生徒「どうしてですか」
先生「あなたが雇ったのでしょう」
生徒「違います。親が勝手に。私は最初そんな気はなかった」
先生「私はお給料を貰っています。従うだけです」
生徒「守銭奴め」
先生「ずいぶんと横暴な言い分ですね。ですがそれで結構」
初めて立てるので、不備があったらごめんなさい。
生徒「…。私は読書をします。」
先生「いけません。あなたは勉強しなければならない。」
生徒「…なぜですか」
先生「理解するためです」
生徒「何を理解するのですか」
先生「それはあなた次第」
生徒「先生は何を理解されたのですか」
先生「たいていのことはあなたより理解しているつもりです」
生徒「例えばなんですか」
先生「数学に物理…英語に現国…現在の我が国について」
生徒「…そういうことじゃないです」
先生「ではどういうことでしょう」
生徒「もっと他にあるでしょう。たとえばほら」
先生「何か私を知っているような口ぶりですね」
生徒「…何も知りませんよ」
先生「そうですか。あなたは理解していませんか」
生徒「…」
先生「じゃあまだご褒美はお預けですね」
生徒「なんですか、それは」
先生「理解していないのでしょう」
生徒「気になります。それによっては私は理解できるというか、素直になれるというか」
先生「教えてあげましょうか」
生徒「はい」
先生「やっぱり、いけない」
生徒「なぜですか」
先生「私はあなたを理解しているつもりですが」
生徒「じゃあ、いいでしょう」
先生「間違えていた場合私は最悪もうあなたに何も教えることはできなくなるかも。」
先生「お金の面でもその他の面でも…それはちょっと困ります」
生徒「…。それじゃあどうしたらいいですか」
先生「一度整理してみましょう」
生徒「はい」
先生「あなたは私を理解できていません」
生徒「…そうです」
先生「私はあなたのことを理解できているつもりです」
生徒「はい」
先生「でも間違えていたら困る」
生徒「…はい」
先生「私の答えは私が知っていますね?」
生徒「…はい」
先生「じゃあ私からご褒美を貰うにはどうすればよいでしょう」
生徒「ちょっとずるいです、先生」
先生「そうでしょうか。ではどうします」
生徒「…」
先生「思いつきませんか」
生徒「…はい…」
先生「もう一度聞きますよ。どうすればよいでしょう」
生徒「…私が先生に、…答えを教えます」
先生「では、答えなさい」
生徒「…先生が好き」
先生「よろしい」
おわりです
急に思いついてがーっと書いたやつ
なんか生徒のほうはいろいろやりようはあったんでしょうが、このこの頭がそんなに働かなかったってことで…。
先生は初めてこのこの頭の働き具合に感謝したでしょう。
駄文失礼しました。
なるほど
開いてたほうが読みやすいですね。ありがとう
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