ハルヒ「という訳でキョン、私を好きになりなさい」
キョン「は?」
ハルヒ「私を好きになれって言ってるの。お互いの同意の下に…」
キョン「ちょっと待ってくれ、って事はだ」
ハルヒ「ん?」
キョン「お前は俺とHしたいのか?」
ハルヒ「…」
キョン「いきなり黙るのはやめてくれよ」
ハルヒ「どうなのよ」
キョン「え?」
ハルヒ「アンタは私とHしたくないの?」
キョン「…確かに興味がない訳じゃあない、けどな」
ハルヒ「何よ」
キョン「こう…恋愛関係にも達してない状態でHなんてできないだろ」
ハルヒ「だから好きになれって言ってるんでしょ」
キョン「そんなものは本物の愛情じゃないだろ」
ハルヒ「…そうかしら」
キョン「命令されて作った愛情なんて虚しいだけだ」
ハルヒ「…」
キョン「だから、俺はお前とはHしない」
ハルヒ「わかったわよ…バカキョン もうアンタには頼まない」
そういうとハルヒは部室から出て行った
キョン「頼まない…か」
ハルビン「ba ka ya ro」
チョン「cao ni ma」
頼まない、という言葉が引っ掛かった。
頼むという事は少し相手より下手に出ていたという事だ。
ハルヒはアレで下手に出ていたつもりなのだろうか。
まあアンタには、って言ってたから、ハナからどうでもよかったんだろ。
どうせいつもの思いつきだ。
と思っていたのだが…
古泉「いやいや参りましたよ、昨日涼宮さんにいきなり『Hしろ』なんて言われまして」
キョン「お前もか」
古泉「その口振りでは、あなたも迫られたようですね」
キョン「どうしたんだろうな?」
俺はもう一つ気になっている事がある。
入学したての時の谷口の話。
ハルヒはすごくモテる。
まあ確かに美人ではあるしな、と納得していたんだが、付き合う事ができてもすぐ男を捨てた…という内容だった。
その時にHはせずに今頃になってHに興味が沸いたのか?
少しおかしい気がする。
キョン「で、お前はどう対処したんだ」
古泉「もちろんお断りしましたよ」
キョン「そうか」
なぜか安心している俺がいる。
古泉に頼むことくらい容易に予想は出来ていた。
何しろあいつの身近にいる異性は俺と古泉くらいしかいないのだから。
古泉「しかし……涼宮さんが性に興味を持ち始めたことはちょっと気になりますね」
キョン「何がだ。どうせいつもの思いつきだろ」
あいつも歳相応に「身体をもてあます」と言っていたし、そう珍しいことでもないだろうよ。
古泉「……それは、そうなのですが」
古泉は奥歯に物が挟まったような言い方だ。
キョン「何か気になることでもあるのか?」
古泉「いえ、ただ今までの涼宮さんなら僕にあのようなことを言うはずがないと思いまして」
どうだろう。考えてみる。
あいつが思いつきを言い出すとき、古泉は常に「YES」しか言わない。
逆に俺は、ハルヒに対して異を唱える。
そうだ、あいつが思いつきを言い出すとき、それはSOS団の行動目標としてみんなの前で発表されるのが常だった。
それがどうだ、今日のあいつは俺や古泉に対して〝個別〟に思いつきを言ったことになる。
ハルヒがSOS団という媒介を利用せずに、個人として頼んでみたということだ……。
イエスマン・古泉に拒否されて、ハルヒはどう思ったのだろう。
いや、それ以上に、俺に拒否されたときのハルヒの気持ちは?
古泉「気づきましたか?」
古泉は俺を見つめていた。
まるで動物園の檻の中にいる珍獣を観察しているような目で。
古泉「彼女はいつもの思いつきで言ったわけではありませんよ」
古泉「それこそ、彼女にとってはあなたに対する告白のつもりだったのです」
古泉「いくら鈍くても、それくらいはわかりそうなものですが……」
しかし俺は気づかなかった。
いや、気づけなかった。
ハルヒに対する恋愛感情がないからか?
それとも、ハルヒが俺のことを単なる一団員としてしか認識してないと思っていたからか?
どちらにしても、我ながらラブコメ漫画の主人公並の鈍感ぶりであると思う。
古泉「まあ、今頃気づいても遅いですけどね」
キョン「どういうことだ?」
古泉「僕は涼宮さんと付き合うことになりましたから」
キョン「え?」
キョン「でも、お前、断ったって」
古泉「それは彼女とセックスすることに対してですよ」
古泉「僕が断ったら、涼宮さんはこう言いました」
ハルヒ『だったら、恋愛関係から始めてみない?』
古泉「さすがに迷いましたよ。一度断れば、それで引くと思いましたから」
古泉「しかし上は、彼女の精神を安定させるために付き合うことが得策だと判断したようです」
古泉「よって、僕は涼宮さんと付き合うことになったのです」
>古泉「僕は涼宮さんと付き合うことになりましたから」
この一文を最初に持ってこないとインパクトが無い
だから微妙と言われるのでは
……まぁでも期待してるぜ
キョン「……そうか」
古泉「それだけですか?」
挑発するような言い方……まったくもって古泉らしくないな。
古泉「知っていますか?彼女は今日、僕のためにお弁当を作ってきてくれるそうですよ」
キョン「へえ……それはお熱いことで」
古泉「悔しくはないのですか?」
キョン「……別に。元々俺はあいつを騒がしい団長さまくらいにしか思っていなかったさ」
キョン「むしろお前には感謝したいね。男ができて、あいつも少しは普通の高校生らしくなるだろ」
古泉「まるで父親のような物言いですね」
父親ね。確かに俺は、あいつの暴走を止める保護者のようか役割だったのかもしれない。
それが恋人という形で古泉に渡っただけのことだ。
キョン「ハルヒのこと、よろしく頼むぜ」
俺はハルヒの好意に気づくことが出来なかった。
今更とやかく言う資格はないさ。
古泉「……後悔してもしりませんよ」
放課後、部室の扉を開けると、信じられない光景が俺を待っていた。
思わず声を失う。
長門の本を読む姿が、俺の目に入ると思い込んでいた。
しかし、そこにあったのは。
長机の上でお互いの唇を貪りあう、ハルヒと古泉の姿だった。
キョン「……!!」
俺はその場から逃げ出した。
二人はキスに夢中で俺に気づかなかったのかもしれないが、とにかく恥ずかしかった。
こんなこと、真夜中に親のセックスを目撃したとき以来だ。
キョン「はあ……はあ……」
全速力で自転車を漕ぎ、俺は帰宅した。
あの二人のことだから、SOS団の活動における延長上の付き合いにすぎないと、たかをくくっていたのかもしれない。
まさか、いきなりあんな現場を目撃するとは思ってもみなかった。
放課後に至るまでのハルヒのことを思い返してみる。
あいつは、普段と何ら変わらない様子だった。
どことなく不機嫌な顔で、しかし心のうちでははた迷惑な思いつきを抱いているような、そんな様子。
それなりに長い付き合いをしていないと、わからないようなものであるが。
しかし、思えば、俺に対する態度はどうだったか。
授業中、あいつは一度も俺にちょっかいをかけてこなかった。
あいつの暇つぶしとして、俺はよくハルヒのシャーペン攻撃の餌食になっていたのだ。
それが、今日は一度もなかった。
キョン「そういえば、俺、きょう、ハルヒトシャベッタッケ?」
恐怖を覚えた。
翌日、何故か席替えが行われた。
岡部「たまには中途半端な時期に席替えをするのも気分転換になるだろ」
とハンドボール部顧問は言っていたが、はたしてハルヒの能力が関係しているのはないかと疑いたくなる。
そして案の定、俺は廊下側の一番前の席、ハルヒはまたもや窓際の一番後ろの席を獲得したのである。
もはや、ハルヒに避けられているのは明白であった。
うおぉ……
NTRは精神的にくるものが……
しかし、ここでこの状況を受け入れてしまったら、俺はこの世界から消えてしまうかもしれない。
とりあえずSOS団には顔を出して、少なくとも団員としては認めてもらわなければ。
放課後。
今度はあんな場面に出くわさないように、慎重に行動する。
拳をドアに叩きつけるようにノックをし、朝比奈さんの天使のような「はぁーい」という声で俺は安心して部室へ入る。
朝比奈「……なんだ、キョンくんですか」
笑顔は一転して、無表情に変わる。
長門もいたが、俺に目を向けると微妙に嫌そうな顔をしているように見えた。
キョン「あの……ハルヒと古泉は?」
朝比奈「二人なら一度部室へ寄りましたが、すぐに帰りましたよ。古泉君の家へ遊びに行くようです」
キョン「そ、そうですか」
胸が痛い。
朝比奈さんに責められている、そう感じた。
朝比奈「付き合ってるんですよね、二人は。美男美女のカップルでお似合いですよね」
長門「お似合い」
朝比奈「それに比べてキョンくんは……」
長門「…………」
二人は俺のことを汚物でも見るような目で見る。
一体なんなんだ、ハルヒの気持ちに応えなかったことがそんなに悪いことなのか!
キョン「なんなんですか!!言いたいことがあるならはっきり言ってくださいよ!!」
朝比奈「べっつにー。ただ、女の子の好意の一つも満足に受け取れない童貞さんに失望しているだけです」
長門「不甲斐ない」
朝比奈「あたしの身体をいやらしい目で見るのに、涼宮さんの気持ちを踏みにじるなんて最低です」
朝比奈「斜に構えているのがかっこいいとでも思ってるんですか?」
朝比奈「涼宮さんは、あなたの気を引こうとして古泉君に迫ったんですよ?」
キョン「そんなこと……俺の勝手じゃないですか。……俺はハルヒよりも朝比奈さんのことが好きなんですよ。
だから朝比奈さんの身体には欲情していけど、ハルヒの身体には興味がなかっただけなんです」
朝比奈「最低……キョンくんは女の子の身体しか見てないんですか?」
長門「卑劣」
キョン「あ……いや、それは違います……、朝比奈さんがそういうこと言ったから……」
朝比奈「やめてください、言い訳なんて」
朝比奈「あたし、キョンくんも涼宮さんのことが好きだと思っていました。
文句を言いながらも彼女を見捨てたりしないあなたが、とても素敵だと思っていました」
キョン「朝比奈さん……」
朝比奈「でも、あたしの勘違いだったんですね。キョンくんは臆病者です、卑怯者です」
長門「あなたはもうSOS団にはいられない」
キョン「…………」
長門「涼宮ハルヒはあなたを必要としていない」
長門「わたしたちもそう」
長門「だから、これからはもうここに来なくていい」
キョン「…………」
やはり、俺はハルヒに見捨てられたってコトか
SOS団にもう俺の居場所はない。
そうなると、俺はこれからの学校生活をどうやって過ごせばいいのだろう。
勉強に打ち込んでみるか?それとも中途入部でもして他の部活動に精を出すか?
いずれも続かないような気がする。
それほどSOS団での日々が、俺にとって当たり前のものとなってしまっていた。
などと考えているうちに、家に着いた。
キョン「ただいま」
返事はない。
妹の靴があるから誰もいないということではないんだろうが。
キョン「いつもならうるさいくらい出迎えてくれるのに」
妹の反応のなさが、ハルヒに不必要にされている自分にとっては追い討ちになっているように感じる。
しかし実際は聞こえていないだけだろう。
キョン「ただいま!!」
今度は大声で言ってみる。
二階から物音が聞こえる。
俺は妙に気になって、妹の部屋を覗いてみることにした。
キョン「おい、いるんだろ?」
妹の部屋のドアをノックする。
中からはゴソゴソとなにやら慌しい音がする。
キョン「入るぞ?」
ドアノブに手をかけると同時に、遠慮がちにドアが半開きになり、妹が顔を覗かせた。
心なしか、顔は赤く、息も乱れている。
キョン「おい、どうかしたか?」
風邪でもひいたのか?と呑気に思った自分が恨めしい。
「なんでもないよ!!」と焦った様子の妹の後ろには、脱ぎ捨てられた男物の服が散乱していた。
あ……ようやく理解した俺は、古泉とハルヒのキスを目撃したときのように、脱兎の如く駆け出した。
家から少し離れて様子を見ていると、明らかに俺よりも年上らしい男が玄関から出てきた。
妹はその男と二言三言交わした後、軽いキスをしていた。
男が十分に家から離れたのを見て、俺は家に舞い戻る。
キョン「おい」
妹は呑気にケーキを食べていた。
口にクリームをつけたその姿は、無垢な小学生にしか見えない。
しかし、さきほどまであの男と淫らなことをしていたのは確実だ。
キョン「あの男は誰だ」
妹「誰でもいいじゃない……キョンくんには関係ないよ」
キョン「関係なくないだろ!!小学生が何考えてるんだ!!」
妹「別に迷惑かけてないからいいでしょ!!ちゃんと避妊もしてるもん!!」
妹の言葉が信じられない。
避妊してるからいい?
迷惑をかけていない?
ふざけるな、自立もできてない糞ガキが何を偉そうなことを。
そうだ、妹だけじゃない。
ハルヒも古泉も朝比奈さんも長門も。
人の気持ちなんかまったく考えちゃいない。
ハルヒに勝手に必要とされて、面倒ごとに巻き込まれて。
かと思ったら、もう必要ないと言って簡単に切り捨てる。
俺は、俺の自由は、一体どこにあるというんだ。
妹「キョンくん、彼女いないから悔しいんでしょ?ハルにゃんとはヤってないんだ?」
妹「ハルにゃんは絶対キョンくんのこと好きだから、多分ヤらせてくれると思うよ?」
妹「だから、わたしのことはほっといてよ」
妹の顔をぶん殴りたいところだが、さすがにそんなことはしない。
俺は渾身の力を込めて、妹のケツを叩いた。
妹はピーピー泣いているが、そんなこと知ったことではない。
何度も何度もケツを叩く。
何故だか痙攣しているようにビクンビクン波打ってるが、気にせず叩く。
キョン「反省したか?」
妹は泣きながら頷く。
俺は、最後に強烈な一発をお見舞いし、携帯とサイフをもって家を飛び出した。
妹「キョンくん……もっと叩いて……ヒク」
携帯電話に登録されている古泉の番号をダイヤルする。
コール一つですぐに古泉が出た。
古泉『もしもし』
キョン「俺だ」
古泉『あなたから電話をかけてくるとは珍しい。用件は?』
キョン「ハルヒと代われ」
古泉『ハルヒに、ですか?』
古泉が「ハルヒ」と呼び捨てにしていることに違和感を覚える。
古泉『今、たてこんでるんですよね』
キョン「どういうことだ?」
古泉『うーん、あなたがどうしても話したいというのであれば、代わってもいいんですが』
キョン「早くしろ!!」
古泉『しかし、ハルヒと話したいなら直接ハルヒの携帯に電話すればよいのでは?』
キョン「うるさいな、着信拒否されてんだよ!!」
古泉『知ってますよ』
キョン「…………こいつ」
古泉『では、代わってあげます、どうぞ』
ハルヒ『……もしもし?』
キョン「ハルヒ、俺だ」
ハルヒ『誰だっけ』
キョン「おい」
ハルヒ『冗談よ、キョンでしょ』
キョン「ああ」
よかった、俺の記憶がないとか言い出したらどうしようかと思ったぜ。
ハルヒ『何の用?』
キョン「俺は、SOS団に必要ないのか?」
ハルヒ『……そうね、他の三人と違って、あんたは別にいてもいなくてもどっちでもいいというか』
ハルヒ『はっきり言って、あんたの言葉でSOS団を作るきっけかができたから、仕方なくいさせてやってただけよ』
キョン「よく言うぜ」
キョン「俺の気持ちは、無視ってことかよ」
ハルヒ『……何、あんたSOS団にいたいの?』
キョン「ああ、いたいね。わがまま団長が追放という命令を下しても、俺は意地でもSOS団にくっついていくぜ」
ハルヒ『…………』
キョン「何か言えよ」
ハルヒ『ぷっ……あははははははは!!!』
ハルヒ『超うける!!何クサイ台詞吐いてんのよ、あんた!!!』
ハルヒ『SOS団にいたいなら、勝手にいればいいじゃない!!』
ハルヒ『その代わり団員はあんただけよ!!』
ハルヒ『あたしたちは、もう抜けるから!!』
キョン「な……」
ハルヒ『不思議探しとか、今思えばバッカみたい』
ハルヒ『あんなことに時間を使って、まったく損した気分よ』
ハルヒ『ま、でもおかげで一樹と出会えたから、まんざら無駄でもなかったけどね』
キョン「お、おい」
古泉『というわけです』
古泉『もはやあなたとハルヒとの接点は、なくなったといってもいいでしょう』
古泉『僕たちはこれから愛の行為に励みますので、このへんで失礼しますよ』
電話の向こうからハルヒの「はやくー」という甘えた声が聞こえ、通話は途切れてしまった。
何度もかけ直そうとするが、指がうまく動かない。
身体がガタガタ震える。
心のどこかで、まだ何とかなるだろうと思っていたのが、甘かった。
もう、どうしようもないくらい、俺たちの関係は崩れてしまっているらしい。
俺は泪をこらえながら、長門の住むマンジョンへと向かった。
キョン「長門」
チャイムを鳴らす。
鳴らす鳴らす鳴らす鳴らす鳴らす。
長門『なに』
長門は出た。
俺の指はチャイムを鳴らしすぎて血が滲んでいた。
キョン「開けてくれ」
長門『拒否する』
キョン「頼む」
長門『いや』
キョン「開けろ!!!!!!!!!!」
しばらくして、俺は長門の部屋にいつの間にか入っていることに気づいた。
キョン「ここは」
長門「わたしの部屋」
キョン「なんでここに」
長門「あなたがしつこかったから、わたしが入れた」
キョン「まさか、俺がここに押し入ったってのか?」
長門「あなたは、危険」
長門は俺を警戒しているようだ。
長門「思念体から、あなたに対して情報操作を行ってはならないというプロテクトがかかっている」
長門「わたしではあなたを排除することが出来ない」
長門「危険」
よく喋るやつだ。
しかし俺のことを長門が攻撃できないということはよくわかった。
いつも味方気取りだったくせに、敵対心を顕わにしている長門はかなりむかつく。
キョン「おい、長門」
長門「…………」
キョン「歯ぁ、食いしばれ」
長門はまっすぐに俺を見つめている。
殴られるという恐怖はないのだろうか。
俺はまさに今、大きく振りかぶって拳を長門の顔面に叩きつけようとしている。
……俺は、何をしようとしているんだ。
ハルヒに相手にされなかったことの八つ当たりなんて、最低じゃないか。
キョン「すまん、なが……」
長門「あなたは所詮その程度の人間。殴るなどできない小物」
長門は微笑んでいた。
人を馬鹿にしたような、しかしそれでいて妖艶とも見える顔で。
渾身の右ストレートを放ち、長門の身体を宙に浮かせた。
長門は、まさか自分が殴られるとは思っていなかったようだ。
だとしたら、よほど俺をなめていたことになる。
腹立たしいことだ。
長門「痛い……」
当たり前だ。
それでも俺のほうが、もっと痛い。
長門「痛い」
わずかに涙を浮かべている。
いいざまだ。
キョン「立てよ、おい」
俺は、ブライト艦長になった気分で長門を無理矢理立たせる。
長門「やめて……」
情報操作ができないのは本当らしい。
こうなると、長門はただのか弱い女の子だ。
キョン「お前は人間じゃないから、別に平気だろ?」
平気なわけがない。
長門が徐々に人間じみてきたことは、俺が一番よく知っているつもりだ。
だからこそ、こいつを傷つけることに、今興奮を覚えているんだ。
長門はか細い声で「やめて」だの「許して」だのと囁いているが、俺は耳が遠いので聞き取ることができない。
キョン「え?なんだって」
とび膝蹴りを腹に食らわす。
長門「ごほっ……!!もう……ゆる…し」
キョン「だから聞こえないんだよ!!」
今度は顔面を強打する。
長門の鼻からは、みたこともない量の鼻血が噴出した。
長門「鼻血……」
キョン「汚いな、おい!!」
後頭部へ回し蹴りを放つ。
いつかのお返しだ。
キョン「はあ、はあ、どうせお前は情報操作で傷を治せるんだろ?」
キョン「明日も相手してやるから、そんなボロ雑巾みたいな格好で学校にくるんじゃねえぞ」
存分に暴力を楽しんだ俺は、ぼろぼろになった長門を放置してマンションを後にした。
長門「修復不能……彼によってつけられた傷に対しても情報操作のプロテクトが……何故?」
長門「……痛い……ぐす」
家に帰ると、妹が何やら物欲しそうな顔で俺に視線を送っていたが、殴り疲れていたので無視してすぐにベッドに潜り込む。
清々しい気分だ。
無抵抗の長門の姿が忘れられない。
明日はどうやって痛めつけようか、そんなことを考えながら、俺は夢の世界へと旅立った。
翌朝、家を出ると長門が家の前で待機していた。
キョン「どうしたんだ?」
長門「もう……痛いことはしないで」
長門の身体には昨日振るった暴力の跡がはっきりと残っていた。
キョン「おい、治す様にいったよな?」
長門「……」
キョン「何故、そのままなんだ?」
長門「治せなかった……」
長門の目に涙がじわりと浮かぶ。
これだ、これが俺に火をつける。
しかし、朝っぱらから殴るのも疲れる。
キョン「お仕置きはあとでな」
長門「…………」
長門は小さく首を振っているが、構うものか。
キョン「今日はハルヒと古泉にも用事があるからな」
長門を殴ったあのときから、俺は生まれ変わった。
今なら、自分の思い通りにことを運べる、そんな自信がある。
授業中は、席がハルヒと離れたこと以外では特に変わったことはない。
適度にノートを取り、適度に睡眠する。
いや、一番前の席になったことから、睡眠時間が大幅に削れたことは大いなる変化とも言えるが。
ハルヒはといえば、妙に化粧を決めているように感じた。
高校生らしい化粧ではあるが、今まで化粧らしい化粧していなかっただけに、妙にオトナっぽくなったと感じた。
やれやれ、いい気になってやがるな。
昼休み、ハルヒは包みを二つ持って教室から出て行った。
おそらく古泉と一緒に弁当を食べる気だろう。
そうはいくか。
谷口「おい、キョン、一緒にメシ食おうぜ」
谷口が馴れ馴れしく俺の肩に手をやる。
谷口「お前、涼宮とケンカしたのか?なんか全然話してないじゃん」
キョン「席が離れたから話す必要がなくなっただけだ。それより、ちょっと用があるから一緒には食えない」
谷口「そ、そっか」
キョン「じゃあな」
谷口「……なんだか付き合い悪いな。涼宮に男ができていらついてるのか?」
国木田「涼宮さんに彼氏ができたの?」
谷口「あの化粧見てないのかよ。あれは男が出来たに違いないぜ」
国木田「そんなの、普通気づかないよ」
谷口(ま、いつもあいつを見てないと気づかないのが普通……かな)
部室へノックもせずに入る。
ハルヒと古泉がいちゃついていれば、それこそ好都合というものだ。
しかし、予想に反して部室にいたのは朝比奈さんだった。
朝比奈「キョンくん……ノックもしないなんて随分失礼なんですね」
まただ。
また、俺をそんな目で見つめる。
キョン「なんで昼休みなのに部室にいるんですか?」
朝比奈「もうSOS団は解散なんでしょ?だったらここに置いてある私物を持ち帰ろうと思って」
朝比奈「放課後だと、キョンくんと鉢合わせしちゃいそうだから昼休みにきたんです」
朝比奈「意味なかったですけどね」
こんなにも嫌味をベラベラと喋るような女だったのか、こいつは。
昨日の長門を殴ったときのように、痛い目をあわせたいという欲望が高まっていくのを感じる。
キョン「朝比奈さんって、こんなにも嫌な女だったんですか?」
軽い言葉のジャブだ。
しかし、朝比奈さんはものすごい剣幕で、
朝比奈「誰のせいでこうなったと思ってるんですか!!」
突然の激昂に言葉を失う俺。
なんなんだ、いったい。
朝比奈「キョンくんのせいで、あたしのいた未来は大変なことになってるんですよ!」
キョン「はあ?」
朝比奈「キョンくんのせいで、キョンくんのせいで……」
キョン「人のせいにばかりして、肝心なことはまた禁則事項ですか?ふざけるのもいい加減にしてくださいよ」
パチーン!!!と小気味のいい音が鳴り響く。
俺は朝比奈さんに平手打ちを食らわせたのだ。
朝比奈「あれ……」
何が起こったのか、一瞬わからなかっただろう。
まさか、俺が何のためらいもなく叩くとは、思いもしなかったはずだ。
朝比奈「な、何するんで……」
パチーン!
朝比奈「痛い!!痛い、やめて」
バチン!!
朝比奈「ふえええん!!!」
バキッ!!!
朝比奈「はあ、はあ、ち、血が出て!!」
ミシッ!!!!
朝比奈「ひゃめてくだはーい!!」
朝比奈さんの顔は腫れきている。
いい気味だ。
しかし、大きな胸だ。
こんなけしからん胸をして、俺を誘っているに相違ない。
暴力だけ、というのは、味気ない気がする。
ホルスタインの目には泪wwwwwwwwwwwww
キョン「脱いでくださいよ」
朝比奈「ふえ?」
キョン「『ふえ』じゃねえよ、さっさと脱いでください」
朝比奈「い、いいかげんに……」
キョン「するのはあなたですよ」
強引に制服を剥ぎ取る。
やばい、ぞくぞくする。
大声を上げようとする朝比奈さんだが、顔の腫れでうまく声が出せないようだった。
キーンコーンカーンコーン
キョン「チャイムだ。午後はサボりですね」
朝比奈「ひゃ、ひゃめて……」
キョン「え?ハメて?」
え?ハメてってwwwwwwwwwwww
追いついた
ハルヒ×古泉か…これはいいな
キョン「しょうがないな、朝比奈さんも好きですね」
俺は社会の窓をオープンし、立派に成長した息子を朝比奈さんに披露する。
朝比奈「ち、ちがいまふ!!ひゃめて!!」
キョン「わかってますって、よっこらしょ」
朝比奈さんの上にのしかかり、首筋に舌を這わせる。
足をばたばたしてなかなか思うようにいかないので、一発殴って大人しくさせたあと、足を縛ることにした。
まじきち
キョン「まるで人魚ですね。朝比奈さんの心が美しければ、何もせず鑑賞だけにとどめるところなんですが」
朝比奈「いたい、いたいよ……」
キョン「こんな性悪女には、おしおきしないとダメですからね」
俺はスカートとパンツを同時に脱がし、いきなり挿入を試みた。
キョン「うわ!!滑って入らない!!どんだけ垂らしてるんですか、あなたは!!」
朝比奈「」
キョン「なんとか言ってくださいよ」
軽く顔を殴ると、せき止めていたダムが決壊したかのように、朝比奈さんの目とアソコから水分がものすごい勢いで流れ出てきた。
朝比奈(いや!!いや!!もうやめて!!助けて!!)
キョン「汚いな……これ小便じゃないですか?」
しかし、言葉とは逆に興奮を催す。
どうやら俺は極度の変態らしい。
キョン「じゃあ、もう一度」
ビンビンになった息子を無理矢理挿入させると、意外にもすんなり朝比奈さんの中に吸い込まれていった。
キョン「もしかして、朝比奈さん初めてじゃないんですか?」
キョン「ねえ、朝比奈さん?」
朝比奈「ふう、ふう、ふう……」
キョン「なんとか言え」
人差し指と親指で眼球を掴む。
奇声を上げる朝比奈さん。
キョン「このまま引き抜きますよ?」
朝比奈「ひゃ、ひゃ、ひゃめて……」
キョン「誰とやったんです?」
朝比奈「こ、古泉君と……」
<<381
面白い安価のつけかただな
キョン「古泉?いつやったんです?」
朝比奈「はっ、はっ、はっ」
キョン「おい」
指に力を入れる。
朝比奈「ひゃあああ!!」
キョン「早く言ってください」
朝比奈「こ、古泉君がSOS団に入ってから……か、数え切れないくらい」
キョン「なるほど」
俺は自分の息子を引き抜くと、朝比奈さんの腹にキックをかます。
朝比奈「ぐえええ!!」
吐しゃ物を盛大に撒き散らす朝比奈さん。
俺はさらに顔にけりを入れる。
キョンww
朝比奈さんを念入りに縛り上げ、掃除用具入れにぶちこんだ後、俺は長門にメールを打つ。
しばらくして、長門は部室へやってきた。
長門「何……」
そう怯えるな、掃除してほしいだけだ。
異臭を放つ部室に入っても表情一つ変えなかった長門が、俺の言葉一つ一つに恐怖しているのが笑える。
古泉大好きだ
みくるの死体を見つけるんですね
長門が掃除のために掃除用具入れを開けると、中に入っている朝比奈さんが長門へと倒れこんできた。
長門「!!!」
ゲロやらなにやらで汚い朝比奈さんを見て、長門は声にならない叫びを上げたようだ。
キョン「ははははははは!!!!長門マジびびりかよ!!!!!」
長門が驚く様がいちいち面白い。
長門は顔を赤くして俯き、せっせと掃除を開始した。
みくる床に激突wwwwwwwwww
いてえwwwwwwwwwwwwwwwwwww
実はみんなになんらかの事情があり、それに気付けなかったキョンの勝手な暴走
……なんて鬱エンドにはなりませんように
キョン「長門、お前は本当にユーモアに欠けるやつだな」
長門「?」
キョン「制服を脱いで、それで掃除しろよ」
長門「そんな……」
口答えをすると同時に、俺の拳は長門の顔を的確に捉えていた。
長門「きゃ……」
長門は朝比奈さんの汚物が散らばる床へと顔面からつっこんでいった。
キョン「何が『きゃ』だよ、そんな鳴き声しても同情しないぞ」
古泉とハルヒには幸せになってほしい
俺は放課後までに掃除を終わらせることを長門に約束させ、意気揚々と教室へともどる。
教師に怒られたような気もするが、そんなことりハルヒの姿がないことのほうが気になった。
キョン「あいつ……まさか」
>>458
それは無いだろ
>>464
そうかな、俺がおかしいのか?
ハルヒ「あ、はあ、はあ、ねえ、あたしの身体いい?はあ、はあ、気持ちいい?」
古泉「は、は、気持ちいですよ、ハルヒ、あはん」
古泉「うっ……そろそろイキますよ?」
ハルヒ「うん……きて、一樹……いっぱい出して!!」
屋上にて、盛りのついた二人は授業そっちのけでセックスを楽しんでいた。
キョン「やれやれだぜ」
ハルヒは授業抜けてセクロスフラグだな
>古泉「は、は、気持ちいですよ、ハルヒ、あはん」
あはんじゃねぇwwwwwwwwwwwwwwww
:::::::::::::i ,ノ::::::::::::f¨フ¨ ̄ .l::l
::::::::::::::', /ィ"¨゙ヽ::l i r「lm. !:l
::::::::::::::::ヽ /:!f }::l i∩! !.!l l::l
:::::::;.-、::::::::_ ..... 、--ヽ- '∠⊥L_`_i l::l
:::::::i()i ̄ _......ム 二二二....__)_ ̄¨}
::::::::::::::::::::::::::ノjブ<::_..._::::::::::::::::::::\ \ や~れ
、::::::::::::::::;.ィ.:,, _: : : : fl⌒il゙ ‐- ::;;__:::::::`丶、..,, _ ,) やれだぜ
. V:::::r''"`゙_ー-: ¨;;;‐i ー‐1 }ハ-‐;;:__-‐''¨7::天::T¨ ̄
ト、V::l、: : :.'、¨ヾヲラ¨l. iく ノ:バワフ¨゙ヽ:.レ' リ
l l〉 l::l ヽ、'^`ー "¨ f = ll i ヽ:.`¨"´:.;.イリ /
ヽヽV!. `;' ̄ ¨ .! ll l i/¨ ̄i´ ,'./
ト、\゙' ; .! __ノKノV ; ,'/
:::ハO) i l'´¨¨ トレ' ; ,'´
:ノ `::l l ,.イ l_ ;' /
::フ \ ', ,.<´ ! l ¨Y__ /l , -=-、
/ ヽ. ./ ノ l i ¨ヽ-、/ /⌒', i
 ̄¨二ニ=/ i ,. i . l l | ゙i { ̄ ̄
:::/⌒ヽ:::::ヽ ー'⌒! { 〉 V l l )
てかキョンは授業中に教室から抜けたのか?w
古泉「!!あなたは……」
ハルヒ「キョン……」
俺は動揺も顔に出さず、二人に近づく。
動物くさい臭いが、俺の鼻を刺激する。
まったく、どうしてこんなことになっちまったんだろうな。
キョン「お楽しみのところ悪いが」
キョン「俺の〝自由〟にさせてもらうぜ」
一気に近づき、ハルヒの鼻っ柱に拳を叩きつける。
その勢いで後方へ吹き飛ぶハルヒ。
古泉の息子にはほどよい刺激だったらしく、ハルヒの中から抜かれた息子は精液をどぴゅどぴゅだしていた。
サービスということにしておこう。
フリーダムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
古泉賢者モードwww
正直、面白くはあるが性的興奮は皆無な俺だ
これで抜けるのはSってレベルじゃないな……
古泉頑張れwwwwwwwww
ハルヒを殴るキョンと刑務所の扉殴って潰す花山が頭ん中でダブった
古泉「あ……ふう…………一体何をしてるんですか!!」
キョン「騒ぐな」
今は古泉には用はない。
俺は、ハルヒの神の力にどれだけ抵抗できるか、試してみなければならない。
俺の〝自由〟のために。
キョン「ハルヒをやれば、閉鎖空間ができるだろう?お前の相手はそれからだ」
古泉「あなた……まさか涼宮さんを……」
キョン「〝涼宮さん〟……か」
古泉「あ……ふう…………一体何をしてるんですか!!」
お前が何やってるんだよwwwwwwwww
>>507
俺はキョンがナルト風に走って螺旋丸決めるとこ想像した
古泉一樹のフィニッシュは涼宮ハルヒからの離脱による刺激ではなく野生味のある男らしい彼をみたことによる精神的高揚によると判断される
暴力の中にある自由、俺が長門を殴ったときに感じた快感は、間違いなく自由を手に入れた悦びだった。
キョン「かかってこいよ、ハルヒ」
ハルヒは未だに起き上がってこない。
なんだ?
まさか、本当に単なるビッチに成り下がったのか、神様よ。
ハルヒ「あんた……何か勘違いしてない?」
キョン「?」
ハルヒ「あんたってさ、自分で決めて、行動したことってあるの?」
>>524
結局ガチホモかよwww
キョン「何を言ってるんだ?」
ハルヒ「あたしがSOS団を作った目的……知ってるわよね」
キョン「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して、一緒に遊ぶことだったか?」
ハルヒ「そうよ、あたしは自分が特別な人間じゃないと自覚したときから、特別になることを目指して自分なりに行動してきたのよ」
キョン「……」
ハルヒ「その結果がSOS団よ。あんただって、本当は不思議なことが起こることを期待してたんでしょ?」
キョン「……」
ハルヒ「あんたと初めて会ったとき、どこか懐かしい感じがした」
ハルヒ「そして、あんたがあたしと同じ、〝特別〟を求めている人だってこともわかった」
ハルヒ「だから、あんたと一緒に作ったSOS団は、楽しかった!!!!」
>>541
なんだハルヒキメェな
キョンが間違ってたとして、ここからのハルヒの台詞がいかにそれを納得させるかが肝だな
キョン「5連続釘パンチ」
ハルヒ「気づいたのよ、本当に素敵なことは自分にとって〝特別な人〟を探し出すことだって」
ハルヒ「だから、あんたに告白したのに、あんたは……」
キョン「黙れよ」
俺は躊躇なくハルヒの下あごにアッパーカットを食らわせる。
一瞬、宙に浮くハルヒの腹にむかって、腰を深く下ろしまっすぐに突いた!!
ハルヒ「ぐえええ!!」
吐しゃ物を撒き散らしながら金網フェンスまで吹き飛ぶハルヒ。
俺は着実に強くなっている!
強wwくwwなwwwっwwwてwいwwwるwwwwwww
wwwwwwwww「俺は着実に強くなっている!」wwwwwwwwwww
吹いたwwwwwwwwwwwwww
さっきまでブリーチバーサスクルセイド(笑)やってたから
俺の中でキョンとチャドがシンクロした
>>588
糞雑魚いが勝負しねぇか?
吐しゃ物好きだなwwwwwwww
古泉「あなたは……なんということを」
古泉がズボン上げながら俺をにらみつける。
古泉「神に逆らって、どうなるかわからないあなたではないでしょう」
キョン「神?」
キョン「このゲロ女が神なら、俺はなんなんだ?」
古泉「悪魔……ですかね」
キョン「なるほど、いいね。神さえ殺す悪魔か」
キョン「俺にはぴったりだ」
古泉「もう、どうなってもしりませんよ」
途端、世界は色を無くす。
閉鎖空間が出現し、俺たちを呑み込んだのだ。
wwwwwwwズボンwwwwwwwwwww上げながらwwwwwwwwwwwww
>>596
wi-fi対戦0勝5敗の俺に隙は無かった
今はゲームできねぇんでまた今度たのむぜ
古泉「とんでもない規模の閉鎖空間です。神人の数も強さも、今までとは比べ物にならないでしょう」
キョン「ふん、神人ごときにおくれはとらんさ」
古泉「あなたが神人狩りに協力すると?」
キョン「暇つぶしにな」
古泉「ははは、無理ですよ、それは」
古泉「あなたは今ここで」
古泉「僕に倒されるんですからね!!」
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
, '´ ̄`¨ー- 、_
_,.-‐''"`::::::::::::::::::/`ヽ`¨ー-、_
/::::::::::::::::::::/ヽ/,ヘ:::::::::\:::::::::`ー- 、_
/::::::::::::::::::::/:::::/!::/!::::ヽ:::::::::::ヽ::::::::ヤ´ ̄
/::::::::::::::i::::::/:::::://,、,、,!:::::::ヽ::::::::::ヽ::,、::ヽ
/,.イ::::::::::::l::::/::::::// !:::l:::::ト、.:::::::::!::::!ヽ::i
/イ::::::ハ!:::!:::,イ/`¨'ー-、!:::l::::::!_」.::::::::!::::| ヾ!
!∧::〈(`!!:!::,'|/ .r'ヒア`!:ハ::::ヒア!::::::::ト、::|
!:::ヽ、_!:::::! リ ヾ! l:::::::::! リ
ノ,::i::i::i::ハ::.! _> ノ::/!:/
,.ハ|::,ハ| ヾ!、. r‐-‐ァ ./::/ |/ 僕に倒されるんですからね!!
/! レ'\. \ `ニ´/|∧!
/ ヽ ヽ、_. `i'ー-<`ヽ
/ \ ,ヘ} 〈 ,' / !
. / \/ |ー! ./ ! ___
/,r-―- 、 !o| / / , '´  ̄ ̄ ̄`)
/ ,/ `ヽ ∨{ 〈 / `ー< ̄j ̄ ̄
./ / ヽ |o! //./ `'ー-〈 ̄
// ! / .! | r'7 /ノ ー--/
古泉の最後の台詞の後に、ティルルルティルルルティルルルってドラクエの戦闘開始の音楽が頭の中で鳴り響いた
※キョンはサイヤ人です
>>1は今、収集付かなくて頭抱えてるんじゃないだろうか
ポイズン
古泉「はああ!!!!」
古泉は、お馴染みの赤い球体を召喚する。
閉鎖空間内でのみ使用可能な超能力だ。
古泉「殺しはしませんよ、でも、ちょっと痛い目にはあってもらいましょうか」
自由自在に球体をコントロールしてみせる古泉。
キョン「そんな余裕があるなら……」
古泉「へ?」
いつの間に、と古泉が言葉にしたときには、俺の渾身の掌底が胴体を吹っ飛ばしていた。
古泉「そ……んな」
キョン「神人の前のウォーミングアップにもならねえ」
キョン瞬身ww
キョンどんだけ強いんだよwwwwwwwwwww
どうやって〆るんだよコレwwww
>>701
ドラゴンボール集めて、もとの世界に戻す
キョン「さてと」
古泉を倒したところで、見計らっていたかのごとく神人がわらわらと沸いてくる。
キョン「雑魚が」
俺が手をかざすと、神人は一瞬にして消滅した。
キョン「やはりそういうことか」
キョン「この暴力、敵意が対象を確実に潰す……」
キョン「デタラメな力……古泉の超能力に勝り、長門の情報操作を封じるほどの……」
キョン「なんだ、やっぱり黒幕はお前か」
キョン「ハルヒ!!」
ハルヒ「ふふ、滑稽ね、キョン」
マwwwワwwwwワwwwwwwwwww
落ち着けよ
つーか>>716でキョンが「デタラメな力」とか言ってるけど
どう考えてもキョンの方がデタラメだろwwwwwwwwww
キョン「ゲロ女が……演技だったのか?」
ハルヒ「……」
キョン「なんとか言え!!」
ハルヒ「あなた、みくるちゃんや有希のことどう思ってる?」
キョン「何のことだ」
ハルヒ「みくるちゃんも、有希も、あたしも、みんなあんたのことが好きだったのよ」
ハルヒ「それなのに、あんたはいつもそっけない……」
ハルヒ「いいえ、それどころか、みくるちゃんや有希にあんたはひどいことを……」
ハルヒ「だからあたしは」
キョン「耳障りだ」
俺はハルヒにアイアンクローを食らわせる。
ハルヒ「あgyたーき!!」
頭蓋骨がきしみ、そのままハルヒは気絶した。
あgyたーき!!って、ハルヒは何を言いたかったんだwwww
ハルヒ「あgyたーき!!」
キョン「ハルヒの能力が俺に影響を与えているのは確かだが」
キョン「こいつの意思とは無関係なようだ……」
キョン「黒幕はハルヒであってハルヒではない」
キョン「……ならば」
俺は黒幕を探すことにした。
しかし、わざわざ俺に力を与えたということは……
キョン「俺と……遊びたいってことか」
その挑戦、うけてやる!!
おいwww終わらないだろwwwwww
閉鎖空間は消滅し、屋上に残ったのは満身創痍のハルヒと古泉と無傷の俺だけだ。
とりあえず、二人は屋上でいかがわしい行為をしていたと、後で教師にはチクっておこう。
キョン「さて、部室へ行くか」
まだ放課後ではないが、今更教室へ戻る気にもならない。
長門の掃除の具合を見て、殴る蹴るなどの暴行を加えてみようと思う。
>>t/t
?
>>824
お前もういいから
部室を開けると、掃除をしている長門と床にへたりこんで泣きべそをかいている朝比奈さんの姿があった。
……なんで朝比奈さんの縄が解かれているんだ?
そう思い、長門と朝比奈さんに声を発しようとした瞬間、俺は頭に鈍い痛みを覚える。
何かで殴られた……振り向くと、どこから現れたのか鶴屋さんがバットで俺に襲い掛かってきた。
鶴屋「みくるのカタキ!!」
的確に急所を狙ってきやがる。
しかし、俺は焦らず攻撃をいなす。
鶴屋「な!!」
キョン「武術の心得があるようですが、女性の力では……」
バットを持つ鶴屋さんの手首を握りつぶした。
鶴屋「ぎゃああああ!!!」
ID:TwO9knwUO (電話)
(笑)
鶴屋「な、何を……」
キョン「友情もいいんですけど」
俺は鶴屋さんの左目を狙って右ストレートを放った。
鶴屋「ぎゃあああ!!目が、目が!!!!」
キョン「自分の身の安全が第一でしょ?」
鶴屋「み、見えない!!左目が!!」
潰れましたね、とだけ言って、俺は朝比奈さんと長門にもそれぞれお仕置きを与える。
朝比奈さんに対しては、乳首に画鋲を刺すことで勘弁してやる。
長門には、床に残っていたゲロや小便を舐めて綺麗にさせた。
>>864のはしょり方……
スレの残りもあるし、そろそろ終わりかな?
ぼうりょくは、たのしい。
げこうのじかんになって、おれもかえることにする。
ながと、あさひなさん、つるやさんはぶしつへおいておいた。
たにぐちだ。
なぐる。
くにきだだ。
なぐる。
さかなかだ。
おかす。
おかべだ。
なぐる。
きみどりさんだ。
おかす。
おとこだ。
なぐる。
おんなだ。
なぐる。
おとこだ。
なぐる。
おんなだ。
おかす。
おとこなぐるおんななぐるおとこおかすおんなおかすおかすなぐるおかすなぐる
狂気エンドか……
数年後
妹「暴力の中にこそ真の〝自由〟がある」
妹「なぜなら、人間は暴力を振るう機会を倫理や法律によって束縛されているもの」
妹「だから、キョンくん」
妹「早く、わたしにとびっきりの暴力を振るって、〝自由〟になってね」
妹は待ち続ける。
暴力の化身となった兄が、自分を殺しにくるのを。
そうすれば、彼はハルヒの能力から解放される。
ハルヒ・古泉を有するSOS団と、キョン・朝比奈・長門・鶴屋を有するZOZ団の戦いに、果たして終わりはくるのであろうか
ハルヒ「キョン、絶対にあたしと愛のあるHをしてもらうわよ」
完
妹黒幕だったのか?
とりあえず乙
古泉「という想像をした」
ハルヒ「」
古泉「という訳で、ハルヒ。お前と付き合う事にする」
ハルヒ「!」
というオチを予想していた
>>964
キョンじゃなくて?
>>975
まちがえたwwww
>>1じゃない
偽者
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません