佐天「……美琴さんって呼んでも良いですか?」(683)

佐天「いやいやいや、ないってー。白井さんかっつーの」

佐天「そもそもそんなんじゃないんだから、あたしはさ」

佐天「……」

佐天「……あー、どうしちゃったんだろあたし……」



美琴「あれ?佐天さんじゃない、今帰り?」

佐天「ふえ!?み、美琴さん!?」

美琴「美琴?」

佐天「あ」

佐天「いや、あのー、違うんですよ?」

美琴「……」

佐天「なんて言うか急に呼ばれてびっくりしちゃったていうか……」

美琴「……うん、美琴さんか良いわね……」

佐天「そうそう、美琴さんて良いよねって――――」

佐天「え?」

美琴「ん?いやだから良いんじゃない美琴さんって」

佐天「えっと、良いんですか?美琴さんて呼んでも」

美琴「うん、良いわよ。いやーなんか下の名前で呼ばれるなんてあんまないからさ」

佐天「(ああ)」

美琴「それに佐天さんとは友達でしょ?」

佐天「(そんなこと言うから)」

美琴「なんか良いなあ。ね?もう一回呼んでみてよ?」

佐天「えっと……美琴…さん…」

佐天「(惹かれちゃうんですよ)」

需要ある?

ふむ、続けて

1はどうしたー
書きためてるのか?そうなのか?

美琴「うん、やっぱ良いわね。ところで佐天さんは帰りなの?」

佐天「はい。初春は風紀委員で……」

美琴「初春さんもかー、黒子もなのよね」

佐天「そうなんですか?なんだか羨ましいなあ」

美琴「どうして?」

佐天「んー、前は風紀委員なんてめんどくさそうだなって思ってたんですけど
    実際に自分の持ってる能力を生かせるってすてきだなって……」

美琴「……そっか」

佐天「なんだかしんみりさせちゃいましたね、すいません」

美琴「良いよ」

佐天「え?」

美琴「だからさ、もっと佐天さんが抱えてること言っちゃって良いんじゃないかな?」

佐天「……」

美琴「私さ、佐天さんに出会う前は無能力者のことを心のどこかで見下してた」

佐天「……」

美琴「でもね、佐天さんに会って、レベルアッパーのことがあって考え変わったの」

佐天「そんな、あたしなんて……」

美琴「そんなことないよ、佐天さんと知り合えて本当に良かった」

佐天「美琴さん……」

美琴「もっと佐天さんのことたくさん聞かせて欲しいな」

次の日

佐天「…………………………」

『なんか良いなあ。ね?もう一回呼んでみてよ?』

初春「佐天さん?」

佐天「…………………………」

『良いよ』

初春「おーい、佐天さーん」

佐天「…………………………」

初春「……おいコラ佐天」

佐天「…………………………」

初春「一体全体どうしちゃったんでしょう?」

『もっと佐天さんのことたくさん聞かせて欲しいな』

佐天「く~~!」バシン

初春「……また変なものに手を出しちゃったんでしょうか……」

佐天「美琴さん」

美琴「涙子」

なんとなく・・・w

保守

佐天「ね、初春」

初春「うおっと、なんですか?」

佐天「あたしの話っておもしろいかな?」

初春「はい?佐天さんは芸人にでもなるんですか?」

佐天「ちーがーうー。これだから初春はー」

初春「……なんでしょうこの悔しさは」

佐天「ところでさ、初春は今日も風紀委員なの?」

初春「はい、そうですよ」

佐天「そっかー、それは残念」

佐天「(今日も美琴さんに会えるかな……)」

放課後

佐天「まあ、そんなうまいこと会えるわけないよね」

佐天「……ていうかあの人っていっつも放課後何してるんだろう?」

佐天「よくよく考えるとあの人のこと良く知らないな……」

常盤台の寮

ゲコターーゲコターーゲコゲコター

美琴「ん?メール?」

送信者:佐天涙子
受信者:御坂美琴

件名:今度の日曜

あいてますか?
良かったら買い物に付き合ってほしいんですけど…

kiteta-
支援支援

送信者:御坂美琴
受信者:佐天涙子
件名:Re:今度の日曜
空いてるよー(´∀`*)
でも黒子たちは風紀委員だけど良いの?


送信者:佐天涙子
受信者:御坂美琴
件名:全然
問題ないです( ´∀`)
それじゃあ、お昼にいつものファミレスでいいですか?


送信者:御坂美琴
受信者:佐天涙子
件名:了解
そういえば二人で買い物は初めてだね!
楽しみだo(*^▽^*)o

それじゃ日曜ね(*^-゚)/


送信者:佐天涙子
受信者:御坂美琴

件名:Re:了解
そうですね、私も楽しみです(●´ω`●)ゞ

それじゃおやすみなさいヾ(●´▽`●)ノ

佐天「……やってしまった……」

ボフン 

佐天「あ~~~、どうしよう、あたし絶対今変な顔しちゃってる」

佐天「美琴さん楽しみだって」バシンバシン

佐天「買い物以外にも回っても大丈夫だよね……」

佐天「そーだ、服もどうしよっかな」

佐天「いやいや(ry」




佐天「早く日曜にならないかな……」

買い物以外・・・ゴクリ

日曜

美琴「ごめーん、待った?」

佐天「いや全然ですよ」

美琴「そ、もう頼んだの?」

佐天「いや、まだです」

美琴「うっし、それじゃちゃっちゃと頼んじゃいましょ」

佐天「おー、じゃあたしはこの特製―――」





佐天「辛い……」グス

美琴「はいはいお水どーぞ」

佐天「アリガトウゴザイマス」

美琴「それでどこ行く?買い物ならセブンスミストかな?」

佐天「そうですね、とりあえずそこ行きましょう」

美琴「オッケー、ところで何買うの?」

佐天「え?えーと、そう!服を!服をみたいなーって、アハハ」

美琴「服か、良いよねー。私らなんか基本ずっと制服だからつまんないよ」

佐天「えー?そうですか?常盤台の制服なんて良いじゃないですか
    初春なんて常盤台の制服なら寝る時でも着てそうですよー」

美琴「ふふ、そうかもね」

佐天「……でも」

美琴「ん?」

佐天「美琴さんならどんな服でも似合いますよ」

美琴「そう?ありがと」

美琴「でも佐天さんも何でも似合うよね」

佐天「そうですか?」

美琴「うん、年下とは思えぬスタイルだし……」ジー

佐天「どこを見てるんですかどこを。立派なセクハラですよー」

美琴「あらあら、反抗期かしら?お姉さん悲しいわ……」

佐天「なんなんですかそのキャラは?」

美琴「ノリ悪いなー、そういう娘はお姉さん嫌いよ」

佐天「はいはい行きますよー」

美琴「ちょっとー」

美琴「ね、ねえこれかわいいかな?」

佐天「……ノーコメントで」

(ああ)

美琴「この短パンはだめね……」

佐天「違いとかあるんですね……」

(やっぱり)

佐天「うわー、やっぱり似合いますよ。さっすがあたしの審美眼」

美琴「そ、そうかな……」

(この人のこと……)

美琴「ね?プリクラ撮らない?」

佐天「良いですよ、行きましょう」




(好きなんだ……)

送信者:佐天涙子
受信者:御坂美琴

件名:今日は

ありがとうございました。
また一緒に行きましょうね(*´∇`*)

でも正直あのぬいぐるみはないと思います……


送信者:御坂美琴
受信者:佐天涙子

件名:Re:今日は

うん、また行こうね。

ゲコ太の良さがわからないとはまだまだ子どもだね佐天さんも……


送信者:佐天涙子
受信者:御坂美琴

件名:えー?

いやそれは否定します!
どう考えても美琴さんの方が子どもでしょ?

送信者:御坂美琴
受信者:佐天涙子

件名:ふふふ

ゲコ太は大人の女性の嗜みなのだよ涙子君( ̄ー ̄)

そいじゃー、もう遅いしおやすみー。


送信者:佐天涙子
受信者:御坂美琴

件名:Re:ふふふ

おやす



美琴「おやす?途中で送っちゃったのかな?」


佐天「……涙子君か……ふふ」

   ∩___∩
   | ノ\     ヽ                                             ___
  /  ●゛  ● |                                      , -, 'ニ二:::::::::::\
  | ∪  ( _●_) ミ …邪魔者は任せろクマ                  ///__>::::::`ヽ:::::}
 彡、   |∪|   |              , -――-(^ヽ、_    ____, -,-rriY^ハ</{\ : :::::,:イ_>イー、
/     ∩ノ ⊃  ヽ      ヽ r ァ /: : : : : : : : :ヽ リi^Yi^X´V iヘ リ i ヘ V .}:.:.`K  Y´Y、::::\ノーく
(  \ / _ノ |  |       , --、_}}/イ-―――-、_/_, --、: : : : : : : ヽ! .| ! iヘ V! ヘV.! i.ヘ| !:.:.:>-/Y i!  彡ァ::::::::::\
.\ “  /__|  |   , '⌒/: : : : /i イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ii !.| N iヘ| ト! ヘV.|i.リi .l/  /  } i| !手:::::: : ::::}
  \ /___ /  r'    {: : : : /i i |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :} ト|iト リ ! V.!リ ヘVリi iイ`ー‐ヘ  ' 川   -=三:::::〈
. O|       /  r ヽ-‐ '7ヽ____{ l i |:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_, ------ ' ̄{ リ.!ノノトハ|ノ !|リ| ト リ イ: .:.:./ ハ,ノ .ノ 。/´/,イ:: ::::ノ
  |  /\ \  ヽ、__.〈: : : :.:.| !i イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_:_:ノ--、_i_i_, -'-'-、_i_i ノノ_!--く_/┘`┴-ァ '彡:::::::: ::::{
  | /    )  )   `ー-┴‐┴―――――---------― '´                ` ̄          ̄彡-イノヾヽ

美琴さんはいつになったら涙子って呼びすてにしてくれますか?><

1は仕事だったりするのか?
続き書いてくれるならもしもしで何時からとか報告してくれると嬉しいんだよ!

よっしゃー
保守は任せろー!


















たぶん・・・

佐天「美琴さん・・・あの・・・」

美琴「ん?どしたの?」

佐天「その・・・私も下の名前で呼んで欲しい・・・です///」

美琴「え、え・・・それじゃその・・・る、涙子///」

涙子「///」

美琴「恥ずかしいわねこれは///」

やべえ、俺まじできめーな・・・
病気だな
ちょっくら近所のスーパーでジャンプ読んでくるか・・・

>1が戻ってきてくれると信じて・・・!

涙子「当麻さんに抱かれた女同士仲良くやりましょ?」

美琴「…そうよね」

美琴(あいつに嫌われるくらいなら…これでいいのよ)





とかだと思ったら百合かw

佐天「うー、最悪」

佐天「流石にこのテストの点はまずいなあ」

佐天「……ま、いっか!」






美琴「良くないでしょ!」

佐天「ふえっ!?美琴さん?」

美琴「なーんかどんよりした空気出してると思ったら……」

佐天「うう……」

美琴「何点?」

佐天「え?」

美琴「テストは何点だったの?」

佐天「……笑わいません?」

美琴「笑わないわよ」

佐天「……怒らりません?」

美琴「怒らないわよ」

佐天「本当に?」

美琴「本当だって、言ってごらんなさい」

佐天「……てん」

美琴「え?」

佐天「16点です……」

美琴「……oh……」

キテター!
保守してたかいがあったってもんだぜ!

――――――――――――

―――――――

―――

美琴「いや、だからごめんってば」

佐天「ふん、もう良いですよー」

美琴「ね?じゃあ、勉強教えてあげるから許してよ」

佐天「勉強?」

美琴「そ、これでも勉強はできるんだからさ」

佐天「いいんですか?」

美琴「もちろん!じゃあ近いしうちの寮でしましょうか」

佐天「――!、よっしじゃあいっちょやりますか」

「「おー!」」

佐天「(……よくよく考えたら、二人っきりで勉強?)」

佐天「(うあー、どうしよう?ちゃんとやれるかな?)」

佐天「(……)」

佐天「(いや待てよ……)」

ガチャ

美琴「ただいまー」

黒子「おかえりなさいませお姉様……と佐天さん」

佐天「ですよねー」

黒子「まあまあ、珍しいですわね。お姉様が勉強を教えるだなんて」

美琴「そう?別にそんなつもりはないけど……」

黒子「まあしかし、この点数は……」

佐天「……うう」

美琴「はいはい、落ち込んでたって点数は上がらないわよ?

黒子「そうですわ佐天さん!お姉様に勉強を教えてもらうなんて――」

黒子「はっ!?ひょっとすると黒子も点数が悪ければお姉様と……」

黒子「しかしそれでは風紀委員としてのメンツが……」

美琴「いやあんたに教えるなんて誰も言ってないでしょ?」

佐天「ははは……」

佐天「(仲いいなあ)」

黒子「ささ、お姉様お帰りのキスを」

美琴「……しないわよ、っつーかいっつもしてるみたいに言うな」

佐天「(良いなあ)」

黒子「もう、せっかくお姉様がお帰りになられるまで待っていたというのに……」

美琴「はいはい、気持ちだけもらっておくわよ」

佐天「(私もあんな風になれるかな……)」

黒子「では、わたくしはでかけますのでごゆるりと」

美琴「うん、わかった」

佐天「……え?」

よっしゃああああああああああ
2人っきりだぜえええええええ

佐天「白井さんでかけるんですか?」

黒子「ええ、風紀委員の仕事がありまして」

美琴「あんたも大変よねー」

黒子「まあ、この忙しさも風紀委員の醍醐味といったところですわ」

佐天「(ちょっと待って……)」

黒子「では行って参ります、佐天さんもしっかり勉学に励むのですよ?」

佐天「う、うん。いってらっしゃい」

美琴「頑張ってねー」

佐天「(それってつまり……)」


バタン


美琴「じゃ、始めましょうか」

佐天「(二人っきりってことですか?)」

美琴「ここでそう、そうすれば解けるでしょ?」

佐天「あー、なるほど。こうですね」

美琴「そ、わかれば難しくはないでしょ?」

佐天「はい、美琴さんの解説はわかりやすいですな」

美琴「ほめたって何も出ないわよ?」

佐天「もー、そんなんじゃないですよー」

美琴「ふふ、それじゃちょっと休憩しよっか?」

佐天「さんせー、流石にこんなに勉強したのは久しぶりで……」

美琴「……まずは意識と習慣を変える必要がありそうね」

佐天「あははー、お手柔らかに……」

美琴「全く……」

佐天「そういえば仲いいですよね」

美琴「ん?誰が?」

佐天「美琴さんと白井さんですよー、なんかあうんの呼吸って感じで」

美琴「そう?まあルームメイトだし接する機会は多いわね」

佐天「そうですよね……」

佐天「(やっぱりあたしなんかじゃ……)」

美琴「……まあでも佐天さんや初春さんとも仲いいでしょ?」

佐天「え?」

美琴「あれ?違ったかな?私としては結構仲良くなれてると思ったんだけどな……」

佐天「ち、違わないです!」

佐天「あたしは美琴さんのこと本当に好きだし、もっと仲良くなりたいって思ってます!」

美琴「そ、そう?」

佐天「はい!」

佐天「(って、あたし何言っちゃってんの?)」

美琴「そっか……うん、ありがとう、うれしいな」ニコ

佐天「――!、いえ……」

美琴「いやー、私実は友達って言える人あんまりいなくてさー」

佐天「そうですか?あんなに人気もあるのに?」

佐天「(友達……か)」

美琴「自惚れるわけじゃないけど対等の立場でしゃべってくれる人ってそんなにいないんだよね」

佐天「(でも……今はそれでも)」

美琴「だからこれからも仲良くしてね?」

佐天「(こんなに嬉しくなっちゃう……」

佐天「もちろんですよ、美琴さん」

――――――――――――

―――――――

―――

佐天「おーい」

美琴「スースー」

佐天「全く、人に問題やらせといて寝ちゃうなんてこの人は……」

佐天「……」

佐天「寝てる顔も綺麗だなー……」

「ねえ、美琴さん」

「あたしあなたのことが好きなんです」

「ごめんなさい、友達でいて欲しかったのに……」

「本当は最初はただのレベル5への憧れだったんです」

「それとちょっとの嫉妬」

「でも今はそんなの関係ないです」

「美琴さんの全部が好きです

 常盤台のお嬢様な美琴さん
 
 ゲコ太が好きな子どもっぽい美琴さん
 
 白井さんとじゃれる美琴さん
 
 後輩の勉強を見てくれるお姉さんな美琴さん
 
 友達の前で見せる無防備な寝顔のみことさん

 全部大好きです」

「起きたらいつもの美琴さんの友達の佐天涙子に戻りますから」

「今だけはわがままになっても良いですか?」

「………」

「……」

「…」


「」



           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
        {_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、

        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
      /: : : /;;;;;;Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : .___
.   /: : : :/丁⌒: : :∧ : : /: /` }: : : : : :ハ;;;;;;}

   /: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| /   |:i : : :}: : : };;;∧
.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.
 /: : / /: :/: : : V(.  弋ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /彡く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |    ジャッジメントですの!
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/     VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{     rv\j  { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
`)' ){: (  ): : :{八   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \j: : 八: :}
 (  ー=ミ  彡'  ト、 / / 〔o〕     `トしヘ. _ \{ j ノ
   r=彡' ー=ァ |\{.      . -‐、‐=ァ′  ヽ  \(
   `フ   (   |   \_/  x个彳)   ∧   \

美琴「何で起こしてくれなかったのよ?」

佐天「いやー、なんかあまりにも気持ちよさそうに寝てたんで」

美琴「全く……寝てるとき何かした?」

佐天「しませんよー、写メ撮ったぐらいです」

美琴「してんじゃないの」

佐天「ふっふー、油断する方が悪いんです」

美琴「もう、他の人には見せないでよ?」

佐天「わかってますよ、あたしだけで独り占めします」

美琴「そ、なら良いんだけどね。そろそろ遅いし送るね」

佐天「いいんですか?勉強だけでも悪いのに……」

美琴「女子中学生を夜道に一人で歩かせるわけにはいかないでしょ?」

佐天「美琴さんは?」

美琴「私は良いの、レベル5なめんな」

佐天「あーひどーい、いじめだー」

美琴「はいはい、じゃあやめとくね?」

佐天「ごめんなさい」

美琴「ん、よろしい」

佐天「……雲で星が見えないですね」

美琴「そうね、明日は雨かしら」

佐天「ヤダなー、雨だと出かけられないし」

美琴「まあ、こればっかりはどうにもできないわね」

佐天「でも美琴さんの能力なら雨雲も操れそうですよね」

美琴「……ノーコメントで」

佐天「……」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「……」

佐天「……」 スッ

ギュ

佐天「えへへ」

美琴「あらあら、今日の佐天さんはなんだか甘えん坊さんね」

佐天「いいじゃないですか、手ぐらいつないだって」

美琴「はいはい」

はやくはやく

どうしたもんか

やっぱイチャイチャがいいのかな?

書きためないならぜひいちゃいちゃで!
書きためてるのならそのまま書いてくださいませ!

美琴「――――でねー、黒子ったら」

佐天「はは、白井さんらしいや」

(ずっと……)

佐天「でも初春の頭の花ははなー」

美琴「えー、良いじゃない」

(こうしてられたらいいのに)

美琴「だからゲコ太は――」

佐天「はいはい、よーく分かりました」

美琴「……この娘は――」






美琴「――あっ」

上条「げっ」

佐天「?」

美琴「……なんでアンタがここにいるのよ」

上条「いや、俺は夜道を歩くことすら許されないんですか?」

美琴「まあ別に良いけどね……」

上条「んでそのおとなりのかわいい娘はどなたなんですか?」

佐天「えっと、美琴さんの友達の佐天涙子って言います」

上条「あ、どうも御丁寧に。俺は上条当麻って言って……なあ御坂俺たちってどんな関係だ?」

美琴「んなっ?そんなのえっと……」

佐天「……」

上条「まあ、とにかくこいつとは腐れ縁というか一方的に絡まれてるんです」

美琴「ちょっと、それじゃ私がまるで攻撃しかけてるみたいじゃない」

上条「いや、だからそうではないかと……」

美琴「……悪かったわね」

上条「あのー、そんな風におとなしくされると俺が悪いみたいなんですけど」

美琴「うっさい、佐天さん行こ」

佐天「あ、はい」

上条「おい、なんなら送ってくぞ」

美琴「良いわよ、それとも私がやられるとでも?」

上条「それもそうだわな、気をつけて帰れよ」

佐天「……」ペコ

美琴「ふん」

美琴「……」

佐天「……」

佐天「えっと、今の方はお知り合いなんですか?」

美琴「んー、まあ知り合いっていうかなんていうか」

佐天「……仲良さそうですね」

美琴「ふえ!?そんなことないわよ」

美琴「だいたい、いっつも勝負しても最終的には逃げるだけだし」

佐天「……」

美琴「何か知らないけどたくさんの女の子と仲いいみたいだし」

佐天「……」

美琴「そりゃあ、確かに良いところもちょっとはあるけどさ……」

佐天「……優しそうな人ですよね」

美琴「優しいっていうかお人好しなのよ、アイツは」

美琴「困ってる人を見ると頼んでもないのに首つっこんできちゃって」

美琴「そんで自分のことは後回しにしちゃってさ」

美琴「私も実はちょっとだけ助けてもらったことがあってね……」

佐天「そうなんですか」

美琴「そ、まあ悪いヤツじゃないわね」

佐天「そっか……」

佐天「好きなんですか?」

美琴「え?」

佐天「だってそうでしょー、あんなに美琴さんに気さくに話す男の人なんて見たことないですよ」

美琴「な……」

佐天「それに女の人と仲いいってことは男の人にもにんきでしょ」

美琴「まあ、たしかに友達は多そうだけど……」

佐天「年上で、気さくで、誰にも優しくて人気者で、困ったときに助けてくれるなんて」

(ああ、そっか)

佐天「好きになっちゃうじゃないですか」

(あたしと同じなんだ……)

美琴「……」

美琴「ち、ちが――」

佐天「違うんですか?じゃあ、あたし狙っちゃおうかなー。年上の彼氏なんてかっこいいし」

美琴「それはだめ!」

佐天「……」

美琴「……」

佐天「やっぱり、好きなんですね?」

美琴「……………………………」コクリ

(そっか……そうだよね)

佐天「よーし、それじゃあたしが応援してあげましょう」

美琴「え?」

佐天「だーかーらー、恋のキューピット佐天さんですよー」

(良いんだ)

美琴「ほんとに?」

佐天「もちろん、大船に乗ったつもりでいてください」





この人の笑顔が見られれば……

初めて上条さんがいなくなればいいと思った・・・・・・・・・・・・・・・・

件名:いや~
今日はなんだか色んな美琴さんが見れて嬉しかったです。
でもだめですよ~、上条さんの前であんな風な態度とっちゃったら(-。-;)

件名:Re:いや~
そうかな?私としてはいつもと同じ感じだったんだけど……

件名:ダメです!
もっと女の子らしくしないと……
せっかく綺麗なんだからそれを利用しない手はありませんよ?

件名:う~ん
今更女の子らしくしてもねえ……
絶対笑われちゃうよ(-_-)

件名:それは
ないです!
男の人っていうのは女の子のギャップにグッとくるんです(>▽<)
だから今度会ったらもっと女の子らしくいくんですよ?良いですね?

件名:うん
やってみるよ……
それとこのことは誰にも言っちゃだめだからね?

件名:わかってます
誰にも言いませんよ、あたしと美琴さんだけの秘密ですから……

件名:ありがとう
そっか、それじゃこれからも相談するね。

それじゃあ、おやすみ(*´∇`*)

件名:Re:ありがとう
はい、あたしで良ければじゃんじゃん相談してください!

おやすみなさい(゚∇^*)


パタン

ポフ

佐天「おやすみなさい、美琴さん……」

>>1「おやすみなさい、みなさん……」

上条「この間お前の隣にいた女の子かわいかったよな。今度紹介してくれよ」

美琴「」

保守時間の目安 (休日)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

頼むぞおまいら

>>266
間違ってるぽくね?

保守時間の目安 (休日)
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-09:00 80分以内
09:00-16:00 60分以内
16:00-19:00 80分以内
19:00-00:00 20分以内

>>271
マジか…すまん

佐天「で、どうでした?」

美琴「……え?」

佐天「上条さんですよ、なにかあったんでしょ?」

美琴「な、なんで?」

佐天「そんな嬉しそうな顔してたらわかりますよ~」

美琴「……むう」

佐天「……どうだったんですか?」

美琴「んっとね、なんかちょっと意外そうな顔してた……」

佐天「……そうですか」

美琴「うん、なんかいつもと違うなって……そういうのもいいかなって」

佐天「……」

美琴「でもね……」

佐天「え?」

美琴「……いつものお前も良いけどなだって……ふふっ」

佐天「……ふーん、なんだかいい感じじゃないですか」

佐天「なーんか良いなあ、うらやましい」

美琴「そうかな……」

美琴「ね、そういえば佐天さんは好きな人とかいないの?」

佐天「え?」

美琴「だって私は教えたのにそっちは教えないなんてずるくないかしら?」

佐天「……いやー、あたしは良いですよー」

美琴「そんなこと言わないでさ、誰にも言わないし」

美琴「私じゃあ役に立たないかもしれないけどさ……」

佐天「……」

美琴「佐天さんの気持ちを聞くぐらいは出来るよ?」

佐天「あたしは……」



佐天「……そういう人はいないんですよ」

美琴「そうなの?」

佐天「ええ、なんていうか恋に恋するお年頃で……」

佐天「あんまり特定の人が好きってないんですよー」

美琴「……ふーん、そっか」

美琴「ね、でもさ……」

佐天「……」

美琴「もし好きな人ができたら教えてね?」

佐天「……はい、一番最初に教えますよ」

美琴「約束よ?」

佐天「ええ、絶対です」

美琴「あー、それにしても佐天さんが好きなるような人ってどんな感じの人なのかなー」

佐天「んー、どうでしょうね」

美琴「ね、好きなタイプとかってのもないの?」

佐天「そんなタイプなんて言う年でもないでしょうが……」

美琴「まあ、確かにそうね」

佐天「そんなことよりも美琴さんの方が大事です、そもそも話を脱線させないでください」

美琴「……うう」

佐天「そんじゃ、『嬉し恥ずかし美琴さん恋する乙女作戦』の会議をはじめます」

美琴「おー、って何よその名前は!?ダメっ!却下です」

佐天「えー」

佐天「上条さんってすごいですね」

美琴「え?」

佐天「こんなに美琴さんに色んな表情をさせるなんて……」

美琴「そう、かな……?」

「なんだか嫉妬しちゃいます、美琴さんがとられちゃった感じがして……」

美琴「……」

佐天「何言ってるんでしょうね……」

美琴「……大丈夫」

佐天「え?」

美琴「私はずうっと佐天さんと友達よ?」

佐天「そうですね、ずっと友達です」

「ふふっ」

「えへへ」

「本当に優しい人……」

「でも本当に優しいから」

「あたしはこんなに苦しくなっちゃう……」

「ずっと友達でいてくれますか?」

「ずっと友達のままですか?」

「あたしの好きな人はあなたなんですよ?」

「どうしてそんなに……」

美琴「――佐天さん?」

佐天「え?えっとなんですか?」

美琴「もー、ちゃんと聞いててよ」

佐天「ごめんなさい、ぼーっとしてて……で、何でしたっけ?」

美琴「……その、だからバレンタインの……」

佐天「んー、やはりそこは手作りでしょう……」

美琴「……やっぱり?」

佐天「ええ、なんなら今度材料買いに行きましょうよ」

美琴「ほんと?ありがとう」

佐天「いえいえ」

美琴「――今日はありがとね買い物付き合ってくれて……」

佐天「良いんですよー、うまくいくと良いですね……」

美琴「うん」

佐天「……」

美琴「ねえ」

佐天「はい?」

美琴「これあげる」

佐天「……えっとチョコですか?」

美琴「うん、実は練習で作ったんだけど良かったら今日のお礼も兼ねて……」

佐天「……ありがとうございます」

美琴「ううん」

美琴「あ、ねえまたプリクラ撮らない?」

佐天「良いですね行きましょう」

美琴「そういえばさ……」

佐天「?」

美琴「初めて二人で買い物行った時も撮ったね」

佐天「……そうでしたねー」

美琴「……正直さ」

佐天「……」

美琴「こんなに佐天さんと仲良くなれるなんて思わなかったな……」

佐天「……」

美琴「なんかすごく嬉しくなっちゃう」

佐天「あたしも、ですよ」

美琴「ほんと?」

佐天「ええ、ほんとです」

佐天「美琴さんはあたしの自慢の先輩であり、友達であり……」

佐天「とっても、大好きな人です」

美琴「ん、照れるわね」

佐天「言ってるこっちの方が恥ずかしいですけどね」

美琴「ふふ、そっかありがと」

佐天「えへへ」

「……とっても、大好きな人……か」

「ねえ美琴さん、あたし本当のこと言いましたよ?」

「すごく勇気が要りましたよ?」



パク

佐天「……甘い」

佐天「……美琴さん」

――――――――――――

―――――――

―――

佐天「もうチョコ渡したかな?」

佐天「昨日は夜遅くまで寝られなかったみたいだし……」

佐天「……きっとうまくいくよね」

佐天「なんてったって美琴さんだもん」

佐天「あの人に告白されて落ちない男なんているわけないっしょ」

佐天「……きっとうまくいっちゃうよ……」

ブーン ブーン

佐天「ん?って美琴さん?」

ピッ

佐天「はい!もしもし」

美琴「あー、佐天さん?いやごめんね急に電話しちゃってさ」

佐天「いえ、大丈夫です」

美琴「そう、なんかさー急に佐天さんと話したくなっちゃったたのよね」

佐天「あn」

美琴「ねえ、今平気かな?」

佐天「え?」

美琴「なんかさ、佐天さんの顔が見たくなっちゃった」

美琴「うーん、なんて言うかなー」

佐天「……」

美琴「ダメだった、たはは」

佐天「……」

美琴「いやー、なんか泣く気にもなれないや」

佐天「……」

美琴「ごめんね、せっかく色々相談にも乗ってくれたのに」

佐天「……いえ」

美琴「……そっち行っても良いかな?」

佐天「はい、だいじょうぶ、です」

美琴「うん、じゃあ、お邪魔するね」

佐天「……はい」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「……ありがとね」

佐天「え?」

美琴「……私のために、泣いてくれてるんでしょ」

佐天「っ!……そん、なこと」

「そんなことないんです」

「だってあたし嬉しいって思ったんですから」

「美琴さんが悲しいのにあたしは嬉しいって思っちゃったんですよ?」

「今泣いてるのだってそんな自分がイヤだから……」

「こんな醜い自分がイヤだから……」

「美琴さんはあたしのこんな気持を知ってもありがとうなんて言ってくれるんですか?」

「本当はあたしはひどい人間なんです……」

切なすぎて股間がスースーする…

美琴「結局さー、他に良い人がいたってことなのよね」

佐天「はあ」

美琴「大体、そんなんならあっちこっちで女の子口説いてんじゃねーっつーの!」

美琴「そうでしょ?佐天さん?」

佐天「ええ、まあ」

美琴「あー、なんかフラれたって実感湧いてきたらむかついてきた」

佐天「あの、電気はここではやめてくださいよ?」

美琴「しないわよー、当たり前じゃない」

佐天「……なんだろうとっても不安だ」

美琴「でも、さ」

佐天「……」

美琴「好きになっちゃったんだよね」

佐天「……」

美琴「好きで、好きで、苦しく、なっちゃって」

佐天「……」

美琴「どうしようも……なくなっちゃってさ」

佐天「……」

美琴「こんなに……辛いなら……最初から……」

ギュ

美琴「佐天……さん?」

佐天「……」

美琴「何も、言わないのね」

佐天「何も、言えませんから」

佐天「こうして抱きしめるぐらいしか」

ギュ

美琴「優しいね」

佐天「そんなことないです、あたしはひどい人間です」

>>447
いま頭に被ってるから無理

美琴「優しいよ……佐天さんは」

佐天「……」

美琴「あーあ、佐天さんみたいな人を好きになれば良かったのに」

佐天「……」

美琴「ね、もうちょっとこうしててくれる?」

佐天「はい、良いですよ」

美琴「………………う……ひっく……」

佐天「……」

>>450
よつば「でたなー! パンツマーン! ……あ! 違う! これはおしりまるだしマンだ!」

佐天「おーい」

美琴「……スースー」

佐天「泣くだけ泣いて寝るってあなたは子どもですか?」

佐天「……えいっ」プニ

美琴「ふみゅ……んー……スースー」

佐天「えへへ」

佐天「……」

『あーあ、佐天さんみたいな人を好きになれば良かったのに』

佐天「そういうこと言うから……」

                   _____

                 '"´        `丶、
              /   /          \
              /    ,r'ー──────-  \
                /     |            \},/
                ,′    |     ___        |!
            j    / ̄了´ /レj: / 「、¨T メ、 l|
             l   ∠/: ; :/厶匕_|:/|/ j从`ト|-!∨|
             |/   レイV 斗テ圷   ィテ圷j∧}\
.            /    /| :| '弋):ン     弋):ソ/: リ. |
             |  ,   人| :| '''      '   ''! : |  |
.           j/    /:.!:| :ト、   f^ーーr   ': : | │
           /    /: :r'| :|;/> _ゝ rイ  イi: : : | │ れーずんばたーさんども
        /      /: :∧| :| \,_>f. |´ : :i i: : : | │  ざまぁないんだよ、まったく
.       /     /:/{ | :|.     ̄{. {'7<:j: : :│ヽ|
      /      /'´__|_:|\__ ∠゙ヽ`{  \ :│ ヽ
.     /     /   、ー‐く|  \{-   Y   ∧ |
     /     / 、 j j_ノつ_:|\  ‘ヘ     l_∨ } |   │
     /   x=/ー'7 ̄ |  | :|  ヽ/ j\  ∨ ヽ|│   |
.   /   〃i/  ∧   j/ | :|   ∧ ┼,∧   l  ハ|    |
   |   {{ i  ,' /l  /'  | :|  / 〉r'´| \/ / ∧   ,'
   |\__/l| |  !/'!|∨ / | :|_,/ / l| |   / / / ハ__,/
.   \__| |l.八 │ リ/´   | :|/ /  ∨l ,/ / /   }\

佐天「……好きになっちゃうんでしょ」

美琴「スースー」

佐天「でももう好きになっちゃうってよりは……」

佐天「ただただ辛いだけなんですけどね……」ス ファサ

美琴「んん……スースー」

佐天「ふふ、良く寝るなー。昨日はひょっとして眠らなかったのかな?」

佐天「……」

「ねえ、美琴さん」

「いっぱい泣いて、いっぱい寝て、また起きたら、いつもの佐天涙子に会えるから……」

「だから……寝てる今だけはいつもと違うあたしでもいいよね?」

「またちょっとだけわがままになっても良いですか?」

「………」

「……」

「…」


「」






「佐天……さん……?」

「え?」

おやすみなさい

              _.. -――- ._        
            ./ ,―――‐- .._` .、      
        x   /  ./  / /    ``\.  +    
           /_.. ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐- ._ |〉     x  
       .x    !  ̄フ/l/_×// |ハハl .ト、  x    
    |! /    |  /|,イ._T_i`   .r≦lハ!|``   +  
    ll/_     .|  | |'弋..!ノ     i'+!l |       
   / ミr`!   /   l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|      <保守しといてあげないこともないんだよ!
   ト、ソ .! ./   .,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!    
   /ll\ `テヽ、 /_,| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|    
  ./' l|/l. >' / /\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙"r;:゙c

  '  l|l l/ ./ /    | |  _\_×_/.ィ'...二二二l ヽ  
     | ヽ./ /   /|.|i彡_           \\ 
     | //  ./ .l|| ´   ̄,「 ̄ 「 li ̄二ニ -'´ ヽ.
    └――'"l// .|!   / / ! .| |' |l //        
         / __l_/_/__.|__|__l_`_ー_'_____./

俺は明日までパンツを被って過ごさねばならないのか…

>>487
よつば「たいへんだ! はやくパンツをはかせないと!」

保守

保守

保守して寝る

佐天さんが可愛いすぎて生きてるのがつらい
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQYu5UgDA.jpg

             _ __ __ _

             ,.'´        ``ヽ、
        /              `ヽ
        /              ヽ  \
      |   /              _」    |
      |  }ー----------…… '´/.:l   |

       !  l:r┐   //  // // /l   |
       !  l:l !   //  // // //\  |
      l/ ,.イ /-- ── ─┬┬ < トト、ト、 1

      l 「7 ⌒ヽム_/ノl/ ヽ┼仆ハVV〉  |
      ///   ‐{ l/ニ     _.._,  1i!   |
     〃    ソー=='      ̄ '' j.:.l  |
      ,′   ハ'゙     ,      ,.イ.:.l  |
      i   イ:: : ヽ    t -- -ァ /.:.l.:.:l  |   はやくおちればいいんだよ
      |    |:: :: ::_」> _ゝ-_'. イ`ヽl.:l.:.:l   |
     ./|    ∧l l:: i.:\` ー----‐' 人 l.:.:l  |
    /. |  / ∧ l:: l.:.:.:.\     イ /l.:l.:. l   |
   /.: . |/  // l:: lヽ.:.:.:.:.\ __,  /.l.:l \ l |
  〈__/   //  .l:: l  \.:.:.:.:\. /.:.:l.:l  \1
  /\   //   .l:: l   \.:.:.:.:V.:.::/l:.l   ∧
  ,′ \//     l:: l     \/ハ/. l.:l   / ',
  i   //     l:: l     〈  〉 l:.l  /   ',
  l  //      l:: l      /\/:l  l.!      i
  l .//      /l:: l    /.:.:./l.:.:l  l:!     l


                       ,  '  ̄ ̄ `丶
                      /  ∠ -― - __ヽ\
                    /   / : :_, ' \: /¨ヽ\
                 l   i____/ヽ┐ | |
                     ,' _/:.:.:.:/:.:.::/:∧:.:.T:.ヽ┘ |
                / 了:, メ、|_/|/|、,∨:|:.::.:|:ト |
                 ,' //<|イ{ f:::`j‐/ -!斗+‐|:|ヽ!
                  /,' /乂|::!ゝゝ '  ,   (;;ノ从|;| |
              ///:::/|:!、⊂⊃   ⊂⊃イ/  i    人
              ///:/::;:'ィ|!´ゝ、  '一  ,.イ|:.:| ,.ィ i  <  >
             /イ:.:./://  |!∨:::ヽ`フ¬ト、|:|;/´./  i   V
            /  /:.:/./   i | ∨::::∧:::::/ / v' /:ヽ  i
         /  ./:.:/:/    | |  ∨/ ∨ / ./. /:|:i::ヽ\
          /  ./:.:/:/、     ! .|: /〈 O レ /. /∨.|:.∧ \
.        /  ./:.:.:./  \  / |i/:::∧. ./| /. / .∨.:.:∧  .ヽ
      /  /:.:.:./    ヽ /. .|:|:::::::::∨::|,/  /   .∨:.:.∧  ヽ
       / //:;:':.:/  ヽ.  ヽ. |:.|::::::::∧::/= 7'   / ∨:.:.∧  ヽ
.     / /:/:.:/  ー 、ヽ. レ――ァ-/¨辷/、ー― 、._ ∨:.:∧   i
.    ヽ//:/:.:/  ,. -ー ´/::::::::://¨¨    〈-、_   ∨:.:.:|__/

─────ーー-
/ _______ `ヾ
/  )_______(  l
l  lノ(人从 从 )ハノ(从 \  l
j  j. ---一、 ` ―--‐、_l  ハ  禁書のヒロインは私・・・・・

{  / T辷iフ i    f'辷jァ !i  l  そんなふうに考えていた時期が
ヾ ハ    ノ        !lリ |   私にもあったんだよ
(` Z i   〈.,_..,.      ノノ  ノ
/ ; )ハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙l   ヽ
\~''戈ヽ   `二´     リ´ `! ソ

>>510
これ初春のうどん冷めないんじゃね?

初春の能力 保温気

自分の書き込みの解説されるとかハズいわwww

ho

黒子にもみことにもバレ手ない能力ならどっちかが風邪を引いたりしたらチャンスだな
看病と称して・・・

初春「でもすごいじゃないですか佐天さん、そんなに点数が上がるなんて」

佐天「ふっふー、あたしがちょっと本気を出せばこんなものなのだよ」

黒子「常日頃からその本気を出してればこんなことにはならなっかのではなくて」

佐天「うう……」

美琴「まあ、あたしも勉強を見てあげた甲斐があるわね」

初春「ええ?佐天さん御坂さんに勉強を見てもらってたんですか?」

佐天「うん、まあねー」

初春「ずるいですよー。御坂さん、ぜひ私にもご教授を!」

黒子「……初春は別にそれほどに成績がまずくはないでしょうに……」

初春「ああ、私も佐天さんみたいだったら……」

佐天「ちょっとそれどういう意味よ?」

美琴「まあ、ちょっと宿題手伝ったりとかはしてあげるわよ」

初春「ホントですか?」

美琴「ええ」

初春「やったー、御坂さんに勉強を教えてもらえるなんて……」

佐天「よかったねー初春」

佐天「御坂さんの勉強の教え方は上手だから」

美琴「あら、そう?」

佐天「はい、おかげでこんなに点も上がりましたしね」

初春「じゃあ、佐天さんも一緒にまた教えてもらいましょうよ」

佐天「んー……あたしはいいや」

初春「えー、勿体無いですよ」

美琴「……」

佐天「……やっぱあたしには勉強向いてないんだって」

黒子「そんなんだからダメなのでしょうに……」

初春「そうです、そんなこと言ってたらまた成績悪くなっちゃいますからね!」

佐天「はいはい、気をつけますって」

美琴「……まあ、また見て欲しくなったらいつでも言ってよ」

佐天「……はい、ありがとうございます」

美琴『……あの』

佐天『……』ビク

美琴『……』

佐天『……ごめんな、さい……』

美琴『……』

美琴『いやー、悪かったわね』

佐天『え?』

美琴『起こそうとしてくれたんでしょ?』

佐天『……あ、あーそうなんですよ。もう夜も遅いですし』

美琴『でもあんな至近距離から声かけようしなくたっていいじゃない』

美琴『おかげでちょっとびっくりしちゃった』

佐天『……えへへ、ごめんなさい』

佐天『あんまりその……御坂さんが気持ちよさそうに寝てたんで……』

美琴『……そう』

佐天『……ええ』

よくわからなくなってきたぞ・・・

美琴『……なんかもう遅いしそろそろ帰るね』

佐天『あ、そうです……ね』

美琴『今日はありがとね……」

佐天『いえ……そんなことないです』

美琴『そう……それじゃまたね』

佐天『はい、また』

パタン

『……』

『……』

>>570
わかんね?

――――――――――――

―――――――

―――

初春「――なんか最近変ですねえ」

佐天「ん?何が?」

初春「佐天さんですよ、どうかしたんですか?」

佐天「べっつにー、いつもどおりだよ」

初春「そうですか、なら良いんですけど……」

初春「あ、御坂さん」

美琴「あれふたりとも今帰り?」

佐天「……」

初春「はい、御坂さんもですか?」

美琴「そうそう、ねえちょっとそのへんでお茶でもしない?」

初春「良いですね」

佐天「……」

佐天「んー、あたしはちょっと……」

初春「え?だめなんですか?」

美琴「……」

佐天「うん、ちょっちねー」

初春「そうですか……」

佐天「うん、それじゃごめんね初春、御坂さん、また」

初春「はい」

美琴「うん、また」

初春「……なんだか最近の佐天さんは変ですね」

美琴「そう、かな?」

初春「はい、なんかいっつもぼーっとしてるというか」

美琴「……」

初春「前からぼーっとすることはありましたけど……今はなんか……」

美琴「……」

初春「……辛そうです」

美琴「……」

「どうして逃げるんだろう」

「あの人は普通にしてくれてるのに……」

「でもこのままだと…」

「辛いから……」

美琴「……」

美琴「……」

美琴「……」

黒子「どうかなさいまして?」

美琴「黒子……」

黒子「そんな顔をなさっては幸福も逃げてしまいますわよ?」

美琴「……そうかもね」

黒子「……」

黒子「先月も……」

美琴「え?」

黒子「先月も、いえバレンタインの前も似てましたわね」

美琴「……」

黒子「お姉様に何があって、何を悩んでいるのかはわかりませんが」

美琴「……」

黒子「そんな悩んでいるのはお姉様らしくありませんわよ?」

美琴「ん、ありがと」

黒子「今の発言のどこに感謝されるところがあったのかはわかりませんが」

黒子「ありがたく受け取っておきます」

美琴「……うん」

黒子「そういえばもうすぐホワイトデーですがこの間のお返しはなさるのですか?」

美琴「そりゃみんなからもらったんだし。黒子にもあるわよ?」

黒子「まあまあ、それは期待しておきますわ」

美琴「そう?」

黒子「ええ、ではおやすみなさい」メクリ モゾ

美琴「……」

黒子「……」

「かわいい娘……」

「コロコロしてて、明るくて」

「それにとっても優しくて」

「だから……」

「そんなに辛そうな顔しないで……」

佐天「はー、3月なのにまだ寒いなあ」

佐天「そういや今日はホワイトデーなんだっけ」

佐天「……」

佐天「ま、あたしには関係のない日なんですけどね」

佐天「……」

ピンポーン

佐天「……誰だろ」

ガチャ

佐天「あ」

美琴「……や」

佐天「御坂……さん」

佐天「……」

美琴「ごめんね、急に来たりして……」

佐天「……いえ」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「……ね、あがっても平気かな?」

佐天「はい、どうぞ」

美琴「おじゃまします」

佐天「……」

美琴「ごめんね、急に来たりして……」

佐天「……いえ」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「……ね、あがっても平気かな?」

佐天「はい、どうぞ」

美琴「おじゃまします」

佐天「何か飲みますか?いれますよ」

美琴「ううん、大丈夫だから」

佐天「そう、ですか……」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「ね、最近どうしたの?」

佐天「……」

美琴「なんだか元気ないじゃない」

佐天「……いやー、そんなつもりはないんですけどねー」

美琴「そうなんだ」

佐天「……はい」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「ね、じゃあどうして私のこと避けるの?」

佐天「そんなつもりは……ないです」

美琴「そう?私の勘違いだったかな?」

佐天「……はい」

美琴「なら、さ」

佐天「……」

美琴「二人の時は、名前で呼んでほしいな……」

佐天「……」

美琴「……」

佐天「……それ、は……」

美琴「……」

佐天「無理……です」

美琴「……」

佐天「名前を……呼んじゃったら……」

美琴「……」

佐天「もう……抑えられないから……」

美琴「……」

佐天「辛い、から……苦しい、から……」

ポロ ポロ

「あなたを……好きだって気持ちが」

美琴「……ごめんね」

佐天「なん、で……っく……謝るん、ですか」

美琴「……ごめん」

佐天「……っ……」

ギュ

佐天「え?」

美琴「私傷つけちゃったね、佐天さんのこと」

佐天「……」

美琴「ごめんね……気づいてあげられなくて」

佐天「……」

佐天「……うっ……っ……くっ」

美琴「……ごめんね」

美琴「……」

佐天「……」

美琴「……ね?今日何の日かわかる?」

佐天「……ホワイトデー、ですか?」

美琴「そ、だからこれはこの間のお返し」

佐天「……ふふ、そうですか」ギュ

美琴「……」

佐天「……」

美琴「……でもまだお返ししきれてないわね」

佐天「え?」







「ね、目をつむって……」

「………………はい」

「ん、良い子ね……」

「………」

「……」

「…」


「」

「……やっぱり起きてたんですね」

「うん、ごめん」

「良いです、お返しいただけましたし」

「……」

佐天「……」

美琴「私まだわからないの……」

佐天「……」

美琴「佐天さんの気持ちにどう応えれば良いのか……」

佐天「……」

美琴「でもね……」

佐天「……」

美琴「あなたには笑っていてほしいの」

佐天「……はい」

美琴「うん、やっぱりそっちのほうが可愛い!」ギュ

佐天「く、苦しいです……」

美琴「ああ、ごめんごめん」

佐天「もう……」

美琴「……」

佐天「いいです」

美琴「え?」

佐天「あたしの気持ちさえ知っててくれれば……」

美琴「……」

佐天「あー、でも時々甘えさせてくれると嬉しいです……」

美琴「……うん」

佐天「それと……」

美琴「ん?」

佐天「……えっと」

美琴「何?」

佐天「やっぱり……美琴さんって呼んでも……良いですか?」

美琴「……ええ、もちろん」

佐天「えへへ」

美琴「ふふ」



「大好きです、美琴さん」

おわれ

言えない……実はまだ途中だなんて言えない

ごめんなさい、続きはちゃんと書きためてまた建てます

>>659
一応予告してくれるとありがたいんですが

無理ならいいです

>>665
予告って?

>>670
いつごろスレ立ててくれるのかな、という

>>671
あー、それならたぶん来週ぐらいかと
時間は大体夜だね


次のタイトルくらい教えてくれ
それともココと一緒?

>>675
佐天「みーこーとーさん!」

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