律「唯っていい尻してるよな」(329)

律「(唯っていい尻してるよな)」ジー

唯「それでねー憂がさー……ってりっちゃん聞いてる?」

律「(程よい大きさで……形もいいし)」

唯「りっちゃん?」

律「あ、ごめんごめん。何の話だっけ?」

ガチャ

澪「……」スタスタ

唯「澪ちゃんおいーっす」

律「お、澪。どうしたんだ?」

澪「合宿をします!」

律「合宿!?」

唯「おー!新しい服買わないと!」

澪「遊ぶんじゃない!練習合宿!」

律「でもスタジオ付きの宿なんかあるのか?」

ガチャ

紬「こんにちはー」

澪「そ、それは……ムギ、別荘とか」

紬「ありますよ?」

一同「あるんかい!」

紬「海でいいかしら?」

唯「うん!楽しみ―!」

澪「だから遊ぶんじゃ……」

律「いいじゃんいいじゃん。ちょっとくらい」

唯「今日の帰り、みんなで水着買いに行こうよ!」

律「いいねえ!(みんなの水着姿、お尻がくっきり……おっと、何想像してるんだ私//)」

紬「こういうの初めてだから楽しみだわー♪」

唯「早く部活終わらないかなー♪」フリフリ

澪「こら」
  
律「(唯の奴・・・お尻振っちゃってかわいいなってまた//)」

澪「どうかしたの?律」

律「あ!いやなんでもない//」

水着売り場

唯「ねえねえ!この水着可愛くない?」

紬「すごく可愛い。唯ちゃんに良く似合ってるわ」

唯「えへへ~。りっちゃんはどう?」

律「いいんじゃない?唯らしくて(もっとお尻がくっきりするほうがいいんだけどな……フリフリが邪魔だ)」

唯「じゃあこれ買おうかなあ」

律「澪は新しいの買うの?」

澪「うん。昔のはサイズが合わなそうだし……」

律「中3の時澪をプールに誘っても断られたっけ」

澪「受験生なんだから当たり前だろ。だから中2の頃の水着しかないんだよ」

律「そりゃサイズ合わなくなるわ。特に胸が」

澪「うるさいな//」

律「で、どれ買うつもりだ?」

澪「こ、これとかどうかな?」

律「(うお!黒ビキニ!意外と大胆なやつ選ぶなあ……でもこれならお尻のラインがよく見れそうだ)」

律「へへへ//」

澪「律?」

律「に、似合うと思うよ!すごく!」

澪「そうかな//」

律「買っちゃえよ~」

澪「うん……」

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合宿当日

律「海だー!」

唯「おー!」

澪「あんまりはしゃぎすぎるなよー!」

紬「うふふ」

律「おーい!澪とムギも来いよー!」

紬「はーい!」

澪「あ、ちょっと……私も行くよ」

律「ほれほれ」バシャバシャ

唯「きゃっ!りっちゃん冷たいよ!」バシャ!

律「うわっぷ!やったなー!」

キャッキャ フフフ

律「あー疲れたー」

唯「楽しかったねー」

紬「こんなに楽しい夏は初めてかも」

澪「ふぅ~……って、練習は!」

律「えーもう飯食って寝ようぜー」

澪「何言ってるんだよ!」

唯「そうだよ!寝る前にお風呂はいらないと!」

澪「そういう問題じゃない」

紬「この別荘には露天風呂があるわよ」

唯「おー!露天風呂!」

律「すげーなー(……待てよ、風呂ってみんなで入るんだよな?ってことは!)」

脱衣所

唯「ご飯も食べたし、いよいよ露天風呂だね!」ヌギヌギ

澪「あんまりはしゃいで転ぶなよ?」ヌギヌギ

紬「喜んでもらえてうれしいわ」ヌギヌギ

律「(み、みんなの生尻が……はあはあ)」

澪「まだ脱いでないのか?先に行ってるぞ」

律「おう……(澪も成長したな。胸同様に色っぽい尻だ……)」

紬「♪」

律「(ムギはやっぱり肌白いなあ……尻も白くて柔らかそう……)」

律「そして……」

唯「いっちばーん♪」

律「(唯の尻はやっぱり生で見てもいい感じだな……小さいけどプルンと張りがあって……
   程よい弾力を持ちながらも滑らかな触り心地が期待できる……)」

律「……触りたい」

律「……唯の尻を撫でまわしたい」ウズウズ

律「……っは!」

律「駄目だ駄目だ。触るなんて何言ってるんだ私」

唯「りっちゃーん!早く来なよー!」

律「おー!今行くー!(こんな純粋な唯に、なんてこと考えてんだよ)」



澪「すー……」

紬「すやすや……」

唯「くぅ……」

律「(皆寝たかな……?風呂場のこと思い出して寝付けないよ)」

唯「くかー……」

律「(しかも隣が唯で……こっちに尻向けてるし……)」

唯「くふー……」

律「(本当にいい尻だなあ……いやいかんいかん。今そんなこと考えたら)」

律「(……でも、ちょっとだけ撫でても起きないよな?)」

律「(うん。ちょっとだ。ちょっと触って撫でるだけなら大丈夫だ。一瞬、1秒だけ。いや3秒だけ)」

律「(いくぞ……やっぱり5秒、いや10秒くらいなら)」ドキドキ

スッ

唯「うぅん……」

律「!」ビクッ

唯「むにゃむにゃ……」

律「(ビビった……さて)」

サスサス

律「(ああ……!想像通り、いや、それ以上の触り心地!)」

ナデナデ

律「(柔軟さと弾力の絶妙なバランス……!)」

唯「あぁん……すー…すー…」

ナデナデ

律「(もうたまらん……!)」

澪「何やってるんだ?」

律「」

律「み、澪!?起きてたのか?」

澪「今起きた……律、唯のお尻を撫でてたのか?」

律「あ、こ、これはその」

澪「唯が起きるよ。とりあえず部屋から出よう」

律「う、うん」


リビング

澪「座りなよ。ここなら話声も聞こえないだろ」

律「……うん」

澪「律……もう治ったんじゃなかったのか?」

律「ご、ごめん!」

澪「私に謝る必要はないだろ?」

律「そうだな……ごめん」

澪「……隠してたのか?」

律「ち、ちがう!最近までずっと普通だったんだよ!
  でも、合宿の少し前くらいからみんなの尻に興味が湧くようになってきて……
  それで、今日風呂場で唯のお尻を見たら我慢できなくなっちゃったんだよ!」

澪「なるほど……今もお尻触りたい?」

律「……」

澪「正直に答えて」

律「……うん。触りたい」

澪「そうか……」

律「ごめんな。せっかくの合宿でこんなことしちゃって」

澪「私は平気だよ。律が心配なだけ」

律「澪、大丈夫だよ。合宿終わればきっと収まるから」

澪「でも今は収まらないんだろ?」

律「ま、まあそうだけど」

澪「……しょうがないな。私のお尻でいい?」

律「え?」

澪「今はお尻撫でてないと落ち着かなくて寝れないんだろ?」

律「うん……たぶん」

澪「今夜だけは私のお尻、触ってていいからさ」

律「澪……」

寝室

澪「静かにな」ゴソ

律「うん」ゴソゴソ

律「じゃあ、撫でるぞ?」

澪「いいよ」

ナデナデ

澪「ぁっ……」

律「あ、ごめん痛かった?」

澪「ううん。ちょっとびっくりしただけ」

ナデナデ

律「ふう……」

澪「落ち着いた?」

律「うん。澪の尻、すごく落ち着く撫で心地だ」

澪「本当は唯がいいんだろうけど、我慢してくれ」

律「そんなことないよ。澪の尻も気持いい……」

澪「もういいから//」

律「ありがとな……澪」

澪「いいよ……合宿終わってもまだ続くようだったら、ちゃんと相談してくれよ?」

律「おう…………」

律「すー…すー…」

ナデナデ

澪「ふふ、寝たのに手の動きは止まらないんだな……」

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約1年後


ガチャ

梓「こんにちはー」

唯「あずにゃーん。遅いよー」ギュー

梓「ちょっと、いきなり抱きつかないでください!」

唯「だって我慢できないんだも―ん♪」

紬「うふふ、梓ちゃんの紅茶今淹れるわね」

梓「あ、あの。そういえばちょっと聞きたいことがあるんですけど」

唯「なあに?」

梓「そろそろ夏ですよね。軽音部は夏休みに練習合宿とかするんですか?」

唯「あー、もうそんな時期かあ」

紬「今思えば、去年の夏合宿が……」

唯「始まりだったんだよね」

梓「え?何の話ですか?」

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合宿から数日後

律「ごめんくーださい」

澪「はーい。……合宿の写真できたんだって?」

律「うん。ほらこの通り」

澪「へー……そういえば律」

律「あの話だろ?」

澪「うん。最近どう?」

律「合宿の夜以降、ずっと普通だったよ」

澪「そっか。よかった」

律「へへ、澪のおかげ♪」

澪「いいって。でもこれで普通に学校行けそうだな」

律「おう!」

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新学期

律「今日からいよいよ親学期だな!2ヶ月後の学園祭に向けて頑張るぞ!」

唯「夏休みの宿題まだ終わってないよ~」

澪「もう夏休み終わったぞ……」

律「大丈夫!私も終わってない!」

澪「おい」

紬「ふふ、とりあえずお茶にしましょ?」

唯「わーい!」ピョンピョン

澪「いい年して飛び跳ねるなよ」

律「ははは、唯らしいな。スカートめくれてるぞ(そしてお尻の形が……っは!)」

紬「待っててね~今淹れるから」

律「(久々のムギの後ろ姿……ムギのお尻……)」

澪「今のうちに機材の確認しておくか」

律「(ああ!澪、私にお尻を向けてしゃがまないでくれ……)」

唯「あ!じゃあ私も~」

律「(な!唯まで私にお尻を……!)」

律「(やばい、ここにいたらまた変になる……!一回外に出て落ち着こう)」

ガタッ!

紬「きゃ!」

ドン!ガシャーン!

唯「うわ!りっちゃんムギちゃん大丈夫!?」

澪「いきなり立ち上がるからそうなるんだ!」

律「いてて……ん?」

フニフニ

紬「あぁん//」

律「(こここここれはムギのお尻!)」

フニフニフニ

律「(ムギの尻ムギの尻ムギの)」

紬「ちょっとりっちゃん//そろそろいいかしら……///」

フニフニフニ

澪「律!!」

律「!」

律「……わ、私は」

紬「……もう、りっちゃんったら//」

澪「律……」

律「ご、ごめん!」

ダッ ガチャ バタン!

唯「りっちゃん!」

紬「ど、どうしたのかしら」

澪「ごめん、律には私が言っておくから。今日は解散にしよう」

唯「澪ちゃんがそういうならわかったよ」

紬「私は気にしてないって言ってあげて?むしろちょっとうれしかったって」

澪「うん……」

間違えてP2で投下しちゃったので一応同じのを


律「……わ、私は」

紬「……もう、りっちゃんったら//」

澪「律……」

律「ご、ごめん!」

ダッ ガチャ バタン!

唯「りっちゃん!」

紬「ど、どうしたのかしら」

澪「ごめん、律には私が言っておくから。今日は解散にしよう」

唯「澪ちゃんがそういうならわかったよ」

紬「私は気にしてないって言ってあげて?むしろちょっとうれしかったって」

澪「うん……」

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次の日

ガチャ

唯「おいーっす」

紬「こんにちはー」

唯「あれ?りっちゃんは?」

澪「今日学校に来てないんだ」

唯「え。そうなんだ」

澪「昨日も電話とかメールしたんだけど、全部無視されてる」

唯「りっちゃんどうしたのかなあ?ムギちゃんのお尻触っただけなのに」

紬「//」

澪「そのことなんだけど……2人に話さなきゃいけないことがあるんだ」

机「・・・!」ガタタッガタガタッ

紬「話さなきゃいけないこと?」

澪「うん。律のことだから勝手に話すのは嫌だったんだけど、もうそんなこと言ってられないから」

唯「えっと、りっちゃんがどうかしたの?」

澪「律は、中学の頃、一種の精神病を発症したことがあるんだ」

紬「え……」

唯「りっちゃん病気だったの?」

澪「正式な名前は、特発性臀部瞻視愛撫欲求症候群」

唯「……」プシュー

澪「ごめん、唯には難しすぎたか」

紬「私も聞いたことのない病気だわ……」

澪「簡単に説明すれば、お尻を見たり触ったりしないと落ち着かなくなっちゃう症候群だ」

唯「へえ……」

澪「しかも自分と同性同年代のお尻じゃないといけないらしい」

紬「そんなすばら、いえ恐ろしい病気が……」

唯「でも、中学の頃ってことは」

澪「律は、発症した後すぐに専門のカウンセリングを受けて収まったはずだったんだ……
  でも合宿の時と昨日の様子を見た限りだと、どうやらまた発症したみたい」

紬「合宿?」

澪「2人には言ってなかったんだけど、合宿で皆が風呂に入った時、律はみんなのお尻を見て興奮してたらしい」

紬「まあ//」

澪「最近見つかったばかりで研究がほとんど進んでない病気だから、今後も治るかどうか……」

唯「でもでも、その病気はお尻を触ってれば大丈夫なんだよね?」

澪「そうだけど」

唯「だったら全然大丈夫だよ!りっちゃんにならお尻触られても平気だもん!」

紬「ええ、私も大歓迎よ。澪ちゃんもそうだよね?」

澪「ま、まあね」

唯「これからはりっちゃんがお尻触りたくなったらいつでも触らせてあげよう!」

紬「はい♪」

澪「(律……私たちはいい友達を持ったな)」グスッ

唯「あれ?澪ちゃん泣いてるの?」

澪「な、なんでもない!//」

唯「じゃあ今日はりっちゃんの家にお見舞いに行こう!」

澪「仮病だろうけどな」

紬「まあまあ。お菓子も持っていきましょ」

唯「りっちゃんの家でティータイムだね!」

澪「……うん!」



プロローグ 完

きりがいいので寝る

本編は明日書く

机(完・・・)シュン

机(・・・プロローグ!?)ガタガタガタガタガタ

憂→
さ→

素で忘れてた

へんたいむぎゅうこそ至高

おはようございます

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梓「ちょっと私お手洗いに行ってきますね」

唯「いってらっしゃーい」

ガチャ バタン

紬「梓ちゃんも、そろそろ知っていいころかもしれないわね」

唯「うん。そうだねー。でも、初めてりっちゃんの病気の話聞いた時は驚いたなー」

紬「ええ、それで3人でりっちゃんの家に行って……」

唯「みんなで説得したんだよねえ」

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律の部屋

澪「律ー。入るぞ?」

ゾロゾロ

唯「りっちゃーん。お見舞いにきたよー」

紬「大丈夫?」

律「……」

澪「布団かぶってるけど、どうせ起きてるんだろ?」

律「……」

紬「りっちゃん。私は昨日のこと全然気にしてないからね?むしろ」

唯「りっちゃんってお尻撫でたい病なんでしょ?」

律「……!」ピク

澪「おい唯!タイミング考えろ!」

唯「へ?駄目だったの?」

律「……言ったのか?」

澪「うん。ごめん」

律「いいよ……唯、ムギ。今まで黙っててごめん」

紬「謝ることないわ」

唯「そうだよ!これからはいつでもお尻触っていいから!」

律「え?」

唯「3人で決めたんだよ。りっちゃんがお尻触りたくなったらいつでも触らせてあげようって」

律「ほ、ほんとうに?」

紬「ええ♪」

澪「ただし、またカウンセリングは受けること。いいな?」

律「みんな……ありがとう」ジワッ

唯「りっちゃん泣いてる?」

律「うるせー!泣いてねー!」

澪「ふふ、いつもの律に戻ったな」

紬「お尻を撫でたくなったらいつでも言ってね?」

律「うん……あ、じゃあ」

澪「今撫でたいのか?」

律「だ、だって。いきなり女の子3人も部屋に来ちゃったら……」

唯「全然いいよ!まずは私のお尻撫でなよ!ほら」フリ

律「お、おう」

ナデナデ

律「ああ……」ホワワーン

唯「あぅ、ちょっとくすぐったいや」

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次の日

律「ふっかあつ!」

唯「おー!」パチパチ

澪「ふう、これでやっと練習できるな」

律「あ、その前に」

紬「ティータイムね」

律「いや、その」ウズウズ

澪「なんだお尻触りたいのか。ほら」

律「へへへ、悪い悪い」ナデナデ

澪「やれやれ。落ち着いたら練習するからな」

紬「うふふふ」

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紬「それから学園祭までは、順調に部活出来たわね。
  りっちゃんがたまにお尻触るけど、全然支障は無かったし」

唯「そうだねー。学園祭も大成功だったよね。澪ちゃんのボーカルすごく良かったなあ」

紬「ええ。でも学園祭が終わって少ししたら……」

唯「あんなことがあるんだもんね……」

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_______________________________________________________________

学園祭から数日後

澪「律……?今、なんて」

律「だから、しばらく入院することにしたんだよ」

紬「どうして?」

唯「なんで!?りっちゃん!」

律「しばらく集中して治療しないかって医者に勧められてさ。
  学園祭も終わったし、いい機会だと思うんだ」

澪「入院って、どのくらい?」

律「わからないけど、治るまで。先生にはもう相談して、休学の許可ももらったよ」

唯「りっちゃんに会えなくなるの嫌だよ~」ジワッ

紬「で、でもお見舞いとかに行けば会えるでしょ?」オロオロ

律「いや、悪いんだけど入院中はみんなには会わないよ」

ちょいと離れます

律の病気、ぼくの症状にそっくりだにゃん…
これはきっとぼくも特発性臀部瞻視愛撫欲求症候群の疑いがあるにゃん
ぼくにもあずにゃんのおしり触らせてほしいにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

死ねって言われたくらいでほんとに死ぬとでも思ってんの?
いつもそれだな、お前は。

お尻を触りたい病でお尻を触らせてくれる友達のいる律と
お尻を触りたくてしょうがない病でお尻を触らせてくれる異性はおろか同性すらいない
ぼくの違いは一体なんなんだにゃん…

>>112
ねえNGにしたいからコテつけてよ

しつこい奴にいつまでも粘着されたらそりゃ発狂もするだろ

>>113
お前の都合なんか知るかボケ

お前等仲良くしろよ

だから自己主張をやめるつもりもコテ付けるつもりもねーっつってんだろうが
相変わらず物分かりの悪い奴だなテメーはよ
そういうところをしつこいって言ってんだよこの知恵遅れが
自分のレスの内容も覚えてないほどの鳥頭なのかよおめーは

知恵遅れのH8ryeBGa0「かずにゃん死ねよ」

俺「死ねって言われたくらいで死ぬかよ」

知恵遅れのH8ryeBGa0「じゃあうぜぇからコテ付けろよ」

俺「コテつけろって言われたくらいで付けるかよ、お前の都合じゃねーか」

知恵遅れのH8ryeBGa0「お前の都合なんか知らないから死ねよ」

以下無限ループ

ぶっちゃけ言うと、
俺の命をどうしようが
自己主張しようがするまいが
コテ付けようが付けまいが
俺の勝手であって
お前に文句言われてこの中の
どれ一つが変わるものでも無いんだよね
お前のしつこさは十分伝わったから
もうそろそろ諦めてくれ
いやまじで

なにいってんだこいつ

他人の都合なんか知らないよ

どこの誰とも知らん奴の都合を考えるよりも、
俺が自己主張をしたいという気持ちの方が強い、ただそれだけ

LPR5mqRH0
H8ryeBGa0

お前らどっか行け
俺はこのSSの続きが見たいんだ

そしてそれは誰かにあーしろこーしろってクレームをつけられたくらいで変わるものでもない
ついでに言うと他人に要求するだけで自分からは何も動かないH8ryeBGa0とは会話が成立する気がしない

>>140
だから、どっか行けって言われたくらいでどっか行く訳ねーだろ
お前も大概だな

勝ち負けとかはどうでもいい
他人に何を言われようが俺は自己主張をやめなければ、コテをつけることもない
ただそれだけだ

いやだってさ、
あーしろこーしろって言われたくらいでそいつの言いなりになってたら
そいつの思うツボじゃないか

そもそも他人に煽られたくらいでやめるんだったら最初から自己主張なんてやってないよ
煽られんの覚悟でやってる訳だし

というわけで自己主張再開するにゃん!
あずにゃん編期待するにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

むぎゅううう

vipのローカルルールに則って主張すると
自己主張も禁止されてないし、
コテハンを付けるのも飽くまで個人の任意であって、推奨はされてない訳だし
2ch側のスタンスとしては会話が成立していれば、運営から見れば荒らしとは見なされない訳だ。
従ってぼくとしては何一つ悪い事をしているとは思ってないのにゃん

それが2chのvipのスタンスである以上、ルールに則ってその範囲内で自己主張をするのであれば
それもアリなんじゃないかと言いたいのにゃん

煽っても何も変わらないにゃん
ぼくはあずにゃんが大好きだということを主張するだけだにゃん
これまでも、そしてこれからも、だにゃん

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

馬鹿かお前は
空気が読めないからこそ、ぼくだけはあずにゃんの味方でいてあげようと思うのにゃん
二次元のキャラとはいえ、誰しも完璧な訳がないのにゃん
むしろ完璧じゃないからこそ、青臭い生の女子高生っぽい感じがしていいんじゃないかにゃん
ぼくはその青臭さを楽しみたくてけいおんを楽しんでいるのにゃん

でも糞ビッチだけは絶対認めない

へんたいなむぎちゃんも大好き!

こいつの言ってること原作に描写あったっけ?

完璧だから惚れるっていうのももう一つピンと来ないな
唯とか完全にお前らみたいなニート気質なのにも関わらずそれで人気があるって事は
それを補って守ってあげたいと他人に思わせる力があるんだろう

完璧だったらそういう訳じゃない、一つの良い例だろうなこれ

紬ちゃんに口でもお寿司握って欲しい
直接食べさせて欲しい
紬ちゃんのおしりからひり出されたわさびを直に飲みたい
ついでにガリも食べさせて欲しい

何が起きてるんだこれ

それに完璧だからそれでいいなら、みんながそのキャラの事を選ぶと思うぜ
紬が性格も成績も完璧なのは認めるが、いくらなんでもそれじゃつまらんだろう

俺は完璧じゃなくて、ちょっと空気の読めないあずにゃんが大好きなんだ
それだけだ


ついでに>>181とは色々分かり合えそうな気がする

とりあえず保守ありがとう。再開するよ


澪「……え!?なんでだよ」

律「そりゃそうだろー?せっかくの治療中にお前たちに会っちゃったらまた尻触りたくなるかもしれないじゃん。
  やるなら徹底的に治療しないと」

唯「りっちゃん行かないでー!」ガバッ

律「よしよし。必ず治して戻ってくるからな」ナデナデ

紬「寂しいけど、りっちゃんがそう決心したなら……
  りっちゃん、待ってるからね?」

律「おう!」

澪「……」

律「澪はなんにも言ってくれないのかよー?」

澪「……馬鹿律」

律「はは、まあ否定はしないよ」

あずにゃんのおしりさえ書いてくれれば
あとはいいや

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

澪「……」グスッ

律「澪!」

澪「!な、なんだよ?泣いてないぞ?」

律「何も言ってないだろ。澪、お前を今から軽音部の部長代理に任命する!」

澪「え?」

律「これは部長命令だからな!私が戻ってくるまで軽音部は任せたぞ!みんなも異議ないな?」

唯「うん!」

紬「ええ」

澪「……わかったよ。ただし、あくまで代理だからな?必ず戻ってこいよ!」

律「おう!もちろん!」

むぎゅううう

あずにゃんのおしり!おしり!
まっ白い雪のような胸とはまた違う深みを持った双丘!
さわさわしたいにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

病室

看護師「ここが田井中さんのお部屋です」

律「うわー。なにも無いんですねー」

看護師「特発性臀部瞻視愛撫欲求症候群の性質上、テレビなどの人が写るメディアを置くわけにはいきません。
    もちろん、人の写真が写っている書籍やその他お尻を連想する可能性のある物は持ち込み厳禁です」

律「はーい。(こりゃ暇になりそうだなー)」

看護師「前にも言いましたが、同性のお友達とは絶対に会わないでください。
    同性の姉妹はいないそうなので、家族との面会は可能ですがそれも極力少なめにしてください」

律「わかってます(みんな、頑張るからな)」

学校

ジャーン♪

唯「ふいー」

澪「うん。今のはいい感じだったな」

紬「唯ちゃんうまくなったわね」

唯「えへへー。でもりっちゃんがいないと合わせても物足りないね」

紬「そうね……曲もそうだけど、ティータイムもちょっとさみしいわ」

澪「でも、今の私たちにできることは練習しかないんだ。律が戻ってきたときに遅れをフォローしてやれるくらい練習しないと」

唯「うん。そうだね。でも疲れたからそろそろ休憩を……」

澪「ダメ!もう一回だ!」

唯「ひぃ~。澪ちゃん部長厳しいよー」

紬「うふふ、がんばりましょ?」


数週間後

ジャジャーン♪

唯「あらよっと」

澪「私たち3人は完璧……かも」

紬「ええ。みんな物凄く上達したわ」

唯「あとはりっちゃんが来れば完璧だね!」

紬「待って、この曲、まだ歌詞がきまってないの」

澪「あ」

紬「澪ちゃん、またお願いできる?」

澪「わ、わたしが考えていいのかなあ?」

唯「お願い!私は澪ちゃんの歌詞大好きだよ!」

紬「私もよ♪」

澪「うう、わかったよ」

みんな死んだか

澪宅

澪「歌詞かあ……やっぱり先に歌詞作ればよかった……」

澪「この曲だと、甘い恋愛系がいいよね。というか私はそういうのしか思いつかないしな」

澪「また律に馬鹿にされるだろうな……」

澪「……」

澪「律、今頃何してるのかな。電話もメールもできないから……あ!」

澪「手紙だったら届くかな!?なんで今まで気づかなかったんだろ。えーと便箋どこにあったっけ……」ゴソゴソ

澪「あった。よし、書こう。最初の書き出しはっと……お元気ですかでいいかなあ?」

澪「でも治療中のやつにお元気ですかっていうのも……
  あーもう!律なんかへの手紙でなんで悩んでるんだよ!ラブレター書いてるわけじゃないんだから!」

澪「ん?ラブレター……これだ!今度の歌詞のテーマはラブレターにしよう!」


病院

律「一時帰宅?」

医者「そうです。私が見る限りでは症状もだいぶ治まりました。ですから明日からの土日は自宅で普通に過ごしてみてください」

律「普通に過ごしていいんですか?」

医者「はい。ご家族と話したりテレビを見たり雑誌を読んだり、いつもの自宅と同じように過ごしてかまいません。
   ……ただし」

律「?」

医者「まだ同性の友人と直接会うのは避けてもらいます。今まで抑えてきた分、強い刺激を受けるとどんな悪影響があるかわかりませんから」

律「……わかりました」

律「(まだ澪たちと会えないのは残念だけど、順調に治ってきてるんだな)」

同感だにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

次の日

チュンチュン

澪「あれ?もう朝か……」

澪「歌詞考えてたら時間たつの忘れるな」

澪「よし、せっかくだし久々に朝の散歩にでも行くか」


律宅

ドンドンドン!

律「ただいまあ!帰ったぞー!」

ガチャ

聡「おかえり……ずいぶん早いね」

律「おう聡。昼に歩いてたら知り合いと会っちゃうかもしれないだろ?お父さんとお母さんは?」

聡「姉ちゃんの仮退院のお祝いするからって、スーパーに食材買いに行ったよ」

律「へー。楽しみだな。じゃあ久しぶりにこの辺散歩してくるわ」

聡「ええ?」

律「帰ったらゲームやってやるからな。じゃ!」

澪「ふう。冬の朝の空気って気持ちいいなー」

澪「ノート持ってくればよかったな。いい歌詞が浮かぶかも……」

「はーっくしょん!!さみー!」

澪「ん?このオヤジ臭いくしゃみと声は……」

律「ううぅ。やっぱ帰ろうかな」ブルブル

澪「律!」

律「……澪!?」

澪「りつー!」タッタッタ

律「み、澪、なんでここに」

澪「はあはあ、それはこっちのセリフだろ!帰ってくるなら言ってくれよ!」

律「ごめん、一時帰宅なんだけどまだ友達には会うなって言われてるからみんなには知らせないようにしてたんだよ」

澪「そうなんだ……」

律「ほんとはもっと話してたいんだけどな、もう家帰るわ」

澪「待って!」

律「ん?」

澪「せっかくなんだし、私の家で少し話そうよ。少しくらいなら大丈夫だろ?」

律「いや、でもなあ……」

澪「ねえ、お願い」

律「(う、なんでこういう時に限って甘えて来るんだよ。でもまあ少しなら大丈夫だよな)」

律「わかったよ。少しだけだぞ?」

澪「ほんと!?ありがとう!」パアア

澪の部屋

律「この部屋に来るのも久しぶりだなー」

澪「適当に座ってて。今お菓子と飲み物持ってくるから」

律「おう(澪の尻はなるべく見ないように……)」

バタン

律「(今のところ澪の尻に何も感じてないな。やっぱり心配しすぎだったかな)」

律「(もしかしてもう治ってるのかも!)」

律「(あ、澪のベースだ……ちょっといじっちゃお)」

ベンベンベーン

律「(アンプが無いとしょぼいな……早くみんなと演奏したいよ)」

ガチャ

澪「お待たせー。あれ?ベースいじってたの?」

律「あ、うん。早く軽音部行きたいなーと思ってさ」

澪「律には悪いけど、私たち物凄く上手くなってるからな。もう追いつけないんじゃないか?」

律「なんだと!すぐ追いつくわい!」

澪「ふふ、なんかもう大丈夫そうだな。律」

律「まあね。そうだ!澪ベース弾いてくれよ!新曲のやつ聞きたい!」

澪「律、新曲知らないだろ?」

律「ムギが楽譜送ってくれたんだよ」

澪「いつの間に……さすがムギだな」

律「だから澪のベースがどのくらい上手くなってるか私が聴いてやるよ」

澪「わかった。驚くなよ?」

律「あ、歌もよろしく」

澪「歌詞はまだなの!」

律「ちぇー」

澪「じゃあ始めるぞ」

律「いよー!」パチパチ

♪~♪♪~♪~

律「(本当にうまい……。私がいない間かなり練習したんだな)」

律「(堂々としてるし……そういや学園祭でパンチラしたトラウマは克服したのかな?)」

律「(まあ今はスカートじゃないからパンチラはしないけど……でもヒップのラインが良くわかるなあ)」

♪♪~♪~

律「(楽しそうにお尻振ってる……ん?あれ)」

律「(私今何考えてた?無意識のうちに澪の尻のことを……)」

澪「はい。こんなもんだけど、よいしょっと」

律「な、何やってるんだよ!(ちょ、いま尻をこっちに向けたら!)」

澪「何って、ベース置くだけだけど?それよりどうだった?」

律「あ、うん。いい尻だったぜ!」

澪「尻……?」

律「い、いやいやいい演奏だったよ!うん」

澪「まさか、症状がぶり返したんじゃ」

律「だ、大丈夫だよ!」ドキドキ

澪「とりあえず飲み物飲んで落ち着きなよ」クルッ

律「まっ……!(お尻を向けないでくれ!ああ、澪の尻澪の尻澪の尻澪の尻澪の)」

澪「……律?」クルッ

律「うわあああ!(もう我慢できねえ!)」ガバッ!

澪「きゃあ!ちょっと律!やめ……」

机「」ガタガタ

----------------------------------------------------------------


律「…………」

澪「うう……」

律「……あれ?私何を」

律「ここは……澪の部屋だよな。そうだ、私澪の部屋に来てて、それで、えっと」

澪「……うぅ、ひっく」

律「み、澪!なんで泣いてるんだ?……っておい!なんで下半身裸なんだよ!?」

澪「…ひっく、りつが、りつが脱がしたんだろお……」

律「は、私が……?た、確かあの時澪の尻を見て興奮して……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律「うわあああ!(もう我慢できねえ!)」ガバッ!

澪「きゃあ!ちょっと律!やめ……」

律「尻さわらせろおおお!」モミモミ ナデナデ

澪「きゃ!い、痛いよ律……!」

律「はあはあ、まだだ!これじゃ物足りない!脱げやおらああ!」ガバア

澪「いやああああ!」

律「はあはあ!澪の生尻綺麗だな……うははははは」

澪「やめ、やめてええ//」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律「私だ……私が澪を……」

澪「ぐすっ、怖かったよぅ……」

律「は、ははは。最悪だ。澪を……私は澪を……あああああああ!!」

机「」ガタガタ・・・ビクンビクン

2日後

唯「ふぅー寒いねー!こんなに寒いと朝起きるのも大変だよー」

憂「もう。お姉ちゃんはいつもでしょ?」

唯「えへへ。まあねー」

憂「あれ?あそこ歩いてるの澪さんじゃない?」

唯「本当だ!澪ちゃーん!」

澪「……」

唯「おはよー!」

憂「おはようございます」

澪「……」チラッ

澪「うん……」

唯「あれ?なんか澪ちゃん元気ないね」

澪「……」

唯「っていうか?なんかぼーっとしてるっていうか」

憂「澪さん、体調悪いんなら保健室行きますか?」

澪「……平気だから」ボソッ

唯「そう?じゃあ今日も部活がんばろうね!りっちゃんのためにも!」

澪「……!」

唯「澪ちゃん何かあったの?」

澪「な、なにもないよ」

放課後

唯「今日のお茶もおいしいねー」

紬「ありがとう♪」

澪「……」ズズ

紬「み、澪ちゃんはどうかな?」

澪「……」

紬「……」

澪「……おいしいよ」

紬「あ、ありがとう」

ガチャ

さわ子「3人そろってるわね」

唯「あ、さわちゃん先生ちょりーっす」

さわ子「みんな、落ち着いて聞いてくれる?」

唯「え?」

紬「どうしたんですか?」

澪「……」

さわ子「りっちゃんが……」

澪「!!り、律がどうしたんですか!」

さわ子「……自殺未遂で病院に運ばれたわ」

澪「自殺未遂!?」

紬「そんな……」

唯「あわわわわ」ガタガタ

澪「律は無事なんですか!」

さわ子「落ち着いてって!未遂って言ったでしょ?無事よ。でも」

澪「でも?」

さわ子「昏睡状態で意識が戻らないらしいわ……」

澪「……!」

紬「先生!どこの病院ですか!?」

さわ子「隣町の県立病院って聞いてるけど、やっぱり行くわよね」

澪「当たり前じゃないですか!唯、ムギ」

唯「わわわわわ」ガタガタ

澪「唯!」

唯「あ、うん!もちろん行くよ!」

澪「とりあえずバスで……いや、タクシーのほうが」

紬「大丈夫よ。今、家の者に連絡して車を呼んだわ。10分くらいで来ると思う」

澪「あ、ありがとうムギ」

さわ子「家から連絡が来たのは今日の朝だったんだけどね」

澪「じゃあなんで教えてくれなかったんですか!?」

紬「澪ちゃん!」

さわ子「教えたらあなたたち、確実に授業そっちのけで行っちゃうでしょ?
    私にも立場があるのよ……ごめんなさい」

唯「なんでりっちゃんは自殺なんかしようとしたの?」

澪「!」

さわ子「それは家族の方もわからないみたいね」

紬「あの、どうやって自殺しようとしたかっていうのは」

さわ子「歩道橋から飛び降りたって言ってたわ。幸い車には轢かれなかったみたいだけど」

唯「痛そう……」

澪「……私のせいだ」

紬「え?」

澪「私のせいなんだよ!律が飛び降りたのは!」

さわ子「どういうこと?」

澪「私が、私が律を……家に呼んじゃったから、それで、うわああああ」

紬「澪ちゃん、無理にしゃべらなくていいから、ね?」

唯「どうしたんだろう……」

澪「うう……律」

紬「そろそろ車が来るころだから、みんな出ましょう」

唯「さわちゃん先生も来るよね?」

さわ子「ごめんなさい。私はこのことで職員会議やらいろいろやることがあるから」

唯「そんなあ」

さわ子「行ってらっい。音楽室の戸締りはしといてあげるから」

紬「ありがとうございます。さ、澪ちゃん行こう?」

澪「うん……」

病院

唯「ここの病室だよね……」

紬「唯ちゃん、静かにね」

澪「律……!」

ガラガラガラ…

聡「澪さん!?」

澪「聡……久しぶりだな。親は?」

聡「先生の話を聞きにいってるよ」

澪「そうか。律は……」

律「…………」

聡「まだ目を覚ましてくれない……」

唯「りっちゃん。来たよー」

律「…………」

紬「りっちゃんの分のケーキ、持って来たわよ?」

律「…………」

澪「律。ごめん、私のせいで……」

律「…………」

澪「りつう……」

律「…………」

次の日 放課後

さわ子「そう……容体は安定してるのね」

紬「はい、でもずっと目を覚ましてくれないんです」

唯「私たちも家族の人も、面会時間ぎりぎりまでずっと声をかけてたんだけど……」

澪「……もう行っていいですか?今日の昼は家族の方が来れないから私たちが律を見てやるって約束したんです」

さわ子「ちょっと待って。みんなに少しやってほしいことがあるの」

澪「なんですか?」

さわ子「よくあるじゃない?意識不明の人に、愛する人の声が届いて目が覚めるっていう話」

唯「だから今日も声かけに行くんだよ」

さわ子「あなたたちは軽音部でしょ?声よりもいい音があるじゃない」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

律「ここはどこだろう」

律「私は何をやってるんだろう」

律「なんだろうな……体が軽い。ふわふわする」

律「あ、思い出した。私飛び降りたんだっけ」

律「じゃあここはあの世かあ」

律「澪にあんなひどいことしちゃったんだから、当然の報いだよな」

律「澪は優しいから許してくれるんだろうけど、私が生きてたらまた同じことするかもしれないし……
  ほかの皆にも……」

律「しかしいつまでここでふわふわしれればいいんだあ?
  迎えの天使とか、三途の川の渡し船とか来ないのか?」


『りつ!』

『りっちゃーん!』

『りっちゃん!』

なんだあ?この声は澪と唯とムギだよな

モワモワモワ

唯『りっちゃんおいっす!』

唯?何しに来たんだお前

唯『アイス食べたい』

モワモワオワ

本当に何しに来たんだよ……

ああこれはあれか。死ぬ間際に思い出をたどるっていう……走馬灯だっけ?
なんかそんな感じだな

あれでも走馬灯って死んだ後じゃなくて死ぬ寸前に見るんじゃなかったっけ?
まあいいか。せっかくだし楽しもう

モワモワモワ

紬『ごきげんよう』

おお、今度はムギか

紬『りっちゃん、ケーキはいかがかしら?』

おお。ムギのケーキおいしいんだよなあ。くれよ

モワモワモワ

唯『りっちゃんが食べないなら私がもらっちゃうよー』

また来たのかよ。っていうか私が食べるって言ってるだろ

紬『唯ちゃん、あとであげるね』

唯『わーい』

モワモワモワ

おいちょっと待ってよ。食べるって言ってるじゃん。
私のケーキ!

モワモワモワ

澪『律』

おお、澪か。ごめんな。澪には謝っても謝りきれないよ。

澪『ごめん』

いやなんでお前が謝ってるんだよ。悪いのは私だって

澪『お願いだから謝らせてくれ』

私が悪いって言ってるのに。強情だな澪は

澪『いくらでもお尻撫でていいから!』ペロン

うひょお!澪のお尻!

澪『ほら!』

っていうか死んでまでお尻に興奮する私って。でも幻影だからいいか。
触っちゃえ!ほれ

澪『きゃあ!』

モワモワモワ

ええー!?このタイミングで消えちゃうの?しかもきゃあって。ショックなんだけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

病室

澪「律。来たぞ」

唯「りっちゃーん」

紬「りっちゃん」

律「…………」

唯「りっちゃん、前に私が教えたアイス屋さん、今キャンペーンやってるんだよ!」

律「………」

唯「早くしないと終わっちゃうから、りっちゃんも早く起きて一緒に行こうね!」

律「………」

唯「やっぱりアイスの力だけじゃ無理かあ」

澪「アイスの力って……」

唯「次はムギちゃんの番だよ」

紬「ええ、りっちゃん。調子どう?」

律「…………」

紬「今日もりっちゃんのケーキ持ってきたの。前にりっちゃんが美味しいって言ってくれたものよ」

律「…………」

唯「本当においしそうだな~。りっちゃん!早く起きないと私が食べちゃうよ?」

律「…………」

唯「ケーキの力でもだめなのかあ」

紬「しょうがないから、あとで皆で食べましょ?」

唯「そうだね」

律「…………ゲホッ」

唯「ゲホッ?」

澪「律!?」

律「…………」

紬「ただの咳だったみたいね」

唯「なんだあ。ケーキに反応してくれたと思ったのになー」

澪「律……本当にごめん」

律「…………」

澪「あの時律を強引に誘ったからこんなことになっちゃったんだよな」

律「…………」

澪「律は優しいから、私のこと責めないだろうけど……お願いだから謝らせてくれ」

律「…………」

澪「律が起きたら、私はずっと律のそばにいるから。それでいつでもお尻触っていいよ。
  だから、起きてよ……りつぅ……」

唯「澪ちゃん……」

澪「やっぱり……ダメか」

律「…………」ピクッ

澪「ムギ、あれの準備を……ん?」

ナデ

澪「きゃあ!?」ガタッ

紬「澪ちゃん!?」

澪「びっくりした……。なんか、今お尻を触られたような気がして」

唯「え、でも私たちは澪ちゃんの前にいたし……」

紬「方向的に、今澪ちゃんのお尻を触れたのは……」

律「…………」

澪「ま、まさか………?律?」

律「…………」

澪「気のせい、か?」

律「…………」

紬「と、とりあえずセットしよう?」

澪「そ、そうだな。唯、ちゃんと持ってるよな?」

唯「うん。よいしょっと。でも病室にラジカセ持ってきて良いのかなあ?」

澪「さわ子先生の案だし。……まああの人はあれだけど」

唯「まあバレなきゃいいか!」

紬「ええ。りっちゃん、イヤホン付けるね」

スチャ

律「…………」

ちょっとさるった



澪「律、これから私たちの新曲流すからな。ここに来る前に録音したんだ。
  ちゃんと聞けよ?」

紬「準備完了です。いつでも流せるわ」

澪「よし、お願い」

唯「スイッチオン!」

カチッ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あー暇だなー。澪たちもう来ないのかなー

もしかしてここが地獄なのか?永遠に暇な時間を過ごさせるとか?

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ん?なんだ

ズズズズズズズ

おわー!ステージが出現した!さすがあの世、何でもありだな。
何が始まるんだ?

ヴィーーーーーー

幕が上がってきたぞ……いるのは、澪、唯、ムギ、と、さわちゃん!?

さわ子『さあ、いつでも始めなさい』

唯『私は準備オーケーだよ!』

紬『私も大丈夫』

澪『うん、私も』

お、演奏してくれるのか?

澪『じゃあいくよ』

さわ子『ちょっと待って。歌詞は考えてあるの?』

澪『え、いや一応考えましたけどまだ未完成ですから。みんなにも見せてないし』

さわ子『せっかくなんだから今披露しなさい。りっちゃんのためにも』

澪『ええぇ』

私のためにってのはうれしいけど、幕が上がった後にそういうやりとりするなよ……
グダグダだな

唯『私も聞きたい!』

紬『私も』

澪『でも、唯が知らないから私が歌うしかないじゃん』

さわ子『じゃあいいじゃない。澪ちゃんが歌いなさいよ』

おいおいさわちゃん、澪にあんまり強要するなよ。繊細なんだから

澪『わかったよ……笑うなよ?』

唯『大丈夫だよ!』

澪の歌詞は独特だけど、誰も笑ったりしないよ。
ていうか演奏はまだか?

澪『じゃあ今度こそ……曲名は、”私の恋はホッチキス”』

唯『おお可愛い名前だね!』

澪『あ、ありがとう。1,2,3,4!」

ジャジャンジャーンジャジャンジャンジャンジャラララジャーン♪

すごいな。唯のギター上手くなってる。

♪~♪♪~♪~

澪のベースも、ムギのキーボードも……
もともと上手いのにさらに……


澪『なんでなんだろ
  気になる夜 キミへの
  この思い 便せんにね
  書いてみるよ♪』

いきなり乙女チックな歌詞……
それにしても澪の声ってやっぱり綺麗だな。本人には言わないけど

澪『もしかして
  気まぐれかもしれない
  それなのに 枚数だけ
  増えてゆくよ♪』

ムギってほんとに作曲センスあるよな。つうかもう天才だろ……
ムギがいなけりゃオリジナルもできなかっただろうなあ

澪『好きの確率わりだす計算式
  あればいいのに♪』

唯も入った時はギターなんて持ってもいなったのに。すごい上達したよなあ

澪『キラキラひかる 願い事も
  グチャグチャへたる 悩み事も
  そーだホッチキスで とじちゃおー♪』

皆の音が合わさって、こんな良い曲が演奏できるんだよな……
あれ、でもこの曲なんか物足りないよな。あ、そうか。

澪『はじまりだけは 軽いノリで
  しらないうちに あつくなって♪』

ドラムがいなんだ。まあ私がいないから当たり前だけどな……
でもそう思うとこの演奏もなんかイマイチに思えてきた。
なんか皆がばらばらに演奏してる感じ?それぞれはうまいんだけどなあ

澪『もう針がなんだか 通らない
  ララ☆また明日』

何がまた明日だよちょっと待てよおい。
やっぱり私が入らないとお前ら駄目だ。あーいますぐ舞台に上がりたい!
そんでドラム叩きたい!うおおおおお!

律「私もステージに上がらせろ!!!」

ガバアッ!

澪「……え?」

唯「ほえ?」

紬「へ?」

律「あれ?ここは?ステージはどこ?」

澪「り、り、り……」

律「あ、澪。歌は良かったよ」

澪「りつううう!!」

ギュウー

唯「うわああん!りっぢゃぁぁああん!」

ギュ!

紬「りっちゃん、良かった……」

ムギュウ

律「ちょ、痛い、一斉に抱きつくなよ……苦しいって」

_________________________________________________


唯「いやーあの時は嬉しかったねえ」

紬「ええ、思い出しただけでも泣きそうだわ」

唯「しかもりっちゃん、『ケーキは私のだからな』とか言うから驚いちゃうよね。ちゃんと聞こえてたんだね」

紬「その後のりっちゃんの変化にもね……」

ガチャ

梓「あれ?まだ澪先輩と律先輩来てないんですか?」

唯「まだだよ~。この分ならもう一杯飲めるかな?」

紬「今淹れるわね」

ガチャン!

律「おーっす!」

澪「おっす」

梓「どうもです」

唯「あちゃー来ちゃったか」

律「あちゃーってなんだよ!」

唯「なんでもないってー。今りっちゃんの昔話をしてたんだよー」

律「な!梓、聞いたのか?」

梓「いえ。私はお手洗いに行ってましたから」

紬「話すならりっちゃんからじゃないとね?」

澪「そうだな」

律「ま、今度の合宿の夜にでも話してやるよ」

梓「えー。今話してくださいよ。っていうかやっぱり合宿やるんですね」

律「ムギ、今年も頼んでいいか?」

紬「もちろん♪」

律「よっしゃあ!じゃあ早速練習するか!」

澪「え。私まだお茶飲んでないんだけど」

律「遅れてきたのが悪い!ほら行くぞ!早くドラム叩きたいの!」

ズルズル

澪「私の紅茶あ~」

梓「律先輩は相変わらず熱血ですね!私も練習したくてうずうずしてました!」

律「おう!その意気だ!皆早く準備しろー!」

唯「まさかあずにゃん、去年のりっちゃんが怠ける側だったって言っても信じないだろうねえ」

紬「うふふ、そうね」

唯「お尻触りたい症候群が無くなったかわりに、ドラム叩きたい症候群だもんね」

律「はーやーくー!」

ドンガラガッシャーン!






おわり

えっ?


支援保守および読んでくれた人ありがとう

最初はギャグかエロと見せかけて、いつの間にかシリアスにしようという趣旨で書いたんだけど、
中途半端になっちゃったかも

なお、特発性臀部瞻視愛撫欲求症候群はもちろん架空の病気です

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