥の足の力が緩んだ 


???「掴まってください」


声の主が手を伸ばし 首を失った体が落ちる寸前にたかしの腕を掴んだ
落ちていった怪鳥の体もまたヒナの栄養となるだろう


たかし「あぶないところだった・・ありがとうございます」


???「空散歩してたら人間が怪鳥に掴まれていたので後をついてきました^^」


可愛らしい声とは裏腹にたかしを助けてくれた者はものすごくマッチョだったマッチョというかもう筋肉男だった
ビキニパンツ一丁で背中には大きな羽が生えていた


???「あなたを掴んだままの飛行はちょっときびしいので一旦降りますね 丁度この下が私の家です^^」


たかし「そうしてもらえるとありがたい 高い所あまり得意ではないので」


大柄の男はたかしの腕をつかんだままゆっくりと地上に降下した

たかし「いやあ助かったよ ほんと死ぬとこだったありがとう」


???「いやいや良いんですよ このあたりじゃ良くあることです^^」


たかし「そうなんだ?ツレが俺がさらわれた所らへんはあの鳥さんの生息地じゃないのに!って驚いてたよ」


???「ええ・・そうなんです 最近モンスターの行動がおかしくなってきているのですよ 基本は縄張りから出ないものなんですけどね・・
    まあ立ち話もなんだし是非我が家に上がっていってくださいよ お茶くらいだしますよ^^」


たかし「ええ ありがとうございます お言葉に甘えて あのお名前は?」


ハッサン「ハッサンです^^」

ハッサンの自宅は大きな木の内側をくりぬいて家にしてあるようだった 部屋に入ると大きなベッドと無数の本が棚に綺麗に収めてあった


たかし(肉体の神秘、マッスル学入門・・・怪しげな・・まあ見た目通りのチョイスだな・・)


ハッサン「私整体を勉強してるんですよ 肉体の限界に挑むっていう研究もしてるんですけどね^^」


たかし「なるほど」


ハッサン「いやー生きたお客がくるなんて何年ぶりかな^^」


たかし「? 今なんて?」


ハッサン「なんでもないですよ はは^^ ところでたかしさんあんな目にあってさぞ疲れてるでしょう今日はご飯もご馳走しますし
     泊まっていっていいですよ?」


たかし「ありがたいですが 仲間が心配してるとおもうので」


ハッサン「もう夜になるわ 今から森を抜けるのは無理よ^^ 明日朝になったら私が飛行術で元いた場所まで連れてってあげるわよ」

たかし「そういえばあなた飛べましたね それならお言葉に甘えて」


ハッサン「じゃあお食事用意するからオフロ入ってて^^」


たかし「あーありがとうございます じゃあオフロいただきますねー」


ハッサン「ごゆっくり・・・・^^」



久々の若い男 しかも生きている 本当ニヒサシブリ ウデガナルワ タノシミ タノシミ 今日ハナガイ夜ニナリソウ



たかし「良い湯だなぁーゲーム内でフロは入れるとは思わなかったわww」



ハッサンはなにやら物騒な道具を箱から丁寧に取り出し整理していた 



チャイ「ここが私の村よっ」


たかしが鳥に連れ去れてから約10分後にチャイの村に到着した 10分といっても常人では1時間はかかる距離であったろう


デリック「ちょ・・まじ早すぎ・・」


チャイ「付いて来れただけ自慢していいわよっ さあいくわよ」


少し歩くとチャイがやっているという訓練所が見えてきた


デリック「しかしあの鳥の巣の場所も分からないし 見つけたとしてたかしを助けられるのか?」


チャイ「巣の場所ならゲー怪鳥の巣はここいらには一箇所しかないわっ 倒すのも適任がいるっ フェイ出てきなさいっ」


チャイが呼びかけると大きな木の上から長髪の口元を布で覆った男が飛び降りてきた 男はにやけ顔で近寄ってきた

フェイ「おかえり 今日もかわいいねチャイちゃん そちらの方は?」


デリック「デリックだ 突然だけど仲間が怪鳥にさらわれちまったんだ 手貸してくれないか」


チャイ「そういうことだからフェイ 悪いけどちょっと付き合って」


フェイ「んー御褒美は?」


チャイ「そうねっ 二人までなら許すわっ」


チャイがそういうとフェイはうれしそうに町の出口に歩いていった
 

デリック「二人ってなんのことだ?」


チャイ「ああ あいつね殺人狂の戦闘狂なのっ」

デリック「えwwそんなやつがなんで素直にいうこときいてるの 」


チャイ「だからわたしのおじいちゃんがあいつ捕まえた時に力抑えたの んでうちに居ついちゃったのよねっ」


デリック「おまえのじいちゃんすごいんだな で 二人ってのは?」


チャイ「懸賞金がかかってる凶悪犯のみって条件で二人まで狩っていいってことよ それがあいつには御褒美なのっ」


デリック「こわいこわい」


チャイの訓練所で馬を借り二人も歩き出した 町の出口に着くとフェイも大きな馬にのって待っていた


フェイ「はやくいこうよ たのしみだなぁ」


フェイのステータスをみてデリックは驚愕する


デリック「レベル80-ってなんだよおい・・・・」

チャイ「フェイは元はレベル80だったけどおじいちゃんの力で80から力を-してるのっ」


デリック「なるほどね・・あんた武器は?」


フェイ「いらない 僕は武器使わないから」


デリック「まあいい 急ごう場所はわかるんだよな?」


フェイ「任せといてー」


陽気にそういうとフェイは馬を走らせた  チャイとデリックもフェイの後を追い走り出した
         

フェイ「ここがゲー怪鳥の巣のはずだよん」


デリック「無事だといいけどな とりあえず上がってみよう ってすげえ高さだな」


怪鳥の巣のふもとまでたどり着いたが巣自体は細長い岩山の頂上にあるようだ

フェイ「僕が見てきてあげるね」


そういうとフェイの足が赤く光り始めた それと同時にフェイは一瞬で岩山の頂上までジャンプしたのだ


デリック「うわ あんなことできるのこわい」


チャイ「あんたも訓練次第で飛べるようになるわよっ まあフェイほどは期待しないほうがいいけどねっ」


岩山の頂上からフェイが叫ぶ


フェイ「いないみたいだけど 妙だな 親鳥の死骸があるよーその友達さんやっつけて自力で逃げたんじゃないのー?」


チャイ「いやまだレベル2の剣士よっ さすがに無理なはず」


フェイ「ってことは誰かに助けられた っかな?  ん」


フェイはヒナ鳥を片手でムシを払うかのように始末しながら親鳥の死体を調べていた もっとも死体といっても骨しか残っていないが


フェイ(綺麗に骨が切断されてるねー・・こんな切り方はあいつくらいしか思いつかないな)

怪鳥の巣から音もなく飛び降りてきたフェイがさっきとは違うトーンで話し始めた


フェイ「どうやら 森の魔男さんのお世話になってるみたいだね 君の友達は」


デリック「なんだ?その魔男ってのは 魔女なら良く聞くが」


チャイ「そそっ 魔女の男ヴァージョンのたしか ハッサンって言ったわね B級指定賞金首だったはずよ」


フェイ「最近は家にこもって肉体改造の禁術に興味を持ってるみたいだけどねぇ だとしたらモルモットにされちゃってるのかな」


楽しそうにフェイは言う


デリック「おいおい賞金首でしかも家もやってることもわかってんだろ?なんで誰も捕まえにいかねぇんだ?」


チャイ「いけない のよっ B級賞金首といえばグレード的には並だけども政府の力で手をだせるのはせいぜいC級の下位までだしねっ」


デリック「え じゃあまずいじゃん 無理でしょwwもっと人数集めないと」

チャイ「なんとかなるでしょっ っさ いくわよ」


フェイ「お友達生きてればだけどねぇ 君たちは村に戻ってな」


フェイがそういうと馬たちは村に向かって歩き出した


デリック「俺はなんもできないがとりあえず付いていくわ」


フェイ「あぁ・・・・ゾクゾクしちゃうなぁ・・・我慢我慢」


チャイ「どうせなら賞金もほしいから死体 バラバラにしないでよっ バラバラだと認証通らないかもなんだからっ」


フェイ「はいはい わかってますよー」


デリック(なんちゅう会話だ・・・)



そんな会話をしながら森の魔男ハッサンの家へと三人は向かっていった


たかし「お風呂あがりましたーいやーww助けてもらった身なのになんだかわるいっすねww」


ハッサン「いいのよー^^気にしないで!さあお食事も用意できたわ^^食べて食べてわたし料理得意なの!」


たかし「うわーうまそう いただきます!」


テーブルの上には色鮮やかな食事が敷き詰められていた どれも材料がなんだかわからないが誰が見ても涎がでる見た目であろう


たかし「おいしいっすねこれ うちのかあちゃんのメシよりうまいや」


ハッサン「そんなにおいしそうに食べてくれてうれしいわ!おかわりたくさんあるからいっぱい食べてね^^」


たかし「いやーこれなんて最高・・・あれ・・・」


《たかしの体は麻痺した》

ハッサン「ここまで警戒しないで毒入り料理をモリモリ食べてくれるとうれしいわ さあ次はあなたを料理させてね^^」


たかし(うわー罠ですかそうですか 流れ的にそうだとは思ったけどもうお腹すいてたしああめんどくさい鳥の次はマッチョな
    おっさんかよ・・・声もでないし流れ的にはここで仲間がバーンっと助けにきてくれたりとかしませんよねはい)


ハッサン「いっつも死体ばっかりの実験だったからどうしようかなぁ!たのしみだわ!」


ハッサンは目をキラキラ輝かせながら物騒なアイテムをゴソゴソとやっている


たかし(うわまじこわいなにあれ注射器とか定番なものから なにあれあの鉄のトゲトゲのわっかとか何に使うのこわいってやめてしんじゃう)


ハッサン「きめた!禁書に書いてあった肉体強化の実験したあげる^^脳みそちょっといじるけど我慢してね?><まずはお洋服脱がせてね」


たかし(oh.../////)


たかしの服を丁寧に脱がしているまさにその瞬間 爆撃のような轟音と共に赤いオーラの玉のようなものが降ってきた
その玉はハッサンの家半分を抉りとっていった

ハッサン「なによ!!!!!だれよ!!!!!!!!邪魔しないデヨ!!!!!」


そこには定番中の定番のようなタイミングで口元を布で覆った男が立っていた


たかし(oh////////)


デリック「たかし無事か!って なにその状況」


無抵抗でハッサンに服をぬがされているたかし

チャイ「お邪魔だったかしらっ」


《たかしは麻痺している》


デリック「助けにきたらこれかよひくわ」


《たかしは麻痺している》


フェイ「デリック君 友達は選んだほうが良い」


《たかしは麻痺している》


チャイ「わたしは理解あるわよそういうのっ」


《たかしは考えるのをやめた》

ハッサン「てめぇら!!!私の最大最強にして最高の楽しみの絶頂をよくも奪ってくれたな!!!ああ!??!!!!!」


フェイ「君に男色趣味があるとはしらなかったよ 見た目とおりだけどね」


ハッサン「ふぅーーーーシュルルル!!!!!!!!なんのはなしかしらねぇえけどおまえら全員ブッコロシテやるよ!!!!!」


チャイ「フェイ!制御魔法の制限を解くわ こっちきなさいっ」


フェイ「いいよぉいらないよぉこのままのが・・スリルがあっていいじゃない」


フェイの両手が燃えるように光りだした


デリック「なんだあれ・・俺でもはっきり見えるほど強力なオーラ」


チャイ(まったく 力抑えてあれだもんねっ 敵には回したくないわっ)


ハッサン「あぁ!?てぇめぇは覚えてるぞシュルル!!!!前まで私と同じ賞金首だったフェイじゃないか!!!」

フェイ「うんうん 賞金かかってると毎日退屈しなかったんだけどねぇ 今は訳あってお嬢さんのナイトってわけさ政府の特例とやらで賞金も解除されちゃったしね」


ハッサン「立派な正義の味方ちゃんってことね!フシュルル!!!あんたも私の実験台ニシテアゲルわよ!!!!!きなさい!!!!ダキシメテアゲル!!!」


ハッサンがそういった瞬間 フェイはハッサンの後ろに立っていた


フェイ「残念 僕はマッチョ嫌いなんだっ」


《フェイの攻撃 会心の一撃 ハッサンの内臓を引き出した》


フェイ「綺麗な色だね 食生活に気を使っている証拠だっ」


ハッサン「ヒ・・・ヤ・・ヤメ・・・・」


そういうとハッサンのその綺麗な内臓(腸)をもったままフェイは高くジャンプした 腸の長さは個人差はあるが大体6m前後と言われている 無論その長さよりも
高く 高くフェイはジャンプしていた


フェイ「アッハッハ!!!!!マジシャンの手品みたいだね!!!!」


フェイが着地したとき ハッサンは地面に突っ伏していた

フェイ「あーおわっちゃった」


壊れてしまったおもちゃを見ながら残念そうにつぶやく


デリック「グロ耐性ある俺でもさすがにひくわこれは」


チャイ「フェイ 念のため首落としておいてねっ たかし?大丈夫?」


《たかしは麻痺していてしゃべれない》


チャイ「麻痺してるだけみたいねっ デリック おぶってあげなさい村に帰るわよっ」


デリック「へいへい それくらいさせてもらいますよ」


チャイ「フェイはハッサンの死体をもってきてねっ 村先もどってるからっ デリックいくわよっ」


麻痺しているたかしを背負って村にむかって二人は歩き出した



フェイ「さて 首落としておこうかな あ」


再びフェイが死体に目をやるとハッサンの死体がなくなっていた 目をキラキラさせながらフェイは興奮していた


フェイ「まだ遊んでくれるんだね」


天井に目をやると白目をむいたハッサンが張り付いていた


ハッサン「フシュルルル・・・・・・・」


白目をむいて 内臓を撒き散らかしながらフェイ目掛けてハッサンが飛んできた


《ハッサンの攻撃 しかしフェイに避けられた》


フェイ「焦らない焦らない もうちょっと楽しもうよ ね?」



ハッサン「ハアハア・・・フェイ あんた力 制限つけられてるのよね?ハアハア・・私怒ったよ?その状態じゃ死ぬよ?シュルル・・」


フェイ「死にそうなのはどっちでしょう まずその散らかした内臓を詰めたら?手伝おうか?」


ハッサン「ブハハハハァ!!!!!わたしにとっては内臓なんてねぇシュルル!!ただの飾りよ!!ハアハア・・!!制限付きならなんとかいけるわ・・
     今のうちにさっきのおじょうちゃんを呼んで制約解除してもらって・・・いいわ!よ!」


フェイ「んーん いいよぉ」


ハッサン「後悔させてあげるぅ!!!!私の制約で得た力みせてぇあげるぅ!!!!!!!シュルルー!!!!!!」


ハッサンの体が黒い霧を出しながら変化し始めた


支援

最後まで頼むぜ

デリック「制約?なんだそれ?」


村へと歩きながらデリックがチャイに聞く


チャイ「簡単に説明するとだねっ 人は大雑把に分けると 攻撃特化 防御特化 補助特化 特殊 のタイプに分かれるのねっ
    たとえば私は補助特化 だから攻撃と防御は苦手なのねっ だけども補助だけじゃ辛いから制約をかけて攻撃特化と同じくらいの
    力を出せるようにしてるのっ」


デリック「へえ 便利だなそれ で どんな制約なの」


チャイ「ひとつは攻撃術は対地専用 1ミリでも上空に浮いてる相手に攻撃したら制約はやぶられるっ」


デリック「ほおほお」


チャイ「これだけだと補助特化が攻撃を特化タイプまで使うには軽すぎるからもうひとつかけてるわっ」

デリック「どんな?」


チャイ「秘密っ」


デリック「なんだよ秘密かよ だけどいいのかよ制約って内容次第では弱点になっちゃうだろ 教えちゃって」


チャイ「鋭いわねっ まあ私の制約を話した理由はいずれ分かるわよっ」


デリック「まだなんか裏がありそうだな・・・ にしてもフェイってやつ遅くないか?」


チャイ「どうせ死体でも舐めまわしてんでしょっ あいつ変態だからっ」


デリック「確かに舐めまわしそうだけどさwwww」


たかし「うーーあうーあーー^q^うう!」


デリック「おー目覚ましたか もうちょっとで村だからな我慢しろよ」



チャイ「麻痺 後遺症残らないといいけどっ」

ハッサン「うがぁ・・・あ・・・っは・・・・・ふぅ・・ふぅ・・・・」


フェイ「んーどんな制約をつけたんだい?大方予想は付くけれども」


ハッサンの体は前以上に巨大化し 肌は黒光りを帯びている


ハッサン「ふぅ・・あいてにぃ・・・瀕死のダメージを負わされたとき・・・発動するようにぃしてたのぉ・・・ふぅふぅ・・・シュルルル・」


フェイ「へぇ 信じられないくらい前より強そうだね それだけの制約だと対価も大きそうだね」


ハッサン「対価は・・体のパーツふぅふぅ・・今回は内臓ね・・・^^」


《ハッサンは変体をした 体力が全回復した ステータスが上昇した》

フェイ「いいよぉ・・・すごくいい・・その変身すごくいいよぉ・・・・」


ハッサン「ふぅふぅ・・ずいぶん余裕ね・・^^言ったでしょ?制限を解いてもらったほうがいいって^^手加減できないわよ?^^」


フェイ「凄く興奮してきた」


《フェイのフェイは勃起した》


ハッサン「あんた噂とおりの変態だったのね」


フェイ「変態VS変体だね」


《ハッサンの攻撃 フェイに全力で殴りかかった》


冗談をかましたその瞬間フェイの体がまっすぐ後方に飛んでいった


《フェイに380のダメージ》


ハッサン「今ので何本骨折れちゃったかしら?^^痛いでしょ?^^泣いてもいいのよ!!!!!!!!!!!!!!」


ハッサンの自宅の壁と突き抜けて50メートルは後方にフェイは飛ばされていた


フェイ「ああ・・・逝く寸前だった」


ハッサン「おぉおおいまさか今ので死んじまった訳じゃねえだろうなぁあ!!!!!!まあ無理もないけど^^」


フェイ「よいしょ・・ああ HPももう残り少ないや」


ハッサン「まだ生きてたか・・でもあんたもう瀕死のようね^^血が足りないって顔に書いてあるわよ^^」


フェイはハッサンの元へ弱弱しく歩いてもどってきた


フェイ「そうだね 血が足りない 力もたりない」


ハッサン「おとなしく私のモルモットになるなら今なら許してあげるわよ^^」


フェイ「それはちょっといやだなぁ 僕は縛られるのが嫌いなんだ」


ハッサン「制限魔法を掛けられている身で縛られるのが嫌い?^^口だけは達者ね^^」


フェイ「そうなんだよ 僕 口だけは達者なの  ああ・・マスク破れちゃったよ」

ハッサン「ん・・あんた・・その口・・なによ・・・」


フェイの破れたマスクからは耳元まで裂けた口が覗く


フェイ「制約 見せてあげようか 君のはまずそうだけど」


そういいながら先ほど引き抜いたハッサンの内臓を手で掴むフェイ


ハッサン「まさか・・・」


フェイ「いただきます」


そう言うとフェイはハッサンの内臓を食べ始めた その光景はハッサンですら不気味で 気分が悪くなった
食べ終えたフェイの体はすさまじいオーラを発していた


フェイ「ごちそうさま そして また  いただきます」

いただきますからは早かった ハッサンが瞬きをした瞬間 まず腕 自分の腕を見た瞬間に足 
気が付くとハッサンは自立できない状態になっていた


ハッサン「あああああああ!!!!足がああうでがああああ!!!!」


目にも留まらぬ速さでハッサンの体をちぎっていく フェイの顔は恐ろしい顔をしていた それと同時に快楽に酔いしれている顔でもあった
胴体と頭だけ残されたハッサン


ハッサン「ひぎぃいい痛いぃいい痛いのおお!!!!!!!シュルウウウウ」


ハッサンをその状態にするとフェイは満足そうな顔で そしてまた優しい陽気な顔にもどった

フェイ「全部食べたかったけど チャイちゃんに怒られちゃうからね 腹八分目っていうしさ」


ハッサン「カハッ・・・!ハア・・ハア・・・・・」


笑顔でそういうと部屋の引き出しを漁って布をとりだし口元に巻きつける


フェイ「これもらうね」


《ハッサンは息絶えた フェイはハッサンを倒した》


フェイ「さあ帰ろうっと」


鼻歌を歌いながら ハッサンの死体を引きずりながら 村へフェイは帰還した

支援

チャイ「遅いかったじゃないのっ それにすごい血の匂いっ 臭いっ! あっちいってっ」


鼻をつまみんがら嫌な顔でチャイが言う


フェイ「ごめんごめんシャワー浴びさせてもらうねー あと死体は裏口においてあるからあとは頼んだよ」


チャイ「シャワーだけじゃなくてフロにもはいんなさいよっ デリックたかしを医者のとこにつれてくわよっ」


デリック「そうだな 手遅れになりそうだもんなこれ」


たかし「あうー?^p^」


チャイ「体の麻痺は私が取ったけどっ 頭の麻痺が治らないみたいねっ」


デリック「たかしェ・・・・」


病院についた三人 道中果物屋の店先にたかしが頭から突っ込んだり村娘のスカートの中に頭から突っ込んだり大変だった

医者「うーむ・・これは脳が麻痺しとるのぉ」


チャイ「そうなのよっ 体の麻痺はとれたんだけど頭が回らないみたいっ」


医者「薬飲ませてうちに入院させんとこれじゃ暴れちまうぞい」


チャイ「医者がそういうならたかしは預けましょう 意識がもどったら連絡してちょうだいっ」


病院にたかしを預けてチャイの訓練所へと二人はもどった


デリック「入院か・・いつになったら訓練はじまんだよあれwww」


チャイ「とりあえずハッサンの身柄を政府のセンターに持っていって賞金もらいましょっ そこからたかしの入院費もはらってあげるわっ」


デリック「そりゃ助かる ゴールドほとんどもってないんだwwww」


チャイ「裏口っていったわよねっ・・・」


裏口にまわりハッサンの死体をみた二人は同時に 吐いた

名作の予感

チャイ「裏口っていったわよねっ・・・」


裏口にまわりハッサンの死体をみた二人は同時に 吐いた



デリック「死体だけならいいけどこれ噛み跡だらけじゃん・・・フェイこわいもう絡みたくない」


チャイ「やっぱり死体なめまわしてたのね・・っ とにかく頭残ってるから賞金はもらえるでしょっ・・」


村の馬車の呼びハッサンの死体を少し離れた都市までもっていくことにした 呼ばれた馬車の男も死体をみて吐いた


デリック「ですよね」


《都市トゥーランに到着した》


賞金をもらえるセンターまで死体を持っていくと役員みんなは吐いた

チャイ「いやぁーいい額ねっ フェイをうちにおいて置いて正解だわっ」


目を$マークにしてホクホクのチャイ


デリック「賞金ももらえたしーこれからどうすんの?まだ2~3日はたかしあのままっぽいし」


チャイ「とりあえずあんただけでも先に訓練してあげるわっ」


デリック「いいけどうちらさっきも言ったが金ないぜ?授業料はらえない」


チャイ「いいのよっ うちで鍛えて 最終試験で賞金首相手にしてもらってっ その賞金からもらうからっ」


デリック「賞金首・・・・ハッサンみてぇなやつとても倒せる気しないぞwwww」


チャイ「大丈夫よっ あんたもたかしも素質あるから一ヶ月もうちにいればD級下位の首ならとれるわよ 心配しなさんなっ」


デリック「荷が重いが宿にいく金すらない俺らにはいい条件だよな・・・」


チャイ「そそっ 黙って言うとおりにすれば報われるわよっ」

デリック(言うとおりにするしかなさそうだなぁ・・)


チャイ「心配しないのっ 強くなれない子は訓練中に死んじゃうからっ」


チャイ「じゃあ村に帰るわよっ」


チャイは走り出した


デリック「さらっと怖いこといったwwwwwwっておい!馬車屋はあっちだぜ」


チャイ「なにいってんのっ もう訓練ははじまりよっ走って村に帰るわよっ」


デリック「まじかよwwwwwwwだりぃwwwwwwwwww」


チャイ「もたもたしてると夜になって強いモンスター起きちゃうわよっ」


デリック「まってwwwwwくださwwwwww」


都市トゥーランからチャイの住む村までの馬車道ではなくチャイは森の獣道に走っていった

デリック(すごく走りづらいwwww足場なんてなかった)


チャイ(あの子は恐らく補助特化 無意識に速度上昇っぽいものつかって付いてきてるっ あの子の力を伸ばすにはどうしようっかなっ そうだっ)


デリックはチャイの速度にギリギリついていけていた あっちは余裕でこっちは全力での話しで だが


デリック「やばいwwwww俺風になってるwwwリアルの世界じゃリレーとかいっつもビリだったもんなwwww」


その時チャイが立ち止まる 大地の裂け目というか 深い谷



デリック「ん どうしたんだ 休憩か?おお・・・これは深い谷だ・・・ 俺高所恐怖症なんだwww」


チャイ「デリックっ あなたは恐らく補助特化系っ」


デリック「そうなのかwww」


チャイ「軽く説明すると 補助っていっても自身の肉体強化もできるから補助系はあるいみ万能なのよっ」

デリック「ほおほお」


チャイ「現に私が走ってるのに対してあなたは無意識に自身を強化して付いてこれていた」


デリック「ほおほお」


チャイ「応用次第では色々なことができるのが補助系統っ 理解したっ?」


デリック「把握」


チャイ「でっ 力をうまく引き出して応用して使いこなすには努力が必要なのっすごい修練がねっ」



デリック「努力とか修練とか俺の嫌いな言葉だわwwwww」


チャイ「よく言ってくれたわっ!その言葉をまってたわっ 手っ取り早く修練を積む方法があるのよーっ!」


デリック「うはwwwそれがいいwwやってwww」


《チャイはデリックを谷に突き落とした》


デリック「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


チャイ「良いーーっ?補助系は応用力よーーっ!^^」


デリックの脳内にチャイの言葉が響く 「心配しないのっ 強くなれない子は訓練中に死んじゃうからっ」


書き溜めストックが切れた 同時進行で書いてたけど追いついちゃった ここから若干ペース落ちると思うから待てない人は寝ちゃってください^q^



落下しながらデリックは思考していた 


デリック(なんで俺こんな冷静なんだろwwwwやっぱゲームキャラになってのスペック上昇で冷静になってられるのか)


チャイに落とされた谷はものすごく深く底が見えない


デリック(肉体強化っていってもいくら強化しても地面まで落ちたら即死だろこれは どうすりゃいいんだ)


落下速度はどんどん上昇している 


デリック(一応シーフだからロープやら小道具はあるからな そうだ矢に紐くくり付けて体にもくくりつけて谷壁に撃てばたすかるんじゃねwwwww)


準備をしてデリックは壁に矢を放った


《デリックは矢を放った しかし矢はうまく刺さらなかった》

デリック「はい」


落下速度は更に上昇した


デリック(ああもうwwwwww死んじゃうだろwwwww 応用っていってたが矢を強化して俺の筋力も強化すれば無理やり刺さるんじゃ)


デリックは目を閉じ念じた


デリック(さっき俺が速度上昇を無意識に使ってたっていってたよな・・ってことはあくまで自然な流れで動ければ・・・)


《デリックは自身と弓を強化し谷壁へ矢を放った 壁に矢は深く突き刺さった》


デリック(うはwwww俺天才wwwwwwwこれで助か)


デリックと矢を結ぶ紐のたるみがなくなった瞬間


《落下速度をプラスして紐が締まった デリック腹に巻いてあった紐が締まりきった デリックは失神した》

デリックwww

たかしカワイソス
ネームが特に

が付くと包帯をまかれベッドで目を覚ました


たかし「あーwwwwあうwwwwwwwwwwwwww」


目を覚ましたデリックを指差して笑うたかし


デリック「あー生きてた・・・たかしはまだラリってる・・」


チャイ「あら目がさめたっ?」


デリック「あら目が覚めたじゃねーよwwwww殺すきかwwwww」


チャイ「まあまあ状況みてたけど中々良い手際だったわよっ あとは紐まいた部分強化もしてれば100点だったわねっ」


デリック「訓練いって谷に落とされたとかひどい話だわSすぎる」


医者「チャイさん勘弁してくださいよーこれで瀕死訓練生何人目ですか」


チャイ「死体は連れてきてないんだからいいじゃないのっ」

デリック「なぁチャイ」


チャイ「ん?」


デリック「俺が補助特化ってのはわかったけど フェイとたかしはどの系統なん?」


チャイ「たかしはまだわからないけどっ フェイは恐らく特殊ねっ」


デリック「その特殊ってのはどんななんだよ」


チャイ「生まれつきね 身体的特徴が強い個性ある人が特殊になりやすいって言われてるわっ」


デリック「まあ個性強いのは認めるが身体的特徴なんて 見た目普通じゃね?」


チャイ「マスクっ 恐らく口になんか特徴でもあるんでしょっ まあ特殊はその名のとおり特殊だから気にしないでいいわっ」

デリック「そうか しかし実感わいてきたわwwwww努力嫌いとかいってらんねぇww補助系極めるわwwwww」


チャイ「その意気よっ あ ただしひとつだけ約束してっ」


デリック「ん?」


チャイ「前に説明した制約はあんたにはまだまだまだ早いわっ 忘れなさいっ」


デリック「あーなんとなく把握」


チャイ「まだ自身が未熟な人が制約なんかつけても逆効果になる場合がおおいのっ せっかく才能あるかもだし気長にやりましょっ」


デリック「はい先生wwwwwwww」


たかし「あうー^q^ あ・・・・・あ・・・うう・・・・」


デリック「!!先生!!たかしが!!たかしが正気を戻しそうです!!」

医者「たかしくん!ワシの目をみて!」


たかし「う・・・・ううう・・・・・・」


デリック「たかし!!がんばれ!!!!!」


医者「これ!この指何本にみえる!」


たかし「やめろおおおおおおおおおおおくるなあああああああああああ!!!!!!!」


《たかしの攻撃 医者に48のダメージ!!》


チャイ「攻撃特化みたいねっ」


医者は廊下まで吹っ飛ばされた

たかし「俺の服をぬがすなああああ!!!!!」


チャイ「ハッサンに拉致られてた時の記憶のままなんだわっ」


デリック「たかし!!落ち着けwwwwwwwww」


たかし「あ・・・・ここは・・・病院・・?」


チャイ「意識やっと戻ったようねっ 明日から三日後から二人とも訓練はじめるからねっ」


看護婦「先生!!!先生!!!!!!!!!」


《医者は死んだ》

訂正



チャイ「意識やっと戻ったようねっ 三日後から二人とも訓練はじめるからねっ」

ドクタァァァァー

三日後


チャイ「チャイ二人ともようやく退院ねっ」


たかし「主人公なのにまったく見せ場なくてすいません」


デリック「あと医者殺したしそれも謝っておけよwwwww」


たかし「医者殺したらレベル4なってたwwwwwwwwwwwwwww」


デリック「医者殺したらレベルあがったとかwwwwwwwwwww」


チャイ「レベルっていうのは行動でもあがるし人を倒してもあがるものなのっ 現にフェイのレベルはほぼ相手人間での経験地だわっ」


デリック「なるほど だから俺もレベル8になってるのか」


チャイ「そういうことっ」

チャイ「さあ まずは今日中にレベルくらいには10になってもらうわっ」


たかし「いきなりスパルタですね」


デリック「死の匂いしかしない」


チャイ「一応レベル4差までならPTを組んで経験地を得られるわっ PTを組みなさい」


たかし「えーっとメニュー PT招待・・」


デリック「おー誘いきた」


《たかしはデリックとPTを組んだ》


チャイ「まずデリックっ あんたはたかしと自分に速度上昇の補助をかけなさい できるわねっ」


デリック「やってみるわ」


《デリックとたかしの速度が上昇した》

たかし「おーすげぇこんなことできるようになってたのか!!」


デリック「おまえとは出来がちがうwwwwww」


チャイ「じゃあまず第一の訓練今から走ってたかしをさらっていったゲー怪鳥の巣までいき雛鳥を一匹捕まえてお昼までに帰ってきなさいっ」


たかし「そんなトラウマを削るような試練」


デリック「ハッサンの死体おもいだしたわ」


チャイ「いい?あんたたちのレベルなら雛なら倒してつれてこれるはずっ 昼までに帰ってこなかったらご飯抜きよっ さあスタートっ」


デリック「お前場所わからないだろついてこいwww」


たかし「足はええwwwwwwwwwwwwwwww」


駆け足で村を出て行く二人

経験値………
いや、なんでもない

フェイ「あいかわらず意地悪だねぇチャイちゃん」


チャイ「あら いたの」


フェイ「怪鳥の雛ってレベル10の攻撃特化がギリギリ倒せるくらいじゃなかったかなぁ 気のせいかなぁ」


チャイ「あらっ 二人で足して大体10レベルくらいじゃないのっ だからPT組ませたのよっ」


フェイ「チャイちゃんらしいねぇ それにおいしそう・・ いつ僕には稽古つけてくれるの?」


チャイ「私は半熟卵が好きなのっ 黄身が硬いのは嫌いなのよっ」


フェイ「僕はいつだって半熟だよ」


チャイ「いいからお昼ごはんの買い物いくから付き合いなさいっ 今日のお昼は雛鳥の丸焼きよっ」


フェイ「あれちゃんと戻ってくるって信じてるのか 珍しいね 期待の新星だね」


チャイ「いいからいくわよ荷物持ちっ」

経験地ェ・・・・

たかし「ゼェゼェ・・・」

デリック「ついたついた この岩山の頂上なんだよ」


二人が見上げると相変わらず空高く高い岩山 怪鳥の巣


たかし「これどうやってのぼるの?死ぬよ?」


デリック「フェイってなんか強いやつが足にオーラ集めてハイジャンプしてたけどうちらには無理そうだなwwww」


たかし「そんなこともできるのか デリック試してみてよ」


デリック「っふ・・しょうがねぇな 俺ならできちゃう気がするわwwww」


たかし「デーリック!デーリック!!」


《デリックは足にオーラを集中させた》


たかし「デーリック!デーリック!!」


デリック「はぁああ・・・・・・」


《オーラ移動失敗! デリックの足が爆発した デリックは10cm浮いた!》


たかし「デ・・・・デリーーーック!!!!!!!!!!」

デリック「たかし・・・俺はもうだめかも知れん・・」

たかし「デリックしんじゃ嫌だよ!デリック!!」


デリック「まあ死にはしないけど岩山上るのはきついわ」


たかし「はい  どうすんだよこれ・・・」


デリック「昼までに間に合わないだろこれ・・・」


たかし「作戦立てないとな」


デリック「てか条件がたしか雛鳥を昼までに持ちかえるだよな?」


たかし「そうだな」


デリック「だろ?岩山上らないでさ こっちにおびき寄せればいいんじゃね?」


たかし「おまえ天才だな でもどうやんの?」


デリック「思いついたわ 見てろよwww」

そういうとデリックは服の一部を破った


《デリックはボロ布を手に入れた》


先ほど爆発した足から流れている血を布で拭い取った


《ボロ布は血染めの布になった》


そして弓の先端に巻きつけた


《デリックは基本アイテム合成をつかった 血染めの矢を手に入れた》

たかし「ほおほおその血の匂いでおびき寄せるのか」


デリック「なんかしらんけどシーフだからか雑学やら応用とかこういうのに頭が回るみたいだわ」


たかし「デーリック!!デーリック!!」


デリック「んでこれに紐つけて・・肉体強化補助で・・・んーーーーふん!!!!」


《デリックは血染めの矢を怪鳥の巣に放った 成功》


デリック「よしよしwwwこれであとは糸をプルプルさせておびき出せばよくねwwww」


たかし「デーリック!!!デーリック!!」

     ~ゲー怪鳥の巣~

餌を運んできてくれる母鳥を無くした雛鳥達はあのあと餌を求め共食いをずっとしていたのだ
数多くいた雛鳥同士のバトルロワイヤルに勝ち抜き十分に育ったゲー怪鳥の雛を一匹残して



デリック「フィーッシュwwwwwwwコレキタwwwwwフィーーーッシュwwwww大物っすよたかしさんwwwwww」


たかし「デーリック!!!!wwwwデーリックwwwwwwwwwデーーリッ・・・・・」


デリック「oh......」


血染めの矢作戦は成功した しかし目の前に現れたのは雛と呼ぶには大きめのリトルゲー怪鳥が目を血走らせて立っていた


たかし「もうやだこの鳥」


デリック「釣ったと思ったら釣られた」


リトル「ゲエエエェエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!」


たかし「ああ トラウマがおいやめろ」

デリック「そんなこと言ってる場合じゃないわwwwwwwとりあえずおぶってくれwwwww足うごかんwwww」


《たかしはデリックをおぶった》


リトル「ゲエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!」


デリック「あれ完全にお腹すいてるって言ってるよね」


たかし「俺もわかったわ鳥語わかったわ」


デリックをおぶりながら走るたかし


たかし「あかんwwwwwだめwww心臓バクバクいってるしんじゃう」


デリック「あああ頭回さないとどうすりゃいいんだ あ!」


デリックはたかしの胸に手をやった


たかし「アン・・・・・//////////」

《デリックはたかしの心肺の動きを強化した》

たかし「すげえええええええええええええ いくらでも走れるわこれえええええええ」


デリック「これで走れるな!!!な!!!」


たかし「おし!俺が走って回るからあの鳥なんとかしてくれ!!!」


デリック「ああそのつもりだぜwwwwしばらく走っててくれ!!!!」


リトル「ゲエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!」


デリック(今の俺らじゃあれを仕留めるは無理だな・・またチャイの罠にはまった・・・どうすりゃいい・・どうすりゃ)


たかし「俺のスキル撃ってみる??!」


走りながらたかしが叫ぶ


デリック「いや!多分ダメ通らないだろ!!!!それにお前刀は!?」


たかし「ごめんさい村に忘れました」

デリック「もういっそ死んで」


商人「おじょうちゃんこれ安いよ!」


チャイ「おー中々新鮮ねっ」


フェイ「さっきのお店のが安かったよぉ?まけてよ」


村人A「モンスターーだああああああああああ!!!!!!!!!」


村人B「でっけえ鳥が入り口から突っ込んできたぞ!!!!!!!!!!!」


村人C「なんか男おんぶしてるのがすごい勢いで走ってるwwwwwwwwwww」


チャイ「フェイ」


フェイ「んーはい」


首にロープを巻かれた怪鳥が入り口から村に突っ込んで村内で暴れていた

たかし「雛とってきたぞおおおおおおおおおおおおwwwwwwww」


デリック「先生wwwwwww約束どおり昼までに捕まえてきましたwwwwwあ フェイさん助けてwwwwwwww」


この状況をみて笑いが止まらないフェイ


フェイ「あはは 君たち面白いね  おかえりっ」


おかえりっと同時にリトルゲー怪鳥の首が落ちる


たかし「うお すげえ そしてさすがにつかれた」


デリック「フェイさんありがとうっすwwwww」


フェイ「ふーん 首輪つけてつれてきたんだ?」


デリック「倒せたとはいわれたなかったしwwwww」

チャイ「はーいっ 二人ともおかえりなさいっ」


デリック「チャ チャイさんこれおkですかね・・・・wwwww」


たかし「やばい強化の反動きたしにたい」


チャイ「いいわけないでしょっ!!村入り口こんなグチャグチャにしてっ!!」


たかし「ひぃ・・・・」


デリック「やっぱだめか・・・・wwww」


チャイ「もうっ 入り口さっさと直してきなさい ご飯にするからっ フェイその鳥もってきてっ」


フェイ「はぁい 君たちよかったねっ チャイの料理はおいしいよ じゃまたあとでっ」


デリック「おお・・・これは合格だな やったなたかし!」


《たかしは気絶している》

デリック「たかしェ・・・ ああもう入り口修理一人かよめんどくせえwww」


チャイ(瀕死か死体になってくると思ったけど中々いいわねっ 鍛えがいがあるわっ)


鼻歌を歌いながら料理をするチャイ


フェイ「うれしそうでなによりですね」


チャイ「うるさいっ 早く鳥皮はぎなさいっ」


フェイ「僕これ好物なんだよねぇ♪」


《たかしは気絶している》


《デリック たかしはレベルがあがった ステータスが上昇した》



チャイの訓練1クリア!

たかし「うまかったぁーー」


デリック「お前は気絶して目覚ましたら飯でいいよな 村中謝りいくのだるかったわ しかしほんとうまかったわwww」


フェイ「ごちそうさまっ」


チャイ「はいお粗末様っ さてっ ところでたかし」


たかし「ん?なんですか」


チャイ「あんたなんで一気にレベル10なってるのっ」


たかし「えっ」


デリック「えっ」

フェイ「あらら本当だ デリック君は9レベルか 心臓にでも強化かけたんじゃないかな?」


チャイ「まさかっ そんな荒業したら生きてるわけないでしょっ 負担が半端ないんだからっ」


たかし「えっ」


デリック「いやーやっちゃいましたねwwww」


たかし「やっちゃいましたね じゃねえよwww死ぬとこだったのかよ俺wwww」


フェイ(へぇ レベル一桁で心臓強化に耐えられたんだ さすがチャイちゃんがおもしろがって見てる子達だ)

俺「えっ」

チャイ「あー私が言い忘れてたのがいけないのねっ てかあんたよく生きてたわねっ」


たかし「一度死んでるようなもんなので^q^」


チャイ「デリックっ 今日から一週間強化魔法禁止ねっ」


デリック「死ぬような場面に直面したらどうするのwwww」


チャイ「今より頭つかって切り抜けなさいっ」


デリック「は・・・はい・・・」

チャイ(心肺強化で耐えれる体もすごいけど筋力以外の部位の強化はハイレベルな技この二人コンビおもしろいじゃないっ・・)


フェイ「チャイちゃん」


チャイ「却下っ」


フェイ「まだなにも言ってないよー」


チャイ「どうせたかしを預かりたいとか言い出すんでしょっ」


フェイ「お見通しかっ」


チャイ「んーいいわっ デリック あなたは私がみるわっ 食器洗ったら村の出口まできなさいっ」


デリック「もう谷に落とさないでくださいね」


チャイ「あれは事故よーやーねっ それと今から私のことは師匠と呼びなさいっ」


デリック「は はい師匠」

チャイ「よろしいっ」

たかし「えーっとフェイさん?が俺のことみてくれるの?」


フェイ「うんうん フェイでいいよ 僕がしごいてあげるよ」


チャイ「フェイっ 手出すんじゃないわよっ」


たかし「えっ」


フェイ「安心して 僕はどっちもいける口だから」


デリック「たかし・・・かまれないようにな・・・」


たかし「えっ」


フェイ「それじゃあお皿 洗っちゃおうか」


たかし&デリック「はい」



1 たかし訓練へ進む

2 デリック訓練へ進む




一服してきます

私怨

ではデリック編で 主人公のたかしかわいそす

皿洗いを終えて村の出口に着くとなにやら大きな荷物をもったチャイが待っていた


デリック「チャ・・じゃなかった 師匠 皿洗いおわりました!」


チャイ「あら素直じゃないっ いいことよっ」


デリック(怒らせたら死怒らせたら死・・・)


チャイ「じゃあ村の裏にある採掘場にいくわよ」


デリック「うす」

ガーリックに見えた

デリック「こんなでかい採石場があったのか」


チャイ「まあ栄えてたのは一昔前で今は使われてないけどねっ」


デリック「ふーん で ここでどんなことすればいいの?」


チャイ「まずは軽くお話させてねっ まずあんたは私とおなじ補助系統 制約なしって話だから補助系統を極めるつもりでまずは修練することっ」


デリック「はいはい質問ー補助系統の具体的な説明をしてくださいよ」


チャイ「学校で習ったでしょっ まあいいわっ 補助系統は名前とは違って そうね強化系ともいわれてわっ」


デリック「ほおほお」


チャイ「オーラの放出は苦手 とどめるのが得意基本はこれねっ だから道具強化やオーラを一点にとどめて癒しとかもできるわっ」


デリック「なるほどねぇ」

単行本の出版は何時ですか?

チャイ「この能力はあんたの職業シーフがものすごく相性がいいのっ 多彩な道具を強化しながらつかって切り抜ける力があるわっ
    自己強化もできるし 癒しもできる 道具もシーフだから豊富 相性がすばらしいっ」


デリック「俺TUEEEってことですか」


チャイ「ただしっ あなたはシーフ 基礎体力 力ともに他と比べてひくいのっ 自己強化っていうのはそうねっ 例えるなら×元の数値が
    大きければ大きいほど力を発揮するのっ」


デリック「じゃあ俺に筋肉つけろっていうことですかい先生」


チャイ「教えてもないのにオーラの移動 使い方は見事 これは実践と軽い修練でコツをつかめばどんどん伸びるわっ だからまずは基礎固めをしましょうっ」


デリック「なんだよーー新必殺技とか派手なの期待してたのにwww」

デリック「スペシウム光線」

チャイ「強いオーラを練るにもまずは基盤が大事なのっ じゃないとまた足爆発するわよっ」


デリック「なんで知ってんだよwww」


チャイ「おおかたフェイのモノマネでもして失敗したんでしょっ」


デリック「ご名答」


チャイ「あの使い方はオーラの放出だから攻撃特化の技なのよっ だから補助特化のあなたは別の方法で飛ばないとだめっ」


デリック「元の数値を高めて強化で×のね」


チャイ「物分りがよろしいっ わかったらはじめるわよっ」


デリック「おす!」

支援

先ほど村の出口から担いできた大きな荷物を取り出すチャイ覆っていた布を開くと中からあやしい黒い玉が出てきた


チャイ「デリックっ ちょっとそこに立ってて」


デリック「嫌な予感だ」


チャイはそういうと黒い玉の後ろに手を当て なにやらブツブツ言い出した


《黒魂発動準備モード 目標デリック》


チャイ「そうねっ 98%セット ONっと」


《黒魂発動  黒魂はデリックのオーラを98%吸収した》



デリック「なになに 力抜けてきた」


《黒魂吸収モード終了 デリックのオーラを吸収保管シマシタ》


チャイ「これは昔の機械なんだけどねっ セットした相手のオーラを吸収できるのっ 元々罪人用に使われてたみたいだけどねっ
    その状態で強化スキルをつかってみなさいっ」

デリック「は はい んっ」


《デリックは自身を強化した  ステータスが上昇した》


デリック「あれ できたぜ??」


チャイ「上昇っていっても微々たるものよっ これであなたの待機オーラは0% その状態で・・・」


チャイが話しながら円を地面に書き始めた


チャイ「私にタッチできたら合格っ かするだけでもいいわよっ」


デリック「おおおお!楽じゃん!どうしたの!!wwwww」


チャイ「ただし待機オーラ0% 防御にも回せないし癒しもできないっ 今あなたを強化してるオーラが切れたら 死ぬわっ」

デリック「・・・ちょちょwwwまってよwwww応用なりなんちゃらならともかく肉体限界ってのがありまし」

チャイ「それではっ スタートッ」

殺す気満々のチャイさんに惚れました

支援

その頃フェイとたかしはデリックたちとは村を破産で反対の川沿いにいた


たかし「いやいや川ってかこれ滝じゃないですか ナレーションちょっとおかしいよ」


フェイ「昔は川だったみたいだけど 訓練で使ってたら滝になっちゃったってチャイちゃんがいってたよ」


たかし「それも意味分からない話ですね」


フェイ「まあまあ じゃあお話から始めようかっ」


たかし「は はい」


フェイはニコニコしながら岩場に座りながら語り始めた


フェイ「君のタイプは攻撃特化 といっても一般認識とはちょっと違う」


たかし「なんで攻撃特化とわかるんですか」


フェイ「僕はおしりを触ると相手のタイプがわかるんだよ」

たかし(いつ触ったんだよ)

破産wwwwww

フェイ「冗談はさておき 攻撃特化はオーラを放出 そうだね具現化とかしたりすることができるんだ」


たかし「おーなるほど」


フェイ「逆にオーラをとどめたりするのは苦手でね 相手や自分を癒したりはできない」


たかし「ふむふむ」


フェイ「君は剣士の攻撃特化、基礎ポテンシャルも高いから補助系と組むと能力が跳ね上がるんだ だからデリック君とはいいコンビだよ」


たかし「あいつは確か補助系でしたね」


フェイ「そうそう つまり君はまず放出のスキルを 一撃必殺のつもりで習得しようか」


たかし「なるほど刀からかまいたちみたいなのがでたのもそれの一種ってことですね」


フェイ「基本放出はできるみたいだねぇ ちょっとみせてよ」

破産× 挟んで○

眠気を察してやるんだ

たかし「わかりましたーどこ打てばいいですか」


フェイ「僕を」


たかし(変態だやっぱり変態だしかもMかよこわいよでもつよいみたいだし俺なんかの攻撃でダメージでないよな)


フェイ「いいかい どうぞ」


《フェイはニコニコしている》


たかし「失礼します!」


《たかしの攻撃 たかしは真空刃()を放った  フェイに直撃した》


たかし「フェ フェイサーーーン!!!!!!」!!!!!!!!!!

ナレーションが鬼畜
真空波()とかwww

《フェイはパックリ切れて血まみれになった》


フェイ「君の技の威力を生身で感じたくて」


たかし「血だらけじゃないですかこわい」


フェイが自身に手をかざすと手品のように傷が消えた


たかし「おー回復した!フェイさんは補助特化なんですね」


フェイ「僕は隠す必要もないけど 特殊っていってね努力次第で全系統つかえるんだ 使える前提があるだけで努力がひつようだけどね
    僕はさぼってるからあまり器用につかえないけど」


言葉とは矛盾しフェイの傷は跡もなく消え去っていた

フェイ「大体わかったよ それじゃあちょっとみててね」


そういうとフェイは滝に向かって身構えた 手赤いオーラが覆った


フェイ「僕は手ぶらが好きだから武器をつかわないんだ」


《フェイの攻撃 滝に直撃》


ものすごい音を立てて滝が二手に分かれた


たかし「テラモーゼwwwwwwww滝割れたwwwwwww」


フェイ「こんな感じでうまく使えるようになれば大砲みたいなオーラを放てるようになるよ 基礎オーラが高くないと威力もでないけどね」


たかし「お・・・俺も・・・・あんなのうちたいっす!!!!!」

フェイ「滝はまだまだきびしいからこれでいこうか 手だしてもらえるかな」


たかしが手錠をかけられるようなポーズをとるとフェイはたかしの手首にオーラで輪をはめた


たかし「うお!!!!!!手が重いwwwwwそして外れないwwwwwww」


フェイ「指輪とかずれなくなったことあるでしょう? そういうときどうする?」


たかし「えっと 油とか洗剤をかけて滑らせたり・・」


フェイ「うんうん じゃあ それ やってみようか 」


たかし「どこにあぶらが」


フェイ「他人のオーラと自分のオーラは系統が一緒だと基本反発しあうんだ 反発っていっても激しいもんじゃない
    水と油のように混ざらない その輪は強化のオーラで具現化したものだから 君が手首 手をオーラで覆えば
    ぬるりと外れるよ ローションみたいに」


たかし「ローションはいいですけど 強化特化はオーラをとどめるのが苦手なんじゃ これってとどめるってことですよね」


フェイ「苦手だけど留められないってことはないんだ むしろ手に留める基礎を覚えないと波動も具現化も強いのは使えないのさ 
    熱いもの触るときにつける手袋だと思えばいい まずはそこからね」


たかし「りょ りょうかいです」


フェイ「それじゃあ がんばってね」


たかし「えっ」


ニコっと笑うと両手不自由なたかしを滝つぼにフェイは突き落とした

マジ鬼畜

ちょっと一服ごめんなさい

これ長編なんですが寝たら確実にスレ残ってないよね

>>207
多分ね
保守したいんだけど俺も眠たいからな

デリック「一人でも俺の妄想に付き合ってくれる人がいるなら・・・限界まで書いてやる!!!!!!!!!!!!」

チャイ「ほらほらどうしたのーっ このままタッチどころかかする前にあんた死んじゃうわよっ」


まだ始まって20分ほどでデリックの体は悲鳴をあげていた 待機オーラがない状態の運動はすべて身体依存のためこの世界では
ものすごく体力を消耗する


デリック「おかしいwww笑えないレベルで体にきてるわ・・・このままじゃ死ぬわ」


チャイ「私の計算だとあんたが動いてらる限界リミットはあと1時間ってとこねっ」


あまりに短いリミットを聞いてデリックは愕然とする


デリック(多分 一時間も動けないだろうなぁ もって30分かな動けるのは こんなにきついとか洒落にならん・・
    とはいっても 道具も障害物もなにもないこの円の中じゃなにも思いつかない)


チャイ「黙っちゃってっ お得意の頭使って体もフルに使いなさいっ」


デリック「うるせえぇwwwww考えてんだから気が散るだろwwwww」


チャイ「あらっ まだまだゲンキみたいねっ」

デリック(やっぱあの手しかないか・・)

チャイ「何か思いついたみたいねっ」


《デリックは穴を掘り始めた》


チャイ「んっ なにしてるのっ」


デリック「落とし穴」


チャイ「落とし穴ってのは引っ掛ける相手に見られたらまずいんじゃないっ」

デリック「うるせえwwじゃあみんなよwwww」

チャイ(なにか考えがありそうねっ)


デリックは円の周りから徐々に内側に向かって拳大ほどの穴を無数につくっていった


チャイ「おもしろそうだからみててあげるわっ あんたの体力が続けばだけどっ」


デリック「そういってもらえると助かりますよwwwwほりほりwww」

デリック(目の前が霞んできた・・・)

ほりほりに萌えた

保守よろ

一時間ほどたったときチャイとデリックを囲んみ最初に決めた円より小さな土俵になっていた


チャイ「なるほどっ おいかけるフィールドを狭くし 他の足場を悪くしようって魂胆ねっ いい考えじゃないっ 体力が続けばだけどっ」


最初にチャイが告知した限界予想リミットほぼジャストに穴掘りは完成したようだ


チャイ「せっかくの策が自分の首をしめる結果になっちゃったわねっ ここから私を追うゲンキがあるっ?」


デリック「ないっす^q^」


チャイ「そう 残念ねっ」


チャイとデリックの距離はほんの数十センチ 手を伸ばせば届く距離 しかしチャイはそうさせない


チャイ「おっとっ お洋服かすってもアウトだったわねっ」


デリック「あとちょっとだったのに・・・・wwwwくそ・・・」

《デリックは地面に突っ伏した》


チャイ(ほんとにおしかったわねっ でも残念ここでゲームオーバーっ フェイのほうはどうなったかしらねっ)


気絶したはずのデリックのほうからかすかなオーラ移動の音が聞こえた 視線をうつすと穴にデリックの両足が陸上選手のスタート台
の役割を果たすように セットされていた


チャイ「他の穴は偽装かっ!!!」


デリック「正解っ」


《デリックは足にオーラを集中させた》


《オーラ移動失敗! デリックの足が爆発した デリックが発射された》

支援

チャイ「待機オーラは0だったはずよっ?」


黒魂からオーラを戻されながらデリックが答える


デリック「ああ 自分のオーラが暖かい・・・・いや 肉体強化にオーラを0.5%くらいしか使わないでとっておいたんだ・・」


チャイ(コンマ単位の移動まで調節できるようになってたのかっ 末恐ろしいわっ)


デリック「でもだめだったな あとちょっとで届かなかった せっかく発射したのに・・www」

チャイ「デリックっ」


デリック「殺すなら一思いに」


チャイ「訓練は合格よっ 基礎力向上にもだいぶなったしっ この私が意表をつかれたからねっ 正直お見事よっ」


デリック「おお・・やったやった・・・ああでもちょっと眠らせて もう何ヶ月も動きっぱなしのようにつかれちゃった・・・」


チャイ(待機オーラをほぼ切っての運動は通常時の何十倍の成果がでるのよっ 今の状態で前のオーラを戻してたらいままでより
    ずっとレベルがあがるわっ)


チャイ「お疲れ様っ デリックっ」


《デリックはレベルがあがった》


訓練クリア!
    

そろそろ限界だから続きは明日にします スレ残ってたらここ ダメだったら希望とおり製作速報板に 立てます
この話は俺が寝る前に毎日してる妄想をSS化したものです 設定あちらこちらからぱくったりしてますがキニシナイ

ここまで読んでくれた人たちありがとう また会えたら明日

保守

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

そして保守

>>275
さっき7時くらいで30分経たずに落ちていったスレもあったから
今の5秒規制にはその表はあてはまらない

>>276
そうか。

誰か新.ver作ってくれ。

おはよう スレ残ってた ハンター好きだったからそれ臭いのは勘弁 それ以上にメタルマックスが好きです 今から書いてく

フェイ「どうなったかなぁ」


たかしがフェイに滝つぼに落とされてから200分が経過していた


フェイ「一旦戻ろうかな」


村に戻ると丁度チャイが気絶しているデリックをおぶって帰ってきているところだった


フェイ「やあ おかえり どうだった?」


チャイ「一応合格っ だからつれて帰ってきてるんでしょっ そっちは?」


フェイ「んーまだ特訓中だよ 僕はちょっと休憩」


チャイ「そうっ じゃあ悪いけどこの子ベッドに寝かせてあげてっ 手当てもしておいてねっ」


フェイ「もう 休憩って言ったのに」


チャイ「わたしはやることあるからっ ちょっと町まででてくるわねっ 後たのんだわよっ」

フェイにデリックを渡すとチャイは馬車に乗り町にでかけた




たかし「ここどこまで繋がってんだろ・・・」


たかしは生きていた フェイに手をオーラで縛られ滝つぼに落とされたたかしだったが滝つぼ内にあった横穴を偶然発見しそこを探索中だった


たかし「風は吹いてきてるし息もできるから外に繋がってはいるとおもうけど・・・これ外れないし進むしかないよね」


横穴はまっすぐ一本道になっていて真っ暗だったがフェイに具現化された輪が電灯代わりになっていた 


たかし「しかしフェイさんもひどいことするわ ほんと死んだらどうするつもりだったんだよ・・・」


ブツブツ言いながら 足元を照らしながら進んでいく 


たかし「大体オーラやらなんやらってゲームってかハン○ーハ○ターじゃん・・・あーでもそういう世界が好きで毎日妄想してたっけ」


独り言を言いながら歩くたかし 後ろに気配を感じて振り向くとこの横穴の入り口が見えた


たかし「あれ・・結構あるいたのに進んでなくねこれ」


少し走ってみる 後ろを振り返る やはり入り口が見える 


たかし「気のせいじゃないわ 進んでないわこれこわい」


ゲーム映画などでよくある事なのでたかしは進んでも体力の無駄と思い入り口に座り込んだ


たかし「さて この場所はなんなんだろうか 場所が特殊なのか それとも誰かの幻覚とかそのへんだよね」


冷静に分析してる風の自分かっこいいと思いながらたかしは叫んだ


たかし「いるんだろ?出てこいよ わかってるんだ」


《しかし誰もいない たかしは少し恥ずかしかった》

たかし「とりあえず・・・・この輪はずさないとな・・・フェイさんが説明色々してたけど色々試してみようさっきは水中でそれどころじゃなかったもんな」


腕のオーラの輪をみながらオーラを練ろうとしてみたり手袋をイメージしてみたりいわれたことを試してみたがうまくいかない


たかし「これあれだ ゆうすけがババアに付けられた輪に今思い出すと似てるわ たしか アンテ とか言ったら外れたよなあれよし・・・アンテwwwww」


リアルからきたたかしはいちいちこういう呪文やら技名を口にだすのが恥ずかしい しかも輪は外れない


たかし「もういいや 死のう」


女の子「君 さっきから一人でなにやってるの?」


たかし「誰かに見られたとか死にたい って君は?」


たかしが目をやると目の前に女の子が立っていた 

たかし(うわぁ・・すごい好みだ・・か かわいい)


女の子「こんなのところにいると危ないよ しかもズブ濡れ」


たかし「恥ずかしながらま 迷ってしまいまして」


女の子「そうなんだ 出口まで私があんないしてあげるよ ついておいでよ」


たかし「ぜ・・是非」


たかしは女の子にホイホイついていった

女の子に後をついていくと出口の光が見えてきた


たかし「やった 洞窟脱出だ!ありがと・・って あれ女の子がいない」


女の子「こっちよ ここが私の家なの おいでよ」


不自然に目の前にかわいらしい家が現れる


たかし「まぁ^^お邪魔します^^」


たかしは警戒心の欠片もない


女の子「そう もっとこっちへいらっしゃい」


《たかしは幻覚にかかっている たかしはメロメロだ》


たかしはモンスターの幻覚にかかっていた 心地よい幻覚を見させ餌を呼び寄せる 大きな蝶の様なモンスター

《たかしは岩に向かって腰を振っている!》


たかし「ハアハア!!!!いいよぉ!!いいよお!!!」


その光景をジッと見つめる視線 たかしが幻覚にかかり岩相手に独り言を言いながら腰を振ってる光景をジッとみつめる視線


???「どうしようこれ助けようか助けまいか うーん」


たかし「いいよぉ!!!!すごくいい!!!!!」


???「このままじゃ怪蝶に食べられちゃうな しかもあの子手にオーラの枷輪付けられてるのに夢中で開いちゃってるし」


たかしの腕の輪はたかしの熟成されたエロパワーにより引き伸び ちぎれていった

???「どうせ怪蝶処理にきたし 助けてあげよう おーいそこの君!」


たかし「なんれすか!!!!p今ぼきは忙しいのれす!!!!!邪魔しないでくあさい!」


???「だめだこれ完全に顔がイッてる」


???は小柄な体にマント 腰には剣 RPGなどでみる典型的な戦士の格好をしていた


???「だめだこれは 本体を潰さないと そこかっ!」


《???の攻撃 見えない敵に波動が直撃 幻覚を打ち破った》

怪蝶「うぇえ!?なんでここだとわかったんで!?」


???「姿は消せても気配は消せないみたいだな」


怪蝶「か 勘弁してくだせぇ なんでもしますから へへ・・」


???「おまえら怪蝶はうそつきだからな ここで死ね」


そういうと???は怪蝶を真っ二つに切り裂いた


《怪蝶をたおした》


???「さてと・・・ここも見当はずれのようだし帰るか・・・」


怪蝶の死体を調べながらそう言うと剣を鞘に収めた


たかし「っふ待ちな」


???「君 意識戻ったの」


たかし「女の子はどこですかね」


???「ああ 案の定女の子の幻覚見せられてたか」


たかし「えっ またですか」


???「この蝶 これに見せられてたんだよ かわいそうに岩に腰振ってたよ君」


たかし「やだほんともう死にたい」


《たかしは心に重大なダメージを負った》

町長「おお チャイさんよく来てくださった・・・」


チャイ「これは ひどいありさまねっ」


チャイが町につくと町民は場所を選ばずいたるところに倒れていた 


チャイ「この匂いっ 怪蝶の・・・」


町長「そうなんですじゃ・・・被害は深刻ですじゃ隣町はもうすでにほぼみんな昏睡状態 この町も時間の問題ですじゃ」


チャイ以外の町民はみな簡易的なガスマスクみたなものをしていた チャイ自体は見えないオーラのマスクをつけている


チャイ「怪蝶の親玉ってたしかD級下位の賞金かかってたわよねっ」


町長「はい・・・それで都市の方からも討伐隊を送ったらしいのですが・・・」


チャイ「それが全滅っ ってわけっ」


町長「はい・・政府は本日付で怪蝶バネルをC級賞金首に認定したそうですじゃ」

チャイ「それでうちに連絡をよこしたってわけねっ 」


町長「なんとかお願いします」


チャイ「わかったわっ だけど私はお空とんでる相手は苦手なのっ うちの訓練所から腕のいいのを討伐におくるわっ」


町長「ありがとうございますです・・それじゃあよろしくおねがいします・・」


村に帰還するチャイ


チャイ(誰が適任かしらねぇーっ・・・バネルがC級かぁ いきなり強くなり過ぎね討伐隊も全滅って なにかひっかかるわっ)


村に戻るとその光景に唖然とした チャイの村もバネルのリン粉によって被害を受けていた 訓練所に急いで戻ると訓練生の大多数も寝込んでいた

フェイ「おかえりチャイちゃん 用事ってこれの事かな?」


チャイ「そんなとこっ 被害は」


フェイ「そんな心配そうな顔しなくてもデリック君は奥の部屋に寝かせてあるよ」


チャイ「別に心配なんてしてないわっ 無事で戦力になるのはなのはデリック覗いてあんたと私だけっ?」


フェイ「いや チャイちゃんだけかなっ 油断しちゃってね 体うごかないんだほらこれ」


痺れる足を指差すフェイ

フェイ「バネルだろ この粉」


空気が一瞬変わった 


チャイ「そうだと聞いてるわっC級に昇格したらしいわよっ」


フェイ「へぇ ずいぶん早いね」


チャイ「誰かと手でも組んだのかしらねっ」


フェイ「どちらにせよ大ピンチだねぇ チャイちゃんもバネルとは相性が悪いし」


チャイ「そうねっ しょうがないあんまり気が進まないけど 呼びましょうかっ」


フェイ「おじい様か」


二人は訓練所の地下へ続く扉に目をやる

たかし「それであなたはなにしてるんですか」


死体の蝶を突っつきながらたかしが聞く


ケイト「私はケイト ここら近辺の町で怪蝶の被害が続出 あんたみたいに幻覚をみたり昏睡状態に陥ってる人がどんどん増えてるんだ」


たかし「まじか あれ 俺の手の輪知りませんか」


ケイト「さっき引きちぎってたよ 幻覚中だったとはいえ凄い力だったね」


たかし「そ そうなのか なんにせよ取れてよかった」


ケイト「粉にやられて潜在オーラが少ないものは昏睡 中途半端に力があるものは幻覚をみるようだね 町の人はほとんど昏睡さ・・・」

たかし「うれしいんだか悲しいんだか それで?これからどうするの」


ケイト「決まってるだろう 親玉を倒して被害を食い止める 君は村に帰りな」


たかし「いえ お供させてもらいます(キリッ」


ケイト「力不足だ帰れ」


たかし(ケイトって子これかわいいじゃんwwwwおっぱいも服で隠してるがあるぞこれは・・・・俺のおっぱいレーダーが反応している!!!!!!!)


《たかしは観察眼を習得した》

ケイト「しんでも責任はとれないけど まあいいか」


たかし「さあいこういこう!」


ケイト「実は手前のほうから潰していったからあとは一箇所なんだ おそらくそこに親玉がいるとおもう」


たかし「いきなりボス戦ってことか」


ケイト「これつかいな ガスマスク 完全には防げないけど多少マシにはなるよ」


たかし「ケイトちゃんはつかわないの?」


ケイト「私は防御特化だから毒は利かないんだ」


歩きながら防御特化の特徴を聞くたかし



ケイト「・・・とまぁつまりまとめると 生まれつき体が丈夫、強化はできるけど他人にはかけられない自己のみのコントロールが得意ってとこかな」


たかし「勉強になります」


ケイト「相性がいいのは攻撃特化かなぁ 盾になれるし」


たかし「じゃあ//俺とは相性いいんすね////」


ケイト「あくまで自分と同じくらいの熟練度の相手との話だけどな」


たかし「^q^」


ケイト「うん 多分ここかな 到着」


蛾の繭の様な糸で作られた大きな巣 


たかし(いい所みせておっぱい揉みたい)


ケイト「さあ いくよ」

たかしPTがバネルのアジトに到着した頃 チャイとフェイは訓練所の地下 地下は熱気でサウナのような状態だった


チャイ「おじいちゃんっ」


ハルム「なんじゃ チャイか 瞑想中には入ってくるなといってあったじゃろ」


チャイ「緊急事態なのよっ 手を貸してほしいのっ」


見た目は普通の老人 ただ地下の熱気の正体は彼から溢れるオーラが原因だった


ハルム「ふぅ・・」


汗を拭いて服を着るとチャイとハルムは一階にあがった

フェイ「やあじいさまお久しぶり」

ハルム「なんじゃまだ生きておったのか しぶといのぉ」

フェイ「制限のおかげで溢れる毎日ですよ」

ハルム「おぬしの力なら制限も自力ではずせるんじゃろ」

フェイ「まさか だったら足なんて痺れてませんよ」

ハルム「ほお フェイが痺れるとは 防御特化ほどじゃないにせよ特殊特化ならある程度の毒は防げるはず」

フェイ「うんうん それで油断しちゃったんだよね」

ハルム「チャイもお手上げ この状態ってことは相手は怪蝶あたりじゃな」

チャイ「そういうことっ だから緊急事態なのよっ」

ハルム「しょうがないのぉ 村内もどうせ同じような有様じゃろ チャイお前はみんなを避難させておきなさい」

チャイ「はいっ それじゃああと頼んだわよおじいちゃんっ」

訓練所を後にするチャイ

ハルム「さて わしも言ってくるかな フェイはその足が痺れてる演技もほどほどにチャイの手伝いでもしてなさい」

フェイ「ばれちゃってたか」


外にでるとハルムはゲタをカタカタ鳴らしながら歩き出した

すまんが昼飯食ってくる なんか意見なりあったら書いておいてくだしあ

たかしとケイトは繭の内部に足を踏み入れていた


ケイト「んー親玉のアジトならばもっと護衛がいてもいい気がするけど」

たかし「お留守か 護衛なしで十分なくらい親玉が強いかですね」

ケイト「前者だと助かるんだけどね」

たかし「でもこういう場合大体後者か罠がたくさんあったりですよね」

その瞬間ケイトがたかしの視界から消えた


《ケイトは落とし穴に落ちた》


ケイト「いてて・・・私としたことが おーい君なにかロープとか持ってない?」


穴の中からケイトが叫ぶ


たかし「君じゃなくてたかしだよっ!!」


たかしも穴の下にいた

ケイト「なんで君まで穴に降りてきてるの」

たかし「一人じゃ心細いかとおもって」

ケイト「君まで落ちてきたら誰が助けるんだよ!」

たかし「名前で呼んでよ!ねぇ名前で!!」

ケイト(だめだこいつ・・・どうしようとてもジャンプで届く距離じゃないな・・)


兵蝶「かかったかかった♪人間がかかったぞ 今日は肉くえる♪」


穴の上で兵隊蝶が飛び回って喜んでいる


たかし「っく・・・やはり罠だったか・・・」

ケイト「君が言うなよ」

兵蝶「おーい料理蝶♪この人間二匹を食料庫に送っておいてー」

料理蝶「了解でちゅわ」


穴の床下が更に開きたかしとケイトはその下にある食料庫に落とされた


《ケイトは着地した  たかしは頭から落ちた》


ケイト「食料庫と言ってたな」


ケイトがあたりを見回すと錯乱し幻覚をみているであろう大量の人間が繭の糸に縛られていた


たかし「芋虫みたい」

ケイト「これは・・そうか 幻覚をみるタイプと昏睡タイプの人間を見定めて幻覚を見るほう つまりそこそこのオーラがあるものをあつめているのか」

たかし「俺もこうなりそうだったのかよこわい」

ケイト「これはちょっと笑えないな これだけの組織を作ってこれだけの人間に手を出してるとなると政府がしっかりとした討伐部隊を派遣してもいいほどだけど」


目の前にいる錯乱してる状態の餌が先の選抜隊だった ケイトは相手がD級の下位 自体もこれほどまで深刻だとは知りもしなかった


料理蝶「でちゃわ~♪でちゅでちゅ~♪」


料理蝶が歌を歌いながら食料庫に近づいてくる音がした


ケイト「君 兵がくるわ!隠れて!」

たかし「かかか・・・隠れるったってどこに・・!!」


《ケイトはすばやく他の食料の影に隠れた たかしは間に合わない!餌のふりをした》

訂正

目の前にいる錯乱してる状態の餌が先の選抜隊だった ケイトは相手がD級の下位だと聞いていたし 自体もこれほどまで深刻だとは知りもしなかった

食料庫のドアが開き 料理蝶が入ってきた


たかし「んぅんふぅう・・・!ビクンビクン」 (我ながら完璧ななりきりだぜ)


餌A「あーううーーー・・・」

餌B「あふぅ!!あふぅう!!!」

餌C「うへぇ・・・へへ・・・・へへへ・・」

たかし「バーーーブーーーwwwwwwwwwwwwwwバーーーブーーwwwwwwwww」


料理蝶「おお これは元気のよさそうな餌がいますでちゅわ 今日はこれにしまちょう」

《たかしは料理蝶に選ばれた!》


たかし「バーーブゥwwwwwwwwwwwwwww」

ケイト「まさか・・・あの子なにか作戦があって・・・」



もちろんそんなものはなかった  料理蝶はたかしを連れ去り食料庫を後にした

繭の城の最深部 薄暗くいやなにおいのする部屋の中で怪蝶バネルは誰かと話をしていた


バネル「すべて順調だようん♪」

???「討伐隊も始末しならしばらくは邪魔は入らないだろう・・・」

バネル「そうだね♪ もうすぐ もうすぐ必要な数がたまるね♪」

???「この調子ならば今日中にでも集まるだろう・・」


怪蝶バネル 名前とは違い見た目は細身の人間のような身なりをしている 背中にカラフル羽 顔にはピエロのお面を被っていた


バネル「ねえ♪あそこはもう襲ったのかな?」

???「フェイとかいう奴がいる村か たしかにほぼ壊滅のはずだ」


バネルは目を輝かせる


バネル「食料庫にフェイはあるかな♪」

???「私はそのフェイというやつは知らない 自分でみてくるといい・・」

バネル「そうだったね♪ ちょっとみてくるねぇ♪」

スキップしながら食料庫にバネルは向かった



たかし「バーーブゥwwwwwwwバーーwwww・・・・・・ブゥ・・・・」

料理蝶「ちょっと生きがよすぎるでちゅわね ・・・もしかしたらバネル様が探してたフェイってやつかもしれないでちゅわ」

バネル「おーい料理蝶♪」

料理蝶「あ バネル様 丁度いい所にでちゅわ」

バネル「んー?どうしたの♪」

料理蝶「この餌 さっき取れたんでちゅけど もしかしたらバネル様が探してるフェイって人間かと思って でちゅわ」

たかし「ハーイ・・・(フェイ・・?フェイさんの知り合いかな)」

バネル「んーんー残念ながらこれじゃないねぇ♪残念♪」

料理蝶「そうでちゅか でも元気いっぱいなのでちゅ 召し上がりまちゅか?」

バネル「そだね♪丁度お腹すいてたし 調理してもらえるかな♪」

料理蝶「了解でちゅわ できあがったらお部屋にお声をかけにいきまちゅね」

バネル「ありがとう♪」

料理蝶「さぁてお料理でちゅわ」


料理蝶はたかしを引きずりながら調理室へとむかった


材料

たかし         一体程度
タマネギ      4分の1程度
●醤油         1カップ半

●ミリン      半カップ
●酒          半カップ
ブラックペッパー 小さじ半分くらい

塩         小さじ半分くらい
生姜         1カケ


料理蝶「まずは・・お肉の全体にまんべんなく塩とブラックペッパーをこすり付けるっと・・・」

たかし「ちょwwwwくすぐったいwwwwwwちょっとあと痛いかなうんwwww」

料理蝶「フライパンを熱して油を引いてタマネギをいためるんでちゅね」

たかし(このままじゃローストたかしにされてしまうwwwww)

料理蝶「さあ肉に焦げ目を付けるでちゅわー!」

たかし(くそ!落ち着け思い出せこの撒きついてる糸も恐らくオーラの具現化 フェイの腕輪をはずした要領を思い出せれば抜け出せるかもしれない!!思い出せ思い出せ!)


《たかしの思い出す 記憶を復元する 「なんれすか!!!!p今ぼきは忙しいのれす!!!!!邪魔しないでくあさい!」》


たかし「ここじゃねえwwwwwwwwwwwwwwミスったwwwwwwwwwwwww」

ケイト「そこのかわいいコックさん!私が相手よ!」

たかし「ケ・・・・ケイトォ・・・・・」


助ける機会をうかがっていたケイトが現れた


料理蝶「まーだ元気な餌がいたでちゅか あなたも調理してあげまちゅわ!」

《料理蝶の攻撃! ケイトに中華包丁を投げつけた!》

ケイト「早いっ!?」

《ケイトは間一髪で回避した ケイトの服の胸元に切れ目が入った》

料理蝶「雌はそこの部分が柔らかくておいしいみたいでちゅわ 刻んであげまちゅ!」


《たかしを縛っていた 破裂した》

たかし(くそ!落ち着け思い出せこの撒きついてる糸も恐らくオーラの具現化 フェイの腕輪をはずした要領を思い出せれば抜け出せるかもしれない!!思い出せ思い出せ!)


《たかしの思い出す 記憶を復元する 「なんれすか!!!!p今ぼきは忙しいのれす!!!!!邪魔しないでくあさい!」》


たかし「ここじゃねえwwwwwwwwwwwwwwミスったwwwwwwwwwwwww」

ケイト「そこのかわいいコックさん!私が相手よ!」

たかし「ケ・・・・ケイトォ・・・・・」


助ける機会をうかがっていたケイトが現れた


料理蝶「まーだ元気な餌がいたでちゅか あなたも調理してあげまちゅわ!」

《料理蝶の攻撃! ケイトに中華包丁を投げつけた!》

ケイト「早いっ!?」

《ケイトは間一髪で回避した ケイトの服の胸元に切れ目が入った》

料理蝶「雌はそこの部分が柔らかくておいしいみたいでちゅわ 刻んであげまちゅ!」


《たかしを縛っていた糸が破裂した》


たかし「刻んであげまちゅ!!

ケイト「君は黙ってて」

たかし「はい」

《たかしはケイトを見て体力が全回復した》


《ケイトの攻撃 料理蝶に氷魔法を放った 料理蝶は氷付けになった》


たかし「ヒャドきたこれヒャド あれケイト防御特化でしょなんで攻撃魔法みたいなの使えるの」


《料理蝶を倒した》


ケイト「ああ え あなた学校でてないの? 自身のオーラ技と精霊との契約技 二種類あるでしょ」

たかし「精霊とかはじめてききましたね」

ケイト「レベル30超えないとどちらにせよ契約できないから それまでに勉強でもしてなさい さてと」

《バネルが現れた》

バネル「なんか騒々しいとおもってきたら 餌が暴れてたのか♪」

このはなし転移してもいい?

>>394
商売目的じゃないならどうぞ

>>396
サンクス

>>398
場所はここで教えてくれよな


《ハルムの攻撃 兵隊蝶A.B.Cを倒した》

ハルム「なるほどのぉ 人間を食って力を強化してたか 虫たちも日々進化してるんじゃのう」

ぼやきながらハルムはすでに最深部まで到達していた 途中たかしPTともすれ違ったが本人はスルーした

(チャイ「討伐隊の中で素質いいのがいたらつれて帰ってきてねっ」)

ハルム「こんなときでも商売商売 生き残ってたらつれて帰ろう フォッフォ」


???「ん・・」

最深部のドアが開く その先には人間が一人立っていた

???「貴様 一人でここまできたのか・・」

ハルム「もちょっと強い護衛を雇ったほうがええよ」

そう言いながらハルムは笑う

???「おもしろい・・貴様一人分で ノルマ に達成しそうだ・・ 相手しようじゃないか」

ハルム「わしは平和主義者なんじゃ あまり人間に手をださないでくれんか」

???「相手がなんだろうとこっちは良質な餌が食べたいだけ 貴様もバネルの餌になって貰おうか」

ハルム「わしはハルム おまえは?」


ハルムが敵の名前を聞くのは相応の力と認めたときである


ジグモ「私はジグモ きなさい」

すまんが夕飯の買い物と準備してくる 今夜はローストビーフです

ドアの前に飯が置いてあったらいいんですがね

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.》ト  .′    ∨       7vv=(干=─干ミl||l,_,z ″    》   │     │    .│ 
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ジグモはその名の通り蜘蛛のモンスター 糸を撒き散らしながらハルムに襲い掛かる

ハルム(ほお この巣はこいつが作ったか)


紙一重で避けながらハルムは機会を待つ 


ジグモ「なかなか早いな しかしこれではどうだ!」


天井の糸が剥がれて雨のようにハルムに降り注いだ 
  

《ハルムはギリギリで回避した》


ハルム(なるほど部屋全体がやつの糸 逃げ続けるのは不可能っぽいのう)

ジグモ「ほらほら!大雨だぞ・・・・!この巣全体が私のテリトリーこの中では私に適うものはいない・・」

容赦なく降り注ぐ糸の雨 ハルムはすさまじい速度で避け続ける 次の瞬間 ハルムの左足が止まった
 

《地面の糸がハルムの左足をとらえた》


ジグモ「いっただろう この巣では負けないって」

ハルム「確かに派手で便利技じゃ しかし 力の無駄遣いがおおいのぉ」


ハルムはさっきまで持っていなかった長い薙刀(なぎなた)をもっていた


ジグモ(さっきまで持ってなかったあの得物・・具現化したか とすると奴は強化特化か特殊か)

ハルム「さあ来なさい その腹貫いてやろう」

ジグモ「動きを封じられてずいぶんな自信だな いいだろうくらえ!」


《ジグモの糸がハルムの両足 体をとらえた》


ジグモ「なんてな・・わざわざ誘ってる罠にのる私じゃない 確実な方法で殺してやろう」

ハルム「なんじゃ ずいぶん臆病じゃのう 」

ジグモ(無視無視・・)

ハルム「おまえさん○○○で○○○」

ジグモ(無視・・無視・・)

ハルム「ざんねんじゃのう○○○○で○○○」

ジグモ(無視・・・虫・・・・・)

《ハルムは大きく息を吸い込んだ》

ハルム「○○○○○○○○○wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ジグモ「貴様ああああああああああそれ以上の暴言ゆるさんぞおおおおお!!!!!!!」

ハルム「○○○wwww○○○○wwwwwwwwwww」


《ジグモはプライドが高かった》

ジグモ「生意気な口が利けないようにしてやる・・・!」

ハルムは全身糸でがっちり固定されている さっきまで出していた薙刀もしまったようだった


《ジグモはハルムの右腕を食いちぎって食した》


ジグモ「貴様ほどの使い手の腕だとムシャムシャ やはり美味だ・・・・ん・・・・?この味は」

ハルム「ふぉっふぉ わしのオーラ入りの義手はおいしいかい」

ジグモ「義手だと・・・義手の動きではなかったぞ!それに生身の手でないと具現化した得物はもてないはず・・っは」

ハルム「そのとおりじゃ わしは具現化などしておらんぞ おまえさんが勘違いしてるだけじゃ」

ジグモ「それじゃああの得物はどこへいったんだ!」

ハルム「ちゃんとあるぞい 小さーくなって お前さんの腹の中にな」

ジグモ「な・・・!まっぐぁああ!!」


ジグモの腹の中からハルムの薙刀が飛び出てきた 


《ハルムの特殊能力 薙刀を巨大化させた ジグモに瀕死のダメージ!》


ジグモ「くそぉ・・ハア 貴様特殊か・・・」


ハルムがジグモを優しく触るとジグモは掌サイズの大きさまで縮小した


ハルム「わしは一度触ったものなら 大きさ重さを変更できるんじゃよ」

そういってハルムはジグモを握りつぶした


《ハルムはジグモを倒した》


ハルム「おっとうっかりしたわい 逃げようかの」


《ジグモを倒したため 巣が崩壊し始めた》

ケイト「あんたが親玉ね 怪蝶め」

たかし「もっと化け物みたいなのかと思ってたわ」

バネル「ずいぶん元気な餌さんだね♪」

ケイト「うるさいっ くらえ!」


《ケイトの攻撃 バネルに切りかかった! しかし弾かれた》

《たかしは様子をみている》





ネトゲ要素はデリックが握っている^q^

バネル「うんうん元気元気♪」

たかし「気をつけてケイト!なんか俺の師匠のフェイさんって変態に雰囲気が似てる あいつも変態に違いない」

ケイト「変態が師匠だと弟子はこうなるのね」


バネルの目の色が変わった


バネル「フェイを知ってるの?♪ フェイの弟子なの?♪ フェイは今どこにいるの?♪」

たかし「え なにつながってんのそこ」

バネル「フェイと僕はねぇ」


バネルが言いかかけたその時巣が轟音を立てた


たかし「なになになに」

ケイト「地震!?」

バネル「巣が揺れてる・・・いや・・ジグモが死んじゃったかぁ残念♪ 君たち他に仲間は?♪」

たかし「俺にはケイトしかいない(キリッ」

ケイト「他は知らないわ」

バネル「巣が 多分崩れるよ♪ フェイの知りあいなら今回は見逃してあげるよ♪ またねぇー♪」

《天井を突き破ってバネルは飛んでいった》


ケイト「あーもう!逃がしちゃった!」

たかし「そんなことよりここから逃げないと 俺らも巻き込まれちゃうよ!!」

ケイト「たしかにやばそうね とりあえずでましょう!」


二人はバネルのアジトを後にした


《たかしはおっぱいレーダーを習得した》

自営なもんでちょっと仕事ははいっちゃったから席はずします スレのこってたら続きかきます 
ほんとに自分の寝る前の妄想を書いていってるだけなので矛盾やらつっこみどころおおいですが

じゃあいってくる

夜には戻りますよ~

俺は1のパソコンだ。
自分で言うのも何だけど、割とハイスペックなマシンだと思っている。
だけど、あいつに買われたのが不運の始まりだ・・・
パソコンってのは、ご主人様を選べねぇ。
本当は女の子に買われたかったが、野郎に買われた瞬間、俺は自身がオナニーネタマシンになるのを覚悟した。
まぁ、それもパソコンたる者の使命か、と思って、マシンとしての天分を全うしようと思ったよ。
ところが、あいつは普通の奴じゃなかった!
あいつは買ったばかりの俺を起動させるや、プリインストールされているソフトを全部削除して、俺と一緒に買ったと思われるエロゲーをこれでもか、これでもか、とばかりに大量にインストールしやがったんだ。(それもロリコンものや陵辱ものばかり!)
その上、インターネット接続の設定を済ませたと思ったら、今度はアニメ系サイトのネットサーフィンを始めやがったんだぜ。
それで、俺のモニターに写っているアニメ絵に向かってハァハァ臭ぇ息を吐きかけたと思ったら、いきなり「かがみん萌えー」とか口走って力尽きやがるんだよ。
その後そのイカ臭ぇ手でキーボードやマウスを触るから、俺はすっかり生臭いマシンになってしまったよ(涙)。

そんなことが一週間続いた後、あいつは初めてエロゲーやアニメ系サイト巡り以外に俺を使ったんだ。
そんときゃ、おめぇ、パソコンなのに思わず泣きそうになったよ。
初めてまともな仕事が出来るってな。
その時の事は今でもよく覚えている。
ブラウザのURL入力欄に「www.2ch.net」って入力していたんだ。
その後で大量の文字列のみを処理したときには、本当に生きてて良かった、希望は捨てるもんじゃねぇな、と思ったさ。
ところが、俺の希望はそこで打ち砕かれた!
あいつはそこで、くだらねぇ糞スレを大量に立て始めたんだ!
俺は一気に奈落の底に突き落とされた気分になった。
案の定、その後で俺は「氏ね」、「逝って良し」といった文字列を処理する羽目になった。
辛かったよ・・・今後の俺の行く末を想像しただけで・・・

今もこうしてあいつがこんな糞スレを立てる度に、俺の良心はちくちく痛みだすんだ。
いっそ死にたいと、毎日のように思うよ。
だけど、俺はパソコンだから自殺は出来ねぇ。
かといって、こんな汚れた俺が中古店で新しいご主人様を探すのも、罪な事だと思う。
この板の皆には、本当に申し訳ねぇと思っているよ。
だから、あいつが今後同じような糞スレを立てても、どうか気を悪くしないで欲しい。

クソスレじゃないぜ!
コピペだけど

>>525
そうなのか?早すぎて読む気になれん

読まずに叩いてんじゃねぇよ

>>527
サーセンwwwwwwww

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