オーキド「そこに3つの石の矢があるじゃろ?」(438)

オーキド「好きな矢を刺しなさい」

サトシ「よーし、じゃあ俺はこの右の矢を選ぶぜ!」

オーキド「ほう!エンヤの矢を選ぶんじゃな?」

シゲル「じゃあ俺はこいつに決めた!」

オーキド「ほう!シゲルはディアボロの矢を選ぶんじゃな?」

オーキドじゃあそれを使って自分の手を貫くんじゃ」

サトシ・シゲル「おう」

ザグ

サトシ「!」シゲル「!」



サトシ「おお・・・!こ、この不思議な感じは・・・」

オーキド「おめでとうサトシ、君は選ばれた魂のようじゃな!」

シゲル「・・・」

オーキド「・・・シゲルは残念じゃったがな」

サトシ「で、俺のスタンドはなんなの?」

オーキド「出してみりゃいいじゃろ」

サトシ「しかし、相手がいないんじゃなぁ。シゲルは死んだし」

シルバー「・・・」

オーキド「ん?なんじゃこいつは?」

シルバー「残った矢・・・俺がもらう!」

サトシ「えっ」

オーキド「いかん!サトシ、シゲルの矢を拾わせるなー!」

サトシ「お、おう!」

シゲル「残った矢って言ったろうが」ガシッ

オーキド「ああっ!ポルナレフの矢が!」

サトシ「お前、そいつは普通の矢じゃないんだぞ!」

シゲル「わかってるさ、俺はこいつを使ってあいつを倒すんだ」ザグ

オーキド「さ、刺しおった!!」

シゲル「・・・」

サトシ「まさか死ぬなんて」

オーキド「こいつも選ばれるべき魂ではなかったようじゃな」

サトシ「まぁ、盗まれなくて良かったけど」

オーキド「うむ」

シゲル・シルバー「・・・」

サトシ「で、どうするんだこの死体」

オーキド「わしのスタンドに任せる」

サトシ「え、じじいもスタンド使いなの?」

オーキド「ああ、行け!クリーム!」

ガオンッ

サトシ「一瞬で消えた!」

オーキド「すごいじゃろ」

サトシ「じゃあじじい!俺と勝負しよーぜ!」

オーキド「駄目じゃ、わしのスタンドは強すぎるからの。お前なんか一撃じゃ」

サトシ「ちっくしょー・・・」

オーキド「ジムリーダーに挑んだらどうじゃ?」

サトシ「なるほど、それは面白い」


タケシ「俺はジムリーダーのタケシ!」

サトシ「おう、俺はサトシだ。早速だが俺と勝負しろ」

タケシ「ほう、新手のスタンド使いか・・・いいだろう!その勝負受けてやる!」

サトシ「なに?という事はお前もスタンド使い?」

タケシ「その通り!俺のスタンドは強いぞ!覚悟しろ!」

タケシ「いくぞ!スタープラチナ!」

スタプラ「オラオラオラオラオラ!!!」

ドゴゴゴゴゴゴッ

サトシ「うぶぐぇえっ!!」

タケシ「どうした、その程度か!」

サトシ「げはっ!げは・・・て、てめぇ・・・!こっちはまだスタンド出してねぇんだぞ・・・!」

タケシ「勝負はとっくに始まっているんだぞ。ぼーっとしてるお前が悪い!」

スタプラ「オララ」

サトシ「くっそー!なめやがって・・・!俺のスタンド、出て来い!!」

ズキュウゥーン

サトシ「・・・・」

タケシ「・・・?」

サトシ「で、出ない・・・?」

タケシ「ははは、こいつはお笑いだ。スタンドの出し方も知らないで俺に挑んでくるとはな!」

サトシ「で、出ろー!スタンド!!!」

タケシ「間抜けめ!これで終わりだ!スタープラチナ・ザ・ワールド!!」

ドーーンッッ

タケシ「ザ・ワールドの前では全ての攻撃は無力!」

サトシ「・・・」

タケシ「こいつで終わりだ!スタープラチナ、トドメを刺せー!」

スタプラ「オラァーーーー!!!」

ドグッシャアッ

ビギッ ビギギッ

タケシ「な、なんだ?スタープラチナの拳は確かに当たったのに・・・こいつまで届いていない!?」

スタプラ「オ、オラ・・・?」

ビギギギギッ

タケシ「うおおおお!?な、なんだあぁぁ?スタプラの拳が凍って・・・!!」

ビギビギビギビギッ
タケシ「まさかッ!まさかコイツの能力はッッ!!!」

タケシ「拳がコイツにくっついて取れない!し、しかも拳から伝って胴に・・・!うおおおお!!」

ビギビギビギビギ

タケル「ま、まずい!時が・・・」

ズギューン

サトシ「はっ!?」

ビギビギビギ

タケシ「おわああああああ」

サトシ「なんだ?こいつが氷付けに!」

タケシ「・・・」カチーン

サトシ「い、一体なにが?」

スタプラ「・・・」

サトシ「こ、こいつのスタンドまで凍ってる・・・!えーと・・・図鑑、図鑑!!」

ピッ

図鑑「ホワイト・アルバム-極低温を操り、水分を凝固させたスピードスケート用スーツのような装甲を纏うスタンド。」

図鑑「凍らせるスピードも速いが、凍った物体が融けるスピードも速い。」

図鑑「スーツ内部は周囲の温度と無関係に適温が保たれている。空気を凍らせて氷の壁を作り、敵に攻撃を反射する防御技「ジェントリー・ウィープス」を使うことも出来る。スーツは弾丸も軽く弾くが、通気口の役目を果たす首の後ろの穴が唯一の死角となっている。 」

サトシ「こいつが・・・俺のスタンドッッ!」

シャー  シャー

サトシ「うっひょおおおー!速ええぇーー!こいつは快適だぜぇーー!!」

シャーシャー

サトシ「このまま次のジムリーダーに挑戦だァーーー!!」

シャー シャー

ハナダジム

サトシ「おらぁーーー!!」

サトシ「・・・?あれ?誰もいないぞ?」

サトシ「おーい!ジムリーダーいんのかーー?・・・ん?」

サトシ「あそこに落ちてるのは・・・スク水!?」

サトシ「・・・濡れている。誰が着てたのか気になる・・・」

クンカクンカ

サトシ「おお・・・なんかいい臭い」


カスミ「きたっ!!」グンッ


サトシ「おごわあっ!?な、きゅ、急に叩きつけられた・・・!!!?」

サトシ「な!?俺の鼻に・・・釣り針のようなモノが・・!?」

カスミ「この変態・・・」

サトシ「お、お前がジムリーダーか!!」

カスミ「その通り!あたしがジムリーダーのカスミ!そしてスタンド能力はビーチ・ボーイ!!」

サトシ「ビ、ビーチ・ボーイ・・・!?」

ピッ

図鑑「釣竿状のスタンド。釣り糸や釣り針は標的以外の全てを水のように透過し、壁や床などの物体に垂らして敵を探し、相手の体内に侵入し内側から切り裂く。」

サトシ「なにっ!」

図鑑「一旦標的の体内に入り込んでしまえば竿の弾性で相手の体力を奪うことが出来る上、体内に入り込んだスタンドは相手の神経に絡み付いている為、釣り糸へ加えられた攻撃エネルギーは釣り糸を経由して相手に返される。」

サトシ「な、なんだって・・・!」

サトシ「って、事は・・・この釣り針を俺の能力で千切ろうとしても・・・!」

カスミ「その通り!攻撃はそのままアンタに返ってくるのよ!!」

サトシ「な、なんてスタンドだ・・・!」

カスミ「そのエロっ鼻!!ふっ飛ばしてやるわ!!」

ブヂィッ!!!

サトシ「!ぎゃああああぁぁぁーーー!!!」

サトシ「うげげ!お、俺の鼻があぁぁぁぁーーーー!!!」

ブシュウウウゥゥ

カスミ「さぁ!次は心臓を貰うわよ!!!」

サトシ「てめぇぇ!絶対に許さねぇー!俺の能力でぶっ倒してやるうゥゥゥーーー!!!」

サトシ「うおおおおお!ホワイト・アルバム!」

ビギビギビギビギッ!!

カスミ「!床が凍っていく!?ま、まずい!ビーチ・ボーイ!!」
ドヒュウゥー

サトシ「距離はある!俺の凍結が速いか、お前の釣り糸が俺の体内に入るのが速いか!勝負だ!」

ビギギギギギギッ

カスミ「うっ!?あ、足が張り付いた!」

サトシ「裸足だったのは不運だったな!」

カスミ「その前にアンタの心臓をォォォーーーー!!!」

ドスゥ!

サトシ「うぐふっ!!ま・・・まだ・・・だぜ!」

ビギギギギギギギギ

カスミ「ぐっ!か、身体が・・・う、動かな・・・!」

サトシ「超低温は『静止の世界』だ……。低温世界で動ける物質はなにもなくなる。全てを止められる!オレの『ホワイトアルバム』が完璧なのはそこなのだ!」

カスミ「あああああああ、ちくしょおおおぉぉ・・・・!」ビギビギビギビギ・・・


カキーンッ

サトシ「はぁ、はぁ・・・危なかった・・・ぜ」


ジムリーダーのカスミを再起不能にした!


サトシ「くそ・・・しかし、鼻がふっ飛ばされちまった・・・いでで・・・!とりあえず凍りで出血を止めとこう」

クチバジム


ダイアー「よく来たな小僧!我が名はダイアー!このクチバジムのジムリーダーだ!!」

サトシ「お前もスタンド使いか?」

ダイアー「スタンド?なんだ、それは?」

サトシ「スタンド使いじゃない奴と闘ってもなぁ・・・」

ダイアー「なにをぶちぶち言っている!この技を食らえ!」

ダイアー「必殺! 稲妻空烈刃!!」

サトシ「ホワイトアルバム」

ビギビギビギビギッ
ダイアー「ぬおおおおおお!?」


ガッシャアアアアァァァン


サトシ「さて、次行こう」

タマムシジム


エリカ「こんにちわ、いいお天気ですわね」

サトシ「美人だ・・・あんたがここのジムリーダーか・・・」

エリカ「私、エリカと申します。スタンド能力はグリーンディです・・・どうぞ宜しくお願いします」

サトシ「グリーンディ?」

ピッ

図鑑「頭部や頚部に無数のパイプのようなものがあり、そこから現在の位置より少しでも低い所に降りると急激に繁殖して肉を腐らすカビを散布する。」

サトシ「・・・え?」

図鑑「自らの体をバラバラにし、傷口をカビで覆い止血・保護することで物陰に隠れ、攻撃することもできる。」

サトシ「す、すげぇ」

図鑑「ただでさえ、カビは散布範囲を無差別に攻撃するうえに、犠牲者の死体を媒体として無制限に攻撃範囲が広がって行くという、エリカの一点の良心も持たない残忍非道な性格が反映されている。」

エリカ「うふふふ・・・」

サトシ「こ、こいつは強敵だぜ・・・!」

サトシ「ジムの出口は下り階段・・・!このまま出ようとしたら俺はカビに襲われる・・・!」

エリカ「うふふ・・・」

サトシ「や、やるしかねえ・・・!」

サトシ「こいつを俺のスタンドで倒すしかねえ!!」

サトシ「・・・と言ってもどうやって?エリカは5メートルも下で俺を待ち構えている・・・!」

エリカ「うふふ・・・」

サトシ「このままエリカを倒しに言っても同じだ・・・俺はカビに襲われる!」

エリカ「さぁ、どうします?あなたもそこらに転がってる死体と運命を共にしますか?」

サトシ「こいつら・・・痩せ細って・・・!出るに出られなく餓死したのか・・・!お、おのれ・・・!」

エリカ「貴方はこのジムに入った時点で負けが決定していたんですよ」

サトシ「まだだ・・・!何か手がある筈だ!」

エリカ「うふふ、無駄な事を・・・」

サトシ「奴は下にいる・・・なんとかして奴を「上に来させれば」ッッ!!!」


サトシ「・・・!そうだ、これしかない!!!」

サトシ「とうっ!!」

エリカ「え?・・・このまま飛び降りて来る気?無駄な事・・・」

サトシ「ホワイト・アルバム!ジェントリーウィープスッ!!」

エリカ「!?あのスーツはスタンド・・・!?というか、なんでカビが生えない!?」

サトシ「凍らせた空気達がカビから守ってくれているんだよー!」ゴオオオオオ

エリカ「ま、まさか私の能力を防ぐ者がいるなんて・・・!」

スタッ

エリカ「・・・」

サトシ「入った・・・射程距離内だ・・・!」

エリカ「うふふ・・・カビの脅威から逃れたとはいえ、私のグリーンディのパワーはそこらのスタンドより強い・・・」

グリーンディ「シューシュー」

サトシ「・・・」

エリカ「このエリカが殴りあいでも負けると思って・・・!!!」ガオン

サトシ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ワラ無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

エリカ「ヤッダーバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

ガッシャーーーンッ

サトシ「はぁ、はぁ・・・」

サトシ「く、かなりスタンドパワーを使ったが・・・俺の勝ちだ」

サトシ「綺麗な薔薇にはトゲがあるっていうが・・・こいつの場合はトゲなんて可愛いもんじゃないな・・・」

To Be Continued.....

セキチクジム


サトシ「さて・・・ここが次のジムか」

キョウ「ファファファファファ」

サトシ「あ、出た!」

キョウ「ほう、お主がサトシ!氷のスタンド使いのようだな!」

サトシ「なんだよ、知ってんのかよ」

キョウ「しかし、拙者のスタンド能力の前には無力!覚悟せよ!」

キョウ「さぁ!かかって参れ!!さぁさぁ!」

サトシ「なんだコイツ?余程の自身があるのか・・・?」

キョウ「さぁ!拙者の強さを見せてやろうぞ!!」

サトシ「そんなに凍りたいのか・・・!ホワイト・アルバム!!」グオオッ

キョウ「20th Century BOY!(トウェンティース・センチュリー・ボーイ)」

ドゴオッ・・・!

サトシ「!?なんだ?凍らないぞ?」

キョウ「・・・」

ビギギギッ・・・

サトシ「このスタンドは一体・・・?」

ピッ

図鑑「20th Century BOY-“着るタイプ”のスタンド。バッタのような頭と両肩だけのデザインで、これを身に纏って構えている間、彼に当たった攻撃を全て周りに散らすことが出来るという、絶対防御能力を誇る」

サトシ「絶対防御・・・」

図鑑「またこの状態になればゼロ距離での大爆発や無酸素状態にも耐えられる」

サトシ「こいつ・・・『受け』に関しては無敵か・・・!」

図鑑「ただし、スタンド発動時は一切身体を動かすことが出来ないので、一長一短と言える」

サトシ「え?」

キョウ「(ファファファ!見たか!拙者の絶対無敵の防御スタンド!!)」

キョウ「(今頃奴は自慢の氷攻撃が効かなくないと知って愕然としておるだろう!!)」

ズ・・ズズ・・

キョウ「(ん?なんか引きずられているようだが・・・ファファファ、車道に出して車にでも轢かせようと言うのか!?無駄よ無駄!!)」

キョウ「(さぁ、もう貴様には何をする事も出来ない!!さっさと降参するのだ!)」

ドボンッ

キョウ「(ドボン?・・・ファファファ!そうか、拙者を水の中に埋めて窒息死させようという事か!無駄無駄!!)」

キョウ「(我がスタンドは無呼吸状態すらも克服出来る!貴様に拙者を倒す事は絶対に出来んー!ファファファーーー!!!!!さっさと降参しろー!)」



サトシ「さて、帰るか」

ヤマブキジム

サトシ「さて、次はここか」

ナツメ「よく来たわね・・・セキチクジムでは酷い決着のつけ方をしたようだけど」

サトシ「なんだよ、見てたのかよ」

ナツメ「貴方の氷攻撃は脅威だけど・・・私のスタンド能力の前には無力よ!」

サトシ「みんなそう言って死んでいったぜ」

ナツメ「ジャンケンポン!!」バッ

サトシ「え?」

ナツメ「やった!勝った!!」

サトシ「意味わかんね・・・」

ドギュウーーン

サトシ「うおおおお!?な、なんだぁぁ!?す、吸われ・・・!」

ナツメ「ふふふ・・・ぼーっとしてる貴方が悪いのよ」

サトシ「い、今のはなんだったんだ?」

ナツメ「自分のスタンドを見てみなさい・・・」

サトシ「なに・・・ああ!?ホ、ホワイトアルバムの右腕が!?」

ナツメ「私のスタンド、ボーイ・II・マンがその部分を『奪った』のよ」

サトシ「う、奪った・・・?」

ピッ

図鑑「ボーイ・II・マン-ジャンケンで勝った相手のスタンド能力を、耳の穴から1/3ずつ吸収するスタンド。人型で、鋼鉄のロボットのような容姿をしている」

サトシ「そ、それにどういう意味があるんだ・・・?」

図鑑「収したスタンドは、ジャンケン勝負の途中であっても吸収した分ならばスタンド能力を使える。奪われた相手は同じくその時点からスタンド能力を該当する分だけ使えなくなる」

サトシ「な、なに!?つまり・・・!」

ナツメ「そう、ホワイト・アルバムの能力・・・右腕なら私も使えるのよ!」

ナツメ「ジャン ケン ポン! ウフフフフ」

サトシ「なんの!お前なんか左腕で十分だ!!」グオッ

ナツメ「ジャ~ンケー・・・馬鹿ね!あんたのホワイト・アルバムの右腕で防御すればいいだけの話!!」

ガシィッ

サトシ「ぐ・・・つ、捕まれた・・・!!」

ナツメ「あら、この形・・・貴方がグーで、私がパー・・・ね?」

サトシ「・・・はっ!」

ズギュウウウゥゥン

サトシ「うおおおおおおお!!」

サトシ「はぁっ・・・!はぁっ・・・!」

ナツメ「これで貴方は両腕を失った・・・残るは身体ね」

サトシ「こ・・こいつ、強い・・・!!」

ナツメ「行くわよ!ジャーンケーン!!」

サトシ「!!!」

ナツメ「ポンッ!!!」

サトシはめのまえがまっくらになった!




サトシ「くっそー・・・油断した・・・」

サトシ「しかもスタンドまで全部持ってかれてしまった・・・」

サトシ「一度、じじいの所に戻るか」

オーキド「おお、サトシ!久しぶりじゃな!」

サトシ「じじい、負けてスタンド奪われちまった」

オーキド「なに?お前程の男が倒されたのか!?」

サトシ「このままじゃ終われない。矢を貸してくれ!」

オーキド「むう・・・サトシ、選ばれし魂とはいえ二度目も成功するとは限らんぞ?」

サトシ「いいから早く」

サトシ「今度はこの矢にするぜ!」

オーキド「シゲルが使おうとしたディアボロの矢じゃな・・・!?」

サトシ「今度はシゲルの魂も一緒につれていってやるぜ!!」

ザグッ

ナツメ「あら、また来たのね?」

サトシ「ああ、次は負けないぜ」

ナツメ「随分自身満々ね・・・この前は不意打ちで勝利したけど、私はジャンケンが本当に強いのよ」

サトシ「ふん、さぁ・・・早くやろうぜ」

ナツメ「学習しない馬鹿ね・・・いいでしょう、相手してあげるわ」

ナツメ「(私のジャンケンの強さは伊達じゃないのよ・・・?全国大会で優勝した程なのだから・・・!)」

ナツメ「ジャーン!!」

サトシ「ケン!!」

ナツメ・サトシ「ポ・・・

サトシ「(スケアリーモンスター!!)」ドギュウウゥン

サトシ「(恐竜の動体視力・・・!見えるぞ、こいつの手の動きがゆっくり・・・!!)」

ナツメ・サトシ「ン!!」バッ

ナツメ「な・・・!」

サトシ「よし、勝った!!」

ナツメ「馬鹿な・・・いきなり私が負けるなんて!?」

サトシ「ふっふっふ・・・ホワイトアルバム、三分の一を返してもらうぜ」

ズオオオオオッ

ナツメ「く・・・!}

ナツメ「(こいつ・・・何かの方法で私の出す手が『わかっている』!!)」

サトシ「ひひひ・・・」

ナツメ「(なんのスタンド能力?こんな事、時を止める事でもしなきゃ・・・・・!!!)」

ナツメ「(時を・・・止める?)」

サトシ「さぁ、次行くぜ。じゃーんけーん」

ナツメ「あ、待って・・・」

サトシはめのまえがまっくらになった!


サトシ「くそ・・・」

オーキド「サトシ、また負けてきおったのか」

サトシ「後一回だったんだけどよぉぉ~、ホワイトアルバムの能力が戻ってくとスケアリーの能力が利かなくなってきてよおぉぉ~」

オーキド「それで今度はスケアリーまで吸い取られてしまったというわけか」

サトシ「シゲルの魂が邪魔しやがったんだよきっと」

オーキド「なんじゃその言い草」

サトシ「じじい、もう一回矢使わせてくれ」

オーキド「しょおおおぉぉがねえなああぁぁぁ~~~~」

サトシ「よう!ジャンケン女!」

ナツメ「ナツメよ!懲りない男ね・・・」

サトシ「今度の今度は負けないぜ!」

ナツメ「はぁ・・・わかったわ、さっさとやりましょう。さっさと」

サトシ「ああ、んじゃ行くよ」

ナツメ「じゃーんけ・・・うっ!?ぐ・・・な、なんだ・・・?」

サトシ「ヒヒヒ・・・」

ナツメ「の・・・喉が・・・おえええええぇぇぇーーー!!!」どぼぼぼぼっ

ナツメ「な、なんだ・・・?わ、私の喉からカミソリが・・・!」

サトシ「うわぁ、痛そう・・・」

ナツメ「ごぼっ、ごぼっ!な、何を・・・!」

サトシ「これが俺の第三のスタンド能力、メタリカ!」

ナツメ「メ、メタリカ・・・?」

ピッ

図鑑「メタリカ-鉄分を磁力により操作する群体のスタンド。非常に小さく、本体の体内に潜んでいる珍しいタイプ。」

ナツメ「レ、レアスタンド・・・?」

メタリカかよwwwwwwwww

図鑑「磁力で相手の血液中の鉄分を刃物等に作り変えることで、体内から攻撃することができる」

ナツメ「カミソリの正体は・・・これか!」

図鑑「標的は攻撃を受けるうちに体を内から裂かれたための多量の出血と、体内の鉄分を減らされることで結果的に酸素欠乏症となり、行動不能に陥る」

ナツメ「なん・・・ですって・・・!」

サトシ「どうだ、降参しろ。もう遊びは終わりだぜ?」

ドッピュオ「ビュルルルル、ビュルルルル」

図鑑「また―

ナツメ「ガルルルルルル!!!!」

サトシ「恐竜化か・・・!」

ナツメ「血が無くなる前にアンタをぶっ殺せばいいだけだろうがよおォォォーーー!!」ドシュッ

サトシ「おっと、近づけば近づくほど・・・『出来上がる』のは『速く』なるんだぜ?」

ナツメ「!?」ブッ  ブッブッ

ナツメ「お・・・おえええええ!!」ゾロゾロゾロッ

ナツメ「うぶえええええ!!!畜生!顔面に針をおぉぉぉーーー!!!」

ナツメ「はっ!?」キョロキョロ

ナツメ「い、いない・・・!?」

ナツメ「ど、どこに・・・?臭いはする!!すぐ近くにいる・・・!だ、だけど・・・」

ナツメ「見えない・・・!」

サトシ「さぁ・・・どんどん精製させてもらうぜ・・・!」

ナツメ「!」

ナツメ「ず、図鑑・・・!」

ピッ

図鑑「また砂鉄を身に纏うことで周囲の風景に溶け込むこともでき、極めて高い攻撃力と隠密性を兼ね備えた、暗殺向けの能力といえる」

ナツメ「砂鉄・・・!奴が外で勝負を仕掛けてきたのはこのた・・・

ググググッ

ナツメ「うぐうっ!あ・・・の、喉にハサミ・・・が!」

サトシ「おーおー、今にも飛び出して来そうだぜ・・・」

ナツメ「(と、取り出さなくては・・・!!)」ザグザグッ

ナツメ「うがああーーー!」ブシュウウゥゥ

ボトンッ

サトシ「おーおー・・・無茶苦茶やりなさる」

ナツメ「はぁっ・・・はぁっ・・はぁっ」

サトシ「だが、今の攻撃が決定打だったようだな。呼吸は乱れ、血の色は鉄分を失い黄色に変色している」

ナツメ「はぁっはぁっはぁっ・・・」

サトシ「さて・・・次はどうしてやろうか・・・」

ナツメ「(く、来る・・・!つ、次の攻撃が・・・!!)」

マンインザミラー

サトシ「10・・・9・・・」

ナツメ「!!!」

サトシ「・・・7・・・6・・・5・・・」

ナツメ「(く、来る!)」

・・・4・・・3・・・・2・・・1・・・・

ナツメ「(来るッ 来るッ 来る!!!!)」

光成「・・・決着じゃ」


ナツメ「わ、私の負けだッ~~!!許してくれェェ~~~~~!!!」

サトシ「・・・確実に来る幸福・・・その待つ時間にこそ幸福があるように・・・確実に来る恐怖・・・」


サトシ「人はその待つ時間に恐怖する」

ズオオオオウッ

サトシ「おおっ、奪われたスタンド能力が戻ってきた!」


サトシはスタンドを3つももてない!

どれをすてますか?


サトシ「え~・・・マジで?」

サトシ「ホワイトアルバムは攻撃力も防御力も高い・・・それに一番最初のスタンドだし・・・」

サトシ「だがスケアリーモンスターも反則的な動体視力と恐竜化させる能力がある・・・」

サトシ「メタリカは姿を消せるし、離れた距離から相手を殺せるからかなり便利だ・・・」

サトシ「う~・・・・迷うぜ」


サトシ「一応保留で」


サトシは保留した!

グレンジム


サトシ「おーい!誰かいないかー!」

カツラ「君がスタンド使いのサトシ君か・・・」

サトシ「おぉ、おっさんがジムリーダーか!」

カツラ「数々のジムリーダーをそのスタンドと戦略で打ち破ったと聞く。だが、私は彼等のように簡単には行かないぞ!勝負だ!」

ハヤト…スカイハイ
ツクシ…グーグー・ドールズ
アカネ…シルバーチャリオッツ
マツバ…バーニング・ダウン・ザ・ハウス
シジマ…サバイバー
ミカン…ストレングス
ヤナギ…ホルス神orホワイト・アルバム
イブキ…ドラゴンズ・ドリーム

ちょっと考えてみたがジョウト勢弱いな

カツラ「これが私のスタンドだ」

ズズズズ・・・

サトシ「あれは・・・?」

ピッ

図鑑「ラブ・デラックス-髪の毛を自在に伸ばし動かすスタンド。標的の頭皮に「ラブ・デラックス」の一部を植え込むことにより、頭皮から強引に引き回し歩行を阻害する事により行動範囲に制限を加えることも可能」

サトシ「おぞましい能力だ・・・!」

カツラ「くくく・・・覚悟はいいかな!?」

>>205-206
何故ノーマルタイプでシルバーチャリオッツなんだ

カツラ「食らえ!ラブ・デラックス!!!」

シュルルルルッ

サトシ「ホワイト・アルバム!!!」

ビキキッ!!

カツラ「むっ!冷凍スタンドか!!」

パリィン

サトシ「こんな髪の毛なんてよぉぉぉ~!ホワイトアルバムの前じゃ無力なんだよぉ~!」

カツラ「ふ・・・わかっていたさ。君の戦いはよく見ていた。そして、そのホワイトアルバムの弱点もな!!」

サトシ「なに!?」

カツラ「無敵の装甲、ホワイトアルバムの弱点は首の後ろ側!」

サトシ「はっ!」

カツラ「そこに私のラブ・デラックスを侵入させればーーーー!!!」

シュルルルルッ

サトシ「や、やばいっ・・・!」

サトシ「ホワイトアルバム・ジェントリーウィープスッ!!!」

ピキキキキッ

パリパリィン

サトシ「あぶねぇ・・・なんとか侵入を防いだぜ・・・」

カツラ「くっくっく、それはどうかな?」

サトシ「ん・・・?な、なんだ?頭がか・・・『痒い』ぞ?」

カツラ「ラブ・デラックスは君の頭皮の接触に成功した・・・!」

サトシ「な、なんだ・・・妙に頭が痒い・・・」

カツラ「ラブ・デラックスは今、発動する!!」パチンッ


もぞぞぞぞっ

サトシ「ぶおっ!?か、髪の毛が!!」

ギュルルルルッ

サトシ「ぐえっ!」

カツラ「君のホワイト・アルバムは外の攻撃には無敵だが、中には対応しない!」

ギュルルルル・・・

サトシ「ぐえええ・・・・!」

カツラ「そのまま首を絞め落としてやる!!!」

グググググ・・・

サトシ「・・・!!!」パクパク

シゲル「――サトシ!!」

サトシ「シ、シゲル・・・?お前、亜空間にばら撒かれたんじゃ・・・幻影・・・?」

シゲル「サトシ!お前はポケモンマスターになるのが夢じゃなかったのか!?」

サトシ「!」

シゲル「こんな所で、死ぬわけにはいかない!そうだろう!?」

サトシ「だがシゲル・・・こいつ、強ぇんだよ・・・!」

シゲル「俺の知ってるサトシはそんなに弱い男じゃなかったぜ?」

サトシ「シゲル・・・」

シゲル「俺の力を貸してやるよ・・・!奴に勝つにはこれしか方法はない!」

ギュルルルルッ

サトシ「・・・・」ガクッ

カツラ「落ちた・・・か」

カツラ「ははは、連勝を重ね自分に酔ったのが君の敗因だ。スタンド能力とはな、シンプルな能力程強いのだよ!!」

カツラ「ふははははは!むふほはははははは!!」

サトシ「うるせぇんだよ、じじい」

カツラ「・・・な、なに?貴様、何故生きて・・・」

サトシ「シゲルが力を貸してくれた・・・」

カツラ「シ、シゲル・・・?はっ!?」

カスミ「うおおおお~」

タケシ「うがあああ~~」

エリカ「おげええああああ~~」

カツラ「な、なんだこいつらは!?」

シゲル「うげぇああああ~~~」

カツラ「く、来るな!!い、一体なんなんだコレはあぁぁぁ!?」

サトシ「シゲルは、シビル・ウォーと言ってた」

カツラ「シビル・ウォー・・・!?」

ピッ

図鑑「シビル・ウォー-その人物の「捨てた」過去を引きずりだす空間を構築し、「過去」を以って攻撃するスタンド。」

カツラ「捨てた・・・過去!?」

図鑑「この能力の影響下で殺人を犯すと殺した人物が殺された人物を「捨てた」とみなされ、殺された人物は捨てられた過去の一端として甦り、殺した人物は殺された人物の罪を全て被る事になる」

カツラ「な、なんだとおぉぉぉ!?」

図鑑「弱点は― プチッ

サトシ「じゃあな、じじい。お陰で健やかな気分だぜ」

カツラ「ギエピーーー!!!!!」


サトシ「シゲル・・・ありがとうよ、ポケモンマスターに・・俺はなるぜ!」


To Be Continued.....

トキワジム


サトシ「データによると最後のジムはここらしいな」

サトシ「おーい、誰かいるかー?」

ロケット団員「なんだ、貴様は!?」

サトシ「ここのジムリーダーに用があるんだよ」

ロケット団員「貴様のような小僧が我らがサカキ様に会えるわけないだろ!」

サトシ「資格はあるぜ?」ドギュウゥーン

ロケット団員「! ス、スタンド!」

サトシ「見えるんなら話しが早い。リーダーを呼んでくれ」

ロケット団員「サカキ様に挑んだ者はことごとく消されていった・・・お前もそうなりたいのか?」

サトシ「俺をそこらの雑魚スタンド使いと一緒にすんなよ」

ロケット団員「・・・ふ、いい目をしているな。いいだろう、今呼ぼう」

サトシ「ああ、頼む」


ロケット団員「とぅるるるる  とぅるるるるる」

サトシ「!?」

ロケット団員「おっ!?すげえタイミングだ!サカキ様から電話が来たぞ!」

サトシ「な、なに?」

ロケット団員「とぅるるんっ とぅるるるるるるるんっっ」

ロケット団員「凄く近くだ!電話は何処だ?」

サトシ「え・・・電話はここにあるだろ」

ロケット団員「それじゃねーよボゲッ!近くで鳴ってるだろうがよォー!

ロケット団員「とぅるるるるる とぅるるるるんっ!!」

サトシ「なんだコイツ・・・」

ロケット団員「とぅる・・・あっ!!なんだよぉぉ~!自分の腰に刺してんじゃねぇかよ~!」

サトシ「モンスターボールだろ、それ」

ロケット団員「ガチャ もしもし」

サトシ「・・・」

サカキ「私の可愛いロケット団員よ・・・」

ロケット団員「ボス!実はボスに挑みてーっていうバカが来まして!!」

サカキ「私は既にトイレで待機している・・・!さぁ、早く来い。私の可愛いロケット団員よ・・・!」

ロケット団員「わかりましたぜ!ボスッ!!」ダダッ

サトシ「お、おい何処に行く!?」

ガチャ バタン

サトシ「気味の悪い奴だぜ・・・下っ端のクセに俺の事ボゲとか言いやがって・・・」


サトシ「ムカツクからトイレのドア氷結させてやろ」

ピキキキキキキ・・・


サカキ「待たせたなこぞ・・・あれ?開かない?」

サカキ「んっ んっ」

サカキ「開かない・・・どうやら、凍らされているらしいな」

サカキ「これが奴の能力、ホワイトアルバムか・・・くくく、確かに恐ろしい能力だが・・・」

サカキ「触れなければどうという事はない!!」



ドロオッ

サトシ「!? なんだ、ドアが溶けた?」

サカキ「初めまして、サトシ君。私がロケット団の頂点、サカキだ」

サトシ「お前が最後のジムリーダーか・・・死んでもらうぜ」

サカキ「ふ・・・ガキが、調子に乗りおって・・・」
ズウウゥゥ・・・

サトシ「なんだ?あの小さいスタンドは?」

ピッ

図鑑「ラット-物や物、さらにはスタンドさえ溶かしてしまう毒針を発射する、背中に乗せた砲台型のスタンド。」

サトシ「スタンドも・・・だと!?」

サカキ「食らえ!!ラットーーーーーー!!!」

ドドドッ

サトシ「や、やばい!!」

ビスビスビスッ

ドロロォッ

サトシ「うおおっ!ホワイトアルバムの装甲が溶けた!!」

サカキ「ふはは、驚いたか!」

サトシ「まずいっ!離れてると狙い撃ちされる!」

サカキ「ラットラットラットラットーーー!!」

ドドドドドドッ

サトシ「スケアリーモンスター!!」シャシャシャッ

サカキ「むっ!恐竜の動体視力・・・!」

サトシ「ガアアアアアーーーー!!!」

ムサシ「おっと!!」

サトシ「なにっ!!」

ガシィッ

サトシ「まだいたのか!そ、それにこのスライムのようなスタンドは・・・!?」

ムサシ「サカキ様には指一本触れさせないわよ、坊や!」

コジロー「お前を倒して、出世するんだ!」

しょぼ…くない!さすがサカキ様!!

サカキ様地+毒だし能力的にちぃとも関係ないキンクリよかナイスなチョイス

アwwwニwwwメwwwwwwwww

サトシ「おい!ポケモンバトルは一対一のハズだろうが!!!!」

サカキ「ふふ、君はいずれロケット団の脅威になるだろうからな。ここで始末する必要があるのだ」

コジロー「小僧!覚悟してもらうぜ!!」

サトシ「くそ!このスライム・・取れねぇ!!」

ムサシ「ほほほほ!あたしのイエローテンパラスに一度捕まったらもう逃げられないのよ!」

じゅぐじゅぐ

サトシ「うぐっ・・・!食われてる感触が・・・!」

ムサシ「おほほほ!無駄よ無駄ぁ!さぁ、イエローテンパラス!そのままそいつをブヂュルブヂュル潰してやりなさい!!」

グジュグジュジュ・・・

サトシ「う、うおおおおお!!」

コジロー「ムサシ!お前、手柄を独り占めする気かよ!」

ムサシ「うるさいわよコジロー!あんたのスタンドなんか出る幕はないのよ!!」


グジュジュジュ

サトシ「う、腕が・・・!折れる・・・!!!」メシメシメシメシ

「待ちなさい!!!」

サカキ「ん?」

ムサシ「はっ!?」

コジロー「何者だ!?」

ポケットモン・スタープラチナか

ナナミ「サトシ君!大丈夫!?」

サトシ「ナナミさん!?」

ムサシ「知り合い?まさかあんたもスタンド使いなの?」

コジロー「お、おい!俺達は仕事中なんだ!部外者は引っ込んでろ!」

メキメキメキ
サトシ「うぐええええっ!」

ナナミ「サトシ君!今助けるわ!スパイスガール!!」
ズギュウゥーーーン

ぐにゃりっ

サトシ「おお!?」

ムサシ「なに!?小僧が・・・柔らかくなった!?」

ナナミ「これがスパイスガールの能力!柔らかくする!『ただそれだけ』の能力!!」

コジロー「ム、ムサシ!危な・・・!」

ムサシ「はっ!」

ナナミ「WANNABEEEEEEEEEEEEEEEーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ドゴドゴドゴドゴゴゴゴゴゴゴゴッ

ムサシ「ヤッダーーバアァーーーーーーー!!!!!!!!!」

コジロー「ム、ムサシー!!!」

サトシ「はあ、はあ・・・助かったよ。ナナミさん!でも、なんでここに?」

ナナミ「別に!暇だったから!」

サトシ「そうか!」

コジロー「お、お前らよくもムサシをーーー!!」
ズギュウゥーーーン

>ナナミ「別に!暇だったから!」

>サトシ「そうか!」


クソワラタwwwwww

>>ナナミ「別に!暇だったから!」
>>サトシ「そうか!」

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

二部六部大好き

でも暗チも三部も大好きだから満足

ドドドドドドド・・・

コジロー「ムサシの仇は・・・絶対に討つ!!!」

ナナミ「あれは・・・!サトシ君!」

サトシ「ああ!」

ピッ

図鑑「ザ・グレイトフル・デッド-周囲の生物を無差別に老化させるガスを放つ。ただし、体温が低い相手に対しては効果が薄くなる。スタンドや本体の腕で直に触ったほうが老化は速く、本体は老化と老化解除が自在に出来る。」

サトシ「老化させるスタンド・・・!」

ナナミ「ごめん、私帰るね」

図鑑「老化にエネルギーを集中させているため破壊力は無いが、相手を老化させていることが前提であるため、最低でも互角程度に戦うことが可能。」

サトシ「なんの!老化させる前にお前を倒しゃあいいんだろうがよおぉぉぉーーー!!!」

コジロー「!」

サカキ「ラットーー!!」

ドシュシュッ

サトシ「おわっとぉ!!そうか、奴がいたんだ!」

サカキ「やれ、コジロー!奴を老化させ、枯れ木のように朽ちさせるのだ!!」

コジロー「はい!!行くぜ、グレイトフル・デッド!!」

ブシュウウゥーーー

5部ゲーの対兄貴戦での初っぱなの
「ザ・グレイトフルデッド!!!」って兄貴がいうとこの格好良さは異常

>>317
朴ジョルノは結構合ってると思うんだけどね、

そういやサカキ様ご子息を亜空間にバラ撒かれたの知ってるのか?

サトシ「スケアリーモンスター!!」ドドドドドド

コジロー「グレイトフル・デッド!!!」バシバシバシバシッ

サカキ「何をもたついているコジロー!!老化のパワーを早めろ!!奴を冬のナマズみたいに大人しくさせるんだ!!」

コジロー「は、はい!!うおおおおおおおおおおお!!!」

サトシ「ホワイトアルバムは溶かされちまったが、恐竜化のお陰でなんともないぜ!!」

>>319
基本的にみんな合ってたと思う。

なにより誰より、
5部ゲーでいちばん不遇なのはリーダー

ブシュウウウウウゥゥ!!!

サトシ「ウガアアアアアーーー!!!」ドドドドドドド

コジロー「くそ!恐竜って何歳で死ぬんだよ!?全然弱まらないじゃないか!!」バシバシバシ

サカキ「グズめ、何をやってる!!早く冬のナマズみたいに大人しくさせろォーーーー!!」

サカキ「冬のナマズみたいに大人しくさせるんだ!!」

コジロー「・・・!」


サトシ「ガアアーーー!!」

コジロー「はっ!」

バギィ
コジロー「おぐえぇっ!!!」

サカキ「ラットー!!」
ドドドッ

サトシ「鈍いぜ!恐竜の動体視力!!」シャシャシャッ

サカキ「ぐっ!なにをやってるコジロー!!早く奴を冬のナマズみたいに大人しくしゃしぇろー!」


コジロー「うぐぐ・・・クソこの野郎!!パワー全開だぁーーー!!!!」
ブッシュウウウウウゥ

サトシ「うおっ!すげぇ煙だ!!」

サトシ「うっ!身体が・・・重い!!」

コジロー「ようやく効いてきたようだなぁ~~」

サトシ「はっ!」

コジロー「グレイトフル・デッド!!」ドドドドド

サトシ「うおおおっ!」ガシガシガシッ

コジロー「おおっと、避けないで防御したな?って事は今のお前は相当老化が進んでいるという事!!」

サトシ「くっ!」

コジロー「直触りでトドメを刺してやるぜーーーー!!!」

ガシィッ!!

サトシ「!」

コジロー「『掴んだ』ッ!!勝ったぞ!俺の勝利だーー!!食らえ!!!」

サトシ「直触りが効くのは、俺だけじゃないんだぜ?」

コジロー「なに!?」ポロッポロッ・・・

サトシ「ようやく効果が出てきたようだな」

コジロー「な、なんだ・・・ひ、皮膚が!?」ポロポロポロポロ・・・

サトシ「恐竜状態になった俺の攻撃を何度も食らっただろう?お前は既に感染していたのさ」

コジロー「ぐ・・・くっ!!このビチクソが・・・!

サトシ「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」ズドドドドドッ


コジロー「ほげええええーーーーー!!!!」

ドサッ

サトシ「老化させるスタンド・・・恐ろしいスタンドだったぜ。恐竜化のお陰でなんとか勝てた・・・さて」ギロッ


サカキ「ひっ!」

サトシ「お前、ボスのくせに部下の能力を把握してなかったのか・・・?ドジめ」

サカキ「うっ・・・くっ」

サカキ「うっ  くっ うぎっ」

サトシ「相手に勝てないと悟ったポケモンは腹を見せて降伏すると聞くが・・・そういう事か?」

サカキ「ひっ ぎっ」

サトシ「だがお前は一対一でやるハズのポケモンバトルの神聖なルールを破った・・・」

サカキ「うひぃぃぃぃぃ」

サトシ「駄目だね」


サトシ「ぼらぼらボラボラぼらぼらぼらぼらボラボラbラオbロアrバオbラオーーーーーー!!!」

ドドドドドド

サカキ様ひでえwww

サトシ「ボンバークォーター(飛んで行きな)」


サトシ「ふう・・・これでジム戦も終わりか。厳しい戦いだったぜ・・・」

オーキド「サトシ、見事じゃ!」ガオン

サトシ「あ、じじい!」

オーキド「これでお前は最強のスタンド使いじゃ!」

サトシ「バカ野郎、まだポケモンバトルの旅は終わってねえよ・・・」

オーキド「サトシ・・・」

サトシ「シゲルと約束したんだよ、ポケモンマスターになるってな!」

オーキド「ほう・・・シゲルと」

サトシ「俺の旅はまだ終わらねーぜ!じじい!」

オーキド「よく言ったサトシ!それでこそ選ばれし魂じゃ!」

オーキド「ならば、お前の行く所はひとつしかない!」


サトシ「何処だ?」

オーキド「四天王が待つ、ポケモンリーグじゃ!」

サトシ「ポケモンリーグ・・・!」

オーキド「今からお前をそこへ送ってやろう!さぁ、クリームの中に入るんじゃ!」

サトシ「ああ!」

ガオンッ


オーキド「え?」




完結

もう疲れたぜ

え?

リンゴォ「マンダム」クイッ

ドギューン


サトシ「・・・え?あ、あれ?」

オーキド「え?あれ?」

サトシ「・・・?」

オーキド「えーと」

リンゴォ「そこの二人・・・ポケモンリーグへ行くのかな?」

サトシ「あ、ああ。そうだけど」

リンゴォ「良かったら、俺のピジョットに乗って行くか?」

オーキド「おお、本当か!それは助かる!」

サトシ「さっそく乗っけてってくれ!」

リンゴォ「着いたぞ」

サトシ「ありがとう、助かったよ」

オーキド「これは少ないが御礼じゃ」

リンゴォ「金はいらない。俺を殺しにかかってほし

ガオン

オーキド「さぁ、サトシ。行くぞ!」

サトシ「おう!」

サトシ「最初の部屋に来たが・・・誰もいねぇぞ?」

オーキド「変じゃのぉ」

サトシ「じじい、こんな所に鏡があるぜ」

オーキド「随分不自然じゃのぉ」

サトシ「ん?・・・なんか今、鏡に映らなかったか?」

オーキド「? さぁ、なんも見えなかったがのぉ」

カンナ「・・・」

サトシ「え?なんだ、後ろにいたのか」クルッ

オーキド「?」

サトシ「え?・・・いない?」

オーキド「一人で何やってるんじゃ?」

サトシ「いや・・・鏡に女が映ってるだろ!」

オーキド「鏡に?・・・なんも見えんが?」

サトシ「な、なにぃ~?み・・・見えてないのか?」

ズギューン

サトシ「お、おい!スタンドを出したぞ!こいつスタンド使いだった!!」

オーキド「サ、サトシ・・・何を一人で騒いでいるんじゃ?」

サトシ「見えないのか、じじい!この女が!」

オーキド「???」

サトシ「く・・・!や、やばい、攻撃してくるぞ!!」

グオンッ

サトシ「はっ!・・・ここは?」

カンナ「ようこそ、ポケモリーグへ。私は四天王のカンナ!」

サトシ「あれ・・・?じじいは?」

カンナ「こっち側にはいないのよ」

サトシ「こっち側・・・?」

カンナ「私のスタンド、マン・イン・ザ・ミラーによって貴方は鏡の世界に引き込まれたのよ」

サトシ「か、鏡の世界だと・・・!」

カンナ「この世界では私のやりたい放題。さ、楽しみましょうか?」ズギューン

サトシ「これがポケモンリーグか!面白い・・・!ホワイト・アルバム!!!」

カンナ「マンインザミラー!!」

ドドドドドド

サトシ「!? おぐぁあっ!?」


カンナ「ああ、いい忘れたけど・・・この世界は私の『許可』がないモノはこっち側に来れないのよ」

サトシ「な、なに・・・?」

カンナ「スタンドは向こうに置いて来てるって事よ!!」ドドドドドドッ

オーキド「サトシ!?何処じゃ?何処に行った?」

ガオーン  ガオン  ガオーン  ガオンガオン

ガオガオン  ガオーーーン



カンナ「はっ!?」

サトシ「?」

カンナ「あ・・・あのじじい!なんて事を!!」

サトシ「な・・・なんだ?」

カンナ「あのじじい・・・!この世界と向こうの世界の出入り口である鏡を破壊しやがった・・・!」

サトシ「なんだって!?って事は・・・」

カンナ「マン・イン・ザ・ミラーの射程距離はこの部屋全体でギリギリ・・・つ、つまり」

サトシ「・・・ゴクリ」

カンナ「もう、戻れないって事よ」

サトシ「な、なんだって・・・!」

カンナ「あのじじい!なんて事してくれたの!!」

サトシ「お、おい!どうすんだよ!?」

カンナ「うるさい!今考えてる所!!!」




オーキド「サートシー!!」

ガオンガオンガオーン  ガオンガオン

カンナ「・・・!わかった!これしか方法はない!!」

サトシ「なに?」

カンナ「マン・イン・ザ・ミラー!!!!」ズドドドドドドドドドドドドドッ

サトシ「ほがあああああっ!?」

ドサッ

カンナ「これで貴方の目の前が真っ暗になれば、全ては・・・・」




サトシはめのまえがまっくらになった!

サトシ「ふう・・・これでジム戦も終わりか。厳しい戦いだったぜ・・・」

オーキド「サトシ、見事じゃ!」ガオン

サトシ「あ、じじい!」

オーキド「これでお前は最強のスタンド使いじゃ!」

サトシ「バカ野郎、まだポケモンバトルの旅は終わってねえよ・・・」

オーキド「サトシ・・・」

サトシ「シゲルと約束したんだよ、ポケモンマスターになるってな!」

オーキド「ほう・・・シゲルと」

サトシ「俺の旅はまだ終わらねーぜ!じじい!」

オーキド「よく言ったサトシ!それでこそ選ばれし魂じゃ!」

オーキド「ならば、お前の行く所はひとつしかない!」


サトシ「何処だ?」

オーキド「四天王が待つ、ポケモンリーグじゃ!」

サトシ「ポケモンリーグ・・・!」

オーキド「今からお前をそこへ送ってやろう!さぁ、クリームの中に入るんじゃ!」

サトシ「ああ!」

ガオンッ


オーキド「え?」




やっぱり完結

>>397


カンナ「あのじじいなんか鏡的な……そうねある程度姿が反射して見える物持ってなかった?」

サトシ「わかんねえよ!」
サトシ「それにあのじじいがそんなも持ってる訳ねえだろ!」

カンナ「ちょっと考えろクソガキが!私達には」

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