コナン「台風で土砂崩れが起きて帰れないだと!?」 (179)

阿笠「ああ、ワシとワシの友人で見てきたが、完全に道が塞がれておる」

阿笠「救助を要請したがあの道以外に人や車が通れる場所は無いし、ヘリはこの台風が過ぎんと来れんじゃろうな……」

コナン「じゃあ、完全に閉じ込められちまったってことか……」

友人「すまない……私が別荘を建てたからって君たちを誘ったせいで……」

阿笠「いやいや、君のせいではなかろう。偶然起きた事故じゃないか」

光彦「それにこの台風じゃ休み明けの学校も休校でしょうし、問題ありませんよ」

元太「あ、じゃあずっと閉じ込められてたらずっと学校休みか?」

歩美「もー、元太君ってばー!」

\HAHAHA/

灰原「それにしてもこの状況……あなたの大好きなミステリーの世界なら、この後殺人事件が起こる感じかしら?」

コナン「おいおい……」

阿笠「まあ、ここで悩んでいても仕方がない。せっかく別荘を建てた記念に集まったんじゃ。楽しくやろう」

友人「そうだね……君たちの他にも、三人ほど知り合いを呼んでいるんだ」

友人「男先輩と男友達と女友達なんだけどね。彼らとも仲良く頼むよ」

少年探偵団「はーい!」

友人「三人ともここまで来て少し疲れて部屋で休んでいるから、挨拶は夕食の頃になるだろうけどね」

コナン「夕食の時間までまだ時間があるな……」

元太「じゃあ、それまで何かして遊ぼうぜ!」

歩美「歩美、>>10やりたーい!」

光彦とSEX

歩美「ねーねー、光彦君、SEXしようよぉ!」

光彦「わかりました! 早速ベッドに向かいましょう!」

コナン「おいちょっと待て! それじゃ残った俺と灰原と元太と博士はどうなるんだ!」

光彦「すみませんコナン君、この歩美ちゃんは一人用なんです」

コナン「穴は前後と口で三つあるけどな! いやこの場合そんな問題じゃねぇけどな!」

元太「なあ灰原、SEXって何だ?」

灰原「ggrks」

博士「まあ、歩美ちゃんは光彦君としっぽりやりたいそうじゃし、ワシらはワシらでできる遊びをしようじゃないか」

コナン「そうだな……じゃあ、余ったみんなで>>20するか」

4p

コナン「余ったみんなで4Pだ!」

灰原「えっ」

阿笠「ほほう、4Pか! 確かにさっき言った通り女性には三つ挿れるところがあるからのう!」

灰原「えっ」

元太「よくわかんねぇけど面白そうだな!」

灰原「ちょっ」

コナン「うっし、そうと決まれば灰原」


コナン「脱げ」

 数時間後

阿笠「ふぅ……そろそろ夕食の時間かのう」

友人「ああ、丁度よかった。そろそろ呼ぼうと思って……あれ、何か変な匂いしないか?」

阿笠「気のせいじゃろう」

友人「いや……何だろう、今日の夕食は肉料理のはずなのに、磯臭いというかイカ臭いというか」

元太「うおーっ! 肉料理! うな重か!?」

歩美「ちょっと元太君! うな重は肉料理じゃないでしょ!」

元太「あ、いけね。そうだったwwwwwwwwww」

コナン「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

灰原「」

光彦「」

友人「あれ……なんか二人ぐったりしてない?」

友人「ああ、それと、夕食の前に、ちょっと頼みがあるんだが、いいかな?」

阿笠「どうしたんじゃ?」

友人「実は、君たちの前に、あの三人を呼んだんだけど……」

友人「三人のうち>>32だけ、部屋のドアをノックしても反応が無かったんだ……」

友人「どこかに頭を打って倒れてたりするんじゃないかと一瞬不安になってね……」

友人「いっそドアをぶち破りたいんだが、ちょっと手伝ってくれないか?」

阿笠「ふむ……わかった、手伝おう」

沖矢昴

コナン「しかし、博士の友人の言っていた『男友達』が昴さんだったとは……」

歩美「世界って広いようで狭いね!」

友人「よし、二人で体当たりしてぶち破ろう」

阿笠「うむ」

 ドシッ ドシッ

 バァン!

阿笠「な……こ、これは!」

友人「お、沖矢君!?」

歩美「きゃあああああああああ!」

コナン「くっ……ダメだ! 死んでる!」

コナン「死因は……>>39か!」

テクノブレイク

コナン「死体の周囲にぶちまけられたこの大量の精液……」

コナン「おそらく誰かに精液を搾り取られまくってテクノブレイクしたんだ!」

歩美「なんて酷いことを!」

光彦「」

阿笠「すぐに警察に連絡……あっ」

コナン「そう……道は土砂崩れで塞がれ、警察に連絡しても、すぐには来ない……」

友人「そ、そんな……」

コナン「とにかく、先輩と女友達の人と一緒に食堂に集まって、事情を説明しよう!」

先輩「なんだって!? 君の友人が死んだ!?」

女「それは本当なの!?」

友人「ああ……鍵のかかった、密室の中でね……」

先輩「密室ってことは……自殺、なのか?」

阿笠「え?」

女「そ、そうよ! 鍵がかかってたってことは、殺人じゃなくて自殺ってことよね?」

友人「そう……なるのか……?」

先輩「まあ、何だ……この中に殺人犯がいるわけじゃないってことで、それはそれでよかったじゃないか」

コナン「……」

コナン(自殺……本当にそうなのか……?)

コナン(どうも……死体のあった部屋の中にあった>>48が気になる……)

宮野明美の写真

友人「まあ、死因もテクノブレイクだったし……オナニーのしすぎで死んだのかもな……」

先輩「そうだと思うぜ……もう今日は食事はいいから、部屋に戻らせてもらうよ……」

女「私も……」

コナン「ちょっと待ってよ二人とも!」

女「な、何よ?」

コナン「あの部屋には、宮野明美の写真があったんだ!」

先輩「……名前的に女性の人の写真か? じゃあそれをオカズにシコったんじゃないのか?」

コナン「よく考えてみてよ……写真をオカズにシコるんなら、どうやってシコる?」

先輩「そりゃ……せっかく写真があるんだから……それを見ながら……」

コナン「そう……だから、死体の近くに写真はあるはずなんだ」

コナン「でも、写真は少し死体から離れた位置に落ちていたんだよ?」

阿笠「そ、それはおかしい! ワシなら写真にぶっかける勢いで迫るぞ!」

女「キモッ」

コナン「つまり、あの写真はオカズじゃない……」

コナン「犯人が、自殺に見せかけるために置いた偽の証拠なんだ!」

先輩「じゃ、じゃあ何だ!? 君は俺たちの中に犯人がいるとでもいうのか!?」

コナン「そうだよ……特に僕らはそれぞれ部屋でSEXしてたんだ」

コナン「僕らのアリバイが成立する以上……犯人は友人さん、先輩さん、女さんの三人の中にいる!」

三人「!!」

コナン「まずは……みんなの人間関係を整理させてもらうよ」

コナン「みんな、博士の友人の知り合いって話だけど……」

コナン「先輩さんは、友人さんの何の先輩なの?」

先輩「>>60

黒の組織

先輩「黒の組織の先輩なんだ」

コナン「えっ」

友人「黒の組織っていうのはまあアレだ、ちょっとした企業でね」

友人「酒の名前のあだ名で呼び合うフレンドリーな企業だから。何の怪しさもないから。だから安心してくれ」

コナン(その情報聞かない方が安心できたんだけど)

コナン「じゃ、じゃあ……女さんは?」

コナン「女さんは友人さんとどんな関係なの?」

女「>>66

芋煮会の友達

女「芋煮会の友達よ」

コナン「芋煮会?」

友人「東北地方で行われる、芋を使った鍋料理を食べる行事と考えてくれれば大体あってるよ」

コナン(東北……じゃあ友人さんと女さんは東北出身……? そうでなくとも、少なくとも芋煮会をやる程度に東北で暮らしていた……?)

コナン「……あれ、それじゃあ……」

コナン「沖矢昴さんと友人さんは、どこで友達になったの?」

友人「>>75

コインランドリー

友人「コインランドリーで偶然出会い、そこで少し話が盛り上がってね……」

友人「頻繁に会う内に、結構仲の良い関係になったんだ……」

コナン(偶然仲良くなった……か)

友人「しかし、そういうわけで……偶然私と仲良くなった彼を殺す理由があると言えば……それこそ私ぐらいだが……」

友人「私は犯人ではないよ」

友人「私は夕食の準備やら何やらで、ずっと動いていたから、アリバイも何もないがね……」

先輩「俺もずっと部屋で休んでいたからな……」

女「私も……」

コナン(全員にアリバイは無し……か……)

先輩「そもそも何度も言うが、部屋には鍵がかかっていたんだろう?」

女「やっぱり自殺でしょ? いい加減部屋に戻らせてもらうわ」

阿笠「あ、ちょ……」

先輩「俺も……」

阿笠「ま、待ってくださ……ああ……」

コナン「……博士、もう一度現場を調べてみよう」

阿笠「調べると言ってものう……何を調べるんじゃ?」

コナン「さっきは見える範囲しか調べなかったからな……」

コナン「今度は見えない場所……家具の陰とかを調べてみよう……」

阿笠「しかしそんな場所に証拠があるのか?」

コナン「……ん?」

コナン「ベッドの下に……>>83?」

ピピン@

阿笠「ピピンアットマーク? なんじゃそれは?」

コナン「バンダイとアップルコンピュータが共同開発したマルチメディア機だ……もう製造中止してるけどな」

コナン「しかし珍しいものをベッドの下に置いてあるな……沖矢さんの私物か、友人さんの持ち物か、犯人の遺留品か……」

阿笠「流石に事件には関係ないんじゃないかのう……」

コナン「……ん?」

コナン「このピピンアットマーク……機体に>>90が付着してるぞ?」

コナン「どうしてこんなところに……」

血液

阿笠「血液!?」

コナン「昴さんの血……じゃないな。出しているのは精液であって血液じゃない」

コナン「つまりこれは……犯人の血!?」

阿笠「しかし……DNAを検出する機材なんぞここにはないしのう……」

コナン「調べようがない……けど、これはでけぇ証拠になるぜ……」

灰原「工藤君……ちょっといいかしら……」

コナン「おう灰原、やっと回復したのか」

灰原「ええ……それで、小嶋君が騒いでいるのよ……」

コナン「腹が減ったってか?」

灰原「いや……最初はお腹が空いたって言って台所に向かったんだけど……」

灰原「台所で……>>97を見つけたそうなのよ」

服部平次参上と書かれた紙

コナン「元太!」

元太「おうコナン! これを見てくれよ!」

コナン「服部平次参上……確かに紙に書かれてるな……」

コナン「つまりあいつがこの別荘に来たってことだが……」

コナン「できたばかりの別荘に……いつ奴が来たんだ……?」

コナン「……電話してみるか……」ピポパポ

 トゥルルル

コナン「……あ、もしもし? 服部か?」

服部『なんや工藤、急に電話なんか……』

コナン「それが、ある別荘に来てるんだが、そこにお前の名が書かれた紙があってな……」

服部『ああ、それやったら>>104

光彦の仕業

服部『光彦の仕業やろ』

コナン「は? 光彦?」

服部『あのガキ、何かイタズラするときに自分に容疑がかからんようにしとるみたいでなァ』

服部『最近はオレの名前をつこてオレのせいにしようとしてんねん』

コナン「何て奴だ……後でケツの穴に胡瓜を突っ込んでやるぜ」

服部『いっそゴーヤにしといてくれや』

コナン「把握。じゃあな……」

阿笠「何じゃ、光彦君の仕業じゃったのか……しかし光彦君はここで何をしてたんじゃろうな……」

コナン「あいつは歩美に搾り取られて乾いた枝豆の皮みたいになってるからな……まだしゃべれないだろうし……」

コナン「この台所でイタズラされたろうな、何か不自然なところといえば……」

コナン「……>>110か?」

博士のアナルが広がっていること

阿笠「な、なんじゃと!? ワシのアナルが!?」

コナン「ああ……この台所に入った途端、博士のアナルがどんどん拡張されていったのがズボンの上からでもわかるぜ!」

阿笠「むむぅ……道理で何やら尻が開放的な気分になっていたわけじゃ……」

コナン「おそらく光彦は博士の肛門括約筋の細胞組織を分析し」

コナン「肛門括約筋を弛緩させる特殊な電磁波を発生させる装置をこの台所に仕掛けたんだ」

阿笠「なるほど……光彦君ならそんな装置を作るのも不可能ではない……」

コナン「そして台所に近づいた博士のアナルを広げ、脱糞させて恥をかかせようとしたんだろうが」

コナン「あいにくさっきの4Pで博士は灰原にアナルフィストを強要していたからな……すっかりケツの中は出し切っちまってたわけだ」

灰原「嫌なこと思い出させないで頂戴」

阿笠「フヒヒwwwwwww」

コナン「おい博士、そうとわかりゃさっさとこの台所から離れるぞ」

コナン「博士の肛門括約筋を弛緩させる専用の電磁波とはいえ、他の奴に作用しないとも限らないからな」

阿笠「ああ……じゃがアナルが広がる感覚というのもまた良いものじゃしもうしばらくワシはここで楽しんでいよう」

灰原「うわぁ……」



灰原「……で? 捜査は進んでるの?」

コナン「いや……まだ犯人も動機もわかっちゃいない……」

コナン「密室のトリックについては……大方予想はついてるけどな……」

灰原「へえ……」

コナン「だがこのトリックなら誰でも犯行可能なんだ……だから問題は昴さんを殺したという確実な証拠……」

コナン「……よし、容疑者の二人の部屋に行ってみよう」

>>113
容疑者二人→三人


 先輩の部屋

先輩「急に部屋に来て一体何のようだ?」

コナン「うん……さっき容疑者扱いしたみたいなこと言ったこと、ちゃんと謝っとこうと思って……」

先輩「もう気にしちゃいないさ……こんな状況じゃ、誰だって誰かが犯人なんじゃないかって疑っちまうしな」

コナン(……ん? あれは……)

コナン「珍しいね、>>119なんて持ってるんだ」

血のついた斧

先輩「あ、ああ……こ、ここに着いたとき、ちょちょ、ちょっと外に出てな……そこで……その、熊に遭って……」

先輩「必死に斧を振り回して追っ払ったときに……熊の血が付いたんだ……よ?」

コナン「……」

先輩「な、何だよ! 聞いた話じゃ死因はテクノブレイクなんだろ!? 血は関係ねえじゃねぇか!」

コナン「う、うん……そうだね……」



コナン「どうしよう灰原、別の犯罪の匂いがプンプンするぜ」

灰原「まあ……とりあえず目の前の事件を片付けましょう……次は女の人よね……」


 女の部屋

女「さっきのことは気にしてないわよ……私もちょっと冷静じゃなかったと思うし」

コナン「まあ、死体があったって話で冷静でいられるはずもないよね……」

コナン「それより、そこに置いてある>>127はお姉さんの私物?」

女「ええ……」

セブンティーン(オナホ)

コナン「女の人なのにオナホを持ってるの?」

女「あら、悪いかしら?」

コナン「いやぁ、何に使うんだろうと思って……」

女「ナニに」

コナン「え?」

女「え?」

コナン「……」

女「……」

灰原「……」

女「……」チラ

灰原「……」ざわ……

コナン(ああ……そういう……)


コナン「あかんわこの別荘ろくな人がいない」

灰原「殺人とは関係なくとっととここから出ていきたくなくなったわ」

 友人の部屋

友人「やあいらっしゃい……こんなことになってしまって本当にごめんね……」

コナン「ううん、友人さんこそ、せっかく立てた別荘でこんな事件が起きて大変だね」

友人「気にしてないさ……」

コナン(この人はこの別荘の持ち主……怪しい物があるとすればどこにだって隠せる……)

コナン(だが……)

コナン(>>135が目立つようにこの部屋に置かれているのは何故だろう……)

歴代iPhone

コナン「ねえ、その並んだ歴代iPhoneは何?」

友人「ああ、これかい? 一種のコレクションみたいなものさ」

友人「新しいのが出る度に欲しくなるんだが、前に使ってた奴とか捨てられなくてね……」

コナン「へー……」



灰原「全員の部屋に入ったのはいいけど……何か手がかりは見つかった?」

灰原「……別の意味ですごい怪しい人が一人いたけど」

コナン「ああ……問題ねえよ」

灰原「……問題ないって……?」

コナン「決まってんだろ?」



コナン「事件の謎は……全部解けたんだよ」



 推理タイム入ります
 安価無いよ

先輩「また全員で食堂に集まれと聞いたが……」

女「一体今度は何の話?」

友人「さあ……」

先輩「さあって……呼び出したのが君じゃないなら、誰が俺たちを呼び出したんだ?」


コナン(阿笠声)「わしじゃよ」


先輩「爺さんが? 一体何をおっぱじめるつもりだよ?」

コナン「よし、じゃあ博士……口パク頼むぜ?」ヒソヒソ

阿笠「うむ、任せておけ」ヒソヒソ

コナン(阿笠声)「何を始めるつもりじゃと? 決まっておろう」

コナン(阿笠声)「この事件の真相を解明するのじゃ」

三人「!?」

先輩「真相って……アレは自殺じゃ……」

コナン(阿笠声)「そう……自殺だと思われた……それは何故か?」

女「それは……部屋が密室だったから……殺人はでないって話になって……」

コナン(阿笠声)「そう……つまり……」

コナン(阿笠声)「あれが密室ではなくなれば自殺でない可能性が出るわけじゃな?」

友人「そうなるけど……確かに、あの部屋は開かなくて……」

コナン(阿笠声)「ドアの金具を確認してみたんじゃが、ロックのバーがかかる部分が歪んでおらんかった」

コナン(阿笠声)「つまり……ロックがかけられておらんかったというわけじゃ」

コナン(阿笠声)「おそらく、事件後、犯人がこっそり現場に戻り、ロックをかけ、最初から鍵がかかっていたように見せかけたんじゃろう」

友人「し、しかし、あのとき二人でドアをぶち破ったじゃないか!」

コナン(阿笠声)「開かなかったからといって……鍵がかかっていたとは限らん」

コナン(阿笠声)「ドアが開かなかったのは……これが原因じゃ」

友人「何だい? それは」


コナン(阿笠声)「被害者……沖矢昴さんの精液じゃよ」

先輩「精液!? そんなものが一体何になるんだ?」

コナン(阿笠声)「犯人は被害者をテクノブレイクで殺害し……その際大量の精液を被害者に放出させた」

コナン(阿笠声)「そしてその精液を……部屋のドアのロック部分や隙間を含め、全体に塗りたくったのじゃ!」

女「!?」

コナン(阿笠声)「最初はドロっとした液体の精液も、時間が立てば乾燥し、接着剤のようにドアを固定する!」

コナン(阿笠声)「そうやって密室は完成されたのじゃ!」

先輩「精液でそんな頑丈に扉を固定できるのか!?」

コナン(阿笠声)「知らん! じゃが濃度とか粘性とかそれらの関係が噛み合わさって実際密室が完成したんじゃ!」

コナン(阿笠声)「後でドア全体を調べればわかる!」

灰原「でも、このトリックには問題がある……」

コナン(阿笠声)「そうじゃ……このトリックでは被害者の精液を利用する……誰にだって密室は作れてしまう」

先輩「じゃあ……結局犯人はわからねぇのかよ?」

コナン(阿笠声)「そうではない……犯人はちゃんとわかっておる……」




コナン(阿笠声)「犯人はあんたじゃよ」









コナン(阿笠声)「先輩さん!」







コナン(阿笠声)「と、女さん!」

友人「なっ……!?」

先輩「お、俺たち二人が犯人だと!?」

女「な、何を言っているの!?」

コナン(阿笠声)「説明しよう……事件はどのように起こったのか……」



コナン(阿笠声)「そもそも……友人君と知り合いである、というだけでほとんど面識のない君たちでどうして殺人が起きたのか……」

コナン(阿笠声)「その動機は……先輩君、及び友人君の職業じゃ」

コナン(阿笠声)「君たちは……黒の組織のメンバーだそうじゃな?」

友人「あ、ああ……」

コナン(阿笠声)「知っておるよ……その組織が本来どういうものなのかぐらいはな」

友人と先輩「!!」

コナン(阿笠声)「そして……昴君はその組織を追っていた……」

コナン(阿笠声)「じゃから彼を殺す必要があった……」

コナン(阿笠声)「コインランドリーで偶然知り合ったそうじゃが……おそらく昴君は友人君の正体を知っており、偶然を装って知り合いになり……」

コナン(阿笠声)「友人君から情報を得ようとしたんじゃろう」

コナン(阿笠声)「それに友人君は気づかなかったが……君は気づいたんじゃろう? 先輩君」

先輩「だ、だったら……こいつにも殺す動機はあるじゃねぇか!」

コナン(阿笠声)「それはない……友人君が昴君が組織を探っていることに気付いたのなら、別荘に呼んだりせずに殺しておるわい」

コナン(阿笠声)「別荘で殺すつもりなら、無関係なワシらを呼ぶ意味は無いしのォ」

コナン(阿笠声)「そしてもう一つ……女さんが昴君を殺す必要性……」

コナン(阿笠声)「……話すかね?」

女「……」

コナン(阿笠声)「話したくないじゃろうなぁ、まさか」



コナン(阿笠声)「台所で脱糞したのを昴君に見られたなんてのォ」

女「いやあああああああああああ言わないでえええええええええええええ!」

コナン(阿笠声)「光彦君が仕掛けた、ワシ専用の肛門括約筋弛緩電磁波放出装置……」

コナン(阿笠声)「流石にワシの筋肉細胞限定で弛緩効果を与える電磁波など出せるわけがない」

コナン(阿笠声)「偶然ワシと似た肛門括約筋の細胞性質を持っていたアンタは、台所に近づいたとき……」

コナン(阿笠声)「アナルが広がり、脱糞してしまった!」

コナン(阿笠声)「それを昴君に見られた!」

コナン(阿笠声)「おそらく昴君は誰にも言わないと約束してくれたんじゃろうが、あなたはその言葉を信じきれなかった!」

コナン(阿笠声)「そこに……先輩君が話をもちかけた」

コナン(阿笠声)「協力して彼を殺そう、とな」

コナン(阿笠声)「君は昴君に黙ってもらう代わりにご奉仕しようとか言って」

コナン(阿笠声)「昴君をオナホで責めテクノブレイクさせた」

コナン(阿笠声)「そして先輩君と協力して精液をドアに塗り、密室を作り上げる」

コナン(阿笠声)「おそらくワシらが土砂崩れが起きたので確認しに行ったときに殺したんじゃろうな」

先輩「しょ、証拠はあるのかよ!?」

コナン(阿笠声)「ああ……昴君のベッドの下に、血痕の付着したピピンアットマークが存在した」

コナン(阿笠声)「おそらく昴君の私物じゃろうが……熊と斧で格闘したアンタは、その時熊の返り血を浴びたんじゃろう?」

コナン(阿笠声)「そして服に付いた返り血が……床に落ちた精液をすくおうとしたときにピピンアットマークに付着……」

コナン(阿笠声)「そのまま作業の邪魔だからとベッドの下に押し込んだんじゃろう」

コナン(阿笠声)「さらに……女さんのオナホをしっかり調べれば……出てくると思うぞ」

コナン(阿笠声)「被害者の精液がな」

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