唯「バイハザ!」(1000)
※注意
このSSには暴力的シーン、グロテスクな表現が含まれています。
18歳未満はひっそりと見てください
心臓に持病がある方はこっそり見てください
けいおん!のキャラを著しく損なう恐れがあります。
支援たくさんだと作者は喜びます。さるさんにもならず快適です。
先読みはほどほどにお願いします
では、心の準備が出来たら読んでください
バイオ……ハザード……
次のニュースです。
S県のK市が謎の感染症により封鎖されると言う事態がありました。
感染の原因は不明でどんな感染症なのかも未だ情報が入っていません。また情報が入り次第お伝えします。
ピッ
唯「憂~遅刻遅刻~遅刻するよ~!」
憂「お姉ちゃんが寝坊したからでしょー?もうっ」
唯「ごめんごめんっ」
玄関で姉妹仲良く靴を履き、玄関を出て鍵を閉める。
鍵を閉めるのはいつもしっかり者の憂の役目だった
そう、今日もいつも通りの筈だった
筈なのに……
放課後─────
唯「ごめ~ん遅れた!」
律「ごめ~んじゃないぞ唯~。部活をなんと心得るか!」
唯「すみませんでありますりっちゃん隊長!」
律「うむ、次から気をつけるように」
澪「掃除当番だったのか?」
唯「いや…ちょっと…なんて言うか…また赤点とっちゃって…」モジモジ
唯「てへっ」
律「てへっ☆っじゃないだろおい」
澪「また当分は部活禁止か…」
唯「大丈夫だよ!すぐにぱぱーっと終わらせるからさ!」
律「どうやら…」
律「しかしムギのやつ遅いな~唯ならともかくムギが赤点なんてありえないだろうし」
唯「りっちゃん物凄く失礼だよ!私に!」
澪「ムギはクラス委員だからそれで遅くなってるんじゃないかな」
噂をすればなんとやらで階段から誰かの足音が二つ
紬「ごめんなさい遅くなって」
梓「遅くなりました。掃除当番だったので。むぎ先輩とさっきそこであったんです。」
澪「二人ともお疲れさま」
律「じゃあみんな揃ったことだし!」
唯「お茶にしよっか!」
澪「あれ?」
梓「練習は…」
紬「今日はチーズカスタードレモンレフォンにしたの。お母様が教えてくれて私も作ってみたんだけれど…どう?」
律「むぎ、私は常々思っていたんだ…」
唯「りっちゃん…」
紬「えっ……」
律「本当にけいおん部入ってくれてありがとぉぉぉうんめぇぇぇよこれ本当」
唯「ありがとぉむぎちゅわぁん!美味しいよー!」
澪「お菓子ありきの関係かよ!まあ確かにこのレフォン凄く美味しいよ。さすがむぎだ」
梓「凄いですむぎ先輩!」
紬「ふふ、みんなありがとう//」
律「さ~て練習やるぞー!」
唯「おぉー!」
律「~♪っと。唯もだいぶ合わせられる様になったなぁ!」
唯「毎日ギー太弾いてるからね!」
梓「確かに上手くなりましたよね唯先輩。」
澪「私達最後のライブまで残り二ヶ月だし唯を見習わなきゃな」
紬「私達最後のライブ……か」
このメンバーでいられる時間も残り少なくなっていた。
学園祭のライブが終わればもう活動目標がなくなる。
何より三年生は受験の為部活にも来れない
梓一人で軽音部を続けさせるのは余りにも酷な話だった。
みんなもわかっているであろう、来年には軽音部がなくなることを
学園内───────。
シュー…シュー…
「始めるぞ」
シュー…シュー…
「ラジャア。しかし何故ここを発信源に?」
「街の中心と言うことと後は上の意向だ」
「これで3件目の実験…か」
「感染レベルBに設定、空気感染で約48時間でこの街の人間は全員ゾンビ化ってところだ」
「気が乗りませんね毎度」
「仕方ないさ。これが我々アンブレラの仕事だ」
ピッ
地獄へのスイッチは押された
「作業員は全員速やかに退避、繰り返す…」
「始まるぞ…バイオハザードが」
律「さ~ていっぱい練習もしたし帰るとするか!」
唯「私くたくただよぉ」
澪「帰りにお茶でもしてくか」
紬「澪ちゃんから言うなんて珍しいわね」
梓「あっ、じゃあ駅前に新しく出来たところにしませんか?あそこのケーキ美味しいってクラスのみんなにも評判ですよ」
唯「ケーキ!ケーキ!」
律「でかした梓!」
澪「全く二人とも…」
紬「まあまあ、今日はいっぱい練習したんだからたまには、ね」
その時軽音部のドアが開いた
キィィ……ガシャン……
「…………」
sssp://img.2ch.net/ico/otiketu32.gif
けいおん!バイハザってこれか?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7301632
唯「あっ!和ちゃん」
和「全く……まさか三年連続忘れるなんてね…。今回は吹奏楽部がその時全国大会だからその時間を軽音部の時間に回すからって言ったらリハーサルしようリハーサル!って言ってたのに体育館の使用申請用紙が出てないのは気のせいかしら?律」
律「あっちゃあ…そうだった…」
澪「りぃつぅ…!前にあれほどちゃんと出しとけって言っただろ!?和も暇じゃないんだからわざわざ何回も何回も同じこと言わせないであげてよ!」
律「なんだよその言い方…あ~そうかそうか。クラスで唯一の大切な友達だったね~」
>>22
携帯じゃ見れないですね……
一応自分の思いつきのネタです
一応かぶってないかぐぐったりしてみてヒットしなかったんで書くことにしました
澪「なっ。」
紬「二人ともやめて!」
唯「そうだよ!」
和「私の為にありがとう、澪。忙しいのは事実だけど毎年の事だから慣れたわ」
澪「けど…」
律「ふんっ…。安心しろよ澪。どーせこれが最後なんだからさ」
澪「律!!!」
唯「りっちゃん…」
梓「……。」
その時だった───。
キャアアアアアア
一同「!」
和「どうしたのかしら」
紬「私見てきます!」
梓「わっ、私も」
二人はそうして軽音部を出ていこうとしたその時、先にドアが開いた。
「ウゥゥ……」
唯「さわ……ちゃん先生?」
顔が青い……。良く人を気遣う言葉で顔色が悪いと比喩することがある。
確かに見た目で褐色があまり良くない時も人間には多々あるがこの「青い」はその人間の体調レベルではいい表せないほどだった。
現に唯以外の5人は誰も声を出せずただ唯の言った言葉の答えを待っていた
さわちゃん「ウゥゥァ……」
ゆったり、とした足取りで6人に向かってくる。
唯への返答はない
唯「ま、またコスプレ?でもさすがにゾンビのコスプレは怖いよぉ?ほ、ほら、澪ちゃん震えてるよっ」
澪「……」カタカタカタ
澪は微塵も震えていなかった。いや、震えることすら億劫になるほど恐怖心を煽られていたのだ。
怖さ、より自分の死への防衛本能が対象から目を離すことを許さなかった。だがその恐怖を現実かどうか区別するために歯を高速で震えさせたがためにカタカタカタしていた
さわちゃん?「ウゥゥァ……アァグゥ……」
それでも歩を進めるのをやめない。
さすがに事の異常を察したのが6人は後ろへとジリジリ後退し始めた。
唯「さ、さわちゃん!ふざけるのもいい加減にしてよ!」
律「そうだよ……いくらなんでもシャレになってな……」
さわちゃんゾンビ「ウゴォォォ!」
その瞬間さわちゃんが飛び掛かってきた!
唯「きゃあっ」
唯は思わず腰に掛けていた相棒、ギー太を壁にした。
ゾンビ「ウガァ!」
どう考えても演技にしてはやりすぎだ……。
みんなもそれは感じていた。
そもそも腐食部分がリアル過ぎる。膝の辺りなど皮が削げ落ち肉が覗いている。
和「いい加減に……」
親友のピンチにいち早く反応したのは和だった。
手元に持っていた学園祭用の分厚いファイルで、
和「してください!」
さわちゃんを殴り倒す。
横からの強い力でバランスを失ったさわちゃんの足首は豆腐をミキサーでかけたようにぐにゃりと曲がり地面に倒れこんだ
ピクッピクッ
律「お、おい……なんだよ……これ」
和「私に言われてもわかんないわよ…」
唯「さわちゃん先生…」
澪「パクパク……」
梓「ひっ……」
紬「もしかして…。今朝ニュースでやってた感染症なんじゃ…」
澪「!!?」
律「感染…症?」
梓「それ私も見ました…。謎の感染症で街が封鎖されたって…まさか……」
紬「可能性は高いわ……。この腐食具合といい…まるで…」
唯「ゾン…ビ」
和「……。ともかくここを出ましょう。こうしてても拉致があかないわ」
一同はそれに頷き軽音部の部室を後にした。
念のためにそれぞれ武器になりそうな物を持って行くことになった。
律は鉄のドラムスティック
梓「何でそんなもの持ってるんですか…?」
律「家ではこれでイメトレしてるんだ。」
梓「何で鉄…」
律「ほら、普段重たいもので練習した方がさ!木のスティック持った時に3倍の力が出せるじゃん!」
梓「あなたはピッ○ロさんですか」
澪「それがいつも走り気味のドラムの原因か」
澪はベース
澪「パクパク……」
律「金魚の真似か?」
澪「パクパク……」
律「駄目だこりゃ」
唯はギー太
唯「ごめんよぉギー太……でも私を守るためなら本望だよね」
紬は
さすがにキーボードは武器にならないだろうと軽音部のロッカーに一本だけ入っていたホウキをチョイス
紬「私だけ楽曲関係ない……」
梓もギター
梓「……本当はこんなことに使いたくないんだけど…場合が場合だから……」
和は今のところファイル
和「見事に誰とも合わないわね……もうみんな帰ったのかしら。とりあえず職員室に行きましょう」
和の言う通りに階段を降り職員室を目指す一同。
F1 職員室前廊下
和を先頭にキョロキョロしながら階段を降りる6人。
唯「もし本当に感染症だったら私達も……」
律「確かに…」
律は制服の袖を捲ると腕などを見回す。
梓「怖いです…」
和「どのレベルでの感染かで変わって来るわね。でも空気感染ならもう既に私達に何らかの変化があってもおかしくないわ。さわこ先生に最後に会ったのは昼休みでその時は特に変わった様子はなかった
つまり発症したのは昼休みの午後1時から今の午後5時の間ってことになるわね」
唯「さすが和ちゃん詳しいね!」
和「生物学好きがこんな所で役に立つなんてね。皮肉だわ」
和「失礼します…」
ガラガラ…
和「誰もいないわね」
律「ほ、本当に?」
唯「いない…ね」
梓「……怖いです」
澪「パクパク」
紬「どこへ行ったんでしょう」
和「そう言えば確か……。」
和が奥の校長室へ進んで行く
唯「和ちゃんどうしたの?」
それを小走りで追いかける軽音部メンバー。まるで母鴨を追いかける雛である。
カチャン、チャキ
和「念のため、ね。校長先生日本刀趣味で助かったわ」
和「(しかも運良く真剣……ね。)」
唯「それ…どうするの?」
和「護身用よ。さっきみたいに襲われたら困るでしょ。さわこ先生も多分まだ生きてる…。また襲ってこないとは限らないし」
唯「それできったらさわちゃん先生死んじゃうよ…?」
和「そうかもね…。」
唯「和ちゃん…」
和「私だって嫌よ!こんなこと!でも何かが起こってるのは事実で現実なの!あのさわこ先生見たでしょ!?正気とはとても思えなかった!」
唯「……でも」
律「いや、和の言う通りだ。私達は置かれた立場をまるでわかっちゃいない」
唯「りっちゃん…」
和=ウェスカー臭漂うな……
律「感染症にしろ何にしろ私達はこんなとこで死ぬわけにはいかないだろ?みんなで最後の学園祭ライブやるんだからさ!」
紬「りっちゃん…」
梓「律先輩…」
澪「パクパク」
律「澪!いい加減現実と向き合え!」
ゆっさゆっさ
澪「……う、うあああああ」ダッダッダッ
律「澪!?」
澪は職員室から飛び出して行った。
律「澪の奴…!私は澪を追いかける。他のみんなは学校に他に誰かいないか放送で呼びかけて見てくれ。私も澪と一緒に行くから」
4人はこくりと静かに頷いた。
律「澪……」
澪「……」ブルブル…
これは夢だ夢なんだ…。
だから怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない。
タッ…タッ…タッ…タッ
誰かが歩いてくる、
澪「……律?」
ガン!ガン!ガン!
ウゴォォォ!
澪「律じゃ……ない……。怖いよぉっ……」
女子トイレの一番奥で必死に踞る
澪「助けて……律……」
律「ったく澪のやつどこ行った~」
澪が震えてそうな所と言えば……。
律「トイレくらいしか思い付かないな~」
ガンッ!ガンッ!
律「……」
二階の女子トイレから音がする。
律「こえぇ……、怖い……」
勝気だが律も所詮は一女子高生にしか過ぎない。さっきの一件で律への恐怖心は有り余る程だった。
だが、
律「でも…澪は、私が守らないと」
昔からそうだった。
澪を守って来たのはずっと私で、でも高校を出て大学へ行けば澪にも彼氏ができたりして…それは私の仕事じゃなくなる
だから、今だけは
かゆうま!だとバイオ知らない人には何のこっちゃだと思うんですがwww
4文字で合わせたかったと言うのもあります
スレタイは反省してます
澪「うぅ……」
いつも私は律に頼りっぱなしだ……。
さっき体育館の申請用紙を出してないだけで怒っていた私が情けない…。
いつもあんなに強気なのにこんな時になるとすぐ律を頼るのは私の悪い癖だ…。
でも…
ガンッガンッガン!
澪「やっぱり怖いよ…律……」
「いつも言ってるだろ?澪は私が守るって」
澪「えっ……」
律「どりゃああああ!」
考えなしにただ突っ走る。
構えた鉄のドラムスティックを掲げ、
澪を襲う化物に一発くれてやる───。
女子トイレの一番奥の扉の前にその化物はいた。
それは前は私達の顧問で面白くて綺麗なさわこ先生……だった。
でも今は違う、目も白目で肌から肉が覗き足首は明後日の方向にねじ曲がっている
躊躇なくドラムスティックを延髄に叩き込む
「ウグゥ……」
さすがのゾンビでもこれは利いたのか前のめりになって倒れ込む。
律「澪!いるんだろ!早く!」
ガチャッ……
澪「う、うん」
澪「律……なんで…」
律に手をひかれながら聞いた。
律「澪センサーが反応したんだよ。な~んてな」
澪「ばか…」
そうじゃない…聞きたいのは私が何であそこにいたのがわかったとか…そんな表面上なことじゃないんだ
澪「律…なんでいつも私を…」
律「言わなくても澪が言いたいことはわかるよ。でもそれはわざわざ聞くことじゃないよ」
澪「えっ……」
律「澪は私が守るって私が決めたことだから。ずっと昔からね。私自身が決めてることだから」
澪「りつぅ……」
『ピーピー、あーあーマイクのテスト中。』
律「この声は唯か」
澪「走ってる最中に気の抜けた唯の声が聴こえると安心するな」
律「全くだ」
『りっちゃん澪ちゃん無事~?こっちはみんな無事だよ~。後他に誰か学校にいたら放送室まで来てください。以上で~す。ぴんぽんぱんぽ~ん』
『唯、それは放送終われば勝手に流れるわよ』
『そおなんだ~私放送って初めてだよぉ~』
『あのぉ~私も何かメッセージいい?』
『ええ良いわよ』
『りっちゃん澪ちゃん~放送室でとりあえずお茶にしましょう』
律「むぎも相変わらずだなっ」
澪「だな。あの……律。さっきはごめんな。申請用紙忘れたくらいであんなに怒鳴って」
律「な~に言ってんだよ。私が悪いんだから澪は叱ってくれていいんだよ。その方が私も落ち着くし。私の方こそごめん……和とのこと悪く言ったりして」
澪「いいんだ。でも何であんな言い方したんだ?和のこと嫌い…ってわけじゃないよね?」
律「澪の一番は私だって…気持ちが…その、」
澪「ヤキモチか」
律「う、うるさいぞっ」
澪「ふふ、そんなこと言わなくてもわかってるだろ。ずっと律が一番だよ」
律「ば、バカ何言ってんだ」
澪「ふふっ」
和「全く唯は余計なことしゃべりすぎよ」
唯「えへへ//」
和「(この状況下でこののんきさ…さすがと言うかなんと言うか…)」
ガチャッ
律「へいおまちっ」
澪「……みんな…心配かけてごめん」
梓「澪先輩!無事で何よりです」
唯「澪ちゅわ~ん」ぎゅっぎゅっ
澪「こ、こらっ」
紬「わぁ……うふふ……」ポターリ
和「ともかくこれで誰か来てくれるかもね」
律「さて……来てくれるのがちゃんとした人であることを祈りたいな」
紬「とりあえずお茶にしましょう。放送室にティーセットがあるなんてラッキーよね」
律ゾンビに食われるなら本望
律「しかしこうしてお茶してると今の置かれている状況を忘れそうだな」
唯「全くだね~」
梓「二人とも緊張感なさすぎです!」
澪「でも具体的にこれからどうしたらいいんだろう…。やっぱりこう言うのって警察かな」
和「そうね…。私もそう思ってさっき携帯でかけてみたんだけど繋がらなくってさ…。」
澪「そう……」
紬「……。」
一同が重苦しい雰囲気になっていたとこだった
トントン
律「ん?」
トントン
唯「誰か来たんじゃない?!」
トントン
和「この普通のノックなら普通の人っぽいわね……。私が開けるわ」
俺「やあ」
バタン
>>85
俺「開けてくれよ」
>>84
wwwww
トントン
和「は~い今開けますよ」
ガチャッ
ガバッ
和「!!?」
律「まさか!」
唯「和ちゃん?!」
少し離れた放送室のドアの前に走る一同。
和「大丈夫よ。」
「ぐすん……お姉ちゃん……」
唯「憂…?」
憂「お姉ちゃあああん!」抱きっぎゅぅっ
和「ちょ、私はちが」憂「グスン……」
和「……」
泣きじゃくる憂を優しく撫でる和
和「(妹も悪くないわね……)」
紬「じゅるり…」
唯「うい~良かったよぉ無事で。私てっきりもう家に帰ってるのかと思ってたよぉ」
憂「掃除当番で残ってて……何か学校の様子が変だからお姉ちゃんの所にいこうとしたら…さわこ先生が…」
律「さわこ先生ばっかりだな会うの。やっぱりさわこ先生のコスプレなんじゃ…」
和「私思い切り殴っちゃったわよ」
律「私なんか脛椎鉄の棒で殴っちゃった」
紬「それはないわ…目が……普通の人ではないもの」
澪「……」
梓「これからどうします…?」
和「とりあえず安全な場所に避難したいことろね」
紬「私の家とか……どう?」
律澪唯「それだ!」
梓憂和「?」
律「むぎの家なら軍隊が攻めて来たって籠城出来そうだよな!」
紬「それはちょっと言い過ぎじゃ…」
澪「何にしてもここにいるのは危険だ。さっきのさわ…いや、ゾンビがまた襲って来ないとも限らない」
唯「うん…さわちゃん…」
律「唯……。悲しいのはみんな一緒だよ。さわちゃんだって私達を襲いたくて襲ってるんじゃないんだ。全部感染症のせいだ。私達はまだ生きている。だからやれることをやろう?な?」
唯「……うん!」
律「よ~し決まり。」
F3放送室前
和「とりあえず今のうちにさっさとここを出ましょう。またゾンビに出くわすと困るしね」
澪「道順的にはここからA階段を使って降りるのが早いけど…」
憂「さっきこの下の女子トイレ付近にいました…」
律「ゾンビだけあって不死身ってわけか。迂回していこう。奥のB階段で降りて一階の下駄箱を目指そうぜ」
和「方円の陣で行くわよ」
方円の陣とは、敵が八方から攻めてきても対応出来るように円を描いた陣形で陣形八陣のひとつである
澪「和って本当物知りだな…」
>>1がんばれ!
ありがつ
和「何とか辿りついたわね」
梓「普通に走って来た方が早かったんじゃ…」
唯「私はみんなで手を繋いで歩いて楽しかったよ!ねーう~い」ぎゅむ
憂「うん♪」
お姉ちゃんといるとぽかぽかするなぁ~
紬「私も…」
澪「ともかく早くここを…」
ガチャッ、
澪「あれ、」
律「どしたー澪?」
澪「開かない。鍵かけられてる…」
和「えっ…そんな。一体誰が…」
律「しゃ~ない。パンツ見えちゃうけど隣の窓から出ようぜ」
そうして律が窓を開けた瞬間だった
俺「パンツ見せろおああああああああ」
律「……おい…」
澪「ん~どうした?」
律「澪!止まれ!そこから動くんじゃないぞ?」
澪「えっ、うん…」
律「和、来てくれ…早く」
その表情で真剣さを読み取ったのか和は駆け足で律の元へ向かう。
和「……。何よ……これ」
────────。
ウゴォォォ!
ウーヒャオッ!
ガァァ……
グォォ……
その目に映るものは、
校庭を埋め尽くすほどの、生徒や教師達のゾンビだった
和「今まで反対側の窓しか見てなかったから気づかなかったわけね……」
律「のんきにお茶すすってる場合じゃなかったってわけだ」
二人の様子を伺っていた紬が駆け寄る
紬「二人ともどうしたの?」
律「問題発生だ。正面のルートは使い物にならなくなった。他を探そう」
律は静かに窓を閉め告げる。下駄箱の窓はすりガラスになっており開けない限りは見えない。
みんなのことをパニックにしない為の律なりの考慮であった
和「ゾンビがちょっと校庭にいてね。危ないから他の場所から出ようって話してたの」
律「(さすが和だな…)」
和に話したのはさっきからの腰の据わり方があったからだ。案の定和はすぐに理解しパニックも起こさず律の考えを瞬時に読み取っている。
律「(さすがに生徒会は伊達じゃないっ)」
梓「……。なら裏の体育館から出たらどうですか?あそこからならすぐ国道に出られますし。そこでタクシーか何かを拾えば」
律「そうするか。」
澪「律……」
律「大丈夫だよ澪。みんな部長の私が責任もって守ってみせるよ」
澪「律…」
唯「じゃあまたあれだね和ちゃん!」
和「そうね。方円の陣、いっとく?」
憂「ほら梓ちゃん♪」ぎゅっ
梓「う、うい…」
紬「わ、私も…」
律「(誰一人として欠けさせるものか…この最高のメンバーを。)」
例え私が死んだって守ってみせる
F1体育館通路前
和「さっきからおかしいと思ってたんだけど…」
澪「ん?」
和「私達の他にも誰が学校内にいると思うのよね」
律「さわちゃんゾンビか?」
和「いえ、ちゃんと知性を持った人間よ。だって変じゃない。下駄箱の前のドアやさっき念のために確認した校庭への出入口も閉まってたじゃない」
唯「でも放送で来たのは憂だけだったよ~?」
憂「私も他の人には合いませんでした。」
和「……」
律「まあ誰がいるにしてもそいつがどう言うつもりかってことだな」
澪「もしかしたらこの事件の関係者とかかもな…」
F1体育館前
和「嫌な予感がするのよね」
澪「私もだ」
梓「私もです…」
唯「ほぇ?」
憂「?」
紬「月が紅い…見えないけど」
律「行くぞ…せ~のっ!」
ガチャリ
和「アーッヤッパリー」
唯「和ちゃん!?大丈夫?」
和「え、えぇ。余りにも予想通りの出来事過ぎて逆に驚いただけよ」
律「鍵は…多分職員室か」
澪「また戻るの…?」
律「いや、私が取りに行くよ。みんなは残ってて」
澪「そんなっ!危ないよ!」
律「実際戦える武器持ってるのは私と和だけだからね。それに走れば3分で戻ってこれる距離だ。大丈夫」
梓「先輩…私が行きます!行かせてください!」
律「梓……?」
梓「私もみんなのためになりたいんです……守ってもらってばかりは…嫌なんです」
唯「でも一人じゃ危険だよあずにゃん!またみんなで戻って取りに行けばいいよぉ」
憂「そうだよ梓ちゃん!」
梓「いえ…これくらいのこと一人で出来なかったらこの先皆さんの足手まといになるだけです。だから……」
紬「わかったわ梓ちゃん。」
和の「アーッヤッパリー」がどう頑張っても脳内再生されないwww
他に人?俺以外に?
律「むぎ?」
紬「梓ちゃんの覚悟、わかってあげましょみんな」
澪「むぎがそこまで言うのなら…」
唯「うぅん……。あずにゃん、こっちこっち」
梓「はい?」
ぎゅむ……
唯「必ず帰ってくるんだよ」
梓「心配しすぎです先輩…。約束します。ちゃんと鍵を持って帰って来ます」
憂「気をつけてね梓ちゃん」
律「しゃあない…そこまで言うなら梓、頼んだぞ」
梓「はい!行ってきます!」タッタッタッ
みんなが梓を見送る中…
和「……まさか…ね」
和だけはそう呟いた
やっと私も役に立てた……私もみんなの、軽音部の一員だって…わかってくれただろうか
職員室へ駆け足で向かう。
幸い誰もいないみたいだ…。さわこ先生にあったらどうしようかと思ってたけどまだ二階にいるのだろう
職員室
体育館の鍵……鍵……
あった!
梓「でも変だな……ない鍵の方が多いなんて……」
誰が持って行ったんだろう
まあいいや、これで帰ったらみんなにちやほやされる
嬉しいなっ
そうして体育館の鍵に手を伸ばした───
ボゴォォォォン
俺「大丈夫?俺?ハンサムなプーさ!」
律「梓遅いな~もうそろそろ戻って来てもいい頃なんだけど」
澪「まさか何かあったんじゃ……」
唯「そんな……」
憂「探しに行こうよ…」
紬「駄目よ…。そんなことされたら梓ちゃんがどんな顔するか……。あの子の覚悟を無駄にするようなことは私が許さないわ。ただあの子を信じて待ちましょう…」
和「……」
トコ、トコ、トコ、
律「おっ噂をすれば来たか」
澪「良かった……」
ドス……ドス……ドス……
唯「またぎゅってしないとね!」
憂「うん♪」
ドス……ドス……ドス……
和「違う……梓じゃ…ない」
体育館に通ずるドア、律達の10mくらい先にあるドアが、吹っ飛ばされた
ドサッ
律「えっ……」
何が起きたのか、
さっぱりわからない。
事態を収集出来ない
ただ目に映るのは前には投げられてうつ伏せに倒れ込む梓と、
緑のコートを着た巨人だった─────
タイラントキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
俺「緑のコートの下は裸なんスけどねwフヒーww」
澪「あず……さ?」
梓「……」
律「嘘…だろ?」
梓「……」
唯「あずにゃん?ねぇ……あずにゃんってば……」
憂「梓ちゃん……」
紬「そんなことって……」
和「……」
駄目よ…このままじゃ全員死ぬ。
和「みんな…私が今から梓の持っている鍵を取る…だからその間何としても逃げて……いいわね」
澪「のどかァ!」
律「澪!和の判断は正しい……じゃないと梓のした意味がなくなる……」
澪「律……泣いて……」
律「みんなもぉ……!いいな……。梓の為にも…絶対死ぬんじゃないぞ…」
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
_ノ _ノ _ノ ヽ/| ノ ノ 。。
/\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| |`ヽ、
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l |::::ヽl
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/ .|:::::i |
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ |:::::l |
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
/ | .| | .| ,U(ニ 、)ヽ
/ | .| | .|人(_(ニ、ノノ
みんなは黙って頷いた。辛いのは皆一緒だがまずは目の前の命の危機を優先する
和「はああああ!」
和が日本刀を抜いて斬り込む。
和「やあァ!」
そのままの勢いで巨人の左腕に斬り込んだ。
腕の位置が和の身長ほどある。恐らく全身だと3m近くあるんではなかろうかと言う巨人だ
「……」
まるで利いてないかのように刀を払いのけ右拳を握る───
ガシッ
律「お前の相手はこっちだよデカぶつ」
律が投げたドラムスティックに反応したのかのっしのっしと律の方目掛けて歩いてくる
和「(今よ…)」
俺「ボディが…甘いぜ!」
次々と俺が飛び掛かる
和「(梓……)」
梓の手にはしっかりと体育館の鍵が握られていた。
良く見ると腕や足にアザが出来ている……こんな小さい体であんな奴から必死にこの鍵を守って……
梓から鍵を取ろうとする……
梓「……」
和「……」
固く……固く握られていた。まるでそれは梓の意思そのものに感じられた
和「もう……いいのよ……あずさ……」
涙が止まらない……
梓「……」
その涙が梓の手に落ちた時、ふっと力が抜けた。
その手から優しく鍵を取る和
和「梓……ありがとう……」
タイラント死ね。氏ねじゃなくて死ね。
おいおいお前ら
大人しく読もうぜ?
あずにゃん…(´;ω;`)ウッ…
和「律!!!」
チャリン……
ぱしっ
律「おっと」
和「そのデカぶつの相手は私がやるわ……あなたたちは先に体育館へ行って」
澪「でも和!」
和「早く!」
唯「のどかちゃん…」
和「大丈夫よ、唯。私は死なないわ。必ず生きて帰ってくる。梓のためにも」
律「……のどか……ごめん…憂ちゃんも早く!」
憂「うっ……」
ガチャ
唯「絶対…だよ。のどかちゃん…」
和「私が約束破ったことあった?」
唯「信じてるから…!」
タッタッタッタ……
足音が離れて行く、これでいい
和「梓の仇は私が取る……」
振り向いた巨人と対峙する
梓「…………」
ではしばらくお別れです……
自慢じゃないですがどんなクソな作品でも完結させずに逃げたことは一度もありません
また起きたら書きます……
おやすみなさい
色々話ながら保守してくれると何か嬉しいです
では
俺「俺もいるぜ!」
おつー
産まれて初めてかもしれない、人前でこんなに泣いたのは
私達が入った体育館にも何体かゾンビがいたけれど覚えていない。
夢中で殴り倒し出口へ向かった
梓……、和……、みんな守るって言ったばっかりなのに…
その言葉を言えるほど自分は強い存在ではなかった…
私は……
澪「あずさぁ…のどか……」
律「……泣くなよ…澪。」
澪「うぅ…でも…」
律「泣いたって……どうにもならないだろ」
唯「一番泣いてるのはりっちゃんじゃない…」
律「……」
唯の言う通り擦っても擦っても涙が浮かぶ
自分の歯がゆさと仲間を守れなかった嫌悪感で死んでしまいたいぐらいだった
律「ゆ"い…」
唯「りっちゃん…、澪ちゃんも、みんな大丈夫。和ちゃんはきっと帰ってくる。あずにゃんだって私達がこのまま死んだら許してくれないよ」
憂「お姉ちゃん……」
唯「生きよう、みんな」
律「唯の言う通りだ…。泣いててもどうにもならないよな」
澪「二人の為にも私達は生きなきゃならない。」
唯「うん…!」
紬「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい私が……私のせいで梓ちゃんが…」
それまで沈黙を守っていた紬が顔を被い泣き崩れた
梓のことで責任を感じてたのだろう
憂「むぎ先輩、梓ちゃんの気持ちを一番わかってあげてたのは先輩ですよ。」
澪「あぁ……。梓だってむぎのことを恨んだりしてないと思うよ」
唯「今はあずにゃんの為にも私達が生き残る様に頑張ろうむぎちゃん」
紬「うん…!」
律「さーてじゃあむぎんちに行きますか!」
体育館裏の路地から大通りに出る。
幸いゾンビもいないようだ
澪「タクシーと言うか車一台走ってないな…」
唯「いつもはビュンビュン通ってるのにー」
紬「歩きだとここから結構かかるわね…。さっき迎えにこさそうと電話したけれど繋がらなかったし…一体どうなってるのかしら…」
律「歩いて行くのは危険過ぎる…ってことはあれしかないな。ちょっと待っててくれ」
唯「あっりっちゃん!」
小走りでどこかへ行く律
数分後、
ブゥ~ン
澪「あっ!車が…お~い乗せて…」
キイイィィ
律「私だよん!」
唯「りっちゃん!?その車…?!」
律「非常事態だ、法律云々はこの際後回し後回し。ささ、乗って!(さわこ先生もきっと生きていたら使ってくれって言うだろう…)」
律が調達してきた車は低燃費のさわこのデミオだった。ちなみに作者もデミオだった!
助手席に澪、後ろに唯憂紬の順に乗る。
唯「りっちゃん運転できるの!?」
唯が運転席に身を乗りだしながら聞く
律「ハワイで親父に習ったんだ」
澪「何そのバーロー設定…大丈夫なのか…」
律「えーい四の五の言わず発進!」
バンッ
アクセルを全開踏み誰もいない道路へと走り出した
律「うぉぉ車すげぇ…」
澪「頼むから事故だけはやめてくれよ…」ブルブル
唯「あっりっちゃん止まって!」
律「うぉぉぅ!」
キイイィィ
──────
唯「お待たせ~ジュース買ってきたよ~」
律「うぉナイス!丁度喉渇いてたんだよね~」
唯「はぁい澪ちゃんも。むぎちゃんには大人の午後ティー!」
澪「ありがと…」
紬「ありがとう唯ちゃん」
唯「憂にはあま~いミルクティだよ♪」
憂「ありがとうお姉ちゃん」
律(この状況下になって初めてわかるな…唯のありがたみが。)
澪「律前前!」 律「うぉっと」
仕事行ってきます
また暇があったら書きためて投下します。
前もこんなSSあったと思うんだがあれはハルヒか
>>192
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org210330.bmp
あいよっ! >>1はこのタイプのタイラント出した。
保守だし
>>223
他のFPSやTPSのゲームと比較してしまってつまらないという人が結構いるみたい
4の操作だから4が嫌というならやめておいた方がいいかも
ジルは外見変わった理由がゲーム中のファイルにちゃんと説明があるのにそれ読んでない奴がいてネガキャンされた
あと、coopはやっぱり楽しいよ
>>235
外見変わった理由てなに?ネガキャンに騙されてたわ…
時刻は午後7時を回っていた。
辺りは暗く、回りの光は街灯だけという世界。その中を一台の車が走り抜ける。
律「むぎ、ここを左でいいんだよな?」
紬「えぇ、その先を真っ直ぐよ」
律も運転に慣れて来たのかウィンカーまでつけるようになっていた。
唯「街の人達みんなゾンビになっちゃたのかな…」
憂「これだけ走り回ってるのに人一人みませんね…」
律「確かに妙だな。学校前にはあんなにいたのに…」
澪「携帯はどこも通じないし…一体何が何やらわからないな」
紬「私の家のパソコンや電話は衛生電波だからきっと繋がると思うわ。今のこの街の状況がわかるかもしれない」
律「さすがだな。こんな時頼りになるぜお嬢様!」
ポタ……ポタ……ポタポタ…ポタポタ……
澪「雨だ…、律、ワイパー」
律「ん?あぁ。これかなと」
ウィーン、ウィーン……
澪「こんな状態で更に雨なんてな…。」
唯「和ちゃん大丈夫かな……」
水滴で見えなくなった窓を眺める……
きっと大丈夫…だよね、和ちゃん
ようやく紬の家についた。
律「しかしどんだけ広いんだよ!端から正門に来るまで車で5分は走ったぞ!」
紬「言い過ぎよりっちゃん//家に誰かいればいいんだけど…」
ウィーン
車の窓を開けそこから「紬です」
としゃべると頑丈そうな正門が開いた
律「まっ…まさか」
澪「声紋センサー…初めて見た」
唯「嘘?!あの映画とかにある?あれって声真似とかじゃ無理なのかなぁ!コホン、紬です♪」
憂「いくら似てても無理だよお姉ちゃん」
唯「だよね~」
そうして車は紬邸へと進んで行く…。本当の惨劇はここから始まるとも知らず
律「ふ~やっぱり車は凄いな。雨が降ってたのに全く濡れないで移動出来るなんて素晴らしすぎる」
澪「もうしちゃダメだぞ!」
律「次はちゃんと免許取ってからにするから大丈夫だって」
唯「でもりっちゃん運転上手かったよね!うちのお母さんより全然上手!」
憂「お母さんすぐエンストするもんね。オートマ買えば良かったっていつも言ってるよ~」
澪「律はゲームセンターで車のゲームとか上手いもんな」
律「へっへ~ん。いっつも弟とレーシングゲームしてる成果かな!」
紬「……えっ?」
紬邸
洋館1Fエントランスホール
律「うひゃ~ひっろいな~ホテルじゃんこれもう」
紬「私はお父様を探して来ます。皆さんは階段を登って右の部屋でくつろいでいて。ご飯とかの準備が出来たらまた呼びに行くから」
澪「そうだな…さすがに色々ありすぎて疲れた…横になりたい」
唯「そうだね…」
律「私も運転で疲れたし休ませてもらうとするか」
4人は二階へ向けて歩き出す。
紬「みんなゆっくり休んでね……」
キャアアアアアア
律「な、なんだっ」
誰かの叫び声で目が覚める。ここは……そうだ、むぎの家で…
律「さっきの叫び声はむぎか!?」
隣で寝ている澪を譲り起こす
律「澪!唯も!起きろ!」
唯「うい~……あいす~……」
憂「ご飯食べてからだよぉ……ムニャムニャ」
律「寝言で会話してる……」
澪「ふわふわたいむ~」
律「……。」モミモミ
澪「ん……」
律「(やわらけっ。いいな~澪は。私なんてぺたんこなのに)」モミモミ
澪「や…ぁ…ん」
律「よしこうなりゃ直に」
澪「やめんか!」
ゴス
律「澪が起きないのが悪いんだぞっ!」
澪「だからって胸揉むやつがあるか!」
唯「澪ちゃん!」
澪「ん?」
唯「後で私にも触らせてね!」
澪「おい」
全員起こす必要もないと思い憂を部屋に残し三人で声の聞こえた方へ向かう
律「確かこの辺りから聞こえてきたんだよな~」
澪「食事の広間みたいだな」
唯「テーブルながーい!端と端に座ったら何言ってるのかわからないよね」
律「端と端に座る必要性がわからん」
澪「この奥かな?」
アンティークな置時計を過ぎその奥へ向かう
そこは外国の一部屋を想像するような部屋だった。
日本にはなさそうなものばかりが並んでいる。
特に一番奥の暖炉には目を奪われる。
赤々と燃える火がみんなの体を照らす……
その手前に、寝そべっている人、更にそれに覆い被さる様に…いや、まるで…
ぐにゃ…ぐちゃ…
「食って…る…?」
誰かがそう言った
誰だろう、もう声さえわからない
紬「お父様……お父様ぁ!」
一体どっちのことだろう……食われている方か食っている方か……
どっちも嫌だな…
ウァィ……アァァォ……
食べるのをやめこちらを振り向く。
腐食しきった顔に似合わない黒い燕尾服。
紬「斎藤……」
彼は執事か何かだろうか…、その斎藤と呼ばれた人物は少しづつこちらへ歩を進めてくる
新しい餌と勘違いしてるのか
恐怖からか勝手に体が後ずさる。便利なもんだ
澪「に、逃げないと……」
もっともな意見だ。
唯「う、うん!」
おぉ~ぉ~みんな思ったよりまともそうだな。
私は吐き気で動けないよ、動いてるけど
紬「みんなこっちよ!」
むぎがどこかへ走りって行く。
追いかけないと、
駄目だ、そんな気力も起こらないや
澪「律!」
律「なら……倒さなきゃな」
鉄のドラムスティックを取り出し構える
律「何なんだよ……何なんだよお前ら!!!」
ドラムスティックで俺をタム回ししてほしい
さるか
さるでした
向かってくるゾンビの後ろに素早く回り込む
律「うわああああ!」
ゴスっ
延髄に一発、
律「うあぁ!」
更にもう一発
ぐにゃりと鈍い嫌な音が響く
そのまま倒れこむゾンビ
それを見下ろしながら息を整える律
律「はあ……はあ……」
「うがあああ!」
律「嘘っ!?」
ゾンビは律の足にしがみつきその足を……
律「きゃああああああああ!」
律「離れろぉ!」
律はそのゾンビの顔を思いっきり蹴つり飛ばした
腐っていた首が吹っ飛び地面に転がる
バイオハザード妙技、サッカーボールである
銃圧などで無理矢理倒れさせた敵や死に真似をしている敵にわざと捕まると言う荒業
ほとんどダメージを食らわないと言うのと必ず倒すと言う恐ろしい力を秘めている
銃弾の節約に非常に重宝される
律「はあ…はあ…」
澪「律……」
紬「お父様……!」
ぐしゃぐしゃになった死体の前に座り込む紬
その死体を優しく抱き締めた
自分が血だらけになるとか……そんなことを考えてる時点で私は冷たい人間なんだなって思った。
すすり泣く声が部屋中に響き渡る……
紬「おとぅ……様…なんで…なんでっ」
紬はポケットからハンカチを出すと死体の顔をぬぐう
幸い顔は原型をとどめており血を拭った顔死んでるとは思えないほど綺麗だった
紬「確かにお父様は…昔から厳しくて…辛い時もあった。けど…こんな風に死んでいい人じゃなかった……」
澪「むぎ……」
書きためなくなた
風呂で構造しつつ出たらまた書きます
1はちょっとうろ覚えなのでオリジナル要素の方が増えると思います
後バイオの話は大歓迎でず
自分も
1.2.3.0.4.5
ベロニカ
アウトブレイク1.2
やってます
すまねぇ……
友達の相談にのってた
ずっと閉店まで居酒屋監禁(^0^)
許してくれとは言わない……
本当にすまんかった
すぐ書きためる
今日は6時まで寝ない
斎藤のシーンはバイオ1のやつかwww懐かしいw
扉開けるとき異常に緊張したなぁ
>>348
はえーなw
どんなに頑張っても、2の1時間23分が最高
2,3やってから1やるとナイフの弱さに絶望する
>>354
研究室のタイラント戦涙目だた
と1からやってる俺が言ってみる
>>351
クレア裏ならもっとはやく行くよ
57分
唯「むぎちゃん……」ぎゅ……
唯「立派なお父さんだったんだね…」
紬「うん…」
唯「大好きだったんだね…」なでなで
紬「う…ん……」
唯「お父さんもむぎちゃんのこと大好きだったと思うよ」
紬「うぅ…ん……ゆいちゃあ…」
ぎゅっ……
唯「よしよし……」
律「……」
本当優しさだと思った。上辺だけじゃなく、むぎはお父さんを、唯はむぎを…本気で…思ってるんだ
私はどうなんだろう…
本気で、本当に、みんなを守りたいと願ったのだろうか…
友達少ないから大事にしないと…ね
(´・ω・`)
唯「澪ちゃん、りっちゃん、憂を起こしてみんなでご飯の準備してくれないかな?」
唯「みんなお腹減ってると思うんだ。私はむぎちゃんと一緒に二人を…だから、ね?」
律「唯……こう言っちゃなんだがこれを見た後にご飯ってのは…」
唯「りっちゃん、お願い」
律「……わかった」
こんな真剣な顔した唯初めて見た…
澪「じゃあ行こうか」
澪が律を連れてキッチンへ向かう
澪「唯、むぎを頼む」
唯「うん。うんと美味しいもの作ってね!」
澪は憂を起こしに行きその間に私はキッチンの様子を見る役目になった。
律「こう言う危ない仕事は私の役目…か」
何か変だった。
あのシーンを見てから……
怖くなったんだろうか、自分はああなりたくないと
みんなを守る、なんて所詮一時の感情で、やっぱり自分が可愛くて仕方ない
そんな人間なんだろうか……
それをずっと考えていた
澪「律~?」
律「……」
澪「なんだいるじゃないか。返事しないと何かあったのかって心配するだろ?」
律「ごめん…」
澪「憂ちゃん、よろしくね。私達も何か出来ることがあったら手伝うからさ」
憂「はい。とりあえず材料見てから……。あ、あの……こう言うのも変ですけど簡単に食べ物を食べていいんでしょうか…」
澪「え…加熱処理すれば大丈夫…なんじゃないの?」
憂「確かに加熱処理すれば大体は大丈夫ですけど…」
律「ん~どれどれ。」
冷蔵庫に入っているリンゴを律はそのままかじる
律「ん~美味い。大丈夫大丈夫」
澪「ばっ…律なにやってるんだ!今私達は感染してないのが奇跡なんだぞ?!それを…」
律「どのみち食べ物が食べれないと長く持たないだろ…」
澪「それはそうだけど…」
後は任せろ
憂「確かに律さんの言ってることも正しいです…。このままずっと食べないといずれは飢え死にしてしまいます…」
澪「……でも…」
憂「しっかり加熱処理をした料理を作りますから多分大丈夫ですよ!」
澪「…まあこのまま食べないってわけにもいかないしな…憂ちゃんに任せるよ」
憂「はいっ」
澪「でもなぁ律さっきみたいな行動は…あれ?」
さっきまでいた所に律の姿はなかった
律のやつ……
律「……。」
澪「律~黙って出ていくことないだろう?憂ちゃんも心配してたぞ」
律「そう…」
澪「なんかあった…とは聞かないよ。みんな同じなんだから。律だけ甘えさせるわけにはいかない。」
律「厳しいな…澪は」
澪「確かにこの状況は異常だ…けど私達は私達だけの命じゃもうないだろ?梓や和……むぎのお父さんだってそうだ。ここで死んだら……みんなが報われない。私達に生きろと助けてくれたみんなに…」
律「澪……」
澪「さっきのことだけじゃないんだろ?話してみてよ…律」
律「私って冷たい人間なんだなって、思った。」
澪「律が?」
律「うん」
澪「何言ってんだよ!ここまで来れたのも律がいたから…」
律「でも…梓も…和も…私…守れなかった」
瞳いっぱいに涙を浮かべて
彼女は言った
澪「律……」
バカだなぁ……
人のためにこんなに想ってこんなに泣いて…そんな人間が心が冷たいわけないだろう
澪は黙って律を抱き込んだ
澪「律……ありがとう。そしてごめんな」
律「ふぇ…?」
澪「私昔から律はずっと強くて…大きい存在だったから気づかなかったんだ」
律「澪は…私がぜったい守るから…私の命にかえても!」
澪「律……!」
俺「俺もいるぜ!」
俺B「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
俺C「澪オタはおまえだけじゃないんだぜ!」
俺D「コーホー」
タイラント「こ、これが友情パワーか」
澪「律は昔から私の憧れだったんだ。」
律「私が?」
澪「いつもみんなの人気者で…明るくて…私はずっと見てることしか出来なかった。でも律はそんな私をいっつも構ってくれて…それが恥ずかしかったけど嬉しかったんだ」
律「……私もずっと澪が羨ましかったんだよ」
澪「私が?」
律「綺麗な髪に綺麗な瞳……澪は知らなかったかもしれないけど幼稚園から今までずっと澪はみんなの憧れの的だったんだぜ?」
澪「嘘っ」
律「はっは、私達お互いをお互い羨ましがってたんだな」ニコ
澪「みたいだな」ニコ
>>378
俺いつの間に書いたんだ?って思ってしまったwwwwww
律「ありがとう、澪。」
澪「私も律に何回も助けられたからな、お互い様だ」
律「澪、生きるぞ!」
澪「当たり前だろ!ライブ…やるんだろ!」
律「おぉ!さ~て憂ちゃんを手伝いに行くか!」
澪「あぁ」
生き抜く、必ず
二人はそう誓いまた歩き出した
共に
~はごろもフーズ~
唯「バイハザ!012345アウトブレイク12他色々、好評発売中!」
律「けいおん!もよろしくね」
澪「怖いよ怖いよ…」
律「みおちゅわあん大丈夫ですよ~」なでなで
澪「ほんと…?」
唯、律「萌え萌え~……ハザード」
紬「じゅるり」
CMあけまーす
律「う~いちゃん」
憂「あっ律さん。もう少しで出来ますからカレーライス」
律「おぉぉカレー!ナイスナーイス!」
澪「はしゃぎすぎだぞ律。私は二人を呼んで来るね」
憂「はい」
憂「ふふ、ご機嫌ですね律さん」
律「そうかな?」
憂「ニコニコしてるじゃないですか♪」
律「え~本当に?自分じゃわからないけどな~」
憂「ふふ。あっお皿並べてもらえますか?」
律「あいよ~」
皿を持ち食堂へ行く律
憂「梓ちゃんを見殺しにしたくせに……」
憂はその後ろ姿を睨み付けていた
澪「二人とももういいのか?」
紬「はい、唯ちゃんが色々手伝ってくれたから」
唯「斎藤さんもお父さんもきっと天国へ行けたはずだよ」
澪「だな。唯、ありがとう。」
唯「うん♪」
紬「じゃあご飯にしましょうか♪」
澪「あぁ」
澪(唯、本当に今じゃ軽音部になくてはならない存在だな。あんだけ悲しんでたむぎが笑顔を見せるなんて)
紬「ご飯を食べたらネットで調べてみましょうか」
澪「そうだな。何かわかるといいんだけど…」
紬「そうね…」
5人で食卓を囲み楽しくご飯時は流れた。
こんな状況下なのに皆前みたいな焦りはなく各々正気を取り戻していた。
色々なことが、仲間が彼女らを強くした。
───────。
澪「どう?」
紬「繋がった…。今この街のことを調べるわ」
後片付けは唯、律、憂に任せて澪と紬はインターネットで調べ物をしていた
調べることは3つ
1.この街が世間でどう言う扱いなのか。置かれている状況
2.このウイルスの感染経路
3.ゾンビの弱点、等々だ
その一つ目がヒットしていた
紬「現在のK市の状況……」
澪「……!」
鳥肌が立った
全身が肌寒さに襲われる
そこにはこう書いてあった。
『S県K市は現在完全封鎖、感染レベルB+。空気感染でも発症する為周りの県100kmに避難勧告、K市の近くに住んでいた物は特別病棟にて検査を行っています。尚、K市市民は……』
澪「全滅…。」
紬「今から30時間後に軍による爆撃が発表…?」
澪「嘘…だろ?全滅って私達が!」
紬「だめよ…澪ちゃん。空気感染するって書いてあるもの…生きてると思われていないわ…」
澪「じゃあこのままここにいれば…」
紬「えぇ…爆撃されて…死ぬわ」
澪「私達が生きてるってことを何とか伝えられれば!」
紬「無駄よ…。もしこのまま封鎖されているところへ助けを求めても感染症として病棟行き…下手すれば一生モルモットよ」
澪「そんな……じゃあどうすれば…」
紬「一つだけ…あるわ。」
S.T.A.R.S
紬「そこに助けを求めれば……」
ネメシス出現フラグだろww
紬「日本支部に電話してみるわ」
澪「STARS……」
紬は衛生電話の受話器をとる。パソコンに表示されたS.T.A.R.S.の電話番号を打ち込み……
トゥルルルル、トゥルルルル
俺『はい毎度S.T.A.R.S.日本支部』
紬「あ、あの!た、たたすけてぐださい!」
澪「むぎ……?」
紬「私電話とか苦手で…」
澪「もぅ…貸してみ」
紬と電話を代わる澪
俺『いたずら電話とかならやめてくれませんかねぇ?こっちも今暇じゃないもんで』
澪「この電話がどこからかかってるかわかりますか?」
俺『おたくS.T.A.R.S.なめてんの?』
俺『当然全電話逆探知してっから。あい出ました~S県のK市の2の51だろ?これいたずら電話だったら直接俺が文句言いに行くからな!』
澪「そうです。S県K市からかけてます。その意味わかりますよね?」
俺『は?意味もクソも…えっ……んなバカな…』
澪「助けてください!私達このままじゃ軍の爆撃で…」
俺『まさかゾンビが電話してくるわけないしな…2.3質問してもいいか?』
澪「はい」
俺『名前は?』
澪「澪、秋山澪です」
俺『いいセンスだ』
俺『血液型は?』
澪「0型です」
俺『俺もなんだよね!髪型は?』
澪「えぇっ……えっと……黒髪のロングです」
俺『待ってろ今すぐ助けに行く。くまちゃ~ん車回してください』
澪「本当ですか?!」
俺『冗談はさておき助けに行くのは本当だ。君達はバイオハザード発生から8時間も経つのに感染してない恐らく唯一の人達だからな。装備や人員が揃い次第そちらへ向かう。』
澪「ありがとうございます!」
俺『澪ちゃんっていったかな?必ず迎えに行く、それまで絶対生き残れよ』
澪「はい!」
俺『澪、大好(ry』
ガチャ
紬「どうだった?」
澪「助けてくれるって!」
俺「切られちゃった……」
クリス「どこからだ?」
俺「S県K市…これで行く理由がまた一つ増えましたね」
クリス「あぁ。特殊装備Aで5人招集しろ。人選は任せる」
俺「わかりました。とりあえずジルたんと…」
クリス「シェバ!」
シェバ「ラージャー」
クリス「カモン!」
シェバ「ラージャ(ry」
クリス「シェバ!」
シェバ「ラー(ry」
クリス「ギャルメイキンッ…」
シェバ「ベリーベリーファイン!」
俺「なにやってんすかあんたら」
眠くなんかないぞ…
澪「と言うのが現状だ。私達はこれからS.T.A.R.S.が来るまでの24時間、生き延びなきゃならない」
唯「はいは~い!そのすたぁず?ってなにー?」
律「さっき澪が説明してたろ?こう言う対バイオ兵器何かを対処するエキスパートさ」
唯「なんか凄そうだね~!」
紬「そこで皆さんに渡すものがあります。ついてきてください。」
言われた通り紬についていく一同。エントランス階段を下に降りその突き当たりの部屋で止まる
ピッピッピ、
「声紋と網膜を照合します」
紬「今すぐ扉を開けろ」
ピュン
Ψ
「照合認定」ガチャ
律「これは…」
紬「そう、武器庫よ」
そこにはずらっと様々な拳銃が並んでいた。
澪「確かに頼りにはなるけど…私達に扱えるのか?」
律「ハワイで親父に習ってなきゃ打てなかったろうな……」
澪「バーロー設定やめい!」
唯「うわぁ~拳銃とか初めてみたよ~意外に重たいね……」
紬「唯ちゃんと憂ちゃん、それに澪ちゃんはこれかな。ベレッタM92かな」
唯「これは軽めだね」
憂「拳銃か…まさか扱う日が来るなんて思ってもみなかった…」
紬「腕っぷしの強いりっちゃんにはこれ!」
紬「コルトM19よ!」
律「なんか凄そうだな…」
紬「是非これを使ってくれって」
律「誰が…?」
紬「さあ」
律「まあいいか。」
澪「むぎ、私も特別威力高いのを貸してくれないか?」
紬「あるにはあるけど…大丈夫?打った瞬間肩が外れちゃうかもよ?」
澪「大丈夫、練習すれば」
紬「澪ちゃんがそこまで言うなら…。デザートイーグルかしらね!」
唯「美味しそう……」
憂「お姉ちゃん?」
あかん…限界や…
何書いてるか自分でもわからん……
すま…ない……
明日は外回りだから今日よりは書きためられると思う……。明日には完結させたい…な
おやすみハザード
最近あんまり寝てないから朝起きるとバイオハザード!
コードベロニカのクリス編でグロック17出てこなかったっけ?
記憶があやふやだけど
追いついた。
まさかのスターズで>>1登場とかw
>>484
あとから「やっぱりなかったことに・・」とか言って書き直しそうな気もするw
自分でも何書いてるかわからんって言ってるし
シェバはただクリスとのやりとりを出したかっただけで…
後俺も何故出てきたのか…よく覚えてないです
多分もう出てこないのでスルー推奨www
外回りだからなかなか書きためれる
紬「ただ気をつけてね…大の大人でもその反動で仰け反るくらいの反動だから」
澪「うん…」
紬「射撃場は奥にあるわ。とりあえずみんなで練習しましょう」
────────。
みなヘッドセットをつけ銃を構える
唯「えいっ……」
パァン!
唯「うわぁっ」
ぺたん
憂「お姉ちゃん大丈夫?」
尻餅をついた唯を心配して憂が直ぐ様駆け寄る
唯「ちょっとびっくりしただけだよぉ大丈夫大丈夫」
憂「お姉ちゃん…」
律「……何でだろう、凄いしっくりくるな」
パァン!パァン!パァン!
澪「(律は本当何やらせても上手いな…よ~し私も…)」
パァン!
澪「えっ……」
打った瞬間腕がはねあがる。
しっかり構えていた筈なのに、むぎから色々レクチャーも受け何回もフォームを確認して撃った
それでも体が耐えきれず反動で腕が、肩が千切れそうに痛い……
澪はそのまま勢いよく尻餅をつき放心する
幸い肩がはずれなかっただけマシと言えよう
律「大丈夫か?澪」
すっと手を差し出す
澪「ありがとう。…あんなに反動があるなんて…」
律「澪、ちょっと構えてみ」
澪「うん」
澪の構えをじっくり見る律
律「脇はしめた方が安定するよ。後腕はぴんと伸ばすより肘辺りで少し曲げておいた方がいい。ワンクッションおけるしリコイルにも対応しやすい」
澪「な、なるほど」
律「勢いを受けるんじゃなく流す感じで撃つんだ。私達の銃は反動が強いからフルオープン射撃やバーストショットは難しい。どうしてもタップショットになるんだ」
澪「バースト???」
律「よ~しこれで撃ってみ。撃った瞬間その反動に逆らわずに身を任せる感じで」
澪「う、うん」
ズゴッパァン!!
身を任せる…
くいっ…
撃った反動で腕がはねあがる、が肘を曲げて勢いを殺す
あまり踏ん張らず後ろへ歩くように下がる…!
律「……どう?」
澪「腕……痛くない!凄いぞ律!」
律「澪の筋がいいんだよきっと。後は狙えるように練習だ!」
澪「うん!でもなんでそんな詳しいんだ?」
律「ハワイで親父に……」
澪「またバーローかwww 」
律「弟といっぱい射撃ゲームしてたからかなぁ?タイムクライシスとかさ!」
澪「な、なるほど」
紬「(いえ…ゲームなんかじゃあそこまで上手く扱えないわ…りっちゃん…まさか…)」
唯「うい~疲れた~」
憂「お姉ちゃんもうちょっと頑張ろう」
唯「う~ん~」
────────。
各々大体感覚が掴めたところで射撃場を出た。
命中率は
律>紬>憂>澪>唯
だった
唯は圧倒的に下手だった
反動が少ないベレッタで命中率2割を切ると言う凄まじいノーコンぶりを披露していた
みんな二階の部屋に集まって寝ることになった。一人が見張りで2時間交代と言う形だ
紬の話だと使用人や執事を全員合わせると100人近くいるらしい
つまりまだ100近くのゾンビがこの屋敷にいると言うことになる
律「使わないで済めば一番なんだけどな」
腰のホルスターに刺さっている拳銃を見て言う
紬「そうね…」
澪「生き残ってる人はいないのかな?」
紬「いないと…思う。前の門が開くってことは私達の家族誰かが帰ってきたことになるんだけどそれで全く反応がないのは…初めてよ」
澪「そっか…」
唯「今はとにかく寝ようよ~さっきもあんまり寝られなかったから…私…」ウトウト…
憂「私は皆さんより少し多めに寝てたので後で構いませんよ。見張り番してます」
唯「うい~よろしくね~」
憂「うん。」
澪「そうだな、ここは憂ちゃんの言葉に甘えて寝ようか」
律「何かあったらすぐ起こしてくれよ憂ちゃん」
憂「はい」
紬「じゃあおやすみなさい」
憂「おやすみなさい」
ガチャ
ガチャン
憂「……。」
これがあれば……簡単に……
手に持っている拳銃を眺める
梓ちゃんは何も悪くないのに…お姉ちゃんだってこんな危ないことに巻き込まれなかった…
田井中のせいだ…
全部……全部!
憂「違う……違うよ…律先輩は悪くなんかない!」
田井中が軽音部なんか作るからだ!
あいつのせいで梓は死んだ!
憂「やめて!!」
はあ…はあ…なに…これ
私…どうしちゃったの…
憂「怖いよ…お姉ちゃん」
ボリ…ボリ…ボリ…
体が痒くてたまらない
2時間後
唯「うい~交代だよ~」
憂「お姉ちゃん!自分で起きたの?」
唯「うん~憂が心配でさぁ」
憂「お姉ちゃん…!」ぎゅむ
唯「あはは~」ぎゅむ
憂「うふふ~」ぎゅむ
憂「お姉ちゃん、ちょっとだけ話さない?」
唯「いいよ~」
憂「お姉ちゃんはみんなのこと…どう思ってる?」
唯「軽音部のみんなのこと?それはもう大切だよぉ」
憂「私…よりも?」
唯「憂、大切なものに順番なんてつけたらダメなんだよ?みんな大切…それでいいじゃない」
憂「……やっぱりお姉ちゃんだなぁ」
唯「ん?」
憂「ありがとうお姉ちゃん。じゃあおやすみなさい」
唯「ゆっくり寝るんだよ~」
バタン
唯「……あずにゃん…和ちゃん…」
私… 頑張るからね…
更に二時間後
澪「お~い唯~交代だぞ」
唯「あ、澪ちゃん。ありがとう。でもちょっと話さない?」
澪「ん?いいけど」
澪が唯の横に腰かける
唯「澪ちゃんって今まで彼氏とかいたことないの?」
澪「なっ、何言うんだよいきなり」
まさか唯からこんな話振られるなんて思ってもみなかった…
唯「たまには女子高生らしい話もと思ってさぁ」ニヤニヤ
澪「……いない……かな。高校は女子高だしさ…」
唯「そっかぁ…私もいたことないんだよね。私何かと違って澪ちゃんは魅力あるから何人も付き合ったりしてるのかと思ってた」
最近すぐさるさんになるんだが…
さるさんの定義ってなんだろう
さるさんになる間隔が短くなってる気がする
澪「失礼だな唯は。でも唯にもいいところはたくさんあるぞ。それに唯は可愛い!私が保証する」
唯「本当に?ありがとう♪でもさ、こんな時彼氏とかいたら助けに来てくれたりするのかな」
澪「さあなぁ、どれだけ思われてるかじゃないか?」
唯「助けに来てほしいよね…なんで私にはいないんだろ…」
澪「私だっていないぞ。でも梓や和、律にむぎに憂ちゃん、そして私。同姓ばっかりだけどいっぱいいるじゃないか」
唯「…そうだね!ちょっと寂しいけど。で、澪ちゃん」
澪「ん?」
唯「胸触らせてっ」ワキワキ
澪「手をワキワキさせるなよ!怖いから!」
唯「直に!直に~」
澪「早く寝ろよ~!」
バイバイさるさん言われるからさるさん
二時間、午前7時
澪「ふああ~…もう朝か、雨…止まないな。もう十分寝たし律は寝かしといてやるか。そろそろみんな起きる頃だろうし」
エントランス二階の窓から見える少し明るくなった曇り空を見てると少し憂鬱になる。
澪「(STARS到着まで後約14時間…これまでは何もなかった。このエントランスから一個先以外の部屋は全て鍵をかけたのが利いてるのかも)」
昨日むぎが提案し移動をここのエントランス、食堂、キッチン、射撃場だけに定め残りは全てオートロックをかけていた
澪「そもそもゾンビってドア開けるのかな?」
書きためなくなた
風呂入って飯食べます
メシ…ウマ…
ビールうめぇ
再開
律「開けるって言うか壊すんじゃね?おはよ」
澪「おはよう。起きたんだな。もう少し寝かしといてやろうと思ってたのに」
律「そうぐ~たらは出来ないよ。」
澪「こんな風に普通にしてると私達以外人がみんなゾンビになったなんて信じられないよな」
律「全くだよ。ただ普通にむぎん家に泊まりに来たって感じだ」
澪「でも…実際には色々あったんだよな」
律「うん…」
澪「和…結局来なかったな。事前に場所は教えといたのに」
律「きっと無事さ。」
澪「うん」
それからはあっという間だった。
朝ごはんをみんなで作り昼からはみんな各々の時間を過ごす。射撃場で他の銃も撃ってみたり
律「澪ちゅわあんそいつは通らないぜ?メンタンピンドラドラで満貫!さあ脱いだ脱いだ!」
澪「いつの間に脱衣麻雀になってんだよ!」
麻雀したりもした
そしてみんなで夜ご飯を食べSTARSが来るまで残り5時間と言うところだった
午後6時
澪「雨止まないな」
律「雷も酷いしな。濡れながら脱出か~どうせなら晴れが良かったな」
唯「和ちゃんは…どうするの?置いていくの?」
澪「ギリギリまで待つさ…」
憂「学校まで探しに行けば…」
澪「憂ちゃん、気持ちはわかるよ。けど昨日のこと…もう忘れたわけじゃないだろ?」
憂「はい…」
澪「だから……待つしかないんだ…私達は」
紬「……。」
トゥルルルル、トゥルルルル
紬邸の衛生電話が鳴る。
澪「STARSかな?私が出るよ」
澪「もしもし」
クリス『ミヨアキヤマはいるか?』
ネメシス「STARS…。」
_ ∩
( ゚∀゚)彡 澪!澪!
⊂彡
クリス『君がミヨアキヤマか。俺はS.T.A.R.S.メンバーのクリスだ。率直に言おう。問題が起きた』
澪「えっ…」
クリス『まず上からの許可と日本警察の許可が出ない。これが出ないと我々米国のヘリは飛べない。更にもし飛べたとしてもこの悪天候じゃヘリが飛ばせないんだ』
澪「えっ…つまり助けられないってこと…ですか?」
ざわ……
クリス『許可は無視してでも行ける。後から裁判や面倒ごとをするのは上の仕事だ。だが天候だけはどうにもならない。せめて雷だけでも止めば……』
澪「……」
クリス『俺達を信じてくれ。必ず爆撃までには迎えに行く。』
澪「はい…わかりました」
クリス『「俺」から伝言だ、「お前が信じる俺を信じろ」だそうだ』
澪「そんな信じたつもりないんだけど」
クリス『必ず生き延びてくれ。会うのを楽しみにしている。ミヨアキヤマ』
ガチャリ…
澪「……」
みんな澪の雰囲気で察したのか誰も何があったのかを聞かなかった
澪「STARSは…雷が止むまで来れないらしい。でもまあ和を待つ時間が増えたんだ!みんな喜ぼう!」
唯「そ、そだね!」
紬「でももし雷が止まなかったら…」
俺の魔法を使えば雷なんて…!
律「むぎ……」
紬「私達……死んじゃうんだよね…」
澪「…そうだな。でもきっと、大丈夫さ。今まで色々な奇跡を起こしてきたんだから。雷を止ますことぐらいなんてことないさ」
律「…ふふ、澪らしいな。そもそも感染してないだけでもうけもんだからな私ら」
澪「なんで私達だけかかってないかはわからないけど…それが既に奇跡なんだよ。だから大丈夫、むぎ」
紬「……」コクン
憂「……」ボリ…ボリ…
唯「うい手かゆいの?さっきからずっとかいてるよ?」
憂「えっ、大丈夫だよ!?ちょっと蚊に刺されたのかな?」
唯「ちゃんと刺された場所にばってんつけた?あれやるとやらないじゃ治りが違うんだよ!」
憂「う、うん。やっとくよお姉ちゃん」
これみて思った
これ若干ひぐらし要素だしてんだろ作者?ww
憂が疑心暗鬼
さっきから体がかゆい 手がかゆいって言ってる
そのうち首が死ぬほど痒くなって何かの幻覚を見たかのように
首のリンパ管あたりを無意味に掻き毟り出血多量で死亡・・・
なんてことなるのか?
>俺『待ってろ今すぐ助けに行く。くまちゃ~ん車回してください』
くまちゃんも大石の発言だったよなw
用事しながらだから遅くてごめんね。10時には終わるから
律「さ~てじゃあまた麻雀でも…」
その瞬間だった──。
ピカッ…
ゴオッ……
プツン…
辺りがいきなり真っ暗になる。
律「なんだっ」
澪「きゃっ」
唯「ふえ?」
憂「あっ」
紬「えっ?」
停電
誰もがそう思った瞬間だった
カチャッ
律「なんだ…さっきのカチャッって」
紬「いけない!オートロックが!」
澪「まさか停電で…」
ハアァァ…
律「(なんだ、あの声、ゾンビじゃない)」
もっと何か…別の
それより何よりこの真っ暗な中で、入って来た
何者かが
>>587
ひぐらし(笑)
バイオ1の日記読んでこい
シチャシチャシチャなリッカーですね
2の登場シーン思い出すな
確かにひぐらし見たことはあるがそこまでは……
憂のは間違いなく
かゆうまですね
バイオ1と言えばかゆうまってぐらい有名だと思うんですが…
いやーバイオは映画以外見たことなくてゲームやったことなかったんだ
だからひぐらしとシンクロしたww
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org215379.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org215382.jpg
ついにはこうなるとw
しかしみんな食いつきすぎw
さるさんは一時間に10回以上の書き込みをするとなる。
しかし、他人のレスがソレを上回ればさるさんを回避できる
澪「むぎ!懐中電灯!」
紬「うん!」
彼女らとてバカではない。雷が強かったことから最悪の事態を想定し一人ひとつ懐中電灯をもつようにしていた
特にむぎのは特注で光も強くて大きいのだ
律と澪が音がした食堂の方の扉に目を向ける…。
律「来るならこい…」
澪「……」
冷や汗が喉を通るのがわかる……さっきまでのお気楽モードとは一点してシリアスモードへとシフトチェンジしていく
律「(足音が……ない?)」
扉がゆっくりと開いて行く…が、そこに姿はない
澪「えっ…?」
律「澪!避けろ!」
「キェェ!!」
澪「くっ……」
暗くてよく分からないけど何かが自分に飛びかかって来るのはわかる。
澪は咄嗟に左に飛び避ける
さっきまで澪がいた場所に何かが着地する音と衝撃
律「むぎ!電気!澪!伏せてろ!」
紬が瞬時に反応してそこを重点的に照らす
すると緑の体が浮かび上がった!
律「これは……」
紬「ハンター!!!」
ハンターの鳴き声忘れちゃった
てへ
そう、インターネットで調べる項目の3を覚えているだろうか。
合間の時間を縫って紬や澪は今まで起きたバイオハザードで確認されていたモンスターを調べていたのだ
そのひとつにこのハンターがあった
非常に賢く知識が高い。扉を開けて入ってくる、足音を立てずに忍び寄って来るなど人間並みの知能も備えている
鋭い爪で引っ掻いたり飛びかかっての切り裂きは一撃で瀕死になることも
その、ハンターが目の前にいるのだ
律「くらえ……!」
狙いを定め撃ち込む
「ギャァン」
律の撃った弾はハンターの肩に直撃した、が、
「ヒャアァァォ!」
律「浅いか!?」
今度は目標を律に変えたのか飛びかかる体制をとっている
パァン!パァン!
「ギャァ!」
唯「危ないりっちゃん!」
まさか…唯が…そうだった。唯はひとつのことだけさせれば天才だったっけな
ってことは当分ギターは弾けないか…
銃弾を受けた反動で澪側によろけるハンター
そこには…
デザートイーグルを構えた澪が────
澪「Shall we dance?」
ズォンッ
澪www
あれ?かっこよくね?
俺だけ…?
「ギャイ……」
ドスン…。
律「澪……。」
澪「ふぅ…何とかなっ(ry」
律「きーたか唯!シャルウィーダンス?だってよ!」クスクスプフー
唯「ほえ?どう言う意味?」
紬「踊りませんか?ってことよ唯ちゃん」
唯「……。これと!?」
ハンターを指さし目を丸くする唯
律「例えだよた・と・え。ほら、拳銃で、特にデザートイーグル何かで撃ったらその弾圧で当たった方は吹っ飛んだりよろけたりするだろ?」
唯「うんうん」
律「それをダンスに例えた澪の……」
澪「私が悪かったからやめてよぉ~!!」
さて、そろそろ真面目に書きます
今日で終わらせたいので
唯「やめてよね・・本気で喧嘩したら君が私に敵うはずないでしょ」
憂はゾンビじゃなくてGになって欲しいwwwwと切に願う
豆腐君登場してほしいです><
>>659
豆腐「なにすんねん!」
噛まれたら↑だったよな?懐かしいwww
>>663
そういや関西弁だったなwww
「蚊」に刺された…か。
憂…まさか…ね…。
律「さて、今はこんな笑い合ってる場合じゃなかったな。」
紬「えぇ。停電でオートロックが全て解除されたわ。閉じ込め防止の為が裏目になるなんてね…」
澪「むぎ、ブレーカーは?」
紬「……多分…電気室だと思う。」
律「さすが豪邸…家に電気室があるとは」
電気室とは50KVA以上2000KVA以下の中規模な建物に適用される。
普通はマンションや、工場についているものである
澪「場所は?」
紬「かなり遠いわ…。だから私が案内するわ」
唯「こんな暗い中を…」ブルブル
憂「……」
紬「一回武器庫に行きましょう。まさかここまで本格的に入り込むなんて思わなかったでしょうからみんな軽装だよね」
澪「あぁ、念のために他にも色々持って行った方がいいかもな」
律「車で端まで5分かかる家だ…しばらくは帰って来れないだろう」
紬「だから言い過ぎよりっちゃん//」
律
コルトM19
MP5
救急スプレー
手榴弾×5
澪
デザートイーグル
M1873
救急スプレー
閃光弾×3
唯
ベレッタM92
コルトSAA
救急スプレー
紬
ベレッタM92
AK‐47
救急スプレー×2
憂
ベレッタM92
M79グレードランチャー
硫酸弾
火炎弾
救急スプレー
>>674
人間の受精卵に虫の遺伝子を組み込み
人間の女性に出産させるという方法で誕生
律「おぅっしゃあ!負ける気がしねぇ!」
澪「律~バレルの調整してくれないか?」
律「はいは~い」
唯「リロードは……うんたん♪うんたん♪」
憂「お姉ちゃん可愛い…」
紬「なにこの部隊」
───────。
エントランスホールの一番真ん中にある大きな扉の前に5人は並び立つ。
紬「電気室はこの先、大広間を直進して…」
律「聞くと元気なくなりそうだからやめといてくれ。その場その場で教えてくれよ」
紬「わかった」
澪「早めにブレーカーを戻さないとな。またSTARSから何か連絡が来るかもしれないしな」
律「いくぜ!」
ギィ……バタン
「アァァ」
「ウゥゥ」
「ウーシャウッ!」
「ブルアァァ」
澪「何かいっぱいいるー!」
唯「すちゃっ!」
パンパンパン
カキンッ!キンッ!ヒュン!
弾が跳弾し何発かはゾンビに。何発かは
律「ちょ、唯ちゃん危ない」
唯「ごめんねりっちゃん!でも…この子私の言うこと聞かないじゃじゃ馬でさ!」
律「いってろ!」
パァン!パァン!
ガッチャン
澪「らぁー!」
ドフゥン!
律「走るぞ!」
その一言でみんなが走り出し奥へ向かう
しかし気付いた
律「奥が見えねー!どんだけ」
紬「500Mくらいだから大丈夫」
澪「本当に家かここ」
唯「ジュー太に弾が詰まっちゃったよぉ~」
律「唯、その銃身に描かれたエングレブは何のタクティカルアドバンテージはない。それに、お前にそれは直せない」
唯「シット!」
紬「次の柱を右よ!」
そこにある扉に入ると黄色チックな壁紙が目につく。右側にはステンドグラスがあしらわれておりなかなか凝った印象だ
5人はそのままこの部屋を走り去ろうとした時だった。
丁度ステンドグラスを通り過ぎた時────
バァリィン!
ステンドグラスが割れ、そこから何と
律「犬?!」
紬「ゾンビ犬よ!」
ステンドグラスの丁度横にいた澪に噛みつこうとしている
澪「きゃあぁっ」
律「(一々銃取ってちゃ間に合わない……!)なら素手しかない!」
オラ、
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!
「キャゥンッ」
更にコルトを抜き撃ち込む
パァン!
律「ごめんな…」
犬好きだとかそんなチャチなもんじゃねぇ…とか今はそんなこと言ってる場合じゃない
それからもハンターやゾンビを蹴散らしつつようやく電気室に辿りつく。
律「思ってたより近くて良かった…」
紬「当たり前でしょ!」
澪「それでも1kmはあったんじゃないか…?」
唯「りっちゃんこれ治して~」
憂「……っ」
律「とりあえずブレーカー上げてからだ。」
配電盤にある一際大きいレバーを上げる
ウゥイーン
電気が復活し闇に慣れている目が痛む
律「電気ってすっばらしぃ~」
澪「全くだな」
万事解決し、戻ろうとした、しかし、
唯「憂!ういぃ!」
憂「うぅ……」
もう何気に終盤
腕を抑えつけたまま踞っている憂。
紬「憂ちゃん、腕を見せて」
憂「……」
何も答えない憂。
紬は無理やり腕を見ようとする
憂「ゃめて……やめてよ!触らないで!」
唯「憂?!」
憂「ごめんね…お姉ちゃん…私…言い出せなくてぇ…」
唯「うい…腕、見せて」
憂「……。」
唯がそっと憂の手を取り長袖を捲ると
澪「ぐっ…」
律「憂ちゃん…」
憂の左腕は酷く化膿しボロボロになっていた。それは、上へ上へと進行しており今では肩の辺りまで至っている
唯「ういいぃ……」
__
______,..-‐: :' ´: : : : : : :` : : . 、_ ___
⌒> : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ \: :` : 、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : ヽ、\ : : \
': /: : : : : / : /| |: : | : :|: : : : ヽ : : : :ハ V: : : :\
/ :/ : : : : / : /l | |: : | : :|: : : : : :',: : :/ : :', V : : : ハ
{: :': : : : : /メ/ |ハ:|: :丁: :ヽ : : :i/ : : ハ |: : : :| : :|
人:|: : : : // { | V\:.:| : : :.l: : : |: : /: ノ} |: : : :lヽ |
|: : : /,ィえx r≠ミく\: l: : : |/: /: j__j: : : :' }ノ
|ハ∧{ {trイ} んハ }ヽl: : : | /: : :/| |: : : /
| }ハl V少 {kx:イ} |ハ: : /⌒V: / | |: : /
ノ | , ゞ''"´ | ∨/⌒ }ノ .ノノ/
{ ノ/
、 ー‐; ,r-‐く
\  ̄ イ 人
丶 __ ≦ -< | }
. r 、 -‐} | | _>┴‐ハ
\\ / _人 | >, ´ ̄ ̄ `ヽ、
\\ / /(  ̄ 〃 ハ
( ̄ ̄ ヽ i / // |
〈 ', |/ // |
〈 人 /\ // |
憂「私がゾンビになったらさっきの人達みたいに殺すんだよね?」
唯「……」
憂「何か言ってよ……言ってよ…」
紬「……。」
紬はポシェットから救急スプレーと包帯を取り出す
紬「ちょっと染みるけど我慢してね…」
シューッ
憂「うっ……」
慣れた手つきで憂の腕に包帯を巻き付ける
憂「こんなことしたって一緒だよ……その内体全身がこうなって…」
唯「ありがとうむぎちゃん。憂、痛くない?」
憂「えっ…」
澪「憂ちゃんを撃つなんてこと…しない。したくない」
律「全くだ」
憂「でも…私がゾンビになっちゃったら…」
唯「させない…そんなこと」
憂「でもっ!」
唯「言わないでよそんなこと!憂は私が守るの!だから……言わないで……。」
唯はそっと泣きながら憂を抱きしめる。
憂「お姉ちゃん…お姉ちゃぁん……」
律「むぎ、治す方法…あるよな?この無駄に広い家なら」
紬「……」
澪「……」
私達は、それ以上憂に何も言えなかった
私達は電気室の近くにある部屋でずっと佇んでいる。
唯はずっと憂ちゃんの傍でただ痛がるのを見ていることしか出来ないでいた
澪はぐったりした様子でソファーに腰かけている。
私はと言うと唯がジャムらせたアーミーの修理だ。
もう何時間たったろうか…まだ雷は止んでいないからSTARSが来ることはないだろう
唯「ねぇ…みんな」
律「ん?」
唯「みんな…一緒に……」
澪「唯……」
唯「死のう?」
紬「唯ちゃん……」
唯「私にはもう無理だよ…このままゾンビになる憂を見るのも…それを殺して生きるのも」
澪「だから死のうって!それは間違って…」
唯「憂とはね…ずっと一緒だったの。うちはお母さんやお父さんが良く出掛けたり単身赴任するから家で二人のことが多かったの。一緒に泣いたり笑ったり…アイス食べたり…」
憂「はあ…はあっ…」
唯が憂の汗を拭く。
唯「憂のこと…誰よりも大好きだからぁ…。」
溢れ落ちる涙も無視して喋り続ける
唯「ういが…死んじゃう゛なん゛て……やだよぉ…」
何で神様はこんなにも中睦まじい姉妹にこんな過酷なことを強いるのだろう…。
俺「……これが必要なんだろう?ワクチンだぜ」
澪「うっぅ……ごめん…ごめんなぁ……」
澪も何も出来ない無力さからか泣くことしか出来ない。
律「……」
紬「……」
どうしよもうもないのだろうか……本当に。
出口が見えない袋小路に迷い込んだようだった。
このままただ時間が経ち彼女がゾンビになるのを待つしかないのか……そしてそのゾンビになった憂を…
みんながそれしか頭に浮かばなくなっていた。
でも、神は、この姉妹をただ見捨てる様な真似はしなかった
「らしくないわね、あなたたちがこんなお通夜みたいな空気出すなんて」
まさか…でもこの声は!
唯「和ちゃん!!?」
和「久しぶりね唯。それにみんな。話は聞かせてもらったわ。」
そこにいるのは間違いなく和で、それが女神に見えたのは気のせいではないだろう
澪「和!!!やっぱり無事だったんだな!」
和「えぇ、何とかね。色々してたらここへ来るのが時間がかかったわ」
律「来て早速で悪いんだけど憂のこと見てやってくれないか?和なら何か治し方がわかるかもしれない」
和「わかったわ」
紬「……なんで…」
和「……。化膿しているのはとりあえず腕だけね……。腕を切り落とせばとりあえずは生きられるわ」
唯「えぇぇぇ?!」
和「死ぬのとどっちがましよ?」
律「そりゃそうだが…さすが和だな…大胆と言うか何と言うか」
澪「あわわわわ」
和「冗談よ。男ならともかく女の子を腕を切り落として生きさせるなんて酷いやり方しないわ。大丈夫よ、このウイルス、Tウイルスのワクチンはあるわ。それもこの家にね」
唯「本当に?!」
和「そうよね?紬。いえ、アンブレラの社長令嬢の琴吹紬…と言った方がいいかしら」
唯「ムギちゃんて眉毛太いよねぇ」
紬「えぇ。実はこれ、わくちんなんです」
澪「それってどう言う…」
和「このTウイルスはね、作られたウイルスなの。通常では出来えないウイルス。それを撒き散らし人間への感染率、時間を調べてるの。前3件も全てアンブレラの仕業よ」
律「ちょっと待ってくれよ!じゃあこの街がこんな状況になったのもアンブレラがそのウイルスを撒いたせいってことか?で…その社長はむぎのお父さん…」
紬「ギリッ……」
和「えぇ。だから必ずワクチンがあるわ。律と澪はそれを探しに行って。唯は憂ちゃんの完備ね。私は彼女に話があるから」
律「わ、わかった…。状況はあまり良くわからないが…むぎが悪いってわけじゃないんだよな…?」
和「それを今から聞くのよ」
澪「……律、行こう。憂ちゃんが心配だ。早くワクチンを見つけないと」
律「あぁ……」
急いで部屋を出ようとする二人に紬は言った
紬「多分研究室にあるわ……。さっき通って来たところにあるから……」
律「……ありがとうむぎ」
タッタッタ
和「部屋、変えようかむぎ」
紬「……えぇ」
和「わかるわあなたの気持ち。言えなかったんでしょ?みんなに知られて嫌われるのが怖かったんでしょ?」
紬「なんで…知ってるの?」
和「ここのパソコンのデータベースをそのままにしとくのはまずかったわね。まあ学校内であなたが何かやってたのはわかってたけどね。下駄箱の前の門閉めたりしたのもあなたでしょ?」
紬「ち、違うわ!」
和「そ…まあいいわ。肝心なのはあなたが敵か味方かってことだけよ。さっきの話を聞くまでは味方だと思ってたのにね」
和「憂ちゃんがあんな状態になってるのにワクチンのことを告げないなんて…。確かにあなたの親がやってたことは許されることじゃないわ、だからってあなたまで加担して…友達を苦しめて楽しいの?!」
紬「……」
和「唯がどんな思いでみんな死のうって言った気持ち……わかるの?!あの唯が…死のうなんて……6年間一緒にいて一回も聞いたことなかった……」
紬「……」
和「何か…何か言いなさいよ!」
紬「言いたいことはそれだけかしら?」
和「なっ……」
紬「確かに私はお父様がやっていることも知っていて…この街が対象になったことも知っていたわ。だから…殺したのよ」
和「えっ」
紬「唯ちゃんは一生懸命埋葬するのを手伝ってくれて…凄い嬉しかった。澪ちゃんもりっちゃんも梓ちゃんも…大好きだった。」
和「少なくとも梓はどうかしら?あの大男、確かT002型、タイラントとか言ったっけ。あれ仕向けたのはあなたでしょ?ご丁寧に殺さないようにまで設定して」
紬「本当なんでもお見通しなんだね…のどか」
和「この後のあなたの筋書きは?この屋敷の爆発かしら?ふふ、ありがちね」
紬「違うわ。私の目標は…」
ボゴォォォォン!
隣の壁が粉砕されそこからタイラントが現れる
和「くっ…追って来たのね…」
紬「……」
タッタッタッ
和「待ちなさい!紬!」
「ウォォォ!」
ブンッブンッ!
和「遅いのよあんたは…」
腰にある刀を抜きタイラントの拳を掻い潜りながら足を切りつける
タイラント「ウゴォォォワァ!」
巨体が倒れこむ。
和はタイラントの足の腱を切ったのだ
学校でもこの方法で逃げ延びた
和「再生するまで10分ってとこか。唯と憂を連れて逃げないと…。紬…」
紬が逃げた方を見て和は呟く
和「逃げたって…現実は変えられないわよ…むぎ」
その頃研究室────
律「澪~あったか~?」
澪「色々ありすぎてわからないな…。Tウイルスとか言ってたからそう書いてるワクチンを探そう」
律「あぁ。……なあ…さっきの話どう思う?」
澪「むぎがどうこうってやつ?」
律「あぁ。」
澪「…親は…親だよ。むぎには関係ないと思う。だから私はこれからもむぎは友達だと思ってるよ」
律「澪……。私が男だったらこの場で強姦だね強姦。それくらい可愛らしいわ」
澪「女で良かった…(でも律みたいな彼氏なら…理想なんじゃ…)」
律「あ!あった!これだ!Tウイルスワクチンって書いてる!」
澪「これで憂ちゃんが…助かる!早く戻ろう」
埋まるのが早いな…これだと多分完結前に埋まっちゃう
モニター室──────
はあ…はあ…はあ…、
全部バレちゃった…何もかも。
紬「うふふ…あっはっは……私はただ……みんなを守りたかっただけなのに…どうして…こんな…」
モニター画面をオンにする。
すると様々な部屋に仕掛けている監視カメラと直結して様子が手に取るようにわかる
WL(ウェスカールーム)、いや今はTL(紬ルーム)か
中心にある椅子に腰かけモニターを眺める
紬「ふふ、りっちゃんったらあんなにはしゃいで可愛らしい」
紬はそのまま画面を見るのに没頭し始めた
南夏奈ちゃん好きなのはわかったから落ち着けwww
新手の埋めか…?
和「唯、憂をおんぶして律達と合流するわよ」
唯「ほえ?」
和「あの巨人がそこまで来てるの。今は動けないけどしばらくすればここへも来るわ」
唯「あずにゃんを殺した…やつが……」
カチャッ
唯「わああ復讐だ復讐だ!」
和「落ち着きなさい…。て言うか物騒なもの持ってるわね。似合わないわよ」
唯「でもあずにゃんがぁ…」
和「梓は生きてるわ、心配しないで。今は知り合いに保護してもらってるから」
唯「ほんとに……?やったぁ!!もう和ちゃんは天使だよ!ちゅ~しよちゅ~」
和「こ、こら!それより早く移動を」
憂を唯がおんぶしながら研究室を目指す。
グシャっ!ザンッ!
「ギャアアアア」
「ギャイ…」
和「ほんと邪魔ねこの緑のやつ」
唯「でもこの街に生き残りなんかいないんじゃ……」
和「それは思い込みよ唯。私がここへ来る間三人は見たわ」
唯「嘘っ!?」
和「その一人が知り合いだったから梓を任せたのよ。」
唯「そうなんだぁ~。やっぱりのどかちゃんは約束破らないね!」
和「当たり前じゃない。親友との約束を破るほど落ちぶれないわよ。あ、いたいた」
律「お~い!あったど~!」
二人とも気にするな
俺も南夏奈ちゃん大好きだ
和「注射器は?」
律「???あ~忘れた~」
和「澪」
澪「はいこれ」
律「酷いっ!私の演出が!」
トントン…ピュッピュッ
和「憂…少し痛むかもしれないけど我慢してね」
チクッ
憂「うっ……」
チュゥゥ……
和「よし、これで大丈夫なはずよ。」
唯「良かったぁ!」
澪「ほんとに良かったな!唯!和もありがとう!」
律「いや~しかしめでたいな」
和「そう言えばあなたたちS.T.A.R.S.に連絡したのよね?履歴が残ってたからすぐわかったわ。いつ頃来てくれるって?」
澪「それが…雷がやまないと来てくれないらしいんだ」
律「でもさ澪…、雷の音、しなくない?」
澪「そう言えば…」
和「あなたたちがあそこで呆けてる間に収まったわよ。風も雨もね」
律「こんなに上手くいっていいのだろうか…。和、君はまるで大富豪のジョーカーだよ…」
和「微妙な例えありがとう。でも…」
ドスン…ドスン…
「ウォォォィ!」
和「全て上手く行くとは限らないわね…人生。」
律「あいつか…」
澪「梓の敵…討とうみんな!」
唯「澪ちゃんあずにゃん生きてるってさ!」
澪「ほんと…に?」
和「ほんとほんとよ。」
律「良かったぁ…良かったよぉ…」
和「ちょっと、二人とも泣くのは後にしなさい」
ドゴォォォン!
「ヌォォォォォ」
和「私がこけにしたせいか大分お怒りね。唯は憂を担ぎながら後方支援よろしく」
澪「やる気出てきた…!」
ガチャリ
律「全くもってな!」
ガチャン
和「何?軽音部って重火器部になったの?」
律「じゅうかき!ってなるかい!」
和「でもいいもの持ってるじゃない二人とも。これなら行けるわ、やるわよ!律、澪」
ディレクターズカットバージョンみたいに色々と伏線回収したりしたかったんだがな…
どうやら話せそうにないらしい
大広間でついに
激突─────!
和「私が足の腱を絶つからあなたたちは崩れ落ちたところを狙って!」
澪「わかった!」
律「了解!でも一人で突っ込んで大丈…」
「ウォォォ!」
ブン!ブン!
サッサッ
和「さすがにそう簡単に足は狙わせてくれないわね…学習したのね」
律「なっ……、あのパンチを意図も簡単に避けてる…」
澪「私と離れた間に何があったんだろう…」
律「まあいい!澪!援護するぞ!」
澪「うん!」
律と澪は左右同時に走り出した
澪「和、下がって!」
和「」コクリ
律「くらえぇい!」
パァン!パァン!
澪「いけぇ!」
ドフゥン!ドフゥン!
「グォォォォォ!」
和「利いてるわ!」
澪「まだまだぁ!」
イーグルを投げ捨てショットガンをリロード、リコイルも考えずにぶっぱなす!
律「こっちはマシンガンだ!」
バババババババ
和「いまだっ」
和が潜り込む瞬間二人は銃撃をやめる
カシュンッ
ザンッ!
「ノォォォォ!」
巨人が地面に沈む
律「今だ。口に手榴弾詰め込んで奥歯ガタガタ言わせたろかい!」
そういいながら意気揚々に近づいた律
厳しいなぁwww
今から書き込みほとんどなしなら可能だが…妥協はしたくないな
「グォォォォォォオオオ!」
和「立ち上がった?!まさか!間違いなく腱は切ったはず!立てるわけない!」
澪「律!危ない!」
ブゥン!
律「えっ……」
ドゴォッ
タイラントの拳は律の腹部に直撃し……その勢いで5m先に飛ばされ転がって行く……
澪「りつぅぅ!!」
和「はあああああ!」
和が走り込み律が持っていた手榴弾を拾い突っ込む
ピンッ…
手榴弾の栓を抜く和
ウォォォ!!!」
ブゥン!
サッ……
和「殴る時に毎回叫ぶクセ、学習した方がいいわよ」
口に手榴弾を詰め込み更に足の腱を再度切る
和「みんな伏せて!」
地面に倒れ込む瞬間─────
ゴォォォ
轟音と共に手榴弾が爆発する。
和「やったか……」
タイラントの頭は吹っ飛び全く身動きしていない。どうやら倒したようだ
澪「律!」
澪が慌てて律の元へ駆け寄る。
横向きになったまま動けない……まさか…そんな……
せっかくみんな生きてて…良かったって言ってたじゃない
澪「律!」
ぐてん…
澪がゆすったことにより仰向けになった律は、
息をしていなかった…
完……
澪「嘘…だろ?冗談だよな…律」
和「……」
唯「りっちゃん……?」
離れたところで見ていた唯も異変に気づき駆け寄ってくる
澪「何でだよ…なんでっ……」
律「ピクッ……」
澪「死ぬなんて…許さないんだから…律…りつぅ…」
律「……。」
ガバッ!
いきなり律が立ち上がった
澪「うわっ!」
上のシャツをめくりお腹部分を露出……と思いきやそこにあったのは黒い頑丈そうな…そう、それは
澪「防弾…チョッキ…?」
律「セーフなーのだー!!!」
律「やーいやーい澪引っかかってやんの!息止めてただけだよん♪」
澪「ばかぁ!バカバカバカ!」
律「ちょ、折れてはいるんだから優しく、優しくしてぇ」
和「ともかく最大の恐怖は去ったわけだし。衛生電話のところまで戻ってS.T.A.R.S.に連絡しましょう」
律「らじゃっ!澪~肩貸して~」
澪「自分で歩け」
律「和~肩貸して~」
和「仕方ないわね…」
律「ありがと。和の体って柔らかいな。」
和「なによ急に」
澪「」イライラ
律「いやぁ…別に~。和~っていいなってさ」
澪「わかったよ肩貸すよ!」
これは微妙なラインwww 。不本意だが次スレ立てることになるかもな…
未完で終わるのは後味悪いし…
律「ほんとに?ついでに胸も…」
澪「てい」
律「ノォォォォそこはらめぇ…骨がきしむ…」
唯「ふふっ」
爆撃まで後4時間をきっていた──────
次スレ立てていいと思う。これじゃ主が書き終わっても感想もかけない。
好きなようにやれや
>>925
確かに感想は欲しいな
じゃないとなんのために睡眠時間削りまくって書いたのかわからなーいwww
>>926
ありがとう
そうゆうことなら当初の予定通り書くかな
まとめてくれてるといいんだけどな~
律「エントランスホール…懐かしいなぁ!」
パァン!パァン!
澪「ほんと何年ぶりかに帰ってきたみたいだよな」
ドフゥン!ドフゥン!
ザクッ!ブシュッ!
和「ほんとに邪魔ねこの緑のやつ」
ハンターの死体がごろごろする中を上に上がり玄関近くにある衛生電話を取る
和「澪、あなたがかけて。この二回の電話も多分あなたでしょ?」
澪「よくわかったな和。うん、わかった」
受話器を受け取りSTARS日本支部へかける
プルルル…プルルル
俺B「はいもしもし」
澪「あ、あの。脱出の件で電話したんですが」
俺B「あぁ、それならちょっと前に出ましたよ。後3時間もかからないと思います」
澪「本当ですか?!良かった…。あの、俺さんは…」
俺B「あいつはそっちに向かってるメンバーの一人だと思いますが…何か?」
澪「い、いえ」
俺B「ではまた。無事脱出出来ることを心から祈っていますよ」
澪「ありがとうございます」
ガチャン
澪「(落ち着いた人だったな~あ~言う男の人は頼りになるしかっこいいよな。ふふ)」
S.T.A.R.S.日本支部
男B「ふぅ…、誰もいないからって抜くのはよくなかったかな。ふぅ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/07(火) 00:28:45.25 ID:rt8qR1dBO
澪は微塵も震えていなかった。いや、震えることすら億劫になるほど恐怖心を煽られていたのだ。
この億劫ってのが変
意味分かってる言葉を使おうな
# (名・形動)[文]ナリ
# 〔「おっこう(億劫)」の転〕気乗りがせず、めんどうくさい・こと(さま)。
澪「もうこっちに向かってるってさ!」
和「これで一安心ね」
律「終わったな…。」
唯「いえ、まだ始まったばかりだよ、りっちゃん」
律「そうだな…」
澪「さて、残り時間どうするかだな。そう言えばむぎは?」
和「さあ…どこかに用事があるとか言ってたけど」
律「とりあえず外出てみないか?雨も弱くなってるみたいだしさ」
ガチャン
律「あれ?開かない…」
澪「ん?」
律「いや…ドアが開かないんだ。それに鍵らしきものもな…」
和「まさか…」
>>935
指摘サンクス
紬「まさかタイラントまで倒すなんてね…凄いわみんな。」
ピー、ピー、ピー
紬「これでいいのよね……お父さん」
ピッ
ビーッビーッビーッ
紬「さよなら……軽音部…さよなら……大好きだった人達」
「起爆スイッチが、作動されました」
律「なんだっ!?」
「この爆破プログラムは、解除出来ません。今から2時間後に、爆破されます。関係者及び労働者は、ただちに避難してください」
オールヒロユキーイモウトサトコー
和「それがあんたの答えってわけね…紬」
澪「どうゆうこと?!」
和「今から二時間後にここが爆破されるの。恐らくむぎのお父さんが最後の手段として置いておいたのね…」
律「でも二時間なんて楽勝じゃ…」
和「無駄よ、ドアはほとんどオートロックされているわ。ただ一部をのぞいてね」
そう…まだむぎがあなたたちのことを思っているのなら…むぎのいる道は残されてるはずよ
みんなは手分けして開くドアを探しそこに入ってはまた開くドアを探すの繰り返し
それを10回ほど繰り返し……
ウィーン、ウィーン
和「やっぱりね…。ずいぶんと可愛い真似するのね。屋敷を爆破しようとする人がさ」
律「むぎ……」
澪「むぎ…」
唯「むぎちゃん…」
紬「ごめんね…三人とも。私はこう言う人なの…人殺しの家系なのよ」
澪「違う!親は関係ないだろう?!むぎはむぎじゃないか!それを負い目に感じることはないんだよ!」
紬「ありがとう澪ちゃん。澪ちゃんはいつも優しくて…でもしっかりしてて、軽音部にはなくてはならない存在よ。」
澪「むぎ……」
唯「お父さんのこと嫌いなの?でも私と一緒にした時は…あんなに嬉しそうに話してくれてたよね…お父さんのこと」
紬「唯ちゃん…。あなたはほんとに思い遣りがあって…でもどこか抜けてて、でもそれがたまらなく可愛かった。お父さんをね、殺したのは私なの。斎藤はただ死体を貪ってただけよ…」
唯「なんで…」
律「昔はうちはそんなにお金はなかったわ。でも幸せだった。中小企業の社長で十分だって、お母さんもそう言ってた。けど6年前くらいにアンブレラ日本支部社長の話が来て…内容を知りながらも父は引き受けたわ」
そんな父が許せなかった。お金何かいらなかった!それよりも欲しいものは沢山あったのに!
俺「ちィ!攻略本もってきわすれちまった!」
唯「だからお父さんを?」
紬「えぇ…。昨日の朝、…殺したわ」
唯「そう…」
紬「私知ってたの…この計画のことも何もかも!でも黙ってた…言えば私の居場所はなくなるから…!」
和「でも捨てきれなかったんでしょ?彼女達を」
澪「どう言う…」
和「そもそも考えてもみなさい。他の人達はほぼ空気感染だけでゾンビ化してる。更に私達はその発信源の学校へいたのよ?それなのに発症しなかった。理由はただ一つよ。多分だけど…あのむぎが作って来たレモンレフォン、あれに抗対Tウイルスを混ぜてたのよ」
ごめん素で間違えた
脳内変換よろ
後誰か次スレよろ
律「!」
澪「?!」
唯「?」
紬「そうよ…。その通りよ和ちゃん。じゃあ何であなたは発症してないのかしら?」
和「あの時私も食べたからね。それが幸いしたわ」
紬「そう…。無駄話はそろそろ終わりにしましょう。残り1時間少々もすればここは爆破される。あなたたちは逃げなさい。ここから屋上のヘリポートへ行けるわ」
唯「むぎちゃんは…?」
紬「私はこの屋敷を看取る義務があるの…それにもうどんな顔をして生きればいいのかわからないもの。私には…誰もいないのよ」
成る程。だから俺も感染しなかったって訳か
間接的とはいえ最高の味だったなあのレモン
俺「かゆうま!」
律「ライブしようって!約束したろ!?」
紬「りっちゃん。みんなのムードメーカーでいつもみんなを笑わせてくれて…でも誰よりみんなを大切にしてる。今回のことでもしりっちゃんがいなかったら澪ちゃんも唯ちゃんも諦めていたわ。ライブ…やりたかったな…」
律「出来るよ!まだやり直せるんだ!私達は!」
手を伸ばす
律「これからやり直そう…むぎ。また、軽音部を」
紬「ありがとう…りっちゃん。その言葉だけで十分よ」
律「よくないよ…むぎ、」
紬「今まで楽しかったよ。ありがとう」
レフォンはチーズ
つまりレモンとチーズのケーキだぁね
律「軽音部のメンバーは誰一人かけちゃダメなんだよ…。むぎがいなくなったらキーボードがいなくなるじゃないか…」
紬「他の人をあてればいいわ」
律「他の人じゃダメなんだ…」
紬「でも私はもう生きたくないの…わかって…りっちゃん」
律「違う……!」
紬「え…?」
律「むぎ……自分自身じゃない!私の…私の為に生きろって言ってんだよ!頼むよ…むぎ」
紬「……私に…家族はいなくても親友はいたのね…。ありがとう、みんな」
紬「残り1時間をきったわ。さあ、行きなさい。STARSのヘリも確認出来てるわ。後45分もすればつくと思う」
澪「むぎ……」
紬「行って……早く」
唯「むぎちゃ(ry」
紬「早く!!」
カチャッ
ベレッタを構える紬、その姿を見ていた和が切り出す
和「行きましょう。ここにみんないたら無駄死によ。」
律「でもっ!」
和「仲間に銃を向けた時点で…彼女は仲間として失格よ。みんなが行かないなら先に行ってるわよ。雑魚も掃除しておかないといけないしね」
タッタッタ
あっちに書くか
埋めるぜ
1000なら続編も書くかな
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